2014年09月26日

多田李衣菜「相棒の誕生日!」


がちゃ



凛「おはようございま――」





じゃらーん♪





凛「え?」





李衣菜「はっぴばーすでー、とぅーゆー……」



じゃらん♪



李衣菜「はっぴばーすでーい、とぅーゆーうぅー♪」



じゃかじゃかじゃか♪



李衣菜「はぴー、ばーすでーい……でぃーあ、りーんー♪」



じゃらららん♪



李衣菜「はぴーぃ、ぶぁーすれぇーい、とぅー……」



じゃかじゃかじゃかじゃか……♪



李衣菜「ゆぅーぅううーぅぅー……♪」



じゃらららー……ん♪





李衣菜「……ふっ。誕生日おめでとうだぜ、凛!」キリッ



凛「…………」ポカーン



李衣菜「あ、あれ? 凛ー?」



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凛「……はっ! り、李衣菜?」



李衣菜「うん、私だけど。聞いてくれてた?」



凛「き、聞いてたよ。今のは……」



李衣菜「あ、もしかして自分の誕生日忘れてたとか? へへ、最近忙しいもんねー」



凛「う、ううん……そうじゃないんだけど」



李衣菜「んー? じゃあどしたの?」



凛「えと、こんなふうに祝ってもらえるなんて思ってなかったから……」



李衣菜「あはは、そっか」





凛「とにかく……李衣菜、ありがと。……ふふ♪」ニコッ



李衣菜「えへへ! どういたしまして♪」ニパッ

凛「でも、すごいね李衣菜。いつの間にあんなに弾けるようになったの? しかも歌まで……」



李衣菜「いっぱい練習したからね。凛の誕生日に間に合うようにさ!」



凛「ふふ、ここまでしてもらうと、なんだか恥ずかしいよ」



李衣菜「まぁ、特訓してもらったから。ねー、プロデューサー?」



凛「え――」





P「おう、今までで一番良かったぞ李衣菜」ヒョコ



李衣菜「へへへ♪」



凛「ちょっ……ぷ、プロデューサーいたの!?」

P「ああ、いたぞ? 給湯室に隠れてたんだ」



凛「しゅ、趣味悪いよっ。盗み聞きなんて……!」



P「う、そう言われると……ご、ごめんな?」



凛「もうっ……!」



李衣菜「まぁまぁ凛。実はね、アイデア出してくれたのはプロデューサーなんだ」



凛「そ、そうなの?」



李衣菜「うんっ。それに、ギターの練習にも付き合ってくれたし……」



李衣菜「言わば、私とプロデューサーの合作プレゼントなんだよ!」

凛「そうだったんだ……」



P「うーん、でもさすがにこっそり見てたのはまずかったよなぁ」



凛「ま、まぁ……そういうことなら、別にいいよ」プイッ



P「え、あ、あぁ……?」





李衣菜「プロデューサー、プロデューサー」チョンチョン



P「どした?」



李衣菜「凛、照れてるだけですよ。ふふ、ぶっきらぼうですから」ヒソ…



P「あ……良かった、怒ってるわけじゃないんだな」ヒソヒソ



李衣菜「かわいいんですよねー、照れてる凛って♪」



P「おお、それには全面的に同意だ」





凛(聞こえてるんだけど……! もうっ)カァァ…

李衣菜「えへへ……やっぱりいいね、こういうのって!」



凛「ん、なにが?」



李衣菜「大切な人に歌を歌うのってさ、すっごく素敵なことだと思わない?」



李衣菜「今日は簡単な曲だったけど、いつかは凛の曲も弾けるようになりたいなぁ……!」



凛「李衣菜……」



李衣菜「へへっ、いつか出来るようになったら、真っ先に凛に聞かせるから!」



凛「……うん。私も、もっとギター上手になる。それで、李衣菜の曲弾いてあげる!」

李衣菜「競争だね!」



凛「ふふっ、今は李衣菜が先に進んでるけど、すぐ追い越すから」



李衣菜「あっ、言ったなー? いくら凛が相棒でも、負けないからねっ」



凛「私だって負けないよ、相棒だけどライバルだもん」





李衣菜「へへ♪」



凛「ふふ♪」





P(うんうん、青春してるなぁ……)ニッコリ

李衣菜「プロデューサーにも何か歌ってあげたいなぁ」



P「え、俺? いやぁ、俺は……」



凛「ふふ、いいかもね。……プロデューサーだって、とっても大切な人だし」



李衣菜「おっ、凛ってば大胆!」



凛「ち、ちがっ! ……わない、けど。……うん、大切な人だから」



李衣菜「私だってプロデューサーのこと大切だよ! ……ですよ、プロデューサー♪」



P「……はは。ありがとな、二人とも」ナデ



凛「ん。……うんっ」



李衣菜「えへ……はいっ」

P「さてと。せっかく凛の誕生日なんだし、ケーキか何か買いに行くか!」



凛「いいの?」



P「はは、遠慮するなって。好きなもの、なんでも買っていいからさ」



凛「うーん……それじゃ、甘えちゃおうかな」



P「うん、甘えろ甘えろ」



李衣菜「はいはいっ、私もケーキ食べたいですっ!」



P「ああ、もちろんいいぞ。李衣菜も今日は頑張って――」





凛「え、李衣菜も来るの?」



李衣菜「えっ、ひどくない!?」

李衣菜「ちょ、なんでなんで!? 私も食べたいよケーキ!」



凛「だって、私の誕生日だよ?」



李衣菜「ていうかプロデューサーと二人きりとか! ずるいよっ」



凛「……李衣菜はプロデューサーに個人レッスン受けたんでしょ? そっちのがずるい」



李衣菜「うぐっ! で、でもそれは凛のために……!」





凛「む……」



李衣菜「むむ……!」



ばちばちっ





P(行かないのかなぁ……)ポツーン

凛「大丈夫、ケーキは李衣菜の分も買ってくるから。何のケーキがいい?」ニコ



李衣菜「……凛は留守番しててよ。私とプロデューサーで買ってきてあげるからさ?」ニコニコ



凛「それは李衣菜に悪いよ。……私が行くね」トテトテ



李衣菜「待った待った。誕生日なんだから凛は待ってなよ。私が行くから」グイ



凛「いやいや」グググ



李衣菜「いやいやいや」ググ…

凛「…………」



李衣菜「…………」





だりりん「「プロデューサー! どっちと行きたい!?」ですか!?」バッ!





しーん……





だりりん「「……あれ?」」





ちひろ「あ、あの……二人とも? プロデューサーさん、さっき出ていきましたよ……?」



だりりん「「えっ」」

―――



P「ふんふふーん♪ 前に二人の好きなやつ、聞いといて良かったなーっと」トコトコ



―――





凛「」



李衣菜「」



ちひろ「えっと……プロデューサーさん、二人ともお話が長くなりそうだと言ってたので……」



ちひろ「俺がぱぱっと買ってきますよー、って……」



凛「」



李衣菜「」



ちひろ「だ、大丈夫? 凛ちゃん李衣菜ちゃん……?」

凛「李衣菜の……!」フルフル…



李衣菜「凛の……!」ワナワナ…







「「バカぁぁぁぁああああっ!!」」







おわり



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