2014年07月23日

P「女なんてみんなビッチなんだよ!」

突っ込んだらダメ。



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P「女なんてみんなビッチなんだよ!」





小鳥「!?」



律子「はぁ!?」



P「もう何も信じられない……!」



小鳥「おおお落ち着いて下さいプロデューサーさんっ!いきなり何ですか!?」



律子「何をどうしたらそういう結論に至るんです!」



P「うるせーよビッチ野郎ども……!俺に話しかけんなっ!」



律子「なっ……!?」



小鳥「野郎て」



P「どうせ今日も仕事帰りにその辺の男引っ掛けてお持ち帰りぃ〜なんだろ!俺は騙されんぞ!」

小鳥「ちょ、プロデューサーさん!酷すぎます、訂正してくださいっ!」



P「いーやーでーすー!」



律子「嫌とかじゃないですから!音無さん、言ってやってください。年長者としてこの身勝手な言動を――」



小鳥「律子さんはともかく私は経験なんてないわよ!」



律子「えぇ〜……」



P「嘘つけ!その年で処女とか逆にこっちが引くわ!」



小鳥「」



律子「し、死んでる」



P「ビッチじゃないと言い張るなら、さっきのお前らの言動を思い返してみろ!」



律子「さっきってそんな変な会話は……」



〜休憩時間〜



P「〜♪」



律子「プロデューサー、コーヒーどぞ」



P「お、サンキュー律子」



律子「あれ?そのスマホで読んでるのってジオジオですか?」



P「ん……そうだけど、知ってるのか?」



律子「はい。って言っても知ったのは、アニメ化した最近なんですけどね」



P「ふーん」



小鳥「お、ジオジオの話ですか?」



P「あれ、音無さんも?」



小鳥「ふっふっふ、まさかこんな近くに仲間がいるとは……意外!」

律子「音無さんは世代直撃ですしねぇ」



小鳥「いやいやそんな古くないですから!」



律子「どっちが?」



小鳥「私!私の方です!」



律子「まぁそれはいいです。プロデューサーが読んでるのは第何部ですか?」



P「ん、え……4部だけど」



小鳥「いいですねー!私、第四部の中では康ニくんが一番好きです!」



律子「どんなキャラなんですか?」



小鳥「ま、いっちゃアレですが少年漫画にはよくある成長系キャラなんですけど〜……」



P「……」



律子「へぇー、興味出てきたなぁ。プロデューサーもいろいろ教えて下さいよ!私、ジオジオ気になります!」



小鳥「私もプロデューサーさんのジオジオ愛聞きたいです!今度そのネタで飲みましょう!」



P「ちょ……え……」





律子「これと言って特に変な部分は……」



P「とぼけてるのか?それとも気付かずにやってしまうレベルの救いがたいビッチだったか」



律子「へぇー……。で、どういうことなんですか」イラッ



P「完全に『あ、これ知ってるー。○○くん詳しいんだ?私にも教えてよー、仲良くしよ?』系ビッチだろうがあああああ!!!」



律子「えぇ〜……」



P「そうやって人付き合いに慣れてない奴にも、さも共通の趣味を持ってるかのように見せかけて近付き……パックンチョ!」



律子「(妙にテンション高いなこの人……というか微妙にネタが古い)」



P「人付き合い慣れてないが故に相手が自分をオモチャにしてるとも分からず、そのまま付き合って貢がせるという黄金パターン!」



律子「ていうか恋愛の常套手段ですよね、それ」



P「クソッタレ!どうしてウチの事務所はビッチばかりなんだ!」



律子「他の子もですか……」



P「ああそうさ!まずは春香!」



律子「え、語るの?」

春香『プロデューサーさん!お菓子作ってきたんですよ、食べます?』







春香『プロデューサーさん!はい、誕生日のプレゼント!』



春香『……え?やだぁ、私がプロデューサーさんの誕生日忘れるわけないじゃないですか、もう!』







春香『え、日頃のお返し、ですか……?うわぁっ、こんな素敵なバッグもらっちゃっていいんですか!?』







春香『え――?告白だなんて……そんな、困ります……。ごめんなさい、私はプロデューサーさんの想いには答えられません』



春香『日頃のやりとり……?プレゼント……?え、いや、アレは仲間として付き合う上で当然というか仕方なくというか――』



春香『あっ……!仕方なくっていうのはナシです!すみません……』



春香『とにかく、プロデューサーさんとは付き合えません。ごめんなさい』



春香『……もう、そんな悲しそうな顔しないで下さい。まるで私が悪者じゃないですか』



春香『仕方ないなぁ……じゃあ、』











春香『一晩くらいならいいですよ、恋人』









P「完全に『そんなつもりじゃなかったの。○○くんは恋愛対象として見れないから……でも、』系ビッチだろうがあああああ!!!」



律子「えぇ〜……」



P「親切に接して貢がせて男心を弄んで!勘違いさせたのはそっちなのに勇気を出して告白した男はバッサリ!」



律子「というか途中から完全に妄想入ってるじゃないですかそれ」



P「おお春香よ。お前は何の目的が合って俺たちの心を弄ぶのか――醜い。姿は美しくとも心が醜い」



律子「何か芝居がかった喋り方してるし……。それにこれ勘違いした方にも責任あるんじゃないですか?」



P「そしていざ付き合えてもATM扱いで結局そこから進展しない!本当に恋愛対象外だったという悲しみ!」



律子「話聞いてます?」



P「さて次は雪歩」



律子「無視かよ」

雪歩『プロデューサー。お茶、どうぞ』ニッコリ







雪歩『う゛え゛えっ!?ぷ、プロデューサー……!なんで事務所の真ん中で着替えてるんですかぁっ!///』







雪歩『うー、美希ちゃんならまだしも、私に金髪なんて似合わないよ……。自然なままの方が私には合ってるかなぁって』







雪歩『えへへ……私、プロデューサーと二人なら頑張れそうですぅ!』



雪歩『嬉しいなぁ……そんなこと言われたのプロデューサーが初めてです。えへへっ!』







雪歩『あの、私、プロデューサーともっと仲良くなりたいんです』



雪歩『ここまで二人で頑張って、二人で何とかやってこれたのは分かってます。でも……これ以上は自信がないんです』



雪歩『それで、私もっとプロデューサーさんとの繋がりを深められたらって思って』











雪歩『だから……ね、プロデューサー』









P「完全に『下ネタとか無理っ!でも、どうせ付き合うなら誠実な人がいいなぁ……(腹黒)』系ビッチだろうがあああああ!!!」



律子「えぇ〜……」



P「はい決まり。ズバリ今流行の清楚系ビッチだよアレは。きっと散々遊ばれてすげーどうでもいい理由で別れさせられるに決まってる!」



律子「でも雪歩は男の人苦手で……」



P「残念だったな、トリックだよ。その言葉でいかにも恋愛初心者だということをアッピルしているのさ」



律子「は?リンゴ?」



P「でも俺は騙されない!そういう女を何度も(ネットの体験談で)見てきたからな!」



律子「アップル?」



P「次は真だ」



律子「iPhone?」

真『え?スカートで跳ねるとパンツ見えるって?』



真『ざーんねん、下はスパッツ――と見せかけて普通にパンツでしたー!』ヒラッ



真『あはは、プロデューサーったら顔真っ赤じゃないですか!そんな慌ててかっわい〜』







真『え、これですか?透けてるんじゃないです、見せてるんですよ』







真『あ、プロデューサー!珍しいですね、こんなとこで会うなんて』



真『ボクですか?今ランニング終えて一休みしてるとこです!何ならプロデューサーも一緒にどうです?』



真『あれ、プロデューサー、どうしたんですか?そんなに汗で濡れたボクの体が見ちゃって』



真『へへ、ほんとプロデューサーって嘘がつけないですよね。それじゃボクんとこの道場の子たちと変わりませんよ?』



真『いいですよ。別に減るもんじゃありませんし、ボクもそういう気分になっちゃったし』











真『向こうの茂み、行きましょうか』



















律子「まるっきり別人じゃねーか!!」









P「完全に『細かい事とかどーでもいいじゃないですか。早く気持ちいいことしませんか?』系ビッチだろうがあああああ!!!」



律子「えぇ〜……」



P「もう単純かつ強烈な正統派ビッチ!王道を征ってるよあいつは!」



律子「前二人はまだ本人の面影ありましたけど、今回のは完全に別もんじゃ無いですか!!」



P「ピンクじゃなくてもIN-RANすぎる!いやむしろ黒だからなのかそうなのか!下着の色とか!」



律子「よく喋るわほんと」



P「個人的には赤とか紫より黒のが好きです!わほリティ高い!!」



律子「わほリティって……いや、いいです」



P「きっと中学生あたりから純情な道場の少年を喰いまくってる童貞狩りにちげえねえよ!」



律子「妄想もここまでくるとビョーキね……」



P「そして次は亜美真美だ」



律子「(いきなり冷静になるあたり躁鬱かしら)」

亜美『ね、兄ちゃん。今いい?』





真美『大丈夫?じゃあこっちきて』





亜美『はじめに言っとくけど、怒らないでね?』





真美『真美たちちょーっと勉強したいだけだから。じゃ、』





亜美『ちょっと脱いで』





真美『裸見して』





亜美『もちろんパンツも』





真美『脱がしてあげる』

P「思春期コワイ!性欲の魔物!」



律子「いくらなんでもこんな追剥ぎみたいな……」



P「肉体だけでは飽き足らず、やはりというべきか思春期の目線は下へ行く!まさに視線レイプ!」



律子「まあ思春期ってのはその通りですし、想像できなくはないというか」



P「あ、これ実話ですんで」



律子「アイエエエエエ!実話!?実話ナンデ!?」



P「何か保健体育の復習とか言ってて、気付いたら縛られてて……ううっ」グスッ



律子「うわ……ガチ泣きですか」



P「裸まで見られて……もうお婿に行けない……!」ホロホロ



律子「とりあえずあの子らは私が叱っておきますんで、泣き止んで下さい」

律子「ちなみに触られたりとかは……」



P「いや、流石に最後の一線は拒否した。これ以上いくと今までの関係が壊れかねない」ボロボロ



律子「(既に手遅れだと思うけど)」







P「ふぅ、泣いてストレス解消になった」スッキリ



律子「はい。分かりましたからそろそろ私たち含めてビッチの誤解解いてもらえませんか?昼休みもとっくに終わってるんですけど」



P「そうだな。何がとは言わないけど面倒だし手早く済ませよう」



P「美希はもう見た目からしてビッチ。ハイパービッチ」





美希『はい、じゃあ美希は友達とLINEしてるから適当にヤっといてね。気持良くしてくれたらまた相手してあげるの』スッスッ





P「食欲張ってる女は性欲もヤバいって言うから当然貴音もビッチ」





貴音『出会って即合体とは……話には聞いていましたが、いざやってみると流石に気分が高揚しますね。では――いただきます』



P「あと犬飼ってる女は大抵依存系ビッチ。またの名をメンヘラ」





響『自分、一人暮らしで寂しいんだ……。ね、今日はうちに来ない?』



あずさ『私、一人暮らしで寂しいんです……。ね、今日はうちに来ませんか?』



伊織『私、一人暮らしで寂しいの……。ね、今日はうちに来ない?』





P「もうみんなビッチ。ヤベぇよこれ」



律子「適当すぎでしょ!!しかも最後に関しては一気に3人いきましたよ!」



P「あっれ?おっかしーなー」



律子「伊織とかもう設定ガン無視じゃないですか!」



P「おいおい、設定とかメタ発言やめなよ」



律子「今更だろ!!」



P「ま、一つ言えることは、もはやウチで安全なのは千早とやよいくらいのもんだってことだな」

ちはやよ「「ただいま帰りましたー♪」」



P「っと、早速マイ天使たちが帰ってきた!!」



律子「ご都合すぎるでしょ……つか天使て」



P「お帰り二人ともっ!仕事はどうだった?楽しかったか?」ニコニコ



律子「(すっごい笑顔)」



千早「はい、良かったと思います。グラビアの仕事と聞いて、初めは断ろうかと思ったんですが――」



やよい「私が千早さんを説得したんです!」



千早「高槻さんがどうしても私と仕事をしたいって……///」



P「ん……?」



やよい「せっかくプロデューサーが持ってきてくれたお仕事、断っちゃダメですーって、私が!」



千早「ありがとう高槻さん、おかげでいい経験になったわ。それに……」



やよい「う?なんですか?」

千早「……た、高槻さんの水着、すごく可愛かったし……///」



P「(とてつもないレズの波動を感じる)」



やよい「うっうー!千早さんだってすーっごく可愛かったですよー!」



千早「高槻さん……///」



律子「全く、相変わらず千早はやよいにべた惚れね……って、あれ?プロデューサー?」



P「」



律子「し、死んでる」







千早「さて、一緒に帰りましょうか高槻さん」



やよい「はいっ!小鳥さん、私たちもう帰るので――」



千早「高槻さん?どうしたの?」



小鳥「」



やよい「し、死んでる」

音無小鳥とプロデューサーは次の日仕事を休んだが二日後には普通に出勤した。



END



08:30│アイマス 
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