2013年12月20日

友紀「YUKI'Sキッチン」

シンデレラジオの外伝です
例によって、今回だけでも見れるのでよければどうぞ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380781786


友紀「はい、どうもみなさんこんにちは、姫川友紀です!」

友紀「今日はイタリア料理をマスター(大嘘)したあたしが、みんなにイタリア料理を振舞いたいと思いまーす!」

杏「いいぞー」

小梅「わぁ…」パチパチ

輝子「フヒヒ…」パチパチ

李衣菜「楽しみだねー!」パチパチ

仁奈「わーい!」パチパチ

紗南「友紀さんガンバー!」

晴「美味いもん期待してるぞ!」

美玲「ひ、人が多くて落ち着かない…」

こずえ「いたりありょうりー…たのしみー…」

友紀「うんうん、みんなありがとう!」
友紀「今日は人数が多いので、アシスタントも用意しておいたよ!」

友紀「じゃあ、2人からも一言どうぞ」スッ

巴「なんじゃ、このじゃもじは」

友紀「マイクの代わり!」

巴「お、おう。というか、なんでうちがアシスタントなんじゃ。他に料理できるヤツおるじゃろ」

友紀「巴ちゃんにアシスタントになって欲しかったから!」

巴「そ、そうか…まぁ、友紀姐さんがそう言うならうちは構わんが」

巴「コホン…えー、アシスタントの村上巴じゃ。友紀姐さんが料理中に暴走せんよう、しっかり見張っとく」

輝子「と、巴が付いてるなら…安心だね…フヒヒ」

晴「一人だと何するか分かんねーからな」

友紀「もー、大丈夫だよー!あたしは暴走なんてしないってー!」

巴「番組中にネギをバット代わりにして振り回してたヤツのセリフとは思えんのう」
友紀「じゃあ、次のアシスタントさんも一言どうぞー!」スッ

菜々「あの、その前にちょっといいですか」

友紀「ん、なになに?」

菜々「どうしてナナの家でやるんですか」

友紀「えっ、だってここはみんなの別荘だし…」

菜々「ちーがーいーまーすー!!!!」

菜々「もー!あのラジオの放送以降、みんながウチに上がりこんでくるんですよ!」

菜々「楓さんや友紀さん達は、前からだからともかく」

菜々「最近は学生組が、学校終わりにファーストフードに寄る感覚で!!」

菜々「あっ、いや、ナナもリアルJKですけど!」

杏「毎日の様に家に人を呼ぶなんて、菜々さんもすっかりパーティーピーポーだねぇ」

菜々「嬉しくありません!!それに、呼んでるんじゃなくて勝手に来るんですってばぁ!」

友紀「まぁまぁ、細かい事は気にせず、菜々さんも一言どうぞ!」

菜々「全然細かい事じゃない気がするんですけど…」

菜々「え、えっと、ウッサミーン!アシスタントのナナでーす!キャハっ!」

菜々「今日は頑張って美味しいイタリア料理を作っちゃいますよー!」
巴「それで、何を作るかもう決めとるんか?うちは何も聞いとらんぞ」

菜々「そういえば、ナナも聞いてないです」

友紀「え、決めてないよ?皆のリクエストを聞こうと思って!」

巴「なっ」

菜々「えっ」

巴「友紀姐さん、そういうのは料理が出来るヤツがすることだと思うじゃが…」

菜々「そ、そうですよ!それに、買出しの時、作る物を決めてて食材をカゴの中に次々と放り込んでたんじゃ…?」

友紀「ううん、イタリア料理に関係ありそうなものを適当に入れてただけだよ!」

友紀「大丈夫大丈夫!アシスタントに巴ちゃんと菜々さんだっているんだから!」

友紀「それに、あたしはイタリア料理はもう完璧にマスターしたからね!」グッ

巴(不安じゃ…)

菜々(不安です…)
友紀「というわけで、みんな何が食べたいー?」

晴「肉!肉!」

仁奈「ピザが食べてーですよ!」

こずえ「こずえも…ぴざ…たべたいのー…」

杏「なんかデザートよろしくー」

小梅「さ…サラダ、食べたい…」

輝子「キ、キノコを…使って欲しい…フヒヒ」

紗南「ミネストローネだっけ?アレ食べてみたいなぁ!」

李衣菜「ナポリタン!!」

美玲「ナポリタンって日本人が発明した料理だろ…」

李衣菜「えっ…あっ、も、もちろん知ってたよ!今のはちょっとしたジョークだから!」

美玲「絶対本気だっただろ…」

友紀「ふむふむ、なるほどなるほど」
友紀「みんなの意見をまとめると…肉料理、ピザ、サラダ、ミネストローネ」

友紀「あとはキノコを使った料理と、デザートだね!」

巴「そんなに沢山、うちらだけで作れるのか?」

菜々「ピザとか、ナナ達でどうにかできるレベルじゃないと思うんですけど…」

友紀「まー、なんとかなるよ、きっと!」

友紀「それじゃ、クッキングスタートー!」

杏「じゃ、できるまでゲームでもしてようかな。紗南、モンハンやる?」

紗南「やるやる!」

李衣菜「菜々さん、CD見てもいい?」

菜々「い、いいですけど、あんまり中身ひっくり返さないでくださいねー?」
晴「んー、なんか面白いもんねーかなー」

仁奈「トランプがありましたよ!やりやがりますか?」

晴「お、じゃあ、やるか」

こずえ「こずえも…やるー…」

仁奈「美玲おねーさんもやるですか?」

美玲「うん、やる」

小梅「ゆ、友紀さん…も、もし、足りないものとか…あ、あったら…買ってくる…」

輝子「フヒ…わ、私も…」

友紀「うん、ありがとー!その時は、お願いするね!」

巴「しかし、この人数分作るとなると、かなり骨が折れるぞ」

菜々「えっと、肉料理と、ピザと、キノコを使った料理と、ミネストローネと」

菜々「サラダと、デザートでしたっけ…デザートは全員分作るとして」

菜々「他の料理はそれぞれ6人分ぐらいは作らないと、絶対足らないですよね」

巴「…やっぱり、他にも料理出来るヤツを呼んだ方がよかったんじゃないか?」

友紀「う…うーん」
輝子「あ…あの、て、手伝おうか…?」

小梅「わ、私も…め、迷惑じゃ…なかったら…」

友紀「えっ、でも、いいの?」

小梅「み、みんなで作った方が…は、早く…出来ると思うし、楽しいと…思うから…」

輝子「そ…その通り…フヒヒ」

友紀「ありがと〜!小梅ちゃん、輝子ちゃん!ホントはどうしようかと思ってたんだよー!」

巴「全く、しょうがないのう、友紀姐さんは…」

菜々「あはは、まぁまぁ…でも、5人いればなんとかなると思いますし、頑張って作っちゃいましょう!」

友紀「おー!」

輝子「おー…フヒヒ」

小梅「お…おー…」

巴「お、おー…」
友紀「じゃあ、役割を決めようか!」

輝子「キ…キノコ料理は…任せて…」

小梅「で、デザート…作る…」

友紀「じゃあ、それ以外はあたし達で作ろうか!」

巴「ん、わかった」

菜々「わかりましたー!」

友紀「さーて、このねこっぴーエプロンにはまた大活躍してもらわないと!」

菜々「ナナはウサミンエプロンですよー♪」

小梅「え…エプロン、も、持ってきて…よかった…」

輝子「そ、そうだね…フヒヒ…」

友紀「小梅ちゃんのエプロン怖っ!?」

巴「おい、何でうちのエプロンがこんなピンクのフリフリしたヤツなんじゃ!?」

友紀「巴ちゃんかわいー!」

菜々「似合ってますよー、巴ちゃん!」

巴「う、うぅぅ……」
杏「なんかいきたいクエストあるー?」

紗南「とりあえず上位6のクエに行きたいから、上位5のキークエ手伝って欲しいな!」

杏「んじゃ、まずはティガでも行こうかね」

紗南「オッケー!」

杏「そういえば、新武器って結局どうなの?」

紗南「面白いよー!というか、杏さんまだ新武器使ってなかったの?」

杏「うーん、操作覚えるのも面倒だし、いつも使ってるのでいいかなーと思って」

紗南「杏さんらしいなぁ…。3の時もスラッシュアックス全然使ってなかったよね」

杏「それ以外なら使えるんだけどねー」

杏「MHFとか全武器使いこなせないとやっていけないし」

紗南「あー、Fはやったことないんだよねー」

杏「ネトゲだけは手を出さない方がいいよ」

紗南「う、うーん…やっぱりそうなのかな」
李衣菜「菜々さんってどんな曲聞くのかなぁ…」ガサゴソ

菜々「アニソンが多いですかねー、やっぱり」

李衣菜「本当だ、アニメのCDがいっぱいある」

李衣菜「こっちは何が入ってるのかなー」

菜々「あっ!そ、そっちは…!」

李衣菜「…?なんだろうこれ、細長いパッケージ…」

李衣菜「中にちっちゃいCDが入ってる!」

菜々「え、えーっとですね、それは…」

杏「え、なに、菜々さん8cmCDとか持ってるの?」

菜々「あの、これはですね、えーっと…」

李衣菜「8cmCD?」

杏「1990年代に使われてたんだよ。今はもう、お馴染みのあのCDになったけどね」

李衣菜「へー!そんな昔のCDどうして持ってるの?」

菜々「そ、その…ほら、ナナ、アニメ大好きですから、昔のアニソンとかも集めたくて!」

李衣菜「なるほど、流石菜々さん!」

杏(上手く逃げたなぁ)
晴「おい、ハートの5持ってるの誰だよ!?」

仁奈「仁奈は持ってねーですよ。スペードの3を出すですよ」

美玲「ウチも知らないぞ。はい、ダイヤのクイーン」

晴「てことは、こずえか!?」

こずえ「んー…はーとの…11……」

晴「おぉい!?く、くそ…とりあえず、クローバーの3だ」

晴(なんでハートの1〜4が全部オレのとこにあるんだよ!?)

仁奈「ハートのクイーンを出すですよー」

美玲「スペードの2」

こずえ「だいやの…4……」

晴「うぐぐ…ダ、ダイヤの3…」

晴(このままだとマジで出せるカードがなくなっちまう…!)
友紀「輝子ちゃんと小梅ちゃんのおかげで、キノコ料理とデザートは大丈夫そうだね!」

巴「あとは、うちらがどうするかじゃな」

菜々「まずは何を作るか、ですね…。お肉はどうしますか?」

友紀「うーん、鶏肉買ってきたから、鶏肉で何か作れないかな?」

菜々「鶏肉でイタリアンというと…何がありますかね?」

友紀「料理本があるから、ちょっと見てみよっか!えーと、鶏肉鶏肉…」

巴「むぅ、鶏肉だけでも色々あるのう。…この、でぃあぼろ…とかいうのはなんじゃ?」

友紀「なんだろうね。なんかカッコいい名前だけど」

菜々「難しそうなのは避けましょうか…あ、このピカタなんて、どうですか?」

友紀「お、これは簡単そうだね!あたし達でも作れそう!」

巴「決まりじゃな。ミネストローネとかいうのはどうなんじゃ?」

菜々「これは具材をたくさん切るのが大変ですけど、あとは炒めて煮込むだけなので」

菜々「分量さえ間違えなければそこまで難しくはないと思うんですけど…」

友紀「じゃあ、ミネストローネもとりあえずオッケーっと」
菜々「やっぱり、問題はピザですね…」

巴「うむ、生地の作り方とか全然分からんぞ…」

友紀「あたしもさっぱりー!」

巴「主催者のセリフとは思えんのう…」

菜々「じゃあ、ピザはナナがなんとかしてみます!」

菜々「一応、料理本があるのでそれを見ればなんとかなると思いますけど…」

友紀「わー、菜々さん頼もしい!」

巴「流石、菜々姐さんじゃ」

菜々「あ、あの、姐さんはちょっと。菜々ちゃんとかで!」

巴「ちゃん付けとかこっぱずかしくて言えん」

菜々「で、ですよねー…。え、えっと、ピザはマルゲリータでいいですか?」

友紀「オッケー!」

巴「マ、マルゲ…?よくわからんが、任せるぞ」

菜々「はーい!」
友紀「じゃあ、あたしはミネストローネ頑張ってみようかな!」

巴「なら、うちはピカタじゃな」

友紀「うーん、今日はあたしがみんなにイタリア料理を振舞う予定だったんだけど」

友紀「気がつけばみんなにも作ってもらっちゃってるね」

巴「そもそも、その企画に無理があったと思うぞ」

巴「この人数の料理を、料理覚えたてのヤツが1人でどうにかできるわけないじゃろ」

友紀「あはは…や、やっぱり?」

巴「最初から正直に言えば、ウチだってもう少し手伝ってやれたのにのう…」

友紀「と、巴ちゃん…!」

巴「か、勘違いするんじゃないぞ!友紀姐さんのせいで、他のヤツらがガッカリするのを見たくなかっただけじゃ」

友紀「巴ちゃ〜ん!!ありがとー!大好き!!」ギュウ

巴「こ、こらっ!抱きつくんじゃない!離れんか!いいからさっさと作るぞ!」

友紀「えへへ、はーい!」
小梅「しょ…輝子さん…キノコ料理…な、何作るの…?」

輝子「そ、そうだな…やっぱり、パスタかな…」

輝子「キノコと…パスタは…相性が、いい…洋風も…和風も…イケる」

輝子「こ、今回は…イタリアンだけどね…フヒヒ」

輝子「フヒッ…ポ…ポルチーニが…ある…」

小梅「ポ、ポルチーニ……?」

輝子「イ、イタリア版…マツタケ…みたいな、感じ…」

小梅「えっ…そ、それって…す、凄く…高いんじゃ……」

輝子「そうだね…乾燥のヤツでも、それなりに…する…」

輝子「こ、これは…使わせてもらおう…フヒ、フヒヒヒヒ……」

小梅「しょ…輝子さん、う、嬉しそう……」

小梅「わ…私は…な、何…作ろうかな…」

小梅「イタリアの…デザート……あ、そ、そういえば…前……」

小梅「…材料…そ、揃ってる……こ、これに…しよう……」

小梅「ちょっと…難しそうだけど…が、頑張ろう…」
紗南「そういえば、杏さん、ACVD買ったー?」

杏「あー、買った買った。まだやってないけど」

紗南「また一緒のチームでやろうよ!」

杏「おー、やるかー」

紗南「やった!…あっ、ティガそっち行ったよ!」

杏「おっと」

紗南「うわ、凄い神回避」

杏「当たらなければどうということはない」

紗南「杏さんホントゲーム上手いよねー。いいな〜」

杏「紗南だって十分上手いと思うけどねー」

紗南「うーん、でも、対戦してもなかなか勝てないし…」

杏「紗南はまだこれから上達するから大丈夫だよ」

杏「杏はもう今が限界だしー」

紗南「…とか言いつつ、この前カーパルス占拠ブレオンで鼻歌交じりにクリアしてたよね」

杏「記憶にございません」
菜々「えーっと、ぬるま湯とオリーブオイルを足しつつ…生地をこねて…」

菜々「キレイに丸めたら、ボウルに入れて発酵させる…と」

菜々「これで、30分後ぐらいには膨らんでるはずなんですけど…」

菜々「…あれ?李衣菜さん、どこに行きました?」

李衣菜「ん?呼んだ?」

菜々「ちょっ、何さらっと寝室に入っちゃってるんですか!?」

李衣菜「なんか、ロックな衣装とかないかなーと思って!」

菜々「そんなものありませんってばぁ!普通の服と、あとメイド服とか制服とか、それぐらいですよ!」

杏「メイド服があるってのも結構凄いと思うけどね」

菜々「うっ…そ、そんな事ないですよー!」

杏「李衣菜ー、どんどん家捜ししていいからねー」

杏「面白いものが見つかったら徹底的に弄るから」

李衣菜「ラジャー!」

菜々「やめてくだーい!!」
仁奈「うーん…じゃあ、これにするでごぜーますよ!」

仁奈「わーい、揃ったですよ!」

晴「げっ、マジかよ」

仁奈「美玲おねーさん、どーぞですよ」

美玲「ん」

仁奈「わーい!仁奈、1番ですよ!」

美玲「ウチも揃ったッ。ほら、こずえ」

こずえ「んー…」

美玲「よし、ウチは2番だッ」

こずえ「はるー…ひくのー…」

晴「くっ、また最後まで残っちまった…」

晴「さっきの7並べも、結局最後までハートの5を止められてて負けちまったし…」
晴「けど、ババ抜きはそうはいかねーぜ」

晴「これは相手の表情を読み取るゲームだからな!」

晴「よーし、こずえ、ババはこっちだろ?」

こずえ「んー…?」

晴「…じゃあ、こっちか?」

こずえ「んー……」

晴「……」

晴(分かんねーーー!!)

晴「や、やっぱりこっちだろ!」

こずえ「えへへー…」

晴「!?…ほ、ホントはこっちなのか!?」

こずえ「えへー」

晴「だーーーー!!!もう、分かんねー!!!」

美玲(面白い)

仁奈(面白いですよ)
友紀「で、それがあたしと野球との出会いだったんだー!」

巴「なるほどのう。…それはええが、友紀姐さん、野菜の大きさが段々バラバラになっとるぞ」

友紀「あっ…ホントだ」

巴「最初のと比べて、大きさが倍ぐらい違うんじゃが…」

友紀「ま、まぁ、色んな大きさがあった方が、食べる時に楽しいよ!きっと!」

巴「食べにくいだけだと思うんじゃが…」

友紀「むむむっ。巴ちゃんの方はどうなのー?」

巴「ふっ、うちは完璧じゃ。ちゃんとレシピ通りにやっとる」

友紀「うわ、ホントだ…ちゃんと作れてる…」

友紀「でも、普通に作るのもなんだから、なんかアレンジ加えてみよーよー!」

巴「な、何を言うとるんじゃ!素人がそんな事やったら絶対にロクな事にならん!」

友紀「大丈夫だって!ちょっと、隠し味を入れてみたりさー!」

巴「絶対にダメじゃ!」

友紀「ぶー、ケチー」
友紀「ふー、やっと切り終わった!これを鍋で炒めればいいんだよね!」

菜々「オリーブオイルと、スライスしたニンニクを使って炒めて下さいね」

友紀「オッケー!オリーブオイル、使ってみたかったんだよねー!」

菜々「使ってみたかったって…あの番組の時は使わなかったんですか?」

友紀「うーん、ねこっぴーまんとホットドッグだったから、使わなかったんだよねー」

菜々「…そ、そういえばそうでしたね」

巴「なんでイタリアンで肉まんとホットドッグなんじゃ…」

友紀「いやー…何でだろう?あたしもよく分からない内に出来上がってて」

菜々「ナナ、アレ程カオスな内容だった料理番組を見た事ないです…」

巴「うちもじゃ」

友紀「やだなー、そんな褒めないでよー!」

巴・菜々(褒めてない…)
菜々「巴ちゃんの方はどうですか?」

巴「うむ、下拵えは出来たと思うんじゃが…」

菜々「うん、バッチリですね!あとは焼くだけですし」

菜々「他の子と合わせる為に、一旦このままにしておきましょうか」

菜々「ナナのピザも、生地が発酵するのを待ってるところなので!」

巴「そうか、じゃあ友紀姐さんでも手伝うとするかの」

友紀「やったー!巴ちゃん、ありがとー!」

友紀「早速だけど…炒めるの、ちょっと代わって…!」

友紀「ずっと切ったり、炒めたりで、腕が…!」

巴「お、おう、分かった」

友紀「危ない危ない、もう少しでボールが投げられない体になるところだった…!」

巴「そんな大げさな…」

友紀「ホントなんだってばー!」

菜々「ま、まぁ、これだけの材料を一人で細かく切るのは、慣れてない人には大変かもしれないですね」
友紀「…ところで、さっきから隣で何気に輝子ちゃんが何か作ってるけど…」

輝子「フヒヒ…潰したホールトマト…コンソメ…煮込んで…生クリーム…」

友紀「な、なんか…すっごい美味しそうなんだけど…」

菜々「輝子ちゃん、凄いです…」

巴「やるのう…」

輝子「フヒ…?」

友紀「輝子ちゃんって…もしかして、料理凄く得意…?」

輝子「フヒッ…そ、そんなことは、ない…キ、キノコを使った…料理、だけだから…」

菜々「それでも、このトマトクリームソース…でしょうか?かなり本格的ですよね…」

輝子「で、できるだけ…キノコを、美味しく…食べてあげたいから…フヒヒ」

友紀「輝子ちゃんのキノコ愛は本物だねー!」

輝子「そ、それ程でもある…フヒヒ」
小梅「し、市販の…スポンジケーキが、あって…よかった…」

小梅「スポンジケーキまで…つ、作ると…大変……」

友紀「小梅ちゃん、それ何混ぜてるの?」

小梅「こ、これは…マスカルポーネチーズ…」

友紀「マ、マスカルポーネ?」

巴「チーズにも色々種類があるんか…」

菜々「カマンベールチーズとかモッツァレラチーズは知ってますけど、マスカルポーネチーズなんて初めて聞きました…」

友紀「小梅ちゃん、何作ってるの?」

小梅「で、できるまで…秘密…えへへ…」

友紀「そっかー、じゃあ楽しみにしてるね!」

巴「ど、どうするんじゃ…あの二人の料理が本格的過ぎるぞ…」ヒソヒソ

友紀「やべぇよ…やべぇよ…」ヒソヒソ

菜々「ナ、ナナ達だって、ちゃんと作れてるはずですし、大丈夫ですよ…多分」ヒソヒソ
仁奈「これと…確か、これだったです!…あ、あれ、違うですよ…」

美玲「ふふん、これとこれだな。…やっぱり!」

仁奈「あぅ、取られてしまったですよ…」

こずえ「みれい…もういっかいー…」

美玲「ん…あとは殆ど覚えてないな…」

晴「神経衰弱ってさー、なんで神経衰弱っていうんだ?」

美玲「さぁ、ウチは知らないぞ。…う、間違えた」

こずえ「こずえも…しらないー……あたったのー」

仁奈「こずえおねーさん、もういっかい引くですよ」

仁奈「きっと、しんけいがすいじゃくするからですよ!」

美玲「それ…意味分かって言ってる?」

仁奈「よくわかんねーですよ!」

美玲「…まぁ、そうだよな」
こずえ「また…あたったのー…」

晴「うおっ、よく見たらどんだけ連続で取ってるんだよ!?」

仁奈「すげーですよ…」

美玲「脅威の記憶力だな…」

杏「お、神経衰弱やってるの?」

晴「なぁ、杏ねーちゃん、神経衰弱ってなんで神経衰弱っていうんだ?」

杏「神経が衰弱するからじゃないの?」

仁奈「仁奈と同じこと言ってるですよ!」

紗南「杏さん、分からないからって適当な事言ってるでしょー」

杏「わはは。まぁ、杏にも分からない事はあるからねー」

杏「でも、そんな時は李衣菜が何でも答えてくれるよ!」

李衣菜「えっ」
仁奈「やっぱり李衣菜おねーさんは頼りになるですよ!」

こずえ「りーな…おしえてー…」

李衣菜「えっ」

晴「良い回答、期待してるぜ」

美玲「じーっ…」

紗南「李衣菜さん頑張れー」

李衣菜「えっ」

杏「それでは李衣菜、気になる神経衰弱の名前の由来とはー?」

李衣菜「……ゆ、友紀さーん!何か手伝う事あるー!?」

晴「あ、逃げたぞ!」

仁奈「捕まえるですよ!」

こずえ「まってー…」
李衣菜「だってそんなの知らないよー!うわー、捕まった!」

晴「教えてくれよー」

仁奈「教えるですよー!」

こずえ「おしえてー…」

李衣菜「むーりー!」

菜々「何をしてるんですか皆さん?」

李衣菜「あっ、菜々さん!みんなが神経衰弱の名前の由来を教えてくれってせがんで来て!」

菜々「神経衰弱の名前の由来ですか?」

菜々「うーん、分からないですけど…カードの位置を記憶するのが大変だから」

菜々「それで神経が磨り減るとか、そういう意味なんじゃないですか?」

菜々「特に年を取ると、記憶力が悪くなったりしますし…」

杏「菜々さんが言うと説得力あるよね」

菜々「ちょっ、どういう意味ですかぁ!?」
友紀「よし、あとはこのまま煮込み続ければオッケーかな!」

巴「うちのもあとは焼くだけじゃ」

菜々「ナナのピザも、後は具を並べてオーブンで焼くだけですよー!」

輝子「パスタ、茹で終わったら…ソースと、絡めるだけ…フヒヒ」

小梅「わ、私も…あとは、冷蔵庫で…冷やすだけ…」

菜々「じゃあ、手の開いてるナナと小梅ちゃんでサラダを作っちゃいましょうか!」

小梅「う、うん…わかった……」

晴「おー、なんかすげーいい匂いしてきた!」

仁奈「仁奈、お腹空いたですよ!」

こずえ「おなかー…すいたのー…」

菜々「もうちょっとで出来ますから、待っててくださいね!」
―30分後―

友紀「最後にオリーブオイルをかけて…今日はこれで決まり!」

友紀「完成ー!」

菜々「こっちも完成ですよー!」

小梅「わ、私も…出来た……」

輝子「で、できましたよー…フヒヒ」

巴「意外となんとかなるもんじゃのう」

杏「おー、出来たー?」

晴「おぉっ、すげー美味そう!」

仁奈「早く食べたいですよ!」

李衣菜「みんなすごーい!」

こずえ「おいしそー……」

紗南「写真撮ろっ、写真!」

友紀「そうだね!折角上手に出来たんだし記念に残しておこう!」
美玲「みんなが一斉に料理の写真を撮るって…結構凄い光景だな」

輝子「フヒヒ…た、確かに……」

小梅「に…人数も、多いから…ね……」

友紀「折角だからツイッターにもあげちゃえ!」

李衣菜「いいね!じゃあ、みんなも料理と一緒に撮って…っと」

杏「あらぶるタイムライン」

輝子「りょ…料理の画像が…一斉に…」

紗南「凄い勢いでリツイートされてってるー!」

杏「ついでに菜々さんのお部屋も公開しよう(提案)」

菜々「や、やめてくださーい!?」
友紀「じゃあ、順番に自分が作ったものを発表していこうか!」

菜々「そうですね、ではまず、ナナはマルゲリータピザを作りましたよー!」

仁奈「わーい!ピザですよー!」

こずえ「おいしそー……」

紗南「生地から作ったの?」

菜々「はい、そうですよー!頑張っちゃいました!」

李衣菜「すごーい!」

杏「菜々さん、料理出来るんだねー」

菜々「そうですねぇ、一人暮らしも長い事やって…あっ、な、なんでもないです」

輝子(また自爆しかけた…)
巴「うちは鶏肉のピカタを作ったぞ」

晴「おー、肉だ!」

仁奈「ピカタってなんでごぜーますか?」

巴「む、そ、それはじゃな……」

輝子「に…肉とか、魚を…粉チーズを混ぜた溶き卵を絡めて…ソテーする料理…だね」

仁奈「なるほど!輝子おねーさんと巴おねーさんは物知りでごぜーますね!」

巴「いや、うちは…」

輝子「ま、まぁ…いいんじゃないかな…フヒヒ」

巴「…すまんな、助かったわ」

輝子「と…友達の為なら…ノープロブレム…フヒヒ」
輝子「あ…わ、私は…ポルチーニとパンチェッタの…トマトクリームパスタを…作ったよ…」

紗南「うわっ、凄く美味しそう!」

美玲「お、美味しそう…」

杏「流石キノコのスペシャリスト」

輝子「フヒヒ……」

友紀「へー、ポルチーニってキノコだったんだ!」

菜々「えっ、これ、選んだの友紀さんですよね?」

友紀「パッケージにイタリアの国旗が載ってたから買っただけだよ!これが何なのかは知らなかった!」

菜々「えぇー…」

杏「安定のユッキクオリティ」

友紀「えへへー!」

巴「誰も褒めとらんぞ」
友紀「ちなみにあたしは、紗南ちゃんリクエストのミネストローネを作ったよー!」

紗南「やったー!」

こずえ「いいにおいが…するよー…」

晴「すげぇ、友紀ねーちゃんがまともなもの作ってるぞ…」

美玲「夢なんじゃないのか…?」

友紀「ひ、酷い!あたしだって本気出せばこれぐらい!」

杏「そら(アイプロであんな事しとけば)そう(こういう感想になる)よ」

巴「なら、何故番組でも真面目にやらんかったんじゃ…」

友紀「い…いやその、あの時はなんというか、ついテンション上がっちゃって…あははー!」

友紀「それにほら、今回は巴ちゃん達が手伝ってくれたし!」

巴「確かに、途中でロクに味見もせずに塩コショウを大量にぶちこもうとしとったしのう」

友紀「あ、あれー、そんなことあったかな…?」

李衣菜「と…巴ちゃん達がついててよかったね」

小梅「う、うん…」
菜々「ナナと小梅ちゃんで、サラダも作りましたよ!」

小梅「トマトと…ルッコラと…モッツァレラチーズを…使ってみた…」

杏「おー、いかにもイタリアのサラダって感じだねぇ」

李衣菜「こうして見てみると、凄いトマト祭だねー」

晴「みんな、料理にトマト使ってるもんな」

友紀「沢山買っておいてよかったね!」

紗南「トマト祭って、どっかの国にそんなのがあったよね」

美玲「アレは、スペインじゃなかったか?」

仁奈「トマト祭って、何をしやがるんですか?」

杏「何万人もの人が集まって、トマトをぶつけ合うお祭だよ」

李衣菜「まっさかー!杏ちゃんってば冗談キツいよー!」

輝子「ほ…本当に…そういう祭だよ…フヒヒ」

李衣菜「えっ…そうなの?」

こずえ「すごいおまつり…なのー…」

巴「想像もつかんの…」
小梅「わ、私は…ティ、ティラミス…作った……」

友紀「えっ、小梅ちゃん凄い!なんでそんなの作れるの!?」

小梅「ま、前に…あ、あいさんと…志保さんに…お菓子作り…教わったから…」

小梅「そ、その時の…経験と…あ、あと、レシピを見て…」

巴「しかし、これは本当に凄いのう…店に出せるんじゃないのか?」

小梅「そ、そ…そんな事…ない…ま、まだ、味も…分からないし…」

李衣菜「絶対美味しいって!見た目がもう完璧だもん!」

杏「よくこんな手の込んだものが作れるよねぇ」

小梅「あ…杏さんが…食べたいって…言ってたから…」

杏「えっ、杏が?」

小梅「ま…前、ラジオで……」

輝子「そ、そういえば…言ってたね…」

仁奈「言ってたですよ!仁奈もいたから覚えてるですよ!」

杏「あー…そういえば」
杏「てことは、わざわざ杏の為に作ってくれたの?」

小梅「う、うん……」

杏「小梅は本当にいい子だなぁ」ナデナデ

小梅「え、えへへ……」

友紀「杏ちゃんっ、あたしだって頑張ったよう!」

杏「あぁ、はいはい、ユッキも頑張った頑張った…って、手が微妙に届かない」

友紀「あ、ごめんごめん、どうぞ」

杏「えらいえらい」ナデナデ

友紀「えへへー!」

菜々「な、ナナだって頑張りましたよっ!」

杏「はいはい、菜々さんもお疲れ」ナデナデ

菜々「な、なんで背中をさするんですか!?お婆ちゃんじゃないですから!!」

杏「わはは」
輝子「……」ソワソワ

杏「あ、輝子もね。えらいえらい」ナデナデ

輝子「フ、フヒヒ……」

巴「う、うちはええからな!」

杏「え?巴も頭撫でて欲しいって?(難聴)」

巴「そんなことも一言も言っとらんじゃろ!」

杏「まぁまぁ、遠慮せずに」ナデナデ

巴「あっ、こらっ、や、やめんか!」

李衣菜「私も巴ちゃんの頭なでよーっと!」ナデナデ

仁奈「仁奈もやるですよ!」

こずえ「こずえも…やるー…」

紗南「じゃああたしもー!」

巴「こらっ、お前ら!?やめんかー!?」
晴「何やってんだよ…って、今オレの頭撫でたの誰だ!?」

美玲「ウチはどーでもいい…!?…ウ、ウチの頭も撫でられたッ!?誰だ!ガオー!」

巴「も、もうええじゃろ!はよう食べんと飯が冷めるぞ!」

友紀「あはは、そうだね!みんな、食べよー!」

小梅「の…飲み物は…大丈夫…?」

李衣菜「大丈夫、みんなあるよー!」

輝子「食器類も…も、問題ないね……」

菜々「じゃあ、友紀さん、食べる前に一言どうぞ♪」

友紀「えっ、あたし?えーっと、それじゃあ…」

友紀「今日は、みんなの助けもあって、無事に料理が完成してよかったよー!」

友紀「みんな、お腹いっぱい食べてねー!かんぱーい!」

「「「「かんぱーい!」」」」
晴「お、これうめぇ!」モグモグ

巴「そ、そうか。それはよかった…どれ、うちも1つ…」モグ

巴「……ん、うまい」

巴「…料理も、たまには悪くないもんじゃの…」ボソ

杏「お、花嫁修業でも始めるの?」

巴「なぁ!?な、何をいきなり言い出すんじゃ!?」

杏「違うの?」

巴「ち、違う!そんなんじゃないわ!」

杏「顔赤くしちゃってかわいいなぁ」

巴「ぐぐぐぐ…!」

晴「ん?何の話してんだ?」

巴「な、なんでもないわ!」

晴「?」
仁奈「ピザうめぇですよ…」

こずえ「おいしー…」

菜々「えへへ、上手に出来てよかったです!」

仁奈「菜々おねーさんはピザ焼き職人ですよ」

こずえ「なな…ぴざやきしょくにんー…」

菜々「そ、そんな大げさですよー。でも、そう言われるのは悪くないですね…でへへ」

仁奈「ウサミン星のピザも食べてみてーですよ!」

菜々「え゛っ!?」

こずえ「うさみんせいは…ぴざ…ないのー…?」

菜々「あ、ありますよー!ウサミン星のピザは地球のとは全然違うんですよ!」

仁奈「どんなのか気になりやがりますよ!」

こずえ「みてみたいのー…」

菜々「じゃ…じゃあ、また今度作ってあげますね!その時まで楽しみにしてて下さい!」

仁奈「わーい!楽しみですよー!」

こずえ「たのしみー…」

菜々(ウサミン星のピザってなんですか!?そんなのどうすればー!?)
美玲「ん…」チュルチュル

輝子「フヒ…ど、どうかな…」

美玲「…おいしい」

輝子「フヒヒ…よ、よかった…」

美玲「ど、どうやったら、こんなの作れるんだよ」

輝子「フヒ…えっと、キノコを…どうすれば、美味しく…食べられるか…け、研究…する…」

美玲「研究?」

輝子「キ…キノコが使われてる…料理を…調べたり…」

輝子「キノコに…ちょ、直接…どうやって食べたら美味しいか…聞いてみたり…」

美玲「えっ、キノコに聞くのか?」

輝子「う…うん、話しかければ…答えてくれるよ…フヒヒ…」

美玲「そういえば…よく、机の下でなんかブツブツ言ってるよな…」

輝子「こ、今度…一緒に、キノコと…お話しする…?」

美玲「えっ、ウ、ウチも…?」

輝子「た、楽しいよ…フヒヒ……」

美玲「…か、考えとく」
紗南「ミネストローネおいしー!」

友紀「ホントに!?うわー、よかったー!」

紗南「具の大きさが色々違ってるのが面白いね!」

友紀「だ、だよねー!あたしもそう思ってやったんだー!」

友紀(野球の話してたらこうなったなんて言えない…)

紗南「これで、次に料理番組に呼ばれても、もう大丈夫だよね!」

友紀「もっちろん!パワーアップしたあたしを見て、きっとみんな驚いちゃうよー!」

紗南「あっ…でも、次もイタリアンとは限らないし…」

友紀「大丈夫大丈夫!イタリアンを制したら、もう世界中の料理を制したようなものだし!」

紗南「えっ…そうなの?」

友紀「さあ?」

紗南「ええー」
李衣菜「サラダもおいしー!」

小梅「う、うん…おいしい……」

李衣菜「ドレッシングはどうやって作ったの?」

小梅「お、オリーブオイルと…塩と、コショウと…お酢を…混ぜただけ…」

李衣菜「え、そんなに簡単なの?それなら私でも作れそう!」

小梅「う、うん…簡単…だから、作ってみて…」

李衣菜「ロックなアイドルは自炊せずにコンビニ弁当かカップ麺!って感じだったけど…」

李衣菜「料理の出来るロックなアイドルっていうのも、アリかもね!」

小梅「う、うん…?」

小梅(い、言ってる事がよく分からない…)
紗南「んーっ!ティラミスもおいしーい!」

杏「うん、これはイケるねぇ」

こずえ「おいしいー…」

友紀「小梅ちゃん、これすっごく美味しいよー!」

小梅「よ、よかった…えへへ…」

晴「この赤いソースはなんだ?」

李衣菜「甘酸っぱくておいしいよね!」

小梅「血で…つ、作った…ソース…」

「「「「!?」」」」

美玲「お、おいッ!ち…ち、ち、血って…!」

小梅「じょ、冗談…ほ、本当は…苺の…ソース……」

菜々「で、ですよねー!」

輝子「フヒヒ…ナ…ナイスジョーク…」

巴「こ、小梅の冗談は冗談に聞こえんぞ…」

仁奈「ビックリしたですよ…」
晴「美味かったなー」

仁奈「お腹いっぱいでごぜーますよ…」

こずえ「こずえも……」

美玲「ん、満足…」

杏「というわけで、おやすみ」ゴロン

紗南「杏さん、食べてすぐ寝たら牛になっちゃうよー」

李衣菜「この後はどうするの?」

友紀「うーん、特に決めてなかったなぁ」

巴「後片付けして解散か?」

菜々「と、とりあえず、この後何かするにしても、ナナの家から出ませんかね」

杏「え?菜々さんの家を、もっと沢山人を呼べるように改造する?(難聴)」

菜々「そんな事言ってないですからぁ!!」

小梅「か…改造って…どうすれば…いいんだろう…?」

輝子「し…仕切りを、取っ払ったり…?」

菜々「真面目に考えなくていいですからー!」
友紀「じゃあ、とりあえず後片付けするねー!」

李衣菜「後片付けはあたしがやるよ!」

菜々「えっ、でも、いいんですか?」

李衣菜「友紀さん達は美味しいご飯作ってくれたんだし、あとは任せて!」

仁奈「仁奈も手伝うでごぜーますよ!」

こずえ「おてつだい…するー…」

晴「そういうことなら、オレも手伝うぜ」

美玲「じゃあ、ウチもやるよ」

紗南「あたしもあたしもー!」

小梅「み、みんな…あ、ありがとう……」

輝子「じゃ、じゃあ…お言葉に…甘えて…フヒヒ」

杏「イイハナシダナー」

巴「杏姐さんも手伝ってきたらどうじゃ」

杏「えー」


おしり
菜々さんの家のキッチン狭そうだけど
そこら辺は気にするな!ということで

見てくれた人ありがとう

19:30│姫川友紀 
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