2014年01月02日

春香「かっか!」P「えっ」

春香「かっか!」

P「何言ってるんだ、春香?」

春香「ヴぁ〜い」


P「おーい!千早ー!」

千早「はい、なんですかプロデューサー」

P「なんか春香がおかしいんだ」

春香「はるかっか!」

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千早「ああ、なるほど…」

P「何か知ってるのか?」

千早「たぶん、何かあるところで転んだんだとおもいます」

千早「そういうところで転ぶと、春香はしばらくこうなるんです」

P「春香が…何かあるところで…?」

春香「かっか!」

P「信じられん…」
千早「まぁ、しばらくしたら元の春香に戻りますので」

千早「それまで面倒を見てあげてください」

P「えっ?俺が?」

千早「今日は私一人でスタジオに行きますから」

P「しょうがないな…」

千早「それでは行ってきますね」

春香「かっか!」フリフリ

千早「ふふっ、行ってくるわね春香」
パタンッ

P「この状態じゃ春香の今日の仕事はキャンセルだな…」

春香「かっか!」

P「今度、一緒に謝りに行くからな?」

春香「ヴぁ〜い」

P「これ話通じてるのかな…」

春香「はるかっか!」
P「……」カタカタ

春香「ヴぁ〜い」ポンポン

P「ん?どうかしたか、春香?」

春香「ヴぁ〜い…」

P「ああ、そろそろ昼飯の時間か。腹減ったか?」

春香「かっか!」

P「そうかそうか、じゃあ何か買ってくるよ」

春香「かっか!」
P「弁当買って来たぞ〜」

春香「かっか!」ガシッ

P「おっとと、焦るな焦るな」ヨシヨシ

春香「はるかっかっ!」

P「ほい、これ春香の分だ」

春香「ヴぁ〜」アーン

P「…え?」
P「はい、あ〜ん」

春香「ハムッ…かっか!」

P「ははは、そうか美味いか」

春香「かっか!」

P「はぁ…まるで大きな赤ちゃんだな」

春香「ヴぁ〜」アーン

P「はいはい」
P「よし、ごちそうさまでした」

春香「かっか!」

P「それじゃ、俺は仕事に戻るからおとなしくしておくんだぞ」

春香「はるかっか!」

P「いい返事だ」
P「……」カタカタ

春香「かっか!」

P「ん?何かようか?」

春香「ハムッ」モニュモニュ

P「おわっ!? やめろ! 手を甘噛むな!」

P「春香、離してくれ、な?」

春香「?」モニュモニュ
P「ようやく離してくれた…」

P「手がよだれでべたべただよ、春香」フキフキ

春香「かっか!」

P「まったく…」

P「ゴクゴク…ぷはっ」

春香「はるかっか!」

P「ん?お前も欲しいのか?」

春香「かっか!」

P「ほい、こぼすなよ」
香「ゴクゴク…」

ビシャァ

P「おい!こぼすなってあれほど…」

ポンッ

春香1「かっか!」

春香2「はるかっか!」

P「えぇっ!?分裂した!?」
P「春香が増えたんだけど!?」

千早『もしかして、水かけたりしませんでした?』

P「ああ、自分でこぼしてかかってたけど」

千早『今の春香は水で増殖するんです。しばらくした後に、』

千早『戻れ!と言えばもどりますから』

P「はぁ、そんなんでいいのか…」

P「わかった、ありがと」

千早『いえ、がんばってください。では』

ピッ
P「もう今日は仕事しなくていいや」

P「春香と遊んであげよう」

春香1「かっか!」

春香2「かっか!」

P「ははは、嬉しいか?」

春香1・2「はるかっか!」

P「嬉しい…のかな?」
P「ほ〜ら高い高〜い」

春香1「かっかっか!」キャッキャ

春香2「ヴぁ〜い」

P「ははは、お前もしてしてやるからな〜」

P「高い高〜い」

春香2「かっかっか!」キャッキャ

春香1「ヴぁ〜い」

P「はいはい、次はお前な〜」
P「腕が痛い…」ジンジン

P「いくら女の子とはいえ高校生を持ち上げるのはきついな」

春香1「かっか!」

春香2「かっか!」

P「ふふ、春香同士で遊んでるのか。なんと微笑ましい…」
P「そろそろいいかな…」

P「おーい春香ー」

春香1「かっか!」トテトテ

春香2「かっか!」トテトテ

P「ふふ、じゃあいくぞ〜」ヨシヨシ

P「戻れ!」

シュッ
春香「かっか!」

P「おお、戻った」

春香「ヴぁ〜い…」ウトウト

P「眠そうだな、向こうでねるか?」

春香「かっか…」

P「そか、よいしょっと…」
P「おやすみ春香」

春香「ヴぁ〜…」

春香「……」スゥスゥ

P「こういう春香もかわいいなぁ…」

P「それにしてもいつになったら戻るんだろうか」ヨシヨシ
続き書き溜めてきます
----数時間後----

春香「ふわぁ〜…あれ?」

春香「ここは、休憩室…あっ!」

春香「私、また『はるかさん』化してた!?」

春香「しかも、プロデューサーさんの前で…」カァァ

※記憶は残っているようです
春香「今までは家族と千早ちゃんにしか見られたこと無かったのに…」

春香「恥ずかしい…」

春香「……!」

春香「そうだ…」

春香(思い切ってこの状況を…)

P「春香ー?起きたのか?」

春香「!」
ガチャッ

P「春香ー?」

春香「か、かっか!」

P「うーん、起きてもまだ戻らないか…」ヨシヨシ

春香「かっか…」カァァ

P「ん?大丈夫か、春香?」

春香「かっか!」

P「そうか。早く戻るといいな」
春香「かっか!」ギュッ

P「おおっと、この春香は甘えん坊だなぁ」ナデナデ

春香「えへh…かっか!」

P「よーし春香、次は何してあそぼっか〜」

春香「(ええっと…)…かっか!」

P「ん?ペンが欲しいのか?」

P「あ、お絵かきだな!じゃあ紙もってくるな」
P「は〜い紙とペンだぞ春香」

春香「かっか!(ありがとうございます!)」

P「さぁ何を書くんだ春香」ワキワキ

春香「かっか!」カキカキ

P「ふむふむ、これは誰かの顔だな…」

春香「かっか、かっか」カキカキ

春香「かっか!」ピラッ
P「おお、これ俺か。上手だよ、春香」

春香「かっか!」

春香「……」カキカキ

P「お…」

春香「か、かっか…」ピラッ

P「『すき』…?」
P「そっか〜春香は俺のこと好きか」

春香「かっか…」

P「俺もだよ、ありがとな」ヨシヨシ

春香「ヴぁ〜…」トローン

千早「ただいま戻りました〜」

春香「!」

P「お、千早おかえり」
春香「かっか…」

千早「あら、春香まだ戻っていないんですね」

P「そうなんだよな。かわいいからいいけど」

千早「これ、何ですか?」ピラ

P「ああ、春香が書いてくれたんだよ。結構上手だろ?」

千早「……」

P「千早?」
千早「私もこの状態の春香とお絵かきをしたことがありますけど」

千早「その時のは何を書いてるのか見当もつかないものでした」

春香「……」ギクッ

P「そうなのか…上達したとか?」

千早「プロデューサー、この水少しいただいていいですか?」

P「ん、いいぞ」
千早「春香、手を出してもらえる?」

春香「?」スッ

千早「……」チョロチョロ

春香「きゃっ…かっか!」

P「何してるんだ千早。春香の手に水……あ」フキフキ

P「水をかけても増えない…」

春香「かっ……」
P「春香、元に戻ってたのか…?」

春香「……はい」

春香「すいませんでした…」

P「いや、謝らなくてもいいけどさ」

P「じゃあ、この『すき』ってのは…」

春香「……」カァァ

春香「さ、さようなら!」ダッ
P「あっ、待ってくれ春香!」

千早「春香!」

春香(ううっ、もうプロデューサーさんの顔見れないよ…)タッタッタッ

春香「あっ!?」

ドンガラガッシャーン

P「うわっ、春香!?大丈夫か!?」

春香「かっか!」

P「え?」

春香「かっか!」

千早「どうやらそこの椅子でつまずいたようです…」

春香「ヴぁ〜い」

P「oh…」



終わり

00:30│天海春香 
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