2014年11月26日

響「プレゼントは何が良い?」美希「うーん、響かな?」

美希誕生日記念に、超短いですが一作。タイトル通り百合なので、苦手な方はそっ閉じを推奨いたします



あんま美希を祝えてない気がするけど、よろしければお付き合い下さい



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響「えっ////」



美希「響はちっちゃいのにわがままボディだから抱き枕にピッタシなの!」



響「自分ちっちゃくないぞ! ……なんだ、抱き枕代わりか」

美希「何、がっかりした?」ニマー



響「し、してないぞ! 美希もふざけてないで何が欲しいか教えてよ!」



美希「ふふー、響ったら照れちゃって可愛いの!」ガバッ

響「こ、こら//放せよー!」ジタバタ



美希「はいなの」パッ



響「あっ……」



美希「ホントに放すと寂しそうな顔する響」ニヤニヤ

響「うぎゃー! からかうなよぉ! プレゼント買ったげないぞ!」



美希「それは困るの。ミキ、どうしても欲しいものがあるの」



響「へぇ、どんなの? 自分が手に入れれるものなら良いんだけど」

美希「えっとね……小さなもので」



響「うんうん。ちっちゃい物なら自分でも買ったげられるかも」



美希「可愛くって」



響「アクセサリか何か? ブランド物とかだと難しいかも……」

美希「意外と恥ずかしがり屋で」



響「ん?」



美希「元気っこに見えて実はインドア派で女の子っぽい趣味してて、ミキより年上なのにいじった時の反応が純粋で、だけどミキがホントに困ってるとき、お姉さんっぽく優しく気を遣ってくれる……そんな人が欲しいの」



響「そ、それって////」

美希「あれー、響顔赤いよ?」



響「み、美希のせいだろ!」



美希「えっ、ミキ何かやったっけ?」



響「だからその……ぁぅ」

美希「んふー」ニヤニヤ



響「に、ニヤニヤするなー!」



美希「ま、その様子ならミキの気持ちは伝わったかな?」



響「あの、その……ぅぅ」

美希「相変わらず響は解りやすいの!」



響「でも……自分」



美希「ううん。知ってるよ」



響「えっ!?」



美希「響の心の中には特別な人がいることも、それがミキじゃないってことも、ね」

響「……ごめ」



美希「謝らないで! 代わりに、今日だけ……ううん、今だけで良いから……ミキのモノでいて」



響「……」コクン



美希「……ごめんね。響の優しさにつけこんじゃって」ギュッ

響「っ!」ビクンッ



美希「大丈夫、何もしないの。ただ、こうやってぎゅっとするだけ」



美希「ふふっ、響の心臓、すっごくドキドキ言ってるの」



響「こんな状況で落ち着いてられる方が嫌だぞ……」

美希「……ね、響」



響「ん?」



美希「ミキ、響のこと応援してるから」



響「……ありがとう」

美希「もしふられちゃったら、こうやってぎゅーってして、いっぱい慰めてあげるの!」



響「ふふっ。それなら安心して告白できるさー」



美希「だから早くふられて来てね」



響「うぎゃー! 縁起でもないぞ!」

美希「あはっ、冗談なの。だから……ね。響からも、ぎゅっとして欲しいな」



響「……うん」



美希「……あったかいね」



響「……そうだな」

美希「ミキね、諦めたワケじゃないんだからね」



響「え?」



美希「響がミキのことを見てくれるように、これからいっぱいいーっぱいキラキラするの!」



響「ふふ、そりゃ大変だ。美希は可愛いもんな。誘惑されないようにしなきゃ」

美希「……響のそういうとこ、ずるいって思うな」



響「ん、何が?」



美希「何でもないのー。ま、来年の今頃を楽しみにしてるの!」



美希「来年こそ、響を貰ってみせるから、ね!」ギュッ









おしりちん



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