2015年02月20日

真奈美「マグロが余ったから、君にあげよう」P「机の上に置かないでください」

P「しかも凄くデカいし、仕事の邪魔だし。これどこから調達したんですか?」



真奈美「私が番組の企画で釣ったものだ。スタッフにも配ったんだが、どうしても一匹余ってしまってな」



P「マグロの一本釣りですか。木場さんパネェ」





真奈美「今から捌いて、刺身にでもしようと思っているところだ」



P「大丈夫なんですか?」



真奈美「免許は持ってるよ」



P「ま、まぁ…木場さんが言うなら…」





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423980157



――1時間後――



P「ふぅ〜。食った食った。こんなにたくさんマグロを食べたの初めてですよ」



ちひろ「捌き方が上手いですね。美味しくてついつい食べてしまいました」



真奈美「喜んでもらえて何よりだ」



真奈美「それでもまぁ…半分以上は残ってしまったな」



P「冷蔵庫に入れていれば、今夜、アル中の大人組が勝手に食べますよ」



真奈美「酷い言い草だね」



P「そりゃあ、酷い目に遭いましたから。巻き込まれたら問答無用で朝チュン確定ですよ」



ちひろ・真奈美「「プロデューサーさん(君)。その辺りの話を詳しく」」



P「え?ああ……ええっと……その…」メヲソラシーノ



小春「ただいま戻りましたぁ〜」



P(グッドタイミング!)



P「おお!おかえり!仕事はどうだった?」



小春「バッチリでしたよ〜。ヒョウくんもカメラに慣れてくれたみたいです」



P「そうか。そうか。良かったな。あ、そういえば木場さんがマグロを捌いてくれたぞ」



小春「マグロですかぁ〜」



バッ!



小春「あっ!ヒョウくん!」



ヒョウくん「」ムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャ



P「凄い勢いでマグロ食べてる」



小春「あんなに俊敏なヒョウくんは初めてです」



真奈美「よほど気に入ってくれたみたいだね」



翌日



のあ「マグロ、あげるわ」ドンッ



P「机の上に置くな。これ、どうしたんだ?」



のあ「番組の企画で釣ったものよ。みくにプレゼントしようとしたら拒否されたわ」



P「だろうなぁ…。ちひろさん。食べます?」



ちひろ「真奈美さんのマグロ食べ過ぎたので、もう当分はいいです」



P「そうですか。じゃあ、お得意先にでも…って?あれ?マグロは?」



ヒョウくん「」ムシャムシャムシャムシャムシャムシャ



P「また食べてる。本当にマグロが好きだな」



ちひろ(そういえば、グリーンイグアナって肉食でしたっけ?)



数日後



肇「Pさん。マ――P「いらない」



肇「」



P「あ、ほら!健康診断で『なるべく魚は控えてください』って医者に言われてさ!」



肇「シャケ弁を食べながら言う台詞ですか?」



P「あ!ヒョ、ヒョウくんがマグロ大好きだからさ!---って、あれ?マグロどこいった?」



ヒョウくん「」バリバリムシャムシャモグモグ



P「すげえ。骨まで噛み砕いてる」



肇「ヒョウくん、大きくなりましたね」



P「そうか?」



肇「久し振りに見ましたけど、絶対に大きくなりましたよ。前は小春ちゃんに抱えられるサイズだったのに、今じゃ軽自動車ぐらいはありますよ」



P「毎日見ていたから気付かなかったなぁ」



ちひろ「慣れって恐いですね」



肇「いや、気付きましょうよ!どうするんですか!?小春ちゃんはどうやってヒョウくんを運んでるんですか?」



P「違うな。小春がヒョウくんを運ぶんじゃない。ヒョウくんが小春を運ぶんだ」キリッ



P「それに別に不健康ってわけじゃないし、良いんじゃないか?小春も売れっ子でエサ代は余裕に稼いでいるから」



肇「ま、まぁPさんがそれでいいなら…」

――数週間後――



ヒョウくん「グルルルルルルル……」←全長90m 体重500トン



P「やっぱり……これは……」



ちひろ「成長しすぎですよね。屋上から見てやっと顔が見えるんですから」



P「やっぱりマグロばっか食わせちゃうのはダメだな」



ちひろ「今更後悔しても遅いですよ」



ヒョウくん「グルアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」



Pちひろ「ひぃ!?」







ドシン!ドシン!ドシン!ドシン!







P「なんてことだ!ヒョウくんが暴れて街に飛び出したぞ!」



ちひろ「346プロが半壊した……怪獣に壊された場合って、保険出ますか?」



小春「もしかしたら、ヒョウくんは発情期に入ったかもしれないです。お相手のメスを見つけるか、来月になるまで暴走が止まらないです〜」



真奈美「プロデューサー君。海を見たまえ」

P「え?海さんがどうかしたんですか?」

真奈美「いや、そっちの海じゃない。あっちの海だ」





♪ゴジラのテーマソング



P「あれは……まさか、ギラリドン!」











ギラリドン「にょわ―――――――――――!」



P「まずいぞ。このままだとヒョウくんとギラリドンが鉢合わせになる」



小春「美穂さんがカバーするSUM41のWe’re all to blameをBGMにして、ヒョウくんがオペラハウスに叩きつけられて放射熱線で秒殺される未来が〜!」



ちひろ「ヒョウくんにギラリドン、こんなの一体どうすれば……」



P「俺たちが傲慢なのは、アイドルはプロデューサーの支配下にあり、その逆ではないと考えているからだ」



ちひろ「プロデューサーさん?」



P「戦わせましょう」



346プロフィルム 50周年記念作品



ちひろ「何ですか!?このテロップは!?」

P「ほ〜れ。マグロだぞ〜」



ヒョウくん「」パクッ



【一人の男の過ちが、全ての始まりだった】





加奈「ウサミン号!座礁!」



麻理菜「座礁!?こんな太平洋のど真ん中で!?」



【謎の座礁事故】





雫「住民も家畜も…全部…」



早苗「こんな酷い現場、私も初めてよ」



裕子「嫌な予感がします」



【全滅した卯月島村】





瞳子「では、博士は新種の生物による仕業だとお考えなのですね?」



志希「現状では、それしか考えられないね」



【招集される学会の天才たち】





小春「もうすぐだよ……ヒョウくん……もうすぐ……」



杏「怪獣、ギラリドン、特殊巨大生命体13号。みんなはそう呼ぶけど、あんずはこう呼ぶだけだよ “きらり”」



【そして、悪夢は姿を現した】

李衣菜「〜♪〜♪〜♪やっぱこの曲はロックだな」



ズシーン



李衣菜「?」



「うわあああああああああ!」

「逃げろおおおおおおおお!」



李衣菜「ん?何か…あった?」







ヒョウくん「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」



ギラリドン「にょわ――――――――――――――――――!!」







【激突!ギラリドン vs ヒョウくん!】







瑞樹「臨時ニュースをお伝えします。先程、太平洋上にアツミン、アツミンが出現しました。10代から30代までの女性は至急、沿岸部から退避してください」







【登山(意味深)怪獣“アツミン”出現!】







亜季「陸・海・空。全勢力を以てこれに対処せよ!」



亜子「弾薬が全然足りない!もっと予算よこさんかい!」



楓「予算削減は“よさん”かい。フフッ」







【奮闘しろ!346プロ防衛隊!】







加蓮・奈緒「「モス凛ヤ♪モス凛〜♪クンクン♪カイ〜デル♪Pノシャツ〜♪」」







【なんかよく分からないけど、大怪蝶“モス凛”飛翔!】







時子「まったく…この国は怪獣だらけじゃない!」







【相変わらず、時子様は今日も豚を調教するのであった】



時子「テロップいらない!」

のあ「天地否、それ滅びなん。天と地とが背きあう。滅びるかもしれん。平穏に見えても危機は直ぐ目の前にある」





【謎の女“のあ” セリフに深い意味は無い】





晶葉「これは悪魔の発明だ。これを世に出すなら、私の命も…」





【天才科学者の苦悩!】







卯月「そんな……」



未央「ギラリドンが……」



杏「でもきらりは負けないよ。きらりは、みんなをハピハピにするから」







【なんだかんだあって、346プロ防衛戦!】



まゆ「ヒョウくん、採集防衛ラインを突破しましたぁ!」



ゆかり「ソルジャーアツミンの飛翔を確認!これが集まったら、清良さんでも敵いませんよ!」





ソルジャーアツミン×10000「オヤマオヤマオヤマオヤオヤマオヤマオヤマオヤママオヤマオヤマオヤマオヤオヤマオヤマオヤマオヤママ」



くるみ「もう終わりでしゅ〜!」



清良「ゴム手袋。足りるかしら?」





亜季「薬は飲むに限るであります!ギラリドン!」チュドーン!





【さらば!大和軍曹!】







P「モス凛だけじゃアツミンは抑えられない…。どうすれば!」



光「私……行くよ。見てて。私の最後の変身」



P「馬鹿!やめろ!」







【南条光!最後の戦いへ!】





あい「もしワシントンやモスクワにギラリドンが現れたとして、貴方達はそこに核を落とせますか?」







ギラリドン! ヒョウくん! モス凛! アツミン!



346プロ最大の決戦!



2015年夏 公開予定!





ちひろ「どちらが勝っても(賠償金的に)346プロに未来はない」



P「――――っていうオチになりませんかね?」



ちひろ「なりません」





おわり



おまけ



モス凛のうた 完全版



モス凛ヤ モス凛



クンクン カイデル Pノシャツ



カツテ クールダッタ



ハナヤノ 凛チャンハ



イヌミミ クビワソウビデ



シッポフッテル



メチャカワイイー



(幸子ソロパート) 勿論!世界で一番カワイイのはこのボクですからね!忘れないでくださいね!







過去のアイマス・モバマスSS



きらり「貴方には失望しました」モバP「!?」



モバP「菜々さん!?菜々さんじゃないですか!」



P「ちくしょう!やられた!」



モバP「何ぃ!?盗撮だと!?」



ちひろ「プロデューサーさん。太りましたよね?」

ヒョウくんの体重はエメリッヒ版ゴジラ(マグロ食べる方)の小説版を参考にしました。



21:30│モバマス 
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