2014年10月22日

双葉杏「あのさ、杏の胸揉んで楽しい?」モバP「おう」


モミモミ……





双葉杏「あ、そう」







P「駄目か」モミモミ





杏「駄目かどうか聞くのおかしいよね」





P「杏は断らないもんな」モミモミ





杏「そういう問題じゃないよ」





P「駄目なのか」モミッ





杏「普通そうでしょ……んっ!」ピクンッ





杏「……あのさ、人が話してる時に胸揉むのやめない?」





P「駄目か」モミモミ





杏「……はぁ」





モミモミ……









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杏「ねぇプロデューサー、本当に楽しい?」





P「もちろん」モミモミ





杏「揉むならこう……もっと大きい娘の方がいいんじゃないの?」





杏「菜々とか、みくとかさ」





P「俺は杏がいい」





杏「っ!」





P「という訳で揉む」モミモミ





杏「あー……少しだけキュンとした杏が馬鹿だった」





P「そうか」モミモミ





杏「……プロデューサー、ロリコンなの?」





P「自分をロリと認めるのか」モミモミ





杏「……認めざるを得ないでしょ」





P「だろうな」モミモミ







P「安心しろ、他の子には手を出すことはない」





杏「安心できないよ、それ……」





杏「……例えば、仁奈とかこずえとかさ」





P「ない」





杏「へー……やっぱり安心できない」





P「俺が他の子の胸を揉むんじゃないかと心配なのか?」





杏「頭が心配だよ」





P「ありがとう」





杏「褒めてない」





P「じゃあ揉んでいいか」





杏「……もう好きにすれば?その前に飴くれ」





P「はい」スッ





杏「ん」パクッ





P「じゃあ揉む」モミッ





杏「はぁ……」







――――





P「あのさ、杏」モミモミ





杏「何?」





P「どうして無抵抗なんだ?」モミモミ





杏「今更聞くの、それ?」





P「気になった」モミモミ





杏「普通揉んだら怒られるよ?」





P「杏だから怒らないと思った」モミモミ





杏「あのさ」





P「揉めれば誰でもいい訳じゃない」





P「杏だから揉む、それだけだ」





杏「格好良く言ってもセクハラだからね?」





P「訴えられたら負けると思ってる」





杏「そりゃそうでしょ……」







P「でもさ、揉みたいだろ」モミモミ





杏「はぁ……」





杏「愛海よりひどい」





P「愛海は戦友だからな」





P「杏を揉ませない代わりに他の子を揉むのを黙認している」





杏「それ、杏聞いてよかったの?」





P「……内緒だぞ」





杏「いまさら遅いよ」





P「じゃあ忘れてくれ」モミッ





杏「ひゃぁっ!?ぷ、プロデューサー!そこは、駄目ぇ……っ!」ビクビクッ





P「忘れてくれ」モミモミ





杏「忘れる、忘れるから……!!」





P「よしよし」





杏「何もよくないよ……!」







P「話がそれた」





杏「誰のせいだと思ってるの」





P「仕方ない」





杏「……」







杏「……プロデューサーだからだよ」ボソッ





P「ん?」





杏「……なんでもない」





P「へぇ、なんか嬉しい。信頼されてるんだな」





杏「聞こえてんじゃん」





P「そりゃあこの距離なら聞こえる」





杏「じゃあ忘れてよ……あー、もう……」ハァ





P「どうした?」モミモミ





杏「なんでもない。あと揉むな」





P「それは難しい相談だ」モミモミ







――――





P「なあ杏」モミモミ





杏「何?」





P「揉まれるのは嫌か?」





杏「……」





杏「……嫌だよ、って言ったら?」





P「そうか。ごめんな」





杏「……なんで謝るの?」





P「嫌がってるかもしれないのに無理やり揉むのはおかしいって思った」





杏「いまさら?」





P「ああ」





杏「ふーん……」





P「ただ気になるんだが、どうしていつも俺の膝に座るんだ」





杏「……あ、えっと」







杏「……寒い、から?」





P「毛布持ってこようか」





杏「ううん、やっぱ寒くない」





P「そうか」





杏「えっと……」





杏「……」





P「嫌なら降りればいい」





杏「……じゃあ、ここに座る」





P「揉まれるぞ?」





杏「揉まなきゃいいじゃん」





P「据え膳食わぬは」





杏「据えたつもりはないよ」





P「でも食わないのは男の恥」モミモミ





杏「……そう」







――――





P「杏」





杏「駄目だよ」カチャカチャ





P「そうか」





杏「杏、今忙しいの」ポチポチ





P「俺よりモンスターの方が好きなのか」





杏「……その言い方はやめてよ」カチャカチャカチャ





P「失礼した」





杏「今いい所だから」





P「じゃあ膝から降りてくれ。揉めないのならせめて仕事したい」





杏「……」





杏「駄目?」





P「駄目ではない」





杏「じゃあ、もう少しこのままでいさせてよ」





P「……仕方ない」







杏「……よしっ!終わったー」





P「!」





杏「まだだよ」





P「でも」





杏「今揉んだら怒るからね」





P「分かった」





P「……分かった」





杏「そんなに揉みたいの?」





P「もちろん」





杏「はぁ……」パタン





P「あれ、ゲームはもういいのか」





杏「そんな気分じゃなくなっちゃった」







――――





P「お疲れ様、杏」





杏「疲れたー……飴」





P「はい」スッ





杏「あー……一生分働いた」パクッ





P「そんなことはないと思う」





杏「働くくらいなら、いっそプロデューサーに……」





P「?」





杏「な、なんでもない」





P「揉んでほしいのか」





杏「……何言ってるの?」





P「冗談だ。汗かいてるだろ、早く着替えて事務所帰るぞ」





杏「うん」







杏「……あのさ、プロデューサー」





P「どうした」





杏「衣装、どうだった?」





P「似合ってたと思う」





杏「……そう」





杏「ああいうの好きなの?ずっと見てたでしょ」





P「そうだな。いいと思う」





杏「へー……」





P「でも胸を揉むには適してないからなぁ」





杏「……」





P「どうした」





杏「……なんでもない」ムスッ





P「申し訳ない」





杏「怒ってないって」







杏「でもああいうの好きなんだね」





P「見てる分には」





杏「揉む基準なの?」





P「もちろん」





杏「……はぁ」







杏「プロデューサーはさ、どうして杏の胸を揉むの?」





P「……そこに胸が」





杏「へぇ?」





P「……そこに杏の胸があるから」





杏「言い直さなくていいよ」





P「誰のでもいい訳じゃない。杏じゃなきゃ駄目なんだ」





杏「……ばか、じゃないの」





P「揉んでいいか」





杏「……もう少し待って。まだ汗かいてるから」







――――





杏「あのさ」





P「どうした」モミモミ





杏「杏の胸のどこがいいの?」





P「?」





杏「教えてよ」





P「そうだな……」モミッ





P「未発達の大地」





杏「怒っていい?」





P「申し訳ない」





杏「……だったら、仁奈やこずえの胸を揉まない理由にならないよね」





P「何より揉んでて楽しい」





杏「なにそれ」







杏「あのさ、杏はその……ちっちゃいじゃん」





P「そうだな」





杏「揉んでがっかりしないの?」





P「しない」





P「世の中にがっかりな胸は存在しない」





杏「……そう」





P「杏は杏のままでいいんだよ」





杏「なんか嬉しくない、それ」





P「変わらない君が好きだ」モミモミ





杏「杏の胸だけでしょ」





P「杏が好きだよ」モミモミ





杏「本当に?」





P「本当に」モミモミ





杏「……胸揉みながら言うことじゃないよね」





P「確かにその通りだった」モミモミ







P「そうそう、杏の胸が好きな理由だが……例えば」モミッ





杏「あっ……!ちょっ、プロデューサー!」ピクッ





P「反応してくれるところとか」





杏「……ばか」





P「なんだかんだ許してくれるところとか」





杏「あんまり許したくないかな」





P「はい飴」





杏「ん」パクッ





杏「……許さないよ?」





P「駄目か」





杏「うん」





P「じゃあ実力行使」モミモミ





杏「だからっ、許さないって……ひぅっ!」ビクンッ





P「飴舐めてるし、優しく揉むことにする」





杏「だからいきなりはやめてってば、プロデューサー!」





P「よしよし、俺が悪かったから」モミモミ







――――





杏「あのさ」





P「どうした」カタカタカタ





杏「揉まないの?」





P「揉んでほしいのか」カタカタ





杏「いや、そういう訳じゃないけど……珍しいね」





P「今忙しい」ッターン





杏「そうだよね」





P「もう少し待っててくれ」カタカタカタ





杏「……」





杏「うん、って返すの、何かおかしい気がする」





P「そう思うのならそうかもしれない」





杏「揉んでほしい訳じゃないからね?」





P「分かってる」







P「……よし。杏」





杏「うぅ……」スゥ





P「杏?」





杏「ん……」スヤスヤ





P「やれやれ」ヒョイッ





バサッ









杏「……ん、あれ……」ムニャ





P「おはよう」





杏「お、おはよう……?」





杏「寝てた?」





P「うん」





杏「……揉んでないよね?」





P「失礼な」





杏「誰が一番失礼なんだろうね」





P「申し訳ない」







杏「プロデューサーさ、そういう時だけ真面目だよね」





P「俺はいつでも大真面目だ」





杏「真面目に胸を揉むの?」





P「もちろん」





杏「何を言ってるのか分かんない」





P「杏と杏の胸に対して敬意を払い、感謝を込めて揉んでいる」





杏「……格好良くないからね?」





P「仕方ないと思っている」





杏「……そういうの、嫌いじゃないけどさー……」ハァ





P「そうか」





杏「……揉まないの?」





P「揉まない日があってもいいと思っている」





杏「……揉んでもいいって、言ったら?」





P「揉む」





杏「じゃあ駄目」





P「分かった」







――――





杏「ねぇ、プロデューサー」





P「どうした」ギュッ





杏「苦しいんだけど」





P「少しだけ我慢してほしい」





杏「なんで抱きついてるの?」





P「たまにはそういう日もある」





杏「そう」





P「……」ギュゥー





杏「プロデューサー、何か嫌なことでもあった?」





P「……ない」





杏「あったんだ」







P「たまには俺もへこむことがある」





杏「そうなんだ」





P「癒やされたいと思うことも多い」





杏「……うん」





P「しばらくこのままでいさせてほしい」





杏「……いいよ」







杏「……あのさ」





P「どうした」





杏「もし、揉んでもいいって言ったら、揉む?」





P「嬉しいけど、今はそういう気分じゃない」





杏「そっか……揉んでもいいよ、プロデューサー」





P「……」モミッ





杏「……揉むんだ。やっぱり駄目」





P「いいって言われたからな」







杏「……はぁ。馬鹿みたい」





P「俺がか」





杏「ううん。杏がだよ」





杏「……杏まで、何悩んでるんだろう」





P「……」





杏「あのさ、プロデューサー」





P「どうした」





杏「プロデューサーはさ、いっつも杏の胸を揉む変態だけど」





杏「それなりに、頼りにしてるからね」





P「……ありがとう」





杏「だから、プロデューサーもそれなりに杏を頼っていいからね?」





P「ありがとう」モミッ





杏「揉んでいいとは言ってないからね」





P「さっき言ってた」





杏「今は言ってないでしょ」





P「申し訳ない」







――――





杏「あのさ、プロデューサー……」





P「どうした」モミモミ





杏「……今日は機嫌いいんだね」





P「分かるか、杏」モミモミ





杏「こんなに揉まれてたら嫌でも分かるよ……んっ」ピンッ





P「そうかもしれない」モミモミ





杏「もう……あっ、ちょっと……っ!」ビクンッ





杏「プロデューサー!」





P「駄目か」





杏「そういうの、ずるい!」





P「そうか」





杏「杏、いつもやられてばっかじゃん……!」







P「分かった」





P「じゃあ揉まない」





杏「はぁ……」





杏「……どうしたの、プロデューサー?」





P「そんな日もある」





杏「気まぐれに胸を揉まれる杏の身にもなってよ……」





P「俺の胸でも揉むか?」





杏「ばか」





P「だろうな。お互い得しない」





杏「……揉んでもいいの?」





P「駄目とは言えない」





杏「だろうね。……やめとくよ、そういうの杏の趣味じゃないし」





P「そうしてもらえると助かる」







杏「……あのさ」





P「どうした」





杏「……杏、これでも女の子だよ?」





P「知ってる」





杏「本当に分かってる?」





杏「その……好きな人、に胸を揉まれてさ、杏だって……」ボソッ





P「嫌だったか」





杏「嫌なわけないじゃん」





P「……そうだな」





杏「全く……はぁ」







杏「あー、もう……どうしてこんな人好きになっちゃったんだろ」





杏「普段杏の胸ばっか揉むくせに……これで真面目だし、揉みながら告白してくるし、ほんとたち悪い」





杏「でも頼りになるし、一緒にいて落ち着くし……」





杏「とにかく、プロデューサーのこと……好きになっちゃったの」







杏「ねぇ、プロデューサー」





杏「……今日は……杏の胸、揉んでも……ううん」





杏「胸だけじゃなくても……触って、いいよ……?」





P「!」





杏「だから、その……優しくしてほしいな、なんて……」







杏「……ううん、嘘」





杏「今の全部嘘だから……忘れてよ」





P「……そうだな」





杏「……っ」グスッ





P「今杏が言ったのは、嘘だ。忘れることにする」





杏「……うん」





P「杏の気持ちは嬉しいけど、今はまだ駄目だ」





P「でも、杏が本気なら……いつか、本当のことにしてくれ」





杏「!」





P「待ってるから」





杏「……うん」







杏「……ねぇ、プロデューサー」





P「どうした」





杏「杏、プロデューサーのこと好きだよ」





P「俺も、杏のことが好きだ」





杏「……やっと、ちゃんと言ってくれたね」





P「こんな時は流石に、我慢する」





杏「……そっか」







杏「ありがとう、プロデューサー」





P「どういたしまして」





杏「……ちゃんと、待っててね」





P「……ああ。もちろんだ」







終わり



23:30│双葉杏 
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