2015年04月06日

塩見周子「結果はっぴょー」

P「いやーまたアカンかったな」モグモグ



周子「アカンかったねー」モグモグ



周子「まさか逆転された上で4万票も差つけられちゃうとはねー、何が駄目だったんだろうねー」ズズー





P「うーん…時期と選挙方式と集団心理と運がわるかったんじゃないかなー」モグモグ



周子「あー…じゃあしょーがないね、おかわりー」



P「自分でよそえ、P、コタツ、デタクナイ」モグモグ



周子「見事な逆転勝利を決められて悲しんでるアイドルの為に何かしてあげようとかそういうのないのー?」



P「いやーもうちょっと傷ついてたらやったんだけどなー、残念だなー」ズズー

周子「ふーん!どうせCDデビューなんてすっぱいぶどうに違いないー」コンコーン



P「また懐かしい童話を…実際は甘ーい苺だろうなぁ」



周子「いやぁ、イタリアンアイプロはメモリアルでも大盛況やったね」



P「勝因は苺パスタですね!って言ってたし今度食ってみるか?」



周子「柚ちゃんが言うにはちゃんと食えるらしいし一度食ってみたい感じはするー」



P「ありすPの奴が大量に材料買い込んでたし明日あたり事務所で振舞うんじゃねーかなぁ」



周子「へー」



周子「んでさー、今後あたしのプロデュースってどうなるの?」



P「んー?特に変わらんぞ」



周子「えー?事務所のデビュー済みアイドルがドラマで大活躍するんでしょー?なんかないのー?」



P「背景で出られたら上出来って感じー」



周子「今週の少女Aだっけ?総選挙も争奪選挙もそれなりの結果残してるしちょっとくらい優遇してくれたりとかないかなー?」



P「うちそういう事しない事務所だしなぁ…なんとか小さな出番で視聴者を釘付けにしてくれよ」



周子「…脱いでいい?」



P「いいわけねーだろ」



周子「ちぇー」



周子「くやしいくやしいくーやーしーいー」



P「ほーん」



周子「慰めてー」ゴロゴロ



周子「慰めてー」ゴロゴロ



P「おっ、コタツから出たなら俺の分のご飯もよそってきてくれない?」



周子「うぅ…ハンパな結果しか残せないアイドルには冷たい鬼畜プロデューサーめ…」



P「仮にお前が第一回総選挙でシンデレラガールになってたとしてもこんなんだから安心しろ」



周子「でも十時ちゃんとか蘭子とか凛ちゃんにはめっちゃ優しいやん」



P「Pちゃんが厳しく接するアイドルはお前だけでーす」



周子「知ってるー、ご飯よそってくるねー」

周子「あーせっかくのクリスマスなのに今一気分が乗らないとかしゅーこちゃんの人生で15回目くらいよー」



P「そうだね、昨日おきてから寝るまで一日中騒いでたもんね」



周子「はーやっぱりサンタなんていなかったねー」



P「俺も最初信じてなかったけど事務所にいるだろ本物」



周子「…あたしの家、仏教でさ、おとーさんが『さんたくろぅす等と言う物はウチにはいない!』って」



周子「子供の頃からクリスマスにプレゼントとか一度も貰ったことないのよ」



P「そんな家実際あるんだ…」



周子「だから今更本物のサンタが謎の空飛ぶトナカイっぽい動物引っさげてやってきたとしてもしゅーこちゃん認めませーん」



周子「絶対に認めませーん!」



P「昨日イヴちゃんが泣きながら飛び出してったけどアレお前のせいか」



周子「ふー…おなかいっぱーい♪」



P「お前がなんで太らないのか俺にはわからないよ」



周子「んー…た・い・し・つ♪」



周子「…ウチの事務所食べても太らない子ばっかりだけどね」



P「正直羨ましい、Pちゃんもアイドルになりたーい」



周子「鏡はあちらになりまーす」



P「人間は中身だってPちゃん思うんだよね」





周子「正直外見には自身あるしそれだけでアイドルいけるやろーとか思ってましたー」



P「いやぁ上には上がいたな、ロシア人は凄いってイメージはあったがあんな綺麗な子が現実にいるとはPちゃんもびっくりですわ」



周子「それで中身もカワイイとか反則ではないのか、オーディションかち合うと8割負けてますわ」



P「2割勝てるだけでも上出来なんだよなぁ、あの子はホント凄いわ」



周子「しかも歌も上手いし日本国籍ときた、天は二物を与えずとはなんだったのか」



P「お前がそれを言うの?」



周子「後2,3個与えて欲しー」



P「はーい頑張ってレッスンして手に入れましょうねー」



周子「あ"−い」





ボーン ボーン ボーン



周子「おっもう日付変わっちゃったか、いやーPさんといると時間がたつのがはやいねー」



P「あっホントだ、ヤバイな早く帰れ」



周子「終電…無くなっちゃったね…」



P「そうだな、女子寮まで徒歩3分だけどな」



周子「女子寮から徒歩3分の場所にプロデューサーが住んでるって正直どうかと思う」



P「事務所の空き部屋に泊まりこんでるだけなのでセーフ」



周子「布団はひとつでいいかなー?」



P「そうだね、俺の分だけでいいよ」



周子「おやすみなさーい」



P「あーはいはい、とっとと寝なさい」



周子「布団ひとつでよかったのに」



P「同じ布団で寝たら理性が危ないからね、お前絶対こっちの布団入ってくんなよ」



周子「別に襲っちゃってもいいのに、責任取れなんて言わないからさ」



P「俺がお前を襲うとしたら責任取れる時だよ、今じゃない」



周子「えっでもアイドルになる前「ノーカン」



P「アイドルになる前はノーカンでございます」



周子「…カッコつかんなぁ」



P「うるさいよ!」

P「まぁ…なんだ…」



周子「『どんな結果だろうが俺はずっとお前をプロデュースするぜ!』的な話に着地させる感じ?」



P「それをいかにカッコよく言うかというのがプロデュース力なんだ、黙って聞け」



周子「はーい」



P「えー…なんだ、俺はほら、魔法使いだからさ」



周子(もうカッコよくない…)



P「アイドルにアイドルマスターにしてもらうんじゃなくて」



P「アイドルをトップアイドルにするのが仕事なわけで」



P「お前くらいが一番やりがいあるんじゃないかなーって思うんだよ」



P「だからその…ちゃんと悔しがっていいんだぞ」



周子「…」



P「事務所で大暴れとかされたらそりゃ困るけど」



P「お前が駄目みたいに言い出したらお前より下の順位の子がどうなのかとか、二人の時くらいは気にしないでいいじゃねーか」



周子「…いいの?」



P「いいぞ、なんの文句も愚痴も出ないなんてそっちの方がおかしいんだ」



周子「…そっか」



周子「んじゃそうしよっかなー♪」



P「いやまてこっちの布団に入ってきていいとかそういう話では…」グスッ



P「…あー、うん、まぁ、しょうがないか」ナデナデ



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P「…おはよう」



周子「おはよー、いやぁ昨夜はお楽しみでしたね」



P「こっちの布団に入ってくるなと言ったはずです、Pちゃんは無実です」



周子「責任とれる時まで襲わないって言ってたくせにー」



P「と、取れば問題ないから」



周子「…つまり?」

P「つまり…」



P『どんな結果になろうとも俺がずっとお前をプロデュースしてやるぜ!』キリッ







P「…何点でしょうか?」



周子「ダカダカダカダカダカダカダカダカ」



周子「ん〜〜〜〜」



周子「結果はっぴょー!」











ちひろ「0点だよ!」

                               おしまい



22:30│塩見周子 
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