2015年06月12日

佐藤心「ままならない」

アイドルマスターシンデレラガールズのSSです。



このSSには軽度のキャラ崩壊・アイドルいじり・投げっぱなしオチなどの成分が含まれます。

苦手な方はごめんなさい、お手数ですがブラウザバックの方をお願いします。





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1433371654



加蓮「集まったはいいけど、どうしてこのメンバーなの?」



まゆ「私は加蓮ちゃんとも藍子ちゃんとも一度お話したかったですよ?」



藍子「実は私も……」



心「はぁともいるんだぞ☆」



加蓮「ま、確かに珍しいメンバーではあるよねー」



心「おい☆無視はやめろ☆」



藍子「あ、あの……」

まゆ「うふ、心さぁん?」



心「こらこらぁ、ハイライト消えてるぞぉ?」



加蓮「花嫁衣裳、着れてよかったねえ」



藍子「……」



心「おい☆そこの二人は似たような仕事やってんだろぉ?」



藍子「私は……」



加蓮「あー泣かせたー」



まゆ「心さんが泣かせましたぁ」



心「えぇ……これはぁとが悪いのぉ……?」



藍子「なにはともあれ心さん、おめでとうございます」ケロッ



加蓮「おめでとう、心さん」ケロッ



まゆ「おめでとうございます」ケロッ



心「てめーら表出ろオルルルルァッ!」



加蓮「きゃーこわーい」



まゆ「こわいですー」



藍子「きゃー」

心「……あー超疲れるんだけどマジで」



加蓮「うそうそ、ごめんって心さん」



まゆ「ジョークですよぉ、ジョーク」



藍子「Pさんがやれって……」



心「てめーらのプロデューサーはどいつもこいつも畜生ばっかりか♪おいこら、目ぇそらすな☆」



加蓮「まあまあ、素直におめでとうっていう気持ちもあるから」



心「それ以外の気持ちもあるようにしか聞こえないぞ☆言葉は選んでね♪選べよ☆」



まゆ「白無垢、きれいでしたねぇ……うふ、まゆの時はドレスでしたけど……」



藍子「私もいつか、あんなドレスを着られるんでしょうか……」



加蓮「藍子はまだなんだっけ?」



藍子「そうなんです……」



心「若い子が着ると行き遅れるって言うから、無理に着る必要はないぞ☆いやホントマジで☆」



加蓮「そっかあ……」



まゆ「私たち、行き遅れコンビですかぁ……」



心「二人っていうか藍子ちゃん含めて三人ともプロデューサーと上手い事やってるだろ、こらぁ♪」



藍子「あ、あはは……」

加蓮「えーそうかなー、そう見えるー?」



まゆ「うふ、うふふふ」



心「のろけやがってー☆」



加蓮「そういう心さんはどうなの?実際のところ、担当Pさんとは仲いいんでしょ?」



まゆ「知ってますよぉ……家族に挨拶するんだって迫ったらしいですねぇ」



藍子「大胆ですね……大人、って感じです」



心「それがさー聞いてくれるー?ひどいのよアイツってばー☆」

藍子「な、なにかひどい事でも言われたんですか……!?」



心「そうなの!アイツってば、はぁとの白無垢姿に『馬子にも衣装』だの『これでめでたく行き遅れだな』と



かばっかでロクに褒めてもくれなかったんだぞお!」



まゆ(……どう思いますかぁ?)ヒソヒソ



加蓮(絶対照れ隠しかなんかだよね、どう考えても)ヒソヒソ



藍子(これものろけ……なんですかねぇ?)ヒソヒソ



心「こぉらぁ☆はぁとのけものにして三人でヒソヒソするなよぉ☆」

加蓮「いやー……とりあえず心さん、一個だけ言わせて貰っていい?」



心「なになに?おねーさんに言ってごらん☆」



まゆ「式はいつごろ挙げられるんですかぁ?」



加蓮「是非呼んでね、呼べよ☆」



藍子「精一杯お祝いさせていただきます!」



心「はぁとのお話聞いてたのかこらぁ☆脈なしみたいな反応されたって言ってるだろぉ☆」



加蓮「いやーだって……ねえ」



まゆ「ねぇ……」



藍子「はい……」



心「いやいや、待って☆今のお話聞いてそう思えるのはおかしいだろ☆」



加蓮「似たものカップルだねこれ」



まゆ「うらやましいですねぇ」



藍子「おめでとうございます」



心「誰かはぁとを助けてー☆若い子にいじめられてるのー♪いやまだはぁとだって若いけどぉ☆」



カチャ……



加蓮「はぁ……あれ」



まゆ「あら」



藍子「えっ?」



心「どうした?つーかみんな瞳孔開いてんぞ☆」



加蓮「いや……なんでも……」



心「ホントかー?目が泳いでるぞ、こらぁ☆」



加蓮「そ、そうだ!それよりもまだ問題が一つ残ってるよ!」



まゆ「と、というと……?」



藍子「えーっと……心さんはプロデューサーさんのこと、どう思ってるかですね?」



加蓮「あたりー」



心「え、それは……」



まゆ「大事なことですよぉ?」



藍子「そうですよっ!」

加蓮「で、実際どうなんですか?アイドルしゅがーはぁとじゃなくて、佐藤心さんとしては」



心「……言わないとだめ?」



まゆ「だめです」



藍子「……」ワクワク



加蓮「正直それが聞きたかったから適当にメンバー集めたところあるよね」



心「……き」



まゆ「え?」



加蓮「もう一声!」

心「……好きだよ!Pのこと好きだってば!これでいいんでしょ!」



藍子「わぁ……」



加蓮「ひゅーひゅー」



まゆ「ひゅーひゅー」



心「何の罰ゲームなんだよぉ……」



加蓮「……好きだって、よかったねーPさん♪」



心「……えっ?」



まゆ「うふふ、今のお気持ちはどうですかぁ?」



心「えっえっ、ちょっと、嘘、待って、マジで」



藍子「心さん、うしろ、うしろ」



心「……」ギギギ



心P「……お、おぅ」



心「……嘘でしょ」



加蓮「じゃ、アタシ達は片付けて帰ろっか♪」



まゆ「うふふ、いいことをした後は気分がいいですねぇ♪」



藍子「ごめんなさい……みんなが黙ってろって目で見るので……」

加蓮「じゃあ、ごゆっくり〜」バタン



ア、コレカラドコカイカナイ?



イイデスヨォ……ウフフ



ジャア、サイキンヨクイクオミセガアルンデスケド……



心「……どっから聞いてた」



心P「……大体『瞳孔開いてんぞ☆』の辺りからだな」



心「聞かれたくないとこバッチリ聞いてんじゃんかぁー!ばかぁー!」



心P「いやーまさか心がなーいやー意外だわー」



心「……不公平だ」



心P「えぇ?」



心「不公平だろぉ!こうなったらPにだってはぁとの事どう思ってるか言ってもらうからなぁ!」



心P「やけくそになってるだろ、お前」



心「なるだろ!普通!こっちの気持ちも考えろぉ!」



心P「じゃあ、言うけどな」



心「……うん」



心P「俺は、お前のこと……」



心「……」



心P「……ごめん、ちょっと」



心「……無理、なの?」



心P「いや、違う」



心「え?」



心P「……しっ」



ソローリ



心P「……盗み聞きとはいいご身分だなオルルァッ!」



バァン!

加蓮「……あは、バレちゃった」



まゆ「残念ですねぇ」



藍子「やめようって言ったのに……」



心P「全く……ほら、帰った帰った」



心「……んな」



加蓮「あっ、やばっ」タッ



まゆ「……」スッ



藍子「え?え?」



心「ざっけんなー!待てこらー!」



藍子「あああ、ごめんなさーい!」ダッ



心P「あっ、ちょおい!」











心「もう……もう二度とこんな集まり参加しないからなー!ばかー!!」









おわり



21:30│佐藤心 
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