2015年04月09日

芳乃「ねーねーそなたー」

芳乃「ねーねーそなたー」



P「どうした芳乃?」



芳乃「これはどのようにして飲むのでしてー?」





P「パックジュースか。これは付属のストローをここに刺して飲むんだよ」



芳乃「ほー助かりましたー」

P「なんのなんの」



芳乃「ではー早速ーこのすとろーをここにー」



P「あ、芳乃角を持たないと…」



芳乃「刺す…っ!?」



P「あー…」



芳乃「…これはー身を清めるための禊のようなものでー決して失敗したわけではないのでしてー」



P「……」



芳乃「…冷たいのでしてー」



P「拭くもの取ってくるから待ってなさい」



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芳乃「ねーねーそなたー」



P「どうした芳乃?」



芳乃「これはーどのようにして食すのでしてー?」



P「コンビニのおにぎりか。これはまず上のとこをぴーっと剥がすだろ」



芳乃「ほーぴーっとー」



P「そしたら両端の数字の順番に引っ張って海苔を巻いて食べる」



芳乃「数字の順にー引っ張…あっ…」



P「あっ…」



芳乃「海苔が取り残されたのでしてー…そなたぁ…」



芳乃「ねーねーそなたー」



P「どうした芳乃?」



芳乃「これはーどのようにして食すのでしてー?」



P「ねればねるほど美味いお菓子じゃないか、懐かしいな…」



芳乃「先程いただいたのですがー食し方が分からぬゆえー」



P「ふむ、一緒に作るか」



芳乃「是非にー」

P「まずトレイから三角の部分を切り離す。そしたら1の粉を入れる」



芳乃「ほーではー」



P「1の粉を入れたらさっきの三角の部分に水を入れて混ぜる」



芳乃「このために付いているのですねーよく考えてありましてー」



P「水を入れたらねるねるする」



芳乃「ねるねるー…色が変わってきたのでしてーほー」



P「良い感じだな。じゃあ2の粉を入れて更にねるねるしてくれ」

芳乃「ねるねるー…おー…!そなたーそなたー色がまた変わりましてー!」



P「はは、驚いたか?」



芳乃「まこと不可思議なのでしてー」



P「最後に3の粉、と言うかキャンディチップを空いてる方に入れて」



芳乃「おーきらきらとー宝石のようでしてー」



P「さっきのねるねるを付けて食べる」



芳乃「ほーではーいただくのでしてー…!!」



P「美味いか?」



芳乃「不可思議な味ですがーなにやらとても美味なのでしてー」



P「そうかそうか」



芳乃「そなたもー食べてーほらーはやくーあーんしてくだされー」



P「分かった分かった…あー、ん」



P「美味い!」テーレッテレー



芳乃「…なにやら不可思議な音が聞こえたのでしてー」

芳乃「ねーねーそなたー」



P「どうした芳乃」



芳乃「これはーどのように使うのでしてー?」



P「ミニ扇風機か。未央が置いてったのか?」



芳乃「この小さき物がーせんぷうきなのでしてー?」



P「ああ。ここのスイッチを入れると…ほら」



芳乃「おー涼しき風がー心地よいのでしてー」



P「持ち運び安いし意外と重宝するんだよなこれ」



芳乃「小さいながらにー良い仕事をするのでしてー…」



P「どうした、扇風機をじっと見つめて」



芳乃「そなたあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」



P「!?」

芳乃「ねーねーそなたー」



P「どうした芳乃?」



芳乃「これはどのようにして遊ぶのでしてー?」



P「知恵の輪か。ユッコのやつか?」



芳乃「ちえのわー?」



P「そう知恵の輪。一見すると外れないように見えるけど、きちんとした手順を踏むと外れるようになってるんだ」



芳乃「ほほーそれで知恵の輪なのでー」



P「ふむ、この手のなら、ここをこうして…お、外れた」



芳乃「おー」



P「ほい、元に戻したからやってみ」



芳乃「わたくしにかかればー造作もなきことー…むー…ここをーこうー…む、むむー…?」



P「……」



芳乃「……むー」



P「こらこら、力技はやめなさい」

芳乃「ねーねーそなたー」



P「どうした芳乃?」



芳乃「これはーどのようにして食すのでしてー?」



P「カップ焼きそばか。芳乃がカップ麺ってなんか凄い違和感だな…」



芳乃「わたくしーこのような物は食べたことがないゆえー興味がありましてー」



P「そんな大層なもんじゃないが…まあたまに無性に食べたくなるけどな」

芳乃「そなたもこのかっぷやきそばのー虜なのでー?」



P「そんなことはないが…作り方は簡単だよ。まずお湯を注ぐ」



芳乃「注ぐー」



P「で、3分待つ」



芳乃「待つー」



P「3分経ったらこの穴の空いてる所からお湯を捨てる。火傷しないように気を付けてな」



芳乃「捨てるー」



P「蓋をちゃんと抑えておかないと麺がこぼ<ベシャッ!!>あっ…」



芳乃「そ、そなたぁ…」



P「よしよし…」

芳乃「ねーねーそなたー」



P「よっ、ほ…どうした、芳乃…っとと」



芳乃「それはー何をやっているのでしてー?」



P「これか?キノコカートだよ…おっと」



芳乃「きのこかーとー?」



P「レースゲームだよ…よし1位」



芳乃「おもしろいのでしてー?」



P「ああ、おもしろいぞ。芳乃もやってみるか?」



芳乃「何事もー挑戦でしてー」

P「うむ。操作は、こっちのボタンを押すと進む」



芳乃「おー進みましてー」



P「こっちのボタンを押すと止まる。バックもできるけどあんまり使わないかな」



芳乃「ほー」



P「で、このスティックを曲がりたい方に倒すと曲がる」



芳乃「おー曲がりましてー」



P「基本はそんな感じだな。後はやって慣れるのが一番。まずは最初のコースで練習だな」



芳乃「行くのでしてー…ほーここをー右にー…次はー左ー…む、壁がー…むー…むむむー」



P(曲がる度に体も傾いてる可愛い)

芳乃「ねーねーそなたー」



P「どうした芳乃?」



芳乃「これはーどのように使うのでしてー?」



P「これはトイカメラだよ。見た目はカメラに見えないけどな」



芳乃「これがーかめらなのでしてー?」



P「うむ。ここがレンズでこっちがシャッター…芳乃ー」



芳乃「はいー?<カシャッ>…不意打ちとはー卑怯でしてー」

P「ごめんごめん。撮ったらPCに繋いで転送、と…ほらちゃんと撮れてるだろ?」



芳乃「おーわたくしが写っているのでしてー」



P「ちょっと油断した顔してるな、これは思わぬレアショットが撮れた」



芳乃「…むー」



P「見た目がカメラっぽくないから思わぬ一枚が取れたりするのもトイカメラのおもしろいところだな」



芳乃「ほー」



P「折角だし色々撮ってみたらどうだ?気に入った写真は印刷して飾ったり出来るしな」



芳乃「ほほーそれではー」



P「…芳乃、近いよ」

芳乃「もっとくっつかないとーうまく撮れないのでしてー」



P「いや、俺と撮らなくても…」



芳乃「ほらーはやくー」



P「わ、分かった分かった…撮るぞー、よし多分大丈夫かな…自撮りとかしたことないから分からんが…」



芳乃「そなたーはやくーはやく見せてー」



P「はいはい…お、良かったちゃんと撮れてるな」



芳乃「ほほーまことにー良き一枚でしてー」



P「…芳乃が喜んでくれたなら、良かったよ」



芳乃「といかめらー実に素晴らしき物でしてー…ふふふー…」

芳乃「ねーねーそなたー」



P「どうした芳乃?」



芳乃「これはーどのように使うのでしてー?」



P「おお、ルンバじゃないか。どうしたんだこれ?」



芳乃「福引きで当たりましてー」



P「流石と言うかなんと言うか…ルンバはお掃除ロボットだよ」



芳乃「この丸っこいのがー掃除をしてくれるのでしてー?」

P「そうそう。見た目もあいまって中々可愛らしいんだよこれが」



芳乃「…むー」



P「ま、実際見てみないと分からないか。とりあえずセットして、っと…行けルンバ!」



((〜〜〜◎ <ワタシニハダレモオイツケナイヨ!



P「お、ちょうどあそこに埃があるな、見ててみ」



芳乃「ほー」



((〜〜◎ <ダカラーワタシカラハニゲラレナイッテ!



芳乃「おー埃が無くなったのでしてー」



P「お掃除ロボットだからなー。うちくらい広いと掃除も大変だし結構重宝しそうだな」



芳乃「…わたくしもー掃除ならるんばには負けないのでしてー」



P「ルンバと張り合ってどうする…って、芳乃ー」



芳乃「まってーまってー…」



((〜〜〜◎ <アナタッテオソイノネ!



芳乃「むー…負けませぬー」



P「…可愛いから良いか」

芳乃「ねーねーそなたー」



P「どうした芳乃?」



芳乃「これはーどのように遊ぶのでしてー?」



P「番犬ガオ○オじゃないか、懐かしい…どうしたんだこれ?」



芳乃「事務所の掃除をしていたらー棚から出てきましてー」



P「…未央だな。これはこの凶暴そうな犬を起こさないように骨を取っていくゲームだよ」



芳乃「骨をー?なぜー?」



P「そういうゲームなんだよ…まあとりあえずやってみるか」



< zzzzzz…



芳乃「おー犬が眠りにつきましてー」



P「じゃあまずは俺から行くぞ。最初にこのカードを引いて指定された色の骨を指定された数だけ取るんだ」



芳乃「ほー」



P「赤を2本か…いざ…っよし、セーフ」



芳乃「次はーわたくしですねー…白をー2本ー」



P「そーっとな、そーっと」



芳乃「そーっとー…取れましてー」



P「なかなかやるな。よし次は…」

ーーー

ーー





P「…ふぉぉ、ぐぬっ…しゃあ!!」



芳乃「むむむー…」



P「ふふふ…流石にもう厳しいだろ…さあ芳乃の番だぞ!」



芳乃「青を2本ー…いざー…」



< zzzzzz…zz…………



芳乃「!?」



< zzzzzz…

芳乃「…ま、まずは1本ー」



P「今のはやばかったな…」



芳乃「…行くのでしてー」



< zzzzzz…zz………<◎><◎>ガウッ…エッ?



芳乃「……じー」



< エッ…チョッアノ…



芳乃「じー……」



< アッ…ソノナンカスイマセン……zzzzzz…



芳乃「ふー…危なかったのでしてー」



P「眼で制した!?」



芳乃「さー次はーそなたの番でしてーはやくーはやくー」



P「そういうゲームじゃないから!そういうゲームじゃないから!」



おわり



08:30│依田芳乃 
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