2013年11月19日

モバP「例のドリンクが出回り始めた」

備考:このSSは以前書いた
モバP「ちひろおねぇちゃん?」 モバP「アイドルが未来から来た」
の続き。基本的に広く浅く書きます。
嫁ステマしてくれれば頑張るかもしれない。頑張れなかったらすまん。
キャラが壊滅してるかもしれない。特に変態な凛と病みが薄れてパロディ気味なまゆ。


今回はふと思いついた時にポツポツと落としてく感じになります。


だれかのメモが落ちている

-要注意危険ドリンクメモ-
LPドリンク:ちひろさんの最初に開発した若返りドリンク。若返りすぎてしまう試作品一号。
1/3LPドリンク:前の実験体(プロデューサー)の失敗を踏まえた年齢の調節の効くドリンク。

LPドリンク改:未来の自分や自分以外にも自分に深く関わる人を未来から呼ぶようだ。
不確定なあらゆる可能性からやってくる彼女らは本人とかけ離れていることもある。
もはやこれをドリンク扱いしていいのだろうか。完全にご都合主義ドリンク。一度きりしか効果はないようだ。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1357391151

P「あいこ」

あいこ「なんですかおにーちゃん?」

高森藍子 http://imgur.com/sihzi

P「最近ちっちゃくなること増えたか?」

あいこ「……」

あいこ「……さいきん、かまってくれませんでした」プィッ

P「いや…だってなぁ…?」
あいこ「おにーちゃんがいそがしかったのもしってます…で、でも!」

あいこ「わたしのおにーちゃんなんですからかまってくれなきゃやです!」ギュー

P「あはは…ごめんな」ナデナデ

P(あいこはかわいいなぁ!)

あいこ「えへへー。それでこそおにーちゃんです!」ニコニコ



凛「……卯月」

渋谷凛 http://imgur.com/UVg94

卯月「…何かな…凛ちゃん?」

島村卯月 http://imgur.com/OEFIm

凛「…藍子ばっかりプロデューサーに構ってもらってずるいと思う」

卯月「うん。分かったからこっち見て話そうか。壁からチラ見ってなんかストーカーみたいだよ!」

凛「あぁ…プロデューサーに撫でられてる…私なんてもう何週間も…」ギリギリ…

卯月「うん…私の話聞いてないよね。凛ちゃん?」

凛「藍子…プロデューサーのスーツに鼻すんすんって…すんすんって…」ハァハァ…
卯月(最近凛ちゃんが輪をかけて酷い…)

まゆ「大丈夫です…。プロデューサーさんが子供好きだと分かって大収穫じゃないですか…!」ギリギリ…

佐久間まゆ http://imgur.com/XVFTH

まゆ「まゆは大丈夫…!まゆはァ…!」ギリギリ

卯月「……」

卯月「振り向いたらマズい気がする」サァッ

プロデューサーノダッコ!?   マユハダイジョウブデスヨォ… 

卯月(誰か助けて…!)
ちひろ「…」ニヤリ

ちひろ(これはチャンスですねぇ…)

ちひろ「藍子ちゃんの使ったドリンク…ここにあるんですが…良かったら…」

凛 まゆ「「買った!!」」

卯月「!?」

ちひろ「毎度ありです♪」ニコニコ

ちひろ(まだいける!この程度の売り上げで済ませてなるものかァ!)ニタァ…


りん「うづき」チマーン

子まゆ「卯月さん」チマーン

卯月「な、なにかな。凛ちゃん。まゆちゃん?」

卯月「というかまゆちゃん杏ちゃんにはちゃん付けで呼んでたよね!?なんで私さん付け!?」

補足:劇場38話 http://imgur.com/RH9KB

子まゆ(16歳)「杏ちゃんはさんづけすると違和感が…」

りん(15歳)「わからないないでもないね」

卯月(17歳)「えと、私もちゃん付けでいいから!」

子まゆ「わかりました。うづきちゃん」

子まゆ「しかしまゆたち小さくなったのはいいんですが、重大なことに気づきました」

卯月「なにかあったっけ?」キョトン

子まゆ「どんな顔をしてプロデューサーにあえばいいのか分かりません」

卯月「え?普通に行けばいいんじゃ…?」

りん 子まゆ「「はぁ…」」ヤレヤレ
卯月「なんか露骨にため息吐かれた!?」

卯月「というか凛ちゃんとまゆちゃんそんなに仲良かったっけ!?」

りん「卯月…この業界なめちゃだめだよ。小さくなったからには相応のシチュエーションがいるんだよ」ハァ…

卯月「この業界って何!?年齢退行の業界って何!?」

子まゆ「卯月ちゃん…そのくらい分かってくれないと…」フゥ…

卯月「私だけ!?」ガーン

りん「自覚がないっていけないことだと思うよ」

子まゆ「まったくですね」

卯月「理不尽な虐めを受けている気分だよ…」ズーン

りん「例えばだよ。私がさ…」

スゥ…

りん「ちっちゃいりんちゃんだにぃ〜☆今日はPちゃんをはぴはぴさせちゃうにぃ♪」


りん「とか私がプロデューサーに向かって言ったらどう思う?」

卯月「どん引きもいいところだね」キッパリ

りん「なにもそこまでいわなくても…」ジワァ…

卯月「! ?」

卯月「えっあ、あの…ごめんね!?そこまで考えてなくて…」ワタワタ

りん「私たちのこと…手伝ってくれる…?」グスッ

卯月「と、とにかく泣かないでぇ…!?」オロオロ

卯月「わ、分かったから…!凛ちゃんとまゆちゃんのこと手伝うから…!」

りん「うん…分かった」ニパー

りん(ちょろ可愛いなぁ…卯月は…)ニコニコ

子まゆ(ちょろいですねぇ…卯月ちゃん)フフッ…

卯月(あれ…もしかしてハメられた…?)



りん「それで…?何か案は?」

卯月「だ、だから普通に会えば…!」

りん「甘いっ!卯月は甘いよっ!」

子まゆ「そうです。卯月ちゃん!例えば…あれを見てください!」ビシッ


あいこ「ま、まってくださいおにーちゃん!」ダキツキー

P「おっとっと…飲み物買いに行くだけだぞ?」フラッ

あいこ「おにーちゃんはいもうとをおいていかないものですっ♪」ニコニコ

P「はいはい…分かりました…ほら…じゃあ行くぞ。ほらほら外出た」

あいこ「は〜いっ♪」

バタン…


ヌゥッ

子まゆ「分かりましたか?」

卯月「いやぁ…あんまり…」

卯月「っていうかなんで二人とも隠れてたのかな?」

りん「そんなの」

小まゆ「今バレてしまっては」

りん 小まゆ「意味が無いよね!」「意味がないじゃないですかっ!」

…ハイターッチ! イェイ!
卯月(この二人こんなめんどくさいキャラだったっけ…)ボーゼン

りん「さっきの藍子はね…小さくなった自分に妹ってキャラ付けをしてたんだ」

子まゆ「その通りです。普段の藍子ちゃんと別であの娘はプロデューサーさんの妹ということですつまり…!」

卯月「つまり…?」

小まゆ「このままなにもせず行ってもただちっちゃくなっただけと普通にあしらわれます…」

子まゆ「おそらくこんな…」


P「なんだ…まゆか?ちっさくなってどうしたんだ?可愛いじゃないか。髪の毛わしわしー」グシグシー

子まゆ「うふふ…」ニコニコ…

P「じゃあ俺仕事行ってくるな。良い子にしてるんだぞ」

子まゆ「!?」

P「そろそろ行くぞ。藍子」

藍子「分かりました。あ、まゆちゃんかわい〜♪」ナデナデ

P「じゃあ行ってくるぞ。留守番頼んだ」

藍子「精一杯頑張りますよ!」

バタンッ


子まゆ「あのスルースキルの高いプロデューサーならこうなってしまうに違いありません…!」ギリギリ…

りん「私たちは藍子のようなキャラを手に入れなければいけないと思う」キリッ

卯月「無理じゃないかな?」ボソッ

りん 子まゆ「「なんで(ですかっ)!?」」

卯月「だって…凛ちゃん今プロデューサーに抱きつけるとしたら何する?」
りん「スーツに飛びかかって思う存分くんかくんかする」ドヤァ

りん「くんかくんかした後に一日中背中にくっついて今度は首筋くんかくんかする」

卯月「…それってちっちゃくてもおっきくてもアウトだよね?」ハァ…

りん「え…?アウト…?」

卯月「…凛ちゃんはちっちゃくなった私から一日中くっつかれてくんかくんかされたらどう思う?」
りん 子まゆ「……」ドンビキ

卯月「そんな目で見ないでよ!私がしたいって訳じゃないよ!?」

子まゆ「ま、まぁ…まゆはプロデューサーさんと運命の赤いリボンで結ばれてますから関係ないですけどねぇ」

子まゆ「ずっと…ずぅっと…」ウフフ

りん「プロデューサーさんから運命の赤いリボンで結ばれてるって聞いたことないけどなぁ」ジトー…

小まゆ「プロデューサーさんはまゆを絶対に置いていきせんよぉ…」ニコォ…

りん 子まゆ「「……」」バチバチッ
卯月「ちっちゃくてもこの娘たち怖い…」ガタガタ

りん「まゆは少しアイドルとしての自覚が足りないと思う」

卯月(凛ちゃんが言うの…!?)

子まゆ「まゆはプロデューサーさんといるのにアイドルの形にこだわった覚えはありませんよぉ」ニコニコ

りん 子まゆ「「……」」バチバチ

卯月(もうどうにでもな〜れ☆)

卯月「この姿のまま思う存分甘えちゃえばプロデューサーさんだって骨抜きじゃないかな!」

卯月(プロデューサー…私もう疲れました…あとは頑張ってください…)グッタリ



P「…で、どうなってこうなったんだ?」

りん「プロデューサー…振り下ろしちゃ駄目だよ」クンカクンカ セナカペター

子まゆ「まゆとプロデューサーさんの子供はきっと私みたいな娘になりますねぇ♪」アシノウエー

P(まゆみたいな娘って…パパと私は赤いリボンで結ばれてるんですよ〜♪って)

P(わ……笑えない…)ガタガタ…

藍子「…えと…?プロデューサー…大丈夫ですか…?」

P「藍子…!助けてくれっ!」ヒッシ

りん 子まゆ「「…………」」ジー…

ヒッ!?
藍子「……が、頑張ってくださいね!プロデューサーさん!」ススー

P「藍子!?藍子ぉぉぉぉぉ!?」

りん「プロデューサー…落っこちるからもっと支えて」

子まゆ「こういううっとぉしい娘はいらないですよねぇ?プロデューサーさん?」

りん 子まゆ「……」バチバチ


ちっちゃくても重かった人達 END



……

雪美「…」コクン…コクン…

佐城雪美 http://imgur.com/Nwq7O

雪美「…不味い……」カタッ

ボンッ…

雪美「え…?……あなたは……」

未来雪美「……こんばんわ…」

雪美「…だれ……?」

未来雪美「…私は……あなた……大きくなった…あなた……」


補足:劇場16話 http://imgur.com/fJSee
-前日事務所-

ちひろ「遅くなりましたが雪美ちゃんへの私からのお年玉です♪」

雪美「…これは……?」

ちひろ「これは…ですねぇ…魔法使いの秘薬です!」

ちひろ「一度きりしか使えませんけどステキな出会いがあるかもです♪」

雪美「…ステキな……出会い…?だれ……?」

ちひろ「さぁて?誰でしょうねぇ♪おっと…次の金づ…お客様が…」

ちひろ「またね!雪美ちゃん♪」

タッタッ…!

雪美「…?」

……




雪美「…凄い……本当に……魔法……」キラキラ

未来雪美「…魔法…?」キョトン

雪美「…魔法使いの…秘薬……」キラキラ

未来雪美「…あ……」サッシ

未来雪美「……そう…あれは…魔法の…秘薬…」

未来雪美「…あれは…未来の自分…呼べる秘薬…」

未来雪美(…嘘は……吐いてない…)
雪美「…ペロは…連れてきて……ないの……?」

雪美「ペロ…どうして…いないの……?」

未来雪美「ペロは……お留守番……ペロも……お年寄り…疲れちゃう……」

雪美「私は……ペロと一緒……じゃなくちゃ……ダメ……」

雪美「…おっきな私は……凄い……」ニコニコ

未来雪美「大丈夫……いつでも……繋がってる……」

雪美「……?」キョトン

未来雪美「…ふふっ……あなたと……プロデューサーと……一緒……いなくても……繋がってる……」

雪美「…うん……」

未来雪美「…それと……一緒……ペロも……プロデューサーも……」

未来雪美「…今の私は……分かる……広がった……メアリーも……レナも……」

未来雪美「…きっといつか…分かる……あなたは……私……」

雪美「…私……言葉……苦手…」ウツムキ

雪美「…それでも……平気…?」
未来雪美「…大丈夫……伝えるの……言葉だけじゃない……」ナデナデ

未来雪美「…もう……プロデューサーに……教わった……違う……?」

未来雪美「…私のこと……考えてくれるの……プロデューサーだけじゃない……」

雪美「私も……メアリーも……レナも……好き……!」

雪美「…だから…私……頑張るから……!」

未来雪美「…そう……ふふっ…」ナデナデ
雪美「…だから……約束……私もあなたみたいになるから……」

未来雪美「…私に…なることない……あなたは…あなた…だけど…約束…」

未来雪美「…あなたの繋がり…きっと増えてく…だから……その繋がり……大切にして…」

雪美「…分かった……約束…」

未来雪美「…魔法の時間……おしまい……目を…閉じて……」

雪美「…少し…寂しい……でも…分かった…」スッ
未来雪美「…プロデューサーは……約束……まだ…守ってる……」ボソッ

雪美「…!?」

未来雪美「……ばいばい…」ニコッ

スッ

雪美「……」

雪美「……絶対……約束…守るから……」


……

-事務所-

雪美「…ちひろ…」クィッ

ちひろ「なんですか?雪美ちゃん?」キョトン

雪美「…素敵な……お年玉……ありがとう…」ニコッ

ちひろ「そうですか。それはなによりです」ニコニコ

雪美「…プロデューサー……」

P「なんだ?雪美」カタッ

雪美「……約束破り……許さない…から…」ニコニコ

P「?」

魔法の時間 END
一旦終わりです。
今後思いつき次第ポツポツ落としてく次第になります。
凛ちゃんとまゆは一回これでもかってくらいキャラぶっ壊してボケ倒して書きたかったんだ…ごめんよ…
というか雪美ちゃん書くの難しすぎぃ!
>>36
すまん。拡張子はうっかりしてた
次から気をつける
茜「ドリンクの差し入れですか?」

日野茜 http://imgur.com/XBQ0Q.jpg

ちひろ「お仕事終わりに、おひとついかがです?」

ちひろ(さぁて…誰が出てくるか…!!)

茜「ありがたく頂きます!!」カシュ…

茜「…ぶはーっ!!なんというか…あんまり好みじゃない味ですー!!」ブハー!
ボンッ

未来茜「トラーーーーーーーーーイ!!」ドドドドドド

ドドドドド…

ド……ド…

ちひろ「……………」ボーゼン

ちひろ(出てきて早々逃げたーーーー!?)

茜「どうかしましたか!?顔が青いですよ!?風邪!?風邪ですか!?」

ちひろ(当の本人気づいてないし!?)
茜「救急車!?間に合いません!!私がおぶっていきます!!」

ガシッ

ちひろ「え?」

茜「全力全開!!行きまーす!!」

ちひろ「ちょ…私はなんとも…」ジタバタ

茜「病人はみんな同じことを言います…!!」

茜「元気があればなんでも出来る!!いくぞーー!!」ダダダダ

ダダダダダダダダ!

ちひろ「みぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

ギャアアアアアアアアアアア!?

………アァァァァァ…




……

未来茜「トラーーーーーーーーーイ!!」

ドドドドドドド

未来茜「はぁ……はぁ……!」ゼェゼェ…

未来茜「……ハッ!?ここはどこでしょう!!」

キョロキョロ

未来茜「困りました…!走っていたら迷子になったしまったようです…!!」 

未来茜「ど!どうしましょう!?」
未来茜「…なにはなくても元気はあります!!走りながら帰り道を探します!!」

未来茜「全力ダーッシュ!!!」

ダダダ…

琴歌「…いいお天気ですね…」テクテク

西園寺琴歌 http://imgur.com/hh8VL.jpg

ダダダ…キキー…!!

未来茜「琴歌さんですか!!」

琴歌「茜さんですか?どうかされましたか?」キョトン

未来茜「全力で走っていたら迷子になってしまったみたいです…情熱…燃やしすぎました…」ショボーン…

琴歌「ふふっ、そうですか。宜しければ事務所までご案内致しましょうか?」ニコッ

未来茜「ありがとうございます!!!」

琴歌「……その前に…」スッ

未来茜「ふぇっ!?な、何を……!?」

琴歌「……」スッ……スッ……

琴歌「私たちはアイドルなのですから身だしなみはきちんとしなくては駄目ですよ?」

琴歌「ずっと走っているから髪の毛がボサボサじゃないですか…」ニコニコ

未来茜「……」

未来茜「…えへへっ!!琴歌さんにはお世話になりっぱなしです!!」

琴歌「なりっぱなしっていうほどお世話致しましたっけ…?」キョトン

未来茜「何を言っているんですか!!私は琴歌さん大好きですよ!!」

琴歌(だ、大好き…ですか…ふふっ)テレテレ

琴歌「そうですか……?ありがとうございます♪」パァッ…

未来茜「事務所はどっちの方角ですか!?」

琴歌「へっ?あちらの方角ですけど?」スッ

未来茜「琴歌さんも一緒に走りましょう!!」

未来茜「いっきますよぉ〜!!」
琴歌「ふぇっ!?は、走るんですか!?歩きでも…」キョドッ

未来茜「何事も挑戦ですよ!!トライです!!さぁ!!燃えるように走りますよぉー!!」

琴歌「挑戦…?トライ…?」

琴歌「……こんなことで怖気づいていてはあの方に…私の勇姿…見て頂けませんね…」ボソッ

未来茜「何事も…!!挑戦と……!!挑戦あるのみです!!」

琴歌「…ふふっ…そうですね…」ニコッ
琴歌「では…参りましょうか!」

未来茜「はいっ!行きますよー!!トラーーーーイ!!!」

ダダッ!

琴歌「…と、…とらーーーい!」

タタッ!

-事務所前-

琴歌「ぜぇ…はぁ……つ、着きましたぁ……」ハァハァ…

琴歌「茜さん…?茜さん……?」

キョロキョロ

琴歌「いないですね?もう入ってしまわれたんでしょうか?」
琴歌(さっきまで隣を走っていたと思っていたのですが……?)

バタンッ

琴歌「茜さんいらっしゃいますか…?」

茜「琴歌さん?どうしましたか!!」ヒョイッ

琴歌(凄い……汗一つかいてない……服も着替えてらっしゃいますね…)

琴歌「ふふふ……茜さんには敵いませんね♪」ニコニコ
茜「??」

茜(なんのことでしょう……??)

琴歌「全力トライ…良いものですね」ニコッ

茜「!!!」

茜(よく分かりませんが琴歌さんが燃えてますっ!!)

茜「はいっ!!」

茜「さぁっ!!琴歌さん!!夕日に向かって走りましょう!!」

琴歌「!?は、走って来たばっかりじゃありませんか!?」

茜「よく分かりませんが行っきますよー!!!」

琴歌「へぅぅ…!?」

茜「行っきますよー!!」

茜 琴歌「トラーーーイ!!(と、とらーーーい!)」


……

未来茜「あれ!?琴歌さんがいません!?」

未来茜「もう事務所の中に入ってしまったのでしょうか!?」

バターーン!!

未来茜「今戻りましたーーー!!」

未来琴歌「お帰りなさい。茜さん」ニコッ

未来茜「琴歌さんはもう着替えてしまったんですか!?」

未来茜「早いです!!!」

未来琴歌「……??」

未来琴歌(なんのことでしょう??)

未来琴歌「……!!」ピタッ

未来琴歌「茜さん。こっちに来てください」
未来茜「なんでしょうか!?」チョコン

未来琴歌「………」スッ

未来琴歌「………」スッ……スッ……

未来琴歌「私たちはアイドルなのですから身だしなみはきちんとしなくては駄目ですよ?」

未来琴歌「ずっと走っているから髪の毛がボサボサじゃないですか…」ニコニコ
未来茜「……!!!」

未来茜「……やっぱり私は琴歌さんが大好きですっ!!」ダキッ

未来琴歌「こらっ!整えているんですからじっとしててください!!」メッ

未来茜「うぅ……分かりましたぁ…」チョコン

未来琴歌「ふふっ♪」


全力熱血娘とはりきりお嬢様 END

琴歌さんがSRでど根性お嬢様になったのでこれは日野ちゃんと絡ませたら面白いんじゃないか
とずっと思ってました。
ではでは…
泉「ちひろさん」クィックイッ

大石泉 http://imgur.com/jWM01.jpg

ちひろ「どうしましたか、泉ちゃん?」

泉「ちょっと時間あるかな?」

ちひろ「大丈夫ですけど、どうしましたか?」

泉「ちひろさんは…さ…」

泉「アイドルになるってなんだと思う?」
泉「ちひろさん」クィックイッ

大石泉 http://imgur.com/jWM01.jpg

ちひろ「どうしましたか、泉ちゃん?」

泉「ちょっと時間あるかな?」

ちひろ「大丈夫ですけど、どうしましたか?」

泉「ちひろさんは…さ…」

泉「アイドルになるってなんだと思う?」
エラーで二回投稿になった…
気にしないでくだせぇ…
ちひろ「まぁ…泉ちゃんたちがアイドル始めて大分経ちましたからね…」

ちひろ「実際ニューウェーブのユニットも引っ張りだこじゃないですか?」

泉「うん、私たちの人気が出てきてるのも分かってるんだ」

泉「でも…」

泉「あの、さ…私はさくらと亜子に引っ張られてアイドルになったようなものだからさ」

泉「時々分からなくなる、不安になる」

泉「本当にこのままさくらと亜子と並んで…!」

泉「アイドルで…いられるのかな?」
ちひろ「……それは…」

泉「…私もさ…さくらと亜子を言い訳に使ってるのも分かってるんだ」

ちひろ「……」

ちひろ「あ、あの…!」

泉「あ、あはは!」

泉「変なこと聞いちゃったね?」

泉「話聞いてくれてありがと…。それじゃあ行くね」

ちひろ「待ってください!!」グィッ
泉「うわっ!?ど、どうしましたか?」

ガサガサッ…

ちひろ「…他のアイドル達の芯…気になりますか?」

泉「芯…ですか?」キョトン

ちひろ「自分がなんでアイドルをやっているのかで悩んでるんですよね?」

泉「まぁ…そうですけど…」
ちひろ「だったら他のアイドルに直接聞いてみませんか?」

泉「聞いてみるっていってもどうするんです?」

ちひろ「…これをどうぞ」スッ

泉「あ、ありがとうございます…これは…?」

ちひろ「ただの新作ドリンクですよ」ニタァ

泉「ドリンクとこの話になんの関係が…」
ちひろ「料金は…プロデューサーさんにつけときます」ニコッ

ちひろ「明日、これを事務所に来る前に飲んできてくださいね!」

泉「え?ちょ……人の話を…一体これは…」

ちひろ「まだ内緒です♪」

泉「……?」
バターン!!

さくら「イズミン!お仕事の時間だよぉー♪」

村松さくら http://imgur.com/cZFR9.jpg

亜子「いずみぃー!ガッツリ稼ぎにいくぞー!」ヒョコッ

土屋亜子 http://imgur.com/uNWHz.jpg

泉「今準備するから後少しだけ待ってて」

さくら「仕方ないなぁイズミンはぁ♪優しい優しいさくらちゃんがおっ手伝い〜♪」

亜子「時は金なり!さぁさ私もお手伝い致しましょう〜♪」
ドタドタ…

泉「ちょ…さくら…なんでも詰め込みすぎ…亜子は自分の荷物私のバッグに詰めない!」

亜子「堅いこと言わない言わない〜」

泉「…ほら!急いでるんでしょ!行くよ!」

さくら「む、迎えに来たのに置いてかないでよぉ〜イズミーン!」ワタワタ

亜子「それじゃ行ってくるよ〜ん。ちひろさん」

ちひろ「はい頑張ってください♪」

バタンッ


ヒョコッ

P「いやぁ…まさか泉があんな悩みを抱えてたとはなぁ」

ちひろ「ぬわぁ!?」ガタンッ

ちひろ「ど、どこから沸いて出たんですか!?」

P「いや…普通にトイレにいたんですけどね…」

P「なんかプロデューサーに笑いとばされるとか聞いちゃってですね…」

P「出るタイミング完全に失っちゃったなぁ…って」アハハ
ちひろ「それでも盗み聞きは趣味が悪いと思いますけどぉ…」ジトー…

P「うっ……」

P「今回は不慮の事故カナーって…」

ちひろ「はぁ……まぁいいですけど…」

P「しかしドリンクなんて渡して一体どうするんです?」

P「というかあのドリンク小さくなるドリンクだったんですか?それとも…」

ちひろ「明日になれば分かりますよ♪」
ちひろ「それに…仕込みはきちんと用意してあるから大丈夫ですよ」ニッコリ

P「さ、流石ですね…」ヒクッ

P(一体何をするつもりなんだか…)

P「それにしても…」フゥ…

P「ちひろさんがやたら優しくて笑いそうになりましたよ」アハハ

P「キャー!ちひろちゃんツンデレー☆」キャピ
ちひろ「……」イラァ

ちひろ「あ、プロデューサーさんにつけとくっていうの嘘じゃないですから」ニゴォ

P「!?」

ちひろ「おら、さっさと財布出…ほらぁ、さっさとお財布出してください☆」

P「ご、ごめんなさいぃぃぃ!!」ヒィィ!
-翌朝泉宅-

いずみ「…」

いずみ「……」

いずみ「…………」

いずみ「ハ、ハメられた…!」チマーン

いずみ「これで事務所に来いって…どうすればいいのよ…!」

いずみ「…」ソワ

いずみ「……」ソワソワ

いずみ「……子供の時の服…まだあるかしら?」←まんざらでもない
-事務所前-

いずみ「しかしこのなりでなにをさせるつもりなのかしら…」

キィィ…

いずみ「おはようございます…」ボソッ

キョロキョロ

ちひろ「……来ましたか…」ボソッ

いずみ「あ…ちひろさん…!これは一体…!」

ちひろ(……今居るのは…菜々ちゃんと…亜里沙さんですか…)

ちひろ(…ちょうどいいですね)ニコッ
ちひろ「菜々ちゃん!亜里沙さん!少しいいですか?」

ヒョコッ

菜々「菜々に御用ですかっ!」

安部菜々 http://imgur.com/SHi4b.jpg

亜里沙「どうかしましたかぁ?その子は…」キョトン

持田亜里沙 http://imgur.com/P0gjK.jpg

いずみ「……」
ちひろ「紹介しますね♪」

ちひろ「この娘は……新しいアイドル見習いです!」

いずみ「!?」

いずみ(なっ!?なにを…)

ちひろ「まぁ…実際はアイドル事務所見学みたいなものなんですけど…」

ちひろ「今日一日うちの事務所で過ごすことになるので面倒を見てあげて下さいね♪」
菜々「ナナにお任せっ!ですっ♪」

亜里沙「頼まれなくても放っておけません!ウサコちゃんもご機嫌です!」

亜里沙「こんにちは!ありさ先生とウサコちゃんですよ!」

菜々「そして!」

菜々「ウサミン星から来たカラフルメイド!ナナです!」
いずみ「よ、宜しくお願いします…ナナさん、持田さん」ペコリッ

亜里沙「持田さん、じゃなくてありさ先生、ですよぉ」ニッコリ

ゴゴゴゴゴ

菜々「ナナはナナ「ちゃん」で構いませんよぉ♪」ニコォ

ゴゴゴゴゴ

いずみ「ヒッ!?」

いずみ(なに!?よく分からないけど圧力を感じる…!!)

いずみ「あ、あはは…ナナちゃん、ありさ先生、よ、宜しくお願いします…」


……

菜々「それでですねー!」フンス

菜々「ナナはみんなの声援の中カラフルメイドにメルヘンチェンジしちゃうんですよ!!」

いずみ「へ、へぇー!!め、めるへんちぇんじ!」

菜々「えっへっへ〜♪」

いずみ(不味い…そろそろついていけない)

いずみ「……ナナちゃんはどうしてアイドルを目指したんですか?」

菜々「アイドルを目指した理由ですか…?」

菜々「ナナはですねぇ…プロデューサーに拾われたんですよ!」

菜々「ナナは元々ウサミン星のメイドさんですから♪」

いずみ「スカウト…ですか?」

菜々「あのときはナナもビビッっと来ちゃって年甲斐もなくはしゃ…いじゃって…」

いずみ「……」

菜々「聞こえました?」ニコッ

いずみ「…イイエナンニモ」ギギッ

菜々「ですよねぇ☆」ニッコリ

菜々「まぁ話は戻るんですがナナは…アイドル楽しいですから♪」

菜々「ナナは地球にウサミン星人を一杯増やしてウサミン星地球支部を作るのが夢です!」

いずみ(アイドル楽しい…か…私も…アイドル…楽しい)

いずみ(でも…私は何かが違う…?何が違うんだろう…?)

菜々「ナナはそろそろ新たなウサミン星人を探しにゆかねば!」
いずみ「…分かりました。ありがとうございます…」

ムムッ!デンパジュシン!ナナ!イッキマース! 

バターン!

いずみ「い、行っちゃった…」

いずみ(アイドルをやるのに理由が欲しいなんて私が硬すぎるだけなのかしら…)フゥ…

亜里沙「うぅー!寂しかったですよぉー泉ちゃぁぁん!」オヨヨ

亜里沙「ナナちゃんに構ってばっかりでありさ先生に構ってくれないんだもん…」ギュゥー
いずみ「わわっ!なんですか!?抱きつかないでください!」

いずみ「っていうかいま泉ちゃんって言いました…?」サァッ

亜里沙「うふふっ!ありさ先生に子供のことで分からないことはないんですよ?」ニコニコ

亜里沙(まだ名乗ってないのに持田さんって私のこと呼んだの気づいてないのかしら…?)

いずみ「うっ…このことはみんなには内緒にして貰えませんか?」

亜里沙「……どうしようかな〜♪」

亜里沙「…そうだ!泉ちゃんは元に戻っても先生のこと「ありさ先生」って呼ぶこと!」

亜里沙「これでどうですか?」

いずみ「うっ…そのくらいなら…」

亜里沙「でもこんなことするのは何か理由があるんですよね?ありさ先生にいってみてください♪」

いずみ「それは……」



……
……



亜里沙「それはそれは…つまらないことで悩んでますね〜」ニコニコ

いずみ「つ、つまらないことですか!?これでも真剣に…」

亜里沙「泉ちゃんにとってアイドル以外で大切なものってなんですか?」

いずみ「大切なものですか?」

亜里沙「ありさ先生は子供たちみ〜んなが大切で大好きですけど…泉ちゃんは違いますよね♪」

いずみ「さくらと亜子?」

亜里沙「そうです!」ニッコリ

いずみ「でも…それじゃ結局他人に理由を求めてることになりませんか?」

亜里沙「じゃあナナちゃんはウサミン星人に理由を求めてた?」

いずみ「ブフッ!?そ、それは卑怯ですよ!」
亜里沙「やっと笑った〜♪ちっちゃい子はこうじゃないといけませんね!」プニプニ

いずみ「か、からかわないでください!あとほっぺ突っつかないでくださいよ!」

亜里沙「理由なんてそんなものですよぉ〜♪」

亜里沙「だから泉ちゃんはさくらちゃんと亜子ちゃんを理由にしてることを誇っていいんですよ?」

いずみ「……はぁ…」

いずみ「悩んでたのがバカらしくなってきちゃったじゃないですか…」ニコッ

亜里沙「先生教え子のために頑張っちゃった!」ルン♪

いずみ「まったくもう…」ハァ…
-翌日-

バタンッ

泉「おはようございます」

菜々「おっはよーございます!泉ちゃん!」

泉「えっと…おはよう…ございます…」

泉「ナナちゃん…」ボソッ

菜々「!!」

菜々「泉ちゃんがウサミン星人になってくれるんですか!!」キラキラ

泉「ち、違います!!」

亜里沙「泉ちゃん朝から元気ですねぇ〜♪」

泉「…!!」

泉「…あ、あの!昨日はありがとうございました!」ペコリ

泉「あ、ありさ先生!」


ウサギな先輩とウサギな先生 END
これにて三つ続けた謎ドリンクシリーズ終わりにしたいと思います
長々とお付き合い頂き感謝です!
書いてて楽しくなってくる強烈な個性の持ち主が多くて楽しかったです!
泉ちゃんはニューウェーブ→アメリカンの中間くらいの性格で書きました
アイプロ組は台詞多くて個性出るしいいものだ…
ではありがとうございましたー!

08:03│モバマス 
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