2014年12月31日

モバP「担当アイドルが誕生日なので本気で求婚する」

書き溜めありm@s

モバPはPと表記しm@s





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1418896588





P「麗奈、ビックリ箱を作ってくれないか? そういうの、得意だろ?」



P「これ、材料費、お釣は手間賃でいいよ」



麗奈「樋口一葉じゃない! もちろん引き受けるわ!」



P「それでだな、ビックリ箱の先端にコレを・・・・・・」



P「サプライズプレゼントなんだが」



麗奈「サプライズプレゼントねえ・・・・・・」



P「直接渡す度胸がちょっと出てこなくてな」



麗奈「アンタ本当にヘタレね、まあいいわ!」



麗奈「サプライズと言えばレイナさま、レイナさまと言えばサプライズ」



麗奈「アンタもいい人選したじゃない!」







麗奈「それで、中身は何なのよこれ?」



 ケース \パカッ/



麗奈「ネックレス? これ宝石よね!?」



P「タンザナイトだよ・・・・・・給料3か月分のな!」



麗奈「・・・・・・給料3ヶ月? それって婚約指輪じゃないの! 指輪じゃないけど」



麗奈「アンタ結婚すんの!?」



P「そうなるといいんだけどな、相手次第だよ」

P「その娘が今日誕生日なんだよ」



P「だからプレゼントを渡して、プロポーズする」



麗奈「それで、相手って誰なのよ? アタシの知ってるヤツなの?」



P「よく知ってるはずだ、ウチの事務所だし共演もしてる」



麗奈「えーっと・・・・・・ウチの事務所で今日誕生日なのはー・・・・・・」



麗奈「アンタ本気なの!?」



P「いたって本気だが?」



麗奈「今日誕生日って・・・・・・千佳しかいないじゃない!!」



P「千佳ちゃんは今日で9歳になる!」



P「何も法的に結婚するわけじゃないんだよ、婚約を申し込むだけで。

 それに9歳というのはイランなどのイスラム教国家であれば法的に婚姻可能な年齢で、

 同じ人類である以上は国籍によって発育が過度に差が生まれるとは考えづらい。

 よって俺が9歳の千佳ちゃんにプロポーズすることに何ら問題はない。

 そもそもイスラム教での9歳という婚姻可能年齢は、ムハンマドが9歳の女児と身体的に結ばれたことに起因しているのだが

 ムハンマドは彼女が6歳のときに婚姻を結んでいて、手を出すのは9歳まで待ったという。

 このことは、聖人といわれる人間が、9歳はOKというラインを定義したという意味を持つ。

  また、千佳ちゃんは俺に対して好意を持っていて、その好意を口に出している。つまり両思いだ!

 両思いでお互いに独身の男女が婚姻可能な年齢になったんだ、そりゃ結婚したいだろ!

 千佳ちゃんもそう思っているに違いない!そうでなければ自分がお雛様の衣装を着て

 俺をお内裏様に例えたりなんかしないし、おへそをチラ見せして誘惑もしない!

 プライベートを俺以外に見せない、一緒にいると笑顔になるなど、結婚後の生活も円満に決まっている

 あー、でも「あたしについてきて!」なんて言うくらいだから尻にしかれちゃうかもしれないなぁ

 でもそんなの些細なことであって、互いを思いやる心があればなんの心配もないだろう

 他に何か問題はあるか!?」



麗奈「」



麗奈(ヤバイっ、何がヤバいって目がヤバい!!)

麗奈「ねえアンタ、ひとつだけ聞いてもいいかしら・・・・・・?」



P「ひとつだけと言わずに尋ねたいことがあるなら何でも答えるぞ」



麗奈「アタシは口ではいろいろ言ってもアンタのこと、それなりに信用してたわ」



麗奈「それなのに・・・・・・アンタは・・・・・・アタシたちのことをそういう目で見てたわけ・・・・・・?」



P「それは違うよ!」



P「俺は麗奈のことをエロい目で見たことはほとんどない!」



P「偉いひとは言いました」



P「中学生ってのはなァ、ババァなンだよ!!!」



麗奈「もうイヤぁ、こいつ・・・・・・」グスン



???「♪ふわふわフーセン空を飛ぶ〜 ふんふふふんふんふんふふふー」



ドア \ガチャッ/



千佳「おっはようございまーす!」



千佳「あれ? Pくんとレイナちゃん? 何してるのー?」



P「ち・・・・・・千佳ちゃん!? 今日は午後からのはずじゃ」



千佳「って、あれ? レイナちゃん泣いてるの?」



麗奈「な、泣いてないわよっ!」



千佳「ウソだよ、泣いてるもん!」



千佳「あたしがお助けしてあげる!」



千佳「正義の魔女っ子、ラブリーチカにおまかせ!」



千佳「マジカルチェーンジ」キラーン!! (ビシッ)



麗奈「ちょっと、アンタなにここで着替えようとしてんのよ!」



P「・・・・・・」



麗奈「アンタもガン見してるんじゃないわよ!」



※別室で着替えてきました





千佳「希望の光が世界を照らす!」



千佳「みんなのスマイルよ、力を貸して!」



千佳「邪悪な者には魔女っ娘プリティーハート・チカがおしおきよー!」ビシッ



P「Fooooo! 千佳ちゃん!」



P「地上で唯一出会える天使!」



P「人類の産んだ奇跡の結晶!」



P「滾ってきたぁ!」



千佳「・・・・・・少し、頭冷やそうか?」

千佳「それで、レイナちゃんが泣いてるんだけど」



麗奈「泣いてないって言ってるでしょ!」グズッ



千佳「Pくん? レイナちゃんいじめたの?」



P「そ、そんなことするわけ・・・・・・」



千佳「・・・・・・」(じーっ)



P「はい、私がやりました」



千佳「んもう、Pくん! メッでしょ!」



千佳「ごめんなさいは?」



P「ごめんなさい・・・・・・」



千佳「レイナちゃんもいい?」



麗奈「・・・・・・わ、わかったわよ」



千佳「それじゃあ仲直りの握手だよ!」



千佳「Pくん、レイナちゃんお手々出して」



Pハンド \スッ/



麗奈「ひっ!」



千佳「あれ、レイナちゃんどったの?」



麗奈「すみません、ちょっと本当にムリです触りたくないです」



P「どうした麗奈、言葉が変だぞ」



麗奈「それではこれで失礼いたします」



千佳「あれ? いっちゃった・・・・・・」



P「いっちゃったな」(今の『あれ? いっちゃった』は録音しておきたかった・・・・・・)



千佳「Pくん本当に何したの? レイナちゃんがあんなになるなんて」



P「・・・・・・それは言えない」



千佳「どうしても?」



P「どうしても」



千佳「んもう、いいよ! チカはレイナちゃんのとこ行くからね!」

________更衣室_________





千佳「あ、レイナちゃんみっけ!」



麗奈「・・・・・・っ!」



麗奈「・・・・・・アーッハッハハ、レイナさまの泣き真似にまんまと引っかかったわね!」



麗奈「最初からここで二人きりになってアンタをいじめてやる計画だったのよ!」



麗奈「覚悟なさい、チビ魔女!」



千佳「・・・・・・レイナちゃんムリしてる?」

麗奈「うっさいわね、まあいいわ。 せっかくだからひとつだけ助言してやるわ」



麗奈「アンタ出来るだけPには近づかないようにしなさい」



千佳「イヤ! だってあたしね、今日はお誕生日なんだよ!」



千佳「お誕生日はラブリーチカもお休みでPくんとずっと遊ぶの!」



千佳「だから早く事務所来たんだもん!」



麗奈「いや、あのアタシは珍しくアンタのためにね?」



 ドア \バターン!!!/

P「うおおおおおおおおおおおおお」



P「千佳ちゅゎあああああああん!!!!!!!!」



P「Pくんは千佳ちゃんのために事務所に来てるんだよおおお!!!」



麗奈「きもちわるい! 動きがきもちわるい!」



千佳「わわっ! Pくん聞いてたの!?」



P「全部聞いてたよ! 遊びに行こう、今!」



千佳「えっとね、じゃあね、公園! 公園行こ!」



P「前に遊んだとこでいいかな?」



千佳「うん! ぐるぐるジムのとこ♪」



麗奈「ちょっ、アンタたちここ女子更衣室よ!」

______公園_______



千佳「楽しいねー楽しいねー Pくんと公園ランラララー♪」



P「おー、この時間だと公園を独占だ」



千佳「どくせんって?」



P「この公園ぜーんぶ千佳ちゃんの独り占めってこと」



千佳「うーん、いいのかなあ?」



P「どうしたの?」



千佳「あたしは正義の魔女っ子だもん、独り占めは良くないよ・・・・・・」



P「お誕生日はラブリーチカもお休みだからいいんじゃないか?」



千佳「あっ、そっか!」



千佳「でもね、あたしは独り占めはしないよ」



千佳「今はPくんと一緒だもん♪」



千佳「あたしとPくん二人占めだよ!」



千佳「るんるららーん、ぐーるぐるー♪」



千佳「まーほうしょうじょーごっこっこー♪」



千佳「マジカルチェンジ☆プリティーハートパワー!!!」



P「ちょっと待った! 今日は変身アイテムなし!」



千佳「えー! アイテム無いと変身できないよー!」



P「代わりにこれを着けて、変身」



千佳「ん? なあにこれ?」

千佳「うわー! ネックレスだー! きれー!」



P「お誕生日おめでとう、プレゼントなんだけど受け取ってくれるかな?」



千佳「もちろんだよ♪ Pくん、つけてつけてー!」



千佳「あたしを変身させるのはPくんだけだもん♪」



P(泣くな、泣くな俺! むせび泣くな耐えろ!)



千佳「えへへー、Pくんありがと♪」



千佳「似合ってる? あたし、お姉さんみたい?」



P「ああ・・・・・・立派な大人のお姉さんだよ」



千佳「んもう、Pくんほめ過ぎだよ♪」

P「・・・・・・千佳ちゃん、ずっと一緒にいよう」



千佳「どったの、いきなり?」



P「それだけ言いたかった」



千佳「Pくんはね、ラブリーチカがずっと守ってあげる! 特別だぞ♪」



千佳「でもね、あたしだけじゃなくて、Pくんも魔法使えるよね!」



千佳「だって一緒にいると、あたしすごく幸せなんだもん!」



千佳「いっぱい幸せになる素敵な魔法なの♪」



おわり

麗奈「・・・・・・えらい目に遭ったわ」



麗奈「アタシが何したってのよ!!」



麗奈「・・・・・・ってあれ? いつもいろいろしてたわね」



麗奈「逆に考えればひどい目に遭うってことは普段の行いが悪いってことじゃない!」



麗奈「世界がレイナさまを絶対悪と認めたようね!」



麗奈「アーッハッハッハッハー、悪の帝王レイナさまを恐れなさい!」



麗奈「アーッハッハッはぁ・・・・・・帰って寝よ」



麗奈「・・・・・・あっ、一葉さん預かりっぱなしじゃない」



麗奈「まあいいわ、迷惑料よ!」





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