2015年05月19日

美希「独り暮らし!」

バナナマンのコントをアイマスのキャラでやるだけ





響「はい、せーので降ろすよ!」





美希「せーの!」



ドスン



響「ふぅ!」



美希「ちょっと詰め込みすぎてたかな……。ごめんね?」



響「いいよいいよ。それより、これで荷物最後じゃない?」



美希「ええっと……、あっ、ホントだ。これで全部運び終わった!」



響「じゃあ、…………引っ越し、完了?」



美希「完了!」



響「美希の独り暮らし……、始まり!!」



美希「独り暮らし!!」



ひびみき「いえーー!!」



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美希「ついに、念願の生活が始まるの!」



響「自分は独り暮らしの先輩だから、何でも聞いてよね」



美希「頼りにしてるね♪」



響「うん!



  ……ああ、そうだ。ちょっと待ってて」ガサゴソ



美希「え?何?」



響「はいプレゼント!お花!」



美希「うわぁ!ありがとうなの、ひびきー!」



響「そ、そんなに喜ばれると照れるよ……///」



美希「新しい生活に花があるって、すっごくステキだねー」



響「そうでしょ?ローズマリーのマリ子を宜しくね!」



美希「もう名前付いてるんだね……。まあいいか!」

美希「さてと、何からしよっか!?」



響「うーん、ダンボールの整理とか?」



美希「じゃあ、引っ越し祭りしよっか!」



響「な、何それ!?」



美希「曲は『It's Show』にしよ!」



響「ちょっと待って!会話して!?」



美希「フゥーーーー!!」ズンチャ



響「美希落ち着いて!」



美希「落ち着いてるよー!」ズンチャズンチャ



響「テンションたっかいなぁー、もう!」

美希「フゥフゥ!」ズンドコズンドコ



ピンポーン



響「あっ、美希。誰か来たよ」



美希「ヘイヘイ!」ズンドコズンチャ



響「みき!!誰か来たよ!玄関!」



美希「えっ?ホント?



  ……引っ越したばかりなのに?」



響「うーん、新聞屋とかじゃない?」



美希「ええー、今のテンションだと、新聞とっちゃうかも!」



響「別にとればいいじゃん」



美希「じゃあ、一緒に行くのー!」



響「いえー!」

美希「はい。騒ぎすぎました。申し訳ありませんでした。



   ハイ、はい。そうです。気を付けます。はい。違います。はい。今後よろしくお願いします」



バタン



美希「………」



響「ま、まあちょっと、うるさかったかな……?」



美希「…………ウン」



響「……でも、あのおじさんも、怒鳴らなくてもいいのにね、うん」



美希「…………ううん、ミキが悪いの」



響「じゃあ、これから気を付けよう?」



美希「……………………ウン」



響「…………ちょっとぉ!何テンション下げてるの?」



美希「え?」



響「もう済んだ事は仕方ないって!新生活初日だよ?楽しく行こうよ!」



美希「ひびき!シーー!」



響「これくらいなら、大丈夫だよ。リビングに戻ろ?」

響「それにしても、広い部屋だねー」



美希「一応ね」



響「壁も新築みたいに綺麗だし、キッチンも付いてるんでしょ?凄いね」



美希「そう?」



響「そうそう!凄い凄い!」



美希「い、言い過ぎだよ……」エヘヘ



響「よし!探検しよう!」



美希「ワンルームだよ!?」



響「何か秘密があるかもしれないでしょ!ホラ、案内してよ!」



美希「まったくひびきは子供なの!」

美希「ハイ、ここが洗面所でーす」



響「うわぁ、お風呂とトイレ別じゃん」



美希「ダメなの?」



響「ううん、いい事だよ。あんまり無いんだから」



美希「そうなんだ。一目見て決めちゃったから、そういう事知らなかったよ」



響「もしかして、結構家賃高いの?駅から近いし、オートロックも一応付いてるよね」



美希「うーん、良く分からないけど、結構安いかな?」



響「こんなに整ってるのに?いくら?」



美希「月2万2千円なの」



響「えっ?」



美希「これって結構安いよね?」



響「ま、まあね……。いい買い物したよ、うん」



美希「でしょー?」エヘヘ



響(安すぎる気がするぞ…………)

美希「この扉を開けると…………」



響「開けると……?」



美希「お手洗いなのー!」



響「わーい!」



美希「しかも、音姫付きだよ!」



響「独り暮らしだからいらないんじゃないの?」



美希「急に真面目なツッコミをするのは止めてほしいの」

響「……あれ?



  これ……、水はどうやって流すの?」



美希「え?それは、レバーか何かで……」



響「横に何も無いよ?」



美希「そんな筈は…………、あっ、上にヒモが垂れてる。これを使うんだよ」



響「へぇー、珍しいタイプだね」



美希「水が流せないかと思ってびっくりしたよもう」



響「あっ、でも……」



美希「でも?」



響「便座に座ったら手が届かないんじゃない?」

美希「……大丈夫だよ」



響「ちょっと試してみたら?」



美希「うん……」ヨッコラショ



響(もしかしてこの家…………)



美希「あっ、ギリギリ!ギリギリセーフ!



   ちょっと飛び跳ねれば届きそう!」



響「それはセーフとは言わないよ……」

美希「ホラ!」ピョン



クイッ



チョロ…ロ……



響「……」



美希「いやー、よかったね」



響「……水、弱くない?」



美希「……そう?」



響「弱いよ」



美希「だ、大丈夫だよ。だって、ミキの新居だよ?」



響「その理屈の意味は置いといて……、ちょっと確かめたい事があるからシャワー使っていい?」



美希「え?いいけど……」

響「じゃあ、シャワー流してみるね」



美希「う、うん」



キュッ



ジョボボ……



響「わぁ!冷たい!」



美希「何やってるのひびき……、もっと勢いよく出さないと。



   肘まで濡れてるよ?」



響「……今の、結構強めに捻ったよ」



美希「……た、溜めて使うからいいもん」



響「流しも見てくるね!」



美希「見なくていいよ!」



響「良くないって!」

響「じゃあ、水を出してみるね」



美希「いいって言ってるのに……」



キュッ







プッシューーーーーーーーーァ!!!!!!!



ドドドドドドドドド



響「うわぁ!!」



美希「キャァ!?!?」



響「つっ、強すぎるよ!!!



  ジェットライターみたいじゃん!!!



  何コレ!?風呂トイレの分こっちから出てるんじゃないの!?」



美希「で、出てるならいいでしょ!?」



響「出過ぎだよ!こんなんじゃお皿洗えないよ!



  ていうかお皿吹っ飛ぶよ!!」



美希「シャワーで洗うからいいもん!」



響「よくない!」

美希「あ、あんまり悪い事言わないでよ……!ミキ、ここに住むんだよ?」



響「いや、ダメな所はハッキリさせないと」



美希「ちょっとぐらいなら我慢するよ……」



響「…………今まで言わないでおいたけど、悪い点はちょっとじゃないよ」



美希「えっ?例えば?」



響「怒られたおじさんの部屋、覚えてる?107だよ。この部屋102でしょ?



  騒がしかったとは言え、音が貫通しすぎだよ」



美希「そ、そういえば……」

響「あと、玄関のドアも内開きだし」



美希「……どういう事?」



響「普通は玄関のドアって外開きなんだよ。内開きだと、ドア開ける時に玄関の靴を薙ぎ払う事になるでしょ?」



美希「な、なるほど……」



響「しかも、ドア開けて家入って靴脱いでドア閉じたら、靴が外に出ちゃうんだよ?



  知らない人が見たら『あれ〜?あの人ドア開ける前に靴脱いでるの??』……ってなっちゃうよ!」



美希「……でもホラ、共同玄関にオートロック付いてるんだよ?プラマイゼロだよ!」



響「オートロックは機能してないよ。非常口が出入り自由だからね。



  荷物運んでる最中も、途中からは面倒だからそっちから入ってきてたし」



美希「なんてこったいなの……」



響「管理者に電話しよう」



美希「べ、別にいいよ……」



響「こういう事は早めに対処しないと駄目なんだよ」



美希「でも、既に住民トラブル起こしたのに、また何かするのは……」



響「ダーメ!まあ、玄関とかは分かんないけど、水回りはどうにかなるかもよ?



  まったく、こういう所引っ込み思案なんだから……。



  えっと、電話番号は……、あっ、書いてある」ポパピ



美希「…………ありがとね」



響「いや、それはいいんだけど……、……あれ?あれ?」



美希「ウロウロして、何か探してるの?」



響「……電波探してる」



美希「…………まさか……」



響「美希の携帯でも確認してみて」



美希「…………け、圏外だ……」



響「……………………じ、自宅が圏外って……」

美希「……」



響「……あれ?」



美希「……また何か見つけたの?」



響「見つけたっていうか…………、何だか臭わない?下水の臭い」スンスン



美希「た、確かに……。



   ……キッチンの方から臭ってくるね……」



響「さっき水出したからかな……?



  換気するね」



美希「ハァ……、次から次に…………、もう……」



響「うわっ」



美希「……今度は何?」



響「…………この”景色”は、了承して入居してるんだよね?」



美希「え?」



響「窓の外……、墓地だよ?」



美希「」

一つ飛ばしてました。18と19の間にこれが入ります。





美希「うぅ…………玄関も洗面所も圏外なの……」



響「やっぱり……」



美希「そして、洗面所の隙間に携帯落としちゃったの……」



響「ええっ!?何してるの……。



  ていうか、なんでそんな所に隙間があるの?」



美希「別に隙間くらいは普通の家でもあるでしょ!」



響「無いよ。普通じゃない」



美希「普通だよ!問題ないって!」



響「もう携帯落としちゃってるじゃん」



美希「ホントだ……!」ハッ

響「……あれ?」



美希「……また何か見つけたの?」



響「見つけたっていうか…………、何だか臭わない?下水の臭い」スンスン



美希「た、確かに……。



   ……キッチンの方から臭ってくるね……」



響「さっき水出したからかな……?



  換気するね」



美希「ハァ……、次から次に…………、もう……」



響「うわっ」



美希「……今度は何?」



響「…………この”景色”は、了承して入居してるんだよね?」



美希「景色?」



響「窓の外……、墓地だよ?」



美希「」

美希「こ、こんなの別に近くないよ」



響「近いよ」



ガララッ



響「触れるよ。『井之上家』」ペタペタ



美希「うぅ……知らなかった……」



響「えっ!?」



美希「だ、だって!内見に来たの夜だったもん!」



響「どうして夜に内見を……」



美希「マンションの人が、夜に来てくださいって……」



響「普通は内見って昼だよ……」



美希「しょ、しょうがないでしょ!?そんなルール知らないもん」



響「いや、美希が悪い訳じゃないんだって。



  お墓とかの心理的な難でも説明の義務はあるんだよ。完全に業者が悪いよ」



美希「もう嫌……」

響「さてと……、まずは美希の携帯をどうにかしよっか」



美希「うん、長い棒か何か……、なんて都合よく無いよね……」



響「ハンガーとか使えばいいんじゃない?」



美希「なるほど!響ってば、今日は何だかスッゴク頼もしいの!」



響「そ、そんなことないぞ///」



美希「あるの。響がいなかったら、極めてたいへんな事態に陥っていたの」



響「ホントにね」



美希「じゃあ、取り出してくるね!」

美希「ひびき!見て見て!」



響「……また新たな問題?」



美希「違うよ、ほら、500円玉!落ちてた。隙間に」



響「そっか、よかったね……」ハハッ



美希「ヒサンな状況に置かれた為にちょっとした幸せが愛おしいの!」



響「冷静だな……。携帯は?」



美希「取れたよ、ホラ。



   綺麗にしておきたいし、他の所も見てくるね!」



響「空き部屋の清掃が甘いのは良くないけど……」



美希「もうそんな些細な事は気にならないの!」



響「ねー」

美希「ひびきー!来て来て!」



響「……何?」



美希「はい、1000円札!」



響「これも見つけたの?」



美希「うん、カーペットの隙間に刺さってたの」



響「隙間多いな……」



美希「しかも2枚!もう2500円だよ!」



響「ちょっと嬉しいね。お正月の交通整理のバイトの時給くらいあるじゃん」



美希「ひびきの下積み時代を垣間見たの」



響「この分だと、もっといっぱい出てくるかもね」



美希「百万円くらい出てきたらどうする!?」



響「引っ越せば?」



美希「うん!!」

美希「あっ、何だかこのカーペットだけ剥がせそう」



響「破っちゃ駄目だよ?」



美希「分かってる分かってる!えい」



ベロン



響「………………………………………………………………」



美希「……………………………………………………………………」



響「…………赤黒いね」



美希「いや、まだ分からないよ。まだ分からない」



響「…………あっ、御札が張ってある」



美希「そう……ですか…………」



響「おさつかと思ったら、おふだでしたー!」



美希「……」



響「ナンチャッテ」



美希「……中々面白いの」



響「ありがと」

prrr!!



美希「あっ、電話なの」



響「えっ…………?



  け、圏外じゃなかったの……?」



美希「あっ……。



   えっと、圏外じゃなかったのかも!よかったよかった!」



響「こっちの携帯は、まだ圏外だよ」



美希「よ、余計な情報を……!!」



prrrrrrrrrr!!



響「出なよ」



美希「えっなんで!?やだ!!」



響「お化けとは限らないよ」



美希「そのワードを口にしてはならないの!!」

prrrrrr!!



美希「……」プルプル



ピッ



美希「も、もも、も、もし…もし……?」



美希「あっ!貴音ぇ!」



響(なんだ貴音か……)



美希「……ええ?何それ?



   えっ??



   あっ、ちょっとたかねぇ!」



響「……」



美希「……切れちゃった」



響「……何て?」



美希「その……、よく分からないんだけど……」



響「うん……」



美希「いきなり、『大丈夫ですか!?』って……」



響「だ、大丈夫って……、何……?」



美希「で、急に切れちゃった……」



響「なるほど……」



美希「あっ、もう圏外になってる」ハハッ

響「……」



美希「……」



響「そろそろ帰ろうかな……」



美希「ええっ!!?泊まっていってよ!!」



響「泊まっ…………!」



美希「……」



響「じゃあ、これ……」



美希「えっ!?マリ子持って行っちゃうの!?」



響「いや……、ここに供えておくよ……」



美希「どうも……」

響「……じゃあ…………」



美希「……」



響「ウチ来る?」



美希「うん!!!」



響「荷物は?」



美希「引越し屋さんに頼む!!」



響「この部屋は?」



美希「もう来ない!!」



響「よし!さっさと出て行こう」



パタン!!



響「うっひゃあ!」



美希「マリ子が倒れた……」



響「やっぱマリ子持って帰る!!」



美希「急いで!!」





☆おわり☆



22:30│星井美希 
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