2014年01月20日

モバP「今日はなんだか忙しない」

のあ「冗談よ」

P(なにがですか?)


のあ「…この選択は、過ちにはならない…。私がしたくてしたことだから」

P「……」

真尋「そうそう! プリンおいしかったし!」ムフー

P「お前はプリンが食いたかっただけだろ」

真尋「えへへっ」

のあ「…ふふ」

P「……はは…」


のあ「では…行って来るわ」

真尋「行って来るね、Pさん!」ブンブン

P「おう。…頑張って。またあとでな」

真尋「うんっ」

のあ「ええ」


パタン



P「…みんな、スケジュールがずれちゃってるのか。そりゃ慌ただしくなっちゃうよなぁ…」ハア

P「…他にも、影響を受けて困ってる子がいなければいいんだけど…」


ガチャ

バタバタッ ドタンッ


比奈「にゃう! …とと…、…はふ。や、やっと着いたッス…」ハア…

P「…、お、おう。見るからに急いでるな…大丈夫か?」

比奈「? あープロデューサー。お、お疲れさまでスー」

乃々「…も…む……りぃ…なんですけど…」ゼェ…

P「お、お疲れ」

乃々「…」ハア…

乃々「お、お疲れという言葉で、疲れが取れるなら…世話…ないんですけど…」ハア…

P「……、…ごめんなさい…」シンラツダネ…


P「ふ、二人も…スケジュールがずれたせいで急いでいるのか?」

比奈「へ? …ああ、それはべつに、私たちはなんともなかったんでスけど」

P「そっか」ホッ

比奈「その、送っておきたい原稿のデータを事務所に置いて来ちゃって…現場から慌てて戻って来たところなんでス」エッヘヘ…

P「なにそれ働け」ギリギリ

乃々「ちょ、なんでわた……ギブ、ギブなんですけどぉ…?」パシパシ

P「お前まで戻って来ることはなかったんじゃないか?」

乃々「……、一人で現場に残るとか……命の火が消えますけど…」

P「乃々は全く儚い系女子だなぁ☆」ギリギリ

乃々「……ごふ」ムーリィ…


比奈「えへへ…し、失礼したッス。無事仕事には間に合いそうでスから、その、ご勘弁を…」

P「…うん、まあ、俺はべつにいいんだが…」

P「スタッフさんに失礼のないようにな。乃々をよろしく」

比奈「了解ッス!」

乃々「なんか勝手によろしくされたんですけど」

P「迷惑かけるなよ」

乃々「……ほどほどにやってみますけど…」

P「きちっとやってください」

乃々「頑張るとか…むーりぃ…」



P「…あ、プリンがあるんだけど…。帰って来てからでいいか」

比奈「ス。…ふふ、まあなくなってる気しかしないでスけど」ハハ

P「……悪い。そう思ってくれてると助かる」

比奈「いえいえ。私より食べ盛りの子がいっぱいでスからねー」ニヘラ

P「…うん。ありがとう…。でもお前もちゃんとご飯食べろよ…」

比奈「うぇへへ。全然でス!」

P(どっちに対して全然でス?)

比奈「じゃー行って来るッス! 乃々ちゃん、行くッスよー」

乃々「……もりくぼは現在つながっておりませんけど……」

P「なんだそれ。というかいつの間に机の下に…。出て来ないと、無理やり引きずり出すぞ」

乃々「女の子を無理やりとか…。見損なったんですけど…」

P「はよ行け」ググ…

乃々「ちょ、ほんとにむーりぃー…!」グググ…

比奈(…楽しそうでスね…)


パタン



P「…ふぅ」

P「…そうだ。仕事に戻る前に、スケジュール表を直しておかないと」

P「…。今さらのような気もするが…ま、まあいいや」ガタ


ガチャ


あやめ「おはようございます!」ニンッ

凛「ございます」

P「おう。二人とも、おはよう」

P「…ってことは、二人はまだスケジュールの確認は…してないよな」

凛「? …うん。昨日確認はしたけど、今朝はまだ」

P「そっか。じゃあ今日は俺と一緒にしよう」

あやめ「おおっ。本日はプロデューサー殿が直々に! なんと光栄なっ」

P(固っ)

凛「…あやめ、それはちょっと固いんじゃないかな…」

あやめ「えっ」

P「凛も大概だけどな」

凛「あ、うん…。努力します」

P「うん」

P(まあ、どう固いかの方向性は全然違うけど…)

凛「…」カタイカナ…ムニュ…

P(可愛い…)


あやめ「ふふ、凛殿。そのようにぎこちない表情では本日のお芝居の稽古、上手くこなすことはできませんよ」

凛「…、そ、そうかな」

あやめ「そうです」コクン

あやめ「忍びたるもの、笑顔を忘れず」

P(それはなにか違う気が)

あやめ「ニンッですよ。ニンッ♪」

凛「に、にん?」

P「いや、これはべつに真似しなくてもいいと思う」

あやめ「あれ?」


あやめ「そ、そんな…。しかし今回、わたくしと凛殿はくのいちの姉妹という役柄。今から忍者の心得を念じておいて損はないはずです!」ニーン!

P「…」

P「それはそうかもしれないけど…。あやめは参考にならないだろ」

P(似非とまでは言わないが)

あやめ「?? そ、それはなぜ…?」

凛「…あ、うん。それはたしかに。私も思う」ウン

P「な」

あやめ「あれー」


あやめ「うぐぐ…。お、お二人は難しいことを仰いますね…」ウヌヌヌ…

P(べつに頭を抱えるほどのことでもないと思うが…)

あやめ「…? あっ」ピコーン

あやめ「なるほど! 凛殿が参考にするには、忍びとして格が上のわたくしではまだ早すぎるゆえ! という話ですか!」

P(ポジティブな子だ)

凛「…うん。まあそんな感じ」フフ

あやめ「なるほどです」ウンウン

あやめ「ふふ、しかしわたくし簡単な忍術にも心得はありますゆえ。どうか遠慮なさらず!」

凛「うん。ありがと」

P(二人ともええ子やなあ…)


凛「…」

凛「でも…忍術は、うん。まだ私には早いかな」

あやめ「そ、そうですか?」

凛「うん。だから代わりに――」

凛「…その、私は笑顔が苦手だから…。あやめみたいに、自然に笑うにはどうしたらいいか、教えて欲しいな」

あやめ「……」

あやめ「…えへへ。分かりました。凛殿にそう言われては断れませんねー」

凛「ありがと」

P(……ええ子らや…)ホロリ

凛「…。プロデューサー、なんで泣いてるの…」


あやめ「あやめの笑顔の秘密はニンッですよ、ニンッ♪」

凛「…あれ、それはさっきも聞いた気がする…」

P「…」クス

P「…。そういえば…あやめたちは、このあとのスケジュールは分かってるだな…。じゃあもう、改めて確認することもないか」

あやめ「ふふふ、当然です。アイドルになってこの方、あやめはこのようなお仕事を待ち侘びておりましたので!」

P「…そっか」

あやめ「昨夜はわくわくして全く眠れませんでした!」ニニーン!

P「おいこら」

凛「…」クス


あやめ「…」エヘヘ

あやめ「あやめはこのときのためにアイドルになりましたゆえ」

P「…」

凛「…」

あやめ「しっかり頑張ります! おー!」ニンニン!

P「うん。頑張れ」

凛「おー」

P「…はは。あやめは可愛いな」

凛「…そうだね」

あやめ「??」ニコニコ

P「…あ、凛も可愛いぞ?」

凛「…ふふ。取ってつけたようにどうもありがとう」


P「そうだ。プリンがあるんだけど…食べるか?」

あやめ「…」ジュル

あやめ「い、いえいえ。このあとのパフォーマンスが低下してしまうといけませんから…」

P「そっか」クス

凛「戻って来てから…プロデューサーも一緒に食べよ」

P「うん。そうするか。ありがとう」

凛「どうして私にありがとうなの」クスクス

P「…なんでだろ?」

凛「ふふ」

あやめ「ふふっ」ニンッ


あやめ「では、精一杯頑張って参りますので!」ブンブン

凛「行って来るね」

P「うん。頑張ってな」

ガチャ


あい「おはよう」

晴「うーっす」

P「二人とも。えっと…おはようございます」

あい「うむ」

あい「…ふふ、それにしても…私と君の間なのだから遠慮せず、挨拶は晴君に合わせてくれて構わないのに」

P「…」ハハ…

P「いえ。そうもいきません。おはようございます、あいさん」

あい「…ふっ…」

あい「まあいいさ。うん。おはよう」

P「はい」

晴「鼻の下伸びてんぞ」

P「…、気のせいだ」

晴「どうだかー」

あい「♪」フフ


あい「スケジュールに問題が起きていることは把握しているかい?」

P「はい。…すいません、二人にまで迷惑を」

あい「構わないさ。それより」ピト

P「むぐ」

あい「こんなミスを犯す前に、私を頼って欲しかったところだがね」フン

P「…う…。す、すいません…」

あい「…」フフ

あい「君はもっと担当のアイドルを信頼した方がいいな。私に限らず」

P「…了解です」

あい「それでいい」ニコ


あい「……と、格好をつけてみたが」

P(あえてつける必要はないと思いますけどね…)

あい「ふふ。べつに君のミスだと決まったわけじゃない。混乱も、それぞれのアイドルの頑張りで取り戻せるようだし、…」

あい「いまは私も、一アイドルとしてベストを尽くすことにしよう」

P「…よろしくお願いします」

あい「任せなさい」

晴「任せたぜ」

P「おい」


晴「…」プクー…

晴「…や…べつにやる気がねぇわけじゃねえんだけどさー…」モグモグ…

P「うん」

晴「なんだよあの衣裳。可愛いよ。すげー可愛いじゃん」

P「うん。可愛いな」

あい「うむ。晴君はとても可愛らしい」

P「ですね。晴は可愛いです」

晴「話を転がすな大人ども」


晴「…」ハア

晴「…今回だけだぞー。次はねぇからな!」

P「分かった。今回だけな」ヨシ

晴(絶対分かってねえ!)

あい「恥じらいを見せる表情もまた彼女の魅力だね」コソ

P「仰る通りです」コソコソ

晴「聞こえてんぞ」


P「頑張った子にはプリンをやろう」

晴「…、子ども扱いすんじゃねえよ」ハア

あい「…む、その言いぶりだと、私はもらえない…、いや、君からみれば私も子ども、か。ふふっ言うじゃないか…」

P「ごめんなさい。違います」

あい「…なんだ違うのか…」ショボン

P(あれっそこでへこむんですか)ワカンナイデス…

晴「やーい泣かせたー」

P「泣かせてねえよ。というか小学生か」

晴「小学生だけど?」プクゥ

P「…あれ?」


あい「…まあ…とにかく頑張って来るとしよう。なあ晴君?」

晴「へいへい」

P「頑張ってな」

晴「へーへー」

あい「こら。返事はきちんとする」コツ

晴「いてぇ」

P「…」

P「あいさんも。頑張って」

あい「…」

あい「…ふふ。言われるまでもないさ」


パタン


P「…」

P「…改めて見るとめちゃくちゃだな。このスケジュール表…」

P「奈緒が言ってたように、だれかがぶつかって消しちゃって…」

P「書き直したはいいけど、とりあえず予定を全部一か所に書き直したって感じか。これじゃスケジュール表になってねえよ…」ハア

P「……まあ、仕方ないな。今日はここで…みんなの予定の調整を優先するか」ハア


ガチャ


P「?」

輝子「フヒ…あ、プロデューサー……お、おはよ」

光「おはようP! 今日も元気そうだな!」

P「おはよう。むしろ光こそ元気だな」

光「まあな!」

輝子「…」キーン

輝子「…フヒ…ひ、光くんは、元気だねー……」

光「まあなぁ!」ハハハッ!

輝子「…フヒ…」キーン…

P「はは」


光「Pが困っていると聞いて、慌ててやって来たけど…」フム

光「…そうでもなさそうだな?」

P「うん、ありがとう。なんとか、みんなが頑張ってくれているおかげで」

光「うんうん。ヒーロー一人の活躍も大切だけれど、みんなの友情パワーも正義の力の一つだからな」

P「そうだな」

輝子「……」フヒ…

輝子「…友情……。ぼ、ぼっちの私には、関係なさそう…だね」ヒヒ…

P(あ、卑屈だ…)


ポンッ


輝子「?」フヒ

光「なにを言っている。ヒーローにだって、友情の力は必要さ。むしろヒーローにこそだ」

光「輝子はアタシと一緒に頑張ってくれ! な!」ニカッ

輝子「……」

輝子「…わ、分かった…。そ、そうする…」フヒ

光「おう!」

P(イイハナシダナー)


輝子「あ、そ、それに…」

光「うん?」

輝子「…う、うん。…その…き、キノコもいるからー……。ひ、百キノコ力だよ。友情パワーがさく裂しちゃうよー…フヒヒ、ヒヒ」

光「……」

光「お、おう!」

P「頑張れヒーロー」

光「が、頑張るぞ!」

輝子「…が、がんばろ…」フヒ


光「よし。そういうわけで、アタシたちもいっちょ頑張って来るよ!」

P「おう」

輝子「…い…行って来ます…。し、親友の、プロデューサーも……、お、応援、しててね」フヒ

P「ああ。もちろん」

輝子「……、う、うん」コク

光「またなっ!」


パタン


P「…」

P「…あ、プリンの話するの忘れた…」

P「……まあいいか。帰って来たら、また教えてやろう…」ウン

P「…。人数的に、もうどうしようもないな、これ……」

P「……、ち、最初からうちのアイドル全員分くれればいいものを…」ブツブツ

かな子「あのー」

P「うおう!」

かな子「あう」ビク

かな子「ご…ごめんなさい。お、驚かせちゃって」

P「あ、いや…こちらこそ。ごめんよ」

かな子「いえ」


泉「おはよう、P」

P「お、泉も一緒だったのか。おはよう」

泉「うん」

かな子「それで、えっと…」

P「うん?」

かな子「プロデューサーさん、私になにか隠していませんか?」ニコッ

P「……」

かな子「…」ニコニコ

P「…」

P「…………」ダラダラ…

泉「す、すごい汗ね。大丈夫? えと、頭痛薬なら常備してるけど――」ゴソ

P「お、おう。大丈夫だ。いや大丈夫じゃないけど。ありがとう」

泉「そ、そう?」ハテ…

P(かな子を止める薬が欲しいです)

かな子「?」ニッコリ

P「」ビクッ


かな子「…ね…プロデューサーさん?」ニコ

P「はい」ダラダラ

泉「…」フキフキ

P「すまん」

泉「いいえ」

かな子「…私…」

かな子「プロデューサーさんが、困っていることを一人で抱えているのなんて、見たくないんです。相談してもらいたいし、一緒に考えて、力になりたいんです」

P「……」

P「え? えっと…俺がなにか、困ってるって…どうして…」

かな子「…」ニコ

かな子「そんなの顔を見れば分かります。ね、泉ちゃん?」

泉「はい。ふふ、Pは顔に出やすいから」

P「……、…そっか…」

P「…ごめん、ありがとう。心配してくれて」

かな子「いえいえ」

泉「心配、しちゃうのよね。分かり易い人が相手だと」フフ

P「…」ハハ…


かな子「それでえっと…ひょっとして、なんですけど!」

P「ん?」

かな子「冷蔵庫のプリンがなにか関係していたり!?」

P「…」

泉「…、かな子さん、よだれが垂れてます」

かな子「ふえ!?」

P(こっちはこっちで嫌な予感は間違ってなかったか…)


かな子「あわわわわ…」ゴシゴシ

泉「…」クス

泉「…えっと…数が足りないとか。そういうことでしょ?」

P「…仰る通りです。さすがいずみん」

泉「い、いずみん? …ぴ、Pは妙な呼び方をするわねー…」ムム…

かな子「やっぱり。泉ちゃんの言ってた通り…。そうですよねー。私も一つ食べちゃったんですけど、」

P(食べちゃったのかよ!)

かな子「……みんなの分には、足りないですもんねー…」

P「…」ハハ…

泉「…止めたよ?」

P「ああ、うん、いいよ……泉は気にすることないさ」

泉「う、うん。…あれ、今度は普通に呼ぶのかー……違いはなんだろ…」ムー

P「細かいことは気にしない方がいいぞ」

かな子「…」エヘヘ…ソレニシテモ…オイシカッタナー…♪

P「…」ハハ…


かな子「…あ、えっと、じ、じゃなくて…//」コホン

かな子「あの、プロデューサーさん。私に任せてください!」

P「?」








ガチャ


まゆ「Pさん、まゆが帰って来ましたよぉ♪」

奈緒「アタシも一緒だからな…、?」

奈緒「…ん、なんか…美味そうな匂いがするなー…」

P「お。おかえり、二人とも」

かな子「おかえりさない! えっと――ケーキとか。お菓子、たくさん作って来たから…よかったら、みんなで食べよ♪」

奈緒「…おう」

奈緒「はは、なんだかいつもよりたくさんだな。パーティでもするのか?」

P「…いや、実は…プリンが足りなくなっちゃったからさ…」

奈緒「…おう。まあ、そうなると思ってたけどな」

まゆ「うふふ。まゆはPさんがいてくれればそれで…」//モジモジ

泉(…すごく幸せそうな表情だなぁ…)クス


P「…で、さすがにべつのみんなで食べちゃったよーじゃあ、教えてあげた子に悪いしさ…。そしたら、かな子が」

かな子「えへへ♪ いつもより、多めに作ってますよー♪」

奈緒「…。多めの範疇を越えてる気が、しないでもねぇけど」ボソ

P「それは言わない約束だ」

奈緒「お、おう」


ガチャ


真尋「くんくん! いい匂いがするね!」

のあ「…」グー…

比奈「わ…。ケーキがたくさんありまスねー」

乃々「……、おいしそう、なんですけど…」

あやめ「おお。本当ですね」

凛「…また、すごい量だね…」

晴「…。ちょっとさすがに、うっと来そうだな…」

あい「ふふ。まあ疲れた体に甘いものは悪くない。ありがたく頂くとしようか」

輝子「…フヒ…。さ、さり気なく、キノコをアクセントにするのはどうかな…」フヒヒ

光「そ、それはまずいんじゃあないか?」ワタワタ


ワイワイ


P「…」

P「スケジュールがずれ込んだのもあって、上手いことみんなが揃ったな」

奈緒「だな」

泉「…結果オーライなのかもしれない。でも、たまにはこんな風にみんなでワイワイするのも…」

かな子「いいですねー。ね、プロデューサーさん♪」

P「…そうだな」


P「…だれか分からないけれど、スケジュール表を消してしまった人には…まあ、恨んでも仕方ないし。感謝しとこう」ウン

真尋「そうですね!」

P「あ、真尋とのあさんはもうプリンを食べたので、今回はお預けです」

のあ「!!」ズガーン

P「…、じ、冗談です」



P「よし。じゃ、プリンはないけど。みんなで仲良く食べますか」


「「「「はいっ! 頂きまーす!」」」」







「…」
「ふ、ふふふっ。そ、そろそろ…ババーンっと登場して、アタシが犯人だったという衝撃の事実に、みんなをひれ伏させてやろうかしら!」

「……」
「あの…、素直に謝れば早いと思うんですが…」

「!? なっ…」
「ち、違うから! ば、バズーカを誤射してホワイトボードがぐちゃぐちゃになったとか、そんなんじゃなくて……、ゲホッゲホッ」
「…けほっ。…わ、わざとやったんだから! あ、謝るもなにもないのよッ!」フ、フフンッ

「…」
(意地でも故意のいたずらだったということにするつもりですか。意地っ張りですねぇ、本当に…)ハア

「…、な、なによ」

「いえ。はるのはおでこだけにしてくれればいいのになって」

「!? で、デコはるってなに!?」

「知りませんよ、ボク」

「言い出したのはアンタでしょーがッ!」


ギャーギャー


ガチャ…


P「なるほど。お前たちの仕業だったのか」

「「!?」」

「い、いえ、プロデューサーさん! ぼ、ボクは関係ないですよ! たまたまそばにいただけで…」ワタワタ

「あ、ずる! アンタがバズーカなんてフフーンって言うから、すごさを見せてあげようとしたんでしょ!」

「お、覚えてませんね!」

「こんにゃろー!」

P「うるさい」

「「あ、はい」」


「「…」」ビクビク

P「まあ…安心しろ。俺はお前たちに感謝している」

「「へ?」」

P「な? だからお前たちも――一緒にケーキ、食べようよ?」ニッコリ

「「……」」
「「…は、はい…」」


*その後、二人はみんなにでこっ可愛がられましたとさ


*そして、…


かな子「むふー♪ プリンおいしーですー♪」

P「…よかったな」

かな子「はいっ♪」パクー

奈緒「太るぞ」ボソ

P「こら」


*余ったプリンはお礼代わりに、かな子が全部食べたとか、足りずに追加で頼んだとかなんとか


*おしまい

ちょっとずつ書き溜めながらだったので、完成して以後、ペースを上げて失礼しました。
とりあえずいろんな子を出したいなーって。それだけでした。

画像先輩あざす。最後まで読んでくれた人も。ありがとうございました。

22:30│モバマス 
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