2014年10月23日

小鳥「あずささんの耳掃除」

小鳥「あずささん、あずささん?」



あずさ「……」



小鳥「あーずーさーさーん?」





あずさ「……あら? 音無さん、どうかしたのですか?」



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小鳥「あずささん、大丈夫ですか?」



あずさ「大丈夫って、どうしてですか?」



小鳥「数回あずささんのことを呼んでたんですけど、反応がないから何かあったらあったのかなって……」



あずさ「そうだったんですか……そう言われると、最近耳の聞こえが悪いと感じることが少し……」



小鳥「やっぱり……ん〜、そうだ、あずささんこれからお仕事あります?」



あずさ「? 今日は一応フリーですけれど……」



小鳥「それだったら、あずささんちょっと待っててください!」



あずさ「分かりました〜?」

〜〜〜〜〜

〜〜〜





小鳥「おまたせしました、それじゃあ、あずささんこっちにきてください」



あずさ「ソファーの方に?」

小鳥「これから、耳掃除をするんです、なので私の膝に頭をかけていただこうかな、と」



あずさ「えぇ!? そんな、ご迷惑じゃないですか?」



小鳥「私がやりたいだけなんですから、気にしなくてもいいんですよ!」



あずさ「そ、そうですか、それじゃあお言葉に甘えて……」



小鳥「はい、ようこそ〜私の膝枕へ」



あずさ「んっ……音無さんの膝枕……とっても柔らかくて、気持ちいいです……」



小鳥「そうですか? それでは、耳掃除を始めますよ〜」



〜〜〜〜〜

〜〜〜





小鳥「まずは大きな垢をとってしまいましょう!」



あずさ「お願いします〜」

小鳥「それじゃ、この綿棒で耳の中を……」



コショコショ



あずさ「んっ……耳掃除なんて久しぶりなので、なかなか良いものですね」



小鳥「結構溜まってますね……」



コリコリ



あずさ「そうです、か……んっ……」



小鳥「あっ、い、痛かったですか……?」

あずさ「いえ、少し、気持ちよくて」



小鳥「ぶっ!?」



小鳥(こ、これは破壊力が!?)



あずさ「ど、どうしました?」

小鳥「な、なんでもありません!」



あずさ「そうですか? んっ……そこっ気持ちいいっ……」



ギシッ



小鳥「あっ、あずささん体動かされると手元が狂っちゃいますよ」



あずさ「ご、ごめんなさい〜、体がそわそわしちゃって……」



小鳥「あら、ちょっと奥の方に大きな垢があるので動かないでくださいね、耳かきに変えてとるので!」



あずさ「は、はいぃ〜」



小鳥「……む〜、取りづらいですね……」

あずさ「んっ……あっ、んぅ!?」



小鳥「すいません! もう少しでとれるので!」



あずさ「ふぅ、ん! あ、はぁ……」



小鳥(う、うわぁ……あずささんエロいなぁ……)



カリッ…ペリペリ



あずさ「あっ……なにか剥がれた感じが」



小鳥「少し大きめの垢が取れましたよ!」



あずさ「ホントですか? 結構たまってたんですね」



小鳥「ん〜っ……よしっ、おおまかなのはとれたので反対もやりますね〜」



あずさ「ありがとうございます小鳥さん、それではお言葉に甘えさせてもらって……」



グルッ



小鳥(ピヨー!? そのまま寝返りを打って、お腹の方にお顔が!?)



あずさ「……あっ、いつもの癖で!? す、すいません……この体制はやめたほうがいいですよね?」

小鳥「あっ、いえ大丈夫ですよ!」



あずさ「そ、そうですか?」



小鳥「不快じゃないようでしたら、どんと来いです!」



あずさ「それじゃあ、お願いします」

小鳥「任されました! それじゃあ、もう片耳に入ります〜」



あずさ「ふっ……んっ……」



小鳥(へ、平静を保つのよ音無小鳥っ!)



あずさ「でも、なんだかこうしていると……」

小鳥「こうしていると?」



あずさ「私の子供の頃を思い出します〜」



小鳥「あずささんの子供の頃ですかぁ……」



あずさ「はい、よく母にこうやって耳かきをしてもらったなぁ……なーんて」

あずさ「私の子供の頃を思い出します〜」



小鳥「あずささんの子供の頃ですかぁ……」



あずさ「はい、よく母にこうやって耳かきをしてもらったなぁ……なーんて」



小鳥「あー、確かにしてもらいましたね……っと、こっちの耳にはあまり大きい垢はないみたいですね」

あずさ「……あっ、ごめんなさい……音無さんのお膝、とても安心して……ちょっと眠くなってきちゃいました……」



小鳥「寝ちゃっても大丈夫ですよ?」



あずさ「えっ……そ、そんな、音無さんのお仕事の迷惑じゃ……」



小鳥「ふふっ、そんなことはありませんよ! あずささんが休まること第一ですから!」

あずさ「そ、そうなんですか? それじゃあ……お言葉に甘えて……少しだけ……」



小鳥「はい、ゆっくりおやすみなさい」



あずさ「んっ……すぅ……すぅ……」



小鳥「こう見ると、あずささんもまだまだ子供みたいな寝顔してるのね」



〜〜〜〜〜

〜〜〜





ガチャ



小鳥「ッ!?」

P「ただいま戻り……っと」



小鳥「シーッ……っ! あずささんが起きちゃいます!」



P「これはまた、珍しい組み合わせですね小鳥さん」



小鳥「はい、耳かきをした後、眠たくなっちゃったみたいで」

P「そうですか、えーっと今日のあずささんのお仕事は……んっ、ないみたいですね」



小鳥「そうですか? それじゃあ、もう少しこのままでも大丈夫ですかね?」



P「大丈夫ですよ、この際ですし……あずささんが起きるまで膝枕してあげてもらっていいですか?」



小鳥「そういう訳には、お仕事も……」



P「小鳥さんの分もお手伝いしますから、今はあずささんに安眠を提供してあげてください、いい寝顔しているので」



小鳥「すいません……ご迷惑を……」



P「謝られるほどでも……それに、担当アイドルがこんなにいい顔しているのに、ジャマをするわけには行きませんよ」



小鳥「それじゃあ、お願いしますですね」

P「はい! それでは」



タッタッタッ



小鳥「ふふっ、本当にいい顔して寝ていますねあずささん」



ナデナデ



あずさ「んっ……ふぅ……」



小鳥「さて、あずささんが起きたらまたお仕事がんばるぞっ!」

おわり



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