2014年01月05日

貴音「あいらいくはんばぁがぁ」

貴音「私は恋を夢見るアメリカンガール」

貴音「大好きな食べ物は・・・・・・ハンバーガーっ!!!」クワッ

貴音「あぁっ!!愛しのハンバーガーどこにいるのぉっ!!!」


P「うんちょっと落ち着こうな」

貴音「あなた様!ハンバーガー!!ハンバーガーは何処に!!」

P「現実をみろ貴音!!これは歌なんだよ!!」
響「なー貴音ー、さっきからなんかい同じ所やってるんだよー」

貴音「申し訳ございません・・・。つい・・・」

響「感情が入ってるのはいいとは思うけどさー・・・」

美希「明らかにやりすぎなの。目がギラギラしてるし」

P「こう言っちゃあれだが、少し感情を無くして歌ってくれないか?そうでもしないと進まないからさ」

貴音「はいあなた様。五欲を捨て、無心で歌わせていただきます」

貴音「・・・。」スゥ


♪〜


貴音「私は 恋を夢見るアメリカンガール」

貴音「大好きな食べ物はハンバーガー」

貴音「嗚呼 愛しのダーリンどこにいるの?」


P(おっいいぞいいぞ)

響「いいぞ貴音!その調子さー!」

貴音「恋とは何かな? 考えてみよう」♪

貴音「フワフワアツアツ これはまるで・・・」

貴音「とぉすとばぁんずっ!!」


貴音「好きとは何かな? 感じてみたいの」♪

貴音「赤く甘酸っぱい それはまるで・・・」

貴音「とぅめぃとぅけちゃっ!!」

P「はいストップな」
P「もう一回トーストバンズって言ってみ?」

貴音「とぉすとばぁんずっ!!」

P「トマトケチャップ」

貴音「んんん゙ん゙とぅめぃぃとぅぅけっちゃっ!!!」

P「なんでそうなるんだよ!!!お前なに人だよ!!!」バァン!
貴音「フシュゥゥゥゥ・・・無心・・・無心・・・」

美希「機関車みたいになってるの・・・」

響「プロデューサー、これどうするんだ?」

P「うーん・・・もういっそのこと練習はここで終わりにして何か食べさすというのも」

響「さっきカップラーメン3杯食べてたぞ」

P「マジかよ・・・。それでも足りないとでも・・・?」

貴音「あなた様、続きを歌ってもよろしいでしょうか」キリッ

P「えっ?あぁ、うんいいけど・・・」

P(なんか急に雰囲気が変わった)


貴音「すぅ・・・」


貴音「理想のヤサイはシャキシャキモヤシ〜」♪

貴音「それでいてバリカタな極太麺っ ち〜ぢ〜れ〜」♪


響「ねぇ、あれ止めなくていいのか?」

美希「止められるもんなら止めてほしいの」

貴音「でもなんだかほら・・・・・・」

貴音「お腹すいたわぁぁぁぁぁっぁあああああ!!!」

貴音「お料理しちゃおうそうしよぉぉぉぉぉおおおおおおお!!!」


響「貴音ってあんな声出すんだ・・・」

P「おい何引いてるんだよ。大切な友だろうが」

響「だってぇ・・・」

貴音「じんわりこんがりばんずをぉっ!」ソイヤッ

貴音「きちんとケチャップで塗ればぁっ!」セイヤッ

貴音「具にはレタスとイッツパァァリィィィィイイイ!!!」

貴音「だいすきぃぃぃ!すっきぃぃぃい!はんばがぁぁぁっぁぁぁあああああ!!!」


美希「ねぇ、もうあれ誰?」

P「もはや貴音とは思えない別の生き物だ」


貴音「ステキ♪ I LIKE HAMBURGER」

P「そこは普通に歌うのかよ!!!」

貴音「ふぅ・・・如何でしたか?あなた様」ツヤツヤ

P「いかがでしたかじゃねぇよ!!なにツヤツヤしてんだよ!!」

貴音「もう何も怖くない」キリッ

響「なぁプロデューサー、自分たちと一緒に歌えばちょっとはマシになるんじゃないか?」

美希「ミキも響にサンセーなの!」

貴音「あなた様、ましましですよ、ましまし」

P「ましましとか言ってるけど本当に大丈夫なのか?」

響「大丈夫さー!なんたって自分、完璧だからな!」


♪〜


響「いいね上手にできました〜」♪

美希「もう何か足りないような〜」♪

貴音「そうです!!しんぷるいずべすとなのです!!」

三人「大好き好きハンバーガー(らぁめん)」

三人「BABY!! 愛 LIKE HAMBURGER(大ぶただぶるやさいましましにんにくあぶらぶらぶら)」


P「これはひどい」

♪〜

響「大好き好きよハンバーガー」♪

美希「大好きよハ貴音「さあいただきましょう!!」カッ



P(いただくのはええよ・・・)



響「・・・・・・だ〜けれど」♪

美希「や〜っぱり ダ貴音「らぁめんをたぁべぇぇぇたいなぁぁぁぁぁぁあああ!!!」



響「じんわ貴音「じんわりこってり豚骨っ!」

美希「きちん貴音「オーションかん水馴染ませっ!」

貴音「具にはニンニクと神豚っ!」

貴音「大好き好きにじゅうろぉぉぉぉおおおお!!」

貴音「あい!らいく!にじゅうろぉぉぉぉおおおおお!!」


貴音「でゅーわ」キリッ



響「・・・。」

美希「・・・。」

――――――
―――

(一ヶ月後)


社長「いやぁ、絶好調だねぇ!」

P「まさか売れるとは思いませんでした。」

社長「自分たちの曲を自分たちで変え歌をつくり歌う、今までにない発想だ」

P「僕の努力じゃないですよ。彼女たちの才能です」

社長「別に謙遜しなくてもいいのだよ?彼女たちの才能を開花させたのは紛れもない君なのだからね」

P「あはは・・・」

貴音「お疲れ様です、あなた様」

P「おう貴音、お疲れ。調子はどうだ?」

貴音「はい。あなた様のおかげで、より一層歌に取り組むことができています」

P「ははっそれはよかった。で、今日も行くのか?」

貴音「真ですかっ!!」バッ

P「ああ。『愛 LIKE 粉落とし』のシングル1位を祝って今日は奢るぞ」

貴音「ありがとうございます!あなた様!」

P「すげぇ嬉しそうだな・・・。ほら準備しろ」

貴音「あなた様、今一つ思いついたことが・・・」

P「ん?なんだ?」

貴音「ぎるてぃ!ジロリアンガール」

P「やらねぇよっ!」




20:30│四条貴音 
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