2014年02月11日

モバP「妄想のような現実」

※注意事項

・モバマスss
・キャラ、崩壊します
・短く、オチもない


以上でもよければどうぞ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1389103381


モバP「うーん…ここは……」


泰葉「Pさーん!」




P「おや?泰葉…どうしたんだ?」

泰葉「どうしたじゃありませんよ! デートの約束していたじゃないですか!」

P「あ…ごめん!ぼーっとしていたよ」

泰葉「もしかして、仕事の疲れが溜まっているんですか?やっぱり…今日は…」


P「いや、そういうわけじゃないよ。どんなデートにするかいろいろ考えていたからつい、な」

泰葉「もう…心配させないでくださいよっ!妄想はほどほどにしてくださいって言ったじゃないですか」

P「ははは、ごめんごめん。とりあえず、喫茶店にでも行こうか?」

泰葉「はい!」




〜喫茶店〜


P「それにしても、泰葉も有名になったなぁ…」

泰葉「いきなりどうしたんですか?」

P「いや、昔と比べるとな。こうやって変装しないと一緒にデートもできなくなったと思うと嬉しいんだけど、ちょっと複雑な気分になるよ」

泰葉「それは…仕方がないことですからね…本来、アイドルに恋愛は御法度でしたから…」

P「まぁ、引退するまでの辛抱だと思えばな…」

泰葉「もしかして、早く引退して欲しいですか?」


P「正直に言うと半分半分だな。もっとアイドルとして輝いていて欲しいとも思っているよ」

泰葉「私も…そうですね……なんだかもどかしいです。でも…」

P「でも…?」

泰葉「今、とっても幸せですから!これからどうなるかもとても楽しみなんです!厳しい芸能界で、こんな風に思える日がくるなんて思いもしませんでしたから!」

P「俺は…泰葉を全力で支えるよ…俺を支えてくれたようにな」

泰葉「はい…これからも二人で頑張りましょう……」

P「ん?どうした?泰葉?」



泰葉「本当に、これでいいのかなって…」


P「おいおい…さっきまで言ってたことはどうしたんだよ」

泰葉「楽しいから…幸せだから…これが失われてしまうんじゃないかって…」

P「それは…そんなこと、させないから」

泰葉「本当にですか?Pさんにそれができるんですか?」


P「どうしたんだ泰葉…何かあったのか?」

泰葉「ねぇ…Pさん…このまま二人でどこかに行きませんか?」


P「泰葉?」

泰葉「このまま…ふたりでおほしさまになるのは…すてきだとおもいませんか?」

P「それは…そんなことお前の望んだ星とは違うだろ!」

泰葉「いつか失ってしまうなら…その前に…永遠にしてしまえばいいんです…」

P「おい…泰葉…しっかりしろ泰葉!!」

泰葉「うふふ……Pさん……」


P「なんだ…なんだこれは…お前は……泰葉だろ!なぁ、岡崎泰葉だろ!!輝く星じゃないのか!?」

泰葉「…………」

P「なぁ…答えてくれよ!」


泰葉?「違いますよ」

P「え…?」

泰葉?「岡崎泰葉って誰ですか……?私は……」

P「う、嘘だ…嘘だあああああああああああああああああ」





「香崎泰葉ですよ」




〜〜〜


P「うわあああああああああああああああああああああああ」

喜多日菜子「きゃっ!?い、いきなりどうしたんですか!?」

P「泰葉ああああああああああああうわあああああああああああ」

日菜子「ちょ、ちょっと!Pさんしっかりしてください!!」


P「うわああ!泰葉がああああ泰葉がああああああああああああ」

日菜子「っ!?落ち着いてください…Pさん」

P「あああああ……ひ、日菜子……」

日菜子「えぇ、日菜子ですよ。落ち着いて聞いてください。ここには、日菜子しかいませんよ」


P「泰葉…泰葉は……岡崎泰葉は…?」

日菜子「岡崎泰葉さんは…ここにはもういません。ここにいるのは日菜子です」

P「そ、そんな…泰葉…泰葉…」

日菜子「Pさん…しっかりしてください」

P「泰葉……あ、あはは…泰葉…」


日菜子「…いつまで現実から目をそらしているんですか?」

P「うっ…うぅ…」

日菜子「そうやってまた、嫌なことからにげるんですか?」

P「う。。。うあ。。。。」


日菜子「Pさん、妄想に逃げてはいけません。現実を、見つめてください」

P「日菜子…俺は…」

日菜子「早く、頼れるPさんに戻ってください。日菜子が、側にいますから」

P「あぁ…ごめん……ごめんよ…日菜子…」

日菜子「Pさん…」ギュ

P「うっ…うううう…」ギュ



〜〜〜

日菜子「落ち着きましたか?Pさん」

P「あぁ…もう大丈夫だ…情けないところを見せてすまなかった」

日菜子「いいんですよ…日菜子にもそういった一面を見せてくれるぐらいになったということですから」

P「……昔は、泰葉が、取り乱す俺をなだめてくれていたな…」


日菜子「また、昔話ですか?」

P「あぁ、ごめんごめん、つい、な」

日菜子「まったく…日菜子の妄想だって…ネタになるモノとならないモノがあります〜」

P「本当にごめんよ……どうにも、俺はいろいろと引きずってしまうみたいだ」


日菜子「過去の思い出を引きずり苦悩するPさん…それを側で支える日菜子……むふふ。過去を塗り替えるために日菜子は…」

P「……案外ネタになっているじゃん」

日菜子「まぁ、妄想は無限大ですから♪」

P「苦労をかけるな…」

日菜子「あっ、それはなんか熟年の夫婦みたいですね〜」

P「はははっ、確かにそんな感じだな」


日菜子「…Pさん」

P「ん?どうした?」

日菜子「どうして、Pさんは……」

P「泰葉のことか……」


日菜子「大丈夫ですか?」

P「あぁ、大丈夫だ。そうだな……いつまでたってもこのままじゃダメだよな…」

日菜子「本当にそうですよ…いい加減、悪夢でうなされて錯乱するの、やめてください」

P「すまんすまん。それを治すためにも、ちゃんと原因を考えないとな…」

日菜子「そうですよ…別に、死んでしまったわけじゃないんですから。いい加減切り替えてください」


P「むぅ…でもなぁ……」

日菜子「はぁ……やっと日菜子の王子様に出会えたと思ったのに……」ボソッ

P「どうした?」

日菜子「なんでもありませんよ〜」

P「それにしても…いろいろ引きずってしまうの俺の性格だからなぁ…泰葉よいた時も結局直らなかったし…」

日菜子「うーん…ネガティブなことを多く考えてしまっているのではないですかねぇ?」



P「ネガティブなことか……俺の趣味は妄想だが…確かに、最近はいい妄想ができていないからなあ…その影響もあるのかな…」

日菜子「ここは一つ、ポジティブな妄想をして気持ちを切り替えてみてはどうでしょうか?」

P「そうだな、とはいっても…ポジティブな妄想か…」

日菜子「…泰葉さんで妄想できますか?」


P「108通りはできる」

日菜子「即答ですか……即答できるのになんでこんなことになるんですか!」

P「いやぁ…やっぱり側にいないとなぁ…」

日菜子「むぅ…仕方ありません…ここは日菜子がお手伝いしましょう」

P「ん?どうするんだ?」


日菜子「そうですね……それでは、出会った頃の泰葉さんを想像してください」

P「ん…おう…」


泰葉『子どもの頃からずっと芸能界で生きてきたんです。だから華やかなだけの世界じゃないって分かってる…でも私たちならやれますよね。プロデューサーも私を信じてくれますか?』


P「おぉ…懐かしいな…」


日菜子「では、その泰葉さんに、セクハラしましょう」

P「はぁ!?なんで!?」

日菜子「ほらほら!妄想を崩してはいけませんよ…さぁ…どうぞ」

P「え…えっと……」


〜〜〜

〜〜〜


泰葉『お疲れさまです。試験も近いので事務所で勉強でもと思って…。静かな場所の方が勉強もはかどりますし…それに年上の皆さんやPさんなら勉強みてくれたりしないかなと…』

P『やぁ…泰葉、それじゃあ早速一緒にお勉強しようか』

泰葉『何の勉強を見てくれるんですか?』

P『保健…なんてどうかな?』

泰葉『えっ///そ、それって…』

P『ん〜?どうした?顔が赤くなっているぞ〜?…泰葉はいやらしいなぁ』

泰葉『ち、違います!///』

P『なんで赤くなったのかなぁ?もしかして、そういったお勉強をお望みかな?』ギュッ

泰葉『あ…///』

P『さて…それじゃ…特別なお勉強を始めようか。しっかり覚えるんだぞ…体で、な』

泰葉『Pさん…///』


〜〜〜

〜〜〜


P「むふっむふふふ…」

日菜子「むふふ…」

P「むふ…おいおい…俺のマッキーでどこにナニを書くつもりだ…」

日菜子「むふ…秘密の授業…いい響きですねぇ…」

P「っは!?…ついつい熱中してしまった」


日菜子「ばっちりですよ、Pさん♪」

P「いやぁ…メガネをかけた泰葉が新鮮だったからなぁ…あれはいいものだ」

日菜子「勉強とかをする時だけかけていたんですね」

P「そうだよ。俺だけじゃなくて、他の人にも宿題のやり方を聞いたり、教えたり。いろんな交流が増えていったなぁ…」

日菜子「泰葉さんは勉強できる人だったんですか?」

P「学業がおろそかなアイドルなんていやって言っていてな。時間を見つけては頑張っていたよ。子供の頃からやっていたらしい。そういった頑張る姿を見せてくれるようになったのが嬉しかったよ」


日菜子「ドリフェスはどうだったんですか?」

P「楽しいLIVEに勝敗は関係ないって、本当に、楽しんでくれていたよ」

日菜子「とても…変わられたんですね」

P「ステージでポーズとかもしたりしてな。あの泰葉はとても可愛かった」

日菜子「きっと、アイドルになれてよかったって思ってくれていたんですよね?」

P「あぁ…とても喜んでくれていた……立派なアイドルだったよ…」

日菜子「…さぁ、次行きましょうか!」

P「おう、そうだな!次は?」


日菜子「この流れですと、泰葉さんが主役だったスペースワールドの時とかどうですか?」

P「ツアーカーニバルの時か…大活躍だったなぁ…」

日菜子「あれは日菜子も見ましたよ。とっても輝いていました」

P「あぁ、星のように輝いていた…」


日菜子「それでは」

P「そんな泰葉に」

P・日菜子「セクハラしましょう!」


〜〜〜


〜〜〜


泰葉『あっ…すみません…。初めは星を見ていたんですけど、なんとなくPさんが気になって…。瞳に、星が映っていて…綺麗だなって。私の瞳にも、同じ星は映っているでしょうか…?』

P『あぁ…泰葉の瞳…とても綺麗だ…』

泰葉『Pさん…』

P『泰葉…』


二人は幸せなキスをして終了


〜〜〜



日菜子「って終わっちゃいましたよ!?」

P「いや…ほんと、あの頃の泰葉はデレデレだったからなぁ」

日菜子「しっかりセクハラしてくださいよ…」

P「うーん…そうだな…なら…」


〜〜〜


〜〜〜


P『綺麗だな…泰葉』

泰葉『んっ…そ、そうですね……P…あんっ…さん///』

P『星がいっぱいだな』

泰葉『はぁ…はぁ…そ、そうです……ね///』

P『泰葉と一緒にプラネタリウムに来れてよかったよ』

泰葉『わ、わた…し、もぉ…あっ……Pさんと、これて…嬉しいですぅ///』

P『なぁ、あっちの星は何だ?』グイッ

泰葉『え、えぇ?きゃっ///…P、Pさぁん…///』


P『ほら、教えてくれよ。泰葉』

泰葉『あっ…あれ……んっ…はぁん……Pさん、Pさん///』

P『ほら、何だい?教えてよ』

泰葉『P、Pさんのいじわるぅ…///きゃん///…も、もう…だめぇ///』

P『全く…こんなんで本番、アンドロイドの役なんてできるのかい?』

泰葉『わ、わたしは…あんっ/// ま、まだ…うまくできませぇん…/// だ、だから…///』

P『おやおや…泰葉は仕方ない子だなぁ…これはもう一セット必要かな?』

泰葉『は、はい…///』

P『ふふっ…それじゃ…今は……』

泰葉『あっ……』


〜〜〜



P「むふふふふふふふふふふふ」

日菜子「……何してるんですか?」

P「むふふふふふ、んっ?あぁ、プラネタリウムの中でおもちゃを使った羞恥プレイをな」

日菜子「まさか…」

P「い、いやまだやったことはないぞ!あの時は周りがカップルばかりでなぁ…それでつい思いついただけだって」


日菜子「そんな所にいくなんて…その時にはもうお付き合いされていたんですか?」

P「いや、トップアイドルになるまではそういうのは無しにでいこうと思ってな」

日菜子「思いっきりデートじゃないですか…」

P「まぁ…仕方ないね。あのプラネタリウムは…いいきっかけにもなったな」


日菜子「きっかけ、ですか?」

P「アイドルになった頃にも言っていたんだ、輝きたいって。星を見ていろいろ思ったんだろうな。泰葉は、一番の星になりたいって言ったよ」

日菜子「あぁ…プラネタリウムがきっかけだったんですか」

P「星の海でも、消えない光……本当に、立派になったなぁ、泰葉……」

日菜子「アイドルの世界は、宇宙みたいですからねぇ〜」

P「自分の力で輝けるようになった泰葉は、そっから一気に輝きを増していったな…」

日菜子「そして……」

P「あぁ……」



日菜子「どうでした?昔を思い出してみて」

P「そうだな…いろいろあったけど、幸せだったよ」

日菜子「…今は、どうですか?」

P「…それに負けないぐらい、幸せさ!」

日菜子「泰葉さんも、幸せなはずですよ。Pさん、しっかり、してくださいね」

P「そうだな…泰葉が…俺が望んだことだもんな……」

日菜子「たまに、こうやって昔を思い出して妄想をしてみてください。現実から目を背けて逃げるんじゃなくって、こうやって楽しむんです」

P「そうだな……無理に忘れようとしても……ダメだもんな」

日菜子「えぇ…積み重ねてきたモノは、忘れることはありませんから」

P「あぁ……大切にするよ」


日菜子「まぁ…Pさんのことですから、また悪夢を見て錯乱するんでしょうねぇ〜」

P「すまんな……やっぱり、それだけ大きな存在なんだ」

日菜子「…その時はまた一緒に妄想してあげますよ」

P「あぁ…ありがとう」

日菜子「さて…それでは、日菜子は王子様との妄想でもしましょうかね〜」

P「今日はありがとうな、日菜子」

日菜子「むふふ〜どういたしましてですよ、王子様♪」

P「もう妄想の中かな?さて…それじゃ……」


電話<デンワダヨー


P「お、これは……」


電話<泰葉


P「泰葉からだ!!」

日菜子「えっ!泰葉さんからですか!?」

P「も、もしもし!オレだよ!Pだよ!」

泰葉『Pさん……』

P「ん?どうした?泰葉?」

泰葉『ごめんなさい……私…もう…ダメ…です……』


P「おい!どうした!?何があったんだ!?」

泰葉『貴方の香りだけだったのに……他の…他の臭いが…染み付いて……』

P「な、なぁ!?どうしたんだよ!?泰葉!!」

泰葉『ごめんなさい……本当に……ごめんなさい…私……もう……』

P「う。。。泰葉。。。どうしたんだよ。。。。なにがあったんだよ。。。やすは。。。」

泰葉『Pさん…実は…』

P「あ。。。うん。。。」



泰葉『Pさんの枕に…お昼ご飯のお味噌汁をこぼしてしまいました』




P「え?」

泰葉『Pさんがいなくて、寂しくって…Pさんの枕…だっこしながらご飯食べてら…その…』

P「泰葉は!?泰葉は無事なのか?火傷とかしてないか!?」

泰葉『わ、私は平気です。でも…Pさんの枕が…』

P「大丈夫だよ。もし、洗っても無理なら新しいのを買えばいいさ」

泰葉『でも…』


P「なんなら、二人用の枕を買いに行くか?」

泰葉『え、えぇ!そ、それは…その…いいんでしょうかね?///』

P「よし、なら次の休みは一緒に買い物に行こうか」

泰葉『は、はい/// 枕はすみませんでした。片付けはちゃんとしておきます…』

P「枕については…やっぱりオシオキが必要かな?」

泰葉『あっ…は、はい///』

P「それじゃ…仕事が終わったらすぐに帰るから、待っていてくれ」

泰葉『はい…待ってます。仕事、楽しんできてくださいね♪』

P「おうっ!それじゃ、後で」

泰葉『はい!』



電話<ピッ


日菜子「……またですか?」

P「今回は枕だったよ。泰葉に怪我がなくてよかった…」

日菜子「お二人共……いい加減にしたらどうですかねぇ? なんで数時間も離れることができないんですか?」

P「いや…数時間は大きいんだよ。もう気が狂いそうなほどに」

日菜子「これが元トップアイドル岡崎泰葉と、そのプロデューサー……ほんと、びっくりですよねぇ…」

P「はぁ…泰葉…」


日菜子「Pさん…しっかりしてください」

P「おっと…すまんすまん。別に日菜子のことをどうでもいいなんて思ってはいないからな」

日菜子「それはわかってますよぉ〜でも、いい加減にしないとお二人共ダメになってしまいますよ?」

P「むぅ…確かに…何か手は無いか……」


ドア<ガチャ




千川ちひろ「おつかれさまです」

P・日菜子「おつかれさまです」

ちひろ「はぁ…」

P「あれ、いきなりため息なんてついてどうしたんですか」

ちひろ「え!?あぁ…すみません…どうも、最近仕事が片付かなくって…」

日菜子「たくさんいますからねぇ〜」

P「日菜子のように移籍してきた人のも結構いるからなぁ…俺も、まだまだ仕事が…」

ちひろ「やはり、人員不足ですね…誰か新しい人でも雇いましょうかねぇ…」

P「ん?…これは…」

日菜子「あっ…これは…妄想が膨らむ予感…」




〜後日〜


片桐早苗「おはよーってあれ!?もしかして!」


泰葉「おはようございます、早苗さん」

早苗「泰葉ちゃーん!久しぶりねぇ!元気してた?」

泰葉「はい、おかげさまで。早苗さんも、テレビで元気な姿をよく拝見させてもらってますよ」

早苗「いやぁ〜アタシなんてまだまだだって〜。それで?今日はどうしたの?」

ちひろ「事務の仕事を手伝いに来てもらったんですよ」

早苗「あぁ〜最近また人が増えて大変だったもんね〜臨時としてってことかな?」

ちひろ「はい、落ち着くまでは手伝ってもらおうかと思います」

早苗「そっか、そっか〜また一緒に仕事ができて嬉しいよ♪」

泰葉「私もです!よろしくお願いしますね♪」



日菜子「おはようございます〜」


泰葉「あっ…日菜子さん、おはようございます」

日菜子「あら?泰葉さん、おはようございます」

泰葉「先日は、Pさんがご迷惑をかけたみたいで…」

日菜子「いいんですよ〜、一緒に『イロイロ』できましたから」

泰葉「へ、へぇ〜…『イロイロ』…ですか…」

日菜子「はい、それはもう…人には言えないような……むふふ」

泰葉「人の主人に、手を出すのはどうかと思いますけどねぇ…」

日菜子「むふふ……日菜子は…王子様に抱きしめられて…むふふ」

泰葉「日菜子さん!」

日菜子「まぁまぁ、妄想ですよ〜」

泰葉「もう…日菜子さんったら…」

日菜子「けど、Pさんとのお仕事は、妄想のような現実ですけどねぇ」

泰葉「むぅ…」

日菜子「むふふ…お二人共、妄想するネタにとってもいいです〜」



扉<ガチャ


P「おはようございます」

「おはようございます」


P「おや、泰葉、もう着いていたのか?」

泰葉「はい、ところでPさん…日菜子さんとのことについてお話が…」

P「えっ?えっ?」

日菜子「そのままロッカールームで二人は…。むふふふ♪」

早苗「他人でも妄想できるって…なかなか上級よね……」

ちひろ「ところで、後ろの人は…」

P「あぁ…先日話していた新人です。さぁ、自己紹介をしてくれ」


大沼くるみ「ふぇぇん…ぐすっ…。大沼、くるみでしゅ……くるみはなんのとりえもない子だもん…バカでお胸が大っきいだけだもん…!…ひぐっ…うぅ…。でも…ぷ、ぷろでゅーしゃーがアイドルにしてくれるんだったら…」



泰葉「Pさん…」

早苗「うん、ちょーっと奥でお話しようか?」

日菜子「これは…また新しいですねぇ…」

ちひろ「えっと……まぁ、プロデューサーさんへの尋問はおいといて、先に自己紹介しましょうか。私は千川ちひろです。お願い事があれば何でも言ってくださいね。大抵のことなら叶えて差し上げます。しかし、トップアイドルは自分の力で目指してください。そのためのサポートはしっかりしますので安心して頑張ってください」

早苗「あたしは片桐早苗。困ったことがあったり、P君にセクハラされたらすぐに言ってね♪助けてあげるから」

日菜子「私は喜多日菜子です。趣味は妄想です〜あなたも妄想の世界にきてみてはどうですか?」


香崎泰葉「私は、岡崎泰葉……今は…香崎泰葉です」




くるみ「あっあの泰葉さんですかぁ?」

泰葉「はい、一ヶ月前に引退して、今日からこの事務所で補佐をすることになりました。私も補佐は初心者なんで一緒に頑張りましょうね」

香崎P「さて、俺ももう一度自己紹介しておこう。この事務所でプロデューサーをしている、香崎Pだ」

くるみ「あれ…香崎って…」

P「おう、泰葉の…夫だ」

くるみ「わぁ…夫婦でがんばっているんですねぇ」


日菜子「一緒にいないとダメダメですけどね」

早苗「あまりにもイチャイチャしているようなら言ってね。シメるから」

泰葉「ここは賑やかなところです。くるみちゃん、これから一緒に頑張っていきましょう」

くるみ「は、ひゃい!」



その後、四六時中イチャイチャする二人にキレた早苗さんによって仕事場を隔離されることになり、また日菜子の前で錯乱を起こしたPと、それをなだめる日菜子と、駆けつけた泰葉の三人で修羅場が発生するとか

〜終わり〜



11:30│モバマス 
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