2015年04月02日

みく「聖夜を駆ける」のあ「大空のロマン」

みく「んもう! Pチャンったら、クリスマスにもお仕事入れるんだから!」



みく「今度はご飯くらいじゃ許してあげないんだから!」



みく「くしゅん! ・・・う〜周りはカップルだらけ、身も心も寒いにゃあ・・・」





みく「あ、おでん。屋台って、いまどき珍しいにゃあ」



のあ「・・・あら、いらっしゃい・・・・・・よく来たわね・・・みく」



みく「えっ!? のあにゃん?」





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のあ「・・・? そうよ・・・? そんなに驚くことかしら・・・?」



みく「にゃんで!? なんで、のあにゃんがおでん屋さんやってるの!?」



のあ「・・・雇われたのよ・・・・・・時給850円で・・・」



みく「雇われっ・・・えっ、なんで? しかも850円・・・ひょっとして、のあにゃん・・・お金ないの?」



のあ「みく・・・勝手に人を貧乏扱いしないで・・・」



みく「だったら、なんで屋台をやってるにゃ? やっぱり何かの企画にゃの?」



のあ「・・・子供の頃・・・空を飛ぶのが・・・・・・夢だったのよ・・・」



みく「いや、どうしたんにゃ? 急に」ゴゴゴ



のあ「・・・みく、これを被りなさい」ゴゴゴゴ



みく「サンタの帽子にゃ? さっきからのあにゃんが何言ってるのか、さっぱり分からな・・・」ゴゴゴゴゴ



みく「って言うか! さっきからゴゴゴゴゴって何!?」ゴゴゴゴゴ



のあ「・・・子供の頃・・・空を飛ぶのが・・・」



みく「それはさっき聞いたにゃ! って・・・飛んでる!? にゃんで!? 嘘!」



のあ「・・・あら・・・みくは知らなかったの?」



みく「何が!?」



のあ「おでんの屋台は飛ぶ・・・・・・常識よ?」



みく「絶っ対にそんな常識ないにゃ!!」



みく「あぁぁ、話しているうちにもう街があんなに小さく・・・」



のあ「ふふ・・・どうかしら・・・・・・気に入ってくれた?」



みく「気に入ったも何も、こんな高かったら落ちたら死んじゃうよ!」



のあ「おかしいわね・・・? みくはネコだから・・・高いところは平気でしょう・・・?」



みく「平気なはずがないにゃ! いくら猫キャラだからって限界があるにゃ!」



のあ「大丈夫よ・・・私が大事なみくを落としたりするはずないわ!」キリッ



みく「そんなんで安心できるわけないにゃ! ・・・そもそも、なんで屋台が飛んでるの! おかしいでしょ!」



のあ「・・・・・・おかしいかしら?」



みく「おかしいよ!」



のあ「私は・・・・・・普通だと思うけど・・・」



みく「うぅ・・・一番おかしかったのは、のあにゃんだったにゃ・・・」

のあ「・・・・・・ひょっとして、みくには説明してなかったかしら?」



みく「聞いてないよ!」



のあ「えっと・・・雇われたのよ・・・時給850円で・・・」



みく「いや、それはさっき聞いたにゃ! もぉ〜・・・それで、のあにゃんは誰に雇われたのにゃ? なんでお空飛んでるにゃ!?」



のあ「そんなに一度に聞かないで・・・・・・協会よ」



みく「教会?」



のあ「サンタクロース協会・・・・・・」



みく「えっ、サンタクロースにゃ?」



のあ「そうよ・・・だからこの帽子を被っているの・・・分かってなかったの?」



みく「分かる訳ないにゃ!」



みく「はぁ・・・・・・なんで、のあにゃんはいつも肝心な事を言わないにゃあ・・・」



のあ「・・・・・・褒めてくれてるの?」



みく「褒めてるはずないにゃあ!」



のあ「そう・・・・・・」



みく「あ〜もう・・・・・・それで、今はどこに向かってるんだにゃあ?」



のあ「そろそろ・・・見えるはずよ・・・」



みく「あれ・・・? このへんは、なんだか見覚えが・・・」



みく「あ、ひょっとして、あれ、あーにゃんの家にゃ?」



のあ「ええ、そのとおりよ・・・プレゼント配達、第一号ね・・・」



のあ「着いたわ・・・みく、降りられる?」



みく「うっ、まさかベランダの前におでんの屋台を横づけするなんて・・・あーにゃんが目を覚ましたらびっくりだにゃ・・・」



のあ「よし・・・それじゃあ、さっさとすませましょう・・・」



みく「いや、どうするにゃ? 当然窓ガラスは閉まってるけど」



のあ「・・・こうするのよ」



みく「・・・・・・窓ガラスを丸く切ってって、完全に泥棒の手口だよね?」



のあ「・・・くれぐれも・・・悪用してはだめよ、みく」



みく「するはずないにゃあ! というかみくには出来ないし! そもそも今の時点でもう犯罪だにゃあ!」



のあ「・・・? サンタだから不法侵入にはならないわよ?」



みく「にゃんで! おかしいでしょ!」



のあ「・・・・・・ああ、なるほど・・・」



みく「ああ、ようやく伝わったにゃ・・・」



のあ「駐禁も取られないわよ・・・サンタだから」



みく「ちっがうにゃ!」



みく「うぅ・・・ダメにゃ・・・のあにゃんには常識が通じないにゃ・・・」



のあ「・・・・・・人を非常識みたいに言わないで欲しいわ・・・」



みく「非常識みたいじゃなくて、実際に非常識にゃ!」



のあ「えっ・・・・・・!」



みく「・・・なんでそんなに驚くの、のあにゃん・・・」



のあ「だ、だって・・・そんな・・・・・・まさかみくにそんな風に思われていたなんて・・・・・・」



みく「みく以外もそう思ってるよ、間違いなく」



アーニャ「ぅぅん・・・」



みく「あ、やばいにゃ!」



アーニャ「・・・シトー・・・? ・・・みく? のあ・・・?」



みく「ええっと、これは違うにゃ。その・・・」



のあ「これは夢よ・・・」



アーニャ「夢・・・」



みく「そうにゃ、これはあーにゃんの夢にゃ」



アーニャ「ダー・・・夢でもみくは・・・いい匂いですね・・・」ギュー



みく「ちょ、あーにゃん!?」



のあ「くっ! ・・・・・・た、耐えるのよ・・・みく・・・」ギリ



みく「にゃぐ・・・むぐぐ・・・・・・」



みく「結局、また寝入るまでずっと抱きつかれてたにゃ・・・」



のあ「・・・・・・アーニャにも困ったものね・・・」



みく「そもそも、のあにゃんが騒ぐのが悪いにゃ!」



のあ「・・・・・・騒いでたのはみくだと思うんだけど・・・」



アーニャ「・・・ぁっ・・・んっ・・・み・・・く・・・?」



みく「しー!」



のあ「・・・・・・静かに・・・」



みく「・・・もう大丈夫かにゃ?」



のあ「・・・のようね」



みく「よし、のあにゃん。あーにゃんが目を覚まさないうちにプレゼントを置いて帰るにゃ」



のあ「・・・そうね。みく・・・まずは手紙を探してちょうだい・・・」



みく「手紙にゃ? ああ、サンタさんへの手紙。って、そんなもの置いてある訳が・・・」



のあ「みく・・・机の上よ・・・」



みく「げっ、ホントにあったにゃ」



みく「えっと、なになに・・・あーにゃんの欲しいものは・・・」



のあ「これね」スッ



みく「あ、PS4だって」



のあ「・・・・・・おかしいわね・・・?」



みく「・・・のあにゃんは何で天体望遠鏡持ってるの?」



のあ「・・・アーニャへのプレゼント・・・?」



みく「全っ然違うものにゃ!」



みく「もぉ〜! のあにゃん、PS4は?」



のあ「・・・ないわ」



みく「へ?」



のあ「・・・用意してないの・・・」



みく「にゃんで! ゲーム機とか欲しがる子多そうなことくらい分かるでしょ!」



のあ「・・・そういう商品は・・・・・・バイトには回ってこないの・・・」



みく「サンタってブラックにゃの!?」



みく「それで・・・プレゼントはどうするにゃ?」



のあ「・・・この天体望遠鏡を置いていきましょう」



みく「・・・・・・ところで、のあにゃん」



のあ「なにかしら・・・?」



みく「みくには、のあにゃんの持ってるのと同じのが、あーにゃんの部屋にもあるように見えるんだけど」



のあ「・・・なるほど・・・素人目にはそう見えてしまうわね・・・」



みく「何が違うの?」



のあ「・・・・・・アーニャの物の方が高級品よ・・・そこが違うわ」



みく「なお悪いよ!!」



のあ「結局・・・おまけとしてはやぶさのプラモデルも置いてきてしまったわ・・・」



みく「みくもネコミミ置いてきたし。プレゼント選びを間違ったのあにゃんが悪いにゃ」



のあ「・・・反省してるわ」



みく「もぉ〜・・・今度、あーにゃんのところに謝りにいくんだよ」



のあ「ダメよ・・・それはできないわ・・・」



みく「にゃんで?」



のあ「サンタの正体は秘密・・・・・・私だとバラす訳にはいかないわ・・・」



みく「うっ・・・ま、まあその通りだにゃ・・・」



のあ「なのでみく・・・あなたが代わりに・・・」



みく「それはイヤにゃ!」



みく「はぁ〜、なんでみくはクリスマスにこんな事をしてるんだにゃ・・・」



のあ「・・・・・・ごめんなさい・・・」



みく「い、いや、のあにゃんが謝ることないにゃ。着いてきたのは、みくだし」



のあ「・・・それもそうね」



みく「そう言われると、なんだかムカついてきたにゃ」



のあ「冗談よ・・・・・・みく、上を見て・・・星がキレイよ」



みく「え、うわっ! ホントだにゃ!」



のあ「お詫びを兼ねて、私からみくへの・・・・・・クリスマスプレゼントよ・・・」キリッ



みく「すっごいにゃあ! これあーにゃんが見たら絶対喜ぶにゃあ!」



のあ「・・・・・・・・・・・・そうね」

のあ「・・・・・・ねぇ、みく」



みく「なんにゃ?」



のあ「空にはたくさんの星がある・・・・・・私はその中の一つから来たと言ったら・・・・・・あなたは信じるかしら?」



みく「え、なんの話にゃ?」



のあ「・・・聞いていなかったの?」



みく「いや、聞いてたにゃ。えっと、まさか、のあにゃんも何とか星人をはじめたいの?」



のあ「・・・・・・違うわ」



みく「そ、そうだよね。そういうのは菜々チャンだけで十分だもんね」







 〜ウサミン星・安部菜々宅〜



菜々「へくちっ! う〜コタツなのにくしゃみが・・・ストーブ、ストーブ・・・・・・」



のあ「・・・そろそろ、次の子の家に着くわ・・・」



みく「次は誰の家にゃ?」



のあ「・・・サンタを信じている・・・純心な良い子の家よ・・・」



みく「また事務所の子かにゃ? 小学生組の誰かの家とか」



のあ「・・・よし・・・降りるわよ、みく」



みく「またベランダからにゃあ・・・」



のあ「煙突なんてないから仕方ないのよ・・・」



みく「また泥棒の手口で部屋に入ったのはいいけど・・・」



珠美「むにゃ・・・ひけ・・・みちゅりゅ・・・りゅ・・・・・・すぴー」



みく「何で珠美チャンが寝てるにゃ!」



のあ「? ・・・ここは珠美の家よ」



みく「そうじゃないにゃ! だって、のあにゃんさっきサンタを信じてる純心な子だって・・・」



のあ「・・・珠美はサンタを信じてるわよ? ほら、枕元・・・・・・靴下と手紙が置いてあるわ・・・」



みく「へっ!?」



みく「い、いや・・・だって、珠美チャンは高校生だよね?」



のあ「そうね・・・」



みく「あーにゃんの時も思ったけど、なんでサンタさんへの手紙なんて用意してるの!」



のあ「? 用意してもらわないと・・・・・・来たサンタが困るでしょう?」



みく「ちっがう! 全然問題が違うにゃ!」



のあ「・・・はっ、まさかみく・・・あなた手紙を置くのを忘れたんじゃ・・・」



みく「あ〜もういいにゃ! この話はやめるにゃ! さっさとプレゼント置いて帰る! いい!?」



のあ「みくがそう言うなら・・・」



みく「よし、みくは手紙を読み上げるにゃ。のあにゃんはプレゼントの準備をお願いにゃ」



のあ「・・・任せて」



みく「じゃあ、読むにゃ」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



     サンタさんへ



 毎年、ありがとうございます。



 今年も一年間、珠美はよい子で過ごしました。



 なので、今年こそは珠美に『身長』をください。お願い

します。珠美は高校生になっても小さいままはもう嫌です。



 もちろん、来年もそれからもよい子で過ごします。どう

か、どうか今年こそお願いします。







                 脇山珠美



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



みく「珠美チャン・・・」



のあ「・・・・・・なるほど・・・分かったわ」



みく「ど、どうするにゃ? 身長なんてプレゼントのしようがないにゃ」



のあ「・・・・・・とりあえずはこれね・・・・・・逆刃刀」



みく「なんでにゃ! 身長全然関係ないにゃ!」



のあ「・・・珠美ならこれしかないと思ったのよ・・・とりあえず、みく・・・これを靴下に・・・」



みく「もぉ〜、どうなっても知らないにゃ、って重っ!? 何でこんなに重いにゃ!」



のあ「・・・入ったかしら? みく、これもおまけでお願い・・・」



みく「のあにゃんさっきから、人使いが荒いにゃあ・・・・・・で、何でおまけが赤い長靴なの?」



のあ「サンタの長靴よ・・・ちょうどそれしかなくって・・・」



みく「明らかにイラナイもの押し付けてるだけだよね!? 他にもっとあるでしょ!」



のあ「他にはないわよ・・・シークレットブーツなんて用意してないもの・・・」



みく「うぐっ、これ、シークレットブーツにゃのね・・・」



のあ「それで一応、珠美の要望には答えられたわね・・・」



みく「・・・まあ、そう言えなくもない、かもしれないにゃあ」



のあ「それじゃあみく・・・それも靴下の中に・・・」



みく「それはさすがにおかしいにゃ。これは普通に床に置いておくね。ついでにネコミミも置いてくにゃ」



みく「ようやく二軒だにゃあ・・・こんなことで本当に回りきれるの?」



のあ「・・・大丈夫よ・・・多分・・・」



みく「多分って・・・でも、もしプレゼント配りきれなかったら、どうなるにゃ?」



のあ「・・・・・・・・・・・・私は・・・時給だから・・・」



みく「最悪にゃ! それ絶対言っちゃいけないセリフにゃ!」



ピコーーンピコーーン



のあ「・・・みく、しっかり掴まって・・・」



みく「コラ、話を逸らすのはよくないにゃ」



のあ「違うわ・・・これは救難信号よ・・・」



みく「えっ、救難信号?」



のあ「方向は・・・北北西・・・・・・急ぐわよ・・・」



みく「ちょ、ちょっと待つにゃ、のあにゃん!」



のあ「急ぐのよ・・・分かるでしょう、みく・・・」



みく「でも、そっちは南にゃ!」



のあ「Oh・・・」



モヒカン「ぐへへ、さっさと荷物をよこしな!」



肩パッド「そうさ、助けなんてこねぇよ。さっさと諦めるんだな!」



イヴ「だ、ダメですよぉ〜。これは子供たちに配るプレゼントなんですぅ〜」



ブリッツェン「ブ、ブモ・・・」



モヒカン「あん? お、嬢ちゃんどっかで見た顔じゃねえか!」



イヴ「ひいっ!」



肩パッド「おっ、兄貴ぃ。こいつは数年前にひんむいてやったあのサンタ娘ですぜ!」



モヒカン「ヒャッハーこいつはいいや、また今年も身ぐるみ剥いで全部貰っちまおうぜ!」



イヴ「ひ、ひいぃぃ助けてくださいぃ〜〜ブリッツェン〜〜!」



ブリッツェン「ブ、ブモゥ・・・」



のあ「・・・見えたわ」



みく「あ、あれはイヴチャンにゃ!? 2つの屋台に挟まれてるにゃ!」



のあ「よく見なさいみく・・・あれはたこ焼きとお好み焼きの屋台よ・・・」



みく「だからなんなのにゃ!」



のあ「粉物の屋台は空賊・・・あれはサンタ狩りよ・・・・・・おでんやラーメンの屋台と一緒にしないで・・・」



みく「ああもう、分かったにゃ! 早くなんとかしないと、イヴチャンが!」



のあ「これを使うのよ、みく・・・・・・私は操船で手が離せないの・・・」



みく「わ、分かったにゃ・・・このバズーカで撃てばいいんだね?」



のあ「バスーカじゃないわ・・・誘導ロケット弾よ・・・」



みく「どっちも変わらないにゃ!」



モヒカン「げっへっへ、覚悟はいいか〜」



イヴ「ぁぅ〜お助けぇ〜」



みく「そこまでにゃ!」



肩パッド「何ぃ!?」



みく「これを食らうにゃ!」ドン



モヒカン「げっ! おい、回避だ!!」



肩パッド「避けろ! 急げ!」



みく「よ、避けられちゃったにゃ!? ヤバイにゃ!」



モヒカン「よくもやりやがったな! この借りは100倍にして返してやるぜ! ギットンギットンのペッタンにしてポイしてやるからな!!」



肩パッド「うわぁぁ兄貴ぃ、避けてくれぇぇぇぇ!!」



モヒカン「あん? なん・・・おい突っ込んでく、ぎえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」



肩パッド「ぎゃあああああお助けぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」



みく「あ、あぶなかったにゃ・・・避けた勢いで自爆してくれて助かったにゃ」



イヴ「うぅ・・・助かりましたぁ〜」



ブリッツェン「ブモッ」



みく「イヴチャンが無事で何よりにゃ」



のあ「・・・私のおかげね・・・」



みく「バズーカを撃ったのはみくだにゃ」



イヴ「お二人のおかげです〜。このお礼は後で必ず差し上げます〜」



みく「お礼なんていいにゃ。だって同じ事務所の仲間だもんね」



のあ「それなら私は時給アップを・・・」



みく「のあにゃん!?」



イヴ「はい〜伝えておきます〜」

のあ「それじゃあイヴ・・・お互い残りのプレゼント配り・・・頑張りましょう・・・」



みく「イヴチャン気をつけるんだにゃあ〜」



イヴ「はい〜ありがとうございましたぁ〜」



ブリッツェン「ブモー!」



みく「行っちゃったにゃ・・・」



のあ「・・・そろそろ私たちも行くわよ、みく・・・」



みく「ん〜・・・やっぱりそうだにゃあ・・・」



のあ「・・・どうしたの・・・?」



みく「みくもどうせなら、おでんの屋台じゃなくてサンタらしくソリとトナカイが良かったにゃあ」



のあ「・・・・・・行くわよ、しっかり掴まりなさい・・・」



みく「ちょ、のあにゃん! 急発進は危ないにゃあ! 落ちる! 落ちちゃうにゃあ!」



   ・

   ・

   ・



みく「はぁ〜疲れたにゃあ、次はどこにゃ?」



のあ「・・・さっきので最後よ・・・今はみくの家に向かってるわ」



みく「えっ、ホントにゃ?」



のあ「ええ・・・本当よ・・・無事に配り終えられたわ・・・」



みく「一つも希望通りのプレゼントを渡せてなかった気がするけどにゃ、あと何でもかんでも靴下に入れればいいってもんじゃないにゃあ」



のあ「・・・いいのよ・・・ちゃんとオマケは置いてきているのだし・・・」



みく「おかげでみくのネコミミもすっかり在庫切れにゃあ・・・のあにゃんはみくにもっと感謝するべきにゃ!」



のあ「ふふ・・・確かにそうね・・・・・・みく、これを」



みく「にゃ!? おでんにゃ!」



のあ「ええ、一緒に食べましょう・・・」



みく「そう言えば、昨日の夜から何も食べてなかったにゃ。のあにゃん今何時にゃ?」



のあ「・・・・・・もうすぐ夜が明けるわ」



みく「嘘!? もうそんな時間!?」



のあ「みく・・・あっちを見てみなさい・・・」



みく「え、何にゃ」



のあ「・・・そろそろ日が昇るわ・・・」



みく「うわぁ・・・朝日が、キレイだにゃあ・・・」



のあ「ええ・・・きれいよ・・・みく・・・」



みく「空の上から見る朝日が、こんなにきれいだったなんて知らなかったにゃあ」



のあ「ふふ・・・喜んでもらえたかしら・・・?」



みく「もちろんにゃ! 感動したにゃ!」



のあ「さあ、おでんを食べましょう」



みく「うん、って、あっつ!? これすっごい熱いにゃ!」



のあ「・・・みくは猫舌だったわね・・・忘れてたわ」



みく「のあにゃんワザとでしょ! これは嫌がらせにゃ!」



のあ「・・・そんなこと、ないわよ」プイ



みく「嘘にゃ! だって顔が笑ってるモン!」



のあ「・・・・・・笑ってなんていないわ」



みく「絶対笑ってるモン!」



のあ「・・・これはアレよ・・・みくと一緒に初日の出を見れて幸せだなと思って、そういう笑みよ・・・」



みく「のあにゃん・・・」



のあ「・・・・・・ふふ・・・おかしかったかしら・・・」



みく「いや、まだクリスマスでお正月じゃないよ」



のあ「・・・!」

   ・

   ・

   ・

   ・

   ・

   ・



目覚まし「ニャニャニャーニャーニャーニャッニャニャー♪」



みく「ぅぅん・・・煮卵・・・おいしい・・・・・・にゃあ・・・」



目覚まし「ニャニャニャニャンニャンニャッニャン♪」



みく「にゃ? あ、あれ?」



みく「朝・・・? 普通にみくの部屋、なの?」



みく「さ、さすがに変な夢だったにゃあ・・・まさかのあにゃんがあんな・・・」



みく「ふぅにゃあぁぁぁぁ、それにしてもまだ眠いにゃあ・・・あれ?」



みく「な、なんでプレゼントの箱があるにゃ!? まさか、みくが寝てる間に誰か置いていったにゃ!?」



みく「・・・いや、まさかそんな、ねぇ?」



みく「ほ、他には何もないよね!?」



みく「・・・・・・・・・いや、あれは違うにゃ。おでんの匂いがする靴下なんて、あるはずがないにゃ・・・」



みく「熱っ! 靴下の中にアツアツのおでんがいっぱいって! どんな嫌がらせにゃ、コレ! 絶対絶対のあにゃんの仕業にゃ!」



みく「もぉ〜! 今度会ったらゆるさな・・・い?」



みく「あ、あれは夢・・・・・・だったん、だよね・・・?」



       おわり





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