2014年12月17日

モバP「いずまゆ?」




まゆ「おはようございます」



泉「おはようまゆ」





まゆ「あっ、泉ちゃん」



泉「外寒かったでしょ、コタツあったまってるからこっち来なよ」



まゆ「ありがとうございます……んしょ」モゾモゾ



泉「……なんで私の隣に?」



まゆ「え?」キョトン



泉「……いや、いいんだけどさ」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1418255234



まゆ「あっ、まゆお茶入れますねぇ」



泉「聞いてないし」



まゆ「……」コポポポ



泉(すごい真剣な顔してる……)



まゆ「あっ」



泉「どうしたの?」



まゆ「ほらほら見てください泉ちゃん、茶柱ですよぉ」



泉「……そうだね」ホッコリ

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まゆ「……」ポチポチ



泉「……ゲーム?まゆがそういうのやってるの、珍しいね」



まゆ「Pさんが最近始めたらしいので……」



泉「ああ……ポ○モン?」



まゆ「はい……紗南ちゃんや杏ちゃんに聞いたりして色々頑張ってます」



泉「私も一応持ってるけど……どこまで進んだの?」

まゆ「ええっと……」



泉(シナリオまだ終わってないだろうし……何かあげようかな)



まゆ「一応殿堂入りまでは進めて……今はPさんのひみつきちを探してます」



泉「……そうかぁ」ホッコリ



まゆ「うふふ……Pさんのフラッグ、ゲットですよぉ」ポチポチ



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泉「……」ズズ



まゆ「……」スッ



泉「……」チラ



まゆ「……」カチャカチャ



泉「……なに、それ?」



まゆ「これですかぁ?」



泉「いや、編み物っていうのは分かるけど」

まゆ「寒くなってきましたからねぇ、Pさんにマフラー編んでるんです」



泉「ふぅん……去年も編んだんだっけ」



まゆ「知ってたんですかぁ?」



泉「いや……まあね」



泉(Pが毎日のように見せびらかしてたからね……)



まゆ「泉ちゃんのもありますよぉ、ほら」



泉「え、私の?」



まゆ「ほら、青い毛糸で編んで……少しだけ赤い毛糸でラインを入れてあるんですよぉ」



泉「……あ、ありがと」



まゆ「まゆの方は赤い毛糸で編んで、青いラインを入れてあります」



泉「……そっか」ホッコリ



まゆ「うふふ、完成したら一緒に巻きましょうねぇ」



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泉「んー」カタカタ



まゆ「……泉ちゃん、難しい顔してどうしたんですかぁ?」



泉「あ、まゆおはよう」



まゆ「はい、おはようございます」



泉「あの……今何か欲しい物とかある?」



まゆ「急に言われてもすぐには……」ウーン



泉「そっか……」



まゆ「いきなりどうしたんですか?」



泉「いや、こないだマフラー貰ったからさ」



まゆ「気にしないでいいんですよぉ?」



泉「うーん……」



まゆ「……あっ」ティン!



泉「何か思いついた?」

まゆ「泉ちゃんの時間が欲しいです」



泉「……ああ、じゃあどっか行こうか」



まゆ「まゆ、見たい映画があるんですよぉ」



泉「なにかやってたっけ?」



まゆ「宇宙の映画らしいんですけど……泉ちゃんそういうの詳しそうですから」



泉「うーん、どうだろ」



まゆ「分からなくても一緒に見ればきっと楽しいですよぉ」



泉「……そうだね」ホッコリ

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まゆ「……」



泉「……」



まゆ「……終電、なくなっちゃいましたねぇ」



泉「……そうだね」



まゆ「……どうしましょうか」



泉「……ごめん」

まゆ「え?」



泉「私がもう一回見ようとか言わなきゃこんなことには……」



まゆ「いいんですよぉ、まゆも楽しかったんですから」



泉「でも……」



まゆ「そうだ、せっかくだからどこかで朝までおしゃべりしませんか?」



泉「……ふふ、そうだね」



まゆ「ほらほら、行きましょ♪」

泉「分かったから、引っ張らないの」



まゆ「うふ、いやですー」



泉「もう……」クス



泉(まゆの手……あったかいな)



まゆ「泉ちゃんの手、あったかいですねぇ」



泉「私も同じ事考えてたよ」



まゆ「じゃあ両想いですねぇ」



泉「そうだね」ホッコリ

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まゆ「……ねこまんまの歴史は意外と古いのです」



泉「まゆ?」



まゆ「実は1000年以上前から存在していたとも言われていて」



泉「……」



まゆ「戦国時代ではあの有名な北条家も好んで食べていたとか」



加蓮「ん、呼んだ?」



泉「ううん、多分違う」



加蓮「そっか」スタスタ

まゆ「……お米と言えば、『白米』という苗字の方がいるみたいで」



泉「広島とか三重とかに多いらしいね」



まゆ「……」コク



泉「……どっかご飯でも行こうか」



まゆ「まゆ、気になってたパスタ屋さんがあるんですよぉ」



泉「あ、ご飯ものじゃないんだ……」



まゆ「泉ちゃんはまゆの言いたい事を分かってくれるので大好きです」



泉「……ありがと、ほら行くよ」



まゆ「はぁい♪」

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まゆ「……」



亜子「ん、ままゆやん」



まゆ「あ、亜子ちゃん」



亜子「泉でも待ってるん?」



まゆ「はい……」



亜子「そかそか、おーい泉ー」



泉「ん、何?」



さくら「あ、まゆちゃんだ!」

泉「あ……ごめんまゆ、待たせちゃった?」



まゆ「いえ、そんな」



亜子「なんか約束でもあったん?」



泉「うん、服でも見に行こうかって」



さくら「まゆちゃんセンスいいもんねぇ♪」



亜子「それやったら今から皆でどっか行こか?」



まゆ「いいんですかぁ?」



泉「まゆ……ヘンな遠慮、しなくていいからね」



亜子「せやせや、これを機にもっと親睦深めよ、な!」



さくら「お仕事ではライバルですけど、それ以前にお友達ですから!」



まゆ「みなさん……」ウルッ



亜子「あっ、何をままゆ泣かしてんねんさくらぁ」



さくら「え、わたしぃ?」



泉「もう、亜子……」ハァ



まゆ「……うふふ」



亜子「うわっ、笑顔が眩しい……でも笑顔ならウチのさくらも負けてへんで!」



さくら「え?えっへへー♪」



泉「……ふふ」ホッコリ



まゆ(……まゆ、みんなのこともっと大好きになっちゃいました、うふふ♪)



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まゆ「泉ちゃん……知ってますかぁ」



泉「うん?」



まゆ「キリンの睡眠時間はすごく短くてですねぇ……」



泉「うん」



まゆ「一日に10分〜20分程度、長くても一時間くらいらしいですよぉ……」



泉「へえ……」



まゆ「すごいですよねぇ……まゆ、それだけしか寝られなかったらとっても辛いです……」

泉「……寝不足?」



まゆ「実は昨日遅くまでPさんとお電話できて……うふ、うふふふ」



泉「ああほら、膝貸してあげるからちょっと寝なよ」



まゆ「わぁい……」ポフ



泉「……」ナデナデ



まゆ「泉ちゃん……いい匂いですねぇ」



泉「こら、嗅がないの」



まゆ「……」クンクンクン



泉「や、やめなって」

まゆ「うふふ……」



泉「ほら、仕事まであんまり時間ないんだから」



まゆ「はぁい……」スゥ



泉「……ほんとに寝てなかったみたいだね、すぐに寝ちゃったか」



まゆ「……すぅ」



泉「……」ナデ



まゆ「ん……うふふ」ムニャ



泉「……ふふっ」ホッコリ

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まゆ「ラーメンの丼についてるこういう渦巻き模様のことをメアンドロス模様と言うらしいです」ズルズル



泉「……」ズルズル



まゆ「ギリシャ辺りまで起源をさかのぼることが出来て、ギリシア雷文とも呼ぶらしいです」



泉「ふーん……」ズルズル



まゆ「……」ズズズ



泉「……」プハ



まゆ「スープのみ干した後、どんぶりの底に書いてあったら嫌な言葉ってなんでしょうねぇ」



泉「私が見た事あるのは『当たり!もう一杯!』って奴かな」



まゆ「……あっ」



泉「ん?」



―当たり!もう一杯!―



まゆ「……泉ちゃん」



泉「やだ」



まゆ「……」グスン



泉「……ふふ」ホッコリ

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まゆ「……」



泉「あ、パソコン使うの?」



まゆ「はい」



泉「ちょっと待って……」カチカチ



まゆ「……泉ちゃん、どうしてまゆの言いたいことが分かるんですかぁ?」



泉「だって、分かりやすいから……」



まゆ「そうですかぁ」



泉「横に座って画面をじーっと見られてたら流石にね……ほら、いいよ」



まゆ「あ、ありがとうございます」

泉「……」



まゆ「……?」カタカタ



泉「……」



まゆ「あっ、えっ、なんですかこれ」



泉「……」ニヤリ



まゆ「いっ、泉ちゃん、ブラウザの画面が、何か」



泉「……ふふっ」



まゆ「えっ、あっ、け、検索結果が、何ですかこれ!」



泉「あははは」ホッコリ



まゆ「もう!笑ってないで助けてくださいよぉ!」



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泉「……」ヒョイ



まゆ「あーん」



泉「……」ムキムキ



まゆ「……」モグモグ



泉「……」ヒョイ



まゆ「あーん」



泉「……」ムキ



まゆ「どうしたんですかぁ?」



泉「手が疲れた」



まゆ「ダメです、まゆをからかった罰として好きなだけみかんむいてくれるって約束でしょ?」



泉「……どれだけ食べるの」



まゆ「うふ、泉ちゃんがあーんしてくれるならいくらでも」



泉「ごめんってば……今度別に埋め合わせするからもう許して」



まゆ「仕方ないですねぇ♪」



泉「はぁ……指が黄色くなっちゃったよ」



まゆ「あっ、最後にもう一個だけ!」



泉「もう、これで最後だからね?」



まゆ「あーん」



泉「……」



まゆ「……?」アーン



泉(ヒナに餌付けしてるみたいでちょっと楽しかったのは……内緒かな)ホッコリ



まゆ「すっぱい……!」キューッ

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まゆ「……くぅ」



泉「……すぅ」



モバP「ただい……」



ちひろ「しーっ」



モバP「……ああ、寝てるんですか」



ちひろ「かわいそうですから起こさないであげてくださいね?」



モバP「そんなことしませんよ」

ちひろ「……でも、こたつで寝てたら風邪引いちゃうかもしれませんね」



モバP「まあ、後で仮眠室にでも連れてっておきますから」



ちひろ「お願いします」



モバP「……それにしても」



ちひろ「……ええ」



モバP・ちひろ「「いずまゆ、いいですねえ……」」



おわり



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