2014年09月20日

輝子「の、乃々は私が守ってやるからな……フヒ」




―――――

――――――――――

―――――――――――――――







乃々「おはようございます……」コソコソ





ちひろ「乃々ちゃん、おはようございます♪」





乃々「おはようございますちひろさん……プロデューサーさんはいないんですか…?」





ちひろ「プロデューサーさんなら愛海ちゃんと営業ですよ〜でも、そんなに遅くならないと思います」





乃々「そ、そうですか…」





ちひろ「はい♪乃々ちゃんは午後から………ぁん」





乃々「!?」







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輝子「お、おはよう……乃々」モゾモゾ





乃々「あ、輝子さんでしたか……おはようございます」





ちひろ「輝子ちゃんくすぐったいですっ」





輝子「ご、ごめん……フヒ」





乃々「(…もりくぼも引きこもりましょう)」モゾモゾ









輝子「―――そ、それで、のあの背中に保冷剤入れたらな」





乃々「……」コクコク





輝子「……物凄い勢いで海老反りしてた」





乃々「……フフ」





輝子「その後いっぱい怒られた……フヒ」





乃々「海老反りしてるのあさん……想像出来ません…フフ」









ガチャッ





愛海「たっだいまー」





P「帰りましたー」





ちひろ「お二人とも、お帰りなさい♪」





P「ただいまです、いやー涼しくなってきましたね」





ちひろ「そうですね、もう夏も終わりですか……」





P「秋が過ぎたら冬ですよ……嫌になりますねえ」









ちひろ「一年中平均気温が20°前後だったらいいのに…」





P「常春ですか」





ちひろ「ですねー」





愛海「そんなんじゃダメだよ」





P「うお」





ちひろ「え?」









愛海「いい?二人とも、よく聞いて」キリッ





愛海「常に春みたいな気温なんて、そんなの……何の楽しみもないよ!」





愛海「夏であれば汗で蒸れた芳醇なお山……」





愛海「冬であれば暖かい衣服に隠された秘境のお山……」





愛海「その合間に『春』と『秋』という緩和剤が交わる事によってお山のバランスは保たれているんだよ!!」





愛海「二人はそんな事も知らないで、この春夏秋冬のバランスが素晴らしい日本という国に!2*年もいたっていうの!?」





愛海「私はこのバランスが無ければとっくに日本なんて出ていたよ……」





愛海「いやそれはそれでアメリカンなお山が……否、マウンテンがまっている訳だからそれはそれで素晴らし―――」





P「ちひろさんあの書類どこですか?」





ちひろ「あれならデスクの二段目に入ってますよ」









愛海「……ふぅ、どうやら熱く語りすぎてしまったみたいだね」





愛海「さて、今日の獲物は……おっ」





乃々「……ひっ」





愛海「なーんだ……乃々ちゃん居たんだったら言ってよー」





乃々「……わ、私はもりくぼじゃありませんけど…」





愛海「じゃあ誰なの?」





乃々「えぇ!?そ、それは…その……」





乃々「……う、海久保ですけど」









愛海「でも乃々ちゃんだって事に変わりはないよね」





乃々「……あぅ」





愛海「ふふふ……逃げ場はないよ…」ジリジリ





乃々「……やーだぁー…」ビクビク





愛海「プロデューサーの足がじゃまだね……くさいし」





乃々「……そ、それはあまりにも酷いと思うんですけど…」









愛海「ふふ……逃げても無駄だよー悪くしないよー」ジリジリ





乃々「……や、やーだぁー…!」ガタガタ





愛海「ふひ……フヒヒィ!」ガタガタ





P「おい」ガシッ





愛海「うん?」





P「うるせえあっちでやってろ」ポイッポイッ





愛海「あーん」ポイッ





乃々「何でもりくぼまでっっ」ポイッ









ヘルプミィー……!





マンゾクスルシカネェ!





ダダダダダダ





輝子「(た、助けないと…!)」





輝子「ち、ちひろさ」グイグイ





ちひろ「はーい、いってらっしゃーい♪」ガタッ





輝子「ま、待って乃々……!」トテトテ









輝子「ハァ…ハァ……ふ、二人とも何処いったんだ…?」





周子「あ、輝子ちゃんやほー」





輝子「しゅ、周子…」ハァハァ





周子「どしたん?そない息切らして」





輝子「の、乃々と愛海を……さ、探してる」





周子「んー、アタシ今来たばっかりだから分からないなー」





輝子「そ、そうか……」









蘭子「………グスッ」スタスタ





周子「あ、蘭子ちゃん」





蘭子「!?……銀雪の妖狐か、如何様だ?(……周子さんですか、どうしたんですか?)」ゴシゴシ





周子「乃々ちゃんと愛海ちゃん見なかった?探してるんだって」





輝子「……フヒ」





蘭子「影下の涙姫と千手の色魔ならば、先程極彩色の宝物庫で幾時の間を過ごしたぞ(乃々ちゃんと愛海ちゃんなら、さっきロッカー室の前ですれ違いましたけど…)」





輝子「そ、そうか……!あ、ありがと、蘭子…!」









スタスタ





蘭子「うむ」





周子「……ところで蘭子ちゃん、何でさっきしょぼくれてたん?」





蘭子「……」





周子「話してみ?」





蘭子「………すれ違うとき、愛海ちゃんにお触りされました……ぅゎぁん」グスッ





周子「おぉ……よしよし」ナデナデ









ロッカー室





乃々「あぅ……こないでくださいぃ…」





愛海「追いつめたよ……ふふふ」ジリジリ





乃々「そ、それ以上近づいたら……す、すごいことになりますけど…!」





愛海「凄い事…?ふーん……どんな事なのかな?」





乃々「も……森久保の森につれていきますけど…!」





愛海「そっかぁ…でも私は、森よりお山がいいなぁ……ふひ」





乃々「ひぇ…」





愛海「いっただっきま――」









輝子「……え、えいっ!」





モミ





愛海「ぁん///」





輝子「い、今だ……乃々!に、逃げるぞっ」グイッ





乃々「あっ……輝子さん…!」ダッ





愛海「くっ……不覚…まさかこの私が揉まれるとね…でも逃がさないよ!」





ダダダダ









輝子「……よ、よし…!あ、あそこに隠れるぞ」





乃々「ろ、ロッカーですかぁ!?」





ガチャッ





グイグイ





バタン





―――タッタッタッ





愛海「……んー?何処いったかなー?」ピタッ









乃々「……」ドキドキ





輝子「……」ギュッ





乃々「(ち、近いんですけど…!)」ドキドキ





アレェー?





輝子「の、乃々は私が守ってやるからな……フヒ」





乃々「(……あぅ…)」





ココニハイナイカナー…









輝子「……」ギュッ





乃々「(私より小さいのに…)」





フタリトモーデテオイデー





輝子「……」ヨシヨシ





乃々「(……どうして輝子さんはこんなに可愛いんでしょうか…結婚したいんですけど)」





…イナイカー、アッチイッテミヨ









スタスタ





輝子「……よ、よし…いったみたいだな…フヒ」





乃々「あぅ……///」





輝子「……暑かったか?で、出よう…フヒ」





乃々「は、はぃ…」





ガチャッ











愛海「やっほ」











輝子・乃々「あっ」









愛海「ヒャッハ――」











ちひろ「はいそこまでー」ガシッ











愛海「おっふ」ガクン





輝子「ち、ちひろさ…!」





乃々「……天使…女神…ちひろ様なんですけど……!」





ちひろ「プロデューサーさんから捕まえてきて、と言われたのでここまででーす」





愛海「あぁ……終わった…」





ちひろ「あっちでお説教ですよー」





愛海「ああ……あああああぁぁぁぁ」





ちひろ「ちなみに私とプロデューサーさんの二人でお説教です♪」ニッコリ





愛海「ウオアアアアアアアアアアアア」ズルズル











乃々「……」





スッ





輝子「?」





乃々「……」





ギュッ





輝子「…?……?」





乃々「輝子さん……だ、大好きです…」ギューッ





輝子「フヒ?わ、私も好きだぞ…?」ギュッ









―――――――――――――――

――――――――――

―――――







美嘉「まさかコーヒー零すなんて…お気に入りの服なのに……」





美嘉「着替えあったかなー……」ガチャッ





美嘉「……ん?」





乃々「…」ギュッ





輝子「…」ギュッ





美嘉「………」





乃々「………」ギューッ





輝子「………」ギューッ









美嘉「………★」パシャッ











おしり



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