2014年01月14日

小日向美穂「新しく趣味を作ってみようかな」

小日向美穂 趣味:日向ぼっこ

美穂「うーん……」

P「ん? どったの、難しい顔して」


美穂「あっ、プロデューサー。その、少し考え事をしていまして」

P「進路のこととか? そういや受験生だったもんね」

美穂「そ、それも忘れちゃダメなんですけど! 実は新しい趣味を作ろうかなって思ってまして」

P「趣味?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379948724

美穂「はいっ、私の趣味って日向ぼっこじゃないですか」

P「そうだね。小日向さんらしくて良いと思うけど?」

美穂「そうなんですけど……、光合成しているだけのアイドル生活ってどうなんだろうって少し思って」

P「こ、光合成?」

美穂「他のみんなって色々な趣味を持っていますよね? それが個性になっている人もいますし……」

P「野球観戦とかキノコ栽培とか色々いるっちゃいるけど、十分個性だと思うよ。小日向さんの日向ぼっこも」
美穂「でもプロフィールに日向ぼっこってだけ書いているのも少し寂しい気がするんです。それに、周りにいろんな方がいますから趣味の幅を広げるのもありかなって思って」

P「ふむふむ、趣味の幅を広げる、か……。確かに小日向さんの新たな一面を見つけることが出来るかもしれないね。良し、分かった。色んなアイドルたちの趣味に挑戦してみますか」

美穂「は、はい! よろしくお願いします? えっと、まずはどの趣味にチャレンジしましょうか?」

P「小日向さんが気になっているものってあったりする?」

美穂「え、えっと……。実は茶道をしてみたいなって思って」

P「茶道?」

美穂「あっ、えっと。やっぱり変ですか?」
P「イヤイヤ、んなこたぁないよ。戦国姫のイメージもあるし、小日向さんに向いているかもね」

美穂「そうですか? 良かったぁ……、笑われたらどうしようかなって思ってたんです」

P「笑いはしないって。しかし茶道と来ましたか。うちのアイドルに茶道に詳しそうな子はいないしなぁ……」

美穂「紗枝ちゃんとか学んでそうですけど……」

P「あー、彼女がいたか。とりあえず話をしてみるか」

美穂「あ、あのっ! 我がままを言うみたいなんですけど、一人で挑戦するのは少し恥ずかしくて……、よかったらプロデューサーも付き合ってもらえますか?」

P「俺が? 茶道なんてがらじゃないんだけど、小日向さんの頼みときたら断る理由はないかな。趣味を広げるってのも悪くなさそうだ」
紗枝「はばかりはんどす?。絶好の野点日和ですなぁ」

美穂「紗枝ちゃんが茶道を学んでいて良かったです。怖い人だったらどうしようと眠れませんでしたし」

P「だね。小日向さんと親しい子だし、やりやすいよね。ところで……まさかこの子も茶道に挑戦するの?」

美穂「えっと、お茶という言葉に反応したみたいです」

茜「好きな食べ物はお茶ですよ!! あっ、違いますね! 好きなお茶はお茶です!!!」

P「いや、それは知ってるんだけど……。わびさびというか茶道に向かない人選No.2が来ちゃったよ……」
美穂「No.1は誰なんですか?」

P「きらりだよ」

きらり『けっこーなおてまえーっ☆ 足しびれたーっ!!』

美穂「あー……」

茜「ダメですよー!! 茶道は心を静かにお茶を嗜むんですよ!!!」

P「君がそれを言うか?」

紗枝「まぁまぁ、茶道の楽しみ方は一つやあらへん。今日は各々それを見つけてくれたなら幸いどす」
紗枝「茶道の本質はお・も・て・な・しの心どす。自分を下げ、客には思いつく限りのていねいさで対応するんです」

P(オリンピックのアレ見てたな)

紗枝「一期一会、という言葉は茶道の世界をよく表してます。同じ客で同じ道具で同じ季節に茶会を開いたとしても、二度と同じ会を開くことは不可能どす」

美穂「えっと、その時その時に交わした言葉とか、思った気持ちは二度と訪れないからですか?」

紗枝「そういうことどす。見て下さい、移ろう空、赤々と色づく紅葉、それらすべてを愛おしく思い、自分の人生の糧にしていく。それこそが、茶道です」
美穂「プ、プロデューサー! 形から入ろうと戦国姫の衣装着て来たんですけど……、似合っていますか?」

P「いまさら何を聞くのさ。どこからどう見ても、戦国時代のお姫様そのものだよ。凄く風流が有って可愛らしいよ」

美穂「ほ、本当ですか! じゃあ今度からこの衣装で生活していきます!」

P「いや、そこまでは言ってないけど……。流石に生活しにくくないか?」

茜「私は着物が着れないからジャージで来ました!!」

P「……わびさびってなんだっけ?」
紗枝「今日は割り稽古から始めます」

茜「割り稽古って何ですか!? ぶつかり稽古なら知っています!!」

P「点前の動作の練習だっけ?」

紗枝「ようご存じで。お点前をするために必要な一連の所作を細かく分割して、一部分ずつ練習することを言います。言わば基本の習得と言ったところどす」

美穂「な、なんだか難しそうですね……」

紗枝「安心してええよ。そこまで複雑なことはしいひんから。ちなみにうちの学んどる流派は裏千家どす」
紗枝「さてと、練習はこんなもんでよさそうやね。筋、有るんちゃいます?」

美穂「そ、そうかな? えへへ、少し照れちゃうな」

茜「お茶のことなら任せてください!!」

紗枝「日野はんはもう少し力を抜いて動いて方がええですね」

茜「あっ、すみません!!」

紗枝「まぁ、強制は出来まへんね。それじゃあ簡単にどすが、お茶会と行きましょうか。室内で行うものは細やかな動きや手順が有るんですが、野点には細かい作法は求められまへん。襖なんてあらへんからね」
P「うぅ……」

美穂「どうかしたんですか、プロデューサー?」

P「いやさ。みんなが割り稽古やっている間、ずっと正座してたら足が痺れちゃって……」

紗枝「なんや、それなら言うてくれたらええのに。姿勢を崩してもろて構いませんよ?」

P「面目ない、それではあだだ!」

茜「気合ですよ! 気合で乗り切りましょう!!」

P「気合が重視される茶会なんか聞いたことないぞ……」
紗枝「まずはお茶をいただく前に茶菓子を召し上がってください。塩見はんの実家からお取り寄せした銘菓どす」

美穂「美味しいけど結構甘いかも」

P「お茶を頂いたらちょうどいい感じになるんじゃないかな?」

茜「デリシャスです! これ、おかわりして良いですか!?」

紗枝「ええ、存分にお楽しみください」

P「本当に茶道に向かないテンションの持ち主だなあの子……」

美穂「ま、まぁ今回は野点ですから!」
紗枝「では、お茶を楽しむとしましょうか」

美穂「え、えっと……。よろしくお願いします!!」

P「ははは、そこまで気合を入れなくても、気楽にいこうぜ」

茜「おりゃあああああ!!!」

P「おーい、茜―。力入れすぎてお茶が飛び散ってるんですけど……」

茜「はっ! 申し訳ないです! ついいつものヨーグルトをかき混ぜる癖が出てしまって!!」
美穂「……」

P(来ている服の補正もあって、凄く絵になるなぁ)

美穂「っと、出来ました。あのっ、プ、プロデューサー!」

P「っと。えーと、頂くときは一礼して……上座の人に御相伴させていただきます……」

紗枝「今は作法を気にしなくて結構どすよ?」

P「あー、そう? うろ覚えだったから怖かったんだよね。それじゃあ、お点前頂戴いたします」スッ

美穂「えーと……」

P「結構なお点前で。さっきの和菓子の甘さもあって口当たりがよく飲みやすかったよ」
美穂「そ、そうですか?」

P「それに、小日向さんのおもてなしの心が伝わった。そんな気がするんだ」

美穂「ほ、褒められているんですよね? え、えへへ……」

P(やばっ、照れ笑いする小日向さん凄くカワイイ)

茜「はいはいはい!!! 次は私のお茶ですよ!!! おもてなしの心、全力で入ってますよ!!!」

P「え、えーと……。茜? 色合いおかしくない? ムドオンカレーみたいな色合いしているけど……」
紗枝「これは……、何か他のものも入っていますね」

P「マジ?」

茜「日野千家流です!! さぁ、グイッと逝っちゃってください!!!」

P「お、おもてなしの心は有るんだ。だからそれを無碍には……。南無三!!!」

P「ぐふっ!!」

美穂「プ、プロデューサー!?」

P「結構な、お点前で……」死―ん

美穂「プロデューサーーー!!」



日野千家
お茶に何を
入れたんだ


プロデューサー、辞世の句
P「うぅ、当分お茶は勘弁願いたいな……」

美穂「で、でも茶道にふれたことで、世界の見方がちょっと変わった気がします。一期一会、良い言葉ですね。こうやってプロデューサーと話している時間も、二度と帰ってこないんですよね」

P「だね。だからこそ、一瞬一瞬を必死に頑張るんだよ。さてと、どうする?」

美穂「そうですね……。他にも色々と触れてみたいなって思っているんです」

P「そうだなぁ……。それならば、この子らの趣味なんてどうかな?」

美穂「?」

>>20
>>22
>>24
安価訂正してその3人で書いてみます
サックスに挑戦してみよう!!

美穂「サックスって……、武田○治さんがプァプァ吹いているアレですよね」

P「パッと出てくるのが武田○治ってのは仕方ないのかね……? それはともかく、楽器とかの経験はある?」

美穂「いえ……、ピアニカとリコーダーぐらいです。他にも楽器が吹けたら素敵だなとは思いますけど……。サックスって難しそうです」

P「その辺はコーチを呼んでいるから大丈夫かな。それじゃあ、行こうか」

美穂「あっ、はい」
あい「なるほど、新たに趣味をね……。サックスに目をつけるとは、中々見所が有るじゃないか」

P「女子高生がジャズする映画とかでもサックスは人気ですからね。サックス人口を増やすつもりで、プレゼンしてくれるとうれしいです」

美穂「え、えっと! よろしくお願いします!!」

あい「了解、承ったよ。ところで、君はサックスに種類があることを知っているかな?」

美穂「種類、ですか?」

あい「例えば……、リコーダー。アルトリコーダーやソプラノリコーダーは授業で使ったことが有るはずだよ」

美穂「音楽の授業で吹いた程度ですけど……」
あい「サックスも似たようなものさ。高音域からソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスと有るんだ。良く見るサックスはこのアルトサックスだね。ソプラノサックスはクラリネットみたいな形をイメージしてくれればいい、テナーとバリトンはこれよりサイズが大きく低い音を奏でてくれる」

P「ふむふむ、サックスと言ってもいろいろあるってことですね」

あい「そういう事だよ。見たところ君にはアルトサックスが似合いそうだ。マウスピースを貸してあげるから、吹いてごらん。歯でマウスピースを噛まないと息が漏れちゃうからね、そこを気を付けるように」

美穂「え、えっと……それじゃあ」プァ?

P(武田○治ってこんな感じの音出すよね)
あい「少し噛みが甘いかな。なに、折れたりしないさ。もう一度やってごらん」

美穂「こうですか?」プァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛

P(藤原○也?)

あい「今度は強すぎだね。音程がくるっている」

P「え? マウスピースだけで音程ってあるんですか?」

あい「B♭……シ♭の音が出れば成功かな」

P「良く出来てるもんですね、サックスも」

あい「私とていまだに極めたと思っていない。サックスの道に、ゴールは無いのだろう」
美穂「」プァアアアア

P「おっ、今までで一番いいんじゃないですか?」

あい「マウスピースで音が出るようになったなら、今度は楽器の演奏といこう」

美穂「指とか憶えれるかな……」

あい「心配はいらないよ。君は初めてなんだ、私に体を任せてくれればいい。さぁ力を抜いて私にすべてをゆだねるんだ、良い音で鳴らしてあげよう……」

美穂「は、はい……」

あい「そう、今は私だけを感じてくれ……。君の体に教えてあげるよ、奏でると言う快楽を……」

P(サックスの練習、だよね? なんか響きがアレなんですけど)
美穂「ドーレーミーファーソーラーシードー」

あい「ふむ、覚えが早いね。私の教え方が良かったという事か、それとも彼女に才能が有ったか……。まぁどちらでも構わないが。折角楽器に触れたんだ、最後はセッションとしれこもうじゃないか」

美穂「セッション?」

あい「私たちと合わせて曲を演奏することだよ。基礎が重要なのは言うまでもないが、今日は体験コースなんだ。簡単な曲を演奏して帰ろうじゃないか」

P「あのー。今私たちって言いませんでした?」

あい「言ったが? 勿論、君も参加するんだぞ?」

P「え゛っ」

美穂「プ、プロデューサーも一緒に演奏しましょう!」

あい「可愛いアイドルもそう言っているんだ。何か楽器、出来るかい?」

P「え、えっと……。トライアングルなら一応」
美穂「トライアングル……ですか? あの、チーンってやつ」

あい「……意外とかわいいな」

P「放っておいてください!」

あい「まぁトライアングルしかできないというのなら仕方あるまい。本当なら3本のサックスで奏でたかったが、トライアングルが響くのもまた趣が有るね。演奏する曲は……、そうだな。Grandfather’s Clock、大きな古時計にしよう」

P「まぁシンプルな曲ですしね。小日向さん、いけそう?」

美穂「うぅ……、緊張してきました」
P「今日は誰かに見せるわけじゃないんだ、気負わずに気楽にいこうよ」

あい「そうだね。失敗したとしても気にする必要はないよ。音楽を純粋に楽しんでもらいたいからね」

美穂「ふぅ……、少し気が紛れました。私はもう大丈夫です」

あい「よし、それじゃあセッションを始めよう。サックスと……トライアングルによる三重奏を」
美穂「プープープププーププププププププププープププーププピ♪」

P「」チーン

あい「〜〜♪」

P「」チーン、チーン

美穂「〜〜♪」

P「」チーン

P(……俺、いらなくね?)
美穂「サックス、結構疲れますね」

あい「お疲れ様、慣れないうちは力加減が分からないからね。最初のうちは誰だってそんなものさ」

P「そうだよ? 俺なんかチーンって叩くだけでなぜか疲れたもん」チーン

美穂「でも……、誰かと合わすってすごく楽しかったです! もっと上手く吹けるようになったら、もっと楽しめる……そんな気がします」

あい「私も久しぶりにセッションが出来て楽しかったよ。サックス仲間が少なかったからね。君さえよければ、またセッションをしようじゃないか」

美穂「は、はい! よろしくお願いします!!」

あい「それと……、次は君も吹けるようにしてくれると嬉しい。人数が多ければ多いほど、楽しさは増えるからね」

P「トライアングル係は……、ダメっすよね」チーン
イヌの散歩をしてみよう

P「次は……聖來の趣味、犬の散歩と来ましたか」

美穂「犬の散歩ですか?」

P「小日向さんは犬飼ってたっけ?」

美穂「ペットを飼ったことがないんです。あっ、でもイヌ型のロボットなら実家にいましたけど」

P「へ? ロボット?」

美穂「愛犬ロボ「てつ」って子なんですけど……」

P「日本直販!? しかし今度は犬をどこかから調達しないとな」
P「小日向さん的にこんな犬が良いっていうのはいる?」

美穂「こんな犬……。そうですね……」

美穂「プロデューサーみたいな犬が良いな、……なんちゃって」

P「へ? 俺みたいな犬?」

美穂「え、えっと! へ、変な意味じゃないですよ!! ただプロデューサーみたいに優しく頼れるわんこが良いかなって……」

P「そう言われるとなんだか照れるな……」

ちひろ「それなら! 一ついいアイデアが有りますよ!!」

P「へ?」
聖來「へぇー、美穂ちゃん犬を飼ったんだ! どんな子?」

美穂「えっと、飼ったというよりも拾ったというかなんというか……」

聖來「ん? どうかした? 歯切れ悪いけど……」

美穂「あ、あのっ……。しょ、紹介! しますね! 私のペットの、パトラッシュです!」

聖來「パトラッシュ? フランダースの犬ってことはセントバーナードかな?」

P「わ、わん!!」

聖來「」
聖來「あ、あああの! み、美穂ちゃん!? ど、どう見てもプロデューサーさんじゃ」

P「違うワン! パトラッシュだワン!!」

美穂「パトラッシュです!! し、しつけも完璧です! お手っ」

P「ワン!」

聖來「……もしもし、早苗さん。今河原に珍獣が……」

美穂「つ、通報しなくても大丈夫です!!」

P「……どうしてこうなった」

聖來「もしかして……、2人ってそういう性癖の持ち主?」

美穂「えええ!? ち、ちち! 違います! ……多分」

P(今凄く不吉な言葉が聞こえたぞ)
聖來「つまりこういうこと? 美穂ちゃんがプロデューサーみたいな犬が欲しいと言ったら、プロデューサーが本当に犬になったと」

美穂「その……、すみません」

P「いやいや、小日向さんが謝ることじゃないんだよ? 運営の犬が悪いんだって」

聖來「……弱みでも握られてるとか?」

P「まぁ、大人の世界にはいろいろあるんです」

聖來「私、大人だけどこんな世界は見たくなかったな」
聖來「つまりこういうこと? 美穂ちゃんがプロデューサーみたいな犬が欲しいと言ったら、プロデューサーが本当に犬になったと」

美穂「その……、すみません」

P「いやいや、小日向さんが謝ることじゃないんだよ? 運営の犬が悪いんだって」

聖來「……弱みでも握られてるとか?」

P「まぁ、大人の世界にはいろいろあるんです」

聖來「アタシ、大人だけどこんな世界は見たくなかったな」
聖來「流石に首輪したいい大人を散歩するわけにいかないし、うちのわんこと散歩してみる?」

美穂「えっ、良いんですか?」

聖來「良いよ別にっ! この子も友達増えて嬉しいだろうし。ねっ!」

わんこ「ぐるる……!!」

P「メチャクチャ警戒されてるんだけど、俺」

聖來「むしろ警戒されない要素が見当たらないんだけどね」

P「ですよねー」

美穂「よろしくねっ」

わんこ「わん!!」

美穂「あっ、こらっ! 舐めちゃくすぐったい……」
聖來「あっ、早速仲良くなったんだ!」

P「はいわんこちゃーん、俺とも仲良くしましょうねー」

わんこ「ぐるぅわああああ!!!」

P「あんぎゃああああ!! う、腕がああああ!!」

美穂「プロデューサー!?」

聖來「あはは、プロデューサーは嫌われちゃったね」

P「……その子、女性にだけ優しいんじゃないの?」

美穂「プロデューサーの格好が原因、ですよね……」
美穂「いつもこの子を連れて散歩をしているんですか?」

聖來「そうだよっ! たまに凛ちゃんとか優ちゃんたちと一緒に散歩しているよ」

P「そうか、2人とも犬飼ってるもんね」

聖來「ハナコちゃんとアッキーも可愛いよねっ」

P「アッキーの何とも言えない表情が好きだよ」

聖來「あはは……、優ちゃんがちょっと過保護なきらいがあるからね」
美穂「散歩は楽しい?」

わんこ「わん!」

美穂「プロデューサー! この子のウルウルした目、可愛いですよね」

P「そう? どれどれ……」

わんこ「グワァラゴワガキーン!!!」

P「ひぎゃああああ!? い、今の犬の鳴き声か?」

美穂「こら、あんまり吼えちゃダメだよ?」

わんこ「くぅん」
美穂「フリスビー投げるよ! それっ!」

わんこ「はっはっ」

P「はぁ、はぁ! プロデューサーとして、犬と勝負だ!!」

聖來「どう? わんこの散歩は」

美穂「ちょっと怖いかなって思っていたんですけど、凄くいい子で楽しかったです!」

聖來「でしょ? 疲れていてもさ、わんこと遊んでいると疲れが飛んじゃうんだよねっ。これぞアニマルセラピーって感じ?」

美穂「聖來さん。私も犬を飼ったら、散歩に混ぜてもらっていいですか?」

聖來「大歓迎だよっ!」

わんこ「ぐるるるるる……」

P「がるるるるる」
眠いので寝ます。続きはまた明日……。奏ちゃんのキャラを全然把握していないとは口が裂けても言えない
最終更新です。
パンを焼いてみよう

美穂「自分でパンを焼いたことってありますか?」

P「パン? いや、無いなぁ。窯なんか家にないし、レンジでも出来るみたいだけど、そこまでして作りたいとも思わなかったし。どうしたの? パン作りに興味が出た?」

美穂「えっと……みちるちゃんの実家がパン屋さんって言うのは知っていますか?」

P「知ってるよ。スカウトするときに確認していたし、パン屋の娘のパン好きアイドルで売り出す予定だし」

美穂「その実家のパン屋さんで、事務所のみんなの顔をしたパンを作ったみたいンなんです」

P「アンパンマンパン的なあれね。アイドルの顔を食べるって少々抵抗が有るけど、パンで顔を作るのは確かに面白そうだ。小日向さんも作って貰ったの?」
美穂「はい。その写真がメールで来たんですけど……」

P「ありゃ、完成度高いじゃない。特にこのヒョコッとしたアホ毛が小日向さんらしくて可愛らしいよ」

美穂「カワイイ……。はっ! そ、それでですね! 私もパンを作ってみようかなって思ったんです!! みちるちゃん見ていると凄く楽しそうですし」

P「ほう、それは面白そうだね。そうだ、どうせならパンマスターみちるにご教授願おうかな」

美穂「そ、そうですね! それじゃあ私、みちるちゃんに聞いてきます!!」

P「小日向パン……。言葉の響きだけで美味しそうたわ……じゅるり」
みちる「フゴフゴフゴゴ! あっ、始まってました? 第一回! 美味しいパンを作ろうの会!!」

P「わーい!! ドンドンパフパフ!」

柚「待ってましたー!」

みちる「こんにちわー! 三度の飯は全てパン! パンから生まれたパンアイドル、大原みちるです! 今日はパンの魅力に取りつかれた人たちが来てくれました!」

美穂「こ、小日向美穂です! きょ、今日は美味しいパンを作れたらいいなって思っています!」

P「気合十分だね、小日向さん。どんなパンが出来るか楽しみだ」

ありす「橘ありすです。今日はイチゴをふんだんに使ったパンに挑戦したいと思います。レシピはすでにタブレットの中に入っています」
P「ホントイチゴ好きやね」

ありす「イチゴは体に良い究極の果物です。当然、パンとの融和性も高いはずです」

P「まぁジャムパンって言ったら、大体イチゴだけどさ」

ありす「ええ。この点に関しては英断だと思っています。どこぞの仮面ライダーもイチゴの鎧が出ることを切に願います。今回は厳選に厳選したイチゴを使ったパンを作ってみせます」

柚「あれー、なんでだろ。すっごーくイヤな予感が……。美穂ちゃんのやつだけ食べて帰るとかダメ? だよねー」

P「……イチゴパスタのトラウマか」
みちる「フゴゴモキュ……、あっ終わりました? それじゃあまずは生地を作りましょう! 一家に一台ホームベーカリー!!」

丸パン生地10個分?5人分

材料 
強力粉:160g
薄力粉:55g
お砂糖:大さじ1杯強
お塩:小さじ1杯弱
ドライイースト:小さじ1杯
バター:バター匙3杯
水:65g

(イチゴ)130g
みちる「フゴゴモキュ……、あっ終わりました? それじゃあまずは生地を作りましょう! 一家に一台ホームベーカリー!!」

丸パン生地10個分〜5人分

材料 
強力粉:160g
薄力粉:55g
お砂糖:大さじ1杯強
お塩:小さじ1杯弱
ドライイースト:小さじ1杯
バター:バター匙3杯
水:65g

(イチゴ)130g
P「あっ、ちゃっかりイチゴピューレ用意している」

柚「この色がすでにトラウマだったり……」

ありす「準備に抜かりはありません」

柚「出来れば抜かって欲しかったなぁ……」

P「だ、大丈夫だって! イチゴとパスタが合わなかっただけで、パンとイチゴは抜群の愛称なんだぜ?」

柚「それは分かってるよー? でも一度心に刻まれた衝撃はそう簡単に消えないんだよね……」

ありす「……私悪いことしちゃったのでしょうか?」

P「うーん、こういう日もあるさ」
美穂「ホームベーカリーが有れば手ごねがいらないのかな?」

みちる「手ごねには手ごねの良さが有るんですけど、今回はちょっと楽しちゃいましょう! ホームベーカリーでも美味しく作れますよ!」

P「手ごねって実際見る以上に大変そうだもんね」

ありす「効率化を図るためにも、HBは有効活用すべきですね。クックパッドにもそう書いてますし」

P(やっぱ見てたか)

ありす「ちなみに。イチゴパスタのメニューもちゃんとありますよ」

柚「流石にあれほどイチゴイチゴした色はしてないって!」
美穂「えっと……、マーブルチョコをこうして」

P「おや? 小日向さんは何しているの?」

美穂「え、えっと……秘密です!」

P「?」

柚「まーまー、ココは最後のお楽しみってことで! 本番を心待ちにしておこうよ!」

P「ほーい」

みちる「このパンも美味しい美味しい! 食べますか?」

柚「良いの? じゃあもーらいっと!」

P「んじゃ俺も一つ。おっ、なかなか行けるねこれ。外はカリッと中はふわふわ」

柚「カリカリモフモフー」
美穂&ありす『出来ました!!』

P「っと。パンを食べている間に終わったみたいだね」

柚「まだまだおなかはペコペコ! ドンドン食べちゃうよ!」

みちる「あぁ、なんて美味しそうな匂い……。それじゃあありすちゃんのパンから行ってみましょー!」

ありす「橘って呼んでください。……まぁ、聞かないんでしょうけど」

みちる「ありすちゃん作のパンは、こちら!!」
橘ありすブーランジェ作:特製イチゴパン

柚「い、イチゴ色だ……。あれぇ? おかしいなぁ、赤色って食欲が増すってテレビで言っていたのに……」

P「またトラウマが出て来たか?」

ありす「今回は家で予行演習をしてきたので味には自信が有ります。両親ともに涙を流していました」

P(美味しいから、だよね?)

柚「プロデューサーさーん。こういうのって、男の人が先に行くよね!」

P「レディファーストって言葉もある……、まぁパンなんだし身構えることもないか。それじゃあ、いただきます。モフモフ……、コレ中にもイチゴが入っているのね」

ありす「全面的にイチゴでコーティングしています。いわばイチゴ三昧です」
柚「お、美味しい? 人が食べても大丈夫なやつ?」

ありす「……全部聞こえてますよ。そこまで心配しなくても」

P「うん、普通にうまいよコレ。ありすが自信をもって提供したのも分かるかも」

柚「そう? それじゃあアタシも……。アレ? 思ってたよりも行けるかも!」

美穂「私も食べて良い?」

ありす「どうぞ。皆さんの分有りますから。どれどれ……、我ながらいい出来です。時間の関係上味見出来なかったから怖かったんですけど……」

P(最低限しろよ!!)
みちる「それじゃあ次は美穂ちゃんのパンです!」

美穂「え、ええっと! 私のパンはこれです!!」

P「こ、これは!」

柚「熊本が生んだゆるキャラ!!」

美穂「は、はい! く、くまモンパンです!」

小日向美穂ブーランジェ作:くまモンパンだモン
P「さっきのマーブルチョコはこの子の目に使っていたのか。ほえー、地元のゆるキャラだけあってか再現度高いなぁ」

ありす「特にこの何とも言えない目が良く出来ていますね」

美穂「そ、そうですか? えっと、中身はチョコパンです」

みちる「いっただきまーす! フゴゴゴ! 美味しい美味しい!!」

ありす「程よく甘くて食べやすいですね」

柚「お菓子みたいで美味しいよー!」

P「うんうん。出来が良いから食べるのに躊躇しちゃいそうだ。写メっておくか」

美穂「あ、あの……。プロデューサー?」

P「ん? どった?」

美穂「この後、少し時間良いですか?」
P「ふぅ、パンを食った食った。1ヶ月分ぐらいは食べたかな、うん」

美穂「あっ、プロデューサー!」

P「そう言えばさっき時間良いですかって聞いて来たけど、何か用が有るのかな?」

美穂「えっと。みんなの前では恥ずかしくて見せることが出来なかったんですけど……、いつもお世話になっているプロデューサーさんへのお返しです!!」

P「これは……パン? それも俺の顔?」

美穂「へ、変ですか? もっと格好良く作れたらいいなって思ったんですけど……」

P「いや、十分だよ。凄く嬉しい、ありがとう。小日向さん」
美穂「そ、それじゃあお疲れ様でした!」

P「あー、ちょっと! 折角だしさ、半分こしようよ」

美穂「私も食べて良いんですか?」

P「うん。作ったのは君なんだしさ。うん、美味しいよ! 自分の顔を食べるってのも変な感じがするけどね」

美穂「いただきます」

P「ね? 美味しいでしょ?」

美穂「はいっ、自分でもびっくりです!!」

P(小日向さんからプレゼント貰っちゃったな。何か俺もお返ししないと)
アクセサリーを作ってみよう

P「うーん……、どうしたものか」

裕美「あれ、プロデューサーさん。どうかしたの?」

P「ん、裕美?」

裕美「何か考えごと? 珍しく渋い顔しているよ」

P「珍しくとは言ってくれるなぁ。ちょっとまぁ、女性の喜ぶプレゼントって何が良いかなと考えてまして」

裕美「ええ!? プ、プロデューサーさん彼女さんいたの!?」

P「いやいや! そう言うのじゃないんだよ? 小日向さんからパンを貰ってさ。そのお返しに俺からも何か渡せたらいいなって思ってて」

裕美「なんだ、そういう事か。少し驚いちゃった」
P「小日向さんが手作りで作ってくれたんだし、俺も何か手作りでプレゼントしようかなって思ってさ。とはいえこういう経験ないから何をあげればいいか分かんないや」

裕美「寒くなって来るから、マフラーとかいいと思うよ? クマの絵を縫ってあげればきっと喜ぶと思う」

P「残念なことに不器用なもんでさ。今から作っても小日向さんの誕生日までに間に合うとも思えないのよね」

裕美「美穂さんの誕生日って、12月だよ? まだ2ヵ月以上あるのに」

P「甘く見ない方が良いよ? こう言っちゃアレだけど、下手すりゃ来年の夏ぐらいに出来るかもしれない。夏場にマフラーは嫌がらせじゃん?」

裕美「それは流石に致命的かな」
P「と俺は悩んでいるわけでして」

裕美「手作りが良いの?」

P「うーん……。何かを買うって選択肢も悪いとは思わないけど、どうせならこちらも気持ちのこもったもの上げたいんだよね。小日向さんって俺が一番最初にスカウトした子で付き合いが一番長いし、これまでも凄く助けてもらったからさ」

裕美「そっか。それじゃあ……、アクセサリーを作ってみたらどうかな?」

P「アクセサリーとな?」

裕美「うん。マフラーよりかは作りやすいし、美穂さんも可愛いものが好きだと思うからきっと喜ぶよ」

P「ふむふむ、その手が有ったか」
裕美「選択肢になかったんだ」

P「ちと思いつかんかった。そういえば。裕美の趣味って確か」

裕美「アクセ作りだよ」

P「なるほど、そいつは心強いや。あのさ、俺アクセ作りの経験ないし、教えてくれると嬉しいんですが……」

裕美「良いけど……、何を作るの?」

P「アクセサリーって言っても色々あるでしょ? ネックレスだったりピアスだったり。小日向さんに似合いそうなものは……カチューシャ?」
裕美「カチューシャか。凄くいいと思うよ?」

P「そ、そうかな? 小日向さんのステージ衣装って、カチューシャが欠かせないしさ。だからカチューシャのイメージが強いんだよね」

裕美「カチューシャなら私も作ったことあるし、手伝えると思うよ?」

P「それは助かる! 裕美、恩に着るよ」

裕美「そう言えば。事務所のみんなが気になっていることなんだけど」

P「ん?」

裕美「プロデューサーって、美穂さんだけ苗字+さん呼びだよね。他の人はみんな下の名前で呼んでいるのに」
P「そだっけ? 流石に年上相手にはさん付けるよ?」

裕美「でも年下は基本的に下の名前だよね。一番長い付き合いなのに、どうしてなんだろうってみんな疑問に思っているよ?」

P「なんでって言われても……、なんでだろ?」

裕美「えっ? 分からないの?」

P「小日向さんって呼ぶのが自然になっていたからかなぁ。今更下の名前でってのも少し恥ずかしいし」

裕美「でも美穂さんも下の名前で呼んであげたら喜ぶと思うよ? 1回呼んでみたら?」

P「美穂! なんかしっくり来ないなぁ。何故だろう」

裕美「変なプロデューサー」
裕美「カチューシャの作り方自体は凄く簡単なんだけど、プロデューサーが作りたいものは他の部分が少し厄介かな」

P「まぁそんな気はしていたわ。一応裁縫セットを千枝から借りて来たよ。と言っても俺家庭科の評価は最後まで1だったからなぁ」

裕美「それは凄いね、逆の意味で」

P「家事全般が苦手なんだよなぁ。良くはないと思っているけど、部屋の中とかゴチャゴチャして人が入れる部屋じゃないし。机の上も……そう言えば最近勝手に机の上が掃除されているような」

裕美「よ、妖精さんがいるんじゃない?」

P「その妖精さんに伝えて欲しいな。ハンコが必要な書類の中に婚姻届をさりげなくはさまないで下さいと」

裕美(思っていた以上にひどい!)
裕美「カチューシャの下地は出来たかな。これにビーズをつけたり、色を塗ったり色々とデコレーションするのが楽しいんだ」

P「小日向さんっぽいデコレーションか。あんまり派手派手していないのが良いかな。どちらかと言えば大人しい小動物的な子だし」

裕美「それじゃあコレとかどうかな? ステージ衣装にも合うと思うな」

P「ステージ衣装ステージ衣装……。そうだね、そのまま使えそうだ。でもそうなると……、余計失敗できなくなったな」

裕美「大丈夫だよ、私も見ているし。美穂さんが色々なことに挑戦してきたんだから、プロデューサーも頑張らないと」

P「だな、とりあえずやってみるか。えーと針を……痛っ!」

裕美「いきなり針が刺さっちゃった? 本当に不器用なんだ」
P「結構これ、神経使うね」

裕美「それはプロデューサーだけじゃないかな? あっ、そうしたら」

P「っと! 変な感じになったな。えーと、これをこうして……まるで分らんぞ!」

裕美「ちょっと貸して。これはこうで……」

P「裁縫もうまいんだね」

裕美「うん、家庭科は得意だよ。それに今プロデューサーが作ろうとしているものに近いものなら、前に作ったことあるから。よし、これで治ったよ」

P「サンキュ。んじゃ、気を取り直していきますか」
P「ふぃー、出来た――――!!! 結構時間かかったけど、裕美は……」

裕美「すぅ、すぅ……ん?」

P「ありゃ、起こしちゃった? それは悪いことをしたかな」

裕美「ゴメンナサイ、気が付いたら寝ていて……」

P「レッスン後で疲れているのに結構遅い時間まで付き合わせちゃったからなぁ。こっちこそゴメンね」

裕美「ううん。それよりも……完成したんだ。おめでとう、プロデューサー」

P「ま、まぁ見てくれはアレかもしれないけど……俺なりに小日向さんへの感謝の気持ちが詰まっているはずだから、喜んでくれるかな」
裕美「大丈夫だよプロデューサー。私が保証するよ」

P「そっか。裕美がそう言ってくれるなら心強いな。ありがとう、裕美」

裕美「ところで……入っているのは本当に感謝の気持ちだけ?」

P「ほえ?」

裕美「他にも何か別の気持ちが、入ってたりしない?」

P「ぶはっ! い、いきなり何を言うかねチミは!」

裕美「ふふっ、何でもないよ! 頑張ってね、プロデューサー」
千佳「それでねー! ラー・恋初(コイゾ)がねー! 女子力ビームを撃つんだよ!」

美穂「凄い技名だね、それ」

千佳「でもね! アルティメットラブリーチカもスーパーアルティメットラブリーチカにパワーアップするの!」

P「あっ、小日向さん! いたいた! ちょっと良いかな?」

美穂「プロデューサー?」

P「ちょっと来てほしいんだ」

千佳「美穂ちゃん行ってらっしゃーい!」
美穂「あのー、プロデューサー? いったい何でしょうか?」

P「あー、うん。ふぅ……、実はさ! この前のパンのお礼、作って来たんだ!」

美穂「えっ? お礼?」

P「上手にできなかったけど……、きっと心は籠っているはずだから。受け取ってください」

美穂「プ、プレゼントですか!? あ、ああああ! ありがとうございまふ! あ、開けてもいいですか?」

P「うん。気に入ってもらえると嬉しいな」
美穂「! プロデューサー、これをまさか」

P「裕美に教えてもらいながら一から作ったんだ。特に、カチューシャについているクマのぬいぐるみは力作さ。……自信作と言えないのがアレだけど」

美穂(彼から貰った白いカチューシャには、小さなクマと私の可愛らしいぬいぐるみがついていました)

P「や、やっぱ不恰好かな? あはは、慣れないことするもんじゃないね……。似て……、ないとか?」

美穂「そ、そんなことないです!! むしろ……嬉しいんです」

P「そ、そう?」

美穂「プロデューサーからこんな素敵なプレゼントが貰えたなんて……すっごく嬉しいです!! 私も裕美ちゃんからアクセサリー作りを学ぼうかな? 今度はプロデューサーにプレゼントしてあげますね」
P「そ、そっか! 喜んでくれたか! よかったぁ……。美穂に気に入って貰えて……」

美穂「! い、今下の名前で呼びましたか?」

P「えっ? マジで?」

美穂「はい。いつも小日向さんだったのに、美穂って。ちょっと恥ずかしいですけど、……少しうれしいです」

P「え、えっと……それじゃあこっちも今度から下の名前で呼ぶように努めてみる。み、美穂?」

美穂「はいっ! そうだ、プロデューサー。時間ありますか?」

P「時間? まぁ1時間ぐらいは暇かな」

美穂「それなら……、日向ぼっこしていきませんか?」
日向ぼっこをしてみよう

美穂「はぁ、こうやって日の当たる中のんびりとするのが気持ちいいんです」

P「いい感じに晴れて、絶好の日向ぼっこ日和だね」

美穂「ふふっ、そうですね」

P「思えば。俺が美穂と出会ったのも、この公園だったっけ」

美穂「そうでしたねっ。目が覚めたらすぐ目の前にプロデューサーがいて……。いきなりのことだったから、驚いちゃいました」

P「思いっきり頭突きくらったのもいい思い出だよ」

美穂「それは……、ごめんなさい」
美穂「でも……、プロデューサーに出会えて本当に良かったです。プロデューサーを信じてここまで来て、アイドルとして輝けて。沢山の仲間に出会って、世界が広くなって。本当に感謝しています」

P「そう面と向かって言われると照れちゃうな」

美穂「新しい趣味探しだって、ずっと付き合ってくれましたし。おかげで、今までとは違った私が見つかりそうです」

P「いろんなこと、してきたもんね。それらがアイドル活動の糧になれば、幸いだよ」
美穂(思えば色々なことをしてきたなぁ。最初は茶道の野点。あの後本格的に茶道用具を買ったんだっけ、また今度は事務所のみんなに振舞いたいかな)

美穂(サックスにも挑戦した。あいさんから楽器を借りて練習して、簡単な曲なら吹けるようにはなった)

美穂(犬はまだ飼えそうにない。よくよく考えたら、今住んでいるアパートってペット禁止だったし。寮は犬もイグアナもトナカイもオッケーらしいけど、引っ越そうかな)

美穂(映画鑑賞……のつもりだったけど、いつの間にかキスの話題にすり替わってたっけ。キ、キスなんてまだ早いよね!!)
美穂(チアリーディングもやってみた。実はあの後、智香さんのチームの練習に参加したりしている。ダンスのレッスンと思えばすごく有益だと思うし)

美穂(剣道の経験は撮影に役立ったっけ。監督からも意外と様になっていると驚かれた。珠美ちゃん、あの時は小手を外してゴメンナサイ)

美穂(推理小説や探偵ドラマも見るようになった。都ちゃんやありすちゃんがミステリー好きなのもあって色々と教えてもらっている。コズミックは……生まれて初めて壁にぶつけたものだ)

美穂(ロックに生きるという事は、未だによく分からない。とりあえず李衣菜ちゃんは私みたいな人こそロックと言っていたけど、夏樹ちゃんのリアクションを見るに間違っている気がする)

美穂(心霊スポットは……もう行くことはないと思う。ただ……小梅ちゃんが一緒に来てほしそうに見てくるので、その時はプロデューサーと一緒に行こうかな。除霊できるって言ってたし)
美穂(裕子ちゃんとの超能力?対決の後、なぜか裕子ちゃんが弟子入りを志願してきた。私、超能力なんて持っていないのに……。時間をゆっくりにすると評判の藍子ちゃん紹介しようかな?)

美穂(マイボールとマイグローブも買っちゃった。自分用に作られたボールってだけあって、凄く投げやすい。今度は蓮実ちゃんに勝ちたいな)

美穂(魔法少女ヨコヤ☆マチカはまだ続いている。私も時間が有るときは千佳ちゃんに付き合って一緒に遊んでいます。……時々川島さんと和久井さんが仲間になりたそうにこっちを見ているけど、気にしちゃダメかな)

美穂(水族館のフリーパスチケットも結局買っちゃった。疲れたりしたときは優雅に泳ぐ魚やヨチヨチ歩くペンギンたちを見て心を癒している。たまにペンギンの群れの中に仁奈ちゃんが混じっているけど、大当たり確定なのかな)

美穂(占いサイトも色々と廻ってみた。と言っても妄信的に信じてしまうのは良くないよね。最後の一歩は自分の足で歩きださないと)

美穂(陶芸で作られたピーちゃんはベッドの上でプロデューサーくんと仲良く暮らしている。ろくろと電動窯も買ったのでこれでいつでも陶芸が出来るかな)

美穂(パン作りも楽しかったな。ホームベーカリーも買ったし、その気になれば私の家でパン作りパーティーが出来そうだ)

美穂(プロデューサーは裕美ちゃんからアクセサリー作りを教えて貰ったらしい。私も教えて貰おうかな。クマのアクセサリーを作るのも楽しそう)

美穂(そして……)
P「すぅすぅ……」

美穂「プロデューサー、寝ちゃったんだ。もしかしてコレを作るのに時間、掛かっちゃったのかな?」

P「うにゅ……」

美穂「幸せそうな寝顔。写真、撮っておこうかな? なんてね」

美穂「えっと、あれ? サイズがちょっと小さいかも。ムリにつけたら、壊れちゃいそうな……。でもプロデューサーからのプレゼントだし、仕舞ったままにはしたくないなぁ。どうしよう……」

P「ぐぅ」

美穂「考えても仕方ない、かな。今はこの陽だまりの中ゆっくりとしていたいな……。すぅ……」
「――!」

「わんっ!」

美穂「ん……、くすぐったい」

「こらこらロマンス。ペロペロしないの! していいのは俺だけなんだから」

美穂「ん?」

「あっ、起きた? そろそろ始まっちゃうから起こしに来たよ」

美穂「あれ? 私……いろんな趣味を作って、プロデューサーからプレゼントを貰って、日向ぼっこしてて?」

「何寝ぼけてんのさ。ほらっ、時計見てごらん」

美穂「えっ? 今は14時56分……ってああ!! も、もうすぐ始まっちゃう!」

「あはは、安心してよ。ちゃんと録画しているし、テレビタブレット持ってきたからさ」

美穂「良かったぁ。ありがとう、旦那様」
「どういたしましてっと。さて、そろそろだね。うぅ、緊張してきたぞぉ……。みりあや千佳達がついているから大丈夫だと思うけど……」

美穂「大丈夫です、だって貴方と私の子供なんですよ? 恥ずかしがり屋なのは私譲りですけど……、芯の強さは貴方譲りなんですから」

「美穂だって結構しっかりしているよ? 恥ずかしがってたのも最初の方だけで、だんだんとステージを楽しめるようになっていったし」

美穂「それは……、貴方のおかげですよ。プロデューサー」

P「そう呼ばれたのはいつ振りだろう……。久しいな」

美穂「あっ、始まります!」
「みんなー! 今日は楽しんでいってねー!!! 行くよー!」

P「っし! ちゃんとやれてるじゃんか」

美穂「ほら、言ったじゃないですか。大丈夫だって」

ロマンス「わんわん!」

美穂「きっとロマンスもそう言ってますよ」

P「だな。しかしあのカチューシャが、今になって使われるなんてね。サイズが違ってたなんてオチ、泣きそうになったよ。美穂と瓜二つなだけに、良く似合ってるのが救いかな」

美穂「ふふっ、でも私はあの日からいつかこんな日がくるって思っていましたよ? その時隣にいてくれるのがプロデューサーだったら、って」

P「もう! 可愛いこと言ってくれるなぁうちのかみさんは」

P「あの子もさ、小日向美穂の娘ってことで色々と色眼鏡で見られそうだけど……、大丈夫だよね」

美穂「もちろんです。あの子はあの子、私は私なんですから!」

P「あのさ……、もう一度ステージに上がりたいとかって思ってたりする? 美穂のことを今でも応援してくれているファンたちもいるし、娘と同じステージに立てたら……」

美穂「ふふっ、素敵なことだと思いますけど……それはまだ先になりそうですよ?」

P「どういうこと?」

ロマンス「くぅん?」

美穂「こういうことです」スッ

P「! ははっ、そういうことか! そうかぁ、あの子もお姉ちゃんになるんだな……」

ロマンス「わんわん!!」

美穂「だから……、ステージ衣装はまだまだお預けですよ?」

「みんなー! 応援よろしくねー!!」

美穂「今はこうやって、日向ぼっこしながらのんびりと過ごして……。いつかきっとあの子と同じステージに立てる日が来るから。その時は、プロデュースしてくださいね?」

P「ああ。もう一度、輝く世界へ連れて行ってあげるよ」

小日向美穂 趣味:日向ぼっこ、茶道、サックス、犬の散歩……、家族と一緒に過ごすこと New!!



fin.

17:30│小日向美穂 
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