2014年01月29日

加蓮「笑えないよ、Pさん・・・」モバP「・・・」

―――CGプロ学園、廊下

P「さー、お待ちかねの夕食だぞー」

藍子「・・・」


奈緒「・・・」

P「ウチの学食は充実してるからなー」

美嘉「・・・」

藍子「・・・」

P「好きな物を・・・ってお前らテンション低いな」

4人「「・・・」」
―――学食

藍子「学食まで本格的ですね・・・」

奈緒「ああ・・・」

P「じゃあ俺は席を探してくるから、お前らは注文してきてくれ」

加蓮「Pさんの分は?」

P「俺は食べてるからいいよ。じゃあな」テクテク

藍子「・・・」

美嘉「・・・とりあえず頼みに行こっか」

加蓮「・・・うん」
ワイワイ ザワザワ

加蓮「結構メニュー充実してるね」

奈緒「何頼もうかな」

藍子「そうですねぇ・・・」

美嘉「・・・ん?」



夕美「ご注文はお決まりですか?」

時子「そうねえ」


加蓮「・・・!?」
時子「・・・」


加蓮「すごい悩んでるね」ヒソヒソ
藍子「うん」ヒソヒソ


時子「決まったわ。それじゃあ・・・とん丼の並を一つ」

夕美「ぶた丼の並盛りをお 時子「は?」


奈緒「!」

夕美「え?」

時子「・・・もう一度、言ってもらっていいかしら」

夕美「あ、はい。並盛りのぶた丼 「はぁ?」

夕美「ぶた丼 「はぁ!?」

夕美「ぶ 「はぁ!!?」

美嘉「スフッ」
デデーン 美嘉 アウトー

美嘉「いやもう何・・・いったい!!」バシーン

藍子「」プルプル
奈緒「」プルプル

夕美「・・・」

時子「もう一度、いいかしら」

夕美「並盛りの・・・ぶた 「はぁ!!!?」

夕美「ぶ 「ハァ!!?」

夕美「・・・」

時子「・・・」


夕美「ぶた 「はあぁあぁあああ!??」


デデーン 全員 アウトー
藍子「もういい・・・もういいです・・・」スパーン
加蓮「」スパーン

夕美「・・・」

時子「・・・」

夕美「・・・とん丼が、お一つですね」

時子「ええ」

美嘉(折れた)

奈緒(折れたな)


時子「あと・・・・・・ぶた汁も一つお願いできるかしら」

夕美「かしこまりました。とん汁も 「はぁあああ!?」


デデーン 全員 アウトー
加蓮「」スパーン
奈緒「どっちでもいいだろもう!!くぁっ!」スパーン

時子「・・・」

夕美「・・・ご注文はとん丼とぶた汁が一つずつでよろしいですか?」

時子「ええ」

夕美「では調理しますので奥の列に並んでお待ちください」

時子「ありがとう」テクテク

テクテク

奈緒「・・・」

藍子「・・・とりあえず頼みましょう」

美嘉「・・・うん」
〜〜〜

4人「「いただきます」」

藍子「・・・」モキュモキュ
奈緒「・・・」モグモグ
加蓮「・・・」ツルツル
美嘉「・・・」モクモク

ワイワイ ガヤガヤ


奈緒「・・・あの映画、いつ用意したんだろうな」

加蓮「・・・さぁ」

藍子「・・・」

奈緒「・・・」

美嘉「・・・・・・そういえばさ」

加蓮「?」
美嘉「ちょっと前に、ちひろさんに言われて『年少組の大喜利』の司会を任されたの」

奈緒「・・・何に使うんだよそれ」

美嘉「いや、私も気になってさ。聞いてみたけど内緒の一点張りで」

美嘉「今考えたら、コレのために用意したのかなーって」

加蓮「・・・」

藍子「・・・」

奈緒「・・・ま、とりあえず早く食べて戻るか。・・・ん?」



あい「この席でいいかい」ガタッ

マキノ「問題ないわ」ガタッ


藍子(また・・・)
加蓮(今度は何・・・)
あい「ここのコーヒーは旨いだろう」

マキノ「ええ」

奈緒「・・・」

美嘉「・・・」

あい「・・・それで、依頼していた件だが」

マキノ「ええ、問題ないわ。全て調べてきたわ」

加蓮「・・・?」


あい「それでは教えてもらおうか。君が調べた高森藍子の情報を」

マキノ「ええ」


藍子「えっ」
マキノ「・・・高森藍子。女性」

マキノ「CGプロ所属の16歳」

あい「ふむ」

奈緒「・・・」

マキノ「散歩をするのが好きで、よく写真を撮りながら散歩をしているそうよ」

加蓮「・・・」

あい「なるほど。交遊関係はどうだい」

マキノ「高森藍子は何度か共演している道明寺歌鈴と仲がいいようね。他には・・・」

藍子(なんか恥ずかしい)
あい「よし、わかった。続きは後でじっくり読むことにしよう」

マキノ「わかったわ。これが調べたデータよ」

あい「ああ」

美嘉「・・・」

奈緒(何に使うんだ・・・)


マキノ「これで依頼は終了ね。私はこれで」

あい「ん?何を言ってるんだい?もう一人の方の情報はどうしたんだい?」

マキノ「え?」


加蓮(・・・ん?)
あい「ん?妙な反応をするな」

マキノ「もう一人・・・?」

あい「おいおい、からかっているのかい?依頼は二人分だったはずだが・・・」

マキノ「あ、え、ええ。もちろんよ。調べているわ」

美嘉「・・・」

加蓮「・・・」

あい「そうか。じゃあ聞かせてもらおうか。神谷奈緒の情報を」

マキノ「え、ええ」

奈緒(あたしかよ・・・)
マキノ「・・・」

加蓮(あ、冷や汗)

奈緒(・・・だな)

あい「どうした。早く教えてくれ」

マキノ「・・・神谷・・・奈緒」

マキノ「CGプロ所属の17歳。9月生まれ」

あい「・・・」

マキノ「出身は・・・千葉県。AB型。長月生まれの乙女座」

マキノ「利き手は左で・・・えっと・・・・・・セプテンバーに生まれて・・・」


デデーン 美嘉 加蓮 アウトー
加蓮「っ」スパーン
美嘉「無理矢理ボリューム作ろうとしないで・・・」バシーン

あい「おいおい。そんなプロフィールにあるようなものなら私も知っている。・・・まさか本当は」

マキノ「し、調べてるに決まっているでしょう。失礼ね」

あい「じゃあ、プロフィールに載っていない趣味を教えてもらおうか」

加蓮「・・・」

美嘉「・・・」


マキノ「・・・・・・」
マキノ「・・・神谷・・・奈緒の隠れた趣味は・・・」

マキノ「えっと・・・」

あい「・・・」

加蓮「・・・」
藍子「・・・」

マキノ「趣味・・・趣味・・・・・・!そ、そうだ。家庭菜園。家庭菜園よ」

美嘉(そうなの?)ヒソヒソ

奈緒(違うし・・・)ヒソヒソ

あい「ほう、それは知らなかったな。何を育てているんだ?」

マキノ「えっと・・・えっと・・・」



マキノ「かいわれ・・・とか」


デデーン 美嘉 加蓮 奈緒 アウトー
奈緒「なんで最初に出たのがそれなんだよッ」スパーン
美嘉「いったい!!」バシーン

あい「かいわれ大根か」

マキノ「え、ええ。神谷奈緒はかいわれ大根を家で育てているわ」

奈緒(違うわァ・・・)

マキノ「さ、これで満足かしら。他にも情報はあるけど、あとはメールででも」

あい「・・・いや。今聞かせてくれ。興味深い」

マキノ「」
マキノ「そ、そんなに聞きたいかしら・・・?」

あい「ああ」

加蓮「・・・」

奈緒「・・・」

あい「教えてくれ、マキノくん。神谷奈緒は育てたかいわれをどう料理するんだい?」

マキノ「それは・・・サラ」

あい「自分で育ててるぐらいだ。私はサラダぐらいしか思いつかないが」

あい「神谷奈緒は驚くような食べ方をするんだろう?」

マキノ「」

藍子「」プルプル
美嘉「」プルプル
あい「・・・ん?今『サラ』・・・と聞こえたが」

マキノ「いえ?『皿が欲しい』って言おうとしただけよ」

あい「そうか。失礼した」

奈緒「・・・」

あい「それで・・・神谷奈緒はかいわれでサラダ以外にどんなものを作るんだい?」

マキノ「それは・・・・・・」

マキノ「えっと・・・その」

マキノ「・・・・・・」




マキノ「・・・ジャムよ」


デデーン 全員 アウトー
奈緒「」バシーン
藍子「聞いたことないアアッ!」スパーン

あい「かいわれでジャムだと・・・!?」

マキノ「え、ええ、そうよ!」

あい「神谷奈緒は自分が手塩にかけて育てたかいわれでジャムを作っているのか!?」

マキノ「神谷奈緒は自分が手塩にかけて育てたかいわれでジャムを作っているのよ!!」


デデーン 美嘉 藍子 アウトー


美嘉「オウム返しやめ痛いっ!」バシーン
あい「こうしちゃいられない。私は本部に戻る!」

マキノ「そ、そう」

あい「神谷奈緒の情報はあとでメールで頼む!では!」ガタッ

マキノ「わ、わかったわ。私も帰るわ」ガタッ


タタタタタタ…


藍子「・・・」

奈緒「・・・」
〜〜〜

美嘉「・・・とりあえず」モグモグ

藍子「早く食べて、控室に戻りましょう」モソモソ

加蓮「・・・だね」モソモソ


4人「「・・・」」モグモグ


??「すみません、隣いいですか?」

奈緒「え?あ、はい。どう・・・・・・」




四月仮面「やったー!ありがとうございます!」ガタッ


藍子「・・・!?」
奈緒「・・・!?」
加蓮「・・・!?」


四月「あー、おいしそうなカレー!いただきまーす」

四月「もぐ・・・おーいしーい!」モグモグ


藍子「・・・」

加蓮「・・・」

美嘉「・・・」

奈緒「・・・」


四月「・・・」モグモグ


4人「「・・・」」
四月「・・・」モグモグ

藍子「・・・」
奈緒「・・・」


四月「・・・」モグモグ

加蓮「・・・・・・」
美嘉「・・・・・・」


四月「・・・」モグモグ

四月「・・・」モグモグ


4人「「・・・」」


四月「・・・ふぅ。ごちそうさまでした!」ガタッ


テクテクテクテク…


藍子「・・・んフ」

デデーン 全員 アウトー
奈緒「何もないのかよ!!」スパーン
藍子「」スパーン

加蓮「痛い・・・」

藍子「帰りたい・・・」

美嘉「とりあえず食べよ・・・」

奈緒「ああ・・・」


4人「「・・・」」モグモグ
―――学食前、廊下

ガラッ

奈緒「はぁ・・・いつまでやるんだろ・・・ん?」

P「おお!お前らやっと出てきたか!」

藍子「そんなに慌てて何かあったんですか?」

P「そうなんだよ。実はこの学校の番長がお前らに会いたいって言ってきてな」

美嘉「番長・・・」

P「一目会えば納得するらしいからとりあえず行ってくれないか?」

加蓮「ええー・・・」

奈緒「嫌な予感しかしない・・・」
―――空き教室

P「ここが番長が拠点として利用してる部屋だ」

P「お前たちだけと話したいらしいから、俺は部屋の外で待ってるから」

加蓮「えっ」

藍子「来てくれないんですか」

P「悪いな・・・何かあったらすぐ入るから」

奈緒「頼むよホントに・・・」

美嘉「・・・じゃあ、入るよ」ガラッ
ガラッ

藍子「し、失礼しま・・・わ、真っ暗・・・」

加蓮「うわ、散らかってる・・・」

美嘉「番長・・・さーん?」



???「ふわぁー・・・」


奈緒「!?」

加蓮「え、な、何!?電気つけて!」


パチッ





楓「ふわぁー・・・」


デデーン 全員 アウトー
藍子「うぅ・・・」スパーン
加蓮「なんで・・・イッ」スパーン


楓「うぅ〜ん・・・」


奈緒「うわ、酒の臭い・・・」

美嘉「完全に飲んでるときだこれ」


楓「うぅうぅ・・・・・・あぅ?」


加蓮「あ、気付いた」

楓「」ムクリ
楓「んふふ、ンフゥ」ムクリ

美嘉「危なっかしい・・・」

加蓮「座ってていいよもう・・・」

楓「ウフッ、おおウフッ、ようやく来ましンフッ」

藍子「・・・」

奈緒「・・・」

楓「君たちがふふっ、噂の・・・・・・」


楓「ふふっ、ンハハフハフッ」


デデーン 全員 アウトー
奈緒「」スパーン
加蓮「なんなんですか!なんなんですか!」スパーン
楓「フフッ、ウフッお前らがウフッ噂の転校ンフッ」

美嘉「・・・」

楓「私が、ムヌッこのCGプロ学園の番長ウフッ、高垣ン楓だ」


藍子「・・・」

奈緒「・・・」


楓「フフッ、んふっ」





楓「・・・次のセリフなんでしたっけ?」


デデーン 全員 アウトー
奈緒「」スパーン
美嘉「ちゃんとやってよもう・・・」バシーン

楓「そうだ思い出したクフッンハフッ」

藍子「」プルプル

楓「・・・お前らフスッ、学校には馴染めッフたか?」

奈緒「・・・まあ、それなりには」

楓「馴染めた?馴染めた・・・くくく・・・・・・あーっはっはっ!」

藍子「」ビクッ

楓「馴染めたフフッ馴染めた?ヒハフッ」

楓「このウフッ、学園ウハフッ」
美嘉「」プルプル
藍子「」プルプル
楓「ふふっ、ごめんなさウフッ」

藍子「」プルプル
加蓮「」プルプル


楓「ふー・・・よし」

奈緒「・・・」
加蓮「・・・」


楓「―――あ!!!」


藍子「」ビクッ

加蓮「な、なに!?」ビクッ

楓「・・・」




楓「・・・おんせん行きたい」


デデーン 藍子 美嘉 アウトー

藍子「何・・・何なんですかもう・・・ニャッ!」スパーン
楓「おんせん・・・」ゴロッ

藍子(寝転がっちゃった・・・)

楓「お〜〜ん〜〜せん〜〜」ゴロゴロ

奈緒「・・・」
美嘉「・・・」

楓「おー・・・」ピタッ

加蓮「・・・」

楓「えぬ・・・」

藍子「・・・?」

楓「えす・・・あい・・・えぬ・・・」

楓「おんせん・・・」


藍子「・・・『おんしん』になってませんか?」

奈緒「ウッフ」

デデーン 奈緒 美嘉 加蓮 アウトー
美嘉「」バシーン
加蓮「なんで訂正・・・」スパーン

楓「うぅ〜〜」ゴロゴロ

加蓮「・・・もう帰っていいんじゃないかなコレ」

奈緒「だな・・・」

楓「ンフフ、ちょっと、ちょっと待って」ガシ

美嘉「ちょっ」グイー

楓「お願い美嘉ちゃん・・・おんせん連れてってぇ・・・」グググググ

美嘉「いや、アタシは・・・って力強いな!」グググググ

藍子「ひ、引っぺがそう!」グイー

奈緒「お、おう」グイー

楓「おーーんーーせーーんーー!」バタバタ
楓「うう〜」ジタバタ

加蓮「ホントに力強い!」グイー

藍子「んしょ、んしょ」グイー

楓「うー・・・」

楓「」コチョコチョ

奈緒「ウハハッ」モゾッ

藍子「あ」

デデーン 奈緒 アウトー

奈緒「ちょっ、今のアリな・・・痛ぁ!」スパーン

楓「えい!」ゴロン

美嘉「あ、やっと離れた・・・」ゼエゼエ
奈緒「ハァ、なんなんだ、ハァ、一体・・・」

加蓮「さぁ・・・ふぅ、ふぅ・・・」


楓「お〜ん〜せ〜ん〜」ゴロゴロ

藍子「楓さんゴロゴロしてたら服汚れますよ・・・」

美嘉「いや、聞いてないって・・・」

楓「おんせん・・・」ゴロゴロ

奈緒「・・・」

加蓮「今のうちに逃げよ」ヒソヒソ

藍子「・・・そうですね」ヒソヒソ

タタタッ ガラッ バタン


楓「おんせん・・・」グスッ
―――控室

奈緒「・・・」ハァハァ
美嘉「・・・」ゼエゼエ
加蓮「・・・」グッタリ
藍子「・・・」クテー

奈緒「疲れた・・・」

美嘉「・・・あの人なにしに来たんだろ」

加蓮「さぁ・・・」

ガラッ

P「おお、お前ら無事だったか。今日はもうゆっくり休んでいいぞ」

藍子「えっ!もう休んでいいんですか!」

P「ただし笑うなよー」

奈緒「・・・」
―――控室

奈緒「ふー、さっぱりした」ホカホカ

加蓮「さすがにお風呂に仕掛けがなくてよかったよ・・・」

藍子「ですね・・・。それにしても美嘉ちゃん、髪を下ろすと大人っぽいですね」

美嘉「そう?イケてる?」

加蓮「・・・さて、今日はもう寝てもいいらしいし」

奈緒「布団敷いてさっさと」

ガチャ




凛「凛おねえさんですよー☆」


美嘉「うっわ」
加蓮「勘弁してよ・・・」
奈緒「あー・・・」


凛「良い子のみんなー!元気にしてたかなー?」

美嘉「・・・」

藍子「あ、あの、凛ちゃん。私たちもう寝るから今日のところは」

凛「今日はねー。みんなを元気にするためにぃ、おともだちを呼んできたんだよー!」

加蓮「聞いてないし」

凛「さ、入ってきて!」

ガチャ




凛「ゴリラのみくちゃんでーす」

みく「ウホホンウホホンwwwwww」ドムドムドムドム


デデーン 全員 アウトー
美嘉「ハァ―――――ハァ―――――」バシーン
藍子「うにゃっ」スパーン


みく「ホホゥホホゥwwwwwwwwww」ドムドムドムドム


加蓮「なにこれ・・・」

凛「それじゃみくちゃん、みんなに挨拶しよっか」

みく「ウホホウwwwww」ダッ

加蓮(来ないで!!)
加蓮「うわ、こっち来た」

美嘉(あ、奈緒のところに・・・)

奈緒(来るなよ!)

ピタッ


みく「」ドムドムドムドム

奈緒「・・・」


みく「」ドムドムドムドムドムドムドムドムドムドムドムドムドムドム

奈緒「・・・・・・ンフフゥ」


デデーン 奈緒 美嘉 加蓮 アウトー

加蓮「いや、もう・・・もう帰って」スパーン
美嘉「」バシーン

みく「ウホホウホホ」ドムドムドムドム
凛「みくちゃん。あいさつは?」

みく「ホッwwwww」ペコリ

奈緒「・・・こんちは」

加蓮「」プルプル
藍子「」プルプル

凛「じゃあ、隣の美嘉ちゃんにもあいさつしよっか」

加蓮(いらない・・・)

みく「wwwwww」
みく「wwwwww」

美嘉「・・・」

みく「ホッwwwホッwww」ドムッ ドムッ

みく「」ドムドムドムッ

みく「」ドムドムドムッ

みく「」ドムドムドムドム ドムドムドムッ


デデーン 美嘉 藍子 加蓮 アウトー


加蓮「なんで三三七拍子・・・ッつ!」スパーン
奈緒「もう帰ってくれ、凛、みく。ホント」

凛「あとねー、みくちゃんは言葉がしゃべれるんだよね!」

みく「ウッホゥwwww」

加蓮「・・・」

美嘉「・・・」

凛「じゃあ、自己紹介してみよっか!」

みく「ホッ!」

藍子「・・・」
奈緒「・・・」


みく「ホホゥ・・・・・・ミ・・・ミク、ヤァデ・・・」


デデーン 美嘉 奈緒 アウトー
奈緒「なんだこれ・・・」スパーン
美嘉「」バシーン

みく「ミク、ヤデェ・・・」

凛「はい、上手上手ー!」パチパチ

藍子「」プルプル
加蓮「」プルプル

奈緒「帰ってくれ・・・」

凛「せっかくだし、今日お友達になったみんなの名前呼んでみよっか?」

藍子「遠慮します」
凛「じゃあ、神谷奈緒ちゃん、って言ってみよっか?」

みく「ホゥ」

藍子「・・・」

加蓮「・・・」

奈緒「・・・」


みく「カ・・・・・・カメヤァ・・・」


デデーン 全員 アウトー
奈緒「」スパーン
美嘉「」バシーン

凛「違うよみくちゃん。かみや、だよ」

みく「カメ・・・ヤァ?」

凛「違う違う。『カ』ー」

みく「カ」

凛「『ミ』」

みく「ミ」

凛「『ヤ』」

みく「ヤ」

凛「そうそう。じゃあ繋げてみると?」

みく「カメヤァ」


デデーン 美嘉 奈緒 アウトー
奈緒「」スパーン
美嘉「もう疲れた・・・」

凛「あ、もうこんな時間!みくちゃんにハンバーグあげなきゃ」

みく「ホゥ!」

藍子「・・・」
美嘉「・・・」

凛「みんなまたね!」ダッ

みく「ウホホホゥwwwwwwwwwwwwwニャwwww」ダッ

タタタタタタ…


4人「「・・・」」
〜〜〜

奈緒「・・・よし、寝るか」

美嘉「電気消すよー」

藍子「起きたら終わってますように」

加蓮「いやぁ・・・どうだろ」


4人「「おやすみ・・・」」
加蓮「・・・」

奈緒「すっげー寝づらい・・・」

美嘉「・・・だね」

藍子「・・・ZZZ」スヤスヤ

奈緒「・・・藍子すごいな」


 < ガサッ ゴソゴソ


美嘉「あれ?スピーカーから何か・・・」

 <ガチャ

 <Pちゃん!ただいまにゃ!

 <おお、みく。お疲れ様


加蓮「・・・?」
 <Pチャンこそ・・・ってPチャン!どういうことにゃ!ゴリラの着ぐるみって!

 <ああ、言ってなかったか。悪い悪い

 <もう!みくは猫キャラなの!Pチャンだからゴリラやったんだからにゃ!

奈緒「なんだこれ」

加蓮「さあ」

 <そういえばPチャン。なんでゴリラなのにゃ?

 <ん?だって俺のストライクゾーンがゴリラだもん


デデーン 美嘉 奈緒 加蓮 アウトー
奈緒「何の話だよホントに!」スパーン
美嘉「」バシーン

藍子「ううん・・・騒がしいです」ゴシゴシ

加蓮「あ、起きちゃった」

 <どうした、みく

 <・・・まあいいにゃ。次は猫でよろしくにゃ。ゴリラは二度としないにゃ

 <ガチャ バタン


加蓮「・・・」
美嘉「・・・」
奈緒「・・・」

藍子「???」
藍子「・・・」

奈緒「・・・」

加蓮「寝られない・・・」

美嘉「同じく・・・」



 <手羽先は関係ないんですけど・・・



藍子「・・・!?」
 <手羽先は関係ないんですけど・・・

奈緒「乃々の声・・・」

 <手羽先は関係ないんですけど・・・

加蓮「・・・」

 <手羽先は関係ないんですけど・・・

美嘉「・・・」

藍子「・・・」


 <手羽先は関係ないんですけど・・・



 <手羽先は関係ないんですけど!!!!!!


デデーン 美嘉 加蓮 藍子 アウトー
美嘉「キレちゃった痛いっ!!」バシーン
藍子「」スパーン

奈緒「」プルプル


 <・・・


美嘉「終わった・・・」

加蓮「はぁ・・・」
藍子「・・・」

奈緒「・・・」

美嘉「・・・」

加蓮「・・・」


 <貴方、脳味噌は何グラム?


奈緒「またかよぉ・・・」
加蓮「もう・・・」


 <貴方、脳味噌は何グラム?


藍子「寝たいです・・・」

美嘉「・・・」


 <貴方、脳味噌は何グラム?

 <貴方、脳味噌は何グラム?

 <貴方、脳味噌は何グラム?


デデーン 味噌 アウトー


美嘉「しつこ・・・しつこいな痛ッ!」バシーン
 <貴方、脳味噌は何グラム?


奈緒「ホントにしつこいな、コレ」

 <貴方、脳味噌は何グラム?

加蓮「だね」

 <貴方、脳味噌は何グラム?


 <貴方、脳味噌は何グラム?


 <ナナで〜す


デデーン 全員 アウトー
藍子「」スパーン
奈緒「」スパーン


 <・・・

藍子「」

奈緒「」

加蓮「」

美嘉「」
奈緒「・・・しばらく経ったな」

美嘉「そろそろ寝られるかな・・・」


 <ワァアアアアアアアアア…


藍子「?」

加蓮「歓声・・・?」


 < さあ、いよいよ始まります


奈緒「ちひろさんの声・・・」
加蓮「・・・何が始まるの?」

奈緒「さぁ・・・」


 <オン ユア マークス

 <セット・・・

 < パァン!

藍子「」ビクッ


 <さあ一斉にスタート!!ほぼ横並び!ほぼ横並びだ!!


 <一人出遅れている!一人出遅れているのはワカルワミズキ!ワカルワミズキ出遅れている!


 <追い上げるワカルワ!追い上げるワカルワ!!後方から追い上げるワカルワ!!


デデーン 全員 アウトー
奈緒「もうやだ・・・」スパーン
美嘉「」バシーン

藍子「な、な、なんなんですか、今の」

加蓮「知らないよ・・・」


 <オン ユア マークス


奈緒「!?」
 <セット

 <パァン

加蓮「・・・」

 <さあ一斉にスタート!!ほぼ横並び!ほぼ横並びだ!!

 <一人出遅れている!一人出遅れているのはワカルワミズキ!ワカルワミズキ出遅れている!

美嘉「・・・」

 <追い上げるワカルワ!追い上げるワカルワ!後方から追い上げるワカルワ!


 <残り50メートル!ワカルワ速い!ワカルワ速い!

 <鋭く追い上げる!鋭く追い上げるワカルワ!四人抜かしたワカルワ!

 <ワカルワ伸びる!ワカルワ伸びる!ここにきて伸びてくるワカルワ!!

デデーン 美嘉 加蓮 奈緒 アウトー
美嘉「っ」バシーン
加蓮「もういいよ・・・」スパーン


 <そのまま一着で完走!!勝ったのはワカルワミズキ!!!


藍子「」プルプル

奈緒「なんだ・・・なんだこれ」

美嘉「もうどうでもいいよ・・・」

加蓮「・・・とにかく、終わったみたいだし早く」


 <オン ユア マークス


加蓮「」
奈緒「あたしが悪かったよ・・・ちひろさぁん・・・」

藍子「うう・・・」


 <セット


 <パァン


 <あぁーーーっとワカルワフライングーーー!!!!


デデーン 全員 アウトー
奈緒「」スパーン
美嘉「」バシーン


 <・・・


加蓮「静かになった・・・」

藍子「なんなんですか・・・」


4人「「・・・おやすみ」」
チュンチュン


藍子「ん・・・」

藍子「朝ですか・・・いたたた」

奈緒「あー・・・・・・あー、藍子・・・おはよう」

藍子「おはよう、奈緒ちゃん」

美嘉「おはよー・・・」

加蓮「んー・・・」

藍子「美嘉ちゃんも加蓮ちゃんもおはよう」
奈緒「・・・ん?あれ、布団多くないか」

藍子「えっ、あ、本当だ・・・2つ増えてる」

加蓮「しかも盛り上がってるし・・・」

美嘉「嫌な予感・・・」


奈緒「・・・とりあえず、めくってみるか」

藍子「はい」

加蓮「もー・・・」

奈緒「せーのっ」

バサッ



アナスタシア「・・・ZZZ」スヤスヤ


加蓮「・・・!?」
アナスタシア「・・・ZZZ」スゥスゥ

奈緒「なんでアーニャが・・・」

藍子「さぁ・・・」

アナスタシア「ん・・・」

美嘉「あ、起きる」

アナスタシア「・・・」パチッ

アナスタシア「・・・」キョロキョロ

奈緒「・・・」
加蓮「・・・」

アナスタシア「・・・」ゴシゴシ

アナスタシア「・・・」ムクリ

トテトテトテトテ ガラッ バタン

タタタタタタ…


美嘉「・・・ッフ」


デデーン 全員 アウトー
奈緒「何しに来たんだ・・・痛っ」スパーン
美嘉「あーー、あー」バシーン

藍子「・・・二つ目、開けますか」

加蓮「・・・うん」


バサッ




四月仮面「・・・ZZZ」

デデーン 全員 アウトー
奈緒「何回出てくんだよォ」スパーン
藍子「」スパーン

四月「ん・・・あー!よく寝た!」

美嘉「・・・」

加蓮「・・・」

四月「あ、着替えたら体育館に集合だって!じゃあね!」

ガラッ バタン


4人「「・・・」」
―――体育館前

P「おお、おはようみんな」

4人「「・・・おはようございます」」

藍子「あの、これから何を・・・」

P「ああ。お前らが一日頑張ったからな。学園が卒業式を開いてくれるそうだ」

美嘉「・・・」

P「さ、席に案内するぞ」

藍子「わ、お花まで飾ってある」

奈緒「・・・なあ、この花」

美嘉「?」


祝 御卒業

凛おねえさん


デデーン 美嘉 加蓮 アウトー
美嘉「っ」バシーン
加蓮「奈緒っ」スパーン

奈緒「・・・」

P「さ、席に行くぞ」

藍子「・・・はい」

美嘉「・・・」

加蓮「・・・」

奈緒「・・・」グッ
〜〜〜

肇「ただいまより、転入生の卒業式をはじめます」

美嘉「・・・」

奈緒(・・・本格的すぎる・・・)

肇「はじめに、校長先生のお話です」

加蓮「校長・・・」


のあ「」スッ…
のあ「・・・では、校長の私から、短く伝えるわ」

奈緒「・・・」

藍子「・・・」


のあ「卒業おめでとう」


のあ「・・・」ペコリ


藍子「クッ」

美嘉(マジで短い)
肇「・・・続いて、在校生代表のあいさつ」

藍子(あ、舞台の脇から・・・)

美嘉(誰・・・)





こずえ「ふわぁーー・・・」テクテク


デデーン 全員 アウトー
奈緒「」スパーン
加蓮「ちょっ、と・・・」スパーン

肇「では、遊佐さん。どうぞ」

こずえ「うんー・・・」

加蓮(3、6、9、12、15・・・)

美嘉(羊が一匹、羊が二匹・・・)

こずえ「おねーちゃんたち・・・そつぎょう・・・おめでとうなのー・・・」

4人「「・・・」」

こずえ「おねえちゃんたちにはこれから・・・」

こずえ「あかるいせいかつが・・・まってる・・・」

こずえ「と、おもったら・・・おおまちがいなの・・・」

藍子「!?」
こずえ「めのまえにみえる・・・まぶしいひかりを・・・」

こずえ「まっすぐみすえてはしるわかもののあしを・・・しゃかいはすくうのー・・・」

奈緒「・・・!?」

こずえ「でも・・・」

こずえ「はいつくばっても、ひとはまえにすすめるのー・・・」

こずえ「じょうねつのほのおが・・・もえているかぎり・・・」


デデーン 美嘉 奈緒 加蓮 アウトー

奈緒「なんだこれ・・・」スパーン
加蓮「アタシの知ってるこずえちゃんと違うウッ」スパーン
こずえ「おわりー・・・」

肇「はい、遊佐さん。ありがとうございました」

肇「では、卒業する4人は壇上で証書を受け取ってください」

4人「「・・・はい」」
のあ「高森さん。おめでとう」
藍子「あ、ありがとうございます」

のあ「神谷さん、卒業おめでとう」
奈緒「・・・ありがとうございます」

のあ「卒業おめでとう。北条さん」
加蓮「ありがとう・・・ございます」

のあ「おめでとう、城ヶ崎さん」
美嘉「ありがとうございます・・・」
肇「では、これで卒業式を終わります。解散」


ワイワイ ザワザワ


4人「「・・・」」

P「お、みんないるな」

藍子「・・・」

P「これで、全て終了だ。校門を出たら解放だぞ」

4人「「やったー!」」
―――グラウンド、校門付近

加蓮「見えてきたよ、アタシたちのゴールが」

奈緒「だな!」

藍子「長かったですね・・・!」

美嘉「うん・・・!」

P「ははは。お疲れ様。このあとはしっかり―――あっ」

加蓮「え、何」
P「いや・・・最後にお前らに会いたいって人がいてさ。会わせる約束してたんだよ」

美嘉「ええー・・・」

加蓮「帰ろうよ・・・」

P「ま、でも問題ないぞ。待ち合わせは校門だ。ほら、あそこに」




楓「・・・」


美嘉「」
P「番長がさ、どうしてもあいさつしたいって」

奈緒「聞いてねぇ・・・」

楓「おい・・・お前ら・・・」

美嘉「わ、きたっ」

楓「卒業・・・してしまうのか?」

加蓮「・・・はい」

楓「っ!」ギリッ

奈緒「・・・」

美嘉「・・・」
P「・・・高垣。気持ちはわかるが」

楓「っ!先生に何がわかるって言うんだよ!」

奈緒「・・・」

楓「せっかく・・・せっかく仲良くなったのに」

美嘉「もうお別れなんて・・・」

藍子「・・・」


楓「もっと・・・もっと一緒に過ごしたかったのに・・・!」

楓「一緒に・・・一輪車とか乗りたかったのに!!」

デデーン 美嘉 藍子 奈緒 アウトー
藍子「っ」スパーン
美嘉「ぐっ」バシーン

P「高垣・・・」

楓「一緒に・・・テスト勉強したかったのに・・・」

藍子「・・・」

加蓮「・・・」

楓「なんで・・・」

P「・・・高垣」

楓「・・・なんだよ」

P「友達ってもんはな・・・いつも一緒にいるやつだけのことじゃない」

P「門出を本気で祝ってやる・・・それも友達のかたちだ」

楓「!!!」



加蓮「なにこれ」

美嘉「さぁ・・・」
P「さ、お前の気持ちをぶつけるんだ」

楓「わかったよ、先生・・・!!」

クルッ

楓「・・・」

4人「「・・・」」

楓「お前ら・・・卒業おめでとう」


楓「俺は・・・ここに、残る。・・・・・・けど!」


楓「お前らのこと・・・絶対に忘れンフフハフッ」


デデーン 全員 アウトー
加蓮「一番大事なとこを・・・」スパーン
藍子「」スパーン

楓「じゃあな、みんな!」

タタタタタタ…

奈緒「・・・」
加蓮「・・・」
美嘉「・・・」
藍子「・・・」

P「あいつも、成長したな」

奈緒「・・・」

P「よし、門を越えるぞ」

4人「「はい!」」
―――CGプロ事務所

奈緒「終わったー!」

藍子「私たちは・・・勝利しました!」

加蓮「ふぅ」

美嘉「あー、疲れた・・・」

P「ははは。じゃあお待ちかねの結果発表だ」

奈緒「え」

藍子「わ、忘れてました」
奈緒「おいおいおいおい」

美嘉「そういえば2周目って・・・」

加蓮「80以上、とか」

藍子「あ、あんなの二回するの無理ですっ」

P「ははは。じゃあ、回数の少ない第一位は・・・」

4人「「・・・」」ゴクリ


P「・・・高森藍子!48回!」

加蓮「おーー」

藍子「えっ、え?私が一番なんですか?」

美嘉「すごいじゃん!」

奈緒「すげえ・・・しかもご褒美獲得だ」

P「おめでとう、藍子」

藍子「え、あ、はい。ありがとうございますっ」
P「続いて・・・」

3人「「・・・」」

P「第二位!北条加蓮!60回!」

加蓮「ったぁぁぁぁぁぁ!!!」

奈緒「60!?」

美嘉「アタシらそれより上!?」

P「そして第三位は・・・64回で、神谷奈緒!!」

奈緒「うわぁぁぁぁぁあやったぁぁぁぁぁぁ!!!」

藍子「おめでとう!!」



美嘉「」

P「・・・と、いうわけで第四位は美嘉だ」

美嘉「いや、まだまだ・・・奈緒も加蓮も60・・・!アタシも60台に決まってる!!」

P「・・・第四位、城ヶ崎美嘉。回数は―――」
.





.        P「81回だ」



.
藍子「あ・・・」
加蓮「あらら」
奈緒「あちゃー」

美嘉「」

P「二周目だ、美嘉」

美嘉「ウソ・・・でしょ?」

P「本当だよ」

美嘉「そんなに、なってたの?」

P「なってたな」

美嘉「アタシ、カリスマなんだよ・・・?」

P「今は関係ないな」
ガチャ

凛「・・・美嘉」

奈緒「お・・・って普通の格好じゃねーか」

加蓮「やめたの?」

凛「っ。知らないっ」

藍子(かわいい)

P「美嘉。凛もお前と同じ、80越えなんだ」

美嘉「そうなの・・・」

凛「うん、だから美嘉の気持ちはよくわかるよ」ニヤァ

奈緒(・・・ん?)
加蓮(笑った・・・?)

凛「・・・それで。プロデューサー、もう片方の集計は終わったの」ニヤニヤ

P「ん?ああ、終わってるよ。ボードに書くよ」

凛「うん」ニヤニヤ

藍子「・・・?」

凛「自信あるよ。頑張ったからね」ニヤニヤ

P「そうか」カキカキ

奈緒「何の話だ・・・?」

P「よし、書いたぞ」


凛「うん!!」
第三位 高峯のあ  29


第二位 高垣楓   47


第一位 川島瑞樹  59




加蓮「・・・なにこれ」

藍子「さぁ・・・?」


凛「あ、ああ・・・」ガクガク

奈緒「?」

凛「そんにゃ・・・」バタン

藍子「凛ちゃん!?」
凛「」

奈緒「りーーーん!」

藍子「Pさん!凛ちゃんが・・・!」

P「・・・この訓練は。お前たちの訓練だけでなく、仕掛人側の笑わせる訓練でもあった」

P「集めた事務所のメンバーに、ちひろさんは言った」

P「『笑わせた回数の上位3名には、ご褒美をあげます』、と・・・」

加蓮「あー・・・そういうことか」

P「これがその結果だ」
美嘉「もしかして、凛の願いって」

P「ああ。二周目をなかったことにすることだ」

加蓮「だろーね」

凛「体操の・・・おねえさんまで・・・したのに・・・」ブルブル

P「でも凛も15回だからなかなかだぞ。ちなみに参加者の藍子もなぜか10回近く笑わせてる」

加蓮「」

藍子「ご、ごめんね?」

美嘉「・・・ってプロデューサー。二周目ってアタシたちだけなの?」

P「ん?いや、違うよ」

藍子・加蓮・奈緒「えっ」
P「あ、いやいや。クリアしたお前らと前回組のみく、卯月、未央は違うよ」

P「訓練を受けるべきメンバーがいるんでな」

加蓮「・・・?」

美嘉「誰それ」

P「もうすぐ・・・お、ちょうどきたみたいだな」

タタタタタタ


ガチャ





幸子「フフーン!カワイイボクが呼ばれてきてあげましたよ!」


加蓮「あー・・・」
幸子「あ、みなさんお疲れ様です!ボクのカワイさに癒されてください!」

奈緒「・・・」

幸子「それで?なんなんですかプロデューサーさん?笑わせた回数で話って」

幸子「・・・ハッ!まさかぶっちぎりで一位だったと」

P「0回だ」

幸子「え?」

P「幸子は、一度も笑わせてない」

ちひろ「だから幸子ちゃん。訓練を受ける側から、その技術を学んでもらいます」

幸子「」
幸子「い、嫌です」

美嘉「ほらほらー・・・一緒に頑張ろうよ・・・」ニタァ

凛「先輩の私たちがいるよ・・・」ニタァ

幸子「プロデューサーさぁん・・・」

P「・・・幸子。俺はお前の可能性を信じてる」

幸子「!」

P「お前ならきっと大丈夫だ。だからねじふせろ、訓練を」

幸子「・・・!!わかりました!参加しましょう!!」


加蓮「あーあ・・・」


ちひろ「よし、これであと一人ですね」


ガチャ
.


菜々「おはようございまーーーすっ!!!」


.
奈緒「・・・・・・マジで?」

P「お、おはよう菜々」

菜々「おはようございまーす!みなさんおそろいで!」

P「あ、そういえば菜々。お前、選抜のメンバーに選ばれたから」

加蓮「・・・」
藍子「・・・」

菜々「ええっ!?何かわからないけどすごい響き!ナナ、やりますよー!!」

P「本当か?」

菜々「もちろん!途中で止めたりしません!何だったらやめろと言われてもやめませんよ!」

P「よし、じゃあ頑張れよ。笑ってはいけない訓練の選抜メンバー」

菜々「」

凛「・・・」

美嘉「・・・」
P「菜々はボロが出やすいからな」

菜々「」

P「しっかり、平常心を養ってもらうぞ」

菜々「」


美嘉「・・・」

幸子「・・・」

凛「・・・」
P「こうして訓練は無事終了」

P「瑞樹さんと楓さんはご褒美で温泉の仕事に同行」

P「同じく卯月もご褒美を『未央と温泉に行く』ことにし、NGみんなで温泉を満喫した」

P「そして藍子はご褒美で傷心の美嘉と遊園地に行き」

P「みくはゴリラの着ぐるみを仁奈にあげた。すごく喜ばれたらしい」

P「のあさんはにゃんにゃんにゃんの3人で星を見る旅行に行ったらしいが―――これらはすべて別のお話」



代行の人、二人とも本当にありがとう
川島さんの実況はちひろさんボイスなのでカウントなし。第一回+第二回の結果です
では

14:30│モバマス 
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