2013年12月10日

P「ぷちどるぱわー」

それはある冬の日のこと。


P「ぷちどるの力がアイドルに宿っただって!?」バタン


小鳥「あ、プロデューサーさぁん! た、助けて下さ〜いっ」ピヨピヨ

P「こ、小鳥さんが浮いてる……!? まさかこれが!?」

小鳥「自分で制御できないんですぅぅうぅ」ピヨピヨ

P「なるほど、これがぷちどるぱわーですか」

小鳥「冷静に分析しないでぇぇぇ……きゃぁ!?」クルン

P(なんと……今日は黒か)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1374581061

P「となると律子は……律子〜?」

律子「はい? なにか用でも?」

P「おお、律子おはよう。随分機嫌悪いな」

律子「周りの惨状見れば誰だって……はぁぁ」

P「で、お前はどうなんだ。ちっちゃんの力は何だった?」

律子「特に何も」

P「え?」

律子「だーかーらー、特に何もないです」

律子「むしろハリセンより重い物が持てなくなりました。業務に支障が出まくりですよ」
P「なんと。なら、力仕事は俺に言えよ」

律子「ふぇ?」

P「持てないんならしょうがないだろ。俺がやる」

律子「え、あの、その、あ……ぁりがとぅござぃます」プシュー

P「二人がこんなだと仕事が忙しくなりそうだな。そういえば肝心のアイドルたちはどうなんだ?」
真「あ、プロデューサー! おはようございまーす!」ドスドス

P「」

P「おお、まこ……と? だよな?」

P「なんだか随分横に広くなっちゃってまぁ」

真「これでも朝一番よりはだいぶ違うんですけどねー」

P「うん、ならもうちょっと頑張ってくれ。昼から撮影だろ」

真「はーい。せっかくだから完璧にダイエットしますよ!」ドスドス
P「一人目からこれかよ……不安しかないぞ」

P「……そういえば、雪歩の姿が見えないな。真と一緒だと思ったんだが」

P「おーい、雪歩ー?」

雪歩「は、はいぃぃぃ」

P「なんでそんな隅っこにいるんだ。ちょっとこっち来てくれないか」

雪歩「で、でも、その」

P「ん? ……雪歩、そのお尻に見えるのはもしかして」

雪歩「ご、ごめんなさいぃぃ。朝起きたら急に生えててっ」
P「なんと、尻尾雪歩とは」

小鳥「既に録画済ですよ」

雪歩「ひっ……と、撮らないで下さいぃぃぃ」

P「さすが小鳥さん、仕事がお早い」

P「しかし、尻尾か。これで後耳が揃えば……ん、耳? 耳と言えば」

千早「あの、プロデューサー」

P「おお、噂をすれば……ふおっ!?」

千早「へ、変な声を出さないで下さい」
P(ケモ耳ちーちゃん)ジー

小鳥(ちーちゃん可愛いっ)ジー

千早「あ、あまり見ないで下さい。どうやっても髪型が直らないんで困ってるんですから……」

P(困ってるちーちゃん)

小鳥(最高ですね)

千早「……向こうで本でも読んでます」

P「行っちゃった」

小鳥「行っちゃいましたね」
P「ていうか小鳥さん、もう大丈夫なんですか」

小鳥「いえ全然。未だ制御できません。でもチャンスは逃しませんっ!」ドヤァ

P「なるほど。頑張ってくださいね」

響「はいさーい!」

P「お、響か。響は泣くと動物を呼べるんだよな」

響「!? い、いきなり何言ってるんだプロデューサー」

P「地方営業なんかで急に動物が必要になった時とか便利そうだな。頼むよ」

響「だから何なんだー!? 勝手に納得するなー!」
P「お、あそこにいるのは貴音と亜美真美か」

P「おーい、三人で何を……ってゲーム?」

貴音「おや、貴方様。ご機嫌麗しゅう」

亜美「」チーン

真美「」チーン

P「二人とも白目向いてるな」

亜美「お姫ちんに……」

真美「ボコボコにされたYO」

亜美「百戦百敗とか」

真美「酷すぎるぅぅぅ!」
貴音「今日は調子が良いようです」

P「貴音はゲームの才能に目覚めたのか。亜美真美は……特に変わりなさそうだな」

亜美「そーだね」

真美「ハズレなんてつまんないよー」

P「まぁ、明らかにマイナスよりはマシだろ」

亜美「でもさーマイナス特性のぷちなんて居たっけ?」

真美「ひびきんのも考えようによっちゃプラスでしょ?」

P「ちっちゃんの非力とかは純然たるマイナスだろう」
伊織「……あんたたち、何話してんの」

亜美「あ、いおりんおっはー」

真美「やよいっちもおっはー」

やよい「うっうー(低音)みなさんおはようございますー」

亜美「ん?」

真美「あれ?」
P「や、やよい? お、おはよう」

やよい「うっうー(低音)プロデューサーさんもおはようございますー!」

P「聞き間違いじゃない……だと」

亜美「うあうあ〜超違和感バリバリだよー!」

真美「これは流石にマイナスかもわからんね」

やよい「う? あ、あの……」

伊織「大丈夫よやよい。気にしなくていいの。どんなやよいもやよいなんだから」

P「おぉ、さすがは伊織。良い言葉だな。だがそのおでこのマスクはなんだ」
伊織「え!? こ、これは……ていうか知ってるでしょ! 今事務所の皆がどうなってるか!」

P「あー、やっぱりかー」

亜美「いおりん、こっち向かないでね」

真美「暴発はカンベンだYO」

伊織「……お望みどおり消し炭にしてあげましょうか?」

美希「あふぅ。おはようなのー」

P「お、美希が来たか。ちょうどいい、伊織は任せたぞ二人とも!」
P「というわけで美希、おはようさん」

美希「あ、プロデューサーおはようございますなの」

P「な?! み、美希?」

亜美「ミキミキがにーちゃんをプロデューサー呼び!?」

真美「最近ずっとハニーって言ってたのに!?」

P「ま、まさかあふぅの特性・発情期が逆に発揮されたのか!? 今冬だから!?」

美希「ん〜よくわからないの。けど、なんだかプロデューサーをハニーって言う気持ちが全然沸かないの」

P「なんという……なんという……」

亜美「あれ、でもにーちゃん結構ミキミキのハニー呼びうっとーしそうじゃなかった?」

貴音「いざ呼ばれないと寂しくなるというのも、人の性なのですよ」

真美「そーいうもんかなぁ」

美希「あふぅ。ミキは寝るねー」zzz
伊織「そういえば、あずさは? 午後からの仕事の件で話がしたいんだけど」

P「また迷ってるのかな。あ、でも今はぷちどるぱわーがあるからな。ケータイ取り出しパピプペプっと」プルルルル

あずさ『はい〜プロデューサーさんですか〜?』

P「ええ。あずささん、今どちらにいるんですか?」

あずさ『ごめんなさい。また迷ってしまったみたいで〜』

P「ああ、やっぱり。あずささん、そのままでいいので事務所の景色を頭に浮かべてもらえますか?」

あずさ『?? よく分からないですけどやってみますね〜』

P「では失礼して」パンッ

あずさ「あら? あらあら〜?」
伊織「うわ、ホントに現れた。これすっごい便利ね」

あずさ「ええっと、どういう事ですか〜?」

P「カクカクシカジカです」

あずさ「あら〜そうだったんですね〜」

伊織「ほら、あずさ、あと亜美も! 律子のとこ行くわよ」

あずさ「それじゃあ、失礼しますね〜」

亜美「ういうい〜。真美、お姫ちんに一泡吹かせといてねー」

P「……ふぅ。一通り確認終わったな」

春香「……あのー」
P「まぁ、大きな問題もなさそうで何よりじゃないか」

春香「もしもーし」

P「真は何とかするって言ってるし、あずささんなんかはむしろ事務所にとってプラスになる事間違いないし」

春香「一人忘れてませんかー? メインヒロインですよメインヒロイン!」

P「千早と雪歩なんか独占したいくらい可愛くなっちゃってるし」

春香「プロデューサーさーん?」

P「よっし、俺も業務に戻るか」

春香「……水被っちゃおうかなー」ボソッ

P「おっ、春香じゃないか。おはよう今日もリボンが可愛いな」
春香「…………」

P「なんだなんだ、バケツなんかもっちゃって。転んだら大変だぞー」

春香「プロデューサー」

P「なんだい? 呼び捨てなんて珍しいな。何か悩みでもあるのかな」

春香「さっき、私のこと思いっきり無視してましたよね」

P「HAHAHAHA、そんなわけないだろう。思い過ごしだよ思い過ごし」

春香「……」

P「……」

春香「えいっ」バシャアア

P「なっ!? なななななな…………あれ」

春香「……このとーり。どーせ何にも起こりませんよー」

春香「事務所来たらみんな楽しそうで、もしかしたら私もーなんて初めは思ってましたよ、ええ」

春香「でもですね、試しに頭から水被ってみても何も起こらなくって」

春香「ひょっとしたらお湯かな? とか海水かな? とか」ポロ

春香「挙句の果てには醤油からソース、マヨネーズにケチャップまで試したのに」ポロポロ

春香「なんで私だけ仲間外れなんですかぁぁぁ」ビエエエエン

P「いや、その、な、春香。元気出せよ」

春香「うわあぁあぁぁあぁん」

P「俺はな、春香はむしろはるかさんぱわー持ってなくて良かったと思ってるぞ」

P「いっぱい居ても困るだけだし、普通の春香が一番だよ」

P「リボンが可愛い普通な春香が、春香にとって一番輝いてる状態なんだって」

春香「うぅ……ぐすっ……」

P「よしよし……でも、一体どうして春香だけが……」

小鳥「ひょっとしたら昨日のアレが原因なんじゃないですか」ピヨピヨ

P「あ、小鳥さん。昨日のアレっていうと……」

小鳥「ほら、皆でぷちどるたちと一緒にまったりお喋りしてたじゃないですか」

春香「ぐす……そんなの初耳なんですけど……」

P「ちょうど春香が仕事してた時だな」

小鳥「みんな自分似のぷちどるたちを胸に抱いて、こんな話をしましたよね」
〜回想〜

真「やっぱりまこちーが一番可愛いなぁ」

小鳥「い、異議ありぃぃっ!!」

律子「大声上げないでくださいよ、みうらさんがいるんですから」

美希「あふぅ」

亜美「ねぇねぇ、ぷちたちってすっごい個性的だよねー」

真美「でも真美たちも負けてないよー」

P「ははは、お前らにぷちどるの個性が加わったら最強だな」

貴音「なるほど。では、一度試してみましょう」パチン

貴音以外「…………え?」

〜回想終わり〜
P「そーいえばそんな話をした気も」

小鳥「あの時、貴音ちゃんが言った言葉が本気だったとしたら……」

P「この状況は、つまりそういう……?」

小鳥「そういえば、あの時はるかさんを抱いていたのはプロデューサーさんでしたよね」

P「ええ」

春香「……」

小鳥「……」

P「……」
春香「……」スチャ

P「……春香、待t」

春香「ていっ」バシャアア

P「うわっぷ!?」

小鳥「うわぁ」

P1「……」

P2「……」

P3「……」





こうして、分裂体質となったPはアイドル一人一人にあてがわれ、皆幸せに暮らしましたとさ。

終わり。



03:30│アイマス 
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