2014年09月29日

モバP「クールな銀の子猫と -ふたたび-」




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この話は



モバP「クールな銀の子猫と」



という話の続き物となっております

前作の内容が出てくる場面が多々ありますので、先に上記タイトルを読んで頂けると幸いです







この話の世界では、1アイドルに1人、担当Pさんが居る設定です

Pさんは1人だけじゃないと駄目だ、などの方はお気をつけ下さい





以上を踏まえて大丈夫な方、前作を読んで下さった方は、よろしくお願いします





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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411548871







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夏の終わり・某日



事務所・朝





アーニャP(以下P)「……」



アナスタシア(以下アーニャ)「……」スリスリ



P「……」ナデナデ



アーニャ「……♪」スリンスリン



P「………………」ワシワシ



アーニャ「…………ニャー♪」スリスリン











P(……どうも、アーニャPです)



P(とある日に、アーニャがアーニャンへと変貌してから月日は少し流れ、今は夏の終わり)



P(あれからアーニャ……いや、アーニャンは勢いを衰えず、相変わらず俺に懐いてくれていて……)



P(無論、毎日出来るわけでもないので、互いに時間が空いたとき……アーニャはアーニャンへと変わるようになった)



P(ただ、こちらとしては嬉し恥ずかし心臓ドッキドキで、まさに天国と地獄。正直、萌え死にしそうです)



P(今日のこの発端は、ほんの数分前――)











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数分前 同所





ガチャッ



アーニャ「フゥ……ドーブラエ ウートラ、おはようございます」



P「……お、アーニャおはよう。今日も早く来て偉いなー」スタスタ



アーニャ「ダー、今日も外は暑いですから……エアコンの掛かっているここへ、涼みに来てしまいました」



P「なるほど、確かに正解だと思うぞ。ここはちひろさんか俺が来てから、ずっとかけっぱなしになるからなぁ」



アーニャ「Электричество……アー、電気代、大丈夫でしょうか?」



P「安心してくれ、ウチはそこに困るほど貧乏じゃないさ。実際俺も、早く来てこうして涼んじゃってるし、な?」



アーニャ「ふふ……私も、涼しい方が慣れているので、快適ですね」



P「はは、そりゃ違いない」











P「ふーむ、今日のレッスンまではまだ時間もあるし……アーニャは、ソファの方で寛いでいてくれないか?」



アーニャ「ダー、分かりました。あ、プロデューサーは、お仕事ですか?」



P「あー……実は今日の午前は、仕事っていう仕事が無くなってなぁ」



アーニャ「? それは、どういう?」



P「ついさっき、次のイベントを行う会場のオーナーさんから連絡が来てさ。どうも、会場のセッティングに不備があったみたいで、今日はちょっと待ってて欲しいそうなんだ」



アーニャ「パニャートナ……なるほど。プロデューサー、今日の午前は、会場の下見、でしたね」



P「そういうわけで、会場に行けなくなってな。今はちひろさんの事務手伝いをしていて……終えちゃった所」



アーニャ「オー……プロデューサー、Профессиональный……仕事人です」



P「そ、それはちょっと意味合い変わってくるなぁ……いやうん、間違ってはないけども」











アーニャ「あ……それなら、プロデューサー。今、時間が空いている……ということですね?」



P「ん? ああ、午前中は暇になったかな。やろうと思えば明日のタスク整理もあるけど、やる必要もほぼ無いし」



アーニャ「ふふ、ハラショー……素晴らしいです。それなら、私といっしょに、向こうで寛ぎましょう」クイ トコトコ



P「一緒にって……あっ…………あー、つまり、そ、そういうこと?」テトテト



アーニャ「ダー♪ いつもの、ですね。ふふっ」トコトコ





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P(……で、ソファに移動するや否や、座った俺の膝上にアーニャが寝転んで……今に至るんだけども)



アーニャ「ニャ、シトー ス ヴァーミ? あー、どうかしましたか?」



P「っと、すまない、少しぼーっとしちゃってた。……えっと、撫でないとな?」



アーニャ「あ……無理に撫でなくても、平気ですよ? ヤー、こうしているだけで、счастье……幸せ、だから」



P「……!」ナデナデナデ



アーニャ「ニャッ? ぷ、プロデューサー?」



P「……無理じゃないぞ。というよりも今、凄い撫でたい気分になったというか……と、とにかく、撫でるからっ」



アーニャ「ニャンッ……それなら、良かったです。ふわ……にゃふふっ……」ゴロゴロ



P(ああ、くっそ可愛い……毎度の事ながらアーニャ、本当に可愛すぎるってば……)











P「……」ナデナデ



アーニャ「……にゃ」スリスリ



P「……」ワシワシ



アーニャ「……♪」スリリスリリ



P「………………」ワシワシ



アーニャ「……ふにゃ……ふふ♪」ゴロゴロ…



P(なんで、この子はこうも色っぽいんだろうか……)ナデナデ











アーニャ「ニャッ……」モゾ



P「っと、アーニャン?」



アーニャ「ニャー、とても良くて、眠ってしまいそうでした……危なかったです」ムクリ



P「そ、そうか? 未だにコツとか分からなくて見様見真似だったが……なにより、かな?」



アーニャ「ンー、貴方の手だから、気持ち良いのかもしれないです。好きな人の手は、とても、安心できますから」



P「オウフッ……そ、そうかぁ! そう言ってくれるのは嬉しいけど、その、めっちゃ心臓キュンキュンして照れるぞ……!」プルプル



アーニャ「……あ、間違えました。大好きな人の手、ですね?」



P「追い打ちぃ……!」ビクンッ











アーニャ「ニャ、プロデューサー。そろそろ、次のステップに入りますね」スクッ



P「えっ、次?」



アーニャ「ニャー、いつもの抱っこです。ん……動かないで、下さい」…ストンッ



P「朝からそれもやるの!? き、今日はもうこの辺でっぁあ、跨るの早いなぁ……!」



アーニャ「……ダメ、ですか?」



P「あぅ……いや、そのだな? 今、アーニャンが好きって言ってくれたのもあって、いつもより心臓ドッキドキでな?」



アーニャ「……」コクコク



P「だからその状態でするのは、ちょっと大変っていうか……アーニャンが可愛すぎて直視出来ないっていうかっ……!」



アーニャ「……!」ピクッ











P「そ、そういうわけだからさ、アーニャンはこれからレッスンもあるし、今回は撫でるだけ、で…………?」



アーニャ「……」ジー



P「あ、アーニャン? その、じっと見つめられると、ホントに恥ずかしくてダメだか」



アーニャ「にゃーっ♪」ガバッ



P「らぁっ!? ぅぁ、ちょ、アッ、アーニャンンンンン!?」











アーニャ「にゃふっ……ふふ、プロデューサー♪」スリスリ



P「は、話っ、聞いてくれてたんじゃないの!? だから、ホントに心臓ドッキドキでやばいの、今ぁ!」



アーニャ「あ……プロデューサー、心臓の音、ドクドク……言ってます。ふふ、私と、同じです」ムギュー



P「じ、実況しないでいいから! 言われると余計に照れるだけだからっ!」



アーニャ「にゃ……でも、これでпроблемы、問題は、解決しましたね?」ギュ



P「な、なんの問題? 既に大問題な気がするんだけど、ぉっ……!」ビクッ



アーニャ「プロデューサー、私が直視出来ないと、言ってました。ですが、こうしてぎゅっと、抱っこをすれば……」ギュー



P「アウフッ」ビクッ



アーニャ「ニャー……私の顔、プロデューサーの顔の隣です。これならプロデューサー、私の顔、見えないですね?」



P「たっ、確かに、そうだけどっ、それ以上に大変な事になっちゃってるって……!」プルプル











アーニャ「ふふ、ターク……あー、それでは、今日は私のレッスンの時間まで、こうしてますね?」



P「あぇ!? ま、待って、アーニャンのレッスンまでって、あと30分もあるよね?」



アーニャ「ニャー、あと30分しかないです。たくさんプロデューサーの温もり、感じていたいから……顔だけじゃなくて、もっと体もくっつけますね?」モゾリ



P「更にくっつくの!? ま、待って、アーニャンから良い匂いしてきて本当にくらっとしてるから、ちょ、ちょっと待って、まってぇ!」



アーニャ「……プロデューサー、問題です。猫は、どういう生き物でしょうか?」



P「い、いやいや、答えちゃアウトだよね? 答えたらこれ、いつも通りだよね?」



アーニャ「シト? 答えなくても、行動で示しますよ?」



P「どう答えてもアウトだこれぇ!?」



アーニャ「というわけで、時間切れです。ふふっ、30分は短いけど、たくさんスリスリ……とか、しますね?」



P「スリスリ『とか』って何!?」



アーニャ「それは……お楽しみです♪ にゃー♪」ガバチョッ



P「ほぁぁぁっ!? ちょっ、んな強く抱きしめちゃっ   あ、耳にそんな、っ    ……あふっ!」ビクンッ



アーニャ「……♪」スリスリ…







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数日後 秋の始め



午前 事務所・いつものソファ





P「……」ナデナデ



アーニャ「……♪」ゴロゴロ



P「……」モフモフ



アーニャ「……ニャー♪」スリスリ



P「……」サスリサスリ



アーニャ「アー……ふふ……♪」トローン











P「……なぁ、アーニャン。ひとつ聞いていいかな?」ポフポフ



アーニャ「シトシト? あ、えっと、『なになに?』です、プロデューサー」ゴロン



P(っ……その聞き方、反則級に可愛いんだけど……)ブンブン



P「……コホンッ。いや、今日はアーニャン、オフの日だよね?」



アーニャ「ニャー、そうですね。丸1日お休みなのは、виделись……久しぶりです」



P「そうだろ? その折角の休日、事務所で過ごして良かったのか?」











アーニャ「ニャー、大丈夫です。今日の午後には、みくと猫カフェに行くобещание……アー、約束、していますから」



P「あ、そうなのか。……そうか、そりゃあ良かった」



アーニャ「アー……もしかして、私のこと、心配してくれましたか?」



P「んぐっ、いや、そ、そんなことは……」



アーニャ「……」ジー



P「…………はい、そうです」



アーニャ「……ふふ、スパシーバ、プロデューサー。そういう優しいところ、大好きですよ?」ゴロゴロスリスリ



P「だ、だからそういうのは心臓キュンキュンするから……!」



P(しかも、寝転がり体勢からのそれは可愛さ的にずるいと思う……!)











P「し、しかし猫カフェか……最近増えたよな? 外回りしてると、結構猫カフェとか、動物をメインにしたカフェは目にするよ」



アーニャ「ニャー、そうですね。あー、少し前には、みくとのあと、別の猫カフェに行きました」



P「ほー、凄いな。にゃん・にゃん・にゃんで猫カフェとか、まさしくって感じだ」



アーニャ「ヤー、2人と一緒に居るのは、とても楽しいです。でも、のあとは今日、スケジュールが合わなくて……」



P「ああ、西部劇場から忙しいって、高峯Pさんが言ってたような……」



アーニャ「ニャー、みくも午前にお仕事があるそうなので、事務所に来ました。まだ暑い外と比べて、ここは涼しいですし、それに……」ソッ



P「っ! あ、アーニャン?」



アーニャ「貴方と、いっしょに居られる。ふふ、今日はとても良いオフ、過ごせそうです」サワサワ



P(……愛おしそうに頬撫でてくるとか、ちょっといつも以上にときめかざるを得ないんだけどっ……!)











アーニャ「あ……ひとつ、思い出しました」



P「な、なにを?」



アーニャ「前にみく達と猫カフェへ行ったとき、猫のдвигаются……アー、仕草、たくさん見ました。猫は、なにをしても可愛いかったです」



P「あー、猫カフェだから、色んな猫がいるわけだもんな。普段じゃ知らない動作を目にする機会もありそうだ」



アーニャ「ニャー。その時に、みくからたくさん、猫のお話をしてもらって……とても勉強になりました」



P「ほほー、そうなのか。面白そうだなぁ、一体どんな話を……」



アーニャ「……」ジー



P「……あっ」



アーニャ「……気になりますか、プロデューサー?」



P「い、いや、大丈夫だぞ! そ、そうか、アーニャンが楽しかったなら本当に良かったと思う! お、思うよ? ほんとだぞ?」











アーニャ「ニャー、分かっていますよ? でも……気になるという顔、していました」ムクリ



P「あ、アーニャン!? そのさ、憶測でしかないんだけどさ? まさか、実践して伝えようとか思ってる……?」



アーニャ「……ふふ、ダ、ニェット」



P「ニェットってことは……『いいえ』かっ! そ、そうだよな、流石にそういうわけじゃないよな。それは心臓に優し……」



アーニャ「……♪」ハシッ



P「っ……アーニャン、さん? あの、この両肩に掛けた手はなんですかね……?」



アーニャ「プロデューサー。ロシア語、覚えようとしてくれていて、とても嬉しいです。なので、ここでひとつ、ロシアの言葉を教えますね?」



P「えっ、あ、ありがと。いや、この手は一体……?」











アーニャ「ダ、ニェットは……親しい相手に使う表現です。プロデューサーのこと、大好きなので……使ってみました」



P「オウフッ そ、そっか。確かに、こういうことしてるくらいには親しいよなっ……!」ドキドキ



アーニャ「ニャー♪ そして、その意味は大抵……『うん、そうだね』となります。だから……」



P「……逆ってこと!? え、じゃあさっきの質問の回答は、つまり……」



アーニャ「ニャー。猫の仕草……私が、きちんと伝えてあげますね。にゃふんっ♪」モフッ



P「うぉぁっ!? しまったやぶ蛇、あ、これやぶ猫か……いや、それどうでもいい部分ぁっ!」











アーニャ「Первый、えっと、先ず……猫は、見ることで相手を知って、匂いを嗅いで、もう一度、確認をするそうです」



P「そ、そうなのか! でも、アーニャンは俺を知ってるし、確認とかはいらないと思うんだが……!」



アーニャ「ニャー、今は抱っこをしているので、とても条件が良いです。だから……こう、ですね」スンスン



P「聞いてないよこの子!? のわ、首元の匂い嗅いっ……な、なんか心身共に擽ったいよコレ!?」



アーニャ「プロデューサー、とても安心する匂いです。少し私の香水の香りもして……私とプロデューサーの匂い、混ざってます」スンスンスン



P「あぅ、ちょっ、あ、アーニャン! これ、とんでもなく照れるからや、やめっ……!」ポフポフ



アーニャ「ア、ハラショー……猫は、背中と尻尾の近くを叩いて貰うの、好きらしいです。お礼に、スリスリしますね?」スンスン スリスリ



P「もっと恥ずかしいことになったんだけどぉ!?」











アーニャ「ンー……プロデューサー? 今でこうだと、これから大変ですよ?」スリスリ



P「えっ……こ、これから?」



アーニャ「ニャー、みくがここに来るまで、教えて貰ったこと、全部伝えますから……もっと恥ずかしいかもしれないです」



P「アーニャン猫カフェでなに教わったの!?」



アーニャ「それは……ふふっ、言ったら勿体ないですね。あー、貴方に『好き』を伝える方法ばかりだから、облегчение……安心して、にゃ?」



P「っ、う、嬉しいけど、耐えられなくて恥ずか死ぬ気しかしないんだけどっ……!」



アーニャ「ニャー、プロデューサーが、抱っこに慣れたみたいに……今回も、たくさんすれば大丈夫ですっ」ニコッ



P「!? ま、待って、俺ヘタレだからまだ抱っこにすら慣れてない! 今、この時点でもう心臓バックバクなのに沢山は駄目、駄目っ!」



アーニャ「それでは次は……こうですっ。にゃふっ……♪」ムギュー   ペロッ



P「ほぉぅぁ!? え、あ、うそっ、猫ってそういうこともするの!?  あっ ちょ  待っ   あっ――」







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数十分後



事務所





みく「おっはようにゃっ!」ガチャッ



アーニャ「あ、みく、プリヴェート♪」



みく「アーニャンおはよっ♪ んー、やっぱり事務所は涼しいにゃあ……」ノビー



アーニャ「アー、事務所で待ち合わせ、大丈夫でしたか?」



みく「ん、だいじょーぶだと思うよ? 今お昼でみんな休憩してるし、みくはここでの待ち合わせは正解だと思うにゃ」



アーニャ「ダー。それは良かった……では、проводит……案内、お願いしますね、みく」











みく「まっかせっにゃさーい♪ それじゃ早速…………あれ?」



アーニャ「シト? どうかしましたか?」



みく「……なんだかアーニャン、今日は不思議な香り? がするにゃ」スンスン



アーニャ「……」ピクッ



みく「いつもの爽やかアーニャンな匂いに、なんだろ……とにかく別の匂いみたいなのが……」スンスン?



アーニャ「あー、Ошибку……気のせい、です。みく、早く猫カフェ、行きたいです」



みく「んー、そだね、事務所って色々人来るし、気のせいかにゃ? それじゃあアーニャン、手を握るからしっかりついてきてねっ!」キュッ



アーニャ「ダー。新しい猫カフェ、楽しみです」キュ



みく「うんっ、みくも楽しみにゃ! あ、そーだ。猫カフェで、のあにゃんにお土産買おうかな? 今度は一緒に行けるといいにゃぁ……」テコテコ





アーニャ「…………」スンスン



アーニャ(Правда……本当です。プロデューサーの匂い、私にしっかり移ってます。なんだか、いっしょにいる感じ……)



アーニャ(あ、マーキング……逆に、されてしまいました。つまり、私はプロデューサーの…………ふふっ♪)トテトテ











みく「……そういえばアーニャン、なんだか今日はとってもご機嫌みたいだけど、何かあったの?」



アーニャ「アー、みくが来るまで、プロデューサーと一緒にいました。そのおかげかもしれません」



みく「アーニャン、アーニャPチャンのこと大好きだよねぇ……ま、みくもみくPチャンのことは大好きだけどっ」



アーニャ「あ、そうですみく。この前、みくから教えて貰ったこと、早速プロデューサーにやってみました」



みく「……え、にゃんのこと?」



アーニャ「? 前の猫カフェで、教えて貰ったこと、ですよ? 相手の匂いを嗅いだり、ペロッとしたり……」



みく「……にゃ!? え、なにそれどういうことっ!? あ、アーニャPチャンに、し、しちゃったの!?」



アーニャ「ダー、プロデューサーの心臓、とてもドクドクしていて……凄かったです」ホクホク



みく「わ、わわ……ア、アーニャン……おそろしい子っ……! って、さっきの匂い、やっぱり気のせいじゃないにゃ!?」



アーニャ「……にゃふふっ♪」







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数日後 9/19・夜



事務所 いつものソファ





アーニャ「……」スリスリ



P「……」ナデナデ



アーニャ「……♪」スーリスリ



P「……」サスリサスリ



アーニャ「…………♪」ゴロゴロ











P「……今日の誕生日パーティ、凄く盛り上がったなぁ」ナデナデ



アーニャ「ニャー。事務所のみんなが、ネコミミを着けてて……猫パーティでした。とても、本当に楽しかった」スリスリ



P「そっか、喜んでくれて良かった。ああそれと、片付け手伝ってくれて助かったよ。嬉しかったけど……そのまま帰っても良かったんだぞ?」



アーニャ「ニェト、そのまま帰ってしまったら、こうしてプロデューサーと、2人きりになれませんでした」スリスリン



P「っ……そ、そうだな。ここ最近は大体、LIVE練習でみんなと行動してたからな」



アーニャ「ニャー、次の大きなLIVEも近いですから、みんなとпрактикуется……練習しないと、ですね。今日は、朝からみんなといっしょでした」



P「あっ……折角の誕生日だったのに、午前と午後ちょっとまで練習とかで……ごめん」



アーニャ「ニェ-ト、スケジュール、たくさん調整してくれたおかげで、今日を迎えられました。むしろプラガタールナ……感謝、しています」



P「……ありがとな」ナデナデ



アーニャ「ニャー、こちらこそ、ですね」スリンスリン











アーニャ「あ、プロデューサー。その……もっと頭やノド、たくさん撫でて貰えますか?」



P「お、おう、分かった。えっと、こんな感じでいいんだっけか……?」ナデ ナデナデナデ…



アーニャ「ニャー、もっと強めでも大丈夫です」



P「……それなら、これくらいか?」ナデナデワシワシ



アーニャ「ア、ふ、ふにゃ…………ぷ、プロデューサー、とても上手で、あぁ……プリヤートナヴァ♪」モジモジ



P「そ、そうか。じゃあ、しばらくこうしてるな?」ナデナデナデ



アーニャ「にゃふっ……あー、これ、大変です…………溶けて、しまいそう……」トローン



P(……な、なんかとんでもなく色っぽくなっちゃったんだけど……!?)











アーニャ「……にゃっ」スリスリ



P「……」ナデナデ



アーニャ「……にゃふん♪」スーリスリ



P「……」サスリサスリ



アーニャ「ふにゃ…………にゃふっ♪ アッ……ンン……♪」ゴロゴロ



P(……俺、捕まったりしない……よね?)











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数分後





アーニャ「は、はふ……スパシーバ、プロデューサー」ムクリ



P「……だ、大丈夫か?」



アーニャ「ニャー、プロデューサー、撫でるのとても上手で……たくさん愛情、貰えました」



P「オウフッ ど、どうしてこの子はこうもストレートに言うかな……!」ドキドキ



アーニャ「? ニェト、プロデューサー。ストレートなら、もっときちんと伝えますよ?」ジッ



P「ア、アーニャン? そう見つめられると、て、照れちゃうからさ……?」











アーニャ「ふふっ……プロデューサー。CD撮影の時、教えてくれました。『にゃ』は、告白の時には使わないと」



P「……お、おう、伝えた。確かに、ガラス越しで伝えたな」



アーニャ「ニャー。だから私は、告白の時、『にゃ』は使っていません。そして……これからも」ジッ



アーニャ「ヤ アバジャーユ ティビャ、私は貴方が好きです……大好きです♪」ニコ



P「……っ! あ、ありがとう……」フイッ



アーニャ「? プロデューサー?」



P「その……ストレート過ぎて、嬉し恥ずかしで、今、真っ直ぐ見られそうにない……!」プルプル



アーニャ「ふふっ、заговорить……照れ屋さん、ですね。そういうところも、可愛くて好きですよ?」



P「ングッ また追い打ちぃ……! そ、それならこっちもだな……!」ゴソゴソ



アーニャ「?」











P「えっと、アーニャン……いや、アーニャ。突然で申し訳ないけど、ちょっと頭を下げてくれるか?」



アーニャ「シト? あー、分かりました。……こう、ですか?」クイッ



P「うん、ありがとう。そのまま、動かないでなー……?」スッ



アーニャ「!? ぷ、プロデューサー、何を?」



P「あ、ご、ゴメン! 抱きつくとか、覆い被さるとか、そういうことじゃないからっ!」



アーニャ「……違う、ですか? そうですか……」ショボン



P「お、おう……なんかごめんな? もう少しで着けられるから………………ん、よし、できたっ」



シャラッ



アーニャ「? あ……これは、ネックレス……?」



P「……本当は、パーティのプレゼントコーナーの時に渡そうと思ってたんだけど、ヘタレだから踏み出せなくてな」



P「うん、今日中に渡せて本当に良かった。……アーニャ、誕生日おめでとう」











アーニャ「あ……スパシーバ♪ パーティの時、不思議に思っていましたが……プレゼントのためだった、ですね?」



P「うぇ、見られてたの!? あー、スマン、それはサプライズの欠片もない……」



アーニャ「ニェト、そんなことないです。驚いて、とても嬉しくて……ドキドキ、していますよ?」



アーニャ「貴方がしてくれること、全部、ドキドキします。今もたくさん……嬉しさで、一杯です」



P「……そっか、なら良かった。こうやって、きちんとプレゼント出来て一安心だ」



アーニャ「ダー♪ ふふ……このネックレス、三日月が宝石を、包みこんでいるみたい……」



P「アーニャは星だから、ネックレスは月にしようと思ってな。それと、誕生石のサファイアをあしらって貰ったんだけど……」



アーニャ「オーチン クラスィーヴィ……キラキラ……凄くキレイ……♪ バリショイエ スパシーバ、プロデューサー。大切にしますね?」シャラリ



P「おう! そうしてくれると俺も嬉し…………って、あれ、仕舞っちゃうのか?」











アーニャ「ダー。あ、大丈夫ですよ? 明日からは、ずっと着けて過ごしますから」



P「? それじゃあなんで、今は仕舞って……?」



アーニャ「……♪」ジー



P「……ちょ、そんなに見つめられると照れ、照れるってば……!」



アーニャ「……プロデューサー、分かりませんか?」



P「え?」



アーニャ「他のみんなは、もう帰ってしまいました。今は私と貴方、2人きりで……それに、さっきまで、撫でてくれてましたね?」



P「……ッ! ま、待とう、確かに今は2人きりだけど、ちょ、ちょっと待って!」











アーニャ「……プロデューサー、いつも『待って欲しい』と言ってます」プクー



P「うっ、確かにそうだが……こっちにも事情がな……?」



アーニャ「あ……ほんとは、私とするの、嫌でしたか? それなら、言ってくれれば……」ジワ…



P「!? 違う違う、それは違うから! その、好きな人を正面から抱っこするとかっ、ヘタレには本当に勇気いるんだって!」



アーニャ「……!」ピクンッ



P「いい加減慣れろって話だけどっ、好きな人と一緒の時点で正直嬉しすぎて無理だし!」



アーニャ「あ……アー……」モジモジ



P「心臓の音聞こえるの恥ずかしいし、こっちはどうすりゃいいか分かんないし……!」



アーニャ「アゥ……」ソワソワ



P「ああもう、何を言ってるか分かんなく……と、とにかくアーニャ、そんな泣きそうに……」



アーニャ「……」ポー



P「……あれ? なって、ない?」











アーニャ「……」ソワソワ



P「お、おーい、アーニャ? もしかして俺、なんか変なこと言っちゃった、か……?」



アーニャ「……ニェト、プロデューサー」フルフル



P「そ、そうか。傷つけたとかだったら申し訳ないって……」



アーニャ「ニェート。そうじゃないです、プロデューサー」モジモジ



P「?」



アーニャ「今の私は…………アーニャン、です」



P「……え?」



アーニャ「ふふふっ……にゃーっ♪」ガバッ ギュー



P「へぁ!? え、あ、あっ、ちょっと倒れ おわぁぁっ!?」



ボフーン











P「んぐ……いつものソファで話してて良かっ……じゃなかった、アッ、アーニャ!?」



アーニャ「ンー、『めっ』です、プロデューサー。今は、アーニャンと呼んでくれなきゃ、ダメですよ?」ギュー



P「相変わらずの徹底具合だよ! ア、アーニャン、とりあえずおち、落ち着こう? なっ?」



アーニャ「? 落ち着いていないのは、プロデューサーの方だと……」スリスリ



P「た、確かにそうだけど、言い返せないけどっ、ちょっとホントに心臓バックバクしてるからっ……!」



アーニャ「……それは、どうしてですか?」スリリ?



P「そ、それは……アーニャンと、こうしてるからで……」



アーニャ「……ふふ、プロデューサー♪」スリスリ



P「アフッ」ビクッ











アーニャ「あ……イズヴィニーチェ、プロデューサー。私も、落ち着いてないかも、しれないです」



P「っ!? な、なんで……?」



アーニャ「ニャー、それは……」ギュッ



アーニャ「貴方の言葉で、グルーチ……胸から気持ち、溢れてしまいそうで……あー、ドキドキが……大変です。……今、伝わっていますか?」



P「い、いや、自分の心臓の音で精一杯で……!」



アーニャ「アー、では、貴方にもきちんと伝わるよう、頑張りますね?」ムギュー



P「頑張るベクトル間違ってない!?」











アーニャ「にゃふ……にゃにゃっ♪」スンスン スリスリ



P「だっ、だから、首もとでそれは、ダメだって……」



アーニャ「……プロデューサー♪」ボソッ



P「のぉぁ!? み、みみもとでささやかないで……!」ゾワッ



アーニャ「ふふ、プロデューサーの反応、とても可愛い……。もっともっと、見たくなってしまいます」モゾ



P「……あ、アーニャン? ちょっと、なんか猫だとかそういう事の趣旨変わって来てない? 来てるよな!?」



アーニャ「ニェト、大丈夫ですよ? これは、猫が飼い主と遊んでるだけ、だから……ンー、じゃれあい、ですね?」



P「ね、猫のじゃれあいって凄いんだなぁ……!」











アーニャ「ンー……こうしていると、温かくて……もっともっと、こうして居たい……」モゾモゾ



P「ぉあっ、ちょ、アーニャン!? い、いつもと違ってアーニャンが俺に被さる形になってるから、動かれると、その……!」



アーニャ「シト? あ、重かった……ですか?」



P「いや、めっちゃ軽くて柔らか、じゃなくて! ちょっと色々と危険でっ、いつも以上にどうすればいいか分かんなくて!」



アーニャ「アー……では、今夜はたくさん『好き』を伝えるので……その間に、考えておいてくださいね?」



P「解決策が欲しかったんだけど!? というかっ、アーニャンが好いてくれてるのは十分わかってる、わ、分かってるぞ?」



アーニャ「ニェト、まだ全然、好きを伝え切れていません。だから……」ニギ



P「そ、そんなに手を絡められると動かせな……ってかこれ、恋人つなぎじゃ……!」



アーニャ「あー、プロデューサー……心の準備、してくださいね?」ニコ



P「へ? 準備してってことは……っ、ちょっ、待っ……」



アーニャ「……んっ」チュ



P「んむっ!?」



アーニャ「……♪」











アーニャ「……にゃふっ、まずは1回、ですね。これも、慣れていけば、心臓に悪くないです……возможно(たぶん)」



P「っ、こ、これ無理、慣れるの無理っ! 照れと嬉しさとなんか色々で耐えきれる気がしない、しないから!」フルフル



アーニャ「ふふ……プロデューサー、嬉しかった、ですか?」



P「うっ……そ、そりゃ、俺だって男だし、好きな子がキスしてくれて嬉しくないわけが…………待って、なんかこれ前にも言った気が……?」



アーニャ「バリショイエ スパシーバ、プロデューサー♪ それなら、もっともっとキスすれば……プロデューサーも嬉しい、ですね?」



P「アーニャンほんとに何言ってくれちゃってるの!?」











アーニャ「ニ オーチン、あんまり、たくさんするのは慣れてないけど……でも、貴方が嬉しいなら、頑張りますね?」モゾッ



P「ア、アーニャン、そんな無理しなくていいから! その、2人のペースで、なっ!?」



アーニャ「ニャー、無理じゃないですよ? 大好きな貴方とだから……キスしたい、です」ススス



P「オウフッ お、おう、嬉しい、ホントに嬉しいけどっ……心臓、バックバクでっ……」



アーニャ「キスの後は、スリスリと、匂いと……にゃふふっ、やること一杯で、楽しみですね?」



P「全部やるの!? いや、それは駄目、駄目だって! どう考えても俺の心の準備間に合わなっ……!」











アーニャ「ふふっ、ヤー リュブリュー……大好きです、プロデューサー♪ 何度でも、何度でも伝えますねっ……にゃーんっ♪」ガバチョ チュ



P「ほぁぅぁっ!? ま、待って、待ってっ! そんなされたら本当に駄ッ  あっ 柔っ   んむっ むぐっ!?  〜〜〜っ!?」



アーニャ「……♥」ギューッ











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