2013年11月11日

貴音「あい らぶ ゆう を訳しなさい。」

冬/765プロ事務所

美希「…ミキは悔しいのっ!」グッ


貴音「あの…美希…その」

雪歩「四条さん…どうして…」ガクッ

貴音「面妖な気配を感じてしまい…気になって…」

あずさ「もう少し…だったんだけどねぇ」

貴音「何とも間の悪い所だったのですね…」

千早「そうじゃないわ、そんなに落ち込まないで」

貴音「しかし…」

春香「まぁまぁ、こうなっちゃったら仕方ないよ!」

貴音「そう言っていただけると…幸いです」

亜美「でも…お姫ちんらしいと言えば、らしいよね〜」


真美「そうだね→自分のサプライズ誕生日パーティーの準備中に来るなんてね」

貴音「お恥ずかしい///」シュン


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ガチャ バタン

響「ただいまー!買い出し終わったぞぉー!ってぇうぎゃあ!何で貴音が居るんだっ!?」

貴音「響…その…」

やよい「あれー?どっどうして?」

伊織「もしかして、バレてたの?」

真「あちゃー…うまく隠せてたと思ったのになー」

貴音「私が、予定よりも早く着いてしまったのです」

律子「撮影がスイスイっと終わっちゃったのね…」

小鳥「貴音ちゃんが入って来た時のみんなの固まりっぷりはすごかったわ」

美希「貴音をビックリさせるはずが、ミキ達がビックリしちゃったの」

貴音「皆、目を丸くさせて私を見ておりましたね…」

このSSは

雪歩「劣等感の足跡」

の続きになります。

未読の方はこちらをお読みください。

よろしくお願いします。


春香「それじゃあ、一緒に準備しちゃおっか!」

貴音「天海 春香…はい、私も一緒に」

亜美「んじゃっお姫ちん!こっちで飾り付けしよぉー!」

貴音「はいっ!」

響「まぁ、貴音が嬉しくて楽しいなら、それでいいさー」

千早「そうね、我那覇さん、袋預かるわ」

響「あ、重いぞ」ガサッ

千早「平気よ」ガサッ


雪歩「買い出しご苦労様、お茶淹れるから休憩してて」

伊織「そうさせてもらうわ、お願いね雪歩」

やよい「雪歩さん、ありがとうございますぅ」ガルーン

真「ありがと、雪歩」

響「自分は春香の手伝いしないとなっ」


春香「スポンジは焼けたからねー…地獄の泡立てタイムだよ」

響「うぎゃぁ!なんで春香は人力なんだよぉー電動の泡立て器使ったっていいだろぉ?」

春香「だーめ♪手で泡立てた方がおいしい…気がするの」

響「こだわりなんだな…まぁいいぞ、3分交代な」

春香「おっけー」


亜美「お姫ちん輪っか作っていくよ、いい?」パタパタ

貴音「輪っかですか、それを…」

真美「こうやって、繋いでいくんだよ→」クル ペタ

あずさ「うふふ、懐かしい〜小学生の誕生日会とかで作ったわ」ササッ

律子「あー私は、文化祭とかで作った思い出の方が濃いですね」チョキチョキ

小鳥「お花とかくす玉とか作りましたね〜」ヌリヌリ

やよい「私は、妹とか弟の誕生日に作りますよ」ペタ

伊織「…みんな結構作った事あるのね…」ボロボロ

美希「デコちゃん、作り方ちゃんと見てたの?」

伊織「うっうるさいわね!後、デコちゃん言うな!」


真「そういえば、プロデューサーは?」

雪歩「打ち合わせに行ってるよ…パーティーまでには帰るって言ってたけど」

真「ボク達は午後のオフに合わせられたけど、プロデューサーは忙しいか」

雪歩「そうだね、手伝えなくってスマン!って、悔しそうだったよぉ」

真「プロデューサー、サプライズとか好きだよね」

雪歩「私の時とかね、ふふふっそういう時のプロデューサーって子供っぽいよね」

響「自分の里帰りに一芝居打ったりなー」

真「あぁ…ってあれ!?響には秘密だったんじゃ…」


響「この間ようやく、知ったんだぞ」

雪歩「そっそうだったんだ」

響「その後すぐお弁当の企画した理由も含めてな」

真「あー…プロデューサー救済企画(嘘)だね」

響「まっ自分にバレた事、プロデューサーは知らないまんまだからな」

雪歩「内緒なんだね?」

響「そーいうことさ」


春香「ハァ…ハァ…3分経ったよ…交代」

響「おーぅ!!」

真「混ぜるだけなら、ボクも手伝うよっ!」

春香「心強いなーお願いね♪」

響「こぼしたりしちゃダメだぞ?」

真「何ぃ?料理はコッソリ特訓してるんだから!大丈夫だよ!」

雪歩「ふふふっ真ちゃん、今度何か一緒に作る?」

真「あーいいねお願いしよっかな」


響「自分も料理の特訓付き合うぞ?」

真「本当?へへっやーりぃ!沖縄料理習いたいな♪」

春香「なら、私は今からお菓子作りの極意を伝えようかなっ」

真「おっお菓子作りの…極意…」ゴクリ

響「いやいや、そんな奥義を授けるみたいな雰囲気出さなくていいから」

春香「まずは、この生クリームを混ぜてみよ…話はそれからだ」

真「はいっ師父!!」

雪歩「真ちゃん頑張って…見守ってるわ…」

響「雪歩までそっち行っちゃうと自分キツイなぁー何このノリ」


貴音「響、響♪」

響「ん?どうしたんだ?貴音…袖に輪っかの鎖…何本もくっつけて」

貴音「えるびす・ぷれすりぃ」ニコ

響「ブフッ…」プルプル

雪歩「フクッ」

真「ングッ」プルプル

春香「クッハッ…」

亜美「我那覇・萩原・菊地・天海・アウトー」デデーン


春香「ちょっ待ってよ!卑怯だよ!」

響「そうだぞ!不意打ちだぞ!」

雪歩「前後の会話に全く関連がなかったですぅ!」

真「うわっ!何で小鳥さんハリセン作ってるの!やめてよ!」

小鳥「ピヨピヨ」ニヤニヤ


千早「…ッック」プルプル

真美「如月・アウトー」デデーン

伊織「年末に録画したの見たのはわかるけど、実行はやめなさ…あ」  パシーン >ウギャァ!

律子「そうよ〜アイドルなんだから…そんな事ってあぁ…」      パシーン >ホェ〜!

亜美「だからこそ面白いって所もあるっしょ→」           パシーン >ウワワー!

律子「…プロデューサーがガチで企画したらどうすんのよアンタ達」  パシーン >ヴァイ!



真美「そん時は真美達、絶対仕掛ける側!」

美希「ミキもそっち側がいいの!」

やよい「さっ、次は千早さんですよ〜」パシパシ

千早「たっ高槻さんっ…おっお願い勘弁してっ///」

あずさ「執行人が、まさかのやよいちゃんだなんて…」        パシーン >ンァー!

亜美真美「「天使のような悪魔の笑顔」」



貴音「…………」

響「うぅ…やよいに笑顔でお尻叩かれるなんて思って無かったぞ…」スリスリ

貴音「響、先程はすみませんでした、双海 亜美が授けてくれた一発ぎゃぐだったのですが」

響「不意打ち過ぎて…後、貴音があんまりやらなそうって言うのが効いたな…」

貴音「…そうですか?」

響「そうだぞー、あんなの最初の頃なら絶対やんなかったさー」

貴音「…私も…変わったのでしょうか?」

響「んー?そうだな…変わったんじゃないか?」

貴音「…そうですか…私は…変わりましたか…うふふ」ニコ

亜美「…四条・アウトー」デデーン

貴音「何故っ!!」

響「今日、誕生日なのに…」            パシーン >メンヨウナー!



初夏/川越市


貴音「んぅ…大変美味にございます」ニコ パシャッピピー

カメラ「良いね!本当、おいしそうに食べるね〜貴音ちゃんは」

貴音「本当においしゅうございます、この『べにあかくん』」

店員「ありがとうございますぅ」

P「…(あんまり食べ過ぎないでくれよ…)」

カメラ「さて…後は物撮りですかね」

編集者「四条さんは、残りは夕暮れバックでの撮影になりますので…」

P「結構…時間ありますね」

編集者「そー…でっすね、まぁ遅めの昼食取ってもらって、その後は…」



P「川越の街並み…散策させてもらいますね」

編集者「お願いします!いやー…ピンチヒッターとはいえ時間配分が悪くてすみません」

P「いえ、我々の名前を思い出していただけて光栄です…そのぉ代役の理由とかは」

編集者「…聞かないでください…」ズーン

P「(なんかトラブったんだろうなぁ…まぁでもウチのチャンスだと思って!)」

店員「嬉しいねぇ、こんなにおいしそうに食べてくれて」

貴音「この、丁寧な裏ごしの仕事…感服致します。」

店員「あら〜もっといかが?」

貴音「はい、いただきます」



P「貴音、食べ過ぎだって…すみません…あ、この20個入りお土産に買わせて下さい」

店員「まぁありがとうございます」

貴音「事務所の皆にですか?」

P「あぁ、急遽、決まった撮影だから…お土産はせめてな」

貴音「ところで、あなた様…昼食とお聞きしました」

P「…べにあかくん何個食べたんだお前…」

貴音「…とっぷしーくれっとです…」プイ



/川越市・歩道

P「それで何が食べたい?」

貴音「らぁめんを…」

P「…昨日も、一昨日もそうだったんだろ?」

貴音「はい…それが何か?」

P「一切恥じることなく…本物だけど、今日くらいはラーメン以外の物にしなさい」

貴音「…いけずです…」シュン

P「いや、貴音がラーメンが好きってのは重々わかった、けどさ…」

貴音「…?」

P「うん、量がな…」

貴音「そのような事仰らないで下さい…」

P「え、あぁすまない…(不機嫌になっちゃったな…)」


貴音「あの…あなた様?」

P「うん?なんだ?」

貴音「先程のべにあかくんしかり、川越は何故、さつま芋が有名なのですか?」

P「あれだ『栗(九里)より(四里)旨い十三里半』なんて言葉があって」

貴音「十三里半というのはどこから…」

P「江戸…城だったと思うが、まぁ川越がさつま芋の産地だったんだな」



貴音「なるほど…」

P「確か…1800年代にはもう、焼き芋屋があったらしいぞ」

貴音「なんと…根深い歴史があるのでございますね…」

P「でも、近代化で畑は減少したんだそうだ…」

貴音「…ですが、こうして江戸の町情緒を残そうという試みは真、素晴らしいものですね」

P「…そうだな…ってなんか、旅番組の締めの言葉みたいになってるから!」

貴音「…うふふ…」クスクス



P「お?ココなんかいいんじゃないか?定食もあるし…あ、うどんもあるぞ」

貴音「おうどん…良いのですか?」

P「あぁ…他の野菜とかもちゃんと食べるんだぞ?」

貴音「はい、あなた様…」        バーン!!

P「?なんだ?」


オバチャン「くっ食い逃げ〜!!」

男「だぁっ!どけどけ!!」


P「くっ食い逃げ!?こっこっちに来る!貴音!俺の後ろ…に…あれ?」


貴音「…食い逃げとは…この…痴れ者が!!」バッ

男「どけぇ!邪魔だっ…あぁ?」グルン

男「ほげぇええええええっ!?」ドンガラガッシャーン


貴音「私達は…食材に、調理した者に、何より命そのものに感謝を込めて」

貴音「�いただきます�と言うのです…それを対価も払わず逃げるなど…」

貴音「そのような不埒者は見過ごせません!!…猛省なさい!!」




「おおおお!!」 「すっげーな」 「かっこいい〜」

「ふわっと軽く、男が浮いたと思ったら」「素敵」

「何?なんかの撮影?」「わかんねーけど、あの美人がなんか…」

「地面に転がってた…」「古武術か…」「やるねぇ…」

「うぉおおおおおおおお!!いいぞー!ネェちゃん!」パチパチパチパチ


P「すごい…目立ってるな…」



/定食屋

P「あんまり頼み込まれるから、そのまま中に入ってしまったが…」

貴音「…うふふ…」ニコニコ

P「…すんごい量だな…」ズラーッ

貴音「では…あなた様も」

P「おぉ…」

P・貴音「「いただきます」」

P「こんなに…食べられ…」

貴音「はむ…んむ…んん〜」ニコニコ

P「うん、食べられそうだな…貴音なら…」

貴音「おいひい…」

P「…(幸せそうに食べる子だな…)」


貴音「…ごちそうさまでした。」

P「うん、きれいに皿が片付いた…なんだろう魔法でも見た気分だ」

オバチャン「いやーもぅ、本当にありがとうございます」

P「いえ、そんな…」

オバチャン「食い逃げ犯には、注意しろって言われてたんだけどねぇ」

貴音「あのような痴れ者、捕まって当然です」

オバチャン「すごかったわねーお嬢ちゃん!クルンピョイって!」

貴音「身を守る術は心得ておりますので…」

オバチャン「それにアナタ、アイドルなんですってね?」

貴音「はい、四条 貴音と申します。」

P「今日も撮影でこちらを訪れまして」

オバチャン「嬉しいね!オバチャン応援しちゃうから!あ、今お茶持ってくるわね」



貴音「…ふぁんが出来ましたね」

P「あぁ、よかったな」

貴音「うふふ…」

P「…だけどな、貴音」

貴音「はい、なんでしょうか?」

P「身を守る力があったとしても、今後はああいう奴に向かって行かないでくれ」

貴音「…ですが、それでは罪ある者が逃げ果せてしまいます」

P「…それを追いかける役目を持った人は他に居ます。」

貴音「…皆…喜んでくださいました…」

P「あぁ、俺は冷や冷やしましたけどね」



貴音「…………」プクー

P「…頬を膨らましてもダメです、これからはちゃんと逃げるように、いいですね?」

貴音「…ふふふっ」

P「え?なんで…笑って?」

貴音「すっすみません…叱られた事はよくわかったのですが…」

P「?うん」

貴音「あなた様の口調が…古都のじいやにそっくりで…ふふふっ…」

P「…じっじいやさん?…」

貴音「はい、じいやが私を叱る時にそっくり…ふふふっ…」

P「なんだよそれ…老けてるって事か?」

貴音「いえ、そういう訳では…すみません、あなた様」ニコ


/川越・歩道


P「う〜ん…趣きのある乗り物だな、人力車」

貴音「そうでございますね、あなた様」

P「風も気持ちいいし…もっとゆっくり、休日とかに来てみたいな」

貴音「…その時は、またべにあかくんを食べさせてくださいますか?」

P「はははっ!あぁ、いいぞ!」ニコ

貴音「…もぅ…」ボソリ   ピリリリリリリ ピリリリリリ ピッ

P「はいもしもし…あ、はいわかりました…えぇはい」ピッ

P「よし、じゃあ貴音、撮影再開だ」

貴音「はい、あなた様」

P「じゃあ、車夫さん、元の所で降ろしていただけますか?」

車夫「へいっ」


車夫「はいっお疲れ様でした!御足下気を付けて下さいね」

P「どうも、貴重な体験でした」ストッ

P「おっと…はい、貴音」スッ


貴音「…ありがとうございます…あなた様…」ニコリ


P「おぅ///」ドキッ

P「…(さっきじいやさんに似てるとか言われたからか?)」

P「(なんか、貴音に召し仕えるのもいいかもなんて思っちまった…///)」

貴音「…?」


冬/765プロ事務所


貴音「うぅ…やよい…容赦がありません」

響「ニッコニコでフルスイングとか、怖過ぎるぞ…」

伊織「もう、やめましょう…ね?これ以上被害が出る前に」

亜美「笑わなかったらいい話ぢゃん?」

伊織「えぇっ!?ずっと続ける訳?」

春香「千早ちゃんのお尻が大変な事になっちゃうよっ!」

千早「…事実なだけに、恥かしいわ」



雪歩「全員で仕掛け合うの?」

真「待って!やる方向でルール整備しないで!」

小鳥「とりあえず、ハリセン人数分必要かしら?」

律子「小鳥さん、本当にやめて下さいね」

美希「何か、笑いの武器を探すの!」

亜美・真美「「血で血を洗う、新規無き争いのはっじまりだぁ〜!!」」

やよい「うっうー!!」ブォォンッ

一同「怖ぇぇ…」



夏/765プロ事務所


亜美「兄ちゃ〜ん!海!海行きたい!」

真美「海行こうよ!海ぃ〜!」

響「海ぃ!」

春香「天海!」

P「海って…お前らな…後、春香違う」

小鳥「はい…えぇじゃあそれで一泊予約お願いします、はい」

律子「えぇ〜っと切符の手配は…路線が」

P「すごいスピードで話が進んでるっ!?」


夏/海水浴場


美希「ミキが一番なの〜!!」

響「一番は自分だぞぉ!!」

真「そうはさせないよぉ〜!!」

亜美「目標まで30M!!」

真美「突撃〜!!」

春香「あっはっは〜待ってよぉっどわっ」ズシャアー

雪歩「春香ちゃん、大丈夫〜?」



P「すごいスピードでいつの間にか、海水浴に来てる…」

律子「じゃあ、ここにパラソル立ててっと」ザスッ

あずさ「荷物ここに集めておきますね〜」

やよい「いっちに、に〜に、さんっし…」

伊織「え〜っと…空気入れはと…」

P「あ〜もういい、楽しむ事にするわ…」

貴音「あなた様…」

P「うん?どうした、貴音」



貴音「あの、海の家とやらで食べるらぁめんは格別とお聞きしました」

P「…因みに聞くけど誰が言ってた?」

貴音「双海 真美が電車で申しておりまして」

P「あぁ…でも、着いて早々に食べるのか?」

貴音「?時間が関係しているのですか?」

P「海の家で食べるとおいしいってのはな、海で泳いで疲れたからおいしいんだぞ?」


貴音「なんと…魚介を使ったすぅぷという訳では無いのですか?」

P「そういうところも、探せばあるだろうけど…ほとんどインスタントだろ」

貴音「…そ…そうですか…」ズーン

P「(すっげぇ落ち込んでる…)」

P「…じゃあ、ちょっと待ってろ」

貴音「?はい…」


P「ほい、お待たせっと」ゴトン

貴音「…ほわぁ…こっこれは!あなた様!」

P「周辺の海の家の人に、お願いしてな…海の幸ラーメン?かな?」

貴音「これは…帆立ですね」

P「あぁ、帆立のバター焼き、イカ焼きにとうもろこし、海老なんか殻つきだぞ」

貴音「ありがとうございます!あなた様!」

P「おぉ、食え食え」

貴音「はいっいただきます!」 ズルズルズル

貴音「んむ…あなた様、おいしいです」ニコニコ

P「そりゃよかった。」

貴音「…あなた様、おかわりの準備を」ズゾゾー

P「早ぇよっ!!」


夏・夜/海岸


P「…貴音?」

貴音「…あなた様…」

P「お前な、こんな夜中に一人で外なんか危ないだろ…」

貴音「…月を見ていたものですから…」

P「おぉ…すごいな…」

貴音「はい、都会では中々見れぬ月です…」

P「そうだな…」


貴音「あなた様は、何故…外に出て来られたのですか?」

P「あぁ…俺の部屋で飲んでたあずささんが、酔って律子を押し倒した所で逃げてきた…」

貴音「なっなんと…激しい…///」

P「俺は今日何処で眠ればいいんだろうか?」

貴音「…少し時が経てば、三浦 あずさの酔いも醒めましょう…」

P「そうだといいな…」


P「波の音…だけだな…」 ザザーン…

貴音「…はい…」 ザザー…

P「…�月が綺麗ですね�」

貴音「!!?///」

P「…………」

貴音「あっあなた様…?///」アタフタ

P「…夏目漱石は�流石�だよな�浪漫ちっく�だ…ふふふっ…」

貴音「…あなた様も酔ってらっしゃいますね?」ジトーッ


P「おぉ、ちょっとなー…いやぁでも、日本語ってのはいいもんだな」

貴音「そうでございますね…」ツーン

P「ほら�ふわふわ�とかさ……?貴音、なんか怒ってる?」

貴音「いえ、別に…」プクー

P「え?怒ってるじゃん」スッ

貴音「怒ってなどおりませんっ」プイ バサッ

P「いてっ」ペシッ

貴音「!もっ申し訳ありませんあなた様!髪が…」

P「…ふふふっ…大丈夫だよ…ほら、貴音の髪は�さらさら�だからな」サラッ ナデナデ

貴音「あっ…///」


P「しかし、こうも見事な月を見てたら…天体観測とかしたくなるな」

貴音「そっそうでございますね…」

P「貴音も、天体観測が趣味…だったよな?」

貴音「えぇ、はい…私…も?」

P「おぉ、俺も高校生の頃にいとこが望遠鏡持っててさ、よくしたんだよ」

貴音「そうなのですか、それは素敵ですございますね」

P「…久しぶりに…やってみたくなったなぁ」

貴音「その時は…是非…私もご一緒させて下さいね?あなた様?」


P「はははっいいぞー…星空の下食べる、カップ麺ってのも美味いんだよな」

貴音「絶対にお誘いくださいね…」<●><●>クワッ

P「おぉ…(今、一気に酔いが醒めた)」


律子「プロデューサー殿ー!!///助けて!っていうか逃げただろー!!///」

あずさ「あぁん///待ってぇ律子しゃぁあん///ヒック」



P「ん?どうやら、律子のSOSだ」

貴音「私も手伝います…三浦 あずさを寝かせましょう」

P「そうするか…」

貴音「泣きながら砂浜を駆けておりますね」

P「冷静に見るとすんごい画だな…」


冬/765プロ事務所


春香「どうしてこんな事に…」

やよい「さっ…千早さん」ニコ

千早「うぅ…お願いもぅ…許して…」

春香「千早ちゃんが、死んじゃう…笑い死ぬ…」        パシーン >ンァー!

亜美「ふぅ…千早お姉ちゃんだけが桁一つ違うダメージだね」

響「鼻メガネかけた状態でよく話が出来るもんだな…」

伊織「落ち着くのよ…呼吸を整えるのよ…」スーハー



小鳥「いっけな〜い、伊織ちゃんの寝顔写真落っことしちゃった」パサパサ

伊織「ちょっとぉおおっ!!///なぁにしてんのよぉおおお!!///」ズザー ピカ☆

美希「ン゙ッ…デコちゃっ…」

真美「星井・アウトー」デデーン

美希「んもぅ!デコちゃんのせいなのっ!!おデコ光ったら笑うの!!///」

伊織「こっちは写真バラ撒かれてんのよ!!///デコデコうるさいわね!!///」   パシーン >ナノー!

貴音「大丈夫ですか?美希…」

美希「うぅ…恥かしいやら、悔しいやらなの…」


小鳥「さーて、爆弾はたっぷりとあるピヨ」●REC

律子「あの火薬庫どうにかしないとね…」

春香「後は…小鳥さんと律子さんあずささん…伊織とやよい亜美と真美…」

千早「春香…それって叩かれてない人…?」

春香「…全員喰らえば、終わるよ…多分…ほら、団結だよ」

千早「それ、絶対団結じゃないわ、春香…」フルフル

響「春香が何か暗黒面に落ちちゃったぞー」

夏/765プロ事務所


美希「…ぶ〜…」

響「…む〜…」

小鳥「美希ちゃん?響ちゃん?どうしたの?」

美希「…真面目に頑張るって…疲れるの…」

小鳥「真面目に…?」

美希「頑張ったら、竜宮に…むぅ〜でも、お仕事より寝てたいの!」

小鳥「でも、小さなお仕事も、次のお仕事に繋げる為には大事だからね?」

美希「プロデューサーと同じ事言わないでなの…」プクー

美希「…ドキドキワクワク…本当にあるの…?嘘ついてないの?」

貴音「…………」


小鳥「響ちゃんは…それ水着?」

響「…あぁ、プロデューサーがグラビアの仕事持ってきたんだけど…」

響「こっこんな小さな水着だなんて!!///…聞いてないぞ///…」

小鳥「あらあら…でも、巻頭グラビアだって話じゃない」

響「そうだけどさ〜…こんなの恥ずかしいし///」

貴音「…………」



小鳥「でもね、そういうお仕事だし…」

響「自分もっと、ダンスとかさ?そういう仕事の方が…」

美希「あっプロデューサーが見たいんじゃないかな?」

響「えっ!?自分のをかっ!?///」

美希「プロデューサーってそ〜ういう、やらし〜い目してるの、あはっ☆」

響「あ、それ自分も思ったぞ!変態なんだ!きっと!」

美希「きゃぁ〜なの」

貴音「…………」

小鳥「こっこら、二人ともピヨッ!?」バァンッ!!…

貴音「…………」スクッ


響「…たっ…貴音?」

美希「…どっどうしたの…?」


貴音「…あの御方が…足を棒にし…頭を下げて…顔をつなぎ…」

貴音「身を粉にして取って来た仕事をっ何だと思っているのです!!!」カッ


雪歩「どっどうしたの?」ヒョコ

貴音「…………」スタスタ

雪歩「あ、四条さん…え?」ガチャ バタン…  カンカンカン…


小鳥「屋上に行ったみたいね…」

響「…うわぁあ!どうしよう〜!?貴音があんなに怒ったの初めて見たぞ!?」バタバタ

美希「…ミキもなの…すごい怖かったの…」ブルブル

雪歩「どうしたの?四条さん…すごく怒ってたけど…」トテトテ

響「雪歩〜どうしよう〜」

美希「雪歩〜」

小鳥「あのね、雪歩ちゃん…」



雪歩「それは…四条さんも怒るよぉ」

響「うぅぅ…」

美希「…反省するの…」

雪歩「四条さんに謝るのと…プロデューサーには心の中でごめんなさいしようね」

響「うん…」

美希「はいなの…」


雪歩「それじゃあ、私は…四条さんの所に行ってくるね」

雪歩「あ、これ、氷出しのお茶だよ…飲んで落ち着いてね?」ニコ

響「雪歩〜」ウルウル

美希「ありがとうなの〜」ウルウル

雪歩「うふふ…大丈夫だからね?」

小鳥「(流石、大天使様やでぇ…)」●REC


/765プロ事務所・屋上


ガチャ キィバタン

雪歩「四条さん…暑いでしょう?冷たいお茶ですぅ」スッ

貴音「萩原 雪歩…ありがとうございます…」

雪歩「響ちゃんも美希ちゃんも…驚いてましたよ?」

貴音「…つい、声を荒げてしまいました…お恥ずかしい限りです…」

雪歩「私も、ビックリしましたぁ…四条さん、すごい大きな声で」

貴音「…申し訳ありません」

雪歩「でも、私も…四条さんの言葉…耳が痛いですぅ」

貴音「…萩原 雪歩…」


雪歩「私も…男の人が苦手で…プロデューサーには迷惑をかけてばかりで」

雪歩「仕事の現場に行ったら行ったで…今度は真ちゃんに…迷惑…を…」

雪歩「…本当に私はダメダメですぅ!!///穴掘って埋まってますぅ!!///」ジャキン

貴音「そっそのように自分を無闇に下げるものでは…しゃべるは置いて下さい」

雪歩「すっすみません///…」



貴音「自分に与えられた仕事に差など無く、しっかりと務めなければなりません」

雪歩「はい、そうですね…」

貴音「わかっては…いるのです、美希も響も本気で言っている訳では無いと」

雪歩「えぇ…そんな二人じゃないですぅ」

貴音「だからこそ、二人の軽口に苛立ってしまいました…」

雪歩「軽口に?…それって…プロデューサーの悪口だから怒ったんですか…?」

貴音「…はて?」


雪歩「わっ私…てっきり、響ちゃんと美希ちゃんが不真面目だから怒ったんだと…」

貴音「いえ…その…」

雪歩「…プロデューサーの悪口に怒るって…しっ四条さん!もしかしッモゴモガ!!?」

貴音「…………///」ムグ

雪歩「…ふぃふぃひょうひゃん?」

貴音「…おっお願いです…それ以上は…どうか口になさらないで下さい…///」スッ

雪歩「…はっはい…」


貴音「まだ、この想いには…『名前』をつけてはいけない気がするのです///」



雪歩「…名前を…」

貴音「…はい…」

雪歩「わかりましたぁ!四条さんと私のトップシークレットですね?」ニコ

貴音「萩原 雪歩…はい…とっぷしーくれっとです…うふふ…」

雪歩「ふふふっ…ん?」  >オスナヨーミキー ダッテミエナイノー

貴音「…響、美希」


響・美希「「!!」」 ヒョコ ピョコ

貴音「先程は声を荒げてしまい、申し訳ありませんでした…」スッ

響「あっちっ違うぞ!貴音が謝る事じゃないさ!…自分達が間違ってんたさ…」

美希「貴音…ごめんなの…ミキ、お仕事頑張るの!」

貴音「はい、共に頑張りましょう」ニコ

響・美希「「貴音〜」」ギュギュ

貴音「うふふ…」ギュウ


響「…暑いぞ…」

貴音「そうですね…事務所に戻りましょう…」

美希「賛成なの…」

雪歩「…(プロデューサーへの、想いって…)」

雪歩「(名前を付けちゃいけない…だなんて…それってもう…こっ///)」

雪歩「はわわ〜///」ボンッ

響「雪歩っ!?」


小鳥「なんだか、いいシーンを見逃した気がするピヨ…」


冬/765プロ事務所


春香「えっ!?響ちゃんに里帰りの話バレちゃったの?」

響「あぁ、少し前にな」

美希「ミキと貴音で響の家お泊りしたの!その時に話したの」

真「へー楽しそうだね」

貴音「実に良い一時でした」

律子「でもあの時の小さい響は可愛かったわね、ふふふっ」

響「ひどいぞ、律子…あの時の自分は知らないんだぞ?」


小鳥「…ブルーレイ見る?」

春香「見たい!見たいです!」

千早「うっ売って下さい!///」

響「うぎゃぁ!!///やめてくれぇ!!///」

美希「その前に、律子 さんは?亜美?」

亜美「覚悟を決めたよ…秋月・アウトー」デデーン


律子「へぇ…いい根性してるじゃないの…」

真美「さっ!やよいっちゴ→!骨は拾ってあげるからね!」

やよい「え?え?…あの…律子さんお尻…」

律子「やよい…」

やよい「あ…その、そうですよね…ふぇ…ごめんなさ…」ジワッ

真「あー泣かした…」

伊織「ちょっと!律子ぉ!アンタねー」

響「やよい、いいんだぞ…やよいが悪いんじゃないんだからな」ナデナデ

律子「ちょっと!これ私が悪いの!?」

小鳥「律子さん…ね?」ポン


律子「ね?ってなんですか!えぇ?これ私叩かれる流れですか!?」

千早「高槻さんを泣かせた責任として…『叩いて下さい』とお願いするべきですよ」ゴゴゴゴ

律子「何でよっ!?」

やよい「そうですよね…私が馬鹿でしたよね…調子に乗って…みんなのお尻叩いたりして」プルプル

やよい「事務所で伊織ちゃん達と録画を見たのが楽しくって、面白くって…」

やよい「その時の楽しい空気みたいなのを…皆で出来たらな…ってグスッ」

やよい「…ヒック…ヒク…律子さん…ごめんなさい…グスッ」

律子「………うぉお…」


真「これはキツイ」

雪歩「罪悪感で一瞬にして胃に穴が開きそうだよぉ…」

やよい「ごめんなさい…だから…グスッ私の事…ペンペンして下さ」

律子「私の負けだぁ!叩けぇ!叩いて下さい!!///」

やよい「え?…でも…」

律子「いいから、私、ホラ笑っちゃったから、ルールだから」(棒)

やよい「…はいっ!!」


伊織「何故、やよいはあんないい笑顔が出来るのかしら…」      パシーン >ダッ!

貴音「嬉しかったのでしょう」

小鳥「いい画が撮れたピヨ〜」●REC

律子「…………小鳥さんの時は私がやりますから…」

小鳥「ピヨ…」

真「あーでも、ここでお知らせが」

春香「亜美・真美・アウトー」デデーン


亜美「あっはっはっはっは!!///りっちゃんが!りっちゃんがやよいっちにぃ〜ヒィ///」

真美「パシーンってパシーンって///はははははっ!!ちょっと眼鏡ズレた!ズレっゴホゴホ…」

真「律子、ハリセン」

律子「ありがとう、真」スッ

春香「んじゃ、ここからは…律子さんが処刑人って事でいいかな?」 バッッシィイイン>イギャァア

伊織「グッとステージの恐怖が増した気がするわね」        バッッシィイイン>ンギャァア

あずさ「私、怖いっ」



律子「ふぅ、大丈夫ですよ?もうやめましょう…」

亜美「     」

真美「     」

律子「…小鳥さんだけは…ゴニョゴニョするけど」

小鳥「ゴニョゴニョの部分が怖過ぎるピヨ…」ガタガタブルブル

響「おかしいな、貴音の誕生日のはずなのにな…」

貴音「皆の日常とは違う一面が見れられて、嬉しいです…よ?」

響「間がある上に疑問系だぞ…」


秋/765プロ事務所


響「それでな、いぬ美が急に走りだして…」

貴音「…………」

響「…貴音?どうしたんだ?」

貴音「いえ、なんでも…ありませんよ?」

響「…そうか…それなら、いいんだ…おっお茶飲むか?」

貴音「お願い出来ますか?」

響「うん!」スッ

/給湯室

響「…なんくるなくない…」 カチッボッ

P「コーヒーコーヒーっと…あ、響お湯沸かしてる?」

響「ん、プロデューサー大丈夫だぞ、プロデューサーの分も沸かしてるから」

P「おぉ…なんだよ〜気が利くじゃんか〜」ナデナデ

響「なっなんだよ!///んもぅ///」ナデナデ

P「それじゃあ、コレにお願いな」コトッ

響「うん…あっあのさ、プロデューサー」クイッ

P「うん?なんだ?」

響「相談があるんだけど…」

P「相談?仕事のか?」


響「ううん…その…貴音がさ、近頃悩んでるみたいなんだ…」

P「貴音…が?」

響「その考え事してる、というか…」

P「聞いてみれば?『どうしたんさー?なんくるないさー』って」

響「それ、セットじゃないからな!」

P「うん、聞いといて勝手に解決してるもんな」

響「馬鹿にしてるのかっ!?」



P「違う、違う…人の事心配するあまり、自分が悩んじゃうのはダメだぞ?」

響「あっ…うん…でも、貴音が…仲間が悩んでるなら、どうにかしてあげたいぞ」

P「…こぉいつぅー!!」ナデナデナデナデ

響「どわぁっ!!///なっなにするんだよぉー!!///」 ピィイイイー!!

P「あ、お湯沸いた」

響「んもぅ…///」 カチィ  コポコポコポ…

P「…んじゃあ、一緒に聞いてみるか」

響「え?」

/765プロ事務所


P「――という訳で、響が心配してるんだ、貴音」

響「なんで、全部言っちゃうんだよ!!///このフリムン!!///」

P「ふふふっ…」

貴音「…すみません…響、心配をさせてしまっていたのですね…」

響「あっアレだぞ自分が勝手に心配してるだけだしっ///」

P「え?響ってツンデレもイケるの?完璧だな!」

響「もうっ!プロデューサーは黙ってて!!///」

P「はーい」


貴音「…確かに、悩みというか…漠然とした不安を感じていたのでした…」

響「ふ…不安?」

貴音「お仕事も増え、高みを目指し歩んできた道は、煌めく舞台へと続いております…」

貴音「ですが…その高みは…一人で辿り着くものなのでしょうか?」

響「え…?」

貴音「歩み続けて…何もかもが無くなって…もしも…」

貴音「もしも…傍らに誰も居なかったら…そんな…事を考えてしまい」

響「貴音!何言ってるんさ!」

貴音「響…」


響「一人でトップアイドルにはなれないんだぞ!」

響「誰よりも頑張って!輝いた結果が、一人ぼっちなんて!そんな事ある訳ないぞ!!」

響「じゃあ!自分達はいつの間にか居ないのかっ!?貴音を応援してるファンの事考えてないのかっ!?」

貴音「そっそのような事はありませんっ!!」

響「だったら!…わかるだろぉ…みんな一緒だぞ…グスッ…」

貴音「響…」ギュウ


P「…それぞれが、それぞれの道を歩き始めて…ずっと隣に居たと思った人が遠く感じる」

貴音「…はい…」

P「でも、それは居なくなった訳じゃ無いんだ…それはわかるだろ?」

貴音「えぇ、もちろん…」

P「うん、それは成長なんだ…巣立ちと言い換えてもいい」

貴音「巣立ち…」


P「一人に…見えるかもしれない、孤独を感じるかもしれない…」

P「…でも、そうじゃない…繋がりはそう簡単には無くならないから…」

P「遠くに行っても、思い続けている…繋いだ手がたとえ離れようと」

P「…そんな思いに名前を付けるとしたら、絆って言うんじゃないか?」

貴音「絆…ですか…」


P「…見えない、形の無いものだけどな…�ある�と信じれば�ある�」

響「…そうだぞー…いつか無くなるんじゃなく…今、あるんだぞ」

貴音「…はい…申し訳ありません…私のくだらない妄想です…」ニコ ナデナデ

響「まったくだぞ、そんなのシカラーサンぞ…」ギュウ

貴音「…しから?」

P「寂しいって意味な、まったく〜響ちゃんはフンデーのナブチーさ」ニヤニヤ



P「…見えない、形の無いものだけどな…�ある�と信じれば�ある�」

響「…そうだぞー…いつか無くなるんじゃなく…今、あるんだぞ」

貴音「…はい…申し訳ありません…私のくだらない妄想です…」ニコ ナデナデ

響「まったくだぞ、そんなのシカラーサンぞ…」ギュウ

貴音「…しから?」

P「寂しいって意味な、まったく〜響ちゃんはフンデーのナブチーさ」ニヤニヤ



響「!!///にぃにのフリムン!!シムチワルー!!///」

貴音「響?」

P「にぃにっ…///」キュン

響「あっ違う!!間違えたっ!!いっ今のはっ///」

P「しょうがねぇな、にぃにが今とっておきのお菓子出してやるから」ニヤニヤ スッ

響「あーん!もうっ!プロデューサーの馬鹿ぁっ!!///」

貴音「うふふ…」



P「…貴音の膝の上で丸くなってんのが、響か?」

響「…………///」ギュム

P「くっくっく…ポニーテールしか見えねぇ…」

貴音「あなた様、あまりそのような…」

P「ほら、俺、シムチワルーだからさ〜」

響「………///」ブン

P「うぶっ!?こら、響、クッション投げるなよ、危ないだろ?」バフ

貴音「あなた様、しむちわる…とは?」

P「あぁ、シムチワルーが意地悪な人、フンデーが甘えん坊のナブチーが泣き虫な」



貴音「あなた様、響を苛めないで下さいまし…」

P「くっくっく…ごめんな響〜おいしいチョコレートあるぞ〜」ナデナデ

響「………///」モゾモゾ

貴音「響、くすぐったいです…うっ動かないで///」


小鳥「(プロデューサーさんにぃにってまた呼ばれて嬉しそうピヨ)」●REC

冬/765プロ事務所


春香「追いかけて逃げるふり〜をしてそっと潜る私マーメイド♪っと」コト

千早「…春香、今度一緒にボーカルレッスンね?」

春香「えっ?外してた!?」

千早「えぇ…」

春香「千早ちゃん…厳しくしないでね…ケーキの苺おまけするから、ね?」

千早「…スパルタがお好みなのね…」

春香「うわぁん」


やよい「はーい、もやしスペシャル完成ですぅー」トン

貴音「…………」ジーッ

響「貴音!まだだぞ!待て!待てだ!」

貴音「…わっわかっております…」ジーッ

伊織「はい、家のコックに作らせた料理も届いたから並べるわよ」トンットンットン

貴音「…………」ジーッ タラー

雪歩「四条さん!よっよだれが」

貴音「はっ!!…すっすみません…私、外におりますので…」トボトボ

律子「待ての出来ない子みたいね…」

真「そんな…動物扱いしないであげてよ…」ガチャ バタン…

響「そうだぞ!貴音はちゃんと待てが出来る子だぞ!」

真美「ひびきんもね」

/765プロ事務所・屋上


ガチャ キィバタン…

貴音「…あなた様?」

P「…げ…なんで…」

貴音「それはこちらの台詞にございます、あなた様…何故こちらに…」

P「あー…もうちょっとだったのになー…」

貴音「?」


P「これだよ」スッ

貴音「…これは…望遠鏡…」

P「ほら、夏の海水浴の時に約束しただろ?」

貴音「…天体観測…憶えていてくれたのですか…」

P「?あぁ、当り前だろ」

貴音「ありがとうございます…あなた様」


P「?どういたしまして、んー?満月まで…後一週間ってとこか」

貴音「どんな月も表情があって、素敵でございます」

P「ははっそうだな…よーし、貴音見てみな」

貴音「はい…まぁ…綺麗…」

P「冬は空気が澄んでて…くっきり見え…うーんビル灯りがな…」

貴音「…いえ、あなた様…」


P「ん?」

貴音「今、この時、この場所こそ…最良にございます。」

貴音「あなた様が…隣にいらっしゃいます」ニコ

P「…そっそうか…///」

貴音「うふふ…あなた様…�月が綺麗ですね�」

P「なんだよ…夏の時の仕返しか?」

貴音「うふふ…」


P「そういや、夏目 漱石の話だけどな」

貴音「はい…」

P「俺、最初…月が綺麗ですねって何かの作品の台詞だと思ってたんだけど」

P「あれって、漱石が学校の先生の頃、生徒が『I love you』を」

P「そのまま…えーっと『我、汝ヲ愛ス』とかって訳したんだよ」

貴音「なるほど、そのまま素直に訳したのですね…」

P「あぁ、そこで漱石が『月が綺麗ですね』と言いなさい、それで伝わるから…って」



P「粋だよな〜それで伝わるからって」

貴音「…では…あなた様なら…」

P「うん?」

貴音「…あなた様なら、『あい らぶ ゆう』をなんと訳されますか?」

P「…えぇっ!?むっ無茶振りだな、えーと…えぇぇ…」

貴音「うふふ…」


P「…そうだな…『あなたの魂に寄り添う』…と…か?」

貴音「それは…何故?」

P「えっと、寄り掛かるだと…なんか頼り切ってる感じがするだろ?」

P「だから、ほんの少し自分の人生を預けるっていう意味での寄り添うで…」

P「…魂ってのは…たとえ自分が相手を、見送ろうと見送られようと…」

P「愛しているという気持ちは…自分の中で永遠だ、証明は必要ない」

貴音「あなた様…」

P「俺は…何を真面目に…///」

貴音「………」スッ ピト

P「おぉっ?たっ貴音?///」ジリ

貴音「あっ駄目です、離れないで下さい…」


貴音「今日は…私の誕生日なのですから…ね?あなた様///」ニコ


P「おっ…おう///」

貴音「うふふ…」ピト

P「…(いっいつまで…?)ん?」  >ナンナノナノー!!オサナイデヨミキミキー!!  ガタターン

貴音「まぁ…皆…」

美希「たっ貴音!!くっくっつき過ぎなの!ハニーから離れるの!」グイ

貴音「みっ美希…」

真美「ほっほら!もう準備完了だよ!!」グイ

貴音「双海 真美…そのように引っ張らなくとも…」

亜美「パーティーの始まりだぜ~!!」


伊織「?アンタ何してんのよ、早く行くわよ?」

P「あぁ…俺は望遠鏡片づけてから行くよ」

やよい「じゃあ、プロデューサー来るまで乾杯待ってますね」

P「おー、すぐ行くから」 キィバタン…


P「…どわぁああああ!!どうした!?///一月の寒風よ!早く俺の顔を冷ませぇええっ!!///」


/765プロ事務所・階段


真美「ねっねぇ…お姫ちん」

貴音「?なんですか?双海 真美」

真美「さっきさ…兄ちゃんと何話してた…の?」

美希「そうなのっ!ハニーとくっついて何喋ってたの!?」

貴音「それは…」

伊織「そっそれは?…」ゴクリ


貴音「…とっぷしーくれっとです…うふふふ」ニコ


おわり

おまけ
/765プロ事務所

ガチャ  バタン…

律子「あ、やっと呼んできたのね?遅かったじゃない」

真美「お姫ちん!何喋ってたの?教えてよー」

貴音「こればかりは…お話し出来ません」

美希「ずるいのー!」

律子「ちょっとー?何、今日の主役に詰め寄って」

あずさ「何かあったの?」

亜美「さっき、屋上に兄ちゃんが居てね」

小鳥「あら、プロデューサーさん帰ってたの?」

やよい「プロデューサーと貴音さん何だか恋人みたいでしたー」ニコニコ


一同「…は?」

春香「どっどういう…事かなぁ?」ズォオオオオ

亜美「なんかさー望遠鏡の横でこ→(ピト)寄り添ってて→」

千早「…そっそう…」ゴゴゴゴゴゴゴ

伊織「アイツもアイツよ!なんかデレーっとしちゃって!」プンプン

あずさ「あらあら…」オォオォン

やよい「そういえば、暗くて見え辛かったけど、プロデューサー顔赤かったねっ♪」

律子「へぇ…」ドドドドドドドド

ガチャ

P「うぃーす!お待たせ!」


小鳥「あ…プロデューサー…さん、おっおかえりなさい…そしてさようなら…」ボソリ

P「ただいま戻りました~うわっ!すごいなこの料理の量!テーブル目一杯じゃん!」

真「そっそうですね…」

雪歩「四条さんの誕生日ですからぁ…」<●><●>

響「雪歩の目からハイライトが消えたぞ…」ボソリ

P「はははっ確かに!こりゃあ 笑い が止まんないなっ」


亜美・真美「「…兄ちゃん…アウトー」」デデーン

P「…アウトって…何が?」


一同「WILD THING!!♪」

千早「You make my heart sing!!♪ You make everything…groovy♪…Come on」

一同「WILD THING!!♪」


小鳥「さぁここで満を持して登場!!765の永遠の四番打者!!…秋月ぃ律子ぉおおおっ!!」

律子「………」ブォン…ブォオン…

春香「あのハリセン…ベニヤ仕込みですね…」

小鳥「一撃で仕留めに来てますね…」

千早「WILD THING,I think I love you♪…But I wanna know for sure…」

千早「Come on and hold me tight.I love you…」

一同「WILD THING!!♪」


P「…え?え?…え?」

亜美「総員っ…兄ちゃんに…敬礼!!」

一同「WILD THING!!♪」ビシッ        >ブゥアシィィィィィィン!! ウギャアアアアアッ!!


小鳥「(プロデューサーさんのおかげで助かったピヨ…)」

律子「………次、鳥」クイ

小鳥「ぴよぉおおおおおおおっ!!(どうあがいても絶望)」


ほんとにおわり

08:45│四条貴音 
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