2015年04月08日

モバP「アイドルパワー」




「アイドルアルティメイト、優勝ユニットは………」



























「―――346プロダクション!ニュージェネレーションです!」



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杏「おつかれー。それとおめでとう。しばらく印税ガッポガポじゃん」







美波「3人とも今までで一番いいパフォーマンスでびっくりしちゃった!本当にお疲れさま!」







きらり「にゃっほーい!ほんとぉに、3人ともはぴはぴしてたよ☆おつかれにー☆」







智絵里「あの…みなさん、ほんとうにすごいと思います…!私も頑張らなきゃ…」







蘭子「ククク…我が身に悦びの虚像が映し出されている!(自分のことのように嬉しいです!)」







かな子「お祝いに、たくさんお菓子焼いてきました!みんなで食べよう♪」







李衣菜「ま、まぁ、ようやくロックがわかりかけてきたじゃん。……かっこよかったよ」







みりあ「本当に、本当に夢じゃないよね!!!」







莉嘉「あったりまえじゃん!3人とも、Pクンとずっと頑張ってきたんだから!」







アナスタシア「パズドラヴリャーユ!おめでとうです、3人とも!」







みく「にゃっ…!みくのライバルなんだから当たり前にゃ!次はみくたちが取るにゃーっ!」



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モバP「お疲れ。凛、卯月、未央。三人とも、本当に頑張ったな。」







凛「別に、今までプロデューサーが教えてくれたこと、いつも通りやっただけだよ。…まあ、やっぱり嬉しいかな。ふふふ」







P「ははは、素直でよろしい。でも別に、俺が教えたわけじゃないけどな」







卯月「でも!私たちをここまで導いてくださったのはプロデューサーさんです!ありがとうございました」







P「おいおい、まるでここで終わりみたいな言い方だな。これからも3人はアイドル続けるんだろ?」

未央「あったりじゃんっ!まだまだやりたいことたくさんあるもんね!…でも」







卯月「プロデューサーさん…本当にハリウッドに行っちゃうんですか?」







P「ああ。俺もまだまだ満足していない。お前らがトップアイドルの先……いわば光の向こう側に進むように」







P「俺も歩きたい。その先を、お前らと一緒に。だから、まあ、すこし行ってくる」







卯月「でも…その間、プロデューサーさんとは会えないんですよね?正直……寂しいです…」







P「ちょっと特別な長期研修だと思ってくれ。お前たちはもう、立派なアイドルだ。少しくらい俺がいなくても大丈夫さ」







凛「でも…必ず帰ってくるんだよね?…できるだけ早くしてよ」







P「わかってるさ。まゆにも言われたよ。あいつなんか、帰ってこなかったらアイドルやめるだなんて言ってたしな」







凛「それはなんか…まゆらしいね」クスッ



P「ま、そうなんだけどな。……そうだ、これはまゆにも言ったんだが、お前らも聞いてほしい。すこし説教臭くなるかもしれん」







P「俺は、俺らは、誰か一人でもかけたら、ここには来れなかったと思うんだ」







P「お前らも。シンデレラプロジェクトも。346プロも」







P「アイドルだけじゃない」







P「ちひろさんも。他のプロデューサーも、社長も」







P「ファンはもちろん、作曲家さんも、衣装を用意してくださった方々も」







P「スタッフも、トレーナーさんも。もっというなら」







P「そもそもアイドル界隈を発展させて、先駆けとなった765プロ」







P「アイドル界隈をさらに盛り上げた876プロ」







P「女性ファンを次々魅了していった315プロ」







P「765プロは最近新しいユニットが次々活躍してるしな」







P「本当に、本当に皆が、俺たちに良くしてくれた。…辛いこともあったけどな」

P「…お互い何考えてるのかわからなくて、行き違ったり」





凛「………」







P「ファンが少なかったことに、不満を覚えて衝突したり」





未央「ううっ」







P「一時期、心無い言葉が原因で、まったく笑わなくなったアイドルもいたしな」





卯月「ううう…」







P「ははっ。別に責めてるわけじゃない。それはある意味、しょうがないことだった」

P「ここまで来るためには、避けて通れないことだった」







P「誰かが悪かったんじゃない。それらはただ、少しずれただけなんだ」







P「ただ、間が悪かったでけなんだ」







P「むしろそれらは必要なことだった。なくてはならないものだったんだ」







P「俺達だけじゃないんだ。突然歌声が出なくなってしまったアイドルもいたし…」







P「電撃移籍した男性アイドルユニットもいたな」







P「実は女装していただなんて公表したアイドルもいたなぁ。でも…」







P「そのアイドルたちも俺らも、誰かが、何かが欠けていたら、ここまで来れなかった」







P「これからもアクシデントがおきて、事件が起きて、心ない言葉が浴びせられるのかもしれない」







P「明日がどんな日になるかなんて誰にもわからない。でも…」







P「アイドルに終わりはないから、夢に終わりはないから、良いことも悪いこともずっと続くんだ」







P「でも、一日ずつ、繋げていこうじゃないか。だれ一人欠けることなく、ね」







P「一人一人が、精一杯輝く星のような、最高のパズルのピースなんだから」



凛「……プロデューサー、よくそんなくさいセリフを恥ずかしがらずに言えるね」







P「おいおい、昨日の夜から真面目に考えたのに」







凛「…でも、悪くないよ。なんだか心にグッときた」







P「ははは、そうだろうそうだろう。ま、そういうことだから…お前たちも頑張ってくれ」







未央「おや、プロデューサーくん。一ついいかね?」







P「なにかね、未央くん」







未央「そのパズルにはもちろん、プロデューサーも含まれているんだよ。だから…」







未央「チャチャっと研修終わらせて!またプロデュースしてよね!」







卯月「私たちが輝けるピースでいられるのも、プロデューサーさんのおかげなんですから!」







凛「さっき、プロデューサーはアイドルの世界はアイドルだけが作ってきたわけじゃないって言ったよね?」







凛「もちろん、私たちのプロデューサーや……346プロの他のプロデューサー、ほかのプロダクションの、たくさんのプロデューサー」







凛「一人一人が、大事なピースなんだよ。皆あわせて、一つのパズルだよ」



P「おいおい、凛もなかなかくさい台詞を言うじゃないか」







凛「ふふっ。誰かに影響されたのかもね」







P「はははっ言うじゃないか。……わかってるよ」







P「俺も、初めてプロデューサーになったとき社長に同じようなこと言われたよ」







P「みんなまとめてアイドルマスターってね」ボソッ







卯月「?」



P「何でもないよ。お前たちの言いたいことはわかってるさ。だから…」







P「だから、俺が帰ってきたとき」







P「キュートな心で、クールにピンチを乗り越えて、どんなことにも負けないパッションを持って俺を迎えてくれ!」







凛「うん……!」







卯月「はい!」







未央「もちろんっ!」







「「「「だって私達(俺等は)……」」」







































「「「「―――――――――仲間だもんげ!!!!!」」」」



おわり



22:30│モバマス 
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