2013年11月25日
デブP「ファンだったのがいきなり幸子のプロデューサーになった」
前にモバP「安価で幸子にショックを与える」を書いたものです
ちょっとした息抜きなんで、短いと思います
[ピザ]Pのスペック
身長:176cm
ちょっとした息抜きなんで、短いと思います
[ピザ]Pのスペック
身長:176cm
体重:105kg
顔:[ピザ]で不細工になったパターン
その他:横に太い、アイドルへの愛が凄い
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1365302312
プロローグ...
ライブ会場にて
[ピザ]P(以下P)「うおおおおおお!!ニュージェネ最高オオオオオオ!!!」
俺の名前はP。その辺のさえない男だ。
俺の体型は世間で言うピザやふくよかってやつ。
正直、後の特徴は不細工とアイドル好きぐらいだ。
だから......こんな人生の転機、来ないと思ってた。
ライブ終了後...
P「今日のライブは良かったなあ。何よりあの三人其々の特徴を上手く生かしてるのが...」
?「そこのキミ。ちょっといいかね?」
P「俺ですか?」
?「ああ、そうだよ。キミのことだ。ちょっと話があるんだ。ついてきてもらっていいかね?」
P「は、はあ......」
喫茶店...
?「私はこういう者だ」メイシ
P「これはご丁寧に...!?モバプロダクション代表取締役...茂媒って...まさか!」
社長「そう、私がそのモバプロダクションの社長だ」
P「あ、会えて光栄です!!!サインもらっていいですか!!」シキシ
社長「ああ、別に構わないが...その前に話があるといったろう?」
P「あ、はい!なんでしょうか!」ワクワク
社長「キミに...今度ウチからデビューするアイドルの担当プロデューサーになってほしい」
P「........................えっ?」
社長「もう一度言おう。ウチでプロデューサーにならんかね?」
P「ええええええええええええええええっ!!!???」
今思えば、かなり唐突だったと思う。
だが、俺は同時にこの機会を逃す手はないとも思っていた
社長「嫌かね?」
P「いえいえ!!!滅相もありません!!!是が非でもやらせていただきます!!!!」
こうして俺はただのファンから、プロデューサーにジョブチェンジしたわけだ
本編
事務所...
P「初めまして!今日からプロデューサーとしてここの社員になったPです!」
ちひろ「初めまして。事務員をさせて頂いてます。千川ちひろです(典型的なオタクっぽい人ね...)」
P「他のプロデューサー達はどこにいるんですか?」
ちひろ「今まで居ませんでしたよ?あなたが最初のプロデューサーです」
P「ええっ!?そうなんですか?」
ちひろ「ええ、そうですとも」
P「最初の名に恥じないように、頑張らなくちゃ...」
社長「おお、来てくれたかね!では、こっちに来たまえ。キミの担当するアイドルを紹介しよう」
P「はい!」
社長室...
社長「今日からキミが担当する輿水幸子君だ」
P「よろしく」
幸子「よろしくお願いします。まあ、ボクはカワイイですから!プロデューサーさんなんていなくても大丈夫ですけどね!」
P(...!なにか普通の人とは違うオーラが出ている...。まるで今まで成功してきたアイドルのような...)
社長(やはり...キミも気づいたかね。彼女の可能性に...!)
P(社長!俺やって見せますよ...。絶対にこの子をトップアイドルにして見せます!)
社長「では最後に一言。頑張りたまえよ?」
2人「はい!」
P「...まずは、自己紹介でもするか」
幸子「そうですね!ボクをプロデュースするのだったらお互いのことを知らないと出来ませんしね!」
応接室...
P「じゃあ、俺から。俺の名前はP。年齢は22。大学を出たばっかで、趣味はアイドルのライブに行くことだ」
幸子「ボクは輿水幸子と言います。年齢は14歳で、趣味はショッピングです」
P「じゃあ質問!何かあるか?」
幸子「プロデューサーさんはなにかやってたんですか。例えばスポーツとか」
P「昔相撲をやってた!...何てのは冗談だ。昔やってのなら本当にあるが、もうやってないよ」
幸子「じゃあ、何をやってたんですか?」
P「言ったら笑われるから遠慮しとくよ。そっちは?」
幸子「ボクは学校で書道を習ってます!カワイイボクは字もカワイく上手く書けなきゃいけませんからね!」
ちょっと用事で出ます。続きはあとで
ただいま。続き書きますよ
>>8 すいません。
P「へー。頑張ってるんだなあ。俺も中学の頃は...おっと、これ以上言ったら笑われるな」
幸子「言いたくないならいいんですけど...笑われることってなんですか?」
P「...まあ、隠し事はよくないしな。言うよ...。俺は昔」ゴニョゴニョ
幸子「え!?そうだったんですか?それなのに...それですか?」ハラガンミ
P「み、見るなよ...。俺だって何でこうなったんだって思ってるんだから」
笑われこそしなかったが、なんか敗北感があった...。
うん、取り敢えず頑張ろう。
P「取り敢えず!!頑張りょう!!」
幸子「プロデューサーさん、噛んでますよ」
P「くっ...」
一週間後...
P「今日は初のオーディションだ!!新人アイドルとしては是が非でも合格しないとな!」
幸子「プロデューサーさん、あんまりプレッシャーかけないでくださいよ...。ボクはカワイイから大丈夫ですが、それでも緊張はするんです!」
P「お、おう...。ゴメン」
幸子「そんなに気を落とさないでくださいよ。プレッシャーがあるってことは、成功した時の喜びもあるってことなんですから!」
幸子「まあ、カワイイボクからすれば、勝利は決まったも同然ですけどね!」ドヤァ
P「足、震えてるぞ」
幸子「う、五月蝿いです!なにも言わずに見ててください!」
審査員「ええっと...輿水幸子さんと、前川みくさん以外は帰って構いません」
審査員「それでは、番組の企画を説明します。今回の番組は、ライブバトル方式で......」
説明後......
幸子「プロデューサーさん!ボク、やりましたよ!オーディション受かりましたよ!」
P「初のオーディション合格!おめでとう!」
幸子「ありがとうございます!プロデューサーさん!」
P「ところでお前、説明聞いてたか?」
幸子「あ......」
みく「やっぱり聞いてなかったにゃ」
P「誰だ!...って、対戦相手の前川みくさんか...。」
幸子「えっ?どういうことですか?」
みく「輿水幸子!あんたに宣戦布告するにゃ!今回のライブバトル、絶対にこっちが勝ってそこの丸い人と一緒に失意のズンドコに落としてやるにゃ!」
P「俺はそこまで丸くない!大体、何をそんなに怒る必要がある?」
みく「対戦相手の真横でルールも聞かずに上の空でいられたら誰だってキレるにゃ!」
P「うん。それは全面的に幸子が悪い」
幸子「なんですか!さっきからボクが悪いみたいな「「お前が悪いからだ!(にゃ!)」」...はい」
みく「とにかく、宣戦布告はしたにゃ。来週を楽しみに待ってるにゃ」
P「...まあ、取り敢えず今日は休め。明日からは猛レッスンだ」
幸子「絶対に勝って見せますよ!ボクの誇りに掛けて!」
P「そうだ!そのいきだ!!...車で送ってやるから、帰るぞ」
幸子「はい!」
車の中...
P「今日は何で説明聴いてなかったんだ?」
幸子「」ビクッ
P「疲れてたのか?」
幸子「...え、ええ!ボクとしたことが疲れて聴いてなかったんです!」
P「そうか、それならいいんだ!次からは気を付けろよ?」
幸子「はい」
カーナビワンセグ『次のニュースです。461プロダクションの男性アイドルユニット『クレイジー』がオリコンチャート1年連続一位の快挙を成し遂げました』
P(人気だな...このユニット)
収録当日...
P「遂に今日が本番だ!二週間よく頑張ったな!」
幸子「ホントですよ...。まだ足が痛いです」
P「マッサージしてやろうか?(完璧な善意の眼差し)」
幸子「い、いえ!けっ、結構です!///」
P「なんか顔赤いぞ?やっぱり毎日ダンス、ボーカル、ビジュアルのレッスンを全部はやりすぎだったか?」オデコニテ
幸子「大丈夫です!大丈夫ですから!!///」
みく「よくぞ逃げずに来たにゃ」
P「あ、前川さん」
みく「なんかよそよそしいにゃ!とにかく、今日で決着がつくにゃ。覚悟するがいいにゃ!」
幸子「カワイイボクは絶対に負けません!!」
みく「にゃんだとおお!!」
P「落ち着けっての!...決着はライブでつけろ」
二人「「ふん!!!」」プイッ
P「......はあ(大丈夫か?この状況で)」
>>15 知りませんでした!ピザって書いてあるところは、全てフィルター掛かってます
っていうか、フィルターってどう解除すればいいの...。無知ですいません
取り敢えず続き書く。
ライブバトル終了...
番組MC「さて!一般の方々1000人の審査結果は!?出ました!」
輿水幸子 550
前川みく450
番組MC「勝者は!輿水幸子さんです!」
ワー!ワー!パチパチパチパチ!!
番組MC「今のお気持ちをどうぞ!」
幸子「とても嬉しいです!これからも頑張っていきます!!」
番組MC「ありがとうございました!CMの後は!jupiterと765プロの夢のタッグです!」
舞台裏...
みく(負けちゃったにゃ...でも、なんか清々しいにゃ)
P「よく頑張ったな!幸子!」
幸子「カワイイボクの手に掛かれば、楽勝ですよ!」
P「そんなこと言って本番ギリギリまで足震えてたろ」
幸子「プロデューサーさん!五月蝿いですよ!」
P「ふっ、そうだよな!結果的に勝ったんだしな!でも気を抜くなよ!トップアイドルへの道は険しいぞ!」
幸子「分かってますよ!まだこんなところで終わるわけにはいきません!」
P「そのいきで頑張るぞ!」
みく(そうにゃ...きっとみくはあの二人みたいになりたいんだにゃ)
みく(みくのプロデューサーは事務的で、誉めたりするどころか必要なとき以外声もかけてくれないにゃ)
みく(きっとみくは...あの二人に嫉妬してたんだにゃ.........)
みく(そうとなれば、やるしかないにゃ)
>>18、>20ありがとうございます!
幸子「ちょっと飲み物買ってきますね」
P「いやいや、俺がいくって!」
幸子「たまにはボクにいかせてください!」
P「分かった。ただし、五分で帰ってこなかったら見に行くからな?」
幸子「プロデューサーさんは心配性ですね!行ってきます!」
幸子(勝てた!勝てた!プロデューサーさんに褒めてもらえた!)フフンフーン♪ドンッ
幸子「あ...すいません!」
白沢「キミ、カワイイね!」
白井「俺たちと遊ばない?」
幸子「何ですか...あなたたち」
白沢「俺たちを知らないなんて、酷いなあ」
白井「俺たちはクレイジーってアイドルなんだよ」
幸子「クレイジーって...この間快挙を達成した...」
白沢「そうそう!それよ」
白井「キミは今までのどの子よりも可愛いからさ...僕たちと来なよ!」
幸子「い、嫌です!」
白沢「良いから来いって!」
P「5分経った...見に行くか」
通路...
P「おーい、幸子ー」
ハナシテクダサイ!コイッツテンダロ!
P「今の声...幸子の声か!待ってろ!」
幸子「止めてください!」
白沢「止めるわけねーだろ!ここまで来たらお前を手込めにするまで離さねえ!」
P「止めろ!!!」
白井「ワアオ!今時ヒーロー気取り...それもデブで不細工なんて...笑っちゃうねえ!ハハハハハハ!!」
P「幸子を離せ。出ないと許さない」
白沢「ああ!?うっせえ!」
P「...これが最後だ、は な せ !」
白井「嫌だね!」
P「覚悟しろよ」
白沢「うっせえ!!デブなんぞにそんなこと言われても怖くねえんだよおおお...グベエエッ!!」
白井「なんだよ今の...。このやろおおおおお」
P「カウンター!」ベキッ「グアアアアッ!!」
P「そんな程度かよ...」Pカブースタイル
白沢「テメエ...邪魔なんだよおおおお!」ナイフ
P「」スウェイ!ドグッシャア!「ウギャアアアアアアア!!」
P「」バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!
白沢「ユ...ユルシテ...」
P「お前が死ぬまで俺は殴るのを止めん!!」バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!
警備員「そこのお前!何をしている!」
警備員「くっ!離れろ!!」ガシッ
P「警備員さん!離してくれ!俺はまだそこのやつを殴ってない!」
警備員「どんな事情があるかは知らんが、今の俺にはお前が悪にしか見えん。話なら後でじっくり聞こう」
P「分かったよ。おい、そこのテメエ」
白井「ヒッ!」
P「一つだけ教えてやる。どんなに外見がデブで不細工だからって、心まで不細工だと思うな!」
回想...
P「...まあ、隠し事は良くないしな...。言うよ...。俺は昔、ボクシングやってたんだ。一時期プロを目指してたんだがな...」
幸子「えっ!?そうだったんですか?それなのに...それですか?」
回想終わり
警備員に連れていかれた後、俺は全てを話した。
勿論最初は誰も信じてくれなかった。
だが、当事者の幸子の証言で、俺の意見が通ったのだ。
その後調査で、あの二人は何度も同じ様なことをやっていたことが分かった。
彼らはそのスキャンダルで、事務所ごと無くなってしまった。
俺は、正当な理由だったことが証明されたが、世間の目もあって、1ヶ月の謹慎を余儀なくされた。
P「ようやく帰ってこれた!みんな!ただいま!」
ちひろ「お帰りなさい...ってあなた誰ですか?」
幸子「プロデューサーさん!!帰ってきたんですね!!!」
ちひろ「えっ!?プロデューサーさん!?」
P「はい!プロデューサーさんです!」
ごめん。所用で出てた
ちひろ「なんでまたそんなに痩せたんですか...」
P「いやあ、なんか1ヶ月も事務所にいけないって言うのがつらくてね」
P「3日くらい何も喉を通らなかったんですよ」
P「これは不味いなあって思いまして、腹をすかせるためにロードワークしてたら痩せました」
ちひろ「それにしてもでしょ...(その辺の男性アイドルよりイケメンって...)」
P「あはははは......」
みく「おはようにゃ。ってPちゃん!」
P「ううぇ!?なんで前川さんが!?」
みく「みくでいいにゃ。実はこの事務所に入るために、前の事務所やめてきたのにゃ」
回想...
みく「プロデューサー、ちょっと話があるにゃ」
みくP「......なんだ」
みく「みく、この事務所やめるにゃ」
みくP「...何だと?」
みく「もうこんなところ嫌になったんだにゃ。それじゃ」ドアバタン
みくP「...ッ、使えねえ奴だ...」
回想終わり
みく「ッてなわけで今日からよろしくにゃ」
P「............うん」
幸子「プロデューサーさんは譲りませんからね!」
みく「Pちゃんを幸子の手からかっさらってみせるにゃ!」
P「帰ってきたらみくの担当プロデューサーにもなった......」
おわり!
おまけ
ちひろ「一体何時間ロードワークしてたんですか...」
P「ええっと......8時間ぐらい?」
ちひろ「oh...」
みく「じゃあなんでPちゃんはボクシング止めたのかにゃ?」
P「実はさあ、俺心臓病になっちゃってさ...治ったは良かったけど、それ以来あまり動くなって医者に言われて...」
ちひろ「じゃあロードワークして良かったんですか?」
P「まあ、走る程度なら大丈夫って言われてたんで」
幸子「なんでプロデューサーさんはボクシング始めたんですか?」
P「中学の頃から始めたんだけどさ...ちょっと気恥ずかしい理由なんだが...」
P「守りたいモノが出来たときに、それを守る力がほしかったからだよ」
THE END
あとがき
終わりです!短かったけど。
デブにも格好いい所があるって言うのをやりたかっただけですハイ。
実は、モバP「俺様神様!」っていうSSの息抜きで書いてました。
またこの話の続きを書くかもしれません!
それじゃ、またどこかで
顔:[ピザ]で不細工になったパターン
その他:横に太い、アイドルへの愛が凄い
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1365302312
プロローグ...
ライブ会場にて
[ピザ]P(以下P)「うおおおおおお!!ニュージェネ最高オオオオオオ!!!」
俺の名前はP。その辺のさえない男だ。
俺の体型は世間で言うピザやふくよかってやつ。
正直、後の特徴は不細工とアイドル好きぐらいだ。
だから......こんな人生の転機、来ないと思ってた。
ライブ終了後...
P「今日のライブは良かったなあ。何よりあの三人其々の特徴を上手く生かしてるのが...」
?「そこのキミ。ちょっといいかね?」
P「俺ですか?」
?「ああ、そうだよ。キミのことだ。ちょっと話があるんだ。ついてきてもらっていいかね?」
P「は、はあ......」
喫茶店...
?「私はこういう者だ」メイシ
P「これはご丁寧に...!?モバプロダクション代表取締役...茂媒って...まさか!」
社長「そう、私がそのモバプロダクションの社長だ」
P「あ、会えて光栄です!!!サインもらっていいですか!!」シキシ
社長「ああ、別に構わないが...その前に話があるといったろう?」
P「あ、はい!なんでしょうか!」ワクワク
社長「キミに...今度ウチからデビューするアイドルの担当プロデューサーになってほしい」
P「........................えっ?」
社長「もう一度言おう。ウチでプロデューサーにならんかね?」
P「ええええええええええええええええっ!!!???」
今思えば、かなり唐突だったと思う。
だが、俺は同時にこの機会を逃す手はないとも思っていた
社長「嫌かね?」
P「いえいえ!!!滅相もありません!!!是が非でもやらせていただきます!!!!」
こうして俺はただのファンから、プロデューサーにジョブチェンジしたわけだ
本編
事務所...
P「初めまして!今日からプロデューサーとしてここの社員になったPです!」
ちひろ「初めまして。事務員をさせて頂いてます。千川ちひろです(典型的なオタクっぽい人ね...)」
P「他のプロデューサー達はどこにいるんですか?」
ちひろ「今まで居ませんでしたよ?あなたが最初のプロデューサーです」
P「ええっ!?そうなんですか?」
ちひろ「ええ、そうですとも」
P「最初の名に恥じないように、頑張らなくちゃ...」
社長「おお、来てくれたかね!では、こっちに来たまえ。キミの担当するアイドルを紹介しよう」
P「はい!」
社長室...
社長「今日からキミが担当する輿水幸子君だ」
P「よろしく」
幸子「よろしくお願いします。まあ、ボクはカワイイですから!プロデューサーさんなんていなくても大丈夫ですけどね!」
P(...!なにか普通の人とは違うオーラが出ている...。まるで今まで成功してきたアイドルのような...)
社長(やはり...キミも気づいたかね。彼女の可能性に...!)
P(社長!俺やって見せますよ...。絶対にこの子をトップアイドルにして見せます!)
社長「では最後に一言。頑張りたまえよ?」
2人「はい!」
P「...まずは、自己紹介でもするか」
幸子「そうですね!ボクをプロデュースするのだったらお互いのことを知らないと出来ませんしね!」
応接室...
P「じゃあ、俺から。俺の名前はP。年齢は22。大学を出たばっかで、趣味はアイドルのライブに行くことだ」
幸子「ボクは輿水幸子と言います。年齢は14歳で、趣味はショッピングです」
P「じゃあ質問!何かあるか?」
幸子「プロデューサーさんはなにかやってたんですか。例えばスポーツとか」
P「昔相撲をやってた!...何てのは冗談だ。昔やってのなら本当にあるが、もうやってないよ」
幸子「じゃあ、何をやってたんですか?」
P「言ったら笑われるから遠慮しとくよ。そっちは?」
幸子「ボクは学校で書道を習ってます!カワイイボクは字もカワイく上手く書けなきゃいけませんからね!」
ちょっと用事で出ます。続きはあとで
ただいま。続き書きますよ
>>8 すいません。
P「へー。頑張ってるんだなあ。俺も中学の頃は...おっと、これ以上言ったら笑われるな」
幸子「言いたくないならいいんですけど...笑われることってなんですか?」
P「...まあ、隠し事はよくないしな。言うよ...。俺は昔」ゴニョゴニョ
幸子「え!?そうだったんですか?それなのに...それですか?」ハラガンミ
P「み、見るなよ...。俺だって何でこうなったんだって思ってるんだから」
笑われこそしなかったが、なんか敗北感があった...。
うん、取り敢えず頑張ろう。
P「取り敢えず!!頑張りょう!!」
幸子「プロデューサーさん、噛んでますよ」
P「くっ...」
一週間後...
P「今日は初のオーディションだ!!新人アイドルとしては是が非でも合格しないとな!」
幸子「プロデューサーさん、あんまりプレッシャーかけないでくださいよ...。ボクはカワイイから大丈夫ですが、それでも緊張はするんです!」
P「お、おう...。ゴメン」
幸子「そんなに気を落とさないでくださいよ。プレッシャーがあるってことは、成功した時の喜びもあるってことなんですから!」
幸子「まあ、カワイイボクからすれば、勝利は決まったも同然ですけどね!」ドヤァ
P「足、震えてるぞ」
幸子「う、五月蝿いです!なにも言わずに見ててください!」
審査員「ええっと...輿水幸子さんと、前川みくさん以外は帰って構いません」
審査員「それでは、番組の企画を説明します。今回の番組は、ライブバトル方式で......」
説明後......
幸子「プロデューサーさん!ボク、やりましたよ!オーディション受かりましたよ!」
P「初のオーディション合格!おめでとう!」
幸子「ありがとうございます!プロデューサーさん!」
P「ところでお前、説明聞いてたか?」
幸子「あ......」
みく「やっぱり聞いてなかったにゃ」
P「誰だ!...って、対戦相手の前川みくさんか...。」
幸子「えっ?どういうことですか?」
みく「輿水幸子!あんたに宣戦布告するにゃ!今回のライブバトル、絶対にこっちが勝ってそこの丸い人と一緒に失意のズンドコに落としてやるにゃ!」
P「俺はそこまで丸くない!大体、何をそんなに怒る必要がある?」
みく「対戦相手の真横でルールも聞かずに上の空でいられたら誰だってキレるにゃ!」
P「うん。それは全面的に幸子が悪い」
幸子「なんですか!さっきからボクが悪いみたいな「「お前が悪いからだ!(にゃ!)」」...はい」
みく「とにかく、宣戦布告はしたにゃ。来週を楽しみに待ってるにゃ」
P「...まあ、取り敢えず今日は休め。明日からは猛レッスンだ」
幸子「絶対に勝って見せますよ!ボクの誇りに掛けて!」
P「そうだ!そのいきだ!!...車で送ってやるから、帰るぞ」
幸子「はい!」
車の中...
P「今日は何で説明聴いてなかったんだ?」
幸子「」ビクッ
P「疲れてたのか?」
幸子「...え、ええ!ボクとしたことが疲れて聴いてなかったんです!」
P「そうか、それならいいんだ!次からは気を付けろよ?」
幸子「はい」
カーナビワンセグ『次のニュースです。461プロダクションの男性アイドルユニット『クレイジー』がオリコンチャート1年連続一位の快挙を成し遂げました』
P(人気だな...このユニット)
収録当日...
P「遂に今日が本番だ!二週間よく頑張ったな!」
幸子「ホントですよ...。まだ足が痛いです」
P「マッサージしてやろうか?(完璧な善意の眼差し)」
幸子「い、いえ!けっ、結構です!///」
P「なんか顔赤いぞ?やっぱり毎日ダンス、ボーカル、ビジュアルのレッスンを全部はやりすぎだったか?」オデコニテ
幸子「大丈夫です!大丈夫ですから!!///」
みく「よくぞ逃げずに来たにゃ」
P「あ、前川さん」
みく「なんかよそよそしいにゃ!とにかく、今日で決着がつくにゃ。覚悟するがいいにゃ!」
幸子「カワイイボクは絶対に負けません!!」
みく「にゃんだとおお!!」
P「落ち着けっての!...決着はライブでつけろ」
二人「「ふん!!!」」プイッ
P「......はあ(大丈夫か?この状況で)」
>>15 知りませんでした!ピザって書いてあるところは、全てフィルター掛かってます
っていうか、フィルターってどう解除すればいいの...。無知ですいません
取り敢えず続き書く。
ライブバトル終了...
番組MC「さて!一般の方々1000人の審査結果は!?出ました!」
輿水幸子 550
前川みく450
番組MC「勝者は!輿水幸子さんです!」
ワー!ワー!パチパチパチパチ!!
番組MC「今のお気持ちをどうぞ!」
幸子「とても嬉しいです!これからも頑張っていきます!!」
番組MC「ありがとうございました!CMの後は!jupiterと765プロの夢のタッグです!」
舞台裏...
みく(負けちゃったにゃ...でも、なんか清々しいにゃ)
P「よく頑張ったな!幸子!」
幸子「カワイイボクの手に掛かれば、楽勝ですよ!」
P「そんなこと言って本番ギリギリまで足震えてたろ」
幸子「プロデューサーさん!五月蝿いですよ!」
P「ふっ、そうだよな!結果的に勝ったんだしな!でも気を抜くなよ!トップアイドルへの道は険しいぞ!」
幸子「分かってますよ!まだこんなところで終わるわけにはいきません!」
P「そのいきで頑張るぞ!」
みく(そうにゃ...きっとみくはあの二人みたいになりたいんだにゃ)
みく(みくのプロデューサーは事務的で、誉めたりするどころか必要なとき以外声もかけてくれないにゃ)
みく(きっとみくは...あの二人に嫉妬してたんだにゃ.........)
みく(そうとなれば、やるしかないにゃ)
>>18、>20ありがとうございます!
幸子「ちょっと飲み物買ってきますね」
P「いやいや、俺がいくって!」
幸子「たまにはボクにいかせてください!」
P「分かった。ただし、五分で帰ってこなかったら見に行くからな?」
幸子「プロデューサーさんは心配性ですね!行ってきます!」
幸子(勝てた!勝てた!プロデューサーさんに褒めてもらえた!)フフンフーン♪ドンッ
幸子「あ...すいません!」
白沢「キミ、カワイイね!」
白井「俺たちと遊ばない?」
幸子「何ですか...あなたたち」
白沢「俺たちを知らないなんて、酷いなあ」
白井「俺たちはクレイジーってアイドルなんだよ」
幸子「クレイジーって...この間快挙を達成した...」
白沢「そうそう!それよ」
白井「キミは今までのどの子よりも可愛いからさ...僕たちと来なよ!」
幸子「い、嫌です!」
白沢「良いから来いって!」
P「5分経った...見に行くか」
通路...
P「おーい、幸子ー」
ハナシテクダサイ!コイッツテンダロ!
P「今の声...幸子の声か!待ってろ!」
幸子「止めてください!」
白沢「止めるわけねーだろ!ここまで来たらお前を手込めにするまで離さねえ!」
P「止めろ!!!」
白井「ワアオ!今時ヒーロー気取り...それもデブで不細工なんて...笑っちゃうねえ!ハハハハハハ!!」
P「幸子を離せ。出ないと許さない」
白沢「ああ!?うっせえ!」
P「...これが最後だ、は な せ !」
白井「嫌だね!」
P「覚悟しろよ」
白沢「うっせえ!!デブなんぞにそんなこと言われても怖くねえんだよおおお...グベエエッ!!」
白井「なんだよ今の...。このやろおおおおお」
P「カウンター!」ベキッ「グアアアアッ!!」
P「そんな程度かよ...」Pカブースタイル
白沢「テメエ...邪魔なんだよおおおお!」ナイフ
P「」スウェイ!ドグッシャア!「ウギャアアアアアアア!!」
P「」バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!
白沢「ユ...ユルシテ...」
P「お前が死ぬまで俺は殴るのを止めん!!」バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!
警備員「そこのお前!何をしている!」
警備員「くっ!離れろ!!」ガシッ
P「警備員さん!離してくれ!俺はまだそこのやつを殴ってない!」
警備員「どんな事情があるかは知らんが、今の俺にはお前が悪にしか見えん。話なら後でじっくり聞こう」
P「分かったよ。おい、そこのテメエ」
白井「ヒッ!」
P「一つだけ教えてやる。どんなに外見がデブで不細工だからって、心まで不細工だと思うな!」
回想...
P「...まあ、隠し事は良くないしな...。言うよ...。俺は昔、ボクシングやってたんだ。一時期プロを目指してたんだがな...」
幸子「えっ!?そうだったんですか?それなのに...それですか?」
回想終わり
警備員に連れていかれた後、俺は全てを話した。
勿論最初は誰も信じてくれなかった。
だが、当事者の幸子の証言で、俺の意見が通ったのだ。
その後調査で、あの二人は何度も同じ様なことをやっていたことが分かった。
彼らはそのスキャンダルで、事務所ごと無くなってしまった。
俺は、正当な理由だったことが証明されたが、世間の目もあって、1ヶ月の謹慎を余儀なくされた。
P「ようやく帰ってこれた!みんな!ただいま!」
ちひろ「お帰りなさい...ってあなた誰ですか?」
幸子「プロデューサーさん!!帰ってきたんですね!!!」
ちひろ「えっ!?プロデューサーさん!?」
P「はい!プロデューサーさんです!」
ごめん。所用で出てた
ちひろ「なんでまたそんなに痩せたんですか...」
P「いやあ、なんか1ヶ月も事務所にいけないって言うのがつらくてね」
P「3日くらい何も喉を通らなかったんですよ」
P「これは不味いなあって思いまして、腹をすかせるためにロードワークしてたら痩せました」
ちひろ「それにしてもでしょ...(その辺の男性アイドルよりイケメンって...)」
P「あはははは......」
みく「おはようにゃ。ってPちゃん!」
P「ううぇ!?なんで前川さんが!?」
みく「みくでいいにゃ。実はこの事務所に入るために、前の事務所やめてきたのにゃ」
回想...
みく「プロデューサー、ちょっと話があるにゃ」
みくP「......なんだ」
みく「みく、この事務所やめるにゃ」
みくP「...何だと?」
みく「もうこんなところ嫌になったんだにゃ。それじゃ」ドアバタン
みくP「...ッ、使えねえ奴だ...」
回想終わり
みく「ッてなわけで今日からよろしくにゃ」
P「............うん」
幸子「プロデューサーさんは譲りませんからね!」
みく「Pちゃんを幸子の手からかっさらってみせるにゃ!」
P「帰ってきたらみくの担当プロデューサーにもなった......」
おわり!
おまけ
ちひろ「一体何時間ロードワークしてたんですか...」
P「ええっと......8時間ぐらい?」
ちひろ「oh...」
みく「じゃあなんでPちゃんはボクシング止めたのかにゃ?」
P「実はさあ、俺心臓病になっちゃってさ...治ったは良かったけど、それ以来あまり動くなって医者に言われて...」
ちひろ「じゃあロードワークして良かったんですか?」
P「まあ、走る程度なら大丈夫って言われてたんで」
幸子「なんでプロデューサーさんはボクシング始めたんですか?」
P「中学の頃から始めたんだけどさ...ちょっと気恥ずかしい理由なんだが...」
P「守りたいモノが出来たときに、それを守る力がほしかったからだよ」
THE END
あとがき
終わりです!短かったけど。
デブにも格好いい所があるって言うのをやりたかっただけですハイ。
実は、モバP「俺様神様!」っていうSSの息抜きで書いてました。
またこの話の続きを書くかもしれません!
それじゃ、またどこかで
13:30│輿水幸子