2014年01月12日
きらり「ズルはいけないよねー☆」
P「…うーん?」
きらり「Pちゃん起きたー?」
きらり「Pちゃん起きたー?」
P「?…あっ!きらり!さっきはよくも!」
きらり「Pちゃんが勝手に転んで頭打っただけなのにひどーい!」
P「捕まりそうになったら誰だって逃げるわ!」
きらり「んもー!Pちゃんときらりの仲でしょー?」
P「親しき仲にも礼儀ありというかあの時のお前は凄みがあって怖かったんだよ!」
P「……で、ここはどこだ?」
きらり「きらりんルームだにぃ☆」
P「うそこけ!前にここ来たときはもうちょっとキュート&ファンシー☆だったろうが!」
きらり「嘘じゃないにぃ☆」
P「…はぁ、もういい、事務所に帰るぞ」
きらり「それはだーめ☆」
P「じゃあ勝手に帰る。勝手に連れてきたわりに拘束されてないしな」
きらり「ドアの前にきらりがいるからPちゃんを縛る必要なんかないなーい☆」
P「……目的はなんだ」
きらり「…Pちゃんってズルいよねー」
P「なんのことだ」
きらり「しらばっくれちゃう?…じゃあPちゃんはクリスマス誰と過ごすに?」
P「誰とも過ごさん、強いて言うならその時の仕事に出てる連中と過ごす」
きらり「はいウソつきさんみーっけ☆」
P「!?」
きらり「Pちゃんはイブのお仕事終わったらおうちに帰って休むんだよねー?」
P「そうだ、クリスマス当日にも仕事が詰まってるからな」
きらり「〜〜ちゃんと一緒におうちでお休みするんだにぃ?」
P「!!?」
きらり「きらりは知ってるにぃ☆Pちゃんは〜〜ちゃんのことらぶりんなの!」
P「…なぜ知ってる」
きらり「Pちゃんがあんなにらぶりんびーむ出してたらわかるにぃ☆」
P「……そうだ、俺は彼女のことが好きだ」
きらり「それならぁ、どうしてみんなのお誘いを『仕事』を理由に断るのー?『〜〜ちゃん』を理由に断らないなんてー…」
きらり「とってもズルいことじゃなーい?」
P「…ズルいことはないと思うが」
きらり「ズルいよー?とーってもズルーい!」
きらり「というよりー、ばっちっちぃにぃ☆」
P「……」
きらり「〜〜ちゃん可愛そうだよにぃ?『仕事』を理由にして『〜〜ちゃん』とのことを明かさないから他のみーんながPちゃんをお誘いに来るにぃ」
きらり「らぶりん☆な人がほかの女の子に言い寄られてるのを見たら良い気がしないと思うにぃ」
P「…明かせば仕事に影響が出るから時期が来るまで黙っておこうと」
きらり「それじゃだーめーなーのー!Pちゃんわかってるでしょー?〜〜ちゃんもみんなもPちゃんにらぶりんびーむ出してるの気づいてるんでしょー?」
きらり「そーしーてぇ」
きらり「いっぱいのらぶりんびーむの中から〜〜ちゃんを、〜〜ちゃんだけを選んだんでしょー?そしたらほかのみんなにはっきりさせてあげなきゃ誰もはぴはぴにならないにぃ☆」
きらり「〜〜ちゃんのらぶりんびーむは正面で受け止めてほかの子のびーむを背中で受けるなんてマネはばっちっちぃだと思うにぃ☆」
きらり「ズルはいけないよねー☆」
P「‥‥‥‥‥‥俺は一体どうしたら?」
きらり「んー…そーねー…いたいいたーいは好きじゃないんだけどー…☆」
きらり「はいこれ☆」
P「…飴?」
きらり「そう☆Pちゃんはそれを食べてー、なくなるまでに全部きれいきれーいにしてくるにぃ☆」
きらり「そしたらもいっこ別の飴をあげるにぃ☆もしきれーにするまえに飴なくなっちゃったらー…秘密☆」
P「……わかった、その」
杏「飴をなめちゃダメだよプロデューサー」
きらり「杏ちゃん!?」
P「杏!」
杏「ほら、その飴ちょーだい」
P「あ、あぁ…」
きらり「杏ちゃん…どうしてここに?」
杏「大の男をベビーカーに載せて走ってる光景が人目を引かないわけ無いでしょ」
P「俺ベビーカーに載ってたのか…」
杏「で?きらりはなにやってんの?」
きらり「あ、杏ちゃんのために…」
杏「もっかい聞くけど、なにやってんの?」
きらり「うぅ…うううぅ…」
杏「ほら、早く言いなよ」
きらり「……Pちゃんが杏ちゃんの彼氏さんなのに他の子に甘甘だからダメだにぃ☆って…」
杏「そうじゃない、理由もしたことも聞きたいんじゃないんだよ杏は」
きらり「え?ふぇ?」
杏「このバカプロデューサーが杏にわざと白々しい態度をとってるのは知ってる」
杏「きらりが杏のことをとても大切にしてくれてるのも知っている」
杏「でも、あえてきらりに冷たく言うのなら」
杏「余計なことしないでほしいな。そしてもう余計なことしたから杏にごめんなさいしようか」
きらり「う、うぅ…」
きらり「ごめんなさいぃぃぃ…Pちゃんのばかああぁぁぁぁ……」
杏「はいはいよしよし、まぁありがとうね。杏のかわりに怒ってくれて」
きらり「うぅ…」
P「俺こそすまん…ちゃんと俺がはっきりできればよかったんだが…」
杏「そーだよ、そしたら杏は早くニートライフを始められるのに」
P「こんなんだからいまひとつ身持ちを固める気にならないんだよ…」
杏「言ったなぁ。きらり、もっかいプロデューサーをベビーカーで事務所まで運ぼう」
きらり「用意は出来てるにぃ☆」
P「やめろぉ!…まぁなんだ、これから他のみんなに杏とのことを話してくるよ。けじめはつけなきゃならんし」
杏「ファンのみんなじゃなく事務所のみんなにだけなら、してもしなくてもかわらないよ」
きらり&P「??」
杏「だって杏がもう言ったし」
きらり「!」
P「!?」
杏「そんで『知ってるけど杏が相手なら奪い取れるかも』って反応が返ってきたから気にしなくていいよ」
きらり「Pちゃんは杏ちゃん一筋だもんねー☆……ねぇ?」
P「あっはっはっはっは……」
おわれ
後日談
P「そういやあのときの飴、まさか遅効性の毒入りとかないよな?」
杏「ないよ」
きらり「ひっどーい!きらりそんなことしないにぃ!」
P「えっ、じゃあなんで杏は食べるなって?」
杏「杏の飴なんだから勝手に食べられて備蓄減らされるなんてヤだよ」
きらり「もー、言ってくれればまた作るにぃ☆」
P「あ、そうですかさいですか…」
しばらく放置とかしてましたがなんとか書ききりました(クリスマスはもう過ぎたけど
今回の学んだのはタイトルはもう少し考えて付けるってのと、トレーナーの名前についてですね
html依頼出してきます
きらり「Pちゃんが勝手に転んで頭打っただけなのにひどーい!」
P「捕まりそうになったら誰だって逃げるわ!」
きらり「んもー!Pちゃんときらりの仲でしょー?」
P「親しき仲にも礼儀ありというかあの時のお前は凄みがあって怖かったんだよ!」
P「……で、ここはどこだ?」
きらり「きらりんルームだにぃ☆」
P「うそこけ!前にここ来たときはもうちょっとキュート&ファンシー☆だったろうが!」
きらり「嘘じゃないにぃ☆」
P「…はぁ、もういい、事務所に帰るぞ」
きらり「それはだーめ☆」
P「じゃあ勝手に帰る。勝手に連れてきたわりに拘束されてないしな」
きらり「ドアの前にきらりがいるからPちゃんを縛る必要なんかないなーい☆」
P「……目的はなんだ」
きらり「…Pちゃんってズルいよねー」
P「なんのことだ」
きらり「しらばっくれちゃう?…じゃあPちゃんはクリスマス誰と過ごすに?」
P「誰とも過ごさん、強いて言うならその時の仕事に出てる連中と過ごす」
きらり「はいウソつきさんみーっけ☆」
P「!?」
きらり「Pちゃんはイブのお仕事終わったらおうちに帰って休むんだよねー?」
P「そうだ、クリスマス当日にも仕事が詰まってるからな」
きらり「〜〜ちゃんと一緒におうちでお休みするんだにぃ?」
P「!!?」
きらり「きらりは知ってるにぃ☆Pちゃんは〜〜ちゃんのことらぶりんなの!」
P「…なぜ知ってる」
きらり「Pちゃんがあんなにらぶりんびーむ出してたらわかるにぃ☆」
P「……そうだ、俺は彼女のことが好きだ」
きらり「それならぁ、どうしてみんなのお誘いを『仕事』を理由に断るのー?『〜〜ちゃん』を理由に断らないなんてー…」
きらり「とってもズルいことじゃなーい?」
P「…ズルいことはないと思うが」
きらり「ズルいよー?とーってもズルーい!」
きらり「というよりー、ばっちっちぃにぃ☆」
P「……」
きらり「〜〜ちゃん可愛そうだよにぃ?『仕事』を理由にして『〜〜ちゃん』とのことを明かさないから他のみーんながPちゃんをお誘いに来るにぃ」
きらり「らぶりん☆な人がほかの女の子に言い寄られてるのを見たら良い気がしないと思うにぃ」
P「…明かせば仕事に影響が出るから時期が来るまで黙っておこうと」
きらり「それじゃだーめーなーのー!Pちゃんわかってるでしょー?〜〜ちゃんもみんなもPちゃんにらぶりんびーむ出してるの気づいてるんでしょー?」
きらり「そーしーてぇ」
きらり「いっぱいのらぶりんびーむの中から〜〜ちゃんを、〜〜ちゃんだけを選んだんでしょー?そしたらほかのみんなにはっきりさせてあげなきゃ誰もはぴはぴにならないにぃ☆」
きらり「〜〜ちゃんのらぶりんびーむは正面で受け止めてほかの子のびーむを背中で受けるなんてマネはばっちっちぃだと思うにぃ☆」
きらり「ズルはいけないよねー☆」
P「‥‥‥‥‥‥俺は一体どうしたら?」
きらり「んー…そーねー…いたいいたーいは好きじゃないんだけどー…☆」
きらり「はいこれ☆」
P「…飴?」
きらり「そう☆Pちゃんはそれを食べてー、なくなるまでに全部きれいきれーいにしてくるにぃ☆」
きらり「そしたらもいっこ別の飴をあげるにぃ☆もしきれーにするまえに飴なくなっちゃったらー…秘密☆」
P「……わかった、その」
杏「飴をなめちゃダメだよプロデューサー」
きらり「杏ちゃん!?」
P「杏!」
杏「ほら、その飴ちょーだい」
P「あ、あぁ…」
きらり「杏ちゃん…どうしてここに?」
杏「大の男をベビーカーに載せて走ってる光景が人目を引かないわけ無いでしょ」
P「俺ベビーカーに載ってたのか…」
杏「で?きらりはなにやってんの?」
きらり「あ、杏ちゃんのために…」
杏「もっかい聞くけど、なにやってんの?」
きらり「うぅ…うううぅ…」
杏「ほら、早く言いなよ」
きらり「……Pちゃんが杏ちゃんの彼氏さんなのに他の子に甘甘だからダメだにぃ☆って…」
杏「そうじゃない、理由もしたことも聞きたいんじゃないんだよ杏は」
きらり「え?ふぇ?」
杏「このバカプロデューサーが杏にわざと白々しい態度をとってるのは知ってる」
杏「きらりが杏のことをとても大切にしてくれてるのも知っている」
杏「でも、あえてきらりに冷たく言うのなら」
杏「余計なことしないでほしいな。そしてもう余計なことしたから杏にごめんなさいしようか」
きらり「う、うぅ…」
きらり「ごめんなさいぃぃぃ…Pちゃんのばかああぁぁぁぁ……」
杏「はいはいよしよし、まぁありがとうね。杏のかわりに怒ってくれて」
きらり「うぅ…」
P「俺こそすまん…ちゃんと俺がはっきりできればよかったんだが…」
杏「そーだよ、そしたら杏は早くニートライフを始められるのに」
P「こんなんだからいまひとつ身持ちを固める気にならないんだよ…」
杏「言ったなぁ。きらり、もっかいプロデューサーをベビーカーで事務所まで運ぼう」
きらり「用意は出来てるにぃ☆」
P「やめろぉ!…まぁなんだ、これから他のみんなに杏とのことを話してくるよ。けじめはつけなきゃならんし」
杏「ファンのみんなじゃなく事務所のみんなにだけなら、してもしなくてもかわらないよ」
きらり&P「??」
杏「だって杏がもう言ったし」
きらり「!」
P「!?」
杏「そんで『知ってるけど杏が相手なら奪い取れるかも』って反応が返ってきたから気にしなくていいよ」
きらり「Pちゃんは杏ちゃん一筋だもんねー☆……ねぇ?」
P「あっはっはっはっは……」
おわれ
後日談
P「そういやあのときの飴、まさか遅効性の毒入りとかないよな?」
杏「ないよ」
きらり「ひっどーい!きらりそんなことしないにぃ!」
P「えっ、じゃあなんで杏は食べるなって?」
杏「杏の飴なんだから勝手に食べられて備蓄減らされるなんてヤだよ」
きらり「もー、言ってくれればまた作るにぃ☆」
P「あ、そうですかさいですか…」
しばらく放置とかしてましたがなんとか書ききりました(クリスマスはもう過ぎたけど
今回の学んだのはタイトルはもう少し考えて付けるってのと、トレーナーの名前についてですね
html依頼出してきます
20:30│諸星きらり