2013年11月12日
P「今、羽生蛇村ってとこにロケに行ってるんだが…。」
ニュー速から移りました
とりあえず書いた分までを投稿させてもらいます。
…何なんだよ今の音。
とりあえず書いた分までを投稿させてもらいます。
…何なんだよ今の音。
…何なんだよあのオッサン、顔血だらけじゃねぇか。
皆…どこに行ったんだよ…。
今日は、今の俺達には珍しく小さな村での仕事だった。
その村は、100年に一度だけのお祭りを開催する伝統があるらしく
神様に「捧げ物」をするお祭りらしい。
もうその村には若い女性は、居ないらしく
ぜひ765プロのアイドル達に巫女役を頼まれてほしい。
との事だった。
特に、千早は昔その村に居た巫女にそっくりだという事で重要な役を頼まれたんだ。
っても、やる事は難しくなかった。
堕辰子様っていうこの村にだけ住むと言われる神様に、魚を一匹捧げるだけの仕事だった。
他のアイドル達は、ひたすらお祭りが終わるまで奉神御詠歌っていう変な歌を歌うだけだ。
…まぁ短い祭りだったよ。うん
んで、その後村の人達にご馳走になったんだ。
珍しい客人だという事で、豪勢な食事がでたよ…。
特に千早は、俺らの倍の量の食事が出てたなぁ…羨ましい。
千早は、流石にこんなには食べられないと言って俺達におかずを分けてくれた。
だけど、一皿の刺身だけは巫女様の特別ですって言われて千早以外食べられなかったんだよなぁ…。
ちょっと心残りはあったけど、今日はこの村の民宿に泊まる事になってて
そのまま飯食って風呂入って歯磨いて寝てたんだ。
たしか…夜明け頃だったかな…?
突然さ、すげえ音が聞こえたんだ。
救急車…いや消防車みたいな音が。
皆飛び上がってパニックになってたっけ…?火事だーとか叫んでてさ。
俺もパニくってたよそりゃ。
お陰で皆散り散りになっちゃったんだ。
皆、ごめんな。
で、俺が今置かれてる状況だ。
俺は今、顔が血だらけのオッサンに追っかけられてる。
辺りの家からは悲鳴が聞こえる。そんなことは今考えてもしょうがない。
え?何で追っかけられてるかって?
しらねぇよ。 道に蹲ってたから大丈夫ですかって声掛けたら、
オッサン「ウヒヒ、たァーノシいいナァ」
って…振り向いて、突然持ってた鎌で切り付けてきたんだよ。
避けられたけど…何なんだよ!
くそっ、まだ追っかけてくる…。
1 このまま走り続ける
2 物陰に隠れる
安価は2でした
畜生、埒が明かない!
俺はとっさに、ボロボロのドラム缶に隠れた。
何処いったーァ?…アぁーイナぁーいナァ…
……どうやら撒けたみたいだ…。
目標達成
うぅ…プロデューサーさーん!何処ですかー!?
ど、どうしよう…慌てて外に出たらここ、どこか分からないよう…。
さっきまで千早ちゃんと一緒に居たんだけど…逸れちゃったよ…。
あ、あっちに居るのって…小鳥さんかな?
あれ?何か…震えてる…?どうしたんだろう…
ズダァーン
春香「…えっ?」
バタッ
春香「こ、小鳥さぁーん!!」
…聞いたことの無い爆音だったけど、銃声だって分かった。
だって、小鳥さんの胸から血が…血が…っ!!
春香「小鳥さん、何があったんですか?!しっかりしてください!」
小鳥「は、るか、ちゃん にげ…」
カチャ
猟師「ウゴォくなヨォ…???」
春香「ヒッ…!!」
な、何で人に向かって銃を…!?
う、わ…顔から血が出てる…。 でも、笑ってて…!!
うそ、私撃たれちゃうの…? いや…でも、足が竦んで…っ
???「はるるんから、離れろーっ!!!」ガサッ
猟師「うギャぁァァァ!」グシャ
春香「真美…!」
猟師のいた茂みの後ろから真美が、鉄パイプみたいな棒で猟師を殴りつけた。
真美「はぁ、はぁ…はるるん大丈夫…?」
春香「だ、大丈夫だけど…そんな物で殴ったら…」
真美「…今はそんな事言ってらんないんだよ…。あ!ピ、ピヨちゃん!?」
春香「真美、小鳥さんを物陰に連れて行こう。話は…後で聞くよ。」
真美「…うん。」
廃物置
春香「小鳥さん…。」
真美「ピヨちゃん…。」
私達が、物置の影に運んであげた時にはすでに息は、無くて…。
もう、何が何だか分からなくなってきて、暫く一緒に泣いた。
真美「はるるん、落ち着いた?」
春香「…うん。」
私達は、小鳥さんの亡骸を物置にあった麻布で包んであげた。
真美「…りっちゃんから聞いた話なんだけどね…。」
春香「…。」
ここに来る前に、りっちゃんが怖い話でここの村の伝説を話してくれたんだ。
昔、ここに住んでた女の子が飢えで堕辰子の子供を食べちゃったんだって
もちろん神様は怒って、その子を殺そうとしたんだ。でも殺せなかったの。
堕辰子の子供の一部が取り込まれたのがいけなかったみたい。
だから、神様はこの村に呪いを掛けたんだって。
永遠に[ピーーー]なくなる呪いだってさ、しかも楽しい夢を見れる…
だったらかかりたいじゃん。
でもね、死ななくなるかわりに人として生きていけなくなるんだって。
おまけにここの村から出れなくなる。
ほら、さっきのおっちゃん…見たでしょ?
りっちゃんが言ってた伝説が本当なら…これは…
春香「堕辰子の…呪い?」
真美「そうなんじゃないかな…。分からないけどそれしか思い浮かばないよ。」
春香「そう…だよね。」
真美「詳しいことは、考えたってしょうがないよ。」
春香「でも…これからどうすればいいの…?」
エピソードクリア
伊織「やよい、大丈夫!?」
やよい「うん、ちょっと…足つっただけだよ。」
私は今、やよいと一緒に…逃げてるって言えばいいのかしら?
あの変な音が鳴ってから、村の人達がおかしくなって…
とにかく、隠れられる場所に逃げてきたの。
伊織 やよい AM7:30
学校
伊織「…ここの倉庫なら少しは落ち着けそうね…。」
やよい「うん、ごめんね伊織ちゃん…。」
伊織「いいわよ、気にしないで。」
夢中で走ってたら…学校みたいなところに来たわ。やけにちっちゃいけど。
伊織「…ねぇやよい…。怖く…ない?」
やよい「…伊織ちゃん…。」
カビ臭い倉庫に隠れていると、不安になってきてつい、言ってしまった。
やよい「…こ、怖くないよ!伊織ちゃんと一緒だもん!」
伊織「やよい…。」
やよいは、震えた手で私の手を握ると、笑顔で答えてくれた。
伊織「そうね…私もやよいと一緒なら…にひひっ、怖くないわ!」
やよい「うん!」
私が…私が…やよいを守らなきゃ。
終了条件 伊織とやよいの倉庫からの脱出
教師「わァールィこワイないカァー」
ふと、倉庫の脇の窓から教師のような女性の声が聞こえた。
やよい「い、いおりちゃん…。」ブルブル
伊織「大丈夫よ、私が見てくるから。」
多分、あの喋り方だとあの声の主もおかしくなっているに違いない。
やよい「あ、いおりちゃんこれ!」
伊織「ん?何よ?」
ふと、やよいから金属バットを渡された。倉庫にあった物だろう。
やよい「…気を付けてね。」
伊織「…分かってるわ。じゃ、行ってくるわね。」 アイテム 金属バット
やよいもこの状況、理解してるのね。
…音が出ないように、ゆっくりドアを閉める。
伊織「…。」
まだ、声の主は分からない。
伊織「…!!」
ふと見ると、足元に人が倒れていた。
頭からは血が流れていて、顔は真っ白になっていた。
伊織「…やよいには見せられないわね…。」
暫く進むと校庭らしき所に、その声の主はいた。
伊織「…やっぱりイかれてるみたいね。」
顔からは真っ赤な血を垂れ流して、どこか夢を見ているように表情は虚ろだった。
伊織(今は気づかれてないようだけど…どうしよう…?)
1 後ろから奇襲をかける
2 もう少し離れるまで待つ
安価は2でした
伊織(…でしゃばらないで、もう少し様子を見ましょう。)
暫く教師はそこら辺をうろうろしていた。
…すると
教師「あラァ?鍵ぃ落としチャッタァ…」
教師はかがみ込むと、地面を凝視し始めた。
伊織「…!今だっ!」ダッ
伊織「はぁぁぁぁぁっ!!」
教師「あァ”−?」
ドガッ
目標達成
伊織「ふぅ、ふぅ…な、なんとかやれたわね…。」
思わず本気で殴っちゃったけど…まぁ、大丈夫よね。
伊織「…ん?…これ、鍵?」 アイテム 職員室の鍵
伊織「貰っていって損は無いわね…」
やよいを…呼びに行こう。
音無小鳥 AM8:00
小鳥「…っ、あれ?」
あれ?ここ、どこ!?私は誰!?って、冗談は置いておいて。
小鳥「…私、撃たれたんじゃ?」
ポタッ ポタッ
小鳥「っ!冷たっ!」
どうやら、天井からの雨漏りで起こされたみたいね。顔がビショビショだわ…。
小鳥「…。」
胸の傷を見てみる。服には血も、何もついていない。 夢だったのかしら…?
小鳥「…雨の音…あまりしないけど…。」
頭に垂れる雫が鬱陶しくて、外に出る。
小鳥「ちょっと降ってるみたい…。」
ふと、空を見上げる。
小鳥「…!わぁ、綺麗。オーロラみたいね。」
雨の降ってるようには見えない、綺麗な空だわ!
小鳥「ふふ、素敵ね。」
そういえば、皆雨に濡れてないかしら?傘持ってこなかったし…。
小鳥「ふふふ、皆を探さなきゃ。」
ぬれちゃったら、さむいものね。
小鳥「ウフふフ、みんナ、まってテね。」
ウ
フ
フ
フ
フ フ
エピソードクリア
千早 AM7:45
千早「…こんな時に雨が降るなんて…。」
…意味が分からない。顔から血を流して追いかけてくる住民、しかも殺意をいだいて。
千早「来たときから変な村とは思っていたけど・・・まさかこんな酷いとは思わなかったわ。」
とりあえず、高台に登って情報を得たいわね…。
終了条件 高台に行く
千早「それにしても…これでは高台にいく所かまともに進めもしないわよ…。」
高台に近づこうにも、カマや包丁をもってふらふらしている住民が邪魔で
物陰から離れること自体が難しい。
千早「何か誘導出来そうな物は・・・。」
1 側にあったドラム缶を転がす
2 そのまま突っ切る
安価は1でした
流石に足は遅いといっても、5〜6人を突っ切るのは厳しい。
千早「・・・このドラム缶・・・使えないかしら?」
くぐっ、と力をこめて押してみる。
ガダン! ゴロゴロゴロ
千早「うわっ!」
案外、ドラム缶はすぐに倒れて道を転がっていった。
村人「あァァァ”ナンダぁー?」
主婦「ウぅールサィわねぇー」
村人は転がり始めたドラム缶を追いかけ始めた。
千早「ほっ…。」
目標達成
>>20 アイドルマスターとホラーゲーム「SIREN」のクロスです。
千早「んしょ…これで見渡せる・・・。」
梯子を上り、5メートルくらいの高さから村を見下ろした。
千早「…!!あ、あれは・・・!」
ここから離れた林の中で、金色の髪が翻ったのが見えた。
千早「美希・・・!!」
真 AM8:00
真「・・・っ!このっ!」ドガッ
村人「ヒぎゃァァぁ!!」バタッ
…これで何人目だろう。
朝、大きな警報で起こされて気がついたらこの状況だった。
真「雪歩・・・大丈夫かな・・・。」
僕が気づいたときから、雪歩は後ろにいなくて、一人だけになっていた
真「僕がもう少し早く気づいてあげられたら…っ!!」
僕は、手に持っていた長い角材を地面に投げつけた
終了条件 雪歩の痕跡を見つける
真「…いや、まだ諦めるのは早い・・・よね。」
雪歩と逸れたといっても、雨も降ってるしそう時間は経ってないはずだ。
真「雪歩・・・。」
と、僕はため息をついて目を閉じた。
・・・え?
僕、目瞑ったよね?
なのに、何で周りが見えるんだ・・・?
・・・これ、僕の視界じゃない。
誰かの視界だ。
???「真美ーっ!!どこぉー??返事してよーーーっ!!」
・・・視界が少しぼやけてて良くは分からないけど、僕の耳に流れこんでくる声は随分と
聞きなれた声・・・。
真「・・・亜美・・・かな?」
1 ・・・先に亜美を探そう
2 ・・・雪歩を優先しよう
安価は2でした。
真「・・・亜美なら雪歩より、早く・・・走れるよね。」
僕は、亜美の運動能力を知っている。
でも・・・なんであんなに叫んでたんだろう・・・?
亜美の事だから、喧嘩でもしたのかな・・・
真「・・・雪歩・・・すぐ見つける・・・から。」
continue to next loop・・・
ちなみにこれはハズレの安価です。
SIRENの世界では、選択肢によっては物語が進まずループしてしまう現象が起きます。
…と、今まで書いた文は以上です。
アイマスとSIRENという嫌な予感しかしないクロスですが…
よろしくお願いします。
こんばんは?いやおやようございます?
どうも>>1です
更新した分を投稿させてもらいます。
1…先に亜美を探そう
真「…亜美の声…すごく苦しそうだ。」
よく聞くと嗚咽のような声も聞こえる。泣いている…のかな。
真(…この視界をうまく利用すれば亜美を見つけられるかな?)
終了条件 亜美を見つける
僕は片目だけを閉じて、常に亜美の視界が見えるように走った。
真「…片目を閉じてると走りにくいなぁ…おっと!」
足元の注意が散漫になって危ないけど、片目を瞑りながら走っていると亜美の声が段々大きく聞こえて
より、視界も鮮明になる。
おそらく、亜美と僕の距離が縮まればそれだけ情報が多く入ってくるのだろう。
僕は、がむしゃらに走りながらも亜美の居場所に近づいていった。
真「っ…はぁ、はぁ、流石にきつく…なってきたよ…。」
追っ手を持ち前の俊足で撒いていたが、この状況だと更に疲れが増す。
真「っ…ん?亜美の視界が…。」
どうやら亜美は自分の足を見ているようだ。そういえば亜美は視界が見えた時から
一歩も動いていないのだ。
亜美「っ、い、痛いよう…。」
真「…っ!亜美…まさか!?」
通りで動けなかったわけだ。
亜美の右足首に、狩猟用の罠のようなトラバサミがあって
白い肌にグサリと食い込んでいた。
真「…こんのぉぉぉぉ!!!」
僕は、持てる力を両足に籠めると亜美がいると思われる方向へ急いだ。
…さっき気合を入れるために、叫んだのが功を奏したのか
僕の声が亜美の耳に届いたらしい。
僕の片目に映し出されている亜美は、きょろきょろと辺りを見回して
亜美「ま、まこちんの声!?どこ…?どこにいんの!?」
よかった、ちゃんと辿り着けたみたいだ。
真「亜美ーーーっ!!今行くから!!」
目標達成
程なく走ると亜美が立っていた。
さっきから降っている小雨でちょっと濡れていた。あ、僕も同じか。
真「亜美っ!大丈夫!?」
亜美「まこちん!た、助かったよ〜〜。」
亜美はへたり込もうとした。けど、とっさに顔を顰めるとすぐ立ってしまった。
真「亜美、すぐそれ外すから!」
亜美「痛っ!…うん、お願いね。」
罠は固かったけど、何とか外せた。トラバサミの刃があまり尖っていなかったから
出血は酷くなかったけど、大きな痣になっていたから一人では歩けないみたい。
肩を担いであげると、僕達は身を隠せる場所を探しに行った。
雪歩 AM8:10
雪歩「うぅ…みんなどこいっちゃったんですかぁ?」
出遅れて宿から出てきた私は、真ちゃんと一緒に逃げてたのですけど
横から走ってきた男の人に驚いて、茂みの中に隠れていたら
真ちゃんと離れちゃったみたい…。
雪歩「こ、怖いよぉ・・・。」
あの変な警報が鳴ってから、ここの村の人達がおかしくなった。
私の体力じゃあ、真ちゃんみたく撒けないし・・・どうしよう
1…隠れながら進む
2…何か武器を見つける
安価は1です
雪歩「・・・やっぱり無理はしないほうがいいよね・・・。」
私は、見つからないよう慎重にゆっくりと進んでいく事にした。
雪歩「・・・誰かに会えるといいんだけどなぁ。」
村のまともな人でもいいから、とにかく普通の人に会いたかった。
真と離れ離れになってから20分は経ってる。
同行者が居ないと、余計に心細いのだ。
雪歩「・・・っ、やだ・・・よ・・・一人にしないで・・・。」
そんなの、私じゃなくても皆不安になるのは分かってる。
私は、塀によりかかって静かに泣いた。
雪歩「・・・っとにかく、同じ場所に留まってたら危ない・・・よね。」
塀や車、身を隠せそうな墓所を探すとそこに息を潜めて村人の目を避けては
また少し進むの繰り返し。
雪歩「・・・っ、まだこっち見てます・・・。」
ちょっと見つかりそうになったりしますけど、頑張って隠れます。
手にはカマやクワの様な農耕具、人に向けてはいけない物ばかりです。
雪歩「・・・あのおじさんのカマ・・・血が付いてる!?」
・・・一刻も早く、抜け出したいです。
>>39 誤字 墓所×場所○
ふと、視界の脇に緑の服が映りました。あの後ろ姿は絶対見間違えたりしません。
雪歩「あ、あれは・・・!」
私は、知っている人に会えた嬉しさで頭がいっぱいでした。
視界を潜り抜けて、短髪の事務員さんに声をかけました。
雪歩「小鳥さん、無事でした―――」
・・・
私の呼びかけに対してクルリと首を向けてくれた小鳥さんは満面の笑みでした。
小鳥「ウふフフ、ユキほちゃン」
・・・・
・・・・・嘘だ
・・・・・・うそ・・・で・・・すよ
こ とり さ ん
エピソードクリア
これで今回の投稿は以上です
小鳥さん大活躍ですねww
では
皆…どこに行ったんだよ…。
今日は、今の俺達には珍しく小さな村での仕事だった。
その村は、100年に一度だけのお祭りを開催する伝統があるらしく
神様に「捧げ物」をするお祭りらしい。
もうその村には若い女性は、居ないらしく
ぜひ765プロのアイドル達に巫女役を頼まれてほしい。
との事だった。
特に、千早は昔その村に居た巫女にそっくりだという事で重要な役を頼まれたんだ。
っても、やる事は難しくなかった。
堕辰子様っていうこの村にだけ住むと言われる神様に、魚を一匹捧げるだけの仕事だった。
他のアイドル達は、ひたすらお祭りが終わるまで奉神御詠歌っていう変な歌を歌うだけだ。
…まぁ短い祭りだったよ。うん
んで、その後村の人達にご馳走になったんだ。
珍しい客人だという事で、豪勢な食事がでたよ…。
特に千早は、俺らの倍の量の食事が出てたなぁ…羨ましい。
千早は、流石にこんなには食べられないと言って俺達におかずを分けてくれた。
だけど、一皿の刺身だけは巫女様の特別ですって言われて千早以外食べられなかったんだよなぁ…。
ちょっと心残りはあったけど、今日はこの村の民宿に泊まる事になってて
そのまま飯食って風呂入って歯磨いて寝てたんだ。
たしか…夜明け頃だったかな…?
突然さ、すげえ音が聞こえたんだ。
救急車…いや消防車みたいな音が。
皆飛び上がってパニックになってたっけ…?火事だーとか叫んでてさ。
俺もパニくってたよそりゃ。
お陰で皆散り散りになっちゃったんだ。
皆、ごめんな。
で、俺が今置かれてる状況だ。
俺は今、顔が血だらけのオッサンに追っかけられてる。
辺りの家からは悲鳴が聞こえる。そんなことは今考えてもしょうがない。
え?何で追っかけられてるかって?
しらねぇよ。 道に蹲ってたから大丈夫ですかって声掛けたら、
オッサン「ウヒヒ、たァーノシいいナァ」
って…振り向いて、突然持ってた鎌で切り付けてきたんだよ。
避けられたけど…何なんだよ!
くそっ、まだ追っかけてくる…。
1 このまま走り続ける
2 物陰に隠れる
安価は2でした
畜生、埒が明かない!
俺はとっさに、ボロボロのドラム缶に隠れた。
何処いったーァ?…アぁーイナぁーいナァ…
……どうやら撒けたみたいだ…。
目標達成
うぅ…プロデューサーさーん!何処ですかー!?
ど、どうしよう…慌てて外に出たらここ、どこか分からないよう…。
さっきまで千早ちゃんと一緒に居たんだけど…逸れちゃったよ…。
あ、あっちに居るのって…小鳥さんかな?
あれ?何か…震えてる…?どうしたんだろう…
ズダァーン
春香「…えっ?」
バタッ
春香「こ、小鳥さぁーん!!」
…聞いたことの無い爆音だったけど、銃声だって分かった。
だって、小鳥さんの胸から血が…血が…っ!!
春香「小鳥さん、何があったんですか?!しっかりしてください!」
小鳥「は、るか、ちゃん にげ…」
カチャ
猟師「ウゴォくなヨォ…???」
春香「ヒッ…!!」
な、何で人に向かって銃を…!?
う、わ…顔から血が出てる…。 でも、笑ってて…!!
うそ、私撃たれちゃうの…? いや…でも、足が竦んで…っ
???「はるるんから、離れろーっ!!!」ガサッ
猟師「うギャぁァァァ!」グシャ
春香「真美…!」
猟師のいた茂みの後ろから真美が、鉄パイプみたいな棒で猟師を殴りつけた。
真美「はぁ、はぁ…はるるん大丈夫…?」
春香「だ、大丈夫だけど…そんな物で殴ったら…」
真美「…今はそんな事言ってらんないんだよ…。あ!ピ、ピヨちゃん!?」
春香「真美、小鳥さんを物陰に連れて行こう。話は…後で聞くよ。」
真美「…うん。」
廃物置
春香「小鳥さん…。」
真美「ピヨちゃん…。」
私達が、物置の影に運んであげた時にはすでに息は、無くて…。
もう、何が何だか分からなくなってきて、暫く一緒に泣いた。
真美「はるるん、落ち着いた?」
春香「…うん。」
私達は、小鳥さんの亡骸を物置にあった麻布で包んであげた。
真美「…りっちゃんから聞いた話なんだけどね…。」
春香「…。」
ここに来る前に、りっちゃんが怖い話でここの村の伝説を話してくれたんだ。
昔、ここに住んでた女の子が飢えで堕辰子の子供を食べちゃったんだって
もちろん神様は怒って、その子を殺そうとしたんだ。でも殺せなかったの。
堕辰子の子供の一部が取り込まれたのがいけなかったみたい。
だから、神様はこの村に呪いを掛けたんだって。
永遠に[ピーーー]なくなる呪いだってさ、しかも楽しい夢を見れる…
だったらかかりたいじゃん。
でもね、死ななくなるかわりに人として生きていけなくなるんだって。
おまけにここの村から出れなくなる。
ほら、さっきのおっちゃん…見たでしょ?
りっちゃんが言ってた伝説が本当なら…これは…
春香「堕辰子の…呪い?」
真美「そうなんじゃないかな…。分からないけどそれしか思い浮かばないよ。」
春香「そう…だよね。」
真美「詳しいことは、考えたってしょうがないよ。」
春香「でも…これからどうすればいいの…?」
エピソードクリア
伊織「やよい、大丈夫!?」
やよい「うん、ちょっと…足つっただけだよ。」
私は今、やよいと一緒に…逃げてるって言えばいいのかしら?
あの変な音が鳴ってから、村の人達がおかしくなって…
とにかく、隠れられる場所に逃げてきたの。
伊織 やよい AM7:30
学校
伊織「…ここの倉庫なら少しは落ち着けそうね…。」
やよい「うん、ごめんね伊織ちゃん…。」
伊織「いいわよ、気にしないで。」
夢中で走ってたら…学校みたいなところに来たわ。やけにちっちゃいけど。
伊織「…ねぇやよい…。怖く…ない?」
やよい「…伊織ちゃん…。」
カビ臭い倉庫に隠れていると、不安になってきてつい、言ってしまった。
やよい「…こ、怖くないよ!伊織ちゃんと一緒だもん!」
伊織「やよい…。」
やよいは、震えた手で私の手を握ると、笑顔で答えてくれた。
伊織「そうね…私もやよいと一緒なら…にひひっ、怖くないわ!」
やよい「うん!」
私が…私が…やよいを守らなきゃ。
終了条件 伊織とやよいの倉庫からの脱出
教師「わァールィこワイないカァー」
ふと、倉庫の脇の窓から教師のような女性の声が聞こえた。
やよい「い、いおりちゃん…。」ブルブル
伊織「大丈夫よ、私が見てくるから。」
多分、あの喋り方だとあの声の主もおかしくなっているに違いない。
やよい「あ、いおりちゃんこれ!」
伊織「ん?何よ?」
ふと、やよいから金属バットを渡された。倉庫にあった物だろう。
やよい「…気を付けてね。」
伊織「…分かってるわ。じゃ、行ってくるわね。」 アイテム 金属バット
やよいもこの状況、理解してるのね。
…音が出ないように、ゆっくりドアを閉める。
伊織「…。」
まだ、声の主は分からない。
伊織「…!!」
ふと見ると、足元に人が倒れていた。
頭からは血が流れていて、顔は真っ白になっていた。
伊織「…やよいには見せられないわね…。」
暫く進むと校庭らしき所に、その声の主はいた。
伊織「…やっぱりイかれてるみたいね。」
顔からは真っ赤な血を垂れ流して、どこか夢を見ているように表情は虚ろだった。
伊織(今は気づかれてないようだけど…どうしよう…?)
1 後ろから奇襲をかける
2 もう少し離れるまで待つ
安価は2でした
伊織(…でしゃばらないで、もう少し様子を見ましょう。)
暫く教師はそこら辺をうろうろしていた。
…すると
教師「あラァ?鍵ぃ落としチャッタァ…」
教師はかがみ込むと、地面を凝視し始めた。
伊織「…!今だっ!」ダッ
伊織「はぁぁぁぁぁっ!!」
教師「あァ”−?」
ドガッ
目標達成
伊織「ふぅ、ふぅ…な、なんとかやれたわね…。」
思わず本気で殴っちゃったけど…まぁ、大丈夫よね。
伊織「…ん?…これ、鍵?」 アイテム 職員室の鍵
伊織「貰っていって損は無いわね…」
やよいを…呼びに行こう。
音無小鳥 AM8:00
小鳥「…っ、あれ?」
あれ?ここ、どこ!?私は誰!?って、冗談は置いておいて。
小鳥「…私、撃たれたんじゃ?」
ポタッ ポタッ
小鳥「っ!冷たっ!」
どうやら、天井からの雨漏りで起こされたみたいね。顔がビショビショだわ…。
小鳥「…。」
胸の傷を見てみる。服には血も、何もついていない。 夢だったのかしら…?
小鳥「…雨の音…あまりしないけど…。」
頭に垂れる雫が鬱陶しくて、外に出る。
小鳥「ちょっと降ってるみたい…。」
ふと、空を見上げる。
小鳥「…!わぁ、綺麗。オーロラみたいね。」
雨の降ってるようには見えない、綺麗な空だわ!
小鳥「ふふ、素敵ね。」
そういえば、皆雨に濡れてないかしら?傘持ってこなかったし…。
小鳥「ふふふ、皆を探さなきゃ。」
ぬれちゃったら、さむいものね。
小鳥「ウフふフ、みんナ、まってテね。」
ウ
フ
フ
フ
フ フ
エピソードクリア
千早 AM7:45
千早「…こんな時に雨が降るなんて…。」
…意味が分からない。顔から血を流して追いかけてくる住民、しかも殺意をいだいて。
千早「来たときから変な村とは思っていたけど・・・まさかこんな酷いとは思わなかったわ。」
とりあえず、高台に登って情報を得たいわね…。
終了条件 高台に行く
千早「それにしても…これでは高台にいく所かまともに進めもしないわよ…。」
高台に近づこうにも、カマや包丁をもってふらふらしている住民が邪魔で
物陰から離れること自体が難しい。
千早「何か誘導出来そうな物は・・・。」
1 側にあったドラム缶を転がす
2 そのまま突っ切る
安価は1でした
流石に足は遅いといっても、5〜6人を突っ切るのは厳しい。
千早「・・・このドラム缶・・・使えないかしら?」
くぐっ、と力をこめて押してみる。
ガダン! ゴロゴロゴロ
千早「うわっ!」
案外、ドラム缶はすぐに倒れて道を転がっていった。
村人「あァァァ”ナンダぁー?」
主婦「ウぅールサィわねぇー」
村人は転がり始めたドラム缶を追いかけ始めた。
千早「ほっ…。」
目標達成
>>20 アイドルマスターとホラーゲーム「SIREN」のクロスです。
千早「んしょ…これで見渡せる・・・。」
梯子を上り、5メートルくらいの高さから村を見下ろした。
千早「…!!あ、あれは・・・!」
ここから離れた林の中で、金色の髪が翻ったのが見えた。
千早「美希・・・!!」
真 AM8:00
真「・・・っ!このっ!」ドガッ
村人「ヒぎゃァァぁ!!」バタッ
…これで何人目だろう。
朝、大きな警報で起こされて気がついたらこの状況だった。
真「雪歩・・・大丈夫かな・・・。」
僕が気づいたときから、雪歩は後ろにいなくて、一人だけになっていた
真「僕がもう少し早く気づいてあげられたら…っ!!」
僕は、手に持っていた長い角材を地面に投げつけた
終了条件 雪歩の痕跡を見つける
真「…いや、まだ諦めるのは早い・・・よね。」
雪歩と逸れたといっても、雨も降ってるしそう時間は経ってないはずだ。
真「雪歩・・・。」
と、僕はため息をついて目を閉じた。
・・・え?
僕、目瞑ったよね?
なのに、何で周りが見えるんだ・・・?
・・・これ、僕の視界じゃない。
誰かの視界だ。
???「真美ーっ!!どこぉー??返事してよーーーっ!!」
・・・視界が少しぼやけてて良くは分からないけど、僕の耳に流れこんでくる声は随分と
聞きなれた声・・・。
真「・・・亜美・・・かな?」
1 ・・・先に亜美を探そう
2 ・・・雪歩を優先しよう
安価は2でした。
真「・・・亜美なら雪歩より、早く・・・走れるよね。」
僕は、亜美の運動能力を知っている。
でも・・・なんであんなに叫んでたんだろう・・・?
亜美の事だから、喧嘩でもしたのかな・・・
真「・・・雪歩・・・すぐ見つける・・・から。」
continue to next loop・・・
ちなみにこれはハズレの安価です。
SIRENの世界では、選択肢によっては物語が進まずループしてしまう現象が起きます。
…と、今まで書いた文は以上です。
アイマスとSIRENという嫌な予感しかしないクロスですが…
よろしくお願いします。
こんばんは?いやおやようございます?
どうも>>1です
更新した分を投稿させてもらいます。
1…先に亜美を探そう
真「…亜美の声…すごく苦しそうだ。」
よく聞くと嗚咽のような声も聞こえる。泣いている…のかな。
真(…この視界をうまく利用すれば亜美を見つけられるかな?)
終了条件 亜美を見つける
僕は片目だけを閉じて、常に亜美の視界が見えるように走った。
真「…片目を閉じてると走りにくいなぁ…おっと!」
足元の注意が散漫になって危ないけど、片目を瞑りながら走っていると亜美の声が段々大きく聞こえて
より、視界も鮮明になる。
おそらく、亜美と僕の距離が縮まればそれだけ情報が多く入ってくるのだろう。
僕は、がむしゃらに走りながらも亜美の居場所に近づいていった。
真「っ…はぁ、はぁ、流石にきつく…なってきたよ…。」
追っ手を持ち前の俊足で撒いていたが、この状況だと更に疲れが増す。
真「っ…ん?亜美の視界が…。」
どうやら亜美は自分の足を見ているようだ。そういえば亜美は視界が見えた時から
一歩も動いていないのだ。
亜美「っ、い、痛いよう…。」
真「…っ!亜美…まさか!?」
通りで動けなかったわけだ。
亜美の右足首に、狩猟用の罠のようなトラバサミがあって
白い肌にグサリと食い込んでいた。
真「…こんのぉぉぉぉ!!!」
僕は、持てる力を両足に籠めると亜美がいると思われる方向へ急いだ。
…さっき気合を入れるために、叫んだのが功を奏したのか
僕の声が亜美の耳に届いたらしい。
僕の片目に映し出されている亜美は、きょろきょろと辺りを見回して
亜美「ま、まこちんの声!?どこ…?どこにいんの!?」
よかった、ちゃんと辿り着けたみたいだ。
真「亜美ーーーっ!!今行くから!!」
目標達成
程なく走ると亜美が立っていた。
さっきから降っている小雨でちょっと濡れていた。あ、僕も同じか。
真「亜美っ!大丈夫!?」
亜美「まこちん!た、助かったよ〜〜。」
亜美はへたり込もうとした。けど、とっさに顔を顰めるとすぐ立ってしまった。
真「亜美、すぐそれ外すから!」
亜美「痛っ!…うん、お願いね。」
罠は固かったけど、何とか外せた。トラバサミの刃があまり尖っていなかったから
出血は酷くなかったけど、大きな痣になっていたから一人では歩けないみたい。
肩を担いであげると、僕達は身を隠せる場所を探しに行った。
雪歩 AM8:10
雪歩「うぅ…みんなどこいっちゃったんですかぁ?」
出遅れて宿から出てきた私は、真ちゃんと一緒に逃げてたのですけど
横から走ってきた男の人に驚いて、茂みの中に隠れていたら
真ちゃんと離れちゃったみたい…。
雪歩「こ、怖いよぉ・・・。」
あの変な警報が鳴ってから、ここの村の人達がおかしくなった。
私の体力じゃあ、真ちゃんみたく撒けないし・・・どうしよう
1…隠れながら進む
2…何か武器を見つける
安価は1です
雪歩「・・・やっぱり無理はしないほうがいいよね・・・。」
私は、見つからないよう慎重にゆっくりと進んでいく事にした。
雪歩「・・・誰かに会えるといいんだけどなぁ。」
村のまともな人でもいいから、とにかく普通の人に会いたかった。
真と離れ離れになってから20分は経ってる。
同行者が居ないと、余計に心細いのだ。
雪歩「・・・っ、やだ・・・よ・・・一人にしないで・・・。」
そんなの、私じゃなくても皆不安になるのは分かってる。
私は、塀によりかかって静かに泣いた。
雪歩「・・・っとにかく、同じ場所に留まってたら危ない・・・よね。」
塀や車、身を隠せそうな墓所を探すとそこに息を潜めて村人の目を避けては
また少し進むの繰り返し。
雪歩「・・・っ、まだこっち見てます・・・。」
ちょっと見つかりそうになったりしますけど、頑張って隠れます。
手にはカマやクワの様な農耕具、人に向けてはいけない物ばかりです。
雪歩「・・・あのおじさんのカマ・・・血が付いてる!?」
・・・一刻も早く、抜け出したいです。
>>39 誤字 墓所×場所○
ふと、視界の脇に緑の服が映りました。あの後ろ姿は絶対見間違えたりしません。
雪歩「あ、あれは・・・!」
私は、知っている人に会えた嬉しさで頭がいっぱいでした。
視界を潜り抜けて、短髪の事務員さんに声をかけました。
雪歩「小鳥さん、無事でした―――」
・・・
私の呼びかけに対してクルリと首を向けてくれた小鳥さんは満面の笑みでした。
小鳥「ウふフフ、ユキほちゃン」
・・・・
・・・・・嘘だ
・・・・・・うそ・・・で・・・すよ
こ とり さ ん
エピソードクリア
これで今回の投稿は以上です
小鳥さん大活躍ですねww
では
08:34│アイマス