2015年01月15日

喜多見柚「Pサンが結婚する」


柚「って言ったらどうしよう!」



比奈「唐突っスねー」





仁奈「?」モグモグ



楓「?」モグモグ



柚「柚そんなの許さないよ!」



比奈(お父さん?)





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柚「そ、そんなの困るよー。だってアタシまだ15歳だよー?」テヘヘ…



比奈「あ、柚とだったんスね」





比奈「……?…」ユズト…



比奈「ひ、比奈そんなの許さないっスよ!」



柚「!?」



仁奈「!?」ビクッ



楓(比奈ちゃん、柚ちゃんのお父さんみたいね)フフ…





比奈「あっ」ツイオオゴエデ…



比奈「い、いやその、驚かせちゃってごめんっス、でもあの」



柚「わーびっくりした!比奈サンいま自分のこと比奈って言ったね!」



比奈「そこっスか」





仁奈「びっくりしてみかんの皮がちぎれちゃったでごぜーます…」モョボン



楓「よしよし。せっかくつなげて剥けてたのにね。はい、私のも剥いていいよ?」



仁奈「わーい」モソモソ







ユズ<ヒナサンカワイーカワイー



比奈「そ、それはいいんスよ…」



比奈「えっと、ほら。柚はまだ15歳だし」



柚「そうなんだー」



柚「ンー、じゃあPサンが、比奈サンと結婚するって言ったら、どうしようかナー」



比奈「えっ」



柚「まだお付き合いもしてないのに!気が早いんじゃないかな!」バンバン



比奈「そこっスか」



柚「柚はまだ早いと思うナー!」バン!



仁奈(柚おねーさん、パパみたいでごぜーます)モソモソ



楓「もぐもぐ」





比奈(……プロデューサーとお付き合い…)



比奈「あ、あわわ」



柚「?」



仁奈「上手に剥けやがりましたー」ワーイ



楓「わーい」





比奈「い、いや、えと、そうでもなくってでスね」



柚「ン?」ソウデモナイ



柚「…あ、実はもう付き合ってるとか!」



柚「……ん?…?…」



柚「そ、そんなのもっと許さないよ!?」



比奈「柚おち着いて」



仁奈「白いやつも剥きやがるです」ぺいっ



楓(意外とまめ……まめになちゃん…まめになー、でやがりますー。ねー知ってごぜえますか?)



楓「ふふっ」



仁奈「?」ぺいっ





柚「比奈サン、アタシたちに内緒はだめだよっ」



比奈「あ、はい」



比奈「?…内緒じゃなければ、いいんでス?…」



柚「ン?んー」



柚「…へへっ」





ガチャ





柚「うん。一番ダメなのは、ナイショだよ。えいっ」



比奈「むぐ」





P「ただいまー」



柚「Pサンだっおかえりえいっ」



P「むぐ。ん、ただいふぁ。みかんか」モグ



柚「食べながらしゃべっちゃだめだよーっ」



P「いや理不尽な」







比奈「…」モグモグ



比奈「なるほど」



仁奈「比奈おねーさん、仁奈たちにひみつがあるでごぜーますか?」



仁奈「!ひょっとしてもしかして、おねーさんもうあのきぐるみをじょーほーを手に入れて」モフグォッ



比奈「ないっス」



楓「ひょっとして…こっそり持って来た私のお酒のありかを」



比奈「隠してるんスか?」



楓「はう」





柚「ナイショもだめだよー!」



P「な、なんの話だ?」



柚「さー♪ね、比奈サン?」



比奈「そうっスね」ニコ



P「???」



仁奈「じゃあPが知ってごぜーますか!仁奈にも教えてくだせー!」



楓「ぷ、プロデューサー?あれはその、ほんの出来心で……そ、そう。出来心なら、出禁にできん…ふ、ふふ。ですよね?」



P「??ふ、二人はなんの話を…ぐえ」



柚「まぁまぁ♪ナイショはダメだからみんなで仲良くお喋りしようねー?ねー」



比奈「ねー」



P「わ、分かったから引っ張るなって…あー」



















柚「…」



P「?」モグ



P「ぼーっとしてどうした?」モグモグ



柚「ン?んーん」



柚「へへー。いまは想像で満足しとこうかなーと!柚まだ15歳だし!」



P(お酒かなにかの話か?)



柚「へへーえへへー。味見役も卒業しなきゃカナ?」



P(すでにつまみまで作る気か??)





比奈「…」



比奈(ぷ、プロデューサーと、スか…)



比奈「…」チラ



柚「Pサンあーん!」



P「味見役は卒業するんじゃなかったのか?」



柚「ぱくー。へへっ、来年から来年から♪」



仁奈「ねえP仁奈にもしてくだせー」ユサユサ



楓「私もして欲しいです…」



P「か、楓さんもですか?」



比奈「…」



比奈「…まあ、妄想するのも、まだいいっス…ね。あはは」



P「?」



P「比奈もするか?」アーン



比奈「ん」



比奈「あ、ど、ども。あーん…」パク



比奈(で、でもやっぱ…このくらいはいいもんスね…うん)モク



比奈「えへへ」ニヘラ



P(よっぽどみかんが食べたかったみたいだな…)





仁奈「Pは海外にお仕事で行ったりはしねーですか」



P「ん?なんだ急に」



P「まあ…うん。そのときはみんなも、海外にってことだろうしな…。それもたぶんないと思うから」



仁奈「そうでごぜーますか」



仁奈「えへへ。ならいーです」



P「?」



仁奈「えへへ」モフモフ





楓「…」



楓「……」



P「?」



P「楓さん」



楓「?はい」



P「大丈夫ですか?ぼーっとしてましたけど」



楓「…」



楓「ふふ。はい。大丈夫です」



楓「……。また…ぼうっとしていたら、そのときは、声をかけてもらってもいいですか?」



P「?…」



P「はい。ここにいうあいだは、ちゃんと気にしてます」



楓「…」ニコ



楓「はい。ありがとうございます。じゃあ、大丈夫です」



P「そうですか。よかった」



楓「はい」





P(……おれもそろそろ結婚しておかしくない歳か…)



柚「わ、雪だ!積もるかな!ねっ比奈サン」ニパ



比奈「うっすらと白くなるくらいにはなるんじゃないでスかね?雪って綺麗でいいでスよね」



柚「おー。アタシ雪合戦のことしか考えてなかったカモ。比奈サンなんだか可愛い!」



比奈「ゆ、柚はもうそれが言いたいだけじゃないっスか?ありがとっス…」



仁奈「雪遊びはたのしーでごぜーます。比奈おねーさんはかわいいでごぜーます」コクン



楓「雪遊びは楽しいです。比奈ちゃんは可愛いです」コクン



比奈「い、いや楓さん仁奈ちゃんと全く同じこと言うのはどうなんスか…じゃなくて私はそんなあわわ」



P(……)



P「……まだ想像もできないな」ハハ



おわりん





08:30│モバマス 
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