2014年08月20日

喜多見柚「すーぱーのばー!」




柚「わー」



P「?」





柚「…」アー



P「…」



P「…なにしてるんだ?」



柚「んあっ?」



P(んあって)



柚「あっPサン?へへー。星みてる!」



P「おう。それはまあ…見れば分かるし、知ってる」



柚「あー。分かっちゃうかー」ヘヘー



P「うん」



柚「うんうんっ。へへ」



柚「んしょ…あーぅ…んへへ」ダラーン



P(だからってそんなふうに精一杯見上げなくても)クス





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P「はい、缶コーヒー。あったかいの」



柚「おっアリガトー。しょっと」がば



柚「えと、甘いの?」



P「甘いのだよ」パコ



柚「おー」



柚「へへ。Pサン分かってるなー」



P「おー」ズズ…



柚「んぅ…よいしょ」パコ



柚「こくこく。へへーうまー」



柚「夜だと外だと寒いから、おいしいねっ」ニパ



P「うん。そうだな」







・・・・・





柚「……」ンア



P「?」



柚「…ぁー…んあー」



P(…星を見上げるうちにだんだん口が開くんだな)オモシロイ



柚「わ」



P「ん?」



柚「Pサンいまの!いまのみたっ流れ星っほら!ぴかって!」ぺちぺち



P「いて、いてて。いやごめん、さっきは柚のこと見てたから見逃した」



柚「えー!もー!なんで見逃すのーっ」



P「いやだから」



柚「?…」ハッ



柚「あわっ」



P「ん?」



柚「も、もー!ぺちぺち!」



P「いてて。な、なんだよ」





柚「も、もー……。はふ…」



柚「ま、まあいいや。まだたくさん一緒に観れるよね。だって」



P「うん」



柚「りゅーせーぐん!」



P「流星群な」



柚「すーぱーのばあ!」



P「それ違う。あと上向きながら言ってるから言い方すごく子どもっぽいぞ」



柚「コーヒー飲んでるから大人だよ!」ペカー



P「おー。そうだな。甘いのだけど」







・・・・・





柚「…」ンアー



柚「…あっ。いままた流れたっ」がばっ



柚「…えと、」チラ



P「うん。いまのはちゃんと観た」



柚「ン!うんっ。へへっ」ニパ



柚「えへへ。一緒に観れた♪きれいだねー」パタパタ



P「そうだな」







・・・・・





柚「…」ワー



柚「アタシがいつもいる街だと…星って、こんな風にたくさん観れないから…なんだか楽しいナー」ぷらぷら



P「遠いところまで泊まりがけの仕事だったけど、こんな風にいいこともあったな」



柚「うんっ。へへーまぁまぁ、アタシはPサンが一緒ならべつにどこでも――」



P「あ、いま流れた」



柚「えぇっ。み、見逃したカモ…ぴ、Pサンだけずるかもっ」



P「いやずるいもなにもないだろ」



柚「それにいませっかく可愛いこと言おうとしてたのにーっ」ムスー



P(自分で可愛いって言うのか)



P「…どうせからかうつもりだったんじゃないのか?」



柚「ン?んー。てへー♪どーでしょっ」ニヘコロ



P(笑ってごまかされた。まあいいか)カワイイ







・・・・・





柚「ふふん」



柚「いーもん。流れ星がなくたって、星たくさんだもん♪」



P「変わった拗ね方だな」



柚「すーぱーのばー!」



P「気に入ったのか?」



柚「ちょーしんせー♪あのちょーしんせー♪」



P「スーパーノヴァの意味分かって言ってたのか」



柚「あっいま柚のことバカにしたでしょ!」



P「してないよ」



柚「ならいいやっ」





柚「まうぉーいずおーばー♪」



P(『Supernova』だ…何気にいろいろ知ってるな…)



P「…柚って英語のテストあんまり得意じゃない?」



柚「あれっ。ど、どーしてばれたのカナっ」



P「いや…発音的になんとなく…それはべつに上向いてるからとかじゃなかったか…」



柚「あ、あってればいいの!すーぱーのばー!」



P「お、おー。いやだからべつに今日みてるのはスーパーノヴァではないけどな」クス







・・・・・





P「…」ボー…



P(…ちゃんと星観るのなんていつ以来かな。…ん?いやそれこそまえに柚と観たとき以来か…。…大体なんでも柚とやってそうだな、俺)クス



柚(?)



柚(Pサンなんだか楽しそうだ。へへ)ニヨニヨ



P「?」



P「…おれのこと見てるけどおれはべつに流れ星じゃないぞ」



柚「はぅあ。し、知ってるよ!そういうことじゃないの!というか先にニヨニヨしてたのはPサンの方でしょー!もー!」



P「いてて。な、なんだよー」







・・・・・





柚「…」モー



柚「…。へへ。流れ星も、すーぱーのばーもだけど」



P「ん?」



柚「星ってきれいだけど、たくさんだから、見つけてもらえるのはすぐ消えちゃうのだけなんだよね」



P「…ん」



P「うん、まあ、そうなのかな」



柚「うんっ」





柚「んと、だから」



柚「Pサン、柚のことは見失わないようにね?」



P「べつに柚も流れ星じゃないだろう」



柚「そ、それはどうだけどっ」エトッ



P「すーぱーのばでもないだろ。出会ってからちゃんとまだいまだって輝いてる」ポフ



柚「んう」ペフ



ナデナデ



柚「んー…くすぐったいよー…。へへ、それにPサン、それちょっと恥ずかしいカモ」ニヘ



P(言わせたくせに)



柚「…てへー」



P「……うん」

















なでなで





P「大丈夫だよ。星みたいに遠くにいるわけじゃないし」



柚「うん」



P「うん」



P「ほら。もう寒くなって来たしホテルに戻ろう。みんなも待ってる」



柚「うん」



柚「へへ、Pサン付いて来てくれてアリガトー」



P「連れて来て、だ。さり気なく柚が俺の保護者みたいな言い回しはやめてください」



柚「てへ?♪」テヘペロ



P「ごまかされないぞ」ペチ



柚「ふにっ」





柚「…」ニヘヘ



柚「でもでもっこれからも柚は、」



P「ん?」



柚「うんっ。Pサンに連れてもらうより、Pサンに柚に付き合って欲しいなって!だめかな?」



P「…」



P「……いや、べつに」



柚「あ、Pサンいまによってした」



P「してない」



柚「したー!」



P「してな」



柚「ホテルまでよーいどん!」



P「なっ、おいずるいぞ!」



柚「えっへへ!」







たたっ





柚「ほらーPサンはやくっ!」くるん



柚「ずっと近くにいてくれるんでしょっ?だから早く、柚に付いて来よ?」ニパッ



P「…近くにとはべつに言っては…」



P「…ないけど、まあ、…うん」



P「…その方が俺もいいし。うん」



柚「ンー?」



P「あー…分かったって!…ほら早く走らないとすぐ追いつくぞ!」



柚「わーい。きゃー逃げろー♪へへっ♪」



P「…」ハァ



P「…はいはい。ちゃんと付いて行くよ」



柚「ン!へへー、ちゃんとPサンが付いて来れるように、じゃあ柚もーっとぺかーってしよーっ!」



P「おーがんばれ…って聞こえてるのかよ。あーもーすぐ追いついてやる」



柚「えっへへーにげるっ♪ほらはやく♪」









・・・・おしまい





17:30│喜多見柚 
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