2014年08月08日

モバP「誰かと一緒の午後の二時」

短編集です。Pは作品ごとで別人です。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406991237









ハーフカップ・ラブ



事務所:給湯室



モバP「この暑い時期に、よく厨房を使えるな」





ありす「レンジ、使うだけですし……出来ました。ドライイチゴとホワイトチョコのパイです」チンッ!ゴトッ……





モバP「お、なかなか……春巻きの皮か。これは紅茶だな、沸かしてくる」サクッフミュウ……





ありす「待ってください。コーヒーにしてもらっていいですか?」





モバP「ン……?構わないが、いつもは紅茶だろう。どういう風の吹き回しだ?」





ありす「……チョコレートですから」





モバP「わかった。俺の分も淹れるから、テーブルに置いて待っててくれないか?」





ありす「はいっ」スタスタスタスタ……





モバP「……ミルに豆を入れて、15秒間モータを回して粗くひく」ザァッ……ヴィヴィヴィンヴィヴィヴィンヴィーヴィヴィン!





モバP「フィルタに入れて……熱湯を注ぐ」サー……トクッシュンシュッ、ゴポゴポコポコポ





モバP「兆候は見られると思ったが、ついに来てしまったか……」コポポポポポポ……













モバP「……ブラック・コーヒーのお年頃!誕生日云々言って、また大人大人言うつもりなのか!?」







事務所:休憩室



モバP「……お待たせ。アイスでは無いが、良いな?」コトッコトッ





ありす「ありがとうございます。一緒に食べませんか?」





モバP「もちろん。では、いただきます」





ありす「Pさんはミルクなんですか?」フフンッ……ゴクッ





モバP「苦いのは好きでは無いからな」







モバP(……流石に『ミルクやシュガーを入れたら味が濁ります』云々は言わないが、『どうですか?私は歳を経て、ブラックをのめる大人になったんです』と言わんばかりの眼をしている)





ありす「……んぅ」プルプルプルプル……





モバP(意地を張らなければ、やられなかったのに)







モバP「ありす、すまないが、俺のコーヒーを飲んでくれないか?砂糖を入れすぎてしまったんだ」





ありす「し、仕方がありませんね」ゴクッゴクッゴクゴクゴクップハァッ





モバP(……飛鳥から、贔屓の服飾店の名前を聞いておくか)





おわり







ネーブルオレンジ歯痛を呼ぶぜ





まゆ「うふふ……Pさん、交換しませんかぁ?アイスクリーム♪」





モバP「そうだな。眼福だったぞ?アイスクリームヨーヨー必死で振り回してたのは」







まゆ「も、もうっ。恥ずかしいから、見ないでくださいって言ったじゃないですかぁ」





モバP「ふふっ。俺も昨日こしらえたのを持ってくるよ」ヨイッ……ショット















まゆ「……多いです。食べ過ぎは、この子に良くないですよぉ」スリスリ……







モバP「ン……それもそうか。ただ、いつかこれでも足りなくなる日が来るかもな?」





まゆ「うふふ……もう、Pさんったら。いただきます♪」シャクッ





モバP「いただきます。おお、ネーブルオレンジとは珍しい……ふふっ」シャクッ



おわり





プロデュンヌ反撃!棟方愛海暁に死す



注意!Pが女性です





愛海「なかなか育たないねー」クリッモミッグィィキュッモミンモチッモミモミ……





モバP(デュンヌ)「ひゃ……辞めて、暑い」





愛海「いいじゃん、誕生日に揉めなくてさみしかったんだしさ……うひひ」モミモミクリンッモミキュッモミン……





モバP「方便じゃない……んぁ」







愛海「……プロデューサー、ちゃんとした人見つけたら?」クイッモミモミキュッキュックリクリモミィ……グッ





モバP「……どうして?」





愛海「柔い所は口以上にものを言うって言うか……何かしたいのに出来ないってストレスが、ぐちゃぐちゃしてるよ」モミモミギュックイッ、クリクリモミグッ





愛海「あたしの方も落ち着いてきてるしさ、なかなかイイ器量なんだし……行き遅れライフは寂しいと思うよ?」モミミンモミミンモーミミン





モバP「……でも」





愛海「デモもクーデターも無いでしょ。乳父山中に呼んでくれて、その上かなり揉ませてくれるプロデューサーは、信用してるし恩もあるんだよ?」クイッキュッモミィ……ギュゥゥモミモミクリリモミッ





モバP「……いないわけじゃないの」





愛海「へぇ、これは心配いらなかったりした?案外隅に置け____」







愛海「ぷはっ……なっ、何!?したの!?」





モバP「ねぇ、愛海……ちゃん。私の好きは、こういう好きなの」





愛海「聞いてないから!プロデューサーレェズなのぉ!?」





モバP「誕生日に祝う事も出来ず、いつか多忙で会えなくなるのは……嫌だって、嫌だって」





愛海(本職さん特有の自分語り?でも、あたしには因果関係がわかるっ!)ピキィィン!





愛海(迂闊だった……カムアウト出来ずに燻っていたヤンレズ力があたしにくすぐられて、悪しき力としてハイパー化を引き起こしてしまった!この感じ方の差が、乳タイプだってことなの!?)ピキィィンピキィィン!





モバP「私はさ、いくらでも揉ませてあげるだけじゃ嫌だな。何処にもここにも、こころいっぱいの……ね?」ギュッサワサワ





愛海「ひっ!避難、いや転身!」ダッ!





モバP「逃がさない」ガバッ





愛海「きゃあっ!美味しくないよ、美味しくないから!」ガクガクブルブル







モバP「愛海ちゃん……貴女が好きなの。 貴女の瞳が好き。 春の銀河のようにきらめく瞳が好き。臨戦態勢の野獣の眼光が好き」





モバP「 貴女の髪が好き。 そよ風にひらめくシルクのようなサラサラの髪を纏めたお団子が好き」





モバP「貴女の唇が好き。 時々凄いフニャり方をしてる、忘れられないシャウトを聴かせてくれる、唇が好き」





モバP「貴女の声が好き。 高くて甘い、心に染みこむ、濁りきったうひひ笑いが好き」





モバP「抱きしめると折れてしまいそうな華奢な腰が、形のよい胸が、触れたヴァイブレイション・ネイルから伝わってくる温もりが好き」





モバP「でも、一番好きなのは貴女の心。我慢に関しては少し薄弱、でもどこまでも純粋で素直で美しい、決して諦めたりしない、 すべてを愛する優しさに満ちた魂が。 好きよ。大好き」





モバP「貴女のすべてが愛おしくて堪らないの、愛海ちゃん。

だから、ハッピーバースデー、愛海ちゃん」





愛海「興味の対象は柔い所であって!そっちにバースする気は無いから……ライダー助けてぇぇぇぇぇ!」





イヤーッ!ンアーッ!イヤーッ!ンアーッ!

イヤーッ!ンアーッ!イヤーッ!ンアーッ!

イヤーッ!ンアーッ!イヤーッ!ンアーッ!

イヤーッ!ンアーッ!イヤーッ!ンアーッ!

イヤーッ!ンアーッ!



おわり



17:30│アイマス 
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