2013年11月12日

春香「私のリボンが無くなった」

千早「私の下着が無くなった」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1372850339/

こいつの続きみないな奴です、キャラ崩壊しまくりなので閲覧にはお気をつけて


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1373129077

ー更衣室ー

春香「今日は朝から忙しかったねー、でも海で泳げてよかったね」ガチャ

千早「そうね、でもバラエティ番組はどうも慣れないわ…もう少し勉強しないと」ガチャ

春香「でも千早ちゃん結構受けてたじゃん…ってあれ?」

千早「あれは春香が私の胸の事を!!…次からやめて頂戴、変なイメージが付くわ」

春香「無い…無い?…無い!!」

千早「言われたそばから言ってくれるじゃない、表出ましょう?」

春香「違うよ!私のリボンが無いんだよ!この際千早ちゃんの胸なんてどうでもいいよ!!」

千早「どうでもいいって何よ!?」
春香「どうしよう…あのリボンお気に入りなのに…」

千早「ロケ地に忘れてきたんじゃないのかしら?」

春香「ううん…大事な奴だからここにしまっておいたの、海に流されちゃ嫌だもん」

千早「そんなに大切な物なの?」

春香「うん、千早ちゃんから貰った奴だから」

千早「え?私リボンなんてあげてないわよ?……もしかして、誕生日プレゼントの箱を結んでた奴?」

春香「うん、それ」

千早「…もう少しいい奴付けなさいよ」

春香「嫌だよ!!千早ちゃんから貰った大切なリボンなんだから!!私からしてみれば千早ちゃんを無くしたようなもんなんだよ!!」

千早「私からしてみれば春香が居なくなったようなものだけれどね」

春香「なにそれひどい!!」

千早「春香も大概よ!!」
春香「うぅ…どうせリボンが本体ですよーだ」

千早「壁だのまな板だの言われる人の気持ちが分かったかかしら?…ほら、新しいリボン買ってあげるから元気出しなさい」

春香「あのリボンがいいのー!千早ちゃんの血と汗が滲んだリボンをスリスリしたいのー!」

千早「え?今なんて…」

春香「わわわわ!!何でもないよ!!何でも!!」

千早「…まあいいわ、犯人は大体予想がついてるから、確認してみましょ」



P「え!?春香の本体がなくなったって!?」

春香「プロデューサーさんのバカー!!」

ボカッ!

P「ひでぶっ!」
春香「言っていい事と悪い事がありますよ!」

千早「どの口が言うのよ…」

P「すまんすまん…いたた」

春香「というか、本当に盗ってませんよね?」

P「盗って無いよ…この間の事から俺はもう悪い事はしないって神様に誓ったよ」

千早「本当、次やったら通報しますからね?」

P「そんな事したらお前らの仕事が無くなるぞぉ〜?いいのかぁ〜?」

千早「…」ピポパ

P「すいません本当ごめんなさいやめて下さい」
千早「本当に持ってないのですか?一応ボディチェックもしておいた方が…」

春香「もういいよ千早ちゃん、多分プロデューサーさんじゃないと思うし」

千早「分からないわよ?もしかしたら自分の陰茎に結びつけてあったりするかもしれないわ」

P「しねえよ、そんな性癖もっとらんわ」

春香「ちょ、ちょっと人としてどうかなーって…」

P「やってないのに引かないでくれないかな?」
千早「…じゃ、いつもの通り聞き込み調査ね、名探偵如月に任せなさい」

春香「凄く不安なんだけど」

P「奇遇だな、俺もだ」

千早「大丈夫よ、その不安もすぐ解決してみせるわ」

春香「千早ちゃんに対しての不安なんだけどね」

千早「私の勘はけっこう当たるから必ず見つかるわよ、ほら行きましょう春香、プロデューサー」

P「行かねえよ」
千早「とりあえず聞き込み開始ね、丁度亜美がいたから聞いてみましょう」

亜美「はるるんと千早おねーちゃーん、お疲れー!…ってあれ?はるるん、リボン付けてないね、イメチェン?」

春香「それなんだけどかくかくしかじか」

亜美「うまうまうしうしってね……あ!そういえば、ゆきぴょんが赤いリボン持ってたような気がするよ」

春香「え?雪歩が?」

亜美「うん、何かニヤニヤしてた気がするような」

千早「萩原さんが犯人だったのね、春香にその気が」

春香「無いと思うから早く聞きに行こうね」

亜美「ゆきぴょんなら喫茶店に行ってるみたいだよ」

千早「有難う亜美、協力に感謝するわ」
ー喫茶店ー

雪歩「♪〜♪〜」

バンッ!

千早「萩原さん!!春香のリボンを返しなさい!!!」

雪歩「ひいぃぃぃぃ!?え!?何!?何!?千早ちゃん!?」

千早「出会い頭に7272だなんて言ってくれるじゃない、命が惜しければ早く春香のリボンを返すのよ」

雪歩「え?え?え?」

春香「おどれはヤクザか!!ごめんね雪歩、これにはかくかくしかじか」
雪歩「そ、それで私の所に…?」

千早「そうよ、早くリボンを返しなさい」

雪歩「あ、あの…このリボン、私が自分で買ったんだけど…」

春香「え?そうなの?」

雪歩「うん、もうすぐ真ちゃんの誕生日だから、プレゼントを包もうって思って…」

千早「そうだったの…ごめんなさい萩原さん、疑ってしまって」

雪歩「別に気にしてないよ、…それより…その…急に驚かさないでね?」

千早「善処するわ」

春香「素直に『はい』って言いなさい!!」
千早「事務所に戻ってきたけれど、手がかりがなくなったわね」

春香「もうですか…名探偵如月に任せてって言ったのは誰なんだか」

千早「猿も木から落ちるのよ」

春香「自分で言うか、てか使い方間違ってない?」

ガチャ

響「はいさーい!」

春香「あ、響ちゃんやっほー」

千早「こんにちは我那覇さん、ところで聞きたい事があるのだけれど…」



響「今度は春香のリボンが?この事務所はよく物が無くなるなー」

千早「まったく、本当勘弁してほしいわ」チラ

P「俺を見るな」

響「?……ま、そういう事なら自分に任せてよ!ペット達に探してもらうぞ!」

春香「え?いいの?」

響「うん、困った時はお互い様だぞ!自分のペットはいい子だし、ちゃんと言う事聞いてくれるから安心していいぞ!」

春香「へぇ、ちゃんとしつけているんだね」
響「おーい、お前らー!出番だぞー!」

シュッ

貴音「お呼びでしょうか?」

美希「飛んで来たの」

響「春香のリボンが無くなったみたいなんだ、ちょっと探してきてくれないか?」

美希「分かったの」

貴音「承知」

響「頼んだぞー!……ね、いい子だろ?」

春香「いやその…いい子とか悪い子とかそういう以前に聞きたい事が…」

響「何をだ?」ニコォ

春香「なんでもないです」

千早(我那覇さん…もう戻れない所まで落ちてしまったのね…)
千早「…じゃ、私達は私達で探しましょうか」

春香「でも…どこ探そうか?」

響「ピヨ子にでも聞いてみたらどうだ?ずっと事務所にいるんだから何か知ってるかもしれないぞ?」

千早「なるほど、流石ね我那覇さん、さっそく聞いてみましょう」



小鳥「え?春香ちゃんのリボン?うーん…見てないわねぇ…」

千早「音無さんも見てないのね…手がかりが無くなったわ」

春香「ほんと、手がかりが無くなるの早いね」

小鳥「あ、だったら監視カメラ見て見ましょうか、もしかしたら何か写っているかもしれないわよ?」

春香「え?監視カメラなんてあるんですか?」

小鳥「もちろん、小さくたってアイドルの事務所ですもの、色々と防犯はしておかないと、ね」

響「へー、ピヨ子の事だからやよいと伊織がイチャイチャしてるとことか盗撮してるんだと思ったぞ」

小鳥「ピヨっ!?そ、そんな事は決してしてないピヨ!」

春香「もうダメだねこの事務所も」
小鳥「は、早く確認してみましょう!」

千早「…そうね、少しでも情報が手にはいればそれだけ有利になるわ」

春香「はいはい、じゃあお願いしますね小鳥さん」

小鳥「了解ピヨ」カタカタカタカタ

ピッ

『おはよう、音無くん』

『おはようございます、社長』

千早「これは今日の朝の映像ね」

響「なんだかあまり見ない光景だから新鮮だなー」

小鳥「春香ちゃん達が来る所まで早送りしてみましょうか」
ピッ ウィーン ピッ

『おはようございまーす』

『おはようございます』

『おう、おはよう』

千早「ロケに行く前の映像ね」

『今日もがんばるぞー!ってうわぁっ!』

『どんがらがっしゃーん!』

『ヒュー』

『ちょっと春香、大丈夫?』

春香「ストップ!!今の『ヒュー』って所!」

響「…あ!春香のリボンが飛んでるぞ!」

千早「…そしてそのままゴミ箱の中に落ちたわね」

春香「じゃあ、あのゴミ箱の中にあるんだね!!」
小鳥「あ、あの…」

千早「どうかしたんですか?」

小鳥「そのゴミなんだけど…今日出しちゃったの…」

春香「ええええ!?じ、じゃあもう……」

小鳥「あ、安心して!今日はカンとビンの日だから持って行ってはないはずよ!…無いはずなんだけど…」



ゴミの山「」ドッサリ

春香「うわぁ…この中から探すのかぁ…」

千早「気が遠くなりそうね…早く探しましょう」

響「うへぇ…大変だぞ…」


ー20分後ー

春香「や、やっと見つけた…見つけたけど…」

千早「…片方だけ見つかったわね」

響「でももう探す所がないぞ?」

千早「という事は、もう片方は別の所にあると…もう一度監視カメラの映像を見てみましょう、見落としてる所があるかもしれないわ」

春香「そうだね、そうしよう」
美希「春香ー、響ー、リボン見つかったよー」

春香「え!?本当に!?」

響「よくやったぞ!後でご褒美あげるからな!」

美希「やったあなの!」


春香「…千早ちゃん」

千早「気にしちゃ駄目よ、慣れるの、慣れれば何も感じなくなるわ」

春香「そっちの方が怖いよ…」
響「ところで何処にあったんだ?」

美希「フツーに春香のロッカーの中にあったけど」

春香「え?私の?」

美希「うん、ほら」ヒョイ

春香「本当だ…でも何でだろう?」

響「見落としてたんじゃないのか?」

春香「そうなのかな…よく探したんだけど…」

千早「……春香、そのリボンの長さを比べてみて」

春香「え?まあいいけど……ってあれ?長さが違う!?」

千早「思った通りだわ…」

響「どう言う事なんだ!?」

千早「つまり、犯人が春香のロッカーにカモフラージュとして入れたのよ!!」

ΩΩΩ「な、なんだってー!?」
春香「…でも、誰が…?それに、私達が居なかった時間なんて少ししかないのに…」

千早「…大体犯人は予想がつあてるわ、けれどまだ辻褄が合わない…もう一度、ビデオを見てみましょう」



小鳥「ちょっとまっててね、すぐ準備するから」カチカチカタカタ

響「今『yukimako.exe』ってファイルが見えたんだけど」

千早「拡張子変えても名前がまんまだったら隠せてないじゃない」

小鳥「い、今はその事は気にしないでほしいピヨ、早く映像を見るピヨ」
訂正

千早「…大体犯人は予想がつあてるわ、けれどまだ辻褄が合わない…もう一度、ビデオを見てみましょう」×

千早「…大体犯人は予想がついてるわ、けれどまだ辻褄が合わない…もう一度、ビデオを見てみましょう」○

続きは明日書きます

再開します
ピッ

『今日もがんばるぞー!ってうわぁっ!』

『どんがらがっしゃーん!』

『ヒュー』

春香「ここで片方のリボンがゴミ箱に入るんだね」

響「もう片方は…あれ?春香のバッグに入ったぞ?」

春香「え!?本当だ…でもさっき見た時は私のバッグには入って無かったよ?」

千早「…全てが繋がったわ…如月千早、ピカンと来たわ」

響「今ので分かったのか!?」

千早「ええ、説明するからソファに掛けて頂戴」

春香「え?ここで説明すれば…」

千早「雰囲気が大事なのよ、雰囲気が」

春香「さいですか…」
千早「…こほん、じゃあまとめてみましょうか」

千早「まず、さっきの様な事があって春香のバッグにリボンが入ったの」

千早「ロケの時間が押していた事もあってドタバタしていたから、春香はリボンをロッカーの中に入れたと錯覚していたのね」

千早「この時点でリボンは春香のバッグの中と、ゴミ箱の中にあるけれど…ゴミ箱の方は省略するわね」

千早「そして何も知らないままロケ地に着いて、私達はある人に荷物を預けた…そのある人っていうのが…」

春香「もしかして…プロデューサーさん…って事?」

千早「その通り、荷物を預かっていれば私達が見てない間に盗る事ができるもの」

千早「そしてリボンが入っていないバッグを春香に渡し、そのまま事務所へ帰宅、しばらくしてから春香がリボンを無くした事に気が付くの」

千早「その後、私達は萩原さんの所へ向かう、その間に偽のリボンを春香のロッカーに入れたのよ」

春香「確かに私達が居ない間にリボンをロッカーの中に置けるのはプロデューサーさんが一番やりやすそうだけど…」

千早「そう、これはあくまでも推測、まだ犯人と断定はできないわ」

春香「じ、じゃあどうするの?…あ!ほら!監視カメラに映ってるかも!」

小鳥「ごめんなさい…更衣室付近はカメラの範囲外なのよ…」

春香「ええっ!?じゃあ、本当にどうするの?」

千早「…ちょっとこちらからふっかけてみるのよ、相手にボロを出させる為にね…」
春香「プロデューサーさん!リボン見つかりましたよ!ほら!」

P「お、見つかったか、よかったよかった」

千早「まさか春香のポケットの中にあるだなんてね、本当、グズなんだから」

春香「ちょっとそれ酷くない?せめてドジって言ってよ」

P「…ま、まあ見つかったんだからよかったじゃないか、は、ははは!」

春香「いや結構傷付きましたよ今の…」

千早「ご、ごめんなさい春香…言い過ぎたわ…」

P「な、何か空気悪いから別室行ってくるわ」

バタン

千早「……」
P「…は、春香のポケットの中からリボンが出てきた?…でも俺が入れたリボンとは微妙に違う感じが…じ、じゃあ俺が持ってるリボンは一体…」

千早「それが本物ですよ、プロデューサー」

P「ひいぃっ!!?……ち、千早…さん…」ガクガク

千早「はぁ、まさかあんな単純な手に引っかかるだなんて…アホで良かったわ」

春香「因みにこのリボンは雪歩から分けてもらった奴ですよ、ほら長さもぴったし!」

千早「私の推理は大当たりだったようね…さあ、通報されたくなかったら早くリボンを返しなさい」

P「い、いやその…」

千早「早く」

P「………あ!UFO!!」

春香「え?」

千早「焼きそば?」

P「今だ!スタコラさっさー!」

春香「あ!逃げた!」
千早「待ちなさい!!本当に通報しますよ!?」

P「待てって言われて待つ奴は犬くらいだよ!今捕まったら本気でまずい!!」

千早「くっ!どうすれば…」

響「自分に任せるさー!貴音!」

貴音「御意」スッ

ゴキッ

P「あがっ?!」バタン

響「よーし、よくやったぞ貴音!」

貴音「お安い御用です」

春香「ちょ、ちょっとやり過ぎじゃ…何かリアルな音が…」

千早「このくらいが丁度いいわ、この人にはいい薬よ」
P「」

千早「さて、ボディチェックをしたい所だけれど…正直この人に触りたくないわ」

春香「奇遇だね、私もだよ」

響「貴音、やってくれない?」

貴音「御意」ガサゴソ

春香「しかしねぇ…またプロデューサーさんが犯人だったとは…」

千早「本当に一度豚小屋に入らないと治らないわよこれ…でも仕事はできる人だから居ないと困るのよね…」

春香「本当、困った人だなぁ…」

貴音「あ、あの、春香、りぼんが見つかったのですが…その…」

春香「え?どこどこ?」

貴音「い、陰茎に結びついて…」

春香「」

千早「」

響「」
ー数日後ー

P「あ、あの春香さん、謝るのでそろそろリボンを取らせてもらえませんかね?」

春香「ソレが好きであんな事してたんでしょう?あと一週間は付けていて下さい、それと一週間はぜったいにシないように、シても小鳥さんに聞けば分かりますからね?」

P「そ、そんな…体が持たないです…しんでしまいますよ…」

春香「むしろしんで下さい、というかしばらく話しかけないで下さい」

P「うぅ……あ、あと…最近俺の所持品がよく無くなるんですけど…」

春香「この事務所にプロデューサーさんの物なんて盗む人居ないですよ、てか話しかけてくんな」



律子「最近春香の機嫌が良くないわね…どうしたのかしら?」

美希「人には色々事情があるの、あまり突っ込まない方がいいと思うの」

律子「そうね…てかそれより、その水色のリボンは何なの?さっきからずっとスリスリしてるけれど」

美希「ロッカーで見つけたミキのお守りなの、気にしないでほしいなって」

律子「そう…」
千早「…まさか本当に陰茎に結んであるとは思いもしなかったわ」

春香「うん…何か色々とショックだよ…もう何を信じていけばいいの…」

千早「…安心して、私がついてるわ、一緒に心の傷を癒しましょう」

春香「うん…嬉しいけれど…少し不安」

千早「大船に乗ったつもりできてもいいのよ」

春香「とんだタイタニック号に乗っちゃったよ…この先どうなるんだろう」



律子「ええ、そうよ…分かったわ、すぐ連れていくわ」ピッ

律子「美希、急だけどお仕事よ、準備して」

美希「分かったの、律子…さん、とお仕事なんて久々なの」

律子「じゃ、行ってくるわね」

春香「行ってらっしゃーい」
千早「しかし…あのリボン、付けてるのね…」

春香「うん…プロデューサーさんのアレについてた奴だけど…千早ちゃんに貰った大切なリボンだから」

千早「私だったら絶対に付けないわよ…新しいリボン買ってあげるから、それは捨てなさいよ、汚い」

春香「…本当に買ってくれる?」

千早「もちろんよ、春香の為だもの」

春香「…ありがとう千早ちゃん!」ダキッ

千早「ちょ、ちょっと春香…」

千早(…あら?変ね…左右でリボンの長さが違う気が……)
ーどこか暗い場所ー

美希「いっ…いやなの…もうやめてほしいの…!んっ…」

響「ほら、もっと我慢しないと駄目だぞ、これはお仕置きなんだからな」

美希「ごめ…んっ…なさ…い、いぃっ!!」

響「まったく、謝るくらいなら最初からリボンなんて盗むんじゃないぞ…ほら、あと二回だから頑張れ!」

律子「…相変わらず畜生ね」

響「そりゃお互い様だぞ、律子だって自分の目的の為に美希を差し出したんじゃないか」

律子「私はただ響に美希の事を伝えただけなんだけれど」

響「よく言うぞ」

美希「いッ!!ああッ!!」

響「ほらあと一回、頑張れー」
律子「というか、早く例のアレ、渡しなさいよ」

響「はいはい…貴音」

貴音「どうぞ、律子殿」スッ

律子「そうそうこれこれ…パンツに靴下にネクタイに…よく手に入れられたわね」

貴音「私の手にかかればこの様な事、朝飯を食べながらでもこなせますよ」

響「皆の前でやってたのによくバレなかったなー、後でいい子いい子してあげるからな」

貴音「ありがたき幸せです」

律子「…ん?何これ…リボン?」

響「ああそれ、なんかプロデューサーの息子に結んであったみたいだからついでにとってきてもらったんだぞ」

律子「ったくあの人は…変な性癖してるのね」

響「そりゃ律子もだろ、プロデューサーの身につけてるものばっか集めて」

律子「あんたには言われたくないわよ」

美希「ッいい!ああっ!!」

響「はいお終い、お疲れ様、もうあんな事しちゃダメだからな!」

美希「は……はぃ…なの…」
律子「じゃ、私は帰るわ、コレありがとうね」

響「どういたしましてだぞ…それより律子、ちょっと相談があるんだけど…」

律子「どうかしたの?あまり悩みがある様には見えないけど」

響「自分だって悩む事はあるぞ…でも大したことじゃないんだけど…」


響「…新しいペットが、欲しくなったんだよね」ニコ

お終い
お終いです、アホの子な千早やドSな響もいいよね。
皆もリボンを盗まないように、それではお休みなさい。

08:51│天海春香 
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