2014年02月16日

P「真美、キスしよう!」真美「!?」

真美「ねえピヨちゃん!兄ちゃんもうすぐ帰って来るー?」

小鳥「ええ、もうすぐ帰って来るわよ。真美ちゃん、プロデューサーさんに用があった?」

真美「んっふっふ〜、ちょっとイタズラをね!」



小鳥「あら・・・でも真美ちゃん、プロデューサーさんが本当に嫌がることはダメよ?」

真美「大丈夫だよー!寝たふりして、急にガバッて起きてビックリさせるだけだから!」

小鳥「うふふっ、それくらいだったら大丈夫かもね♪」


事務所のドアの外

P「・・・」

P「!」ピコン

P「ふふふ・・・」

P「ちょっと、仰々しく階段を上がるとするか・・・」



カンカンカンカン!

真美「き、来た!ピヨちゃん、兄ちゃんには内緒だよ!!」シュタッ

小鳥「ええ、分かったわ♪」フフッ

ガチャ
P「ただいまー!」

小鳥「しーっ!真美ちゃん寝てます!」ボソボソ

P「あっ、すみません・・・」ボソボソ

真美「・・・」スゥ スゥ



小鳥「プロデューサーさん、コピー用紙買いに少し席外しますね」

P「分かりました」

小鳥「・・・準備、よし!」ゴソゴソ

小鳥「じゃあ、行ってきます」

P「行ってらっしゃい、気を付けて」

P「あ、ところで音無さん」

小鳥「どうしました?」

P「真美、寝てないですよね。さっき、事務所の前で聞こえました」ボソボソ

小鳥「!・・・真美ちゃんなりに構って欲しいみたいですから、イタズラに付き合ってあげてくださいね?」ウフフッ

パタン

P「・・・」

真美「・・・」クカー スピー



P「真美、寝てたんだな・・・ごめんな、さっき起きなかったか?」

真美(兄ちゃん、真美が起きてるってこと全然気付いてないYO!)
P(って考えてる顔してるな)

P(でも、かなり寝たふり上手いな、寝息も自然だし、口もポケーって開けてるし)

P「・・・」ナデナデ

真美「!」ピクッ

真美(撫でられちゃった・・・)///

P(ちょっとピクッってなって、顔赤くなった・・・かわいい)

P(よし、そろそろこちらも始めるか)



P「・・・ハァ、真美にキスしたい」ボソッ

真美「!!!」ビクッ

真美(に、兄ちゃん!?何言ってんの!?)

真美(さ、さっき・・・ま、真美と、き、キスしようって!)カアァ

P「真美、キスしよう!」

真美「」

P「俺はな、真美、お前とキスしたいんだ!」

真美(うあ〜!に、兄ちゃんが壊れたよ〜!)



真美「・・・」///

P(ふっふっふ・・・真美のやつ動揺してるな)

P(だがな、俺がこんなことを言うようになったのは・・・真美、お前のせいだ!)

P(最近の亜美と真美のイタズラには目が余る!)

P(特に真美!お前のイタズラはちょっと・・・ドキドキするんだよ!)

P(この前だって・・・)

_________
______
___



P「・・・」カタカタ ッターン! カキカキ

P「・・・ん?」ピトッ

真美「んっふっふ〜、だ〜れだ!」

P(!・・・この声、真美だな?)

P「ん〜・・・誰だろうな〜」ニヤニヤ

真美「えーっ!兄ちゃん分かんないのー!?」

P「ん〜、ごめんな、ちょっと分かんないな〜」ニヤニヤ

P(兄ちゃんって言ってる時点で亜美か真美の二択に絞られるのに・・・真美カワイイ)



P「ちょっとヒントが欲しいなーって」

真美「ヒント・・・」

真美「じゃあ、プリチーな、ま・・・私が!ヒントをしんぜよー!」

P「ははーっ、ありがたやー!」

真美「じゃあ・・・えいっ!」ギュッ

P「!?!?・・・ち、ちょっと、そんな抱きつかれると!」

真美「ふふん、兄ちゃんいわゆる『あててんのよ!』だよ!」モニュモニュ

真美「これで、誰だか分かるっしょー?」ムニムニ

P「は、早く離れなさい!」

真美「やだねー!兄ちゃんが誰かを当てるまでは離れないよ!」ギューッ!



P(ヤバい、すごく柔らかくて、これが将来有望のJCのおっp・・・じゃなくて!)

P「じゃあ当てるぞ!・・・お前は真美だ!そうだろ!」クルッ

真美「わー!当てられたー!逃っげろー!!」タタタ

ガチャ バタン

P「な、生殺し・・・」

P「アイドルに対して邪な心を持ってはいけないアイドルに対して邪な心を持ってはいけないアイドルに対して邪な心を持ってはいけない・・・」ブツブツ

p「・・・」ギンギン

P「・・・そうだ、トイレ、行こう」スクッ


_________
______
___




P(という風に、かなりドキドキするイタズラを仕掛けてくるわけだ!)

P(こっちがどれだけ煩悩に悩まされているかを知らずに!)

P(だからこそ・・・だからこそだ!)

P(こうやって、キスをせがむことで、真美に男の恐ろしさを教えてやろう、というわけだ)

P(自分がしているイタズラが、どれだけ人を悶々とさせているかを教えるために!)バーン!

P(おそらく、真美はドン引き、俺との信頼関係は崩れるかもしれない)

P(だが、仕方が無いんだ!)ドンッ!

P(これからの、アイドルである真美とプロデューサーである俺の関係のためにも!!)ドドンッ!



P「真美・・・」

真美(に、兄ちゃん、本気で言ってんの・・・?)ドキドキ

P「でも、真美は中学生だ・・・」

真美(そうだよ、兄ちゃん!大人が中学生に手を出したら、ハンザイなんだよ?)

P「でも・・・それでも、真美とキスしたい!」ドンッ!

真美(う、うあうあ〜!兄ちゃんがセイハンザイシャになったよー!)///



真美(どどど、どうしよ〜!)

真美(真美と、に、兄ちゃんが・・・き、きき、キス!?)

真美(正直、嬉しいけど・・・)

真美(〜〜〜っっ!!!)カアァ

真美(じゃなくて!!)///

真美(でも、どうして急に兄ちゃん、あんなことを?)

真美(最近、亜美に言われて兄ちゃんにちょっとだけダイタンにアプローチしてるけど・・・)



真美(この前も兄ちゃんに「だ〜れだ」ってしたときも)

真美(ヒントって言ってちょっとだけ兄ちゃんに抱きついたりしたし・・・)

真美(ちょー恥ずかしかったから、名前当てられてからすぐ出てったけど・・・)

真美(あの時、顔真っ赤になったなあ・・・)///

真美(!・・・まさか兄ちゃん、真美のこと・・・)カァ

真美(・・・)///



真美「・・・」モジモジ

P(めっちゃ顔が赤くなってる・・・)

P「・・・かわいい」ポツリ

真美「!」ボンッ

P(やべっ、思わず声出た)

真美「・・・///」モジモジ

P(顔真っ赤だし、モジモジしてるし、起きてるのバレバレなんだよな・・・)

P(そろそろ、次のモーションに・・・)



P「・・・もしキスをするのなら、どういうキスをするかだ」

P「頬とかデコでもいいけど・・・やはり、するのであれば口じゃないだろうか」

真美「!」ピクン

P「しかもちょっと口開いてるから・・・ディープとか?」

真美(で、ディープ?!)ビクッ

P(この反応・・・意味知ってるな。って、最近の女の子ってませてるなぁ・・・)

P「いや、流石にディープはやめた方が良いよな」

真美(あ、ディープじゃないんだ・・・ちょっとショック)

真美(・・・いやいやいや!一体真美何考えてんの!?)///

P「ん?真美、さっきからモジモジしてるけど起きてないか?」

真美(!)

真美「・・・」ク、クカー

P(かわいい)



P「それじゃあ・・・口に軽くチュってしようかな」

真美(えっ、兄ちゃん、マジですんの?)

P(もちろん、実際にするわけないけどな)

真美(ど、どうしよう・・・そうだ!)ピコン

真美(顔を近づけてくるだろうから、ギリギリのところで目をカッて開いてビックリさせよう!)

真美(そうしたら、兄ちゃんがヘンタイって言いふらす代わりに、真美の言うこと1つ何でも聞いて貰うようにして)

真美(それで、真美と今度、で、デートを・・・)///

真美(どうだろう、我ながら完璧な作戦ですなー!)


>>20
違います。
ただ、最近挙げられた鬱SSのタイトルをパクって書いてます。

P(多分、顔を近づけると、目を開けてびっくりさせに来るだろうから)

P(顔の代わりに手を近づけて、目を開けると同時にデコピンだな)

P(まあ、俺とキスなんかしたくないだろうから、これくらいのお仕置きで大丈夫だろう)

P「よし、真美・・・」

P「キスしよう」ズイッ

真美(く、来る!)



P「・・・」スッ

真美(う、うあ〜!)

真美(兄ちゃん、本気でキスしてくるの!?)

真美(そういえば、まだ真美、キスってしたことないし!)

真美(ってことはこれが真美のファーストキスに・・・)///

真美(ヤバイよ、兄ちゃんがちょっとずつ近づいてくるのが分かる・・・)

真美(で、でも、兄ちゃんにならキスされても・・・)///

真美(って!さっきから変なことばっか考えすぎ!!)



P(顔に近づけていくほど顔真っ赤にしてる)

P(まぁ、近づけてるのは手なんですけどね)

P(もう少ししたら目、開けるかな?)

P(あと15cm、10cm・・・5cm)

P(あれ、まだ目を開けないな)

P(何でだろ・・・まさか、真美・・・)

P(・・・いやいや、どんだけ調子の良いこと考えてんだよ、俺)



P「じゃあ・・・いくぞ」

真美(く、来る!)

真美(このまま目を開けなかったら兄ちゃんと・・・)

真美(でも・・・うん、やっぱり目を開こう!)

真美(・・・よし、今だ!)

真美「・・・」パチッ!

真美(目の前には兄ちゃんの顔!・・・じゃない、これ、手?)

P「!・・・」スッ

パチコーン!!

真美「あいたーっ!!」

_________
______
___



真美「う〜っ、まだヒリヒリする〜・・・」

P「あはは、流石に強かったかもしれないな」

真美「でも真美の寝たふり、兄ちゃんにバレバレだったんだねー」

P「バレバレっていうか・・・事務所入る前に音無さんとの会話が丸聞こえだったから・・・」

真美「えーっ!最初からネタバレとか兄ちゃんズルいよー!」

P「いいだろ?最近の真美のイタズラ、ちょっと過剰だったからその・・・軽い仕返しみたいなもんだよ」



真美「えっ・・・兄ちゃん、真美のイタズラ、イヤだった?」ズーン

P「あっ、ごめん。イヤっていうか、最近の真美のイタズラがちょっとヤラシイというか・・・」

真美「じゃあ、真美のイタズラにドキドキしてたの?」

P「うがっ・・・ま、まぁそういうことだよ」///

真美「ふ、ふーん・・・そ、そうなんだー・・・」///



真美「でも!今日の兄ちゃんのイタズラもやりすぎだよー!」

真美「おかげで真美、めっちゃドキドキしたんだからね!」

P「ああ、流石に悪かった、ごめんな?真美」

P「って真美、さっき『ドキドキした』って・・・」

真美「あっ・・・」カアァ

真美「そ、そんなことより!兄ちゃん、大人が中学生に手を出したらハンザイなんだよ!」

P「分かってるよ、そもそもアイドルには手は絶対出さないし」

真美「・・・ホントに?」

P「当たり前だろ?」

真美「・・・なんかそこまで即答されると、みんなのことあんま好きじゃないって思っちゃうじゃん・・・」

P「逆だよ。俺はみんなのことがホントに大好きだから、そう思うのは当たり前なんだよ」

真美「・・・えへへ、大好きだから、か」テレテレ



真美「ねえねえ、兄ちゃん!もし、真美が20歳でアイドルじゃなかったら、手、出してた?」

P「ブフッ!・・・ま、真美!」///

真美「いいじゃん!もし、なんだからさ!」

P「・・・ノーコメントで」

真美「ぶーっ!何でだよー!兄ちゃんのケチ!」

P「その・・・今でも十分真美はかわいいからさ・・・あとは・・・察してくれ」///

真美「!・・・ふーん、そ、そっかそっか〜」///



P「真美、これからはあんまり過激なイタズラは止めてくれよな?」

真美「はーい」

P「でも、ちょっとしたイタズラなら、大歓迎だぞ?」

P「真美と亜美のイタズラ、たまに楽しみにしてるときもあるからさ」

真美「ホント!?じゃあ、これからもいっぱいイタズラするから、兄ちゃん、楽しみにしててよね!」

P「ああ!」



真美「!・・・ねえ、兄ちゃん!早速イタズラ考えたんだけど!」

P「おう、どんとこい!・・・って、予告されたらイタズラにならないんじゃ・・・」

真美「じ、じゃあ・・・」

真美「///」モジモジ

P「?」

真美「・・・に、兄ちゃん!あれ!」

P「えっ、後ろ?」クルッ

真美「・・・」ズイッ

P「何もないぞ?・・・って真美、どうしてそんなに顔近づけて・・・」クルッ

真美「・・・」ニッ



P「?・・・真m、ンンッ!!」

真美「」チューッ

P「」

真美「」チュッ レロッ チュプ チュッ

P「」

真美「・・・プハッ!」

P「」

真美「えへへ・・・オトナが中学生に手を出したらハンザイだけどさ」

真美「中学生がオトナに手を出したら、どうなるんだろうね?」

P「」

真美「あっ、そうだ!そろそろ帰るね!じゃあ兄ちゃんまた明日!」

タタタ ガチャ バタン



アッ、マミチャンカエルノ? ッテ、マミチャンカオマッカ! オーイ!マミチャン!オーイ!

ガチャ

小鳥「ただいま戻りましたー!」

小鳥「プロデューサーさん、真美ちゃんに何したんですか?」

小鳥「さっき、真美ちゃんとすれ違いましたけど、顔真っ赤にして何も言わずに走って帰ってましたよ?」

小鳥「ハッ!・・・まさかプロデューサーさん、真美ちゃんに!?」

小鳥「って、プロデューサーさん?」

P「」

P「ア、アババババババババ・・・」

小鳥「?!」ピヨッ?!

小鳥「プロデューサーさん?!一体真美ちゃんと何があったんですか?!」

P「アババババババババ・・・」


_________
______
___



真美「・・・」

真美「〜〜〜〜〜っっっ!!!!」カアァ

真美「えへへ、しちゃったぁ・・・」///

真美「兄ちゃんと・・・初めての・・・」

真美「お口、柔らかかったなあ・・・」

真美「兄ちゃん、ダイスキだからね!・・・えへへ・・・♪」///


おわり



20:30│双海真美 

この記事へのコメント

1. Posted by 、   2014年02月17日 00:25
結婚待った無し
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