2013年12月02日

モバP「市原仁奈はうそをついている」

比奈「やっぱ陽の光を浴びると調子が出ないでスぅー」ダラダラ

星輝子「……フヒ……そ、そうそう…」コクコク


http://i.imgur.com/9D1peAg.jpg


P「アイドルの台詞としてどうなんだろうか」カタカタ

比奈「アイドルである前に一人の女の子ッスから」キリ

P「女の子の台詞としてもどうなんだろうか」

輝子「…お、女の子である前に、…一人のキノコだから…」フヒ…

P「…それは…?」カタカタ


ガチャ


喜多見柚「おはようございます!」ペカー

http://i.imgur.com/OcSXp9n.jpg


白坂小梅「お、おはよう…ございます…」

http://i.imgur.com/OeYsjyh.png


P「おう。おはよう」

比奈「柚は眩しいッスね…」

輝子「フヒ…げ、元気だねー…」

P「輝子は年変わらないだろ」

柚「?」ペカー



小梅「…?」

P「?」

P「小梅、どうかしたか?」

小梅「…あ、…そ、その…ど、どうして、カーテン開いてるの、かなって……。し、閉めた方が、暗くて…いいよ…?」

P「お前らは太陽に怨みでもあるのか」


柚「?」

柚「Pサンどうかした? お菓子食べる?」ハイ

P「ん」パク

P「…」ポリポリ…

柚「てへ」

P「…、ありがとう」

柚「えへへ。ううん。…♪」パクパク

P「…」

P「事務所がどんだけ暗くなっても、柚は明るいままでいてくれな…」

柚「ん」ゴクン

柚「う、うん。なんだかよく分かんないケド…た、大役だね! 頑張るよ!」ウン

P「よろしく」


P「仁奈と美玲の二人は?」

幸子「へ? 二人ならボクを置いて先に戻ったはずですが」

P「…」

幸子「……、そう、ボクを置いて、戻ったはず…」

P「…」

幸子「…」グス

P「よしよし」ナデナデ

幸子「……なぐさめは無用ですよ!」グスン

P「はいはい」ナデナデ


ガチャ


P「ん」


ソー…


市原仁奈「…あ」

http://i.imgur.com/Lci0ZNm.jpg


P「…おお」

仁奈「お、お疲れさまでごぜーます」ペコ

P「うん」


ピョコ


早坂美玲「お、お疲れさま」

http://i.imgur.com/sKIancj.jpg


P「うん」

仁奈「…」エヘ

美玲「…」ヘヘ

P「…なんで二人とも、事務所に入って来ないんだ?」

仁奈「あ、いや」

美玲「とくに意味はねーですよ!」

P「へ?」

美玲「あっいまのはちがっ」

柚「美玲チャン可愛い!」

比奈「…たしかに」コクコク

幸子「呼びましたか!」バッ

輝子「は、はいはい」フヒ

小梅「さ、さっちんは、…邪魔しちゃ、ダメ……」ズルズル

幸子「なんでですか!? ち、ちょっとー!」アー…


ズルズル…


美玲「……」

P「美玲が引っ込んでしまった…」

比奈(隙間から見える丸まった背中がまた可愛いッス)

仁奈「み、美玲おねーさん。元気出してくだせー」ナデナデ

美玲「……べ、べつに元気、なくなってなんて…ないモン…」グス

P「ん?」

楓「どうかしましたか?」

P「いま仁奈が美玲を撫でたとき、いつもするもふもふって音がしなかったような気がする」

比奈「……大丈夫でスか?」

P「いまなにを心配したおい」

仁奈「ぎくーん」

P「ほら図星だ」

比奈「えぇー…」イミワカンナイ…


P「あー……ごめんな。べつに問い詰めるようなことを、するつもりじゃなかったんだが」

仁奈「い、いえ」

P「なにかトラブルがあったとか、そういうわけじゃないんだよな?」

仁奈「え?」

P「きぐるみが汚れたとか。破れちゃったとか」

仁奈「あ…ち、違うですよ。そういうわけじゃねーです」

P「そっか。ならよかった」

比奈(…ふふ、お父さんモードでスね、プロデューサー…)

仁奈「は、はい」

美玲「…」

美玲「…」フン


ガチャ


P「お」

仁奈「…」

楓「…わあ」

比奈「仁奈ちゃん、それ」

柚「美玲チャンの衣裳――カナ? きぐるみじゃなくて、フードで、爪があって…」

仁奈「は、はい。そうです」コクコク

P「へえ。サイズは大きいみたいだけど、似合ってるな」

仁奈「そ、そうでごぜーますか?」

P「うん。いつもの仁奈より…なんというか、ちょっと毒々しいが」ハハ

美玲「む。それはいつものウチの格好が毒々しいってことか?」ギラ

P「爪を構えないでください」

柚「眼帯も可愛いねー」

仁奈「えへへ。でもちょっと歩き辛いですよー」フラフラ

比奈「その感じがグッドッス!」グッ

P「荒木先生暑いッスね」


P「とにかくお疲れさま。スケジュールの確認だけしたら、今日はもうフリーにしてくれ」

美玲「うん」

仁奈「了解でごぜーます」コクコク

P「さ。他のみんなはそろそろ仕事だ。頑張って来てください」

比奈「うース」

柚「ばりばり働くよー♪」

楓「頑張ります」フンス


美玲「に、仁奈。ウチとご飯でも食べに行くか」

仁奈「はい! ぜひ一緒に行きやがりましょう!」ピョンッ

仁奈「…あ、えと、Pは…」チラ

P「俺はまだ仕事があるからな。二人で行っておいで」

仁奈「…」

仁奈「分かったですよ。じゃあまた明日!」エヘヘ

P「うん。また明日」


パタン


P「さて、と」フゥ

幸子「どういうことです?」ニュ

P「いたのか幸子」

幸子「いましたよ」


☆おまけ



「お疲れさまでしたー」



幸子「ふー。今日もボクはカワイくお仕事を終えることができましたね!」

仁奈「はい。幸子おねーさんのそのきぐるみも、素敵でごぜーます!」ピョンピョン

幸子「ふふん。そうでしょうそうでしょう。だけどきぐるみもですが、ボクも可愛かったですよね!」

仁奈「やっぱりきぐるみはいいですよ!」フンス

幸子「……」グス



美玲「……」

仁奈「?」


仁奈「…」モフ

仁奈「…ひょっとして、今日の衣裳を気に入りやがりましたか?」

美玲「う」

美玲「…な、なんで分かったの」

仁奈「えへへ……仁奈にもよくあるからですよー」

仁奈「きっとお願いすると、おねーさんにプレゼントしてくれると思うですよ?」

美玲「! ほ、ホントか!?」

仁奈「はい」コク

幸子(…事務所の経費で落ちるんですかね?)ハテ

美玲「……いや、でも…お、お願いするのとか、は、恥ずかしいし…いいよ」パサ

仁奈「えー」

美玲「なんで仁奈が残念そうにするんだ……?」

仁奈「だって…仁奈も、今日のおねーさんの衣裳は素敵だったと思うので――また見やがりたいなって、そう思うですよ」

美玲「…………お、…うん。ありがと…」

仁奈「はいっ」ニパッ

幸子「……あふ」グシグシ


仁奈「じゃあ帰りやがりましょう!」

美玲「うん」コク





幸子「…はっ」パチ

幸子「……おや。いつの間にか二人の姿が見えませんね…」キョロ

幸子「…」

幸子「…」グス

幸子「い、いいですもん。戻ったらプロデューサーさんに慰めてもらいますから!」フ、フフン

幸子「……」

幸子「ぐすん」



・・・・おまけもおしまい

21:30│市原仁奈 
相互RSS
Twitter
更新情報をつぶやきます。
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: