2013年12月07日
遊佐こずえ「いっぱいたべてねー?」
---楽屋---
モバP「こずえ!準備できてるか!?」
こずえ「うん...いいよー...」
モバP「そうか!台本もう一回チェックするか?」
こずえ「もうおぼえたから...だいじょうぶー....」
モバP「さすがだ!さすがはこずえだな!」
こずえ「ぷろでゅーさー...なんかへんなのー....」
モバP「へ、変?」
こずえ「いつもより...おしゃべりさんなのー...」
モバP「そ、そうか...そういえばそうかもな...」
こずえ「きんちょうしてるのー?」
モバP「ああ、多分そうかもな....なんてったってこずえがCMに出ることになったんだからな!」
こずえ「それって...すごいのー?」
モバP「もちろんだ!」
こずえ「てれびにでれる?」
モバP「ああ!全国の人たちがこずえのことを知ってくれるんだ」
こずえ「ふわぁ...ぷろでゅーさーも...うれしいのー?」
モバP「当たり前だろ!とっても嬉しいよ!」
こずえ「うんー、じゃあねー....がんばるのー...」
モバP「そうか!よーし、がんばれこずえ!」
こずえ「ぷろでゅーさーも...がんばってねぇー...」
モバP「そ、そうだな、俺が緊張してちゃどうしようもないもんな...」
モバP「あっ、いけねっ!もうこんな時間か!」
モバP「それじゃこずえ、行くぞ!」
こずえ「はぁーい.....」
モバP「お、おはようございます!」
こずえ「おはよーございまぁーす...」
ディレクター「あっ、CGプロさん!ずいぶん早いですね」
モバP「い、いえ!遅れては大変と思いまして...」カチコチ
ディレクター「ははは、そんなに硬くならずに、リラックスしてください」
モバP「そ、そうですね...」
ディレクター「君がこずえちゃんだね、今日はよろしく」
こずえ「こずえです...よろしくおねがいします...」ペコリッ
ディレクター「うん、こちらこそよろしく」
モバP「ところで...その...」
ディレクター「ああ、765プロさんももう少しで来ると思いますよ」
モバP「そ、そうですか...」
「おはようございます」
「おはようございますなのー!」
モバP「き、来た!」
こずえ「...だれー?」
モバP「星井美希さんだよ!見たことないか?」
こずえ「うーん...よくわかんないー...」
モバP「会ったらちゃんと挨拶するんだぞ!」
ディレクター「どうも765プロさん、お久しぶり」
P「お久しぶりです、今日はよろしくお願いします」
ディレクター「ええ、こちらこそね」
美希「ディレクターさん、久しぶりなのー」
ディレクター「やあ美希ちゃん、最近ますますすごいねー」
美希「当たり前なの!これもハ...プロデューサーのおかげだもん♪」
ディレクター「なるほど、それでね?この子が今日美希ちゃんと共演してくれる遊佐こずえちゃんだよ」
モバP「ど、どうも!ほらこずえ、挨拶!」
こずえ「遊佐こずえですー...よろしくおねがいしまーす...」
美希「....」
モバP「あ、あれ?星井さん?」
美希「か....」
美希「かわいいのー!!」ダキッ
ちょっとずつ再開します
P「こ、こら美希!」
美希「ハニー見て見て!この子すっごくかわいいのー!」
モバP「ハニー?」
P「いや、なんでもないです!あははは...」
こずえ「ふわぁ....おねーちゃん、だれー?」
モバP「こ、こずえ!星井さんにむかって....」
美希「ミキは星井美希だよ、こんにちはなの♪」
こずえ「こずえはねー...こずえだよー...」
美希「やっぱりかわいいのー!お人形さんみたーい!」ナデナデ
P「す、すみません...ウチの美希が....」
モバP「いえ...こちらこそ...」
ディレクター「どうやら仲良くなれたみたいですね、いい感じです」
−−−−−−
ディレクター「それじゃもう一度確認しておきますね」
ディレクター「美希ちゃん演ずる女の子がこずえちゃん演ずるチョコレートの妖精からチョコを受け取る」
ディレクター「そしてそのチョコを美味しそうに食べて笑顔を見せる」
ディレクター「そしてこずえちゃんが一言」
こずえ「いっぱいたべてねー?」
ディレクター「以上が流れになります」
P「美希、大丈夫か?」
美希「うん、バッチリなの!」
モバP「こずえ?」
こずえ「ちょこれーと...おいしそー...」
ディレクター「あはは、こずえちゃんはマイペースだね」
美希「かわいいの♪」
ディレクター「それじゃ、そろそろ始めようか!」
−−−−−−
ディレクター「はいOK!よかったよ!」
美希「ありがとうございますなの!」
こずえ「ふわぁ...ありがとうございましたー...」
ディレクター「すごいね二人とも、まさか一発でOK出すなんて...」
美希「こずえはすごいの♪」ナデナデ
こずえ「...ちょこれーと、たべたいなー...」
美希「あはっ♪本当にかわいいの!」
ディレクター「とりあえず今日の撮影はこれで終了だ、お疲れ様」
P「お疲れさまでした、またよろしくお願いします」
モバP「お、お疲れさまでした!」
美希「ねえハ...プロデューサー、ちょっとお願いがあるんだけどいい?」
P「どうした美希?」
美希「こずえとちょっとお出かけしたいの♪」
−−−−−−
「お待たせしました」コトッ
美希「はーい、どうもなの♪」
こずえ「ふわぁ...ぱふぇだー...」
美希「こずえ、今日はお疲れ様なの、食べていいよ?」
こずえ「...いいのー?」
美希「もっちろんなの♪ミキがごちそうしてあげるの」
こずえ「...そうなのー?...じゃあねー...いただきますー...」
美希「どうぞなの♪」
prrrrrr♪
美希「あっ、もしもしハニー?うん、今こずえとデート中なの♪」
美希「平気なの♪ちゃんと変装してるの」
美希「うん、あんまり遅くならないうちに帰るね」
美希「はーい、じゃあね」ピッ
こずえ「はむ...はむぅ....」パクパク
美希「おいしい?」
こずえ「うん...おいしい....」パクパク
美希「食べてるのもかわいいの♡やよいとどっちがかわいいかな?」
こずえ「...やよいって...だれー?」
美希「ミキの同じ事務所のアイドルだよ!とってもかわいいの♪」
こずえ「...かわいい?...」
美希「すっごくかわいいよ♪」
こずえ「...こずえとどっちがかわいいー?」
美希「えっ?うーん...」
美希「あはっ♪どっちもかわいいの!」
こずえ「はむっ...あむっ...」パクパク...
美希「あっ、こずえ、口についてるよ?」
こずえ「...?...」
美希「動いちゃダメなの、拭いてあげるの」フキフキ..
こずえ「んんっ....ありがとー...」
美希「どういたしまして♪」
こずえ「おねーちゃん...いいひとだねー....」
美希「ミキでいいよ?」
こずえ「みきも....たべるー?」
美希「うん、もらおっかな♪」
こずえ「...あーんしてー...」
美希「あーん♪」パクッ
こずえ「...おいしー?」
美希「ん〜、おいしいの♪」
−−−−−−
「ありがとうございましたー」
こずえ「おいしかった...」
美希「ホント?よかったの♪」
こずえ「...おなかいっぱい...ふわぁ...」ケプッ
美希「あはっ♪眠くなっちゃった?」
こずえ「うん...」
美希「それじゃ公園に行くの!」
こずえ「こうえん...?」
美希「ミキのお気に入りの公園だよ♪」
−−−−−
こずえ「ここが...みきのおきにいりなのー?」
美希「そうだよ、ここにはミキの先生がいるの」
こずえ「...せんせー?」
美希「うん、今も時々会いに来るんだよ」
こずえ「そうなのー...」
美希「あっ、ほらほらあそこ!」
こずえ「とりさんだー...」
美希「鳥じゃないの、カモ先生だよ」
こずえ「かもせんせー...?」
美希「そうなの、ミキがすごいなーって思ってる先生なの」
こずえ「かもせんせー...すごいの?」
美希「そうだよ、寝たまんまでもプカプカ浮いてられるんだもん、すごいの」
美希「ミキね、今のこずえくらいの時からよくこの公園に来てたの」
美希「いっつもカモ先生のこと見て、あんな風になにもしないでられたらいいなーって」
美希「だから、アイドルになってからもラクしてトップまでいけたらいいなって思ってたの」
こずえ「そうなんだー...」
美希「でもね、それじゃいけないってハニーが教えてくれたんだ」
こずえ「...はにー?」
美希「ミキのプロデューサーの事♪」
こずえ「...みきのぷろでゅーさーは...はにーなの?」
美希「うん!プロデューサーはハニーで、ハニーはプロデューサーなの♪」
こずえ「こずえのぷろでゅーさーは...ぷろでゅーさーだよ?」
美希「あはっ♪こずえにはまだ早かったかもね」ナデナデ
美希「こずえはがんばるのとか好き?」
こずえ「うーん...よくわかんない...」
美希「そっか、まだわかんないよね」
こずえ「こずえはねー...なんでもできるんだよー...」
美希「すごいの♪」
こずえ「ぷろでゅーさーがねー...いろんなおうたとかだんすおしえてくれるのー....」
美希「楽しい?」
こずえ「でもねー...いっかいでおぼえちゃうからー....もっとちょうだいっていうと....ぷろでゅーさーこまっちゃうんだってー...」
美希「一回で覚えるの?こずえはすごいね、ミキも一回じゃ覚えられないの」
こずえ「そうなのー?」
美希「こずえは天才さんかもしれないの」
こずえ「....てんさいってなーに?」
美希「むぅぅ...それをこずえに説明するのはむずかしいの....」
こずえ「むずかしいんだー...」
美希「でもねこずえ、ひとつだけ言っておきたいの」
美希「こずえはきっと天才さんなの、きっとね」
美希「だから特にがんばらなくてもライブとかお仕事とかすぐにできるようになると思うの」
美希「それは周りから見るとすごいんだけどね?それだと『真剣にやる』ってことがよくわからないと思うの」
こずえ「しんけん...?」
美希「そう、一生懸命になって、倒れるくらいまでがんばるってこと」
美希「ミキもね、アイドルになったばかりの頃はまあテキトーにやっとけばいいやって思ってたの」
美希「特に努力とかしなくてもなんでもできたし、アイドルってこんなもんなんだーって」
美希「だから『真剣にアイドルをやりなさい』って言ってたプロデューサーの、ハニーの言ってることもよくわからなかった」
美希「でも、ミキってばテキトーばっかしてたから周りの人たちにすっごい迷惑かけちゃってたの」
美希「今思うと、ミキすっごくコドモだったんだなって思うんだけどね」
美希「だけどね、ハニーはそんなダメダメだったミキを見捨てないでくれたの...」
美希「ずっとずっといっしょに歩いてくれるって言ってくれたの....」
美希「ミキのせいでケガしちゃったのに....」
美希「その時に気付いたの...ミキを一生懸命プロデュースしてくれる人がいる」
美希「その人がミキにかけてる期待を裏切っちゃいけないって...」
美希「ガッカリさせちゃいけないって...真剣にやらなきゃって....」
美希「だからねこずえ、こずえはこずえのプロデューサーをガッカリさせちゃダメなの」
美希「こずえは才能あるって思うから、今よりほんのちょっとずつでいいから本気でやるってことを覚えた方がいいと思うの」
美希「そうすれば、こずえはもっとキラキラできると思うな!」
こずえ「きらきら....?」
美希「そう!キラキラ♪」
こずえ「きらきらって...たのしい?」
美希「うん、すっごくね!」
こずえ「こずえも...きらきらできるー?」
美希「できるの!こずえはかわいいからね♪」
こずえ「じゃあねぇ....きらきらがいいなー...」
美希「あはっ♪そうなの、キラキラするの!」
こずえ「よくわかんないけど....がんばるのー...」
美希「うん、がんばるのこずえ!」
こずえ「うーん....」ウトウト...
美希「眠くなっちゃった?」
こずえ「うん....」ウトウト...
美希「ミキもマジメな話したら疲れちゃったの....眠いの....」
こずえ「ふわぁー...」
美希「あふぅ...ベンチで寝ちゃおっか?」
こずえ「うん...ねるー...」
美希「こずえ、ミキのひざ硬くない?」
こずえ「...ちょうどいいの....」
美希「ハニ―にしか膝枕したことないんだよ?こずえは二人目なの」
こずえ「..ふたりめー...」
美希「こずえは軽いの」
こずえ「そう...?」
美希「うん、お人形さんみたいだね」
こずえ「こずえ...おにんぎょうなの...」
美希「そうなんだー...ならナットクなの...」
こずえ「あとねぇ...こずえのひみつぅー...ゆびからこうせん、ぴぴぴー...」
美希「うあー...やられたのー...」
こずえ「うそー...」
美希「ウソつくなんてひどいの、でもかわいいから許しちゃうのー」
こずえ「Zzz...」
美希「あふぅ...おやすみなの...」
−−−−−−
こずえ「んんっ....」パチッ
モバP「おっ、起きたかこずえ」
こずえ「...ここどこー?」
モバP「事務所だよ、星井さんが連れてきてくれたんだ」
こずえ「...そうなんだー...」
モバP「ビックリしたよ、いきなり来て『こずえ寝ちゃったの、お届けに来たの』って言うんだからな...」
こずえ「みき、やさしかった...」
モバP「ずいぶん仲良くなったみたいだな、帰り際に『こずえのこと大事にしてあげてね?』って言ってたぞ?」
こずえ「ぷろでゅーさーは...こずえのことだいじなのー?」
モバP「当たり前だろ、大事なアイドルなんだからな」
こずえ「そっかー...ぷろでゅーさーはこずえがだいじなんだねー....」
こずえ「...ねぇぷろでゅーさー?」
モバP「なんだ?」
こずえ「うーんとねー...ぷろでゅーさーは...こずえにきたいしてるのー?」
モバP「期待?そりゃもちろんしてるよ、間違いなくこずえは才能あるからな!」
こずえ「へぇー...」
モバP「まあ俺ももっともっとプロデュースを勉強してこずえをトップにできるようにがんばらないと....」
こずえ「ぷろでゅーさーも...がんばるのー?」
モバP「もちろんだよ、俺だってこずえに負けないようにがんばらないといけないし」
こずえ「じゃあねー...こずえもがんばるー...」
モバP「おっ、そうか?」
こずえ「うんー...ぷろでゅーさーをねー...がっかりさせちゃいけないんだってー...」
こずえ「こずえ...もっときらきらできるんだってー...」
モバP「キラキラ?そうだな、もっともっときらめくステージに立たないとな!」
こずえ「うん...がんばるー...」
モバP「そういえばこずえ、星井さんからこれを渡してくれってさ」スッ
こずえ「....これなにー?」
モバP「おにぎりみたいだな、でもなんでだろう?」
こずえ「....」ジーッ
モバP「なにか知ってるのかこずえ?」
こずえ「ぷろでゅーさー....あーんしてー....」
モバP「えっ、なんで?」
こずえ「ぷろでゅーさーに....たべさせてあげるのー...」
モバP「お前がもらったものなんじゃないのか?」
こずえ「いいのー...ぷろでゅーさーはもっとたべてげんきださないとだめなのー....」
こずえ「ずっといっしょに...あるくのー....」
こずえ「だからー...それまでげんきでいないとだめー...」
モバP「あ、ああ...わかったよ、ありがとう...」
こずえ「...どうぞぷろでゅーさー....」スッ
こずえ「いっぱいたべてねー?」
おわり
http://i.imgur.com/WKn2HmC.jpg
http://i.imgur.com/Mrnq9xi.jpg
遊佐こずえ(11)
http://i.imgur.com/XkQpmCw.jpg
http://i.imgur.com/QLrleiD.jpg
星井美希(15)
駄文失礼しました〜
きっと天才同士で共感を得るものもあるのではないでしょうかこの二人
しかしどう見ても4歳しか離れてないようには見えないな...
でもこずえはとにかくかわいいなぁ
ではまた〜
モバP「こずえ!準備できてるか!?」
こずえ「うん...いいよー...」
モバP「そうか!台本もう一回チェックするか?」
こずえ「もうおぼえたから...だいじょうぶー....」
モバP「さすがだ!さすがはこずえだな!」
こずえ「ぷろでゅーさー...なんかへんなのー....」
モバP「へ、変?」
こずえ「いつもより...おしゃべりさんなのー...」
モバP「そ、そうか...そういえばそうかもな...」
こずえ「きんちょうしてるのー?」
モバP「ああ、多分そうかもな....なんてったってこずえがCMに出ることになったんだからな!」
こずえ「それって...すごいのー?」
モバP「もちろんだ!」
こずえ「てれびにでれる?」
モバP「ああ!全国の人たちがこずえのことを知ってくれるんだ」
こずえ「ふわぁ...ぷろでゅーさーも...うれしいのー?」
モバP「当たり前だろ!とっても嬉しいよ!」
こずえ「うんー、じゃあねー....がんばるのー...」
モバP「そうか!よーし、がんばれこずえ!」
こずえ「ぷろでゅーさーも...がんばってねぇー...」
モバP「そ、そうだな、俺が緊張してちゃどうしようもないもんな...」
モバP「あっ、いけねっ!もうこんな時間か!」
モバP「それじゃこずえ、行くぞ!」
こずえ「はぁーい.....」
モバP「お、おはようございます!」
こずえ「おはよーございまぁーす...」
ディレクター「あっ、CGプロさん!ずいぶん早いですね」
モバP「い、いえ!遅れては大変と思いまして...」カチコチ
ディレクター「ははは、そんなに硬くならずに、リラックスしてください」
モバP「そ、そうですね...」
ディレクター「君がこずえちゃんだね、今日はよろしく」
こずえ「こずえです...よろしくおねがいします...」ペコリッ
ディレクター「うん、こちらこそよろしく」
モバP「ところで...その...」
ディレクター「ああ、765プロさんももう少しで来ると思いますよ」
モバP「そ、そうですか...」
「おはようございます」
「おはようございますなのー!」
モバP「き、来た!」
こずえ「...だれー?」
モバP「星井美希さんだよ!見たことないか?」
こずえ「うーん...よくわかんないー...」
モバP「会ったらちゃんと挨拶するんだぞ!」
ディレクター「どうも765プロさん、お久しぶり」
P「お久しぶりです、今日はよろしくお願いします」
ディレクター「ええ、こちらこそね」
美希「ディレクターさん、久しぶりなのー」
ディレクター「やあ美希ちゃん、最近ますますすごいねー」
美希「当たり前なの!これもハ...プロデューサーのおかげだもん♪」
ディレクター「なるほど、それでね?この子が今日美希ちゃんと共演してくれる遊佐こずえちゃんだよ」
モバP「ど、どうも!ほらこずえ、挨拶!」
こずえ「遊佐こずえですー...よろしくおねがいしまーす...」
美希「....」
モバP「あ、あれ?星井さん?」
美希「か....」
美希「かわいいのー!!」ダキッ
ちょっとずつ再開します
P「こ、こら美希!」
美希「ハニー見て見て!この子すっごくかわいいのー!」
モバP「ハニー?」
P「いや、なんでもないです!あははは...」
こずえ「ふわぁ....おねーちゃん、だれー?」
モバP「こ、こずえ!星井さんにむかって....」
美希「ミキは星井美希だよ、こんにちはなの♪」
こずえ「こずえはねー...こずえだよー...」
美希「やっぱりかわいいのー!お人形さんみたーい!」ナデナデ
P「す、すみません...ウチの美希が....」
モバP「いえ...こちらこそ...」
ディレクター「どうやら仲良くなれたみたいですね、いい感じです」
−−−−−−
ディレクター「それじゃもう一度確認しておきますね」
ディレクター「美希ちゃん演ずる女の子がこずえちゃん演ずるチョコレートの妖精からチョコを受け取る」
ディレクター「そしてそのチョコを美味しそうに食べて笑顔を見せる」
ディレクター「そしてこずえちゃんが一言」
こずえ「いっぱいたべてねー?」
ディレクター「以上が流れになります」
P「美希、大丈夫か?」
美希「うん、バッチリなの!」
モバP「こずえ?」
こずえ「ちょこれーと...おいしそー...」
ディレクター「あはは、こずえちゃんはマイペースだね」
美希「かわいいの♪」
ディレクター「それじゃ、そろそろ始めようか!」
−−−−−−
ディレクター「はいOK!よかったよ!」
美希「ありがとうございますなの!」
こずえ「ふわぁ...ありがとうございましたー...」
ディレクター「すごいね二人とも、まさか一発でOK出すなんて...」
美希「こずえはすごいの♪」ナデナデ
こずえ「...ちょこれーと、たべたいなー...」
美希「あはっ♪本当にかわいいの!」
ディレクター「とりあえず今日の撮影はこれで終了だ、お疲れ様」
P「お疲れさまでした、またよろしくお願いします」
モバP「お、お疲れさまでした!」
美希「ねえハ...プロデューサー、ちょっとお願いがあるんだけどいい?」
P「どうした美希?」
美希「こずえとちょっとお出かけしたいの♪」
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「お待たせしました」コトッ
美希「はーい、どうもなの♪」
こずえ「ふわぁ...ぱふぇだー...」
美希「こずえ、今日はお疲れ様なの、食べていいよ?」
こずえ「...いいのー?」
美希「もっちろんなの♪ミキがごちそうしてあげるの」
こずえ「...そうなのー?...じゃあねー...いただきますー...」
美希「どうぞなの♪」
prrrrrr♪
美希「あっ、もしもしハニー?うん、今こずえとデート中なの♪」
美希「平気なの♪ちゃんと変装してるの」
美希「うん、あんまり遅くならないうちに帰るね」
美希「はーい、じゃあね」ピッ
こずえ「はむ...はむぅ....」パクパク
美希「おいしい?」
こずえ「うん...おいしい....」パクパク
美希「食べてるのもかわいいの♡やよいとどっちがかわいいかな?」
こずえ「...やよいって...だれー?」
美希「ミキの同じ事務所のアイドルだよ!とってもかわいいの♪」
こずえ「...かわいい?...」
美希「すっごくかわいいよ♪」
こずえ「...こずえとどっちがかわいいー?」
美希「えっ?うーん...」
美希「あはっ♪どっちもかわいいの!」
こずえ「はむっ...あむっ...」パクパク...
美希「あっ、こずえ、口についてるよ?」
こずえ「...?...」
美希「動いちゃダメなの、拭いてあげるの」フキフキ..
こずえ「んんっ....ありがとー...」
美希「どういたしまして♪」
こずえ「おねーちゃん...いいひとだねー....」
美希「ミキでいいよ?」
こずえ「みきも....たべるー?」
美希「うん、もらおっかな♪」
こずえ「...あーんしてー...」
美希「あーん♪」パクッ
こずえ「...おいしー?」
美希「ん〜、おいしいの♪」
−−−−−−
「ありがとうございましたー」
こずえ「おいしかった...」
美希「ホント?よかったの♪」
こずえ「...おなかいっぱい...ふわぁ...」ケプッ
美希「あはっ♪眠くなっちゃった?」
こずえ「うん...」
美希「それじゃ公園に行くの!」
こずえ「こうえん...?」
美希「ミキのお気に入りの公園だよ♪」
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こずえ「ここが...みきのおきにいりなのー?」
美希「そうだよ、ここにはミキの先生がいるの」
こずえ「...せんせー?」
美希「うん、今も時々会いに来るんだよ」
こずえ「そうなのー...」
美希「あっ、ほらほらあそこ!」
こずえ「とりさんだー...」
美希「鳥じゃないの、カモ先生だよ」
こずえ「かもせんせー...?」
美希「そうなの、ミキがすごいなーって思ってる先生なの」
こずえ「かもせんせー...すごいの?」
美希「そうだよ、寝たまんまでもプカプカ浮いてられるんだもん、すごいの」
美希「ミキね、今のこずえくらいの時からよくこの公園に来てたの」
美希「いっつもカモ先生のこと見て、あんな風になにもしないでられたらいいなーって」
美希「だから、アイドルになってからもラクしてトップまでいけたらいいなって思ってたの」
こずえ「そうなんだー...」
美希「でもね、それじゃいけないってハニーが教えてくれたんだ」
こずえ「...はにー?」
美希「ミキのプロデューサーの事♪」
こずえ「...みきのぷろでゅーさーは...はにーなの?」
美希「うん!プロデューサーはハニーで、ハニーはプロデューサーなの♪」
こずえ「こずえのぷろでゅーさーは...ぷろでゅーさーだよ?」
美希「あはっ♪こずえにはまだ早かったかもね」ナデナデ
美希「こずえはがんばるのとか好き?」
こずえ「うーん...よくわかんない...」
美希「そっか、まだわかんないよね」
こずえ「こずえはねー...なんでもできるんだよー...」
美希「すごいの♪」
こずえ「ぷろでゅーさーがねー...いろんなおうたとかだんすおしえてくれるのー....」
美希「楽しい?」
こずえ「でもねー...いっかいでおぼえちゃうからー....もっとちょうだいっていうと....ぷろでゅーさーこまっちゃうんだってー...」
美希「一回で覚えるの?こずえはすごいね、ミキも一回じゃ覚えられないの」
こずえ「そうなのー?」
美希「こずえは天才さんかもしれないの」
こずえ「....てんさいってなーに?」
美希「むぅぅ...それをこずえに説明するのはむずかしいの....」
こずえ「むずかしいんだー...」
美希「でもねこずえ、ひとつだけ言っておきたいの」
美希「こずえはきっと天才さんなの、きっとね」
美希「だから特にがんばらなくてもライブとかお仕事とかすぐにできるようになると思うの」
美希「それは周りから見るとすごいんだけどね?それだと『真剣にやる』ってことがよくわからないと思うの」
こずえ「しんけん...?」
美希「そう、一生懸命になって、倒れるくらいまでがんばるってこと」
美希「ミキもね、アイドルになったばかりの頃はまあテキトーにやっとけばいいやって思ってたの」
美希「特に努力とかしなくてもなんでもできたし、アイドルってこんなもんなんだーって」
美希「だから『真剣にアイドルをやりなさい』って言ってたプロデューサーの、ハニーの言ってることもよくわからなかった」
美希「でも、ミキってばテキトーばっかしてたから周りの人たちにすっごい迷惑かけちゃってたの」
美希「今思うと、ミキすっごくコドモだったんだなって思うんだけどね」
美希「だけどね、ハニーはそんなダメダメだったミキを見捨てないでくれたの...」
美希「ずっとずっといっしょに歩いてくれるって言ってくれたの....」
美希「ミキのせいでケガしちゃったのに....」
美希「その時に気付いたの...ミキを一生懸命プロデュースしてくれる人がいる」
美希「その人がミキにかけてる期待を裏切っちゃいけないって...」
美希「ガッカリさせちゃいけないって...真剣にやらなきゃって....」
美希「だからねこずえ、こずえはこずえのプロデューサーをガッカリさせちゃダメなの」
美希「こずえは才能あるって思うから、今よりほんのちょっとずつでいいから本気でやるってことを覚えた方がいいと思うの」
美希「そうすれば、こずえはもっとキラキラできると思うな!」
こずえ「きらきら....?」
美希「そう!キラキラ♪」
こずえ「きらきらって...たのしい?」
美希「うん、すっごくね!」
こずえ「こずえも...きらきらできるー?」
美希「できるの!こずえはかわいいからね♪」
こずえ「じゃあねぇ....きらきらがいいなー...」
美希「あはっ♪そうなの、キラキラするの!」
こずえ「よくわかんないけど....がんばるのー...」
美希「うん、がんばるのこずえ!」
こずえ「うーん....」ウトウト...
美希「眠くなっちゃった?」
こずえ「うん....」ウトウト...
美希「ミキもマジメな話したら疲れちゃったの....眠いの....」
こずえ「ふわぁー...」
美希「あふぅ...ベンチで寝ちゃおっか?」
こずえ「うん...ねるー...」
美希「こずえ、ミキのひざ硬くない?」
こずえ「...ちょうどいいの....」
美希「ハニ―にしか膝枕したことないんだよ?こずえは二人目なの」
こずえ「..ふたりめー...」
美希「こずえは軽いの」
こずえ「そう...?」
美希「うん、お人形さんみたいだね」
こずえ「こずえ...おにんぎょうなの...」
美希「そうなんだー...ならナットクなの...」
こずえ「あとねぇ...こずえのひみつぅー...ゆびからこうせん、ぴぴぴー...」
美希「うあー...やられたのー...」
こずえ「うそー...」
美希「ウソつくなんてひどいの、でもかわいいから許しちゃうのー」
こずえ「Zzz...」
美希「あふぅ...おやすみなの...」
−−−−−−
こずえ「んんっ....」パチッ
モバP「おっ、起きたかこずえ」
こずえ「...ここどこー?」
モバP「事務所だよ、星井さんが連れてきてくれたんだ」
こずえ「...そうなんだー...」
モバP「ビックリしたよ、いきなり来て『こずえ寝ちゃったの、お届けに来たの』って言うんだからな...」
こずえ「みき、やさしかった...」
モバP「ずいぶん仲良くなったみたいだな、帰り際に『こずえのこと大事にしてあげてね?』って言ってたぞ?」
こずえ「ぷろでゅーさーは...こずえのことだいじなのー?」
モバP「当たり前だろ、大事なアイドルなんだからな」
こずえ「そっかー...ぷろでゅーさーはこずえがだいじなんだねー....」
こずえ「...ねぇぷろでゅーさー?」
モバP「なんだ?」
こずえ「うーんとねー...ぷろでゅーさーは...こずえにきたいしてるのー?」
モバP「期待?そりゃもちろんしてるよ、間違いなくこずえは才能あるからな!」
こずえ「へぇー...」
モバP「まあ俺ももっともっとプロデュースを勉強してこずえをトップにできるようにがんばらないと....」
こずえ「ぷろでゅーさーも...がんばるのー?」
モバP「もちろんだよ、俺だってこずえに負けないようにがんばらないといけないし」
こずえ「じゃあねー...こずえもがんばるー...」
モバP「おっ、そうか?」
こずえ「うんー...ぷろでゅーさーをねー...がっかりさせちゃいけないんだってー...」
こずえ「こずえ...もっときらきらできるんだってー...」
モバP「キラキラ?そうだな、もっともっときらめくステージに立たないとな!」
こずえ「うん...がんばるー...」
モバP「そういえばこずえ、星井さんからこれを渡してくれってさ」スッ
こずえ「....これなにー?」
モバP「おにぎりみたいだな、でもなんでだろう?」
こずえ「....」ジーッ
モバP「なにか知ってるのかこずえ?」
こずえ「ぷろでゅーさー....あーんしてー....」
モバP「えっ、なんで?」
こずえ「ぷろでゅーさーに....たべさせてあげるのー...」
モバP「お前がもらったものなんじゃないのか?」
こずえ「いいのー...ぷろでゅーさーはもっとたべてげんきださないとだめなのー....」
こずえ「ずっといっしょに...あるくのー....」
こずえ「だからー...それまでげんきでいないとだめー...」
モバP「あ、ああ...わかったよ、ありがとう...」
こずえ「...どうぞぷろでゅーさー....」スッ
こずえ「いっぱいたべてねー?」
おわり
http://i.imgur.com/WKn2HmC.jpg
http://i.imgur.com/Mrnq9xi.jpg
遊佐こずえ(11)
http://i.imgur.com/XkQpmCw.jpg
http://i.imgur.com/QLrleiD.jpg
星井美希(15)
駄文失礼しました〜
きっと天才同士で共感を得るものもあるのではないでしょうかこの二人
しかしどう見ても4歳しか離れてないようには見えないな...
でもこずえはとにかくかわいいなぁ
ではまた〜