2013年12月13日

モバP「女の子の日って知ってるか?」 晴「知らねーけど」

P「そうかそうか、知らないのか」

晴「なんだよ突然。……ああ、ひな祭りのことか?」

P「それもそうなんだけど、俺が聞いたのはそっちじゃあないな」


晴「ふーん。でもなんでわざわざオレに聞くんだよ」

P「ちょっと聞いてみただけだ。知らなくてもまあ特に問題はないだろうし」

晴「オレをバカにしてるんじゃねーだろうな?」

P「いやいや、健やかに育ってほしいと願ってるよ」

晴「はあ? 何意味わかんねーこと――」

P「おっとそろそろ俺は仕事に戻らんと。それじゃな」

晴「あ、おい! ったくなんなんだよアイツ」

晴「オレがそういう話に疎いってわかってて聞いてきやがったな?」

晴「……ふんっ、面白くねぇ。つーかどういう意味なんだよ女の子の日って」

晴「考えてもわかんねーし、事務所なら女ばっかいるから誰かに聞いてみっか」

晴「お、ちょうどそこに誰かいるな」


ちょうどそこにいたアイドル
>>2

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だりーな了解

マイペースでのっそり書いていくつもりなので気長にお待ちくださりやがれでごぜーます
晴「うーっす」

李衣菜「うーっす! おやおや晴ちゃんさんじゃないですかーへへへ」

晴「うん? なんだよ気持ち悪ぃな」

李衣菜「気持ち悪い!? むぐぐ、と、ところで私に何か用かな? もしかしてお願い事とかあったりして?」

晴「そんなとこだけど、よくわかったな」

李衣菜「だよねー♪ うんうん、やっぱり私のロック魂に狂いはなかった!」

晴(なんだこの人)

李衣菜「前から思ってたんだよね、晴ちゃんってロックな才能あるんじゃないかなって」

晴「ロック?」

李衣菜「そうだよロックだよ! たとえば晴ちゃん、可愛いのよりカッコいい方がいいでしょ?」

晴「まあな。でも別に今はどうでも――」

李衣菜「それにちょっとすれてる感じとかー、フーセンガムをぷくーってしてるとことか絶対ロックだよね!」

晴「アンタは何を言――」

李衣菜「私もまだまだ駆け出しだけど、一応ロックなアイドルとしても先輩になるからなぁ。へへー、照れちゃうなぁ」

晴「だから何を――」

李衣菜「ずばり! 晴ちゃんは私に弟子入りしにきたんでしょ! ロックなアイドルとしt――」

晴「人の話を聞けえええええええええええ!!」

李衣菜「!?」 ビクッ
晴「オレは聞きたいことがあっただけで、ロックとか言われてもわかんねーよ」

李衣菜「えー!? でも晴ちゃんには絶対ロックの才能がっ! 素質がっ……!」

晴「駆け出しなんだろ? なんでそんなのわかんだよ」

李衣菜「うぐぅっ! だ、だけどそういうずばっと言えるところもロック……」

晴「そういう話は暇な時に聞いてやるから、また今度な」

李衣菜「はい……」 シュン

晴「んじゃあ本題。さっきアイツが、えっとPのヤツがオレに変なこと聞いてきたんだ」

李衣菜「Pさんが?」

晴「ああ。女の子の日を知ってるか、ってさ」

李衣菜「」

晴「ひな祭りかと思ったんだけど違うみてぇだし、考えてもわかんねーし」

晴「でも知らねーままだとアイツにバカにされてるみたいでなんかムカつくしな」

晴「ってなわけで、女の子の日ってやつの本当の意味を教えてくれると助かるんだけど」

李衣菜「」

晴「おい、聞いてるか?」

李衣菜「え、あ、うん。聞いてる……聞いてる……」

晴(……? 変なこと聞いちまったのかな)
李衣菜「うーん……これってセクハラ……でも逆にそういうところがロック……?」 ブツブツ

晴「なにか知ってるのか?」

李衣菜「ふぁいっ!? いや、あの、し、知らないこともないかもーなんて、あはは」

晴「だったら教えてくれ!」

李衣菜「う、うん……でも、えー……? Pさんのことだから他に意味があるのかもしれないし……」

晴「なんでもいいよ、知ってることさえ教えてくれれば」

李衣菜「えっと……晴ちゃんはまだ知らないんだよね? その、お、女の子の日の意味」

晴「おう」

李衣菜「……………………。そのうちわかるんじゃないかなっ! えへっ☆」

晴「」

李衣菜「それよりPさん! Pさんはどこ!? 私たった今Pさんに用事ができちゃったぜ!」

晴「仕事っつってどっか行ったけど……」

李衣菜「ありがとっ! Pさんめー、いくらロックだったとしてもやっていいことと悪いことはあるんですよー!!」

晴「ちょっ、まだ話は――ってもう行っちまったか」

晴「なんか知ってそうな雰囲気だったけど、なんだよ。そのうちわかるって」

晴「知らないほうがおかしいのか? ……まあそれは後で考えるとして」

晴「他の人にも聞いてみっか」


他の人
>>11
晴「うっす」

美穂「あ、おはよう」

晴「ちょっと質問していいか? 教えてほしいことがあるんだけど」

美穂「うん、いいよ。わ、私に答えられることかな……?」

晴「答えられると思うぜ。なんつーか、多分知らないほうがおかしいかもしれねーことなんだ」

美穂「そうなんだ。それなら私でも晴ちゃんに教えてあげられそうだね」

晴「頼りにしてる。あのロックロックうるさい人には逃げられちまってさ」

美穂「李衣菜ちゃん? あ、べべべ別にうるさいとまでは思ってないよ!?」

晴「うん? いやそれはいいんだけどさ、とにかく聞いてくれ」

美穂「う、うん……」

晴「女の子の日って何だ?」

美穂「……えっ?」

晴「女の子の日っつーからひな祭りのことかと思ったら違うらしくってよー。他にどんな意味があるのか気になって」

美穂「お、女の子の日……」

晴「Pのヤツが変なこと聞いてくっからさ。知らないままでいるのもなんかつまんねーし」

美穂「Pさんが……」

晴「それで、結局女の子の日って何のことだよ?」

美穂「女の子の日……Pさん……。……Pさんが、女の子の日……?」

晴「いやそれぜってー違うと思う。なんとなくだけど」
美穂「は、晴ちゃん? ちょっと整……/// えっと、確認していい?」

晴「うん」

美穂「晴ちゃんは、女の子……の日の、意味を知りたいんだよね?」

晴「ああ。なにか知ってるのか?」

美穂「ちょ、ちょっと待ってね? それで、さっきPさんがって言ってたけど……」

晴「おう、言ったな」

美穂「どうしてそこでPさんが出てきたのかな? って思ったの」

晴「ん? だってアイツに聞かれたんだ。女の子の日を知ってるかって」

美穂「」

晴「なんか変か?」

美穂「……えと、……ぴ、Pさんにってところは、うん……」

晴「どう変なんだよ。Pって聞いてあのロックな人も血相変えてたけどさ」

美穂「そ、それは……そのぅ……」

晴(どういうことだ? Pでも知ってるほど知ってて当然ってわけか?)
晴「なあ、とにかく知ってるなら教えてほしいんだってば」

美穂「う、うん。でも」

晴「でも?」

美穂「Pさんは、どういうつもりで晴ちゃんに聞いたのかな、って」

晴「そこってそんなに気にするところか?」

美穂「き、気にするよ! 一番大事なところっていってもいいよ!」

晴「うおっ!? お、おう」

美穂「Pさんはそんな人じゃない、と思うけど……。まさか、Pさんは晴ちゃんのことを……?」

晴「いや、それより女の子の日の意味をだな」

美穂「……あの、晴ちゃん」

晴「ん? やっと教えてくれる気になったのか」

美穂「そうじゃないの。ごめんね、ちょっと考えたいことがあって」

晴「……大丈夫か? なんか顔色悪いように見えるぞ」

美穂「う、うん。ありがとう晴ちゃん。私なら大丈夫だから……」 フラッ

晴(いったいどうしたってんだ……。そんなに凄い意味が隠されてるのか?)

晴「ますます知らないわけにはいかなくなってきたぜ……!」

晴「よし、次に通りがかった人にも聞き込みだ」


次に通りかかった人
>>19
晴「ちょっと待った」

凛「? 晴?」

晴「いきなりで悪いんだけど教えてほしいことがある。時間あるか?」

凛「うん、ちょっとくらいなら。それでなにかな」

晴「今からオレが聞くことは多分、誰かに聞くこと自体がまずいことなのかもしれねーんだけど……」

凛「そんなに重大なことなの? ならプロデューサーに聞いたほうがいいんじゃない?」

晴「いや、それがPのヤツには聞けねーんだ。つかPのせいでこうして苦労してるっつーか」

凛「……どういうことかわからないけど、わかったよ。聞くからとりあえず話してみて」

晴「助かる。まずアイツがオレに変なこと聞いてきたところからなんだけどさ」

凛「プロデューサーが晴に?」

晴「そう、んでオレに女の子の日を知ってるか、って言ってきたんだよ」

凛「」

晴「ひな祭りのことじゃないのはわかったんだけど、他に凄い意味が隠されてるっぽいんだよな」

凛「……凄いってほどでもないけど、ある意味その質問は凄いね」

晴(やっぱ人に聞くのがバカらしいほど知ってるのが常識みてーな話なんだろうな……)

凛(プロデューサー……小学生になんてことを……!)
晴「それで、知らねーもんは仕方ねぇし、どういう意味なのか聞いて回ってんだよ」

凛「えっ、他の人にも聞いたの?」

晴「うん。前の2人には教えて貰う前に逃げられたけどな」

凛「あー……誰かは知らないけど気持ちはわかるかも」

晴「……やっぱオレっておかしいんだろうな。こんなことも知らねーとか……」

凛「う、ううん違うよ。知らなくても恥ずかしいことじゃないから」

晴「そう、なのか?」

凛「こういうのは個人差があるし、気に病む必要はないと思う」

晴「個人差?」

凛「あっ……う、うん。晴ってその、まだなんだよね?」

晴「? そりゃあまだ(知らない)っちゃまだだけど」

凛「そっか。でも大丈夫だよ。最近は早い子が増えたってだけで、これからでも遅くないし」

晴「何が早いのか遅いのかわかんねーけど、つまり女の子の日ってどういう意味なんだ?」

凛「え……っと、それは……うーん」

晴「やっぱ教えてくれねーのか」

凛「……ごめん。何て説明するのがいいかなって考えたら、大人の人に任せたほうがいいと思って」

晴「そっか、わかった。……悔しいけどPに聞いてくる」

凛「!?」
凛「ちょっ……だめ! どうしてそこでプロデューサーが出てくるの?」

晴「大人に聞けって言っただろ?」

凛「言ったけど! できれば、っていうか絶対に女の人に聞いて。男の人に聞いちゃだめ」

晴「そういうもんなのか」

凛「そういうものだよ」

晴「そうか。でも、女同士でしたほうがいい話しならなんでPのほうからオレにそんなこと聞いてきたんだ?」

凛「……そこなんだよねぇ」 ピキッ

晴「」 ゾクッ

凛「プロデューサーがどんなつもりで晴に聞いたのか、私はそこが気になるなぁ」

晴(これって……男のPが女の子の日をオレに聞いたから気になるってことなのか?)

凛「晴次第では、プロデューサーと永遠のお別れすることになるかもね」

晴「どういう意味だそれ!? い、いいよ別に。よくわかんねーけどアイツのこと嫌いじゃねーから」

凛「晴が女の子の日の意味を知ってもそう言えたら、まあ……うー、それはそれで困るかも。プロデューサーもそこまで気心を知ってて聞いたってことだし」

晴「困るって誰が?」

凛「っ、い、今のなし! そういう意味で言ったんじゃないから!」

晴「そういう意味?」

凛「〜〜!!」 

晴(お、珍しく慌ててるっぽいな。理由はわかんねーけど)

凛「…………ふぅ。とにかく、プロデューサーには聞いちゃだめだからね? じゃあ私もう行くから」

晴「おう。いろいろありがとな」

凛「ん。さて、その前にプロデューサー探さないと……」 ボソッ

晴(また意味は教えてもらえなかったけど、男がする話ではないってのはわかった)

晴(じゃあPはなんでまたそんな話題振ってきたんだって疑問が増えちまったけど)

晴「でも少しずつわかってきたぜ。次はあそこにいる人にでも聞いてみっかな」


あそこにいる人
>>27
晴「うっす」

友紀「お、やっほー晴ちゃん!」

晴「相変わらずテンション高いな」

友紀「まあねー♪」

晴(ああ、ひいきにしてるチームが勝ったとかそういうアレか)

晴(たしか成人してたよな? なんか頼りねぇけど、まあいっか)

晴「なあ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

友紀「あたしに? いいよ! 晴ちゃんは2番ライトとかいいんじゃないかな!」

晴「何言ってんだ? オレは野球の話をしにきたんじゃねーよ」

友紀「えー、でもあたしサッカーはあんまり詳しくないよ?」

晴「スポーツから離れろって。なんか女同士でしたほうがいい話らしいっつーか」

友紀「ほほう。つまりあれだね、晴ちゃんは大人のマウンドを登ろうとしてるんだ?」

晴「大人のマウンド?」

友紀「大人のマウンドのーぼるー♪ 君はまだーブルペンっさー♪」

晴「いやそれ歌詞違うんじゃね、っていいからオレの話を聞いてくれねーかな。おとなしく」

友紀「はーい!」

晴(なんか疲れる……)
晴「――というわけで、女の子の日の意味を知ってたら教えてほしいんだけど」

友紀「女の子の日ねぇ」

晴「やっぱり知ってるのか?」

友紀「もち! でもさー、プロデューサーから誘われたってことだよねーそれって」

晴「まあそうだけど……あん? 誘われた?」

友紀「そうだよ! ほら、聞いたことない? レディースデイってさ」

晴「ああ、女には割引するって日のことだよな」

友紀「プロデューサーはその日を狙って晴ちゃんとご飯食べにいこうとしてたんだよ、絶対!」

晴「そう……かぁ? 違うような気がするんだけど」

友紀「いいなぁ、きっとおごってくれるつもりだよプロデューサー。あたしもおごられたぁい!」

晴(飯食いにいくだけなら別に女同士の話でもねーよな……?)

友紀「あたしんちの近くにレディースデイが設けられてる居酒屋あるんだよねー。みんなで野球も観れるしさー」

晴「アイドルが居酒屋ってどうなんだ?」

友紀「細かいことはいいんだよ! それで、プロデューサーは今どうしてるの?」

晴「仕事っつってどっか行ったけど……あ」

友紀「噂をすればなんとやら! でもなんで肩で息してるんだろう」
P「お、おう……晴に友紀か」 ゼェハァ

晴「何してんだよ、そんな汗だくになって」

P「うん、俺にもよくわからないんだが刺客を撒くのに必死だった……」

晴「刺客?」

P「2人ほどな。何か俺悪いことでもしたっけかなぁ……」

友紀「プロデューサー、あたしお腹すいた!」

P「もうそんな時間だったか? はいはい、好きにしてこい」

友紀「えー? でもプロデューサーこれから晴ちゃんとご飯いくんでしょ? あたしも混ぜてっ!」

P「ん? 別に俺は晴と食いにいく予定は……いや待てよ、事務所から離れてるほうが得策か……?」

友紀「ほらほらー、いこうよー。あたしだって女の子だよ?」

P「お前は何を言ってるんだ。まあいい、せっかくだから食いにいくぞ!」

友紀「ほんと? やったー♪」

晴「え、マジ? オレも?」

P「いいか2人とも、時間が惜しい。早くいこう。店はまあ外に出てから決める。異論はないな、レディー?」

友紀「わーいプロデューサーのおっごり〜♪」

P「友紀は自分で出せるだろ」

友紀「ちょっ、ボークボーク! いまさらそれはボークだからねプロデューサー!」

P「わかった、わかったって。ほら晴も、遠慮しないでついてこい」

晴「……おう」


 1時間後


晴(いやこれぜってー違うよな、いいもん食えたのはラッキーだったけど)

晴(まあ人選ミスったしな。今回のことはなかったことにするとして)

晴「……お、誰かこっちに来るな」


こっちに来た人
>>50
千枝ちゃん了解

今回だけハードルが上がった気がする(絶望)

まず千枝ちゃんはまだなのか、それとももうなのか難しいところ
晴「うっす」

菜々「よっこらしょっと、あれ? 今声が聞こえたような」

晴「オレだよ。なんか年寄りみてーに腰掛けたよな今」

菜々「」

晴(……たしか高校生だったっけ? まあでもこれなら逆に大人っぽいのかもしれねーな)

晴「ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いいか?」

菜々「い、いいですとも! ナナおねーさんが何でも答えてあげちゃいますよ! ナナおねーさんが!」

晴「じゃあ早速聞くけど、女の子の日ってどういう意味だ?」

菜々「それはですねぇ……えっ?」

晴「女の子の日。かくかくしかじかってわけ」

菜々「ほほう、まるまるうまうまってわけね」

菜々「……?」

菜々「って、えええええ!? プロデューサーが晴ちゃんにそんなことをっ!?」

晴「そのそんなことがわかんねーから調べてるんだよ。知ってるんだな?」

菜々「えっとぉ、そのー……」
菜々(困ったなぁ、晴ちゃんもお年頃だし誰かが優しく教えてあげるべきよね)

菜々(でもナウでヤングなナナとしてはこの手の話題にうぶな方が……?)

菜々(というかプロデューサーは晴ちゃんになんてこと聞いてるんですか! セクハラですよ!)

菜々(まあ晴ちゃんが本当の意味を知ったら、晴ちゃん直々に制裁してくれるだろうからいいとして)

菜々(やっぱりナナが教えてあげるのがいいのかな?)

菜々(うーん、せっかく頼ってもらえてるわけだし……)

菜々(きっと晴ちゃんも年が近い子から聞こうと思ってナナに尋ねてくれたはず)

菜々(ならここで頼れるお姉さんっぷりを発揮しても問題ない!)

菜々「晴ちゃん! ナナがバッチリ教えてあげますよ!」

晴「っ、マジで!?」

菜々「さっき何でも答えるって言ったばかりだし、ナナおねーさんに任せなさい!」

晴「助かる! いやー、誰も教えてくれねーもんだからどうしようかと思ってたんだよ」

菜々「えっ」

晴「大人の人に教えてもらえとも言われたんだけどさ、聞いてみるとオレより年下でも知ってたりするんだよな」

晴「今回もダメ元のつもりで聞いてみたんだが、正解だったぜ!」

菜々「なん……ですと……?」

晴「じゃあさ、せっかくで悪いけど頼んだぜ。菜々さん」

菜々(うわーん、逆効果だああああ!!)

晴「……なんか肩が震えてるけど大丈夫か?」

菜々「なんでもないの……なんでも。それより人のいない部屋にいこっか、あまり堂々と話すことでもないしね……」
 しばらくして


P「今日の仕事も疲れたなっと」

P「おっ、晴まだいたのか。どうだ、送ってくぞ」

晴「……………………」

P「おうふ、そんなゴミでも見るような目で見つめられると照れるぜ」

晴「……。アンタ、今朝オレに何か聞いてきたよな」

P「ん? そうだっけ」

晴「聞いただろ! ……お、女の子の日がどうたらこうたら」

P「あー、そういやそうだったな。それがどうかしたか?」

晴「どうかしたか、じゃねーよ! どういうつもりだこらぁ!」

P「今朝はスルーしておいて今さら何を――なるほど、俺のいない間に意味を調べたんだな」

晴「その通りだ。アンタが何をオレに聞きたかったのかも気になったしな。それがどうだ? おい」

P「ふっ、プロデューサーとして担当アイドルの体調管理をだな……」

晴「うっせー!」 ゲシッ

P「ぐふっ!」 ガクッ

晴「なあ、百歩譲ってそうだったとしても、担当全員にそういうこと聞いてんのか?」

P「……そういうわけでもないぞ。晴には……つい、出来心でげふぅっ!」 ドカッ

晴「そうか。オレがあんまし女っぽくねーからそうやってからかうつもりだったんだな?」

P「それは違う! 俺はお前をちゃんと女の子として見てるぞ!」

晴「なおさらたちが悪いんだよ!」 ゲシゲシ

P「っ……! あ、ありがとうございます!!」

晴(…………ボールを思いっきり蹴っ飛ばすより気分がいいな、これ!) ゲシゲシ

P(やはり俺の目に狂いはなかった!) ハァハァ








菜々(ナナは何も見てないナナは何も見てないナナは何も見てない……) ガタガタ



 こうして2人がパーフェクトコミュニケーションを度々、こっそり行っているのを唯一知ってるあべななさんじゅうななさいでしたとさ
ウサミンは犠牲になったのだエンド

投げやりぽくてサーセン

18:30│アイマス 
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