2015年04月15日

モバP「今日は日菜子の誕生日」

P「もう16歳なんだなあ」



日菜子「16歳ですよぉ。これでついに……むふ♪」



P「どうした?」





日菜子「むふふ〜、16歳といったらいろいろあるじゃないですかぁ。ねぇPさん?」



P「あったっけ?」



日菜子「ありますよぉ!」



P「お、おう……ああ、あれな。>>2な」



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日菜子「む、むらした……どなたですか?」



P「村下孝蔵。シンガーソングライターだよ、彼の16才って曲が好きなんだ」



日菜子「はぁ。日菜子は聞いたことないですねぇ」



P「たしか日菜子が生まれた頃に亡くなったからな、無理もないよ。……って16才といったらこれじゃないのか?」



日菜子「違いますぅ! ピンポイント過ぎますよ〜!」



P「だからライラ、ライラ、踊るだけ〜♪ 花になるまで〜♪」



ライラ「? わたくしを呼びましたですかー?」



日菜子「」



P「ははは、そういう歌詞なんだ。……真顔で俺を見つめるな日菜子、冗談だって。わかってるよ、本当は>>5だろ?」

P「16歳になった記念のデートしたいんだな?」



日菜子「デート……はしたいですけどぉ、16歳とはあまり関係が」



ヘレン「あら? ついおととい誕生日だった私とはデートしてくれなかったじゃない?」←4日



P「えっ」



留美「贔屓はだめよ、Pさん……明日は私とね」←7日



日菜子「あ、あのぉ……」



桃華「Pちゃまとお誕生日デート? それはいいことを聞きましたわね♪」←8日



蘭子「ぷ、プロデューサーとデート!?(わ、我の降誕せし旗日に崇高なる儀式を行うというのか!?)」←8日



アヤ「ちょ、勝手に決めんなよなー! 全然準備が……ってアタシら3人被ってんじゃねぇか!?」←8日



P「な、なしなし! 今のなし! デートもしないし贔屓もしない! じゃないと俺の体力も気力も財布ももたない! はい、解散!」







日菜子「……Pさん」



P「不用意な発言は控えるべきだ、うん。そうそう16歳といえば>>7だよな?」

日菜子「ファースト……キス?」



P「16歳ぐらいになったら経験するもんなんじゃないかなーと。日菜子はもう済ましてるのか?」



日菜子「むふ〜、日菜子のファーストキスは王子様のために取ってあります♪」



P「さすが日菜子、王子様も嬉しいだろうな」



日菜子「日菜子は王子様一筋ですから♪ ところで、それだとPさんはもうファーストキスはしちゃったんですか? やっぱり」



P「」



日菜子「Pさん?」



P「……。日菜子、この話題はやめよう。青い春なんてなかったんや……」



日菜子(! もしかしてPさんもまだなんじゃ……ということは……むふふ♪)



P「日菜子さんや、何を妄想してるかわからないけどいつになく顔がむふってますよ」



日菜子「むふぅ……♪」



P「全然聞こえてないや。日菜子! 16歳といったら>>9だろう!?」

日菜子「……え、妊娠? ですか?」



P「うん。14歳の母なんてドラマが昔やってたんだけど、16歳ぐらいからなら許されるんじゃないかなーって」



日菜子「まぁ、義務教育中なのとそうでないのとでは印象変わりますねぇ。でもそれが何か……はっ」



P「何を思いついたかわからないけどたぶん違う」



日菜子「え〜?」



P「日菜子は早く子供ほしいとか考えたりする?」



日菜子「そうですねぇ。いつかはほしいと思いますけど、しばらくは王子様と二人きりのあまあまな……むふふ♪」



P「ああ、また日菜子が日菜子ワールドに入ってしまう……日菜子、16歳といえば>>11だった」

日菜子「……」



P「真顔で何を考えていらっしゃるのでしょうか」



日菜子「いえ、この際深くは追及しないで、もし16歳=お姫様抱っこというなら日菜子は早急にお姫様抱っこされないといけないですよね」



P「謎の迫力……! これが16歳になった日菜子のなせるわざだというのか……!」



日菜子「Pさん? 日菜子は今日から16歳ですよ〜。お姫様抱っこされないといけない身体になっちゃいましたよ〜」



P「はい」



日菜子「はいじゃないです」



P「……。よーし、どうにでもなーれ!」ガバッ



日菜子「っ!?」



P「さて、事務所のあちらこちらから刺さるような冷えるような燃えるような抉るような視線が集まっておりますが、気分はいかがでしょうか日菜子姫」



日菜子「日菜子……永遠の16歳になります……」



P「はははこやつめ。でも日菜子、本当は16歳って>>13のことを言いたかったんだろう?」



(日付変わりそうなのでラスト)

日菜子「……」



P「女性は16歳から結婚できるもんな。王子様を待ち続けてる日菜子のことだ、わかってるさ」



日菜子「王子、様……」



P「でもな。あ、降ろすぞ」



日菜子「?」



P「今日は4月7日だし、日菜子も15歳だから結婚はまだ早いぞ」



日菜子「えっ? 日菜子は誕生日を迎えて、16歳に……うぅ……?」



P「何言ってるんだよ。自分の年齢忘れちゃったのか? ほらプロフィールにも」



日菜子「……あ、ほんとだ……で、でもPさん!」



P「ははっ、日菜子が16歳になったらさっきの話の続きをしてあげるよ」



日菜子「そう……ですか? ……わかりましたぁ。日菜子、今から来年の誕生日をすっごく楽しみにしてますね〜♪」



P「おう。何度だってしてやるさ。16歳になったら、何度でも、な――」







おわり



21:30│喜多日菜子 
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