2014年11月27日

橘ありす「勘違いには気を付けましょう」

よしのやの新作を書こうと思っていたら、突如ネタが浮かんだので書いてみます。

今回は中二成分はゼロでございます。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416746032



ありす「むむむ……どうしても思いつきません」





ありす「どうしたら私のパスタはミシュランガイドに載るんでしょうか」



ありす「皆、美味しいって食べてくれるんですけど……やっぱり知名度が足りないのかな」



ガタガタ!! フフ、ツカマエタワ



ありす「隣の部屋から声が……何をしているんでしょうか」



ありす「……少しくらい覗いても大丈夫ですよね」



ありす「コップをこうして……よし、これで……」



ありす「コップをこうして……よし、これで……」



奏「ふふ……伊吹」



伊吹「か、かなで、ダメっ!ダメだからっ……女の子同士でこんな……」



奏「女の子同士でって、そんなに気にする事でも無いでしょ。さぁ……咥えてよ」



伊吹「で、でも……」



奏「もう……ほら、口開けて。そう……じゃあ、始めましょうか」



伊吹「んっ///」



ありす(な、ななな、奏さんと伊吹さんが///)



ありす(ふ、ふたりとも何を事務所でそんな破廉恥な事をしているんですかぁ!!)



ありす(でも……奏さんと伊吹さんがそんな関係だったとは……あと咥えるってナニを///)



奏「あら、結構イイ所までいったわね。伊吹の顔がこんなにも近い♪」



伊吹「むーっ!!(そんな事言わないでもうっ!!)」



奏「そんなに恥ずかしいなら口から放せばいいのに……そんなにコレが気に入ったのかしら」



伊吹「んんっ///(ち、違っ///)」



奏「その反応は続けてほしいって事で良いのね」



伊吹「んんっ///(ちょ、そういう事じゃなくて!!)」



奏「だーめ♪……んっ」



伊吹「んんぅっ……ん///」



奏「ん……ちゅるっ……ぷはぁ……伊吹も結構乗り気じゃない///」



伊吹「あ、あああ///」



奏「まさかここまではしないとでも思ってたのかしら?私にこんな事までさせておいて」



伊吹「何も最後までする必要は無かったでしょ!」



奏「最後までやらなきゃ形にならないじゃない。ところで……あと一回出来るけど、どうする」



伊吹「も、もういいって……」



奏「ふふっ、隙アリ♪」



伊吹「んむっ!!」



奏「今度は私ももっと動いてみようかな」



伊吹「むっ、むーっ!!!(前後に動くのはダメぇっ!!)」



ありす(これが……ちひろさんの読んでいた本に書いてあった、あの……百合というモノなのでしょうか)



ありす(しかも、ちひろさんの読んでいた本の中では女の人にも……まさか、奏さんにも///

)



ありす(いやいや……冷静に考えないと。奏さんは女性です、女性ならそんなモノは生えている訳がありません!)



ありす(そうです!生えている訳がないんです!!今、隣で行われていることは何もやましい事じゃないんです!)



ありす「少し見て真偽だけでも確かめてきましょう。そうです、そうしましょう」



ありす(さて、事がさらに進展する前に行かねば……)



ありす「よ……」



周子「ふーんふーんふふーん♪」



ありす(だ、誰か来るっ!!)



ガタン!!



ありす「はぁっ、はあっ、まさか周子さんが来てしまうとは……」



ありす「しばらく動くのは避けて、また状況確認に努めた方が良さそうですね」



ありす(でも……なんでこんなやましい気持ちになってるんでしょう、私)



ありす「んん……聞こえてきましたね」



周子「あっ、奏ちゃんと伊吹ちゃんもヤッってるんだー♪」



奏「あら、周子」



伊吹「んんう!!んむーっ(周子、助けてっ!!)」



周子「そういやアタシも持ってたな……あ、あった!」



周子「これをこうしてっと……へへへ」



伊吹「ん、んん!(周子、何を!)」



周子「二人を見てたらアタシも久々にヤりたくなっちゃってさー。ほら……伊吹ちゃん、咥えてよ」



奏「二人だとちょっときついけど……こうすれば大丈夫ね」



伊吹「んっぷっ……二人とも、やめっ」



奏「最初に誘ったのは伊吹でしょ。ほら私、待ちきれないわ」



周子「そうだよー♪ ほら口開けてって、最後まではしないからさ」



伊吹「うう……分かったわよ。でも途中でヌくなり折るなりしてよ、もう///」



奏「ふふ、わかったわ」



伊吹「んっ……ほら、ひゅうこも」



周子「そりゃ♪」



伊吹「んぐっ!!」



奏「ん……ダメじゃない、そんなに勢いつけちゃ」



周子「いや、ゴメンゴメン。かくいうアタシも何だか緊張してきちゃってさぁ」



伊吹「こほっこほっ……次やったら怒るからね」



奏「じゃあ続きといきましょうか♪」



周子「それそれー♪」



伊吹「んんっ!んーっ!!(ちょっと、早い、早いって///)」



ありす「まさか……周子さんまでそういう人だったなんて……」



ありす「女の人同士でも……そういう事はするんですね……知っていましたが」



ありす「……周子さんのセリフから察するに……タブレットで、こうしてっと」



ありす「ぺ……んんっ……バンドというものを使っているのでしょうか///まったく、不潔、不潔です///」



ありす「でも、伊吹さん嫌がってなかったな……そんなにイイものなんですかね///」



ありす「おっと、まだ調査途中でした……どれどれ」



周子「あ、そろそろ終わりだね」



奏「こっちもそろそろね。どっちから先に行きましょうか」



伊吹「も、もうこれで終わり!ハイ、おしまーいっ!!」



奏 周子「「えっ?」」



伊吹「えっ……」



周子「いやいや……まだ、食べ終わってないよ、お残しはダメだから」



奏「そうよ、だからまだ逃げちゃダメ」



伊吹「いや、本当にもう無理っ!!恥ずかしくて死んじゃうっ///」



周子「いーじゃん、減るものじゃないんだからさ」

伊吹「私の精神がすり減るの!!」



奏「恥ずかしいって……もう私とは一杯シタじゃない。私とは恥ずかしくなくて周子とは恥ずかしいんだ」



伊吹「変なコトしたみたいに言わないでよぉ!!」



周子「へぇー……二人はそんなにヤッてるんだ。でも、アタシとはダメなんだ」



伊吹「そういう訳じゃないけどさ……とにかく恥ずかしいのっ!!」



奏「じゃあ、これで終わりにしましょう。私としては口惜しいけど」



周子「アタシも最後まで行ったことはないからさ、お願いっ」



伊吹「…………一回だけ……だからね。それでもう本当に終わりっ」



奏 周子(チョロい)



周子「じゃあ、まずはアタシから……ちゅう」



伊吹「んんっ……ん///……ぷはぁっ」



周子「これヤバいね///伊吹ちゃんがスッゴイ甘い」



伊吹「もう変なコト言わないでっ/// ……んむっ!!」



周子「わわっ、すっごいねーかなたん」



奏「んん……む……ぺろ……んんっ……ぷは」



伊吹「い、いきなり何、何するのよ奏!!」



奏「伊吹が取られちゃうと思ってつい……ね♪」



伊吹「もうゲームも何も関係ないじゃない!!もぉ……バカ」



奏「ふふ……でも伊吹も結構舌絡めてきたじゃない」



伊吹「だってあれは奏が……」



奏「その割には私の事をすぐには放してくれなかったけれど」



伊吹「もぉ!!周子も奏に何か言ってやって!!」



周子「ん……」



伊吹「周子?」



周子「もういっかい」



伊吹「もう一回って……」



周子「二人の気に当てられちゃったから、もう一回」



奏「周子がこういう事言い出すなんて珍しいわね」



周子「二人を見てたらアタシも伊吹ちゃんにお腹すいたーん♪ってなってきちゃんてさ」



伊吹「でも、あれで最後って///」



周子「そりゃ」



伊吹「んむっ!ひょっほ、ひゅうこ(ちょっと、周子!!)」



周子「そりゃそりゃー♪」



ありす「…………もう我慢なりません、突撃します。ええ、この橘ありすが隣の部屋で行われている不純異性……同性行為を止めに行きます」



ありす「……靴良し、タブレット良し、さぁ行きましょうか」



周子「ん……ちゅ、あむ……んん…ん……ぷはぁ」



ありす「何をしているんですか三人とも!!そんな不純な行為はやめて私のパスタでも……あれ?」



奏「あら、ありすちゃん。ありすちゃんもやる?ポッキーゲーム」



周子「ありすちゃんも混ざるのかー。美嘉ちゃんも呼んだ方が良いかな」



伊吹「でもありすちゃんはその年齢的に……ありすちゃん」



ありす「あの……ポッキーゲームをしていたんですか」



奏「そうだけど……ほら……あれ、もう空になってる」



周子「アタシの分で最後だったみたいだね」



伊吹「はぁ……ようやく、あの恥ずかしさから解放されるのか……」



ありす「でもキスはしてましたよね」



奏「まぁ、私の代名詞みたいなものだし……ね?」



周子「アタシは二人を見てたらつい」



伊吹「アタシは断ったんだけど、奏がその……しようって」



ありす「変態です。Pさんに言いつけてきます」ダッダッダッ!!



三人「「「ありすちゃん待ってぇ!!!」」」



その後、Pからのお触れにより事務所内でのポッキーゲームは禁止になりました。



終わり。 



おまけ



「佐久間まゆの中二病になりたい!!」



まゆ「はぁ……」



蘭子「プロヴァンスの風よ!今日の我が聖戦はこの二柱と共に行われるのか!(Pさん!今日のライブバトルは凛ちゃんと奏ちゃんと一緒なんですか!!)」



モバP「ああ、そうだ。だが……絶対にはしゃいで詠唱だの“アクセス――我がシン”だの“急段――顕象”とかはするんじゃないぞ」



凛「わかってるって、今日は流石に自重するよ(流出は良いんだね)」



奏「そうよ、私も凛も蘭子もそこまで分からず屋じゃないわ。(今日は、久々にDies iraeね)



モバP「分かればいいんだ。さぁ、ライブバトルの前に少しメシでも食べに行くか」



蘭子「我が魔群は白き神輿に乗りし神魚を欲しているわ!!(私はお寿司が良いです)」



凛「お寿司か……回らないお寿司かな」



モバP「アホ、回転寿司に決まってるだろ。ちひろさんに今月も搾り取られてて回らない寿司はムリ」



奏「あら、残念。男の見せどころだったわよ、Pさん」



モバP「お前たちに男を見せてどうするんだよ」



まゆ「……いいなぁ……三人とも。あんっなに!!Pさんとお話しできてっ!!」メキメキ



まゆ「本来ならまゆがあの場所に居るはずなのに……あの厨二病トリオめ……はぁ」



まゆ(……と嫉妬を募らせても現状は変わらないんですよねぇ……私ももっとPさんとお話したいのになぁ……どうしてあの三人はあんなにもPさんに構ってもらえるんでしょうねぇ)



まゆ(…………もしかして、あの三人がもっているものを私が手に入れれば……もっとPさんに構ってもらえる!? なら……)



まゆ「やります……」



まゆ「まゆはPさん好みの厨二病になって見せますっ」ゴゴゴゴゴ……



まゆ「飛鳥ちゃん!!」



飛鳥「ん?何だい、まゆ」



まゆ「実は飛鳥ちゃんに教えてもらいたいことがありまして」



飛鳥「ああ、口にしなくても分かる。その目は罪(シン)……己が内に眠る原罪に目覚めた者の目だ。君も、あの曙の明星―蘭子と同じ領域に達するために僕を求めているんだろう」



まゆ(な……何を言っているのかさっぱり分かりません……)



まゆ「ま、まぁ、大体そういう所です。それで、まゆが飛鳥ちゃんや蘭子ちゃんみたいになる為にはどうすればいいんですかぁ」



飛鳥「そうだね……まずは君のシンを目覚めさせてみようか」



まゆ「……お願いしますっ」



それからまゆは



まゆ「我らは己らに問う汝ら何ぞや!!」



飛鳥ちゃんの元でたくさんの修業を積み



ヤンデレ四天王のファンの皆様「我らはキュート、CGプロのユダなり!!」



まゆ「ならばキュートよ、汝らに問う汝らの右手に持つ物は何ぞやぁ!!」



智絵里 ゆかり「短刀と媚薬なり!!」

志を同じくする仲間を得て



まゆ「ならばキュートよ、汝らに問う汝らの左手に持つ物はなんぞやぁ!!」



響子「モバコイン300と荒縄なり!!」



まゆ「ならばぁ!!」



まゆ「キュートよ、汝ら何ぞやぁ!!」



厨二道を邁進していきました。



まゆ「我ら使徒にして使徒にあらず、信徒にして信徒にあらず」



まゆ「教徒にして教徒にあらず、逆徒にして逆徒にあらずぅ!!」



まゆ「我らはただひたすら主(P)に従う者、ただ伏して御主に許しを請い、ただ伏して御主の敵を打ち倒すぅ!!」



まゆ「闇夜で包丁を振るい、夕餉に媚薬を盛る愛の一兵卒!!」



まゆ「我ら死徒なり、死徒の群れなり。我ら刺客なり、CGプロのユダなり!!」



まゆ「時至らばモバコイン300ちひろに投げ込み」



まゆ「荒縄を持って己のPを吊り下げるなり!!」



ヤンデレ四天王のファンの皆様「さらば我ら徒党を組んで地獄へと下り」



ヤンデレ四天王のファンの皆様「隊伍を組みて布陣を布き」



全員「七百四十万五千九百二十六の地獄の悪鬼(ちっひ)と合戦所望するなり!!」



まゆ「婚姻の日まで!!(アポカリプス ナウ)!!」







飛鳥「最高だよ……これならあの三人にも劣らない究極のシンを編み出せる」



まゆ「……!はいっ!!」



そして……



凛「まゆ……いきなりライブバトルだなんてどういうつもり?」



奏「しかも私たち三人を同時に相手にするなんて……随分と自信があるみたいね」



蘭子「だが、そなたの自信は、我らが神威の前に敗れ去るのみよ(でも、私達三人が負けるはずがありません!!)」



まゆ「ええ……今までのまゆだったなら……ね」



まゆ「気が付きませんかぁ……この左腕」



凛「紅いリボン……聖骸布のつもりかな」



奏「私達を相手に力を制限して戦おうなんて随分と余裕みたいね。……それとも、その左腕には何か切り札でも隠されているのかしら」



まゆ「ふ、ふふふふふふ……ええ、そうです。まゆの左腕には絶望がある!!」



まゆ「左道大逆魘魅蟲(さどうたいぎゃくえんみのかしり)――」



蘭子「な、なんだ!!(な、なんですか!?)」



まゆ「――急段・顕象――」



まゆ「穢跡金剛禁百変法(えしゃくこんごうきんひゃっぺんほう)――」



まゆの急段は相手にとって絶望的な事象を具現化する。この力があればあの三人でも――



モバP「まゆ……」

まゆ「Pさん!?……下がってください!これはまゆの戦いです!」



奏(……ちょうどいいわね)



奏「Pさん、まゆの急段を見て……どう思う?」



モバP「……アリだけど……いや、どっちかって言うとナシで」



まゆ「えっ……」ガラガラ



モバP「まゆはさ……キュートだろ。そういうのはキュートのプロデュース方針にはないからな」



まゆ「…………もう厨二病なんてやめてやるぅ!!!」



終わり





08:30│橘ありす 
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