2013年11月14日

ありす「トライアドプリムスごっこをしましょう」 晴「え?」 千枝「わーい」

※モバマスSSです



ありす「トライアドプリムスごっこをしましょう」


晴「また唐突だなお前は…」

ありす「良いじゃないですか、レッスンの時間まで暇なんですから」

千枝「あ、でも何だか面白そうです♪」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1373809199


http://i.imgur.com/El9qcUK.jpg
http://i.imgur.com/iFAgsAd.jpg
橘ありす(12)

http://i.imgur.com/autKGDI.jpg
http://i.imgur.com/E342M8Q.jpg
結城晴(12)

http://i.imgur.com/dmQ9S24.jpg
http://i.imgur.com/E908Hix.jpg
佐々木千枝(11)

晴「でまあ、オレが奈緒姉さん役なのはわからなくもないけど……」

ありす「結城さんはハマり役ですから当然です。そして、……私が加蓮さん役をやります」フンスッ

千枝「え、そうなの? ありすちゃんはてっきり凛さん役をやりたいんだって思ったけど」

ありす「橘です、佐々木さん。コールミータチバナ」

晴「お前まだそんなこと言ってるのかよ…」

ありす「この業界、キャラを維持するって大事ですからね」

晴「お前のキャラはモバPと出会って3秒で失われてたけどな」

http://i.imgur.com/4fSsVpr.jpg

【トライアドプリムス】

右:渋谷凛(15)
中央:北条加蓮(16)
左:神谷奈緒(17)
>>7
早速ミスってしまった…

×
右:渋谷凛(15)
中央:北条加蓮(16)
左:神谷奈緒(17)



左:渋谷凛(15)
中央:北条加蓮(16)
右:神谷奈緒(17)

千枝「ま、まいねーむ、いず、ちえ、ささき!こーるみー、ちえ!」

晴「おお、急にどうした千枝?英語?」

ありす「むっ、流石は佐々木さん、……いえ千枝さん。伊達に驚異の海外ツアー参加率を誇ってませんね」

晴「仕事で海外行ってるんだもんな、すごいよなー!」

千枝「えへへっ/// にょわーしるぶぷれ? くらえがれっとぶるとんぬ♪」

晴「いや待て、それは多分見習っちゃダメなやつだぞ」

晴「で、なんでお前が加蓮姉さん役な訳? オレもお前は凛姉さんに憧れてるもんかと…」

ありす「確かに凛さんは私の理想に近いです。普段のカッコよさとたまに見せる可愛さ…、――反則ですかあの人は!」

千枝「千枝も、大人っぽくて優しい凛さん大好きです♪ こないだぎゅってしてもらいました!」

晴「え、でも大人っぽい人なら他にもいっぱいいるんじゃないか? えっと…」

ありす「……楓さんはちょっと違いますね、自由すぎます。留美さんは頭も良いし、カッコイイと思います」

千枝「千枝は美優さんと美波さんも好きですよ?」

晴「その人たちはちょっと路線が違うような…」

ありす「話を戻しますけど、……私の理想とかとは別に、とにかくトライアドプリムスでは断然断トツで加蓮さんなんですよ」

晴「ふーん? で、その心は?」

ありす「私もモバPさんに過保護にされたい! イチャイチャしたい! あとウエディングドレスも似合いすぎです!」

千枝「な、なるほど。確かに…さすがありすちゃ、…橘さん」コクコク

晴「あーそういう理由ね…まったく…」

ガチャ

雪美「……、おはよう」

千枝「あ、雪美ちゃんだ。おはよー♪」

ありす「おはようございます佐城さん」

晴「おう、雪美!今日は仕事か?」

http://i.imgur.com/BbwGl6K.jpg
http://i.imgur.com/m2pgXad.jpg

佐城雪美(10)

雪美「そう、…これから…だけど…まだ、時間ある…あと…3時間くらい」

千枝「ず、ずいぶん早く来たんだね?」

ありす「暇人ですね、つまり」

雪美「…そうとも…いう…」

千枝「千枝たちと一緒だね♪」

晴「暇ならとりあえず事務所に来るからな、うちの連中は」

雪美「…みんな、いるから…モバPも…」

ありす「……良いんでしょうか、こんな暇人だらけで」

晴「良いんじゃないの、普段はホントに忙しいんだしさ」

雪美「……なにしてたの、みんな?」

晴「トライアドプリムスごっこだってさ」

雪美「……?」

千枝「えっとね、凛さん奈緒さん加蓮さんになりきって遊ぶんだって。……合ってるよね?」

ありす「佐城さんもやりますか? ……ああ、でも配役が足りませんね。どうしましょうか」

雪美「……いまは、……どういう配役?」

晴「オレが奈緒姉さんだってさ」

千枝「えっと、千枝は、……凛さんになるのかな?」

ありす「そして私が加蓮さんです。モバPさんにとても大事にされる、モバPさんの嫁です」

千枝「うぅ…、なんだか千枝も加蓮さん役がやりたくなってきました」

ありす「ダメです、こればっかりは譲りませんよ? 早い者勝ちです」

千枝「むぅ…」

晴「(……モバPのどこがそんなに好きなのかなーこいつら)」

雪美「じゃあ、……私は…モバPの役…やる…」

晴「おお、ナイスアイディア!」

ありす「良い考えかもしれません。モバPさん役は確かに盲点でした」

千枝「あ、いいな! やっぱり千枝もモバPさん役がいいかも…」

雪美「だめ…私が一番…モバPの気持ちがわかってる…から…」

千枝「……」ピクッ

ありす「……」ピクピクッ

雪美「……モバPの気持ちに、なるですよ…ふふっ…」

晴「あー、え、えっと……?」アセアセッ

千枝「……決めました。千枝は、絶対に凛さんの役やりますから」

晴「お、おお? そりゃかまわないけど、なんで急に?」

千枝「だって、凛さんはモバPさんが初めて担当したアイドルですから。……千枝は、モバPさんの初めてになりたいですから」

雪美「……、……!」

ありす「その鋭い着眼点……やはり、あなどれませんね千枝さん」ボソッ

千枝「……」 メラメラ

晴「も、もうなんでも良いからやるなら早くしようぜ、……やる前から疲れてきたよ」

ありす「それでは始めましょう。まずは佐城さん改めモバPさんと仕事の打ち合わせをしますよ?」

晴「えー、ごっこ遊びでまで仕事かよー!もっとこう、色々あんだろー?」

千枝「……奈緒? ダメだよ、そうやって文句ばっかり言ってたら」キリッ

ありす「そうだよ奈緒。私たちはまだまだ、仕事を選べる立場なんかじゃないんだからさ!」キラキラ

晴「お、おう…?」

雪美「あ、…もう…はじまってる?」

千枝「ねぇ、プロデューサー。……き、今日はどんな仕事?」キリッ

ありす「私は何でも良いよ、モバPさんが取ってきてくれた仕事だもんっ」キラキラ

雪美「……」

晴「いやいや、ちょっと待てって! 唐突すぎんだろお前ら、心の準備くらいさせろってば!」

雪美「…奈緒、…仕事は…真面目にやって」

晴「あ、はい、すいません」

千枝「どうしたの奈緒? ……ら、らしくないよ?」キリッ

ありす「私が言うのも何だけど、やる気は…あった方が良いよ?」キラキラ

雪美「……今の奈緒に…仕事は、…不安かも」

晴「――ってああもう、なんだよ! わかったよ、わかった!やればいいんだろ、やれば!」

千枝「あ、……今のそれ、奈緒っぽいね?」キリッ

ありす「やればできるじゃん奈緒!」キラキラ

雪美「…奈緒は、俺の…自慢のアイドル…」

晴「お、おう…? いや、その、……あ、ありが、…じゃねえ! い、言わねえよばーかばーか!////」

千枝ありす雪美「「「おぉー」」」 パチパチパチパチ

晴「まだ演技してねえってば!拍手やめろ!」

雪美「今日の…スケジュールは、…このホワイトボードに…書いてある…」

晴「リアルにトライアドの姉さんたちの仕事の予定じゃねーかそれ」

千枝「……奈緒? 奈緒はそ、そんなこと言わないよ?」キリッ

ありす「しっかりしてよ、私たちの中で一番年上なんだからさ」キラキラ

晴「ぐぬぬ…ツッコミさえ許されないとは…」

雪美「…今日の…トライアドプリムスは…えっと、グラビア撮影の…お仕事…」

晴「うお、よりによってグラビアかよ…」

千枝「……う、えと、……あまり得意じゃないけど、しょうがないね」ヌギヌギ

ありす「……そ、それは、……ま、まあモバPさんのためだもんね////」ヌギヌギ

晴「――っておい!こらこらこらこら!マジで脱ぐなよお前ら!」

雪美「…大丈夫…みんな…脱いでも、きれい…」

晴「そういう問題じゃねえよ!」

晴「だいたいさ、グラビア撮影っつっても…カメラもないのに…」

???「プロデューサーさん!このデジカメ使っていいですよ!」シュタ

雪美「…ありがと…謎の事務員さん…」

???「あと、そこの衣装部屋のものなら自由に使っていいですからね!」

千枝「……さすが、謎の事務員さんです、…だね」キリッ

ありす「どの衣装にしようか? モバPさん、ちゃんと可愛いの選んでね?」キラキラ

晴「……もうオレは知らん、好きにしてくれ」

千枝「……奈緒?」キリッ

ありす「奈緒はオレなんて言わないよ?」キラキラ

晴「わかってるよ!悪かったよ!あたしあたしあたし!これで良いだろ、もう!」

???「(……あとでデータ回収して本物のモバPさんに吹っかけようっと♪)」

【衣装部屋】

雪美「という訳で…プロデューサーだから…スーツを、着てみた…」

千枝「……ふーん、えっと、まあスーツ姿も悪くないかな?」キリッ

ありす「あ、ネクタイ曲がってる、直してあげるね?」キラキラ

晴「おお!か、可愛いけどかっこいいぞ…! これならオレ…あたしがモバP役やればよかったなー」

雪美「じゃあ…撮影するから…凛は、…この衣装を着て…」

千枝「……シックな黒のLIVE用ドレス、わ、私にピッタリだね」キリッ

雪美「加蓮は…黒のチャイナドレス風、スリット入り…きれいでかわいい…」

ありす「ふふふっ、こういうのがモバPさんの好みなんだね?」キラキラ

雪美「奈緒は…この…ミニスカサンタ…」

晴「ちょっと待て! ワザとやってんだろこら!」

晴「勘弁してくれって! ス、スカート苦手だって知ってるだろ!」

雪美「奈緒…わがままはダメ…この衣装が…奈緒に一番よく似合う…」

千枝「……奈緒、あんまりプロデューサーを困らせないでくだ、…困らせないで」キリッ

ありす「大丈夫、私たちを育ててくれたモバPさんを信じよ?」キラキラ

晴「そういう問題じゃねえよ! 何でオレ…いやあたしだけ衣装の系統を無視すんだ! 大体もうすぐ夏だろ、何でサンタなんだよ!」

雪美「……おぉ」

千枝「……さ、さすが奈緒だね、ツッコミが冴えてる」キリッ

晴「な、なんだよ…? べ、別に褒めても何もでねえぞ?ったくもう…!」

ありす「ふふふっ、でも大丈夫。ミニスカサンタだから夏でも平気、ホントだよ?」キラキラ

晴「だから着ないってば! やめれ、その衣装持って迫ってくるな! い、嫌だああああ…」ジタバタ

雪美「……」パシャッパシャッ

千枝「かわいいね、奈緒」キリッ

ありす「そうだね、すっごく可愛い」キラキラ

晴「う、うううううぅ…////」ミニスカサンタ

雪美「…三人とも…良い表情、ポーズも…もっといっぱい…」ウットリ

雪美「グラビア撮影…といえば…やっぱり、水着…」

千枝「……でも、水着はこの衣装部屋にはないみたいだね」キリッ

ありす「ふふふっ、じゃあお楽しみはまた今度だね、モバPさん?」キラキラ

晴「な、なあもう着替えていいか?」ミニスカサンタ

雪美「……ダメ、ぜったい」

晴「ううぅ…」

雪美「次は…、この衣装のまま…LIVEバトル…」

晴「――は、はぁ!? こ、この衣装のまんまで部屋から出るのか?」

ありす「当たり前じゃん。大丈夫、そのための衣装だよ?」キラキラ

千枝「……い、行くよ。残していこうか、私たちの足跡」キリッ

晴「ちょっと待てって!腕を引っ張るな!ていうかお前らいくらなんでも演技が身に入りすぎだろ!」

千枝「奈緒、何言ってるの? わ、私は演技なんかしてないよ?」キリッ

ありす「ふふふっ、そうやって逃げようとしてもダメだよ。私も昔はよくそうやってサボってたもん」キラキラ

晴「くっそ! ばっかやめ、はーなーせー!」ジタバタ

【事務所(衣装部屋の外)】



雪美「到着…ここがLIVE会場…舞台は…ブラジル…」

晴「いつの間に海を渡ったんだよ! 地球の裏側じゃねーか! つか夏にブラジルでサンタってもう意味わかんねえよ…」

雪美「奈緒は…いっぱい、ツッコミしてくれる…いいこ…」

晴「う、嬉しくねえ…とにかくもう勘弁してくれ…スースーするし、は、恥ずかしいんだって…」

ありす「モバPさん、対戦相手は誰…?」キラキラ

千枝「……誰だって、関係ないよ。やることは決まってる」キリッ

晴「ううぅ、他に誰も見てないだろな…見られたらしぬ…しんでしまう…」

???「あらかわいい。じゃけんバレないように●RECしときましょうねー」

ガチャ

卯月「ただいまです! 今日もお仕事頑張りました!」

未央「あー、未央ちゃんはもうへっとへとだよ〜。モバPさん、いるー?」


<ぎゃああああ!?誰か帰ってきた! やめ、止めろ離せってお前らっ――


卯月「な、なんだろう未央ちゃん?誰かの断末魔みたいなのが聞こえたような…」

未央「おやおや? 何だかちゃんみおセンサーに面白そうな出来事の反応が…」

http://i.imgur.com/0E9157Z.jpg

【ニュージェネレーション】

左:島村卯月(17)
中央:渋谷凛(15)
右:本田未央(15)

雪美「…おかえり…二人とも…」トテトテ

卯月「あれ、雪美ちゃん?な、なななな――か、可愛い!!」

未央「おお! な、何でスーツ? え、なになにどーしたのゆきみん?」

雪美「違う…雪美でも…ゆきみんでもない…、プロデューサー…だから…」

卯月「プ、プロデューサーさん?」

雪美「そう…今から…二人に、LIVEバトル、してもらう…」

卯月「と、飛び入りでお仕事ですか!?」

雪美「そう、舞台は…ブラジル…」

卯月「し、しかも海外遠征!?」

雪美「ナターリア…いない…けど、ブラジル…」

未央「あちゃー、ナタちゃんはまだお仕事なのかなー残念」

雪美「……」

未央「ははーん☆ なるほどねー、未央ちゃんわかっちゃったよ」

卯月「え、……どういうことなの未央ちゃん?」ヒソヒソ

未央「鈍いぞしまむー!……ごっこ遊びだよ! 折角だから、私たちもゆきみんに合わせてあげようよ」ヒソヒソ

卯月「……な、なるほど! そういうことなら、私も頑張っちゃうよ!」ヒソヒソ

雪美「……あの、はやく…」

未央「あーはいはい!おっけー!プロデューサーさん、本田未央は準備万端だよ!」

卯月「同じく準備オッケーです!島村卯月、今日も元気に頑張ります!」

雪美「二人のLIVEの相手は…トライアドプリムス…」

卯月「え!? 凛ちゃんたちなの!?」

未央「む、むむ! ニュージェネからしぶりんを奪ったにっくきプリムスが相手とは! よかろう、このちゃんみお受けて立つぞ!」

卯月「の、ノリノリだね未央ちゃん…?」

未央「やるからには全力でしょ!誰が相手だろうと関係ないって!」

卯月「そ、そうだよね! 島村卯月、精一杯頑張ります!」

雪美「…じゃあ、…対戦相手の、トライアドプリムス登場…」

未央「よっしゃかかってこい!」

卯月「凛ちゃんたちにだって、負けないよ!」



千枝「……」スタスタキリッ

ありす「……」スタスタキラキラ

晴「う、うぅぅぅぅ…もう逃げないから離せってば…」ミニスカサンタ



未央「お、おや? おやおやぁ? こ、これは…なんとも…」

卯月「か、可愛い可愛い可愛いぃいいぃ……!? ひえぇ…ど、どうしようどうしよう未央ちゃん!?」 ガクガク

未央「ほ、本物より強そうだね、ある意味…」

千枝「こ、ここがローマの街…か。歓声が聞こえるね…」キリッ

卯月「あ、千枝ちゃんが凛ちゃんなんだね。なんか、意外かも…」

晴「ローマってなんだよ、ブラジルって設定だったろさっき…」

未央「あのツッコミは…、晴ちんがかみやんか。サンタコス可愛いなしっかし……」

卯月「奈緒ちゃんって確か前にああいうサンタの衣装着てたよね?」

未央「めっちゃ照れてたやつだね、懐かしいなあ…」

卯月「あ、ということは、……ありすちゃんが?」

ありす「ねぇ、モバPさん…あの、手、握ってて?」キラキラ

雪美「……」ギュッ

ありす「――ふふっ、ありがと」キラキラキラキラ☆

未央「うおお!ものすっごい煌めき乙女!あれぞまさしく発光(誤字)の美少女カレン・ホージョー!」

卯月「あ、あんなに全力でノリノリなありすちゃん初めて見たかも…」

未央「よ、よーし!出たなトライアドプリムス!大人しく凛ちゃんをニュージェネレーションに返して貰おうか!」

卯月「貰おうか!」ドヤッ

ありす「そうはさせない、――凛は渡さないよ!」キラキラ

千枝「未央、卯月…悪いけど、……わ、私は手加減しないから!」キリッ

晴「うぅ…もうむーりぃ〜」

未央「いや晴ちん…じゃなかったかみやん!それキャラ違うって!」

卯月「が、頑張ってください!応援してます」

雪美「それじゃあ…謎の事務員さん、…音楽スタート」

???「了解です!ポチっとな…」


<おーねがい〜♪ しんでれらー♪


晴「お、この曲…レッスンで練習してるやつじゃん。これなら…」

未央「甘い!これは私たちの持ち歌だよ!」

卯月「えへへ♪ 張り切っていきますよ〜♪」

ありす「モバPさん、……勝ってくるから、待ってて!」キラキラ

千枝「行きますよー、イェイ♪ ……じゃなかった、加蓮、奈緒、行くよ!」キリッ

???「――ライバルアイドル対決! ファンの選択は!? その結果は…!?」



???「――トライアドプリムス、WIN!!」


未央「やーらーれーたー☆ ばたっ」

卯月「ううぅ…、頑張ったのに…きゅう…」ヘナヘナ



ありす「素敵なLIVEだったね。私たちもとっても楽しかったよ。ふふっ」キラキラ

千枝「ごめんね、二人とも。……私は、この先で待ってるから」キリッ

晴「おお、レッスンで上手くいかなかったとこが初めて成功したぞ…!ヘヘッやったぜ…!」

雪美「…すごい、じゃなくて…こほん。…よくやった、さすが…俺の自慢のアイドルたち…」




卯月「(こ、これで良かったんだよね未央ちゃん…?)」ヒソヒソ

未央「(うむうむ。特訓大成功!演技力特大アップって感じですなぁ…)」ヒソヒソ

卯月「(もしかしたら、普通にやってても負けちゃったかもだけどね…?)」

未央「(悲しくなるからそれは言わない約束さ、しまむー)」

ガチャ

モバP「おーす、トライアドプリムスただいま戻りましたー!」

凛「……ふぅ、グラビア撮影って中々慣れないね」

加蓮「ふふっ、そうだね? 特に奈緒なんて、未だに顔真っ赤にしちゃうんだもんね?」

奈緒「な、なんだよ! 仕方ないだろ! 恥ずかしいもんは恥ずかしいんだよ!」

千枝「あ、モバPさ…じゃなかった、プロデューサー!おかえり!」トテトテ

ありす「モバPさん、遅かったね? ふふふっ」パタパタ

晴「おお、ようやっと帰って来たかモバP!た、助けてくれよー!」タタタッ

雪美「……」スススッ

モバP「――おわっ、どうしたお前たち!? そ、その格好は何事だ…!?」

ありす「良いから、ちょっとこっち来てください。待ちかねてたんですから。早くイチャイチャしますよ?」ギュッ

晴「おい思いっきり素が出てるじゃねーかお前! ここまで来たら最後まで押し通せよちくしょうめ!」

雪美「本物のモバP、確保…」クイッ

モバP「わかった、わかったから…、押すなって、引っ張るなって、俺は逃げないからってこら千枝!そこは触っちゃダメ!ち、ちょっとおい!?」

<ワイワイキャイキャイ ガッコウ?キョウハヤスミダヨー アハハハハ


凛「……」ジィー

加蓮「……」ジトー

奈緒「……な、何だったんだ。モバPさんがちびっこ連中に拉致られてったぞ…」

凛「ねえ未央、卯月? 何でそんなとこで倒れてるの? あと、……あの子たちは何してたの?」

未央「しぶりん、若いパワーの前に老兵はただ消え去るのみなんだよ…ばたっ」

凛「……よくわかんないけど、卯月? 起き上がって、説明してくれると助かるんだけど」

卯月「あ、えへへ、えっとね――?」

凛「トライアドプリムスごっこ?」

加蓮「……って、私たちの真似ってこと?」

奈緒「へ? な、なんだよそれ?」

未央「わかんないけど、私たちが帰って来た時にはもう始まってたんだよね」

卯月「楽しかったね!可愛かったね、みんな!」



???「ちゃんと●RECもしてありますよー♪」

奈緒「ははっ、でも何か、あたしらの真似だなんて……嬉しいもんだな、なあ二人とも?」

凛「……」

加蓮「……」

奈緒「お、おい凛? 加蓮? どうしたんだよ、黙りこんじゃってさ」

凛「――ねえ、二人とも。私たちも、うちの事務所のちびっこごっこしよう」

加蓮「奇遇だね凛、私も同じこと思ってたよ」

奈緒「は、はあ? 何言ってんだよお前ら?」

凛「だって見てよあれ!」

加蓮「ちびっこに四方がっちり囲まれてデレデレなモバPさん」ジトー

奈緒「まあ、確かに一歩間違えば豚箱直送便な状態ではあるけど……」

凛「モバPさんはさ、きっとロリコンなんだよ。私たちも後輩から極意を学ばないと、そのうち道端にポイ捨てされちゃうよ…」

加蓮「なるほど、一理あるね。ポイ捨てはよくない」

奈緒「ね、ねえよ! モバPさんがそんなことするわけないだろ!」

凛「……」

加蓮「……」

奈緒「な、なんだよ! こっちみんな! 別におかしなこと言ってないだろ!////」

凛「奈緒はさ、…もっと焦った方が良いよ?」ニヤニヤ

加蓮「良いんだよ凛。奈緒は一番年上なんだし、……もう子供じゃないんだもんね? ロリコンのモバPさんには興味がないんだもんね?」ニヤニヤ

奈緒「ぐぬぬ」

凛「ほら、早く行こう。このままだとモバPさんが色々危ないよ」

加蓮「あ、私が千枝ちゃん役やるからね! 早いもの勝ちだよ!」

凛・奈緒「「ずるい!?」」





未央「平和ですなあ、しまむーさんや…」オチャズズズッ

卯月「そうですなあ、ちゃんみおさん…」オチャズズズッ


???「また●RECが捗りそうですねー♪」


終わり



おまけ


加蓮「大人の男の人が喜ぶことって…、加蓮、わからなくて…何がいいですか?」ウワメヅカイ

凛「この衣装、カッコイイけど…スカートが…その…あ、あんま見んなよ!////」

奈緒「な、名前で…、なおって、よ…呼んでください…えへへってぐおおおお恥ずかしいいいい!?」



モバP「――ぬうううううう!ぬおおおおおおおお!?(魂の叫び」





08:22│橘ありす 
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