2014年12月16日

小鳥「はぁ……美しくなりたい……」




小鳥「しゃーしんーには……写らない……」







小鳥「うーつーくしさーが……あーるーかーらー……」





小鳥「…………っへぃ!!!」





小鳥「リンダリンダァァァァアwwwwwwwww」





小鳥「リンダリンダリンダァァァアアァwwwwwwww」





小鳥「リンダリンダァァァァアwwwwwwwww」





黒井「…………………」





小鳥「リンッッ………あっ………」





黒井「…………………」





小鳥「…………………」





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小鳥「………い、いらしたんですか……」





黒井「……玄関をノックしても、返事が無かったからな……」





黒井「勝手に上がらして貰った……」





小鳥「…………………」





黒井「…………………」





小鳥「お……お茶を用意しますので、ソファに掛けといて下さい……」スタスタ





黒井「あぁ………」ストンッ



















小鳥「粗茶ですが……」コトッ





黒井「あぁ……」





小鳥「……あの、今日はどういった御用件で?」





小鳥「高木社長なら、もうすぐ他社での会議から戻ってくるはず……」





黒井「………確かに、高木に用はあるが」





黒井「君にも用はある、音無小鳥」





小鳥「えっ……?」





黒井「……君は、この昔の事をよく覚えているだろ?」スッ





小鳥「……その写真は……社長と黒井社長と……」





黒井「私や高木が、まだプロデューサーだった頃の写真だ……」





黒井「そしてもう一人……君と容姿が瓜二つのこの人物……見覚えはもちろんあるだろ?」





小鳥「それは……もちろん……」





黒井「……私と高木は、この時のプロデュースが原因で溝が出来た」





黒井「そして、私達はそれぞれ自分の信じる道を歩み進めた」





黒井「そして、現在に至るわけだ……」





小鳥「…………………」





黒井「……そして、私は最近ある思いが膨れ上がって来ている」





黒井「それは……私のやり方で、この写真の彼女に犯した罪の償いは出来ているのだろうか……と」





小鳥「…………………」





黒井「私は……自分が正しいと思った事だけをして来た」





黒井「その行動は、彼女に対しての償いにもなると思っていた」





黒井「……しかし、どうだ?」





黒井「プロジェクトファアリーは、自分達の意思により765プロに移動し」





黒井「ジュピターも同じく、315プロに移動……」





黒井「……これが、結果を残せているというのか?」





小鳥「…………………」





黒井「私の考えは……間違っていたのではないか?」





黒井「結果を残せない男が、償いが出来ると思うか?」





小鳥「…………………」





黒井「……今日私がここに来たのは、高木自身は正しい道を歩めてるかどうかを聞きに来たからだ」





黒井「……最も、私は間違った道のりを歩んでしまったようだがな……」





小鳥「…………………」





小鳥「……私には、正しいとか、正しくなかったとかは分かりません」





小鳥「でも、一つあなたに言いたいことは……」





小鳥「償いだなんて……悲しい事、言わないでください……」





黒井「………………」





小鳥「……私や社長は、あなたに償いや罰を受けて欲しいだなんて思ってません」





小鳥「確かに、社長はあなたのやり方は間違っていると思っています」





小鳥「でも、社長は自分のやり方や意見をあなたに押し付けたりはしません」





小鳥「社長が1番望んでる事は、あなたと理解し合いたいという事ですよ」





黒井「…………………」





小鳥「……なんて、ちょっと出しゃばり過ぎましたね……すみません」





黒井「………フッ」





黒井「それだけ聞ければ、十分だ……」





小鳥「え?」





黒井「なんでもない……来た早々悪いが、帰らせてもらうよ」





小鳥「え?あ、あの、何か気に障りましたでしょうか……?」





黒井「いや、用事の時間が来てな……高木にはよろしく言っといてくれ」





黒井「それでは、失敬」





小鳥「は、はい……」





黒井「……音無小鳥」





小鳥「はい?」





黒井「……幸せにな」





小鳥「え?」





ガチャッ



















小鳥「………幸せ?」





小鳥「急にどうしたのかしら……まるで、私が結婚するのを見送るように……」





小鳥「……結婚、かぁ……」





小鳥「早く、結婚の幸せを味わいたいなぁ……」





小鳥「…………………」





小鳥「っあwwwワンwwwツーwwwワンwwwツーwww」









小鳥「しあわせはwwwwwww歩いて来ないwwwwww」





小鳥「だwwwからwww歩いて行くんだwwwwwwねwwwwww」





小鳥「一日www一歩www三日でwww三歩wwwwww」





小鳥「三歩進んでwwwwww」





高木「音無くん……」





小鳥「しゃ、社長!?戻ってらしたんですか?」ビクッ





高木「郵便受けに……これが入っていたよ……」スッ





小鳥「これは……手紙、ですか?」





小鳥「差出人は……黒井社長?」





小鳥「あの、黒井社長なら先程ここに……」





高木「あぁ……手紙の封筒にその事を書き足してたから知ってるよ」





小鳥「……読んでいいですか?」





高木「あぁ…………」





『高木へ



この手紙を読んでる頃には



私は自分のビルから飛び降り



この世にいないことでしょう



私が正しいと思い込んでいた



間違った道を歩んでせいで



多くの人間を苦しめることになった



その償いとして自ら命を絶つことにした



961プロの権利は、全てお前に譲渡する



音無小鳥と、その母親を見守ってやってくれ



黒井崇男』















小鳥「こ……これって……!」





小鳥「遺書じゃないですか!?」





高木「…………………」





小鳥「黒井社長……そこまで思い詰めてたなんて……」





小鳥「……自分のビルから飛び降りって事は……」





小鳥「さっきここに来たばかりですから、追いかけたらまだ間に合うはずです!」





小鳥「社長!早く止めに行きましょう!」ガタッ





高木「………あぁ」





高木「…………………」





















小鳥「961プロ本社まで、猛スピードでお願いします!」





小鳥「丁度タクシーが通りかかってくれてよかったですね……社長」





高木「…………………」





小鳥「……社長?」





高木「………ん?今、話しかけたかね?」





小鳥「……どうしたんですか?社長?」





小鳥「動揺するのは分かりますけど……どちらかというと、今の社長は上の空ですよ?」





小鳥「何か気になる事があるんですか?」





高木「………音無くん」





高木「私は……黒井を止める権利があるのだろうか」





小鳥「え……?」





高木「……私は彼と違う道を歩んだだけで、している事は同じなんだ」





高木「自分が正しいと思った事をし続けただけ……」





高木「そして、その時の待遇が黒井と違うだけなんだ」





高木「私は良き仕事仲間に出会い、恵まれた環境の中こうして仕事が出来ている……」





高木「だが、あいつはその仲間に巡り会えなかっただけなんだ」





高木「いい待遇を受けて同じ事をしていただけのこの私の言葉が、黒井に届くだろうか……」





高木「私は、とてもそうとは思えない……」





小鳥「…………………」





小鳥「私は……」





小鳥「私は、社長が黒井社長と同じ事をしていたとは思えませんよ」





高木「………え?」









小鳥「社長は、人との信頼をスローガンにしてこれまで頑張って来たじゃないですか」





小鳥「だから、その結果沢山の良い仕事仲間に巡り会えたんじゃないですか」





小鳥「黒井社長は、そのモットーが足りなかっただけですよ」





小鳥「いい待遇に会えたんじゃなくて、社長が自分自身て掴み取った待遇じゃないですか」





高木「…………………」





小鳥「だから……信頼の大切さを、黒井社長に教えてあげましょう?社長?」





高木「音無くん……」





高木「……あぁ」

















黒井「……961ビルの屋上は、こうなっていたのだな」





黒井「滅多に行くことがなかったから、知らなかった……」





黒井「……このビルが、私の墓石代わりとなるだろう」





黒井「フッ……さて……」スタスタ





黒井「……………」ピタッ





黒井「………中々の高さだな」





黒井「……きっと、体の原型がわからなくなる位になるだろう」





黒井「……さらばだ、世界よ」





黒井「……すまなかった」スッ































高木「黒井!早まるな!」ガシッ





黒井「た、高木!?」





小鳥「はぁ……はぁ……よ、よかった……間に合った……」





黒井「音無小鳥………高木、貴様手紙を見せたな?」





高木「……見せようか、悩んださ」





高木「彼女に罪悪感を残す形になるかもしれない……そう思って最初はとまどったさ…」





高木「だが、彼女なら何か答えを私達に教えてくれるのではないか……そう思ってね」





高木「その結果、彼女は私に教えてくれたさ……」





黒井「…………………」





小鳥「黒井社長……何でも1人で背負い込まないでください!」





小鳥「罪を償って欲しいだなんて、私思ってません!」





小鳥「むしろ、悩んでるなら社長や私を頼って下さい!!」





黒井「…………………」





黒井「高木……音無小鳥……」





黒井「すまなかった……」

































小鳥「ふぅ〜、事務所で飲むお茶は美味しいわぁ〜」プハー





高木「音無くん、黒井から連絡はあったか?」





小鳥「あ、社長……今のところは音沙汰ありません」





高木「そうか……961プロを大きくする為に一から勉強し直すと言ってから連絡が全くないじゃないか……」





高木「あいつは、本当に人を頼る事を学んだのか?」





小鳥「まぁまぁ……きっと、順調に仕事が進んでるんですよ」





高木「全く……とりあえず、連絡が来たら教えてくれたまえ」スタスタ





小鳥「はい……ふふふ、心配性なんですから」





小鳥「………心配ねぇ」





小鳥「しーんぱーいwwwwww無いさぁぁぁぁあwwwwwwwwwwwwwww」





P「何ですかそれ」





小鳥「キャッ!……い、いたんですか!?///」アセアセ





P「はぁ……全く、小鳥さんはいつも何処か抜けてますね」





P「そんな調子だと、結婚していいお嫁さんになれませんよ?」





小鳥「うぅ………」グサッ





P「もっと淑女に、大和撫子魂を持って行動して、公私混同せず仕事と休憩はキッチリ分けて、仕事場に原稿を持ってこずアイドルの前で原稿を書いたりしないで、普段の自分の行動を考えて下さい、婚約者として恥ずかしいじゃないですか、明日からちゃんとするんじゃなくて今日、というか今からちゃんとしてですね……」くどくど





小鳥「ピヘェ……結局怒られちゃうのね……トホホ」



































21:30│音無小鳥 
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