2015年05月27日

みりあ「はい あーん!」

P「あ、あーん」



みりあ「おいしい?」



P「うん、うまいぞ」モグモグ





みりあ「えへへ♡ 朝早くからプロデューサーのために頑張ってつくったの!!」



P「いやぁ、パパは幸せものだな」



みりあ「ほんとう!?じゃあ、みりあ毎日パパのために頑張って作るからね!!」



P「こんなかわいくて料理上手の奥さんがいて、ほんとに俺は幸せものだなあ」



みりあ「えへへ♡」



P「おっと、そろそろ仕事に行かなくちゃ」



みりあ「あ、パパ!忘れ物してるよ?」



P「ん?」



みりあ「行ってきますの チュ〜」



P「いや、さすがにそれはまずいっていうか・・・」



みりあ「ちゅ〜〜〜」



P「・・・・・・あの・・・」



ガチャッ



まゆ「おはようござい・・・」



P「・・・・・・」



まゆ「・・・・・・」











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まゆ「お仕事に行く前に地獄の三丁目に行きますかぁ〜?」



P「ま、待て!!落ち着くんだまゆ!!」



みりあ「プロデューサー!なによその女!隠れて浮気してたの!?」



P「みりあ!!!???」



まゆ「へぇ〜・・・プロデューサーさんはそんな小さな子に手を出していたんですねぇ〜」



P「違う!!違うんだ!これは・・・!!」



みりあ「あんなことやこんなことまでしたのに!!プロデューサー全部ウソだったんだ!!」



P「やめろおおおおおおおおおおお!」





まゆ「おままごと・・・ですかぁ・・・」



P「まったく・・・みりあも悪ふざけが過ぎるぞ」



みりあ「えへへー♡ ごめんね?」



P「だからさっきのパパとかも全部、おままごとだからな」



みりあ「そうだ!まゆちゃんも一緒におままごとしようよ!!」



まゆ「え?」



みりあ「えーとねー、じゃあみりあが次はお姉ちゃん役するから、プロデューサーはお父さんで、まゆちゃんんがお母さんなの!!」



P「いや、さすがにまゆはもう16歳だから・・・なぁ、まゆ?」



まゆ「やりましょう」



P「・・・・・・ぉふ」





みりあ「じゃあ、いっくよー!スタート!!」







まゆ「おかえりなさい・・・・・・あ・な・たぁ」



みりあ「おかえりなさーい!パパー!」



P「た・・・ただいま」



まゆ「ふふっ・・・あなた」



P「な・・・なんだ?」



まゆ「あ・な・た」



P「どうした?」



まゆ「・・・・・・あ・な・た」



P「なんだよ!?怖いよ!」



まゆ「今夜はずっぽし・・・いきましょう?」



P「はい、カメラ止めてー」



まゆ「ふふっ・・・冗談ですよぉ」



P「まゆさんクランクアップでーす」



まゆ「まだ、始まったばっかりですよぉ」

みりあ「ずっぽしってなぁに〜?」



P「いや、みりあはわからなくてもいいんだ」



P「なあ、まゆ。みりあもいるんだから自重してくれよ」



まゆ「ぅふふ・・・ごめんなさい」



みりあ「じゃあつづけるよ〜〜」















みりあ「ねぇねぇパパ〜〜!」



P「うん、どうした?」



みりあ「みりあおなか空いちゃった〜」



まゆ「あらあら、じゃあお母さんがごはん作りますね」



みりあ「じゃあねじゃあね!みりあハンバーグ食べたーい!」



まゆ「じゃあちょっと待っててね」



P「よかったなみりあ、ママがハンバーグ作ってくれるぞ」



みりあ「やった〜〜〜!!」

まゆ「おまたせしましたぁ〜」



P「おお!本格的だ!やっぱりまゆは料理上手だな」



まゆ「まゆ・・・じゃなくて「お母さん」ですよ」



P「あ、ああ。お母さんは料理上手だな!みりあ!」



みりあ「うん!ママとってもおいしいよ〜!」



P「おし!じゃあ俺もいただこうかな!」



パクッ



P「・・・・・・・」



P(鉄の味がする)



P「なあまゆ・・・このハンバーグにかかってるデミグラスソースってなに入れた?」



まゆ「それはもちろんプロデューサーは最近鉄分が足りてないようでしたから、私の愛情を体内から注いだ特性デミグラスソースですよぉ〜」



P「はい、しゅ〜りょ〜!」



P「こんなの普通の家庭じゃありませ〜ん、狂乱家族で〜す」



みりあ「きょうらん?ってなぁに?」



まゆ「ぅふふ・・・まゆは狂ったプロデューサーさんも好きですよぉ」



P「狂っとるのはお前だ!!」



みりあ「あ!パパほっぺにソースがついてるー!」



P「え?ほんとか?」



まゆ「もう、あなたはおっちょこちょいなんですからぁ」フキフキ



P「わ、わるいな・・・」



まゆ「あ、こんなところにもソースがぁ」



P「いや、まゆ、背広の中にさすがにソースがこぼれてはないだろ」



まゆ「あ、あ・・・こんなところにもぉ」



P「ちょ!?お母さん!?」



まゆ「ほらほらぁ、こんなところにもソースがついてますよぉ」



P「や・・・やめ」



まゆ「ズボンのチャックの裏にもぉ〜」ジー・・・



ガチャッ



凛「おはようござ・・・・・・」



P「・・・・・・・」



まゆ「・・・・・・」



P「よーし!!今日も仕事がんばるかなぁ〜〜〜〜!」



まゆ「ま・・・まゆもこれから取材のお仕事でしたぁ〜」



凛「・・・ねぇみりあちゃん、さっきまでなにしてたの?」



みりあ「え〜とねぇ〜。まゆちゃんの愛情いっぱいの体からでたソースを、プロデューサーに食べさせて〜」



みりあ「それでね!プロデューサーのズボンをおろそうとしてたの!!」



P「みりあ!!!!」



凛「へぇ〜、プロデューサー・・・解雇通知の準備はできてる?」



P「誤解だあああああああああああああ!!」





















凛「おままごと?」

凛「なんだ・・・びっくりしたよ」



P「いや、誤解させた俺も悪い」



凛「まゆも、いくらおままごとだからって悪ふざけしすぎ」



まゆ「でもプロデューサーさんもまんざらでもなかった様子でしたよぉ〜」



凛「あ?」



まゆ「あ?」



P「やめろって!!アイドル通しでにらみ合うな!!」



凛「・・・・・・おぉ」



まゆ「・・・・・・おぉ」



みりあ「じゃあじゃあ!!4人でおままごとしよーよぉ!!」



P「こ・・・この4人でか?いや、さすがに凛におままごとは・・・」



凛「そうだね・・・ちょっと私も流石におままごとは」



みりあ「凛ちゃんはね〜、パパにいっつも抱っことか〜、なでなでされる愛されっこな妹ちゃん役なの!」



凛「やろうか、プロデューサー」



P「おい」





みりあ「でねでね、実は・・・台本もつくってきました〜!!」



P「おお、こんなものを作ってたのか」



みりあ「えへへ♡ 4人そろったらやろうと思ってたの!!」



みりあ「あ、プロデューサーはアドリブだよ」



P「なんで!?」



みりあ「じゃあいっくよ〜〜〜スタート!!」





















P「た、ただいま〜〜〜」



みりあ「あ、パパおかえり〜〜!!」



まゆ「ぅふふ・・・おかえりなさい・・・あなた」



凛「お・・・おかえり・・・パパ・・・」



凛「・・・・・・」



みりあ「凛ちゃん?次、凛ちゃんのセリフだよ?」



凛「・・・・・・」



凛「・・・・・・・・・・・・っぱ」



凛「パ、パパ!!お帰りなさいのちゅ〜して!!」プルプル



P「!!??」



P「いやいや!!ダメに決まってんだろ!!」







みりあ「プロデューサー!!ちゃんとしなきゃダメ!!」



P「いや、みりあ!さすがにアイドルがこれはまずい!!」



みりあ「う〜ん・・・じゃあぎゅってするので許してあげる」



まゆ「・・・・・・」



P「じゃあ・・・・・・いくぞ」



凛「う・・・うん」



ギュッ



凛「・・・うぁぁ」



P(・・・髪からすごいいい香りがする)



まゆ「・・・発情雌豚の香りがする」ボソッ



凛「あ?」



まゆ「あ?」



P「だからやめろって!!」



凛「・・・・・・・おぉ」



まゆ「・・・・・・おぉ」





みりあ「そしたらパパはなでなでしてあげるの!!」



P「こ・・・こうか?」ナデナデ



凛「・・・///」



まゆ「・・・・・・っく・・・」プルプル



凛「・・・ッフ」



まゆ「ああ!今こいつバカにした顔しやがった!!」



凛「うわ、まゆこわ、サイコパスマザーじゃん!!」



P「もうお前ら喧嘩やめろって!!」





P「まゆも自分のキャラ壊すほど動揺するな!!」



まゆ「ご・・・ごめんなさぃ・・・」



みりあ「ねぇねぇ、ママは〜どうしてパパのことが好きになったの?」



まゆ「え?パパを好きになった理由ですかぁ?う〜ん・・・それはですねぇ」



まゆ「やっぱりプロデューサーさんなら、アイドル佐久間まゆとしても、女として一生ともに過ごしていきたいって思ったんですよねぇ〜」



まゆ「まゆは乙女だからいつか王子様が迎えにくると信じていたら、ほんとに会いに来てくれたんですよねぇ〜」



まゆ「いつも夢であなたを想っていますが、こうやって夫婦になれるなんて・・・プロデューサーさん・・・これを現実にしませんか?」



まゆ「まゆを縛られても、縛ってあげてもまゆはいいんですよぉ〜」



凛「絶対台本通りじゃないでしょ、それ」



まりあ「じゃあじゃあ、凛ちゃんはパパのどんなところが好きなの?」



凛「ええ?私は・・・」





凛「ええっと・・・私は・・・その最初はアイドルなんてそんなに興味なかったんだけど・・・」



凛「ただやっていく内に、みんながいて、舞台があって、楽しくなったけど辛いときもあって・・・」



凛「でもそんな辛いときいつも支えてくれたのがプロデューサーで・・・それが、理由・・・かな」



みりあ「わぁ〜〜〜!!素敵な理由だね〜!!」



まゆ「自分も台本通りじゃないじゃないですか・・・」



P「あ、あの・・・二人とも」



P「気持ちは嬉しいが・・・一応アイドルとプロデューサーだからな?」



凛「!!??いや!これは、あくまでおままごとだから!!」



まゆ「まゆは本気ですよぉ〜〜プロデューサーさん」

みりあ「じゃあ最後に、2人でさっきのハンバーグを食べさせ会いっこしてね!!」



凛・まゆ「・・・え?」



みりあ「まだプロデューサーの食べかけのやつがあったでしょ?それを食べさせ会いっこするの!!」



凛「あの・・・みりあちゃん?それは一体なんのために?」



P「・・・まぁ、もういってもいいか」



P「実はこれ、最初からお前たち2人のために仕組んでたことなんだ」



まゆ「?」



みりあ「あのね、実はねいっつも2人はあまり仲がよさそうじゃないな〜って思ってたの」



みりあ「それで、おままごとしたら仲良くできるかなって思って・・・」



まゆ「そうだったんですね・・・」



凛「ごめんね、わたしたちのせいで余計な心配かけて」



みりあ「ううん!!いいの!!」



みりあ「だから食べさせあいっこして、仲良くしよ!!」







まゆ「・・・・・・あれ?でもさっきのプロデューサーさんの食べかけって・・・」



凛(これってまゆが作ったやつだよね・・・)



凛(絶対ロクなものがはいってない・・・)



みりあ「どうしたの?早く食べて」



凛「ほ・・・ほら!!まゆ、あーん!」



まゆ「いやいや!そちらこそ先に!あーん!」



P「・・・まゆ、これはお前が作ったんだから自己責任だぞ」



まゆ「そ・・・そんな・・・」



凛「ほら・・・あーん」



まゆ「あ・・・あああああああ!」



P(・・・・・・・こりゃ仲良くならんな)



END



08:30│赤城みりあ 
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