2015年03月06日

五十嵐響子「初めまして」


・初投稿です



・書き溜めありです





・武内Pですが途中出てくる卯月、美穂は同期設定です





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事務所内



武内P「……」カタカタカタカタ…

コンコンコンッ

「失礼します、ハウスクリーニングです」



武内P「?……(あぁ、今朝ちひろさんが申し送りしていた…)はい……」ガチャッ



「(ビクッ)お、おはようございます。事務所内の清掃と伺っておりましたが」



武内P「はい、よろしくお願いします……」



「では、失礼します」



???「失礼します」



武内P「……!あの、すみません」



???「はい?何でしょうか?」



武内P「もしよろしければお名前を……」



響子「あ、はい。五十嵐響子といいます。本日は実習でこちらにお邪魔させていただきました。……えっと、こちらの事務員の方ですか?」



武内P「失礼しました。私、こういうものです……」



響子「346プロダクションプロデューサー。アイドルのプロデューサーさんですか」



武内P「はい……あの、」



イガラシサン、ドチラデスカ?



響子「はい、今行きます。すみません、失礼します。精一杯やらせていただきますね」



武内P「はい。よろしくお願いします」



ナニカアリマシタカ?

イエ、ダイジョウブデス



デハ、コチラカラハジメテイキマショウカ

ハイ、ヨロシクオネガイシマス!



武内P「……」















「これで終了になります、お疲れ様でした」



響子「お疲れ様でした♪」



「後は報告をしてあがりましょう。先ほどの人は……」



武内P「すみません……」



「ど、どうしました?」



武内P「少し、お時間よろしいでしょうか?五十嵐響子さん」



響子「私ですか?」





応接間



響子「えっと、それで、何でしょうか?」



武内P「はい……五十嵐さん、アイドルに興味ありませんか?」



響子「え?えぇっ!?アイドルですか?そんな、急に言われても……それに私にできるかどうか……」



武内P「ご家族とも相談が必要でしょうし、直ぐにとは言いません……ただ、少しでも考えていただけたら幸いです」



武内P「こちらが資料になります。何かありましたら名刺に連絡先がありますのでそちらに」



響子「あ、ありがとうございます。……1つだけいいですか?どうして私を?」



武内P「……笑顔です」



響子「笑顔、ですか?」



武内P「はい、あなたの笑顔は見ている人を、周りの人を幸せにできる笑顔です」





数日後

事務所



ちひろ「はい、こちら346プロダクション、千川です……はい、少々お待ちください。プロデューサーさん、五十嵐さんという方からお電話です」



武内P「……!ありがとうございます」



武内P「はい、お電話かわりました。……はい、わかりました、ではその時間で。お待ちしております」



武内P「ちひろさん、応接間をお借りします」





応接間



武内P「わざわざお越しいただきありがとうございます……それで、お越しいただけたということは」



響子「あれから家族とも相談して、承認ももらえて。アイドル、やってみようかと」



武内P「ありがとうございます、後日こちらからもご家族に説明に向かわせていただきます」



響子「あ、でしたら空いてる日聞いておきますね」



武内P「お願いします、書類関係はその時に」







響子「はい!それじゃあ改めて……こんにちは、五十嵐響子、15歳ですっ!掃除に洗濯、お料理も、家事ならなんでも任せてくださいっ!アイドル、 精一杯頑張ります!よろしくお願いしますね、プロデューサー♪」



武内P「はい、よろしくお願いします、五十嵐さん」



響子「その、プロデューサー、私のことは響子って呼んでください!」



武内P「……わかりました、響子さん」



響子「はい♪」







数ヶ月後

会議室



響子「ここに来て欲しいってことだったけど、どうしたんでしょう?」コンコン



響子「失礼します」ガチャ



美穂「あ、響子ちゃん」



卯月「おはようございます。響子ちゃんも呼ばれたんですか?」



響子「美穂ちゃん、卯月ちゃん、おはようございます。2人も?」



卯月「はい、私も美穂ちゃんもプロデューサーさんに。何なんでしょうか?」







武内P「皆さん、おはようございます」



卯月美穂響子「「「プロデューサー(さん)、おはようございます」」」



武内P「突然お呼び立てしてすみません。今日は皆さんに重大な報告があります」



武内P「島村卯月さん、小日向美穂さん、五十嵐響子さん。この3人でのユニットデビューが決まりました」



美穂「私たちが……」



響子「ユニットデビュー……」



卯月「……ほ、本当ですか!?プロデューサーさん!!やりましたね、美穂ちゃん、響子ちゃん!」







美穂「う、うんっ!う〜、き、緊張するよぉ」



響子「ふふっ、美穂ちゃん、今から緊張してたら倒れちゃいますよ」



卯月「プロデューサーさん、ユニット名は決まってるんですか?」



武内P「ユニット名は後々皆さんの意見を取り入れて決めていきたいと思っております。皆さんにはライブまでの期間、3人でのレッスンが中心になると思います」



武内P「自分やトレーナーさんたちも全力でサポートします……ライブ、成功させましょう」



卯月美穂響子「「「はいっ!(、頑張ります!)」」」















ライブ当日

ライブ会場



卯月「お客さんがあんなに……」



武内P「皆さん、準備はいいですか?」



響子「はいっ!……といいたいですけど、やっぱり緊張しますね」アハハ



美穂「うぅっ、失敗なんてしたら……」



武内P「大丈夫です……皆さんならやり遂げられると信じてます」



武内P「時間ですね……皆さん、よろしくお願いします」



卯月美穂響子「はいっ!行ってきます!」タタタ……



ワアアァァァ……















響子「ふぅ……あ、プロデューサー!」



武内P「五十嵐さん、お疲れさm……」



響子「プロデューサー、響子って呼んでくださいって言ったじゃないですか」



武内P「……響子さん、お疲れさまです。素晴らしいソロでした」



響子「本当ですか、ありがとうございます♪……あ、そうだ、プロデューサー、カメラってありますか?」



武内P「はい、こちらに」



響子「プロデューサー、一緒に写真撮りましょうよっ!思い出の一枚に」



武内P「そうですね、ライブが終わったら3人で撮りましょう」



響子「むぅ……そうじゃなくて……あっ、携帯で……えいっ!」ウデクミ カシャッ





武内P「!?えっと……何を」



響子「い、一緒に写真撮りましょうって言ったじゃないですか//」



響子「後でプロデューサーにも転送してあげますから」パッ



卯月「響子ちゃーん、最後の曲、3人で行きますよー」



響子「うんっ!それじゃプロデューサー、行ってきます!」タッ



武内P「は、はい……」





翌日

事務所



ちひろ「お疲れさまです、プロデューサーさん。お茶が入りましたよ」







武内P「ありがとうございます、いただきます」



ちひろ「あ、昨日のライブの写真ですね。あら、これは……響子ちゃんとのツーショットですか」



武内P「あの、それは……」



ちひろ「ふふふ、仲が良いようで何よりです♪プロデューサーさんが手ずからスカウトしてきた娘ですものね」



ちひろ「大丈夫です、皆には内緒、ですよね♪」



武内P「よろしくお願いします……」







数ヶ月後

事務所・深夜



武内P「……ふぅ」カタカタカタカタッ



武内P「(少し休憩をいれますか。たしか冷蔵庫にスタミナドリンクが)……ん?」



武内P「これは……オムライスと、貼り紙?」



響子『プロデューサー、お疲れさまです。お夜食にオムライス作ったので良かったら食べてください』



武内P「五十嵐さん……ありがとうございます」カチャッ チン



武内P「いただきます……おいしい」モグモグ







翌日

事務所



響子「あ、プロデューサー、おはようございます」



武内P「いがr……響子さん、おはようございます。昨日は夜食、ありがとうございました」



響子「食べてもらえました?その……お口に合いましたか?」



武内P「はい、ごちそうさまでした」



響子「ふふっ、でしたら良かったです♪また作ってあげますね」



武内P「いえ、そこまで甘えるわけには……」



響子「いいんです、私が好きでやることですから♪」



武内P「……はい、ありがとうございます。あぁ、そういえば、響子さん、次のお仕事のオファーが来ました」



響子「本当ですか!?何のお仕事でしょう。えっと……『きらめくブライダルショー?』」



おわり



20:30│五十嵐響子 
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