2013年11月16日

P「ん?机の上に手紙が」

プロデューサー好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き
プロデューサー愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる
プロデューサー好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き
プロデューサー愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる


プロデューサー抱いて抱いて抱いて抱いて抱いて抱いて抱いて抱いて抱いて

P「」

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P「はっ。少し意識が飛んでいた……」

小鳥「プロデューサーさん?どうしたんですか、青い顔をして……」

P「あははは、いえいえ、なんでもないですよ。誰かの悪戯だったみたいで」

小鳥「それにしては尋常じゃない汗の量ですが……」

P「よよよ良かったら見てみます?ちょっとビックリするくらいで」

小鳥「はぁ、わかりました。見ます」



小鳥「ピヨ……」

P「いやぁ、愛されてますね、俺」

小鳥「その愛の重さで潰れそうですね……。何かまたあったら相談してください……ホント」

P「あ、ありがとうございます。お言葉に甘えますね……」

P(しかし、これ誰が書いたんだ……)

小鳥「そう言えばこの字、雪歩ちゃんの字に似てますね」

P「あ、そういえばそうですね……」

オハヨウゴザイマスゥ

P「おっと、早速雪歩が……丁度いいし聞いてきますね」

小鳥「え、えぇ。あまり刺激しないようにしてくださいね?」

P「大丈夫ですよ。これでも9人も平行してプロデュースしてますからね。女性の気持ちには敏感なんですよ!」

小鳥(盛大な死亡フラグが立ったピヨ……)

P「おーい、おはよう!雪歩!」

雪歩「おはようございます、プロデューサー」

P「ああ、ちょっと聞きたいことがあるんだが……」

雪歩「?」

P「この手紙なんだが……見覚えないかな」

雪歩「なななななな何のことででしょうかかか?私にはさっぱり覚えがないですぅ」ダラダラ

P「雪歩らしからぬ凄まじい動揺だな……」

雪歩「ごめんなさいごめんなさい!こんな私なんて……穴掘って埋まってますぅ!」

P「掘らんでいい掘らんでいい。雪歩が書いたのか?」

雪歩「い、言えません……」

P「そ、そうか。まぁなんだ。心当たりがあるなら……もう少しその、別の方法で表現してくれると嬉しい」

雪歩「……わかりました」

P「この後、雪歩と真はダンスレッスンだったな」

雪歩「はい」

P「何かあれば遠慮なくいってくれ。怪我はしないように頑張れよ」

真「わっかりました!行ってきます!」



小鳥「プロデューサーさん、コーヒー飲みます?」

P「あ、すみません。頂きます」

小鳥「そういえば、あの後雪歩ちゃんから何かありました?」

P「いえ、特には……。ホントにいつも通りでしたよ」

小鳥「あら、そうなんですか」

P「なんでそこでちょっと残念そうなんですか……」

小鳥「ピヘヘ」

P「褒めてませんからね?」


P(結局昨日はあの手紙以降誰からも何もアプローチも無かった)

P「おはようございまーす」

小鳥「おはようございます、プロデューサーさん」

P「ん?これは……」

小鳥「お弁当のようですよ?重箱三段とは気合が入ってますね」

P「……一体誰から」

小鳥「実は私が来たときには無かったのですが、少し席を外した時にいつの間にか」

P「昨日は手紙、今日は弁当か……同一人物だったら嫌な予感しかしませんね」

P「あ、開けるのは気が進まないなぁ……」

小鳥「じゃあ、私が開けましょうか?」

春香「お弁当と聞いて飛んできました!私が開けます!」

貴音「いえ、ここは私が開けます」

P「えっと、じゃあ、俺が開けますよ」

小鳥・春香・貴音「どうぞどうぞ」

P「くそっ!やられた!」カパ

P「……普通、だな。所々ハートマークになっている事以外は。ていうか、二人ともおはよう」

春香「おはようございます!プロデューサーさん!お弁当いいですね!今度私が作ってきたら食べてくれますか?」

P「あー、作ってくれるのは嬉しいけど、大変だろうしいいよ」

春香「そ、そうですか……」

貴音「あなた様、今日のお昼の約束は……」

P「すまん、誰からの差し入れかはわからないけど、無駄にしても悪いからコレ食べるよ」

貴音「そ、そんな。いけずです」

P「悪い悪い。代わりに夜飯一緒に食おう。うまいラーメン屋につれてくよ」

貴音「あなた様!それはまことに良き考えです!」

P「春香も一緒にくるか?」

春香「いいんですか!?行きます!」

P「昼か……。おーい、貴音、事務所に戻るぞ」

貴音「わかりました」

P「昼飯なら持って帰る分なら付き合うが……まぁそのなんだ。新作のカップ麺を買っておいたんだ」

貴音「それはまことですか?」

P「ああ、ほんとだ。トンコツネギ塩って奴なんだが、中々うまくてな」

貴音「あなた様、早く運転してください」

P「いつの間に車に乗ったんだ……。鍵開けてないはずだぞ」

貴音「とっぷしーくれっとです」

貴音「まだですか、あなた様」

P「おいおい、馬鹿言わないでくれ。この渋滞じゃなかなか進めないよ」

貴音「歩道が開いておりますよ、あなた様」

P「貴音、人名とトンコツネギ塩……どっちが大切なんだ?」

貴音「それはもちろん……」

P「……」

貴音「……」

P「……」

貴音「人名に決まっております」

P「おいなんだ、その長い間は。明らかに悩んでいなかったか」

貴音「女性の決断をせかすなど、でりかしぃの無い真似はよろしくないですよ」
おうふ、誤字った。

人名→人命です。
どう考えても人の名前とトンコツネギ塩ならトンコツネギ塩選ぶよね。

大人しく寝ますわ。また明日更新します。おやすみ。
忘れられた頃に再開する

P「ただいまー」

貴音「とんこつねぎ塩!!!」

P「落ち着け貴音。キッチンの下に入っているから」

貴音「わかりました、あなた様!」

P「やれやれ……」

小鳥「プロデューサーさん、お疲れ様です」

P「どうも、お疲れ様です、音無さん」

小鳥「お弁当、本当に食べるんですか?その……変なものとか入っている可能性も」

P「まぁあまり気は進まないですけど、流石に変なものとか入れる理由もないですし……食べますよ」


真美「およ?兄ちゃん兄ちゃん、それお弁当?」

P「おお、真美か。そうだけど……って、手の包帯どうしたんだ!?」

真美「あ、ううん。大したことじゃないよ」

亜美「ククク、兄ちゃん、それは闇の力を封印するための物なのだよ」

P「な、なに!?その包帯を取ると……封印された力が開放されるのか……?」

小鳥「ピヨヨ、その力はあたしが与えたピヨ……」

真美「あ、ピヨちゃん、そういうのいいから」

小鳥「なんであたしだけ……」シクシク

亜美「ただ料理でちょっち失敗しただけなんだけどね→」

真美「あ、亜美!内緒にしてっていったじゃん!」

P「料理か。いいな、頑張ってくれ!とは言え怪我はしないようにな」

真美「う、うん。それでそのお弁当……」

P「ああ、何口か食ってるけどうまいよ。ちょっと変わった風味というか味付けなんだが。隠し味なんだろうなぁ」

真美「ふ、ふぅん?」

亜美「んっふっふ→!愛妻弁当とはやりますなぁ、兄ちゃん!」

P「いや、そういうのじゃないんだが……」

真美「も、もういいよ亜美!向こうでゲームでもしよ!」

小鳥「初々しいですねぇ」

P「そうですね(その台詞は年寄りくさいと思ってしまった)」

小鳥「プロデューサーさん?何か失礼な事考えてませんか?」

P「しかし……なんだろう。全体的に料理の味付けが……鉄臭い?ような……!」ジャリ

P「うぇ……髪の毛の玉がハンバーグの中に……」

小鳥「ちょ、ちょっとプロデューサーさん!?大丈夫ですか?」

P「その、ハンバーグに髪の毛が……」

小鳥「こ、これは……事故で紛れ込んだ量ではないですね……」

P「ちょっと吐いてきます……」

小鳥「……えぇ、わかりました。お弁当はあたしが処分して置きますね」

P「お願いします」

P「……音無さん、迷惑かけたようで申し訳ないです」

小鳥「いえいえ……そんなことより、色々とまずいですね」

P「えぇ、恨み……って感じではないですよね」

小鳥「まぁちょっと行き過ぎてる愛情って感じですね。あ、ちなみにお弁当の送り主ですが」

P「誰かわかったんですか?」

小鳥「いえ、髪の毛から調べられるかなと思っていたんですが、完全に色が色がついちゃっていてわかりませんでした」

P「そうですか……すみません」

小鳥「いえいえ……それよりももしあたしで良かったらある程度は手伝いますけど」

P「え?」

小鳥「あのですね?もしも、この事務所内の人物が犯人だったらですよ?」

P「あまり考えたくは無いですけど、可能性は高いですよね……」

小鳥「プロデューサーさんに彼女でも出来れば……もしかしたら止む可能性もあるかなーって」

P「なるほど……」

P「でも、それって……もし相手が逆上とかしたら危なくないですか?」

小鳥「そこはプロデューサーさんに守ってもらうとか……?」

P「うーん……しかし、迷惑になると考えると……」

小鳥「プロデューサーさん!そんな寂しい事言わないで下さい!私たちは仲間でしょう!」

P「!……そうですね!じゃあ、今度高いお酒でも奢りますよ!」

小鳥「うふふ、楽しみにしてますね!それじゃあ、これから彼女役をするという事で……よろしいですか?」

P「こちらこそよろしくお願いします!音無さんみたいに綺麗な人がフリでも彼女なんて嬉しいですよ」

小鳥「ピヨ!?またまた、お世辞がうまいんですから!」

P「お世辞ではないんですけど……とにかくよろしくお願いします」

小鳥「はい、お願いされました!」

小鳥「プロデューサーさん?書類はもう片付きました?」

P「えぇ、今丁度終わったところですが。音無さんもですか?」

小鳥「えぇ。あ、そうだ!次から小鳥って呼んでください!その……役とは言え、それっぽい雰囲気だしたいですし……まぁ無理にとも言えませんが……」ゴニョゴニョ

P(照れる音無さん……アリだな)

P「わかりました。じゃあ、今後小鳥さんって呼びますね」

小鳥「は、はい!それでですけど、良かったら一緒に帰りませんか?」

P「あ、でも今日は貴音と春香を送らなきゃなんで……明日時間があえばでいいですか?」

小鳥「そうですか……。わかりました。じゃあ、気をつけて行って下さいね?明日楽しみにしてます」

P「えぇ、それでは、二人の迎え行ってきます」

春香「いやー、美味しかったですね!」

P「そうなんだが……。あぁ……今月の給料日までひもじい生活になりそうだなぁ……」

貴音「あの、あなた様、申し訳ありません……。つい……にんにく卵らぁめんが美味しくて……」

P「ついで30回もおかわりしないでくれ……」

貴音「す、すみません。次から気をつけます」

春香「そうだ!貴音さん!明日からプロデューサーにお弁当を差し入れすればいいんじゃないですか?」

貴音「!……しかし、わたくしは料理はあまり……」

春香「じゃあ、私も手伝いますよ!」

貴音「ありがとうございます。それではその言葉に甘えるとしましょう。あなた様は……わたくしのお弁当を食べていただけますか?」

P「も、もちろんだよ。ありがとう、貴音。助かる。それに春香もな」

春香「えへへ~」

P(……弁当で嫌な事を思い出したな……)

P「ん?事務所に電話忘れたみたいだな……。二人とも送り届けたし、事務所によるか」



P「電気がついている……。小鳥さん、まだ仕事しているのかな」

P「お疲れ様でーす。いやー、携帯忘れちゃったみたいで……」

律子「あら、プロデューサー殿。机の上に携帯ありましたよ。もう、だらしないですねー」

P「いやー、面目ない……。そういえば小鳥さんは?もう帰ったのか?」

律子「小鳥さんなら、私が戻った時にはいませんでしたが……(名前……?)」

P「そうか。律子はこれから帰りか?」

律子「いえ、少し書類の整理をしようかと……最近営業が大変ですから、こういう時間を使わないと……」

P「そうか。じゃあ、手伝うよ。俺にできるやつ、半分まわしてくれ」

P「さて、一息ついたな」ガタッ

律子「?……どこか行くんですか?」

P「ん、あー、お手洗いに」

律子「あ、すみません。確かトイレットペーパーが切れていたはずなので……」

P「ん?そうか。じゃあ、コンビニにいってくるよ。ついでに紙も買ってくるから」

律子「すみません、助かります」

P「じゃあ、少し出てくる」

律子「えぇ……気をつけてください」



律子「さて……と」

P「律子ー。戻ったけど……」

律子「あ、プロデューサー!た、大変です!」

P「どうしたんだ?そんな血相を変えて……」

律子「こ、小鳥さんがトイレで倒れていたんですよ!」

P「え?」

律子「きゅ、救急車はもう来ると思うんですが……」

P「とにかく小鳥さんのところへ……」

律子「そ、そうですね」

小鳥「……」

P(あ、頭から血が少し……下手に動かしちゃまずいかもしれない)

P「小鳥さん?大丈夫ですか!?」

小鳥「ぅ……」

P「良かった、生きてる……」

ピーポーピーポー

律子「来たようですね……。誘導してきます!あ、後、私が小鳥さんに付き添いに行くので、この件を社長に報告してください!」

P「わかった。そっちは頼む」



P(その後救急隊員が担架で小鳥さんが運ばれる様子を見ているしかできなかった)

prrr

P「社長……、小鳥さんが……、えぇ、すみません。いえ、私は……」

P「社長への連絡は済んだが……金品とかは残っているんだよな……。内部犯……なんだろうか」

P「ん?机の中に何か」

プロデューサーの浮気者……
今回の制裁は浮気相手だけにしますが……
次はありません……

P「おいおい、マジか。俺の……せいか」

P「しかし、どういうことだ?普通に考えると一番怪しいのは……律子、ってことになるな」

prrr

P「」ビクッ

P「はい」

真「あ、プロデューサー!お疲れ様でーす!今、時間いいですか?」

P「あ、いや、すまん。まだ会社にいるんだ。どうかしたのか?」

真「えへへ、大した用事じゃないですけど、あの、用事なくっちゃ迷惑ですか……?」

P「用がなくても全然構わないんだが……ちょっと今忙しくてな」

真「……わかりました」

P「すまない。時間に余裕があったら電話をかけるよ」

真「了解です!待ってますね!」

P「あ、絶対にかけられるわけじゃあ……切れちゃったか。メールでも送っておくか」



P「……もう日付も変わりそうだ……帰るか」

P(律子に……明日色々確認しないとならないな)

P「おはよう」

律子「おはようございます、プロデューサー殿。小鳥さんは命に別状はないそうです」

P「そうか……。ところで……」

春香「おはようございます!」

P・律子「おはよう、春香」

春香「?……何か話してました?」

P「あぁ、今日は小鳥さんが体調不良で休むらしい。もしかしたら少し時間がかかるかも」

春香「そうなんですか?早くよくなるといいですね!あ、そうだ!よかったら皆でお見舞いに行きましょう!」

P(律子……)チラッ

律子「ダメよ。皆スケジュール忙しいじゃない。私とプロデューサー殿でお見舞いには行くから仕事に専念しなさい」

春香「そう……ですか」

P「春香、そろそろ時間だしレッスン行くか」

春香「はい、わかりました!」

P「じゃ、行ってくるよ。確認したい事もあるから、後でメール送るよ」

律子「……わかりました」

春香「?」



P「よし、こんなもんでいいだろう」

春香「はぁはぁ……ありがとうございました!」

P(律子には……いつ事務所に来たとき他に人がいたかと言う事、小鳥さんを発見した時間、そして……トイレットペーパーのストックが残っていた事……を問いただしたが、返信は無かった)

春香「あの……プロデューサーさん、この後少し時間ありますか?」

P「どうしたんだ?」

春香「やっぱり……その……」

春香「小鳥さんのお見舞いに行きたいです!小鳥さんだって、事務所の仲間じゃないですか!」

P「……そう、だな」

春香「確か今から私もプロデューサーさんも時間あるはずです。一緒に行きましょう!」

P「……わかった」

P(面会すれば……ばれるよな。心配かけてしまうのは、悪いが……正直に言っておかないと色々まずい、か?)

ブロロロ……

P「春香、一つ落ち着いて聞いてほしい」

春香「はい、なんですか?」

P「実は、小鳥さんのことについてだ。体調不良じゃない」

春香「え?」

P「病院で入院している。昨夜……事務所で倒れているところを俺と律子が発見したんだ」

春香「どうして……倒れてたんですか?」

P「誰かに襲われたんだ……。金品とかはなくなっていないから、まだ警察には届け出ていない」

春香「……」

P「命には別状がないと律子が言ってたから、そこは安心していい」

春香「でも……」

P「あぁ、事務所で誰か襲われたらもしかしたら自分も……って考えるかもしれない。その、なんだ。恐らく外部の人間じゃあないんだ」

春香「え?」

P「理由は言えないんだが……今後は皆に3人以上で行動して貰えれば危険性も大分マシになると思うんだ」

春香「理由がいえないって……いえ、プロデューサーさんが言えないにもきっと理由があるんですね。わかりました」

小鳥「……」

P「小鳥さん……」

春香「眠ってますね……」

P「すみません……俺のせいで……」

春香「?……なんでプロデューサーさんのせいなんですか?」

P「あ、いや、その、俺が居ない間に起こったことだから、俺がいれば防げただろうし……」

春香「……そんな事言ったら、皆同じ事ですよ?」

P「そ、それもそうか」

春香「プロデューサーさん。私にできる事があれば……手伝いますから言って下さいね?」

……

小鳥「いえいえ……それよりももしあたしで良かったらある程度は手伝いますけど」

……

P「……(春香も巻き込む訳には……)」

春香「?……どうかしましたか?」

P「いや、なんでもない」

春香「そうですか……」

P「そろそろ行こうか」

春香「はい」

P「小鳥さん、また来ます……」



P「ただいまー」

春香「ただいま戻りました」

真美「兄ちゃん兄ちゃん!」

P「お、真美か。どうした?」

真美「お昼ご飯食べた!?」

P「まだだけど……」

真美「ジャジャ→ン!!!机にはなんと二つお弁当があるんだよ→!兄ちゃんは真美のお弁当を当てなきゃ罰ゲームだよ!」

P「二つ……?ちょっと待ってくれ。もう一個は……誰が作ったんだ?」

真美「そういえば誰だろ?一個は元々置いてあったんだけど……」

春香「……あ」

真美「ん?はるるん、どうかした?」

春香『貴音さんのお弁当の事プロデューサーさんに言うのすっかり忘れてた……』

春香「あ、あの!プロデューサーさん!」

P「どうした?」

春香「お弁当三つくらいなら入りますよね!?」

P「み、三つ!?さ、流石に無理じゃ……」

春香「……」ウルウル

P「よ、よぉし、パパ牛丼特盛りもおまけで頼んじゃう……ぞー?」

春香「つまり入るんですね!?」

P「……はい」

春香「と、とりあえず、貴音さんが来るまで今あるお弁当を食べてください」

P「あ、あぁ」

P『一つは昨日と同じ重箱の弁当箱だった……。違うほうが恐らく真美のだろう』

P「こっちが真美のかな」カパッ

真美「!」ピクッ

P「おお、うまそうじゃないか。いただきます」

P「おぉ、美味しいな!てっきり真美の事だから唐辛子を大量に入れた物があったりとか……」

真美「ふ、ふぅん?」ニヤニヤ

春香「真美、顔!アイドルのしちゃいけない顔になってるよ!」ボソボソ

真美「!?……ちょ、ちょっとトイレ!」

P「ふぅ、うまかった」

春香「そういえばそっちのお弁当は食べないんですか?」

P「あ、あぁ……真美のは反応でわかったけど、誰が置いたかわからないんじゃ俺のかもわからないしな……」

春香「それもそうですね」

貴音「おはようございます」

P「お、貴音、おはよう」

春香「あ、貴音さん!お弁当持って来ましたか!」

貴音「えぇ、もちろんです。あなた様、先日のお礼とお詫びを兼ねて春香に助けて貰いながらお弁当を作ってまいりました」

P「ありがとう、貴音、春香」

貴音「いえ、こちらこそいつもありがとうございます」

春香「そうですよ!プロデューサーさんには本当に感謝してるんですよ!」

貴音「して、そちらのお弁当は?」

P「あぁ、こっちは真美が作ってきたお弁当で今食べ終わったんだが……。もう一個はよくわからない」

貴音「……ふむ。ならば、わたくしが食べてもよろしいですか?」

P「そ、それはだめだ!!!」

春香「ひゃ!?そ、そんな大きな声出さなくても……」

P「あ、すまん」

貴音「あなた様、隠し事がございますね?」

P「……まぁ、な」

貴音「あなた様はいつもわたくし達に困ったら俺を頼れ、一人じゃ出来ない事も力を合わせれば出来るようになる、と心強い言葉をくれますね」

P「……あぁ」

貴音「あなた様がわたくし達の助けになりたいように、わたくし達もいつもあなた様の助けになりたく思っております」

P「そう、だな」

貴音「……打ち明けられない理由があるのかもしれません。でも、わたくしはいつもあなた様の事を思っている事を忘れないで下されば……」

P「わかった。ありがとう……。近いうちにいずれ話すよ。俺もどう言葉にしていいかわからないから、時間をくれれば」

貴音「えぇ、そのときを待っております」

春香(で、出遅れた……!挽回しないと……!)

春香「プロデューサーさん!私も貴音さんと同じですからね!いつでもなんでも言ってください!」

P「あぁ!ありがとう、二人とも!」

貴音「さて、話も終わったところで、わたくしと春香の力作のお弁当を食べていただけますか?」

P「もちろんだ。いただきます……!こ、これはうまい」

貴音「ふふ、春香から秘伝のたれを教わりましたので」

春香「喜んで貰えたなら嬉しいです!」



P「ふぅ、結構食ったなぁ」

春香「そろそろレッスンの時間ですね」

P「よし、行くか」

貴音「……?」

P「どうした?」

貴音「いえ、誰かに見られていたような……」

P「真美じゃないか?そういえばトイレから戻ってないな」

真美「んー?可愛い方の真美を呼んだかね、兄ちゃんクン!」ダキッ

P「うおっ」

真美「へっへっへ→!どっきり成功!」

P「あー、その、なんだ……。あ、当たってるぞ?」

真美「……あっ!」カァァ

P「そのなんだ、すまん」

真美「べべ、別に?真美のせくちーぼでぃーでのの脳サチュするつもりだたたし?」

P・春香(結構噛んだ)

貴音(はて?真美の気配ではなかったような……)

P「じゃ、ちょっと春香をレッスンに連れて行くから、二人は時間がきたらタクシーで収録に向かってくれ」

真美「了解だよ、兄ちゃん!」

貴音「わかりました、あなた様」

春香(プロデューサーと二人きりなんだけど、小鳥さんの件も気にかかるなぁ……)



prrr

P「……お、電話か。すまん、春香。このままレッスンしててくれ」

春香「わかりました!」

P「雪歩か?今、収録中じゃ……もしもし?」

雪歩「た、たた大変です。ぷプロデューサー!」

P「落ち着いて話してくれ。どうしたんだ?」

雪歩「あ、あの、今日のスタジオで収録がある人って……私以外に真ちゃんと真美ちゃんと四条さんですよね!?」

P「あ、あぁ、そうだが……ていうかそのくらい律子に聞けばいいんじゃないか?」

雪歩「その律子さんもいないんですぅ!」

P「も?もって事は他に誰かいないのか?」

雪歩「他にっていうか私以外誰も……いないんですぅ!収録まで後15分もないのにぃ!」

P「確かに……わかった、俺に任せろ。とりあえず、ディレクターに着いていない旨を説明したらわからないで通してくれ。俺のほうからディレクターに連絡する」

雪歩「わ、わかりました」

P「春香ー!収録で少しトラブルが起きたから、そっちに行ってくる!一人にさせてすまないが頑張ってくれ」

春香「え……えぇ!?っていっても収録のトラブルはまずいですね。気をつけて行って来て下さい!」

P「すまない、埋め合わせは今度ちゃんとするよ」

P「さて……どうしたものか。今どこにいるかを確認できればして、確認できなければ代役を立てるしかないか。○×テレビのディレクターとはよく顔を合わせるし頼めばある程度は通る……か。あんまり無茶はしたくないんだがなぁ」

prrr

P「……律子は出ない。というか別れてあの後メール送ってから全く反応がないんだよな……。次は……最近あった貴音か真美か。貴音に連絡してみるか」

prrr

P「やっぱり出ないな……。真美もか……」

P「後は真だが……」

prrr

真「あっ!プロデューサー!?」

P「真……今どこにいる?」

真「今○×テレビ前ですけど……」

P「そうか。時間がぎりぎりだから雪歩と合流してくれ」

真「わっかりました!」

P「それと律子、真美、貴音がどこにいるか知らないか?」

真「ん?いえ、特には。何かあったんですか?」

P「皆収録現場にいない上繋がらなくてな」

真「えぇ!?それはまずいんじゃ……」

P「あぁ、とりあえず代役を立てる。やよいと伊織なら丁度時間も合わせられるからそれで話を通して貰うつもりだ」

真「……わかりました!ボクにできる事があればいつでも言ってください!」

P「あぁ、ありがとう」

P「ふぃー、何とかなったか……」

雪歩「す、凄いです……。真ちゃんが来たから半分入れ替わった形なのに、話が普通に通っちゃいました……」

P「大したことじゃないさ。むしろ、収録が問題なく終わったのは皆のおかげだよ」

伊織「そうね!プロデューサー!私に一つ貸しを作った事忘れないでよね!にひひ♪」

やよい「伊織ちゃんってば、プロデューサーから頼られたって凄い嬉しそうだったんですよー!」

伊織「ちょ、ちょっと!それは言わないでって言ったじゃない!」

真「はは、伊織は相変わらずだなぁ」

伊織「きーっ!どういう意味よ!」

P「まぁ落ち着け伊織。ともかく皆ありがとうな。特に伊織とやよいはオフだったのに都合あわせてもらって……」

伊織「ふん、せいぜい感謝しなさいよね!」

真「それじゃ、そろそろ帰りましょう、プロデューサー!」

P「よーし、じゃあ帰るか。忘れ物ないか?」

雪歩「大丈夫ですぅ」

P「じゃ、皆順番に家に送るから」

真「あ、すいません、プロデューサー!」

P「お?どうした?」

真「ボクは事務所でおろして貰っていいですか?」

P「そりゃ構わないけど……どうかしたのか?」

真「あはは、実は事務所の方に忘れ物がありまして……」

P「言ってくれれば俺が預かっててもいいんだが……」

真「えぇ!?いやいや、ダメですよ!プロデューサーには見せられないものです!」

伊織「ほんっとデリカシーってものがないんだから」

雪歩「伊織ちゃん、そういう言い方は……」

P「いや、大丈夫だよ。俺が悪かった」

真「そ、そんな大げさな事でもないので……。と、とにかく事務所で大丈夫です!」

P「了解。じゃあ、真以外は順に送っていくからな」



P「ただいまー!」

真「ただいま戻りました!」

P「って誰もいないのか……」

P(真美も貴音も律子もどこへ……。これは俺一人だと手に負えないかもしれん)

真「どうかしましたか?」

P「いや、考え事をな」

真「じゃあ、ボクも帰りますね!」

P「ん?忘れ物はどうしたんだ?」

真「えーっと……近くのレッスン教室にあるんですよー」

P「なんだ、言ってくれればそこまで連れて行ってやるのに」

真「いえいえ、流石に近いですし……じゃ、お疲れ様でした!」

P「あ、おい!……早いな。レッスンで思い出したんだけど、春香はどうだったかな?」

prrr

P「春香か?」

春香「あ、プロデューサーさん!?お疲れ様です!こっちはレッスン終わって少し休んでいる所ですよ!」

P「おう、お疲れ。事務所に戻ってきたら家まで送っていくから待ってるぞ」

春香「わざわざありがとうございます!これから向かいますね!」

P「連絡がつかない件について社長にも報告しないと……」

社長「おぉ、キミか。最近皆の調子はどうだい?」

P「それが……現在連絡つかない人が何人か居まして……。最初はたまたまかと思っていたのですが……丸一日連絡がつかないので報告しなければと……」

社長「ふむ。キミはどう考えているのかね?」

P「恐らくですが、音無さんの件と何らかの関わりがあるのではないかと」

社長「内部犯の可能性が高いと?」

P「えぇ。あまり信じたくはないですが。今連絡がつかないのは、律子、貴音、真美の三人です」

社長「この時期にあまり大事にはしたくないところだね」

P「えぇ、仕事の合間に探りを入れていきますが……もし3日以内に見つからないようなら警察に依頼しようかと」

社長「うむ、わかった」

P「もうこんな時間か。春香、遅いな。電話してみよう……」

prrr

P「出ない……。仕方ない。直接迎えにいくか」



P「おーい、春香ー?……おかしいな、電気はついてるから誰かいるはずなんだが……」

ガタッ

P「!?……女子更衣室から物音が……。すいません、誰かいるんですかー?」

ガタガタ

P「あ、開けますよ?」

P「ま、真!?」

真「んー、んー!」

P(そこにはガムテープで両手両足と口を縛られた真がいた)

P「だ、大丈夫か?」

真「ぷ、プロデューサー!」

P「よしよし、もう大丈夫だからな」

真「うぅ……」



P「落ち着いたか?」

真「は、はい」

P「一体何があったのか教えてもらってもいいか?」

真「律子……律子が……」

P「律子?律子に会ったのか?」

真「はい。律子に襲われて……縛られて閉じ込められてたんです」

P「そんな……まさか、律子が。ど、どこにいったかはわかるのか?」

真「いえ、そこまでは……」

P「そ、そうだ!春香は?春香には会わなかったか?」

真「春香には会ってないです……」

P「そうか。とにかく無事でよかった」

真「ボク、これからどうすればいいんですか?」

P「あ、あぁ、そうだな。とにかく家に送ろう」

真「わかりました」



P「そういえば、忘れ物は見つかったのか?」

真「忘れ物は見つかった後なので、大丈夫です。いや、大丈夫じゃないのかな?」

P「はは、そこまでいえる元気があれば大丈夫かな。でも、あまり無理はするなよ」

真「はい!」

P「それじゃ、お疲れ」

真「色々ありがとうございました!」


P「春香……一体どこに行ったんだ……」

prrr

P「くそっ!繋がらない!何かの事件に……やっぱ律子が……?とにかく一度事務所に戻るか……」



P「ただいまーっと……。って誰もいないだろうけども」

ガタガタッ

P「!?……誰かいるのか?(おかしいな、電気はついていなかったが……)」

千早「」ソロー

P「千早じゃないか」

千早「!?……お疲れ様でした、プロデューサー」

P「いや、誤魔化せてないから。真っ暗な中何やってたんだ……。最近それでなくても危ないのに」

千早「危ない?」

P「あー、いや、なんでもない……。それよりどうしてこんな時間に?」

千早「自主レッスンをして遅くなってしまって……」

P「相変わらず熱心だな。じゃあ、もう一個聞きたいんだが真っ暗な中何をしてたんだ?」

千早「……」

P「どうしても俺に言えない事なのか?」

千早「あの……私が何を言っても信じてくれますか?」

P「ん?今更何を……俺はいつでも千早の味方のつもりだぞ」

千早「ほ、他の皆よりも信じて貰えますか!?」

P「……俺は千早の真っ直ぐな心意気を持っている事を知っているよ。何を言うかは知らないが今からお前の言う事は間違いなく事実って事はわかる」

千早「じ、実は……先ほど、自主練習の一環でDVDを見ようとしたんですけど」

P「……」

千早「操作を誤ったのか……その、プロデューサーのトイレのシーンが……///」

P「……!?え、ええ!?ど、どういうことだ!?」

千早「お、恐らく盗撮されていたのではないかと……。男子トイレのどこかにカメラがあるかと……」

P「……み、見たのか?」

千早「み、見てません!見てませんよ!?お、思っていたより大きいとか、まさかあんな所にホクロがあって可愛いとか……あ、私ったら何をいっているのかしら!?」

P「と、とりあえず、落ち着け。キャラクターがぶれてるから」

千早「す、すみません……」

P「まぁなんだ。正直に言ってくれたし、今言ったことは聞かなかったことにしよう」

千早「……」

P「DVDとか残っていたりするのか?」

千早「おそらく……、DVDデッキの中に入っているかと……」

P「どれ……」



P「まじだった……。疑っていなかったけど、まじだった……」

千早「プロデューサー!やきまs……こんな事をした人を許してはいけません!」

P「今、焼き増しっていいかけなかったか?」

千早「許してはいけません!!!」

P「まぁ、うん、許せないな」

千早「犯人探しを協力します」

P「……それはいい。被害にあったのがアイドルだったら大問題だが、幸い俺だけだし」

千早「プロデューサー!これはれっきとしたセクハラですよ!?」

P「まぁそうだな。この件は俺が何とかするから……千早はこの事を忘れてくれ」

千早「……プロデューサーがそういうのであれば……」

P「もう遅いし帰るついでに送っていくよ」

千早「はい」

P(同一犯だとしたら、このDVD、カメラをセットしたのも律子……)

P「さて、家に証拠のDVDも持ってきたわけだが……」

P「……。何かわかる事があるかもしれない」

ジョロジョロ……ジャー

P「あまり長い時間みたい物ではないな……」

……!ッ!……コ……ン!

P「ん?何か聞こえたが、音が遠いな。音量を上げて巻き戻すか」

小鳥の声「真ちゃん!?じょ、冗談はやめて!」

真の声「ふふ、おかしなことを言うなぁ。ボクとプロデューサーは付き合っているのに、それを横取りしようなんて……」

小鳥の声「と、とにかく落ち着いて!あ、危ないからそれを離して!」

真の声「ボクの……ボクの愛情を詰め込んだお弁当を捨てるなんて許せない……!プロデューサーは喜んでくれていたのに!お前が誑かしたんだ!!!」

小鳥の声「え?う、嘘でしょ!?いや……やめて……!キャアアアア!」バキッ

真の声「ふふ、案外あっけないんだね。プロデューサーは誰にも渡さない……。律子も何かコソコソやっているようだけど……ボクのプロデューサーの周りにいる悪い虫はボクが潰さなきゃ……」

P「な、なんてこった……。真、お前だったのか……。って事は、さっきのは自作自演……。春香の居たはずのレッスン場にいたのは、春香に会うため……?それに、真美と貴音……真だったら一緒の競演予定だったから、極めて自然に接近できる……。律子も……先日事務所で一人きりになる事があった……。真だったら怪しまれない……。そうか、そういう、事だったのか」ブツブツ

ピンポーン

P「!?」

ピンポンピンポーン!ドンドンドン!

P「ひっ」

prrr

P「ッ!」

着信:菊地真

ドンドンドン!!!

P「い、一体……」

真の声「プーローデューサー!いますよねー!?い ま す よ ね ー ! ! !ドアを開けてくださーい!!!」

P「ま、真……」

真の声「居留守使っても無駄ですよー!!!開けてくださーい!」

P「こ、こんな時間に何のようだ!」

真の声「何の用?決まっているじゃないですか。王子様を迎えにきたんですよ?もういいです。プロデューサーに自主的に開けて貰いたかったけど諦めます」

P「……?」

ガチャ

P「は?」

ギィイ

P「なんで、鍵を……」

真「聞いてくださいよプロデューサー!大家さんが女性の方でボクの大ファンだったんです!ちょっとプロデューサーが今大変だって言って鍵をお願いしたら快く貸してくれたんですよ!」

P「……」

真「じゃ、行きましょうか!プロデューサー!」

P「いくってどこへ?」

真「ボクだけをプロデュースできる場所ですよ!」

P「こ、断る!小鳥さんや他の皆を襲ったお前についていくことは出来ない……!」

真「へぇ?これ、見ても同じ事言えます?」

P「……ッ!春香?真美?貴音……!皆、無事なのか……!律子は……律子はどうした!?」

真「律子以外の三人はとりあえず拘束してるだけですけど、律子はボクのプロデューサーを盗撮していたみたいだったので、少しおしおきしちゃいました」

P「クッ……」

真「ボクも皆大切な仲間だと思っていますよ?でも、それ以上にボクは乙女なんです。ボクについてこなかったら、律子も……それに、春香、真美、貴音の三人も無事じゃすまなくなるかもしれませんね?」

P「……!わ、わかった。真、お前に従う……。だから4人とも開放してくれ……」

真「プロデューサー?もし、ボクを裏切ったら……他の人の安全は保障しないですからね?どうせボク以外意地汚い雌豚なんですから、ボクだけを見ていればいいんですよ?」

P「わ、わかっている!」

真「じゃあ、雪歩にメールで皆の場所教えておくから。それでいいですよね」

P「そうする以外……ないんだろう……」

真「さっすがプロデューサー!話が早いですね!」

ガン!

P「うっ!真、いった、な、にを……」

真「ふふ、引っ越しですよ……?」



P「……ハッ!?」

真「あ、おはようございます!プロデューサー!」

P「ここは……。それにこれは……」ジャラ

真「んー、プロデューサーの事信じてるんですけど、せっかくだしボクをしっかり見つめて貰う機会でも作ろうかなと」

P「それで逃げないように手錠っていうことか」

真「はい!」

P「……他の皆はどうし」バシン

P「ッ!」

真「他の女の事は離さないでください。もう解放しています」

真「プロデューサーはボクだけを見つめればいいんです。ボク以外の女は必要ありません」

P「……」ガン

P「うぅ……!」

真「返事をして下さい、プロデューサー」

P「あ、あぁ、すまない」

真「やっぱりプロデューサーは優しいなぁ!」

P「しかし、これから一体どうするつもりだ?」

真「おかしな事聞くんですね」

真「これでもボク、アイドルなんですよ!お金のたくわえも沢山あります!」

P「そう、だな」

真「プロデューサー!ボク達ずっとこれからこのまま一緒に居る事ができるんです!」

P「あぁ」

真「そう、これからはずぅっとキラキラしていて、毎日が楽しくて、本当にお姫様みたいな、そんな生活が!」

P「……うん」

真「プロデューサー!これからずっと一緒にいましょうね!ず っ と ! ず ぅ っ と ! こ こ で !」

P(俺はどこで間違えてしまっていたのだろうか。俺は真に王子様の役ばかり押し付けて、お姫様にしてやることができなかったんだろう……。すまない、真……)

真「えへへ!」



終わり

わからん所あったら補足する。

ここまで読んでくれた人いたら、ありがとう。

08:09│菊地真 
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