2014年08月22日

雪歩「暇だけど……幸せです♪」P「……だな」

甘さ控え目。



雪歩なのに、ポエム要素はないです。



ほぼ一レスの短編を思いつき次第……みたいな。





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1403345660



雪歩「プロデューサー。お茶が入りました」



P「うん……ありがとう」こくこく



雪歩「……」ニヤッ



P「ぐっ!? ゆ、雪歩……! お、お前……」



バタッ



P「」



雪歩「プロデューサーが悪いんですよ? ふふふ、ふふふ……」



P「」



雪歩「……暇ですね」



P「……だな」



雪歩「プロデューサー! 茶柱が立ちました!」



P「お、縁起が良いな。良いことあるかもな!」



雪歩「はい! 早速、お外に行って来ますぅ!」



P「おう」



30分後



P「お、餌の時間だな……あ、スカルグレイモンに進化してる」



雪歩「ひーん! プロデューサー!」



P「ん?」



雪歩「水溜りで滑って! 犬に追いかけ回されましたぁ!」



P「oh……」



雪歩「うぅ……茶柱なんて信じるんじゃあ……」



P「膝を擦りむいてるな……ほら」



雪歩「あ……」



P「抱っこが恥ずかしいのはわかるが、大人しくしてろよ?」



雪歩「は、はい! 茶柱はやっぱり凄いなぁ……♪」



P「何だよ。それ」

P「男恐怖症も最初の時と比べるとマシになって来たな」



雪歩「そんな大げさのものじゃ……でも……プロデューサーのお陰です」



P「犬はまだ無理か?」



雪歩「うぅ……頑張ってはいるんですけど……最近はテレビに出てるワンちゃんなら可愛いかも? っと思えるぐらいには……」



P「無理に克服する必要もないけれど、克服するには越したことはないからな」



雪歩「ど、どっちですか?」



P「雪歩のペースで頑張れば良いってことかな?」



雪歩「が、頑張ります……」

雪歩「プロデューサーには怖い物は無いんですか?」



P「子供の時はピエロが怖かったなぁ……ピエロに追いかけられる夢を見たことがあるんだよ」



雪歩「い、今は無いんですか?」



P「今ねぇ……あ」



雪歩「?」



P「雪歩に会えなくなることだな。今のところ、一番怖い」



雪歩「私も……」



P「ん?」



雪歩「プロデューサーに会えなくなるの……怖いです」



P「……犬よりもか?」



雪歩「うぅ……それは……もう! プロデューサーは意地悪ですぅ!」



P「すまんすまん」



雪歩「もう……ふふふ」

雪歩「無理無理無理ですぅ!」



P「寝ている犬から骨を取り上げるだけだ! 襲っては来ない、頑張れ?」



雪歩「うぅ……」そー



番犬ガ◯ガオ「ワンワンワン!」



雪歩「ひやあああああ!?」



P「玩具ぐらいは耐えようぜ……こら、抱きつくな!」



雪歩「助けて下さいぃぃぃ! プロデューサー!!」



P「ゆ、ゆき……」



雪歩「ひゃああああ!!」



P「……わざとやってないか?」



雪歩「ひゃあああ……えへへ」

P「ある男が車を家へと走らせていた。いつもはこんなに遅くはならないが、今日は仕事が長引いてしまったんだ」



P「いつもの道で帰ろうとしたが、ふっと脇の道が気になったんだ」



P「方向的にはその道でも帰る事ができるだろう。男は軽い気持ちでその道に入って行ったわけだ」



P「入ってからだ。気づいたのは……あれ? こんな所に道なんてあったけな? って」



P「暫く車を走らせていると、バス停の小屋を見つけたたんだ。その中にはお婆さんが居て……」



P「こんな時間に明らかにおかしいだろ……なんて思いながらも、男は車を止めて、小屋の中を覗いた」



P「だが不思議なことに、お婆さんの姿は小屋の中になく……男は首を傾げながら、車の中に戻りエンジンをかけると……」



プルルルル!



雪歩「!?」



P「はい。765プロです……」



雪歩(どうなったんだろう……)



P「すまん。ちょっと出て来るな! この話はまた今度!」



雪歩「ええ!? 怖いけど、先がすっごく気になりますぅ!」

P「鯛焼き買って来たぞ」



雪歩「わぁ……美味しそう……丁度、お茶が入りました!」



P「じゃあ、食べるか……」



ぱくぱく



雪歩「……美味しいです♪」



P「雪歩は頭からか」



雪歩「プロデューサーは尻尾から、ですか?」



P「そうだ。真ん中から食べてくれ……こう。鯛焼きの両端を掴みながら」



雪歩「こう……ですか?」



P「可愛い」



雪歩「や、やめて下さい……!」かぁっ

P「大体、犬のどこが無理なんだ? 犬は昔からの人間のパートナーだぞ」



雪歩「だ、だって怖いじゃないですかぁ! 吠えるし、噛むし……追いかけて来ます!」



P「それを他のに置き換えたらどうだ?」



雪歩「……」



P「?」



雪歩「ど、どうぞ……」



P「どういう事だ」

雪歩「穴掘って、埋まってますうぅぅぅぅ!!」



P「前から気になっていたんだが」



雪歩「は、はい?」



P「そのスコップは何処から取り出しているんだ?」



雪歩「えっと……秘密です」



P「秘密か」



雪歩「はい」



P「なら仕方ないな」



雪歩「はい♪」

P「しんしんと雪のように」



雪歩「ぷ、プロデューサー!? な、何故それを……ま、まさか……」



P「いや。ノート拾ったのは良いけど、表紙に名前無いし、中身見るしか無いじゃん?」



雪歩「わ、忘れて下さぁい!」



P「あなたに舞い降りーー」



雪歩「プロデューサーが意地悪しますぅ!」ぽかぽか



P「いや。俺は全体的に良かったと思うよ?」



雪歩「私の全部、プロデューサーに見られちゃいましたぁ!」

プーン プーン



雪歩(あ……蚊だ)



P「それでさ……」



雪歩(プロデューサーの頬っぺたに……よし)



P「雪歩?」



雪歩「えい!」



パシン!



雪歩(逃げちゃった……)



P「……何か、雪歩に嫌われるようなことしたかな……俺」



雪歩「ち、違うんですぅ!」



P「……」



雪歩「違います! ぷ、プロデューサーのこと、大好きですからぁ!」



P「……え」



雪歩「……あ」

P「雪歩って、ウェディングドレスより和装が似合いそうだよな」



雪歩「ぷ、プロデューサー……そ、それって……」



P「ああ! そうだ! そろそろ、良い頃合いだろう?」



雪歩「ぐすっ……私……嬉しくて……」



P「撮影は今度の土曜日だ」



雪歩「……」



P「雪歩?」



雪歩「プロデューサーなんて知りません!」ぷいっ



P「えー」

P「よし、事務所に帰るか!」



怖そうな人達「……」



P(何か怖そうな人達が居るな……)



怖そうな人達「ん……おい」



P(やべ……目が合った!)



怖そうな人達「……」ぞろぞろ



P「……!」



怖そうな人達「お疲れしやした!!」ビシッ



P「……え?」



怖そうな人達「仕事の帰りですかい? お気をつけて!」



P「あ……どうも……(怖い人達じゃなかったな……見掛けで判断しないようにしないと)」

怖い人C「あの、あの人は……?」



怖い人A「将来的には俺たちのオヤジになるお方だ」



怖そうな人C「って言うと、オヤジと殴り合ったという!?」



怖そうな人A「おう。ああ見えて恐ろしい人よ……なんせ、あのオヤジが認めたんだからなぁ」



怖そうな人B(あの人がお嬢を家まで送って下さり、酔っ払って勘違いしたオヤジが殴りかかり、はたまた勘違いしたあの人が応戦……以下略。みたいな流れでさぁ)

P「犬の気持ちになるんだ」



雪歩「え?」



P「犬の気持ちになれば、犬の苦手意識が薄れるだろ……知らないけど、きっとそう」



雪歩「そ、そんな……わ、私達にはまだ早いですよぅ! ……で、でも……プロデューサーがどうしてもって言うなら……」



P「ほい、犬耳」



雪歩「は、はい……」



P「どうだ?」



雪歩「え? ……あ、そう言う……」



P「ん?」



雪歩「な、何でもありません!」

P「雪歩はユ○カブリだな」



雪歩「?」



P「春香はヒ○カゲ、千早は……意外とラプラスか? あずささんはケー○ィ……真はリオルだな」



雪歩「あ……ホ◯ケモンですか?」



P「美希はカ○ゴン」



雪歩「え? そう……ですか?」



P「カビゴンの腹で寝ている美希を気遣って寝返りを打てないカ○ゴンとか……良くないか?」



雪歩「私に言われても……」



P「あ、因みにあくまでも>>1の意見な!」



雪歩「?」

P「……雪歩。本当に、良いんだな?」



雪歩「は、はい……プロデューサーだから……プロデューサーに触れて貰いたいです……」



P「……だが」



雪歩「お願いします! いっぱい、いっぱい頑張りました……! だから……その……ご褒美を……」



P「……わかった」



雪歩「……」どきどき



P「……」なでなで



雪歩「えへへ……」



P「本当に頭を撫でるだけで良いのか?」



雪歩「はい! 十分ですぅ……」



P「でもなぁ……」



雪歩「あ……やめちゃうんですか……?」



P「……」なでなで



雪歩「えへへ……♪」

雪歩「うぅ……口内炎……痛いなぁ……」



P「塗り薬で良かったら、持ってるぞ?」



雪歩「本当ですか? ありがとうございますぅ……」



P「よし、塗ってやろう」



雪歩「へ!?」



P「手は洗ってるから……ほら、口開けて」



雪歩「あ、あーん……」



P「お、ここか……」ぬりぬり



雪歩「……」ぺろっ



P「!?」



雪歩「つ、つい……イタズラしちゃいました♪」



P「お、おう……塗れたぞ……」



雪歩「ありがとうございますぅ。プロデューサー」



P「お、おう……」



実際は色々と危険です。気をつけましょう。









雪歩「ひーん! 蜂が入って来ましたー!」



P「あんまり刺激するなよー」



雪歩「そ、そんなこと言われても……」



P「あ、窓から出て行った」



雪歩「ほっ……って、安心してたら、逆の窓から入って来ましたー!?」



P「可愛いなぁ」



雪歩「見てないで、助けて下さいぃぃぃ!?」

雪歩「プロデューサー! あ、あの……」



雪歩「お、お弁当作って来ました!」



P「弁当箱を作って来たのか。うん、よく出来てるな」



雪歩「も、もう! 中身もちゃんと、私の手作りですぅ! 口に合うかはわかりませんけど……」



P「この前も美味かったし、問題ないだろ。早く食べよう」



雪歩「ぷ、プロデューサー! あ、あーん……」



P「あん……美味しいな、これ」



雪歩「ほ、本当ですか!?」



P「ああ。凄い美味しいよ、ありがとう」



雪歩「えへへ……じ、じゃあ、もっと食べて下さい! あーん」

雪歩「うぅ……天気予報じゃ、雨は降らないって言ってたのに」



雪歩「本屋に寄らなかったら、良かったなぁ……」



雪歩「早く事務所に帰らないと、プロデューサーも心配するよね……でも、傘も無いし……」



P「雪歩!」



雪歩「ぷ、プロデューサー!? な、なんで……」



P「雪歩を迎えに行く途中だったんだよ。そうしたら、雪歩をここで見かけてさ」



雪歩「? でも傘、一本しか……」



P「すまん。雨宿りしている女の子が居たから、あげてしまった」



雪歩「ふふふ……プロデューサーらしいです」



P「そうか?」



雪歩「それに……一本あれば……十分ですから」

765ゲーム



お題「感謝している人」



雪歩「春香ちゃん。一緒のお仕事で、優しくフォローして貰ってますぅ」ぱんぱん



P「音無さん。一人で残業していると、有り難さがわかるんだよなぁ……」ぱんぱん



雪歩「プロデューサー」



P「ん?」



雪歩「手を引っ張って、ここまで連れて来てくれました」



P「……こういうタイミングで言うのは、ズルくないか?」



雪歩「いつも、ありがとうございます。プロデューサー」



P「だ、だからやめろって……」



雪歩「えへへ……」

雪歩「プロデューサー。お茶が入りました」



P「アイドルにお茶を淹れて貰うなんて贅沢だよな」



雪歩「うふふ……私がやりたくてやってるだけですから」



P「ん?」



雪歩「私の淹れたお茶を飲んでくれた人のほっこりとした顔を見ていると、淹れて良かったなぁ……って思うんです」



P「まあ、雪歩が淹れてくれたお茶は好きだよ」



雪歩「私もプロデューサーのほっこりとした顔が好きですよ?」



P「……言うようになったな」



雪歩「はい? ……あ……う……」

雪歩「うふふ……」ころころ



P「何だ。雪歩、ご機嫌だな?」



雪歩「あ、プロデューサー! ファンの女の子から飴ちゃんを貰っちゃって……」



P「お、良かったな」



雪歩「プロデューサーもどうですか?」



P「良いのか?」



雪歩「はい! いっぱい貰いましたから……あーんしてください」



P「あーん」ぱくっ



P「ん、旨いな」



雪歩「はい♪」ころころ

雪歩「プロデューサー。ちょっとお時間良いですか?」



P「ああ。ひと段落ついたから良いよ」



雪歩「ガラガラの景品で耳かきを貰っちゃったんですけど……」



P「うん」



雪歩「プロデューサーに耳かきをさせて貰っても……良いですか?」



P「雪歩が俺にしてくれるの?」



雪歩「は、はい」



P「……じゃあ、お願いしようかな」



雪歩「は、はい! ど、どうぞ……!」ぽんぽん



P「……膝枕でするの?」



雪歩「こっちの方がやりやすいかなって思うんですけど……ダメですか?」



P「……じゃあ、失礼するけど」



雪歩「は、はい……」



ぽすん

耳かき中。



雪歩「……」かきかき



P「……」



雪歩「プロデューサーのお耳、綺麗ですね」かきかき



P「まあ、身だしなみぐらいはな」



雪歩「あ、でも……奥の方に少しだけ」



P「取れるか?」



雪歩「はい。これぐらいなら……」かきかき



P(……旗から見ると、言い訳できない状態なんだろうな……)



雪歩「♪」

雪歩「プロデューサー。お茶をどうぞ♪」



P「あ、すまないけど……」



雪歩「はい。今日は苦めにしておきました」



P「お……良くわかったな」



雪歩「何となく今日はプロデューサー、お茶苦めの方が良いかなって……」



P「……それだけお茶を淹れて貰ってるということか。ありがとうな」



雪歩「私の方こそ……いつも、ありがとうございます」

雪歩「……」じー



P「……どうかしたか?」



雪歩「な、なんでもありません!」



P「……雪歩がそんな言い方をして、なんでもなかったことなんてあったか?」



雪歩「プロデューサーを心配させてばっかりのダメダメな私は、穴掘って埋まってますうぅぅぅ!」



P「心配してるだけじゃないぞ?」



雪歩「へ?」



P「何て言うか、雪歩の事が気になるんだよなぁ……」



雪歩「ぷ、プロデューサーそれって……」



P「……まあ、そう言うことだよ」



雪歩「うぅ……」



雪歩「……いつも、亜美ちゃんや真美ちゃんがプロデューサーの膝に座ってますよね?」



P「……座らせてる訳じゃないからな?」



雪歩「それで……どんな感じなんだろう? って」



P「……座ってるみるか?」



雪歩「ふぇ!?」



P「ほら」ぽんぽん



雪歩(こ、断るのは失礼だよね? そうだよね……?)



雪歩「し、失礼します……!」ぽすん



P「……」



雪歩「……」



P「……どうだ?」



雪歩「すごく……心臓がドキドキしてますぅ……で、でも……すごく落ち着きます……」



P「……そうか」

雪歩「……」



P「雪歩?」



雪歩「くー……すぅ……」



P「……寝ちゃったか」



雪歩「……プロデューサー……」



P「ん?」



雪歩「……私も……プロデューサーのことが……すぅー……」



P「今の寝言、後で聞かせてやるか」



P「……それにしても」



雪歩「……すぅー」



P「雪歩が起きるまで、このままなんだろうな……ま、たまにはいいか……」



P「……おやすみ。雪歩」

「ーーさん! 」



雪歩「んぅ……?」



「お母さん!」



雪歩「ふぁい!?」



「もう。お母さんたら、またこんな所で寝るなんて……風邪ひきますよ?」



雪歩「……p? ご、ごめんね……」



p「もう、忙しいのはわかるけど、お母さんとお父さんも無理し過ぎですよ」

雪歩「小学校は楽しい?」



p「はい! あ、でも……男子が子供過ぎて……」



雪歩「pちゃんも子供なんだけどな……」



p「子供みたいな嫌がらせをしてくるんだから、子供で良いんですぅ! ……あ」



雪歩「また出ちゃったね。その癖」



p「うぅ……」



雪歩「可愛いと思うけどな?」



p「そ、そうですか?」

雪歩「その子達もpちゃんが好きなだけだとおもうな……」



p「刹馬君や南斗君が? ナイナイ」



雪歩「うふふ……」



p「とにかく! 人に嫌がらせするような人は、穴掘って埋めてやりますう!」



雪歩「そ、それは怖いかな? お父さんを迎えに行く時間だけど、一緒に行く?」



p「はい!」

駅前。



p「あ、お父さん!」



P「ん、迎えに来てくれたのか? よしよし」



p「きゃー♪」



雪歩「うふふ……おかえりなさい」



P「ああ、ただいま」



雪歩「あなた」



P「雪歩」



end



20:30│萩原雪歩 
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