2015年03月04日

佐久間まゆ「まゆにツッコミを教えて下さい!」

難波笑美「……は? ボケとツッコミのツッコミ? なんで?」



まゆ「笑美さんがバラエティ番組で鋭いツッコミを見せていたのがとってもかっこよくて」



まゆ「私もそういうの出来るようになりたいんです!」





笑美「かっこいい言うてくれるんは嬉しいけど……得意分野ってあるやん?」



笑美「ウチはバラエティ系、まゆはんは歌とか撮影系……」



笑美「無理してツッコミ覚えなくてもええ思うけど」



まゆ「でも出来ないより出来る方が良いですよね?」



笑美「それは、まあ……」



笑美「じゃあ適当にボケていくから、良い感じにツッコんでな?」



笑美「そんで気付いたこととかあればアドバイスするから」



まゆ「はいっ」





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笑美「いやー、まゆはん久しぶりやな〜」



まゆ「な、なんでやねんっ!」



笑美「違う。……違う。今のはボケるための前フリやから、ツッコまなくてええの」



まゆ「あっ、ごめんなさい!」



笑美「おかしな事言ったらツッコむ。それ以外は適当に相槌うつ。ね?」



まゆ「はい」



笑美「じゃあもう一回。まゆはん久しぶりやな〜」



まゆ「本当ですねー」



笑美「かれこれ60分ぶりやん」



まゆ「えっ、60分って……久しぶりと言うほどでしょうか」



笑美「だから! ここでツッコむ! たった一時間やないかーい! とか!」

まゆ「ああー、なるほど!」



笑美「もうやめて良いかな」



まゆ「そんな! もうちょっとお願いします!」



笑美「だって絶対向いてないわ。どー考えてもボケやもん」



まゆ「次から頑張りますから」



笑美「頑張ってなんとかなるんかなぁ……」



笑美「まあ、もうちょっと続けてみよか。またボケるから」



まゆ「はい」



笑美「いやー満腹満腹。もうしばらくなすの揚げ浸しは見たくないわー」



まゆ「そんなにたくさん食べたんですか?」



笑美「あー、えっと」



まゆ「?」



笑美「……うん。今のはちょっと難しかったかもしれんな」



笑美「なすの揚げ浸しって、そもそも大量に食べるもんやないやろ?」



まゆ「ええ」



笑美「そういうツッコミをして欲しかった」



笑美「こっちも分かりやすくボケなあかんな……」



笑美「んーと、えーと。よし、次はすごく分かりやすいボケをするから」



笑美「多分まゆはんも一回くらいは聞いたことがあるやつ」



笑美「ボケたらすかさずツッコんでな。良い?」



まゆ「はいっ」



笑美「じゃあいくでー。いやー、夏は暑いな〜!」



まゆ「……?」



笑美(間違えた……!!)

まゆ「……あの、笑美さん。今の、どこがボケだったのか分からないんですが」



笑美「…………」



笑美「あ……あはは。甘い。甘いでー、まゆはん」



笑美「分かりやすいボケをすると言って何もボケなかった。それ自体がボケなんや!」



まゆ「あっ……!」



笑美「予想外のボケにも素早く対応せな。何もボケてないやん! とか」



まゆ「そ、そうですね……全く思い当たりませんでした」



まゆ「てっきり『暑は夏い』を言い間違えたのかと」



笑美(バレてる!)



笑美(……ウチがとちったのはともかく)



笑美「厳しいこと言うようやけど、やっぱりまゆはんにツッコミは向いてないと思うわ」



まゆ「そんな……」



笑美「やっぱり長所を伸ばすほうが……」



まゆ「……っ」ウルッ



笑美「ええっ、ちょ、泣くほど!?」



笑美「そんなにツッコミやりたかったん?」



まゆ「まゆは……少しでもいろんなことが出来るようになって」



まゆ「プロデューサーさんに褒めて欲しくて……」



笑美「褒めてもらうんやったら、ツッコミやなくてもええんちゃう?」

まゆ「そうですけど……何が良いかなって探してたときに」



まゆ「笑美さんの出演番組を見て、これだって思って」



笑美「そ、そうかー」



笑美「……そんなに気に入られたんやったら、教えないわけにはいかんなぁ」



まゆ「良いんですか?」



笑美「まゆはんの気の済むまで教えたる。せやからほら、笑うて」



笑美「まゆはんに泣き顔は似合わんよ?」



まゆ「笑美さぁん……っ」ギュッ



笑美(おわあああ、めっちゃ良い匂いするぅぅぅ!)



笑美(これは男だったら絶対イチコロや……)



笑美「あー、よしよし」ナデナデ









笑美「そもそも、まゆはんに鋭いツッコミは合わんと思う。普段からおっとりしてるし」



笑美「そこで考えたんやけど、ノリツッコミならまゆはんにも出来るんやないやろか」



まゆ「そう……ですね。素早くツッコむよりは向いているかもしれません」



笑美「最初は話しを合わせるだけやしな。早速やってみよか」



笑美「なー、まゆはん。この前のライブめっちゃ良かったなぁ」



笑美「まさか冷凍マグロを小脇に抱えて踊るとは思わんかったわ」



まゆ「えっ!?」



笑美(ノッて! ファイト!)←ジェスチャー



まゆ「あっ、ええと……そ、そうですね」



まゆ「本当は生が良かったんですけど、やっぱり傷みやすいですからね」

まゆ「でもライブが終わった頃にはほどよく解凍できていたので」



まゆ「刺し身にしてみんなで食べたんですよぉ」



まゆ「それで……」



笑美(そこでツッコむ!)



まゆ「って、そんなことしてませんよぉ!」



笑美「…………まあまあ!」



まゆ「まあまあ、ですか。はぁ〜緊張しました」



笑美「言葉詰まったのが惜しかったかな〜」



笑美「詰まったらすかさずツッコんでええよ。あんまり長くノッてもダレるから」



まゆ「はいっ」



笑美「ちょっと休憩しようか。喉乾いたわ」



笑美「なんか買ってくるけど、まゆはんは?」



まゆ「じゃあミネラルウォーターを」



笑美「おっけー。ちょっと待っててな」

笑美「ほい、お待たせ」



まゆ「ありが……!?」



クリーミーポタージュ『ヤア』



まゆ「えっ、あの……私、ミネラルウォーターって言いましたよね……?」



笑美「もー、まゆはん。ここでノリツッコミやん」



笑美「ツッコミを覚えたいなら、いついかなるときでもボケに目を光らせんとなぁ」



まゆ「なるほど……けわしい道のりですね……」



笑美「もうやめる?」



まゆ「いえ、途中で投げ出したくありません。これからもお願いします」



笑美(まゆはんは努力家やなぁ……ちょーっと努力の方向が間違ってる気もするけど)



笑美「じゃあ改めて。はい、ミネラルウォーター」



まゆ「ありがとうございます、笑美さん」



まゆ「ごくごく……ふぅー、このシュワシュワが乾いた喉に染み渡りますねぇ」



まゆ「ってこれ炭酸水じゃないですか!」



笑美「上手い! 今のはバッチリやったで!」



まゆ「まさか二重に仕込んでるとは思いませんでしたよぉ」



笑美「あはは。今のは流れがあったからノリツッコミしやすかったやろ」



笑美「となると、あとは不意打ちのボケに対して、一瞬固まるのをなんとかすれば一人前やな」



まゆ「不意打ち、ですか……でもどうやって練習すれば?」



笑美「うーん……事務所のみんなに話して、まゆはんの前でボケてもらおうか」



笑美「知り合いなら多少ツッコミしやすいやろ? ウチから頼んどくから」

〜前川みくの場合〜



みく「レッスン一緒になるの久し振りだにゃー」



まゆ「そうですねぇ、前回はライブのときでしたっけ」



みく「良かったらお昼一緒に食べない?」



まゆ「ええ、良いですよ。どこかおすすめの所あります?」



みく「おすすめってほどでもないけど、ポイント貯めてるところがあるんだにゃ」



みく「そこで良い?」



まゆ「はい」



みく「じゃあお昼は回転寿司に決定にゃー」



まゆ「わあ、回転寿司も久しぶりです」



まゆ「……えっ、回転寿司? みくちゃんって…………はっ!」



まゆ「みくちゃんはお魚食べられないじゃないですかぁ!」

みく「にゃははー、グッジョブ。ちゃんとノリツッコミ出来てるにゃ」



まゆ「顔合わせていきなりとは思ってませんでしたが」



まゆ「なんとかノリツッコミ出来て良かったです」



みく「笑いに厳しい大阪人としては、もっと流れるように」



みく「ノリツッコミしてほしいなーっと思わなくもないけど」



みく「ちゃんとボケに気づいたから大目に見てあげるにゃ」



みく「あっ、お昼一緒に食べようっていうのは本気だからね?」



まゆ「ええ、もちろん。でもちょっと気になったんですけど……」



みく「なに〜?」



まゆ「玉子やかっぱ巻きだけでポイント貯めたんですか?」



みく「そこはボケの一部だにゃあ!」

〜日下部若葉の場合〜



若葉(いつもは子供扱いされて否定している私ですが……あえて!)



若葉(あえて子供ネタでボケようと思います!)



若葉(もちろん子供扱いされるのは嫌ですが、それを平気でネタにすることにより)



若葉(逆に大人の懐の深さを示せるでしょう!)



若葉(まゆちゃん発見! カフェでくつろいでますね……よーし!)



若葉「まゆちゃん、ご一緒していいですか?」



まゆ「ええ、どうぞ」



イラッシャイマセー



若葉「クリームソーダください」

若葉(普段は子供扱いされないようにコーヒーとかですが……)



若葉(これもあえて! 雰囲気作りです!)



カシコマリマシター



若葉「実はちょっと相談があって……」



まゆ「相談、ですか。私に答えられることなら良いんですけど」



若葉「クラスの男子が私にイジワルするんです」



若葉「スカートめくりとか……給食で牛乳飲んでたら笑わせてきたりとか」



まゆ「あら……それは大変ですね」



まゆ「でもそれって典型的な、好きな子にイジワルしたくなる、っていうことじゃないですか?」



若葉「で、でも、えっと、その……」



若葉「女子なら誰にでもするんですよ? 好きだから、ではないと思います」



まゆ「だったら、それはもう担任の先生に相談したほうが……」



まゆ「って若葉ちゃん小学生じゃないでしょっ!」



若葉「あっ、そうだったぁ☆」



若葉「……ナイスノリツッコミです!」



若葉「あぁ〜良かった。なかなかツッコんでくれないから」



若葉「もしかして本気で私を小学生と思ってるのかと疑っちゃいました」



まゆ「そ、そんなわけないじゃないですか、ちょっと長くなっただけですよぉ」



まゆ(ツッコむ直前に思い出したとは言わないでおこう……)



オマタセシマシター



若葉「あーん。んー、おいし〜!」



まゆ(でもクリームソーダ食べてると、やっぱり小学生に見えますねぇ……)

〜赤西瑛梨華の場合〜



瑛梨華「ハーイ、まゆちゃん! バッキュン☆」



まゆ「うっ! や、やられた……」ヨロヨロ バタッ





ゴンッ!





まゆ「……〜〜っ」←痛みで声にならない



瑛梨華「あー……倒れるときは周りをよく確かめないと」



まゆ「そ、そうですね……タンコブ出来てないですかぁ?」



瑛梨華「うーん……見た感じは大したことないね」



瑛梨華「ツッコミは成立してないけど、頭打ってもだえたところがKA・WA・I・I!!」



まゆ「可愛いって言われたのに嬉しさより恥ずかしさのほうが……」///



まゆ「他の人に言わないでくださいねぇ?」

〜輿水幸子の場合〜



まゆ「幸子ちゃん、事務所でお勉強ですか?」



幸子「ああまゆさん。最近仕事で学校を休むことが多かったので、宿題がたまって……」



まゆ「分からないところあったら教えましょうか?」



幸子「気持ちは嬉しいですけど、その必要はありませんよ。なんたって……」







幸子「ボクは勉強しか取り柄が無いですから」







まゆ「……そうですか。じゃあ邪魔しないようにしてますね」



まゆ(なんだかいつもより控え目みたい……落ち込むことでもあったのかしら)







幸子(あ、あれっ? 今ボケたのに……)

まゆ「そうそう、幸子ちゃんは歌もダンスもルックスもダメダメで……」



まゆ「って何言ってるんですか。なにもかも完璧で、もちろん世界一カワイイですよぉ!」



幸子(……的なノリツッコミが返ってくると思ったのに!)



幸子(うーん、分かりづらかったですかね?)



幸子(そうですよね、笑美さんなら逃さずツッコんでくるでしょうが、まゆさんなら……)



幸子(もう少し分かりやすくボケてあげましょう)



幸子(とはいえ、必ずノリツッコミが返ってくると思ってたから、次どうボケれば……)



幸子(そうだ、勉強中ということをいかして……)

幸子「あれー、おかしいなぁ……」



まゆ「やっぱり分からない所ありました?」



幸子「いえ、問題の答えは分かるんですけど」



幸子「この(芯が出てない)シャープペン、何故か字が書けないんですよ」



幸子(どうですか、これならボケと分かるでしょう!?)



まゆ「じゃあ私の使います? はい」



幸子「あっ、はい。どうも……」



幸子(普通に親切にされてしまいました……)



幸子(ふぎぎ、なぜノリツッコミしてくれないんでしょう……?)



幸子(…………いや、芯が出てないのは、パッと見では気づかないかもしれない)



幸子(そうですね、いっそ『キャップ付けたままで書けない』くらい)



幸子(分かりやすくボケないといけなかったんですね!)

幸子(今のはボクの詰めが甘かったです。反省……)



幸子(今度こそ、しっかりノリツッコミしてもらいますよ!)



幸子(多分冷蔵庫にあれがあるはず……よし!)







まゆ(あら? 幸子ちゃんがどこかに……)



まゆ(あっ、戻ってきた。飲み物を取りに行ったんですね。あの色はアイスティーかしら)



幸子「ごくり……んっ?」



幸子「まゆさん、ちょっとこれ飲んでもらえます?」



幸子「なんだか味が変なんです」



まゆ「味が変? じゃあ……」ゴク



まゆ「別に変なところないですよ? ちゃんと鰹だしと醤油と……」



まゆ「ってこれそばつゆ! 飲むものじゃないですから!」







幸子(……という感じになるはず!)



幸子(アドリブでこんな素晴らしいボケを思いつくなんて、ボクはなんて賢くてカワイイんでしょう!)



幸子(さあ、コップにそばつゆを注いできましたよ)



幸子(今からボケますからね、ばっちり頼みますよ、まゆさん!)



まゆ「幸子ちゃん、それそばつゆじゃないですか?」



幸子「ヴェッ!? そ、そばつゆ……ですか?」



幸子(まさかの先制攻撃!?)



まゆ「ええ、なんとなくそんな香りが……」



幸子(ど、どうしよう……強引に飲ませるべき?)



幸子(でも不意打ちのボケにはならないはず……)



幸子(くぅぅ、仕方ない。ここは潔く撤退です……!)



幸子「あっ、ほんとだー。麗奈さんが中身を入れ替えてたんですかねー、全く(棒読み)」



まゆ「飲む前に気づいてよかったですね」



幸子(次……次こそはー!)

幸子「……結局、ことごとく失敗しました」



笑美(まゆはんの間の取り方とか聞きたかったのに)



笑美(まさかボケに気付かれなかったって報告されるとは思わんかったわ)



幸子「お役に立てず申し訳ありません……」



笑美「あー……まぁー、まゆはんには難しかったんちゃうかな」



笑美「そんなに気にせんでええよ、ウン。変なこと頼んで悪かったなぁ」



笑美(本人の願望はともかく、やっぱりまゆはんはボケやなぁ……)



笑美(ツッコミを覚えたい、それ自体が壮大なボケに思えてくるわ)



〜Pの場合〜



P「まゆ、ちょっと来て」



まゆ「はい、なんですかぁ」



P「この書類にサインしてもらえる?」



まゆ「お仕事の書類ですか? えっと……」



婚姻届『イラッシャーイ』



P(さて、まゆはどんなノリツッコミをしてくれるかな?)



まゆ「もう、プロデューサーさんったら。自分の名前書いてないですよぉ」



まゆ「それに印鑑も押してないし。これじゃ提出できないじゃないですかぁ」



P「あっ、そうか。ごめんごめん」



P「……よし、できたよ」



まゆ「ありがとうございます。印鑑取ってきますねぇ」

P「……という感じで。ツッコむ気がないと気付いたときには遅かった」



P「まあ、今幸せだから後悔はしてないけどね」



まゆ「笑美さんのおかげでプロデューサーさんと結ばれました」ニコニコ



笑美(ウチのおかげかなぁ……)



笑美(プロデューサーはんが自爆しただけちゃうんかなぁ……?)



笑美(自爆って言うたらイメージ悪いけど)



まゆ「それで、良かったらなんですけど、今度はボケを教えてもらえないでしょうか」



笑美「……? なんで心変わりしたん?」



まゆ「だって……まゆは、プロデューサーさんにツッコまれる側ですから♪」



笑美「性的な意味で、ってか。やかましいわ!」



おわり



21:30│佐久間まゆ 
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