2014年12月03日

南条光「最近Pさんがいっぱいかまってくれる!」

さっと終わります



かまう(意味深)ではないです



それではよろしくお願いします





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事務所



光「たえまなく永遠を〜♪」パタパタ





結城晴「なんかゴキゲンだな光ねーちゃん」





光「そう?普通だよ普通」





晴「そっかー普通かー」





光「運命なんてぇこの手で掴む〜♪」パタパタ





晴(ソファに座ってスマホ見ながらニコニコして足パタパタしてるのが普通なのかー)





光「うぇーくあ〜♪」

バァアアンッ





小関麗奈「トリックおあトリック!」





晴「はぁ?」





麗奈「トリックおあトリック!」





晴(なんだ…やって来て早々。ツッコミ待ちか?もうとっくに終わったよ!とか、両方イタズラじゃねーか!とか、そういうのを望まれてるのか?)チラッ





光「シカクサンカクトニカクマッタクキヨクタダシク♪」ニコニコ





晴(光ねーちゃんは…よくわかない歌歌ってるし)





麗奈「ふふふ」





晴(オレ…オレかぁ…)

麗奈「…………」





晴「……あー…両方イタズ――」





麗奈「秘策!まんじゅうこわいver.2!」ポイッ





晴「おわ!?」キャッチ!



晴「……ってなんだコレ?マジでまんじゅう?」





麗奈「ポチッと」カチッ





晴「は、え?」





ぼふんっ





晴「……けほっ」マッシロ





麗奈「アーッハッハッハッ!これが博士と共同開発したまんじゅう型小麦粉爆弾よ!ゲホッゲホッ!」





晴「くっそぉ…こいつは毎度毎度……あっ」





麗奈「んあ?」





光「…………」マッシロ





麗奈「あっ…」

テレーン♪





光『レイナ!こういうイタズラはやめろって言っただろ!』





光『こんなに粉まみれにして!みんなの迷惑だ!』





光『もうアタシもレイナとは付き合い長いからレイナの好きなイタズラをやめろとは言わない』





光『だけど、やるなら最後にはイタズラされた方も一緒に笑えるようなイタズラにしようよ!』





光『じゃないとレイナがただの嫌なヤツになっちゃう!』





麗奈『う、うるさい!レイナサマに口答えするなんて!アンタは一体なんなのよ!』





光『通りすがりのアイドルだ。覚えておけ!』

麗奈(ということになるのは確実!くっ…めんどくさいことになったわ!)





晴(自分のせいだけどな…ナカサレロ)





麗奈(こいつ!小声でボソボソと!?)





光「……まったく」パンパンッ





麗奈(来たッ)





光「仕方ないなレイナは」ニコッ





麗奈「ッ!?」





光「掃除用具持って来るから待ってて」スタスタ

麗奈「……晴」





晴「あん?」





麗奈「アタシのほっぺた叩いて」





晴「よしきた」ブンッ





麗奈「もちろんゆっく痛いッ!!」バチンッ





晴「どうだ、何ならもう一発」シュッシュッ





麗奈「ば、バカじゃないのアンタ!何のうらみがあるっていうのよ!」ヒリヒリ





晴「そういうところだよ」

麗奈「ああ…ほっぺた痛いし、ヒカルはおかしいし…厄日ね」





晴「もう一回言うけどほとんど自分のせいな」





麗奈「あーあーほっぺた痛い」





晴「……それにそんなに言うほど光ねーちゃんもおかしくないだろ?機嫌良いだけだし」





麗奈「何言ってんのよ、あのなんちゃってヒーローのヒカルがイタズラを笑って許す?ハッ!ナイナイ」





晴「さいですか…」





麗奈「きっとちひろか志希に変なもん飲まされたか嗅がされたのよ」





晴「ひどい扱いだな……」

麗奈「んんっ…ぞわぞわする。ちょっと横になるわ」





晴「そのソファも粉まみれだけど」





麗奈「どうせアタシも粉まみれだしぃ……ん?これは」





晴「あっ、それ光ねーちゃんの携帯」





麗奈「真っ白じゃない…ふぅ〜」





晴(だからアンタのせいだろ)





麗奈「どれどれ」スッスッ





晴「お、おい!それはさすがにダメだろ!」





麗奈「大丈夫大丈夫今日は怒らないんでしょ?」





晴(古今東西あとで痛い目見るパターンだぞそれ……)

麗奈「おっ…おお!?」





晴(オレ知ーらない)





麗奈「ヘボPとのツーショット!!」





晴「なんだって!!」





麗奈「しかもこれはプリクラ!」





晴「ま、まさかチュープリ!?」





麗奈「は?」





晴「うわああああああああ!!!」

麗奈「とりあえずはるちんが年相応に乙女なことも発覚」ニヤニヤ





晴「ああ…あああ……」





麗奈「さあて、ヒカルが帰ってくる前に画面を……へぁ、へぁ…へーちょッ!!」スススッ





写真を削除





麗奈「」





晴「お、おい…まさか」





麗奈「」スッ





そこには袈裟切りに身体が分かれた某仮面ドライバーの画像だけが映っていた





晴「」

麗奈「どどどどどどどどどうしよう!!!」





晴「知るかよ!だからやめとけって言ったんだ!!」





麗奈「でもでもだってこんなことにななんて!」





晴「そんなこと言われても消しちゃったのはもうどうしようもねえじゃねえか!素直に謝るしか!」





麗奈「許してくれるに決まってるでしょ!」





晴「はぁ?」





麗奈「許してくれるのよ……アタシの嫌いな笑顔じゃない笑顔を浮かべて……」





晴「うっ…オレが光ねーちゃんのおもちゃ壊した時の顔……」





???「やはりそういうことですか!!」





麗奈/晴「「ッ!?」」

橘ありす「事務所に入ってから大きな声が聞こえていましたが、やはりあなたたちでしたね」





晴「……なんだありすか」





ありす「なっ!」





麗奈「アタシたちちょっと忙しいからうっさいのはあとでね」





ありす「小関さんまで!」





晴「じゃあお前この状況をなんとかできるのかよ!」





麗奈「できないでしょ!アタシもできないし!」





ありす「できますよ!」





晴「そらみろ……」





麗奈「わかったらおとなしく……」





麗奈/晴「「できるの!?」」





ありす「そういいました」





晴「やっぱり一流だな橘は!」





ありす「そこまで言われるとバカにされてるように感じます」

晴「まあ飲めよ」カチャッ





麗奈「まあ食べなさいよ」カチャッ





ありす「スポーツドリンクとみかんって……」





晴「で、どうやるんだ?」





麗奈「言っとくけど失敗したら全部アンタのせいだからね」





ありす「何言ってるんですか!ふざけないでください!」





麗奈「失敗しなければいいのだよ!ハリーハリーハリー!光が戻って来るから!だいたい、掃除用具持って来るのにいつまでかかってるのよ!」





晴「おかげで助かってるんだろ」





麗奈「おかげでこんなことになってるんでしょうが!」





晴「ホントどうしようもないヤツだなお前は!」

ありす「こほん!……最近この事務所でクラウドが使えるようになったことはご存知ですか?」





晴「知らん」





麗奈「知らないわ」





ありす「説明されたはずなんですが……」





晴「全然知らない」





麗奈「うちのプロデューサーは機械音痴よ」





ありす「……要するにネット上にデータが保存できるシステムです」





晴「ほーん」





ありす「……まあいいです。じゃあ、始めますね」スッ





晴「それありすのタブレットだろ」





麗奈「光のスマホはこっちよ」





ありす「大丈夫です。こっちからメールで送りますので、簡単な方法で確実にやります」スッスッ





麗奈/晴「「……?」」

ありす「さっき言ったネット上に保存されたデータは、普通他の人に見られないように設定します。ですがどうやら光さんは設定してないらしく……この感じだとあなたたちのプロデューサーは気付いてなかったようですが」スッスッスッ





麗奈「…!光のスマホにありすからメールが来た!」ウンメイノー♪





ありす「光さんのスマホの色々なデータが事務所で共有されているんですよ。今まで光さんのデータはたわいもないものだったので、そのうち誰かが言うだろうと私も何も言わなかったのですが、今日突然その画像が……それで急いで事務所まで来たんです」





麗奈「メールにさっきの画像が添付されてるわ!」





ありす「貸してください」





麗奈「はい!」





ありす「あとは画像を保存して、メールを消せばこの件は解決ですね」





晴「おおおお!」





麗奈「助かった!アタシは助かった!」





ありす「ついでに設定も変えておきましょう」





麗奈「待った!」





ありす「なんですか……」





麗奈「変えたら次消した時に戻せないじゃない」





晴/ありす「「消すなよ!!」」

ガチャッ





光「ごめんごめん!博士が掃除用具使ってて遅くなっちゃった」





麗奈「お、オカエリ」ドキドキ





晴「アリガトヒカルネーチャン」ドキドキ





ありす「おはようございます」ミカンムキムキ





光「ありす?おはよう!どうしたんだ今日はオフだろ?」





ありす「忘れものを取りに」パクッ モグモグ





光「そうなのか…ってそのソファ座ったらおしり真っ白になっちゃうぞ」





ありす「大丈夫です。親切な年上のお姉さんが身体で拭いてくれたようですので」スッパイ…





麗奈「さあああ!掃除よ掃除!掃除機貸してヒカル!」





光「お、おう……」





晴「箒とちりとりは任せろー!」





光「え…いや、いいんだぞ晴はやらなくても。悪いのはレイナだし」





晴「大丈夫だから!それに光ねーちゃんはこの後仕事だろ?ゆっくりしとけって!」





光「そ、そこまで言うなら……そうする」

麗奈「…………」ぶぉおおおお





光「ふぅ…」





ありす「これ…携帯です」





光「ああ、ありがとう」





ありす「いえいえ」





晴「…………」カチャカチャ





光「みかんもらっていい?」





ありす「どうぞ」





光「……そいや!」パカッ





ありす「光さんは割ってから派ですか」モグモグ





光「去年からだけどね……すっぱ」モグモグ





ありす「スポーツドリンクもありますよ」





光「……いらない」

ありす「…………」モグモグ





光「…………」モグモグ





麗奈「…………」ぶぉおおおお





晴「…………」カチャカチャ





ありす「あっ、あの人たち光さんの携帯弄ってました」





麗奈/晴「「!?」」





ありす「しかも画像見てあまつさえ一回削除しました」





麗奈「ちょ…おま」





ありす「でも私がちゃんと戻しておいたので安心してください」





晴「裏切ったな橘ぁ!」

光「…………」





晴「いやあの…その」





麗奈「おおおおちおち落ちけつのよ!まだあわわわてる時間じゃない」





光「…………」ウツムキ





麗奈/晴「「すみませんでしたっ!」」





光「……いや、その…別にいいんだけど……」





麗奈「へ?」





光「あ、アレ…見たんだろ?」カァァ





晴「……ごめん」





光「うっ…ぁ……」



光「はっ、恥ずかしくて……顔あげられない…!」プルプル





ありす「ぶふぉっ」キュンッ





晴「はぅ!」キュンッ





麗奈「ぐぅ!…はぁんっ……た、耐えたぁ!」

ガチャッ





モバP「おーい光、そろそろ仕事行くぞー」





光「ッ!!!!」ガタッ





モバP「って、なんだこの惨状…また麗奈か?ちゃんと掃除……光どうした?」





光「ぁ…ぅぁ…」プルプル





モバP「光…?」





光「うあああああああああ!!」ダッ





タタタタッ……





モバP「え、えぇ…?なんで?」





晴「いや…その……」





モバP「俺のせい?」





麗奈「そうだよ」





ありす/晴「「ッ!?」」

モバP「あー、やっぱり学校に迎えに行ったのがまずかったのかな?でもそのあと普通に……わからんがとにかく追いかけるわ!」ダッ





タタタタッ……





ありす「…………」





晴「…………」





麗奈「……何よ」





晴「いや…なんつーか」





ありす「普通にどん引きです」



おわり



17:30│南条光 
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