2015年05月27日

モバP「かなでちゃんとしゅーこちゃんとあーにゃちゃん」

初投稿になります。



言葉遣いとかコレジャナイ感がありますが、ご容赦ください。



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女子寮 塩見周子部屋



周子「…」ゴロゴロ



奏「…」ペラペラ



周子「…」ゴロゴロ



奏「…」ペラペラ



周子「暇だよー」



奏「周子も本でも読んだら?」ペラ



周子「めんどくさいからいいやー。奏は何読んでるの?」



奏「前見た映画の元になった小説よ。映画もそうだったけどおもしろいわよ」



周子「映画も見て小説も読むの?」



奏「映画では語られなかった世界観とか、話の展開が違っていてきちんと楽しめるわよ」



周子「私は映画だけでいいかな。映画も寝ちゃうけど」



奏「映画も小説も別の私が活躍しているようでわくわくしない?」



周子「しないことはないけどもーって感じかな」



奏「周子らしいわね」フフ

奏「ところで、このコタツはなんなのかしら。昨日はなかった気がしたんだけど」



周子「お!やっと突っ込んでくれた。なんにも言わずにコタツに入ってくるから、あたしもどう切り出したらいいかわかんなかったんだよね」ゴロゴロ



奏「そうね。周子の部屋に呼び出されて開けてみたら、コタツから首だけ出してる周子がいたらどう反応していいか戸惑って当然だと思うけども」



周子「最初は普通に入ってたんだけどね。暖かさを求めてたら首まで入ってたよね。」



奏「それで、この長方形のコタツを買った理由はなにかあるの?」



周子「なにかあるもなにも、このために決まってるじゃん。」



奏「首までコタツに入るためにわざわざ?」



周子「わざわざコタツを買うのに首まで入れないの買うなんで意味わかんないからね」



奏「そうね。そのせいで、コタツの中の私の足は周子のお腹の上にあるけどね」



周子「奏がなにも言わずに私の上に足をおいてきたときはびっくりしたよー。お母さんはそんな風に奏を育てたつもりはありません!」プンプン



奏「周子に育てられた覚えはないから、それはそうよね」



周子「ブーブー、もう少しノッてくれないとシューコちゃん悲しんじゃうぞ」



奏「前向きに検討しておくわ」クス



周子「うわー絶対ノッてくれないパターンだー」ゴロゴロ

奏「ところで、アーニャはどうしたの?」



周子「なんか寒さ対策グッズを買ったから持ってくるっていってたけど」



コンコンコン ガチャ



アーニャ「Привет…お邪魔します。うー寒いです。」



奏「噂をすれば…ね」



周子「いらっしゃーい。入って入って」



奏「アーニャそのローブみたいな服装はどうしたのかしら」



アーニャ「これは、ノアに教えてもらった着る毛布です。…みくとノアと今日買いにいきました。」クルクル



奏「のあさんもそのローブ姿なのかしら。暖かそうね」



周子「のあさんもアーニャも魔法使えそうだね。さあさあアーニャもコタツにいらっしゃい」



アーニャ「あーこれがコタツですか。入ったら出られなくなるものだと…みくに聞きました」



周子「そうだよー。実はというと私もその魔翌力に嵌められて首以外コタツに食われてしまったんだ」



アーニャ「周子大丈夫ですか。Машина скорой помощи…救急車呼びますか?」



奏「気にしないで大丈夫よ。ほらアーニャもいらっしゃい」



アーニャ「そうなのですか。ではお邪魔します」



周子「うわーん。奏がいじめるよーあーにゃん」



アーニャ「コタツ…暖かいですね」



周子「あーにゃんも無視するよーってかアーニャも私のお腹の上に足おいてるよ・・・」



奏「そろそろ収集つかなくなるからそこまでね」

奏「で、私たちを呼んだ理由ってのはなにかある訳?」



周子「ないよん。」ゴロゴロ



奏「いつも通りって訳ね。」



アーニャ「コタツ…すごく落ち着きます」グダァ



周子「そういえば、アーニャって北海道出身だけど寒いの苦手なの?」



奏「確かに北海道ってもっと寒いと思うんだけど」



アーニャ「Холод…すごく寒いですけど、外に出るときは沢山着込みますし、家の中は暖房いっぱいつけてるんで暖かいです。…でも寒いのは苦手です」



周子「へー北海道の人ととかって、東京は全然寒くない!っていうのかと思ってた」



奏「家の構造とか、最初から寒さに対する心構えが異なるのかしらね」



アーニャ「でも、こっちは、Снег…あー雪が降らなくて少し寂しいです」



奏「こっちだとたまに降る位でも大騒ぎになるものね」



周子「ニュースとかでもすごく取り上げるもんね」



アーニャ「雪がないと冬になった気がしません」



周子「北海道っていつぐらいから雪降るの?」



アーニャ「大体11月くらいですね。早いところでは10月から降ったりします」



奏「東京で10月から雪が降ったら大変なことになるわね」



周子「でも雪のハロウィンって楽しそう〜」



奏「絵にはなるかもね。ただ電車が止まったりなんだりで大変なことになるわね」

周子「そうなったら学校休みとかになりそうでワクワクするよね」



奏「学校休みになったらなったで別の日に補習とかあるし、お仕事のせいで学校を休みがちだからあまり意味ないと思うけれども・・・」



周子「奏はお堅いなー。アーニャはどう思う?」



アーニャ「雪が降ると学校が、Праздник…お休みになるんですか?」



周子「そうだよ。電車と止まると学校来れなくなるし、無理に登校させて転んだりして怪我すると大変だからねー。北海道はないの?」



アーニャ「いままで経験したことないです。Поезд…電車もこっちにきて乗るようになりましたし。」



奏「アーニャはあんまり電車って乗らないの?」



アーニャ「Автомобиль…基本的に車で移動が多かったです。あと、電車も1時間に1本しか来ないとかありますから。」



奏「1時間に1本かぁ。逆にその感覚がわからないわね。」



周子「乗り損ねたらおしまいだね」



奏「その点、こっちは5分とか10分で次の電車来るものね」



アーニャ「はい、なのでびっくりしました。しかも…いろんな電車があってどれに乗っていいかわからなくなったりしましたし」



周子「確かに東京は多いね。同じホームで乗っても行き先が違うとかあるもんね」



アーニャ「Беспорядок…非常に混乱します…」



奏「不躾な言い方だけども慣れるしかないわね。」



周子「最近だとアプリとかでどの電車に乗ると一番早く着くとかわかるからね。便利になったもんだよ」



奏「便利になったって周子あなた、これまでいちいち時刻表とかで調べていたわけではないでしょう?」



周子「ないよん。大体友達の後ろとかについていってたからどうにかはなったよ」ヘヘン



奏「結局他人任せなわけね」ヤレヤレ

周子「あーなんかしゃべってたらのど渇いてきたね。」



奏「そうね。コンビニでも行く?」



アーニャ「Да、いいですね。行きましょう」



周子「よっしゃ、行こうか」



アーニャ「・・・」



奏「・・・」



周子「・・・」



周子「・・・誰か動こうよ。」



アーニャ「出たくないです・・・」



奏「やっぱりコタツの魔翌力ってすごいわね・・・」



周子「二人に足乗っけられてるあたしは二人が移動しないと出れないからはやくでてよー」



奏「しょうがないわね」ゴソゴソ



アーニャ「あー寒いです。」ゴソゴソ



周子「よーし出るぞー。出るぞー」ジッ



奏「・・・」



アーニャ「・・・」



周子「・・・」ゴロゴロ



奏「アーニャそっちの手を持って」ギュ



アーニャ「Согласие…了解しました。」ギュ



周子「わかった!出るから引っ張らないで。あーさーむーいー」ズリズリ

奏「じゃあ着替えたら寮のラウンジ集合でいいわね」



アーニャ「わかりました。」



周子「奏とアーニャが無理矢理あたしを・・・」オヨヨ



奏「早く来ないとおいていっちゃうかも・・・」ガチャ



アーニャ「周子、待ってますよ」



周子「もう、冷たいなー。これだからCoolアイドルは。」ヤレヤレ



奏「Coolアイドル暦が長いのはあなたのほうでしょ」



アーニャ「Старший…先輩、先に行ってますね」



周子「おー、先輩っていい響きだね。」



奏「そうね先輩。早く来てくださいね」



周子「なんか扱い雑だー!」ガビーン

女子寮 ラウンジ



周子「さーむーい」



奏「アーニャがまだね」



周子「これだったらもう少しコタツにいればよかった。」



奏「結局出るときに辛くなるんだから早めに出て正解じゃない?」



周子「んーそうなんだけどねーやっぱ少しでもコタツにいたいじゃん?」



奏「そうかしら・・・」



アーニャ「Я сожалею…すいません。…遅くなりました」スタスタ



周子「どーかしたの?」



アーニャ「ノアからみくにお寿司を食べさせる方法を相談されました」



奏「のあさん・・・」



アーニャ「結局、寝ているときに口に入れてみることにしました」



周子「なにやってるんだろう、あの人は・・・。ま、とりあえずしゅっぱーつ」スタスタ

アーニャ「外はやっぱり冷えますね。」



奏「そうね。でも最近徐々に暖かくなってきたわね」



周子「そう?ずっと寒いと思うけど」



アーニャ「奏は寒いの大丈夫なのですか?」



奏「寒いのは苦手だわ。でも寒いなら寒いなりに楽しむ方がいいと思ってるから」



周子「おーかっこいいね。シューコちゃんはコタツで丸くなる方が好きだな」



アーニャ「周子、Кошка…ねこみたいですね。にゃんにゃんにゃんに入りますか?」



周子「お、みくちゃんとにゃんにゃんにゃんの座を争ってみますか!」



みく「え、ひどくない」



奏「今、誰かいなかった?」



アーニャ「私たち以外に誰もいないですよ?」



周子「こんな寒い夜は、熱燗でキューっとやりたいね」



奏「未成年が何いってるんだか。」



周子「って菜々さんがいってたよ」



菜々「ぶえっくしょーい」



奏「今、何か聞こえた?」



アーニャ「なにも聞こえませんでしたよ?」

コンビニ



周子「ふいー、やっとついたー」イラッシャイマセー



アーニャ「あったかいです。」カゴモチ



奏「さて、何買おうかしら」アリガト



アーニャ「飲み物とお菓子とかですかね」



周子「ジュースとポテチとクッキーと…」ヒョイヒョイ



奏「いきなり買いすぎじゃないかしら」



周子「どうせうちに集まるんだし、買いだめしといてもいいでしょ」



奏「まぁそうだけども…」



アーニャ「かごが重いです…」グググ



周子「ありゃ、入れすぎちゃった?」



奏「明日オフなんだから、今後のものは明日別の場所で買いましょ?今回は今回の分だけ」



周子「ちぇーしょうがないな。」モドシモドシ



アーニャ「軽くなりました。飲み物は何にしましょうか」



奏「私はジンジャエールにするわ。」ヒョイ



周子「あたしは緑茶かな。」ヒョイ



アーニャ「悩みますね。新製品らしいんで、このパインジュースにします。」



周子「ところで、奏ってジンジャエール飲んでたっけ?」



奏「最近、はまってるのよ。このジンジャエールは辛口で美味しいもの」



周子「へーそんなのあるんだ。」



アーニャ「それ最近プロデューサーがずっと飲んでるのと同じですね…」



奏「…私も好きなのよ」



周子「…ふっふーん?じゃあ私も飲もうかなー。アーニャもどう」ニヤニヤ



アーニャ「少し興味あります。」

奏「…」アリガトウゴザイマシター



周子「さーて買うもの買ったし帰りますか」



アーニャ「周子、Спасибо ありがとうございます。」



周子「うん?いいよん。いい情報をもらったからねー。ジュースの一本や二本くらい。ね?奏」



奏「そうね。私の分もあ・り・が・と・う」



周子「いやいや、そんなに感謝しなくてもいいよ。帰ったら聞きたいこといっぱいあるからねー」ニヤニヤ



奏「別に何もないわよ」



周子「まぁそこらへんは後でたっぷり聞くとして〜。…アーニャ?どうかした?」



アーニャ「…あーすいません」



周子「どうかした?」



アーニャ「少し星を見ていました。」



奏「空気が澄んでいるせいか、きれいに見えるわね」



アーニャ「はい。最近曇りがちだったので、うれしいです。」



奏「アーニャは天体観測が趣味だったわね」



周子「アーニャがこれまで見た中で一番きれいだった星空ってどんなの?」



アーニャ「一番記憶に残っているのは、子供のころパパとママとロシアで見た星空です。非常に寒くてパパとママにずっとくっついていたんですが、多くの流れ星が降っていて、幻想的な光景でした。」



奏「いいわね。私も見てみたいわ。」



周子「おー流れ星か。最近見てないなー」

アーニャ「先日、お仕事のときに見ました。北海道でプロデューサーと一緒に朝まで撮影だったんですが、空が白んできている中二人で、流れ星を見ました。」



奏「…一緒に朝まで?」



周子「…二人で?」



アーニャ「あ…」



奏「アーニャにも聞くことは沢山ありそうね」



周子「そうだね。ジンジャエール代は無駄にはならないね。奏は何でジンジャエール飲みだしたのかな〜?」



奏「好きだからよ」



周子「誰を?」ニヤニヤ



奏「ジンジャエールに決まってるでしょ」



アーニャ「そんなにおいしいんですか?」



奏「癖は非常に強いわよ?だめだったら素直にあきらめたほうがいいかもね」



周子「癖は強くても私はプロデューサーと同じものを飲むわってこと?」ニヤニヤ



奏「そろそろ怒るわよ」



周子「わー奏が怒った」ピュー



アーニャ「Спасибо…やっと着きましたね。」



奏「着替えたらまた周子の部屋集合でいいわね」



周子「もー追いかけてきてよー」



奏「検討しておくわ」



アーニャ「あー検討しておきます」



周子「アーニャにまであしらわれた!」ガビーン

女子寮 塩見周子部屋





奏「お邪魔するわ」コンコンコン ドウゾー



アーニャ「おじゃまします。」



周子「いらっしゃーい」



奏「あら、珍しく首だけじゃないのね。」



周子「二人からちゃんとお話聞かないとねー」



アーニャ「Существующий…周子にプレゼントです。」ッス



奏「…私たちからのプレゼントよ。」



周子「なになに?プレゼントもらったからって追求はやめないよー…ん!?」



アーニャ「周子とプロデューサーの写真です」



奏「雪の金閣寺の前で腕組んで記念撮影とは羨ましいわねぇ」



周子「あはは、これは…」



アーニャ「そういえば、年明けライブの後、周子は実家に帰ったと聞きました。」



周子「…そうだね。帰ったかもしれないなー」タラー



奏「新春イベントが終わった後、Pさん遅めの冬休みを取ったっていってたわね。」



周子「そ、そうだったかな…」



奏「さーて、周子?」



アーニャ「全部話してくださいね?」



周子「あははー。しゅーこはコタツに隠れるよ!」シュッ



奏「あ!こら」



アーニャ「コタツあかないです」グイグイ



周子「わーわーわー」



奏「あーけーなーさーいー」グググ



周子「いーやーだー」グググ





こうして今日も夜は更けていくのでした。



おわり



23:30│モバマス 
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