2015年02月05日

真壁瑞希「プロデューサー、お昼ご飯を食べましょう」

P「ああ、そういえばもうお昼か。まだもうちょっと書類片付けたいから後にするわ」



瑞希「えっ」



P「え?」





瑞希「一緒にお昼ご飯を食べに行きましょう、という意味でした」



P「あ、あー」



瑞希「駄目、ですか?」



P「てっきり『ご飯をちゃんと食べないと頭も働きませんよ、もっとちゃんと食べなきゃ! もっと!』って意味かと」



瑞希「佐竹さんでしょうか」



P「やたらと食べさせようとして来るんだよ……カロリーコワイカロリーコワイ」



瑞希「むむ……ライバル」



P「カロリーコ……え? 何か言ったか」



瑞希「はい、ライバルが」



P「瑞希も無理矢理口にねじ込んで来るのか!?」



瑞希「プロデューサー、一緒にお昼ご飯を食べに行きましょう」



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P「回転寿司ねえ」



瑞希「嫌いでしたか?」



P「いや、瑞希ぐらいの年だとちょっとシブいなと思って」



瑞希「種類が多いので、誰と来ても楽しめます」



P「魚は生臭くて嫌いって人もいるぞ、美希とか」



瑞希「……プロデューサー、ファミリーレストランに行きましょう」



P「いや、俺は大丈夫だから! そんなに深刻に考えなくていいから!」

P「そういえば瑞希と二人きりでお昼なんて初めてだな」



瑞希「はい、密かにずっと機会を伺っていました。いえ、冗談です」



P「冗談ならもう少し冗談っぽく言ってくれ……」



瑞希「……嫌、ですか?」



P「えっと、嫌とかじゃなくて。びっくりする」



瑞希「びっくり」



P「うん。瑞希みたいな可愛い子にそういうこと言われると……おい、瑞希?」



瑞希「いえ、いいえ。はい」



P「俯いてどうした?」



瑞希「嫌とかではないです。不意に言われたので、びっくりしただけです」



P「?」

瑞希「はむ、はむ」



P「もぐもぐ」



瑞希「はむ、はむん」



P「むしゃむしゃ」



瑞希「ぺろり」



P「もぐ、ごく……瑞希ってさ」



瑞希「もく、ずずっ、はい?」



P「お箸使わないんだな、お寿司」



瑞希「プロデューサー、お寿司は素手で食べる物と聞きました……てやんでい」



P「てやんでいの使い所おかしい」



瑞希「……はしたないでしょうか」



P「テレビに出る時は考えた方が良いかもな。俺はそういうところも見られてちょっと嬉しいけど」



瑞希「プロデューサーは、お箸を使っていますね」



P「ほら、名刺渡したりする時に魚の匂いするとまずいからさ」



瑞希「……なるほど。私にもお箸をください」



P「瑞希は名刺持ってないじゃん、いいけど」

瑞希「ごちそうさまでした」



P「ごちそうさまでした」



瑞希「たくさん食べました」



P「俺の半分くらいだけど。女の子だな」



瑞希「プロデューサーは、私の二倍くらい食べました。男の子です」



P「お寿司なんて久々だったからなー」



瑞希「プロデューサー。これ、私の分の」



P「いいよいいよ、こういうのは大人が払うもんなの」



瑞希「いえ、そういうわけには。プロデューサー、私の分の、あの、プロデューサー」



P「もう払っちゃった。おっとお代は受け取らないぞ、両手もうポケットに入れちゃって出て来ないからな」



瑞希「……意地悪です」

P「美味しかったなー、またみんなと来たいな」



瑞希「はい……人と食べるご飯は、美味しい」



P「なんだ、意味深だな」



瑞希「プロデューサー、手を出してください」



P「だからお金は受け取らないったら」



瑞希「いえ、そうではなく。手を繋ぎたいです……あ、今日は寒くて手が冷えるので」



P「あ、ってお前」



瑞希「よく洗ったので、魚の匂いもしないはず……くんくん」



P「くんくんするなっ」

瑞希「プロデューサー、手が寒いです」



P「アイドルが簡単に手を繋ぎたいとか言っちゃダメだ」



瑞希「はい……ガッカリ」



P「だから、ほら」



瑞希「プロデューサー、これは手袋ですか?」



P「寒いんだろ、あとマフラーもおまけだ。どっちも安物だけどな」



瑞希「……あったかい」



P「さーて、戻ったらもうひと頑張りするかー」

瑞希「私も……頑張るぞ、瑞希」



P「? 瑞希は何を頑張るんだ?」



瑞希「色々です」



P「色々か。そうだよなあ、学生でアイドルだもんなあ」



瑞希「はい、勉強もレッスンも女の子も」



P「女の子?」



瑞希「女の子です」



P「ネイルとか美容とかそういうのか、うんうんそれも大事だもんな、頑張るんだぞ!」



瑞希「女の子の、とっておきの美容です……ドキドキ」

瑞希「はっ……プロデューサー」



P「閃いたみたいな顔してる」



瑞希「閃きました。手袋越しなら魚の匂いも気になりません……くんくん」



P「だからくんくんするなっ」







終わり



22:30│真壁瑞希 
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