2014年10月06日

モバP「9歳の壁」

※モバマスのSSです 短いです アイドルは9歳しか出ません



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1403800406



P「ふむふむ……」





ちひろ「Pさんお勉強ですか?」



P「今日の分の事務仕事は終わったので、レッスン待ちの間に時間が空いちゃって」



ちひろ「何について勉強してるんですか? 経営学なら多少は力になれますよ」



P「いや、多分ちひろさんは専門外ですよ」



P「児童心理学ですから」



P「子どもと接する仕事である以上は学んでおいて損はないでしょう?」

【9歳の壁】



9歳前後、子ども達は大転換期を迎えます。

自分中心の世界から抜け出し、「自分以外の人=他者」の存在を意識し始める。

自分と他者の違いを感じ始める。「初めて」だからこそ、生まれる不安やストレス

成長していくプロセスで、誰もが必ず直面するこの問題を、「9歳の壁」「9歳の危機」などと呼ぶ人もいます。

(日○研HPより引用)

P「ちょっと疲れたので休憩します。 コーヒー淹れますね」



ちひろ「あ、ありがとうございます。 砂糖無しのミルクありで」



P「いつものですね、了解」



 ・

 ・

 ・

 

P(キッチンの電気ついてる? 誰かいるのか…?)

______廊下



仁奈「止まってくだせー!」



P「ん、どうした?」



千佳「今キッチンに行っちゃダメー!」



薫「立ち入り禁止でーっ」



P(今、目の前で「9歳の壁」が俺の道を遮っている)



P(心理学的な意味ではなく、物理的に)



P(3人が『仁奈ー千佳ー薫』の並びで手を繋いで廊下の横幅いっぱいに通せんぼをしている状態だ)



P「こらこら、道を塞ぐな」



3人「「「いや!」」」

____そのときPの頭(通称Pヘッド)に電流走るっ



監視カメラのない廊下っ……

この場には自分以外に子どものみっ……周囲に人の気配なしっ……

この状況が彼を凶行に走らせる!



ターゲットは決まっている……

両手を塞がれたツインテールの少女、他になしっ



一歩、二歩、彼は女児壁に近づくと、その刹那っ

右手を高く振り上げたっ!

指先にかかる布地の感触……彼は視線を落とす



くたびれた白い木綿地っ

伸びきってはいないものの新品に比べ明らかに緩んだ足出し穴のゴムっ

去年まで放送していた魔法少女アニメのロゴがワンポイントっ



そう、彼はスカートめくりをしたのだ

20年ぶりの犯行であるが、その手腕は衰えるどころか全盛期をはるかに凌ぐものであった

千佳「やぁーっ」ウヅクマリッ



薫「せんせぇ、たいほだー!」ポカポカポン



仁奈「サンドバッグのきもちになるですよ!」ポンポンモフッ



P「ちょっ、おまっ、いてぇ」



P「……あ、あの千佳さん? ラブリーチカさん?」



千佳「Pくんの……Pくんのバカぁー! えっちー!」



   鈍   器

P「マジカルステッキはらめぇええええ!」

______応接室



薫「せんせぇ、現行犯で逮捕します! 取り調べはじめるよ!」



仁奈「このかつ丼は仁奈のおごりでごぜーます、早く吐いたら食べてもかまわねーですよ」



千佳「Pくんはなんであんなことしたのかな? あたし怒ってるからね」



P「やばいとは思ったけど欲望を抑えきれなかった……」



P「ムラムラしてやった……今は反省している」



薫「むー、よく分からないことばっかり言わないでよ」



仁奈「それでごまかせると思ってやがりますか?」



P「申し訳ありませんでしたーっ」ドゲザー

仁奈「千佳はどーしやがりますか?」



薫「許すの? 早苗お姉ちゃんに言いつけるの?」



千佳「むー……むむー……むむむむー……」



P(胃が痛い……)



千佳「よしっ、決めた!」



仁奈「おもてをあげやがってくだせー!」



薫「判決!」



千佳「許すよ♪」



P「ありがてえ、ありがてえ……」



千佳「魔法少女の必殺技はね、悪者の心をきれいにするんだよ」



千佳「だからPくんはもうこんなことしません、ね?」



P「はい……」

仁奈「一件落着でごぜーま……」





 \ エッナニコレ!ダレカー /



 

仁奈「何事でごぜーます!?」



薫「今のちひろお姉ちゃんの声だよね?」



千佳「マジカルチェーンジ!プリティーハート・チカ☆ 出動!」



P「ちょっ、千佳待ちなさい!」



千佳「んもう、なあに?」



P「もしかしたら変質者かもしれない、俺が行ってくる」



P「3人はこの部屋から出るんじゃないぞ!」



女児達(変質者は目の前に……)



______キッチン



P「ちひろさんっ、何事ですかっ!?」



ちひろ「Pさんっ、これ……」



P「これはひどい……キッチン真っ白じゃないですか」



ちひろ「Pさんが遅いので様子を見に来たらこんなことになっていて……」



ちひろ「もしかして外部の人間が侵入してきたんじゃ……」



P「うーん、それはないんじゃないでしょうか」



P「泥棒なら金目のものを狙うでしょう」



P「もし変質者がキッチンに来たとしても小麦粉なんかには手を出さずに冷蔵庫を狙うでしょう」



P「飲みかけ食べかけのものを盗むか、アイドルの飲むであろうものに異物を混入か」



ちひろ「言われてみればそうですね……気が動転していました」



P「一応盗聴器の電波が無いかだけ調べますけど……」

薫「あー、やっぱりここだったね」



仁奈「みつかっちまいましたか」



千佳「通せんぼしてなかったからねー」



P「あー、お前たち部屋にいろって言っただろ? まあ侵入者ってことは無さそうだし別にいいけどさ」



薫「それもごめんなさいだけど、もう一個ごめんなさい!」



仁奈千佳「ごめんなさい(せー)!」



ちひろ「どうしたの、いきなり?」



千佳「ここ散らかしたのはあたしたちなの」



仁奈「クッキーつくろうとしやがりましたが、薫以外は初めてでごぜーまして」



薫「それでお部屋汚しちゃったから見つかる前に片づけようとしたらせんせぇが来て…」



P「それで通せんぼしてたわけか」



仁奈「おねーさんのきもちになりたかったですよ」



千佳「汚したら怒られると思ったんだもん」



ちひろ「もう、私たちはそんなことで怒りませんよ」



P「それじゃあこっちは4人で片しておきます」



P「ちひろさんはまだ仕事残ってるでしょう?」



ちひろ「いいんですか?」



P「俺はもともと時間潰してたんですよ?」



ちひろ「そうでしたね、ではお任せします」

P「ある程度片付いたら俺も手伝うから作り直さないか?」



千佳「いいの?」



P「もちろん時間があるならだけど」



P「俺は今日の事務仕事はもう片付いて、今はレッスン組の帰社待ちだ」



薫「せんせぇお菓子作れるのー?」



P「PはパティシエのPだからな」



仁奈「Pは仁奈たちを怒らねーですか?」



P「怒らないよ、子どもは失敗するのも仕事」



P「それに片づけしようとは思ってたんだろ、なら怒る理由なんてないよ」



千佳「Pくん……」

P「ただし、キッチン使うときははちゃんと俺かちひろさんに許可とること」



P「それと誰かお姉さんについててもらいなさい」



P「火や刃物がある場所だから子どもだけで使っちゃダメだからな」



3人「「「はーい」」」



千佳「それじゃあPくんも……」



千佳「スカートめくるときは先にあたしに許可とってね♪」



P「先に言ったらめくらせてくれるのでしょうか……」



千佳「えへへっ、だーめ♪」





            

            お わ り



23:30│モバマス 
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